JPH05283271A - チップ型半導体磁器部品及びその製造方法 - Google Patents
チップ型半導体磁器部品及びその製造方法Info
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- JPH05283271A JPH05283271A JP7690192A JP7690192A JPH05283271A JP H05283271 A JPH05283271 A JP H05283271A JP 7690192 A JP7690192 A JP 7690192A JP 7690192 A JP7690192 A JP 7690192A JP H05283271 A JPH05283271 A JP H05283271A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面実装が可能で、有効となる対向電極13
の面積を広く取ることができ、しかも信頼性の高い、生
産効率の高いチップ型半導体磁器部品を提供すること。 【構成】 粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏両主表
面に対向電極13が形成されたチップ型半導体磁器部品
において、外部接続電極14が形成された側面間の角部
が切削されて溝(凹部)12が形成されているチップ型
半導体磁器部品。
の面積を広く取ることができ、しかも信頼性の高い、生
産効率の高いチップ型半導体磁器部品を提供すること。 【構成】 粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏両主表
面に対向電極13が形成されたチップ型半導体磁器部品
において、外部接続電極14が形成された側面間の角部
が切削されて溝(凹部)12が形成されているチップ型
半導体磁器部品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチタン酸ストロンチウム
等を主成分とした粒界絶縁型半導体磁器を利用したチッ
プ型半導体磁器部品及びその製造方法に関する。
等を主成分とした粒界絶縁型半導体磁器を利用したチッ
プ型半導体磁器部品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チタン酸ストロンチウムを主成分とする
粒界絶縁型半導体磁器は、小型大容量の半導体磁器コン
デンサや静電容量を有する電圧非直線性素子などの複合
機能素子としてすぐれた特性を有するため、広く利用さ
れている。
粒界絶縁型半導体磁器は、小型大容量の半導体磁器コン
デンサや静電容量を有する電圧非直線性素子などの複合
機能素子としてすぐれた特性を有するため、広く利用さ
れている。
【0003】その製品形態は、円板形状の磁器基板の両
面に電極が形成され、その全体に樹脂被覆が施され、外
部接続電極としてリード線を有するものであったが、近
年の機器の小型化・薄型化の要求及びIC回路の発達に
伴い、表面実装可能なチップ型の製品形態が望まれるよ
うになってきている。
面に電極が形成され、その全体に樹脂被覆が施され、外
部接続電極としてリード線を有するものであったが、近
年の機器の小型化・薄型化の要求及びIC回路の発達に
伴い、表面実装可能なチップ型の製品形態が望まれるよ
うになってきている。
【0004】このような要求に対し、チップ型コンデン
サとして、磁器素体内に対向電極を形成し、磁器と電極
とを同時焼結させて一体型とする積層型のものが提案さ
れている。
サとして、磁器素体内に対向電極を形成し、磁器と電極
とを同時焼結させて一体型とする積層型のものが提案さ
れている。
【0005】しかしながら、チタン酸ストロンチウムを
主成分とする粒界絶縁型半導体磁器を用いて積層型のチ
ップ形状とすることは、焼成温度が1400℃以上と高
く、しかも粒界絶縁のための酸化処理を要するため、実
用化が困難であった。
主成分とする粒界絶縁型半導体磁器を用いて積層型のチ
ップ形状とすることは、焼成温度が1400℃以上と高
く、しかも粒界絶縁のための酸化処理を要するため、実
用化が困難であった。
【0006】又、チタン酸ストロンチウムを主成分とす
る粒界絶縁型半導体磁器のチップ化のために、単層のチ
ップ形状の部品が提案されている。
る粒界絶縁型半導体磁器のチップ化のために、単層のチ
ップ形状の部品が提案されている。
【0007】従来のこの種チップ型半導体磁器部品を図
18〜図20に示す。図18に示したものでは、半導体
磁器基板41の表裏両主面に対向電極43が形成されて
おり、表裏面のどちらか一方の対向電極43と接続され
る外部接続電極44が前後側面に全面的に形成されてい
る。
18〜図20に示す。図18に示したものでは、半導体
磁器基板41の表裏両主面に対向電極43が形成されて
おり、表裏面のどちらか一方の対向電極43と接続され
る外部接続電極44が前後側面に全面的に形成されてい
る。
【0008】あるいは図19に示したように、半導体磁
器基板41の表裏両主面の一部を除く略中央に対向電極
43が形成され、図18に示した上記従来例のものと同
様に外部電極44が前後側面に全面的に形成されたもの
もある。
器基板41の表裏両主面の一部を除く略中央に対向電極
43が形成され、図18に示した上記従来例のものと同
様に外部電極44が前後側面に全面的に形成されたもの
もある。
【0009】あるいは図20に示したように、半導体磁
器基板41の表裏両主面の一部を除く略中央に対向電極
43が形成され、図18に示した上記従来例のものと同
様に外部電極44が前後側面に全面的に形成され、さら
に両側面にガラス絶縁層45が形成されたものもある。
器基板41の表裏両主面の一部を除く略中央に対向電極
43が形成され、図18に示した上記従来例のものと同
様に外部電極44が前後側面に全面的に形成され、さら
に両側面にガラス絶縁層45が形成されたものもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のものでは、大容量を得ようとすると対向電極43の
面積を広く形成しなければならず、対向電極43の面積
を広げた場合、半導体磁器基板41の側面との距離が短
くなってしまい信頼性が低下する。逆に信頼性を高めよ
うとすると対向電極43の面積を小さくしたり、絶縁の
ためのガラス絶縁層45を側面に形成したりする必要が
あり、大容量を得ることが困難となったり、あるいは製
造上の困難をともなうという課題があった。
例のものでは、大容量を得ようとすると対向電極43の
面積を広く形成しなければならず、対向電極43の面積
を広げた場合、半導体磁器基板41の側面との距離が短
くなってしまい信頼性が低下する。逆に信頼性を高めよ
うとすると対向電極43の面積を小さくしたり、絶縁の
ためのガラス絶縁層45を側面に形成したりする必要が
あり、大容量を得ることが困難となったり、あるいは製
造上の困難をともなうという課題があった。
【0011】本発明は上記課題に鑑み発明されたもので
あって、表面実装が可能で、有効となる対向電極面積を
広く取ることができ、かつ信頼性の高く、しかも製造が
比較的容易なチップ型半導体磁器部品及びその製造方法
を提供することを目的としている。
あって、表面実装が可能で、有効となる対向電極面積を
広く取ることができ、かつ信頼性の高く、しかも製造が
比較的容易なチップ型半導体磁器部品及びその製造方法
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るチップ型半導体磁器部品は、粒界絶縁型
半導体磁器基板の表裏両主表面に対向電極が形成された
チップ型半導体磁器部品において、外部接続電極が形成
された側面間の角部に凹部が形成されていることを特徴
とし(1)、また上記(1)記載のチップ型半導体磁器
部品の製造方法において、表裏両主面に複数本の平行で
表裏相対向する溝が形成された半導体磁器基板に、粒界
絶縁化処理を施す工程を含んでいることを特徴とし
(2)、さらには上記(1)記載のチップ型半導体磁器
部品において、凹部にガラス絶縁層が形成されているこ
とを特徴とし(3)、また上記(3)記載のチップ型半
導体磁器部品の製造方法において、表裏両主面に複数本
の平行で表裏相対向する溝が形成された半導体磁器基板
に、粒界絶縁化処理を施した後、前記溝内にガラス絶縁
層を形成する工程を含んでいることを特徴としている
(4)。
に本発明に係るチップ型半導体磁器部品は、粒界絶縁型
半導体磁器基板の表裏両主表面に対向電極が形成された
チップ型半導体磁器部品において、外部接続電極が形成
された側面間の角部に凹部が形成されていることを特徴
とし(1)、また上記(1)記載のチップ型半導体磁器
部品の製造方法において、表裏両主面に複数本の平行で
表裏相対向する溝が形成された半導体磁器基板に、粒界
絶縁化処理を施す工程を含んでいることを特徴とし
(2)、さらには上記(1)記載のチップ型半導体磁器
部品において、凹部にガラス絶縁層が形成されているこ
とを特徴とし(3)、また上記(3)記載のチップ型半
導体磁器部品の製造方法において、表裏両主面に複数本
の平行で表裏相対向する溝が形成された半導体磁器基板
に、粒界絶縁化処理を施した後、前記溝内にガラス絶縁
層を形成する工程を含んでいることを特徴としている
(4)。
【0013】また上記(1)記載のチップ型半導体磁器
部品において、外部接続電極と対向電極との接続側角部
と反対側角部近傍に溝が形成されていることを特徴とし
(5)、さらには上記(5)記載のチップ型半導体磁器
部品の製造方法において、表裏両主面に複数本の平行で
表裏相対向する溝が形成されると共に、前記溝に直交す
る複数本の表裏相対向しない溝が形成された半導体磁器
基板に、粒界絶縁化処理を施す工程を含んでいることを
特徴としている(6)。
部品において、外部接続電極と対向電極との接続側角部
と反対側角部近傍に溝が形成されていることを特徴とし
(5)、さらには上記(5)記載のチップ型半導体磁器
部品の製造方法において、表裏両主面に複数本の平行で
表裏相対向する溝が形成されると共に、前記溝に直交す
る複数本の表裏相対向しない溝が形成された半導体磁器
基板に、粒界絶縁化処理を施す工程を含んでいることを
特徴としている(6)。
【0014】また上記(5)記載のチップ型半導体磁器
部品において、凹部及び溝にガラス絶縁層が形成されて
いることを特徴とし(7)、また上記(7)記載のチッ
プ型半導体磁器部品の製造方法において、表裏両主面に
複数本の平行で表裏相対向する溝が形成されると共に、
前記溝に直交する複数本の表裏相対向しない溝が形成さ
れた半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施した後、前
記溝内にガラス絶縁層を形成する工程を含んでいること
を特徴としている(8)。
部品において、凹部及び溝にガラス絶縁層が形成されて
いることを特徴とし(7)、また上記(7)記載のチッ
プ型半導体磁器部品の製造方法において、表裏両主面に
複数本の平行で表裏相対向する溝が形成されると共に、
前記溝に直交する複数本の表裏相対向しない溝が形成さ
れた半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施した後、前
記溝内にガラス絶縁層を形成する工程を含んでいること
を特徴としている(8)。
【0015】また上記(1)記載のチップ型半導体磁器
部品において、対向電極が形成された両主面間の角部に
凹部が形成されていることを特徴とし(9)、さらには
上記(9)記載のチップ型半導体磁器部品の製造方法に
おいて、表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向する溝
が形成されると共に、これら溝間に複数個の孔が形成さ
れた半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す工程を含
んでいることを特徴としている(10)。
部品において、対向電極が形成された両主面間の角部に
凹部が形成されていることを特徴とし(9)、さらには
上記(9)記載のチップ型半導体磁器部品の製造方法に
おいて、表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向する溝
が形成されると共に、これら溝間に複数個の孔が形成さ
れた半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す工程を含
んでいることを特徴としている(10)。
【0016】また上記(5)記載のチップ型半導体磁器
部品において、対向電極が形成された両主面間の角部に
凹部が形成されていることを特徴とし(11)、さらに
は上記(11)記載のチップ型半導体磁器部品の製造方
法において、表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向す
る溝が形成されると共に、前記溝に直交する複数本の表
裏相対向しない溝が形成され、さらに表裏相対向する前
記溝間に複数個の孔が形成された半導体磁器基板に、粒
界絶縁化処理を施す工程を含んでいることを特徴として
いる(12)。
部品において、対向電極が形成された両主面間の角部に
凹部が形成されていることを特徴とし(11)、さらに
は上記(11)記載のチップ型半導体磁器部品の製造方
法において、表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向す
る溝が形成されると共に、前記溝に直交する複数本の表
裏相対向しない溝が形成され、さらに表裏相対向する前
記溝間に複数個の孔が形成された半導体磁器基板に、粒
界絶縁化処理を施す工程を含んでいることを特徴として
いる(12)。
【0017】また上記(9)または(11)記載のチッ
プ型半導体磁器部品において、凹部及び溝にガラス絶縁
層が形成されていることを特徴とし(13)、また上記
(13)記載のチップ型半導体磁器部品の製造方法にお
いて、溝及び孔が形成された半導体磁器基板に、粒界絶
縁化処理を施した後、前記溝内及び前記孔内にガラス絶
縁層を形成する工程を含んでいることを特徴としている
(14)。
プ型半導体磁器部品において、凹部及び溝にガラス絶縁
層が形成されていることを特徴とし(13)、また上記
(13)記載のチップ型半導体磁器部品の製造方法にお
いて、溝及び孔が形成された半導体磁器基板に、粒界絶
縁化処理を施した後、前記溝内及び前記孔内にガラス絶
縁層を形成する工程を含んでいることを特徴としている
(14)。
【0018】
【作用】上記した(1)、(5)、(9)及び(11)
の構成によれば、外部接続電極が形成された側面間の角
部が切削されて凹部が形成されており、または前記凹部
に加えて外部接続電極と対向電極との接続側角部と反対
側角部近傍に溝が形成されており、または、前記凹部に
加えて対向電極が形成された両主面間の角部が切削され
て凹部が形成されており、または前記凹部及び前記溝部
に加えて対向電極が形成された両主面間の角部が切削さ
れて凹部が形成されているので、これら凹部及び溝の部
分において絶縁性が確保される。
の構成によれば、外部接続電極が形成された側面間の角
部が切削されて凹部が形成されており、または前記凹部
に加えて外部接続電極と対向電極との接続側角部と反対
側角部近傍に溝が形成されており、または、前記凹部に
加えて対向電極が形成された両主面間の角部が切削され
て凹部が形成されており、または前記凹部及び前記溝部
に加えて対向電極が形成された両主面間の角部が切削さ
れて凹部が形成されているので、これら凹部及び溝の部
分において絶縁性が確保される。
【0019】また上記した(2)、(6)、(10)及
び(12)の製造方法によれば、前記凹部及び前記溝が
形成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す工
程を含んでいるので、これら凹部及び溝の表面は確実に
絶縁処理される。
び(12)の製造方法によれば、前記凹部及び前記溝が
形成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す工
程を含んでいるので、これら凹部及び溝の表面は確実に
絶縁処理される。
【0020】さらに上記した(3)、(7)及び(1
3)の構成によれば、前記凹部及び前記溝にガラス絶縁
層が形成されているので、信頼性がさらに向上するだけ
でなく、前記凹部及び前記溝を小さく設計することが可
能となり、対向電極等の面積を広くとることが可能とな
る。
3)の構成によれば、前記凹部及び前記溝にガラス絶縁
層が形成されているので、信頼性がさらに向上するだけ
でなく、前記凹部及び前記溝を小さく設計することが可
能となり、対向電極等の面積を広くとることが可能とな
る。
【0021】また上記した(4)、(8)及び(14)
の製造方法によれば、前記粒界絶縁化処理を施した後、
前記溝内にガラス絶縁層を形成しているので、粒界絶縁
化処理のみを行なう場合よりもより一層絶縁性の確保が
容易となる。
の製造方法によれば、前記粒界絶縁化処理を施した後、
前記溝内にガラス絶縁層を形成しているので、粒界絶縁
化処理のみを行なう場合よりもより一層絶縁性の確保が
容易となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係るチップ型半導体磁器部品
及びその製造方法の実施例を図面に基づいて説明する。
及びその製造方法の実施例を図面に基づいて説明する。
【0023】(実施例1)図1〜図4は本発明に係るチ
ップ型半導体磁器部品の製造方法の一実施例を工程順に
示した模式的斜視図及び側面図である。
ップ型半導体磁器部品の製造方法の一実施例を工程順に
示した模式的斜視図及び側面図である。
【0024】本実施例に係るチップ型半導体磁器部品を
製造する場合、まずチタン酸ストロンチウムを主成分と
する半導体磁器用原料粉末を用意し、バインダを混合し
た後プレス成形で表裏両主面に相対向する互いに平行な
複数個の溝12を有した1枚のシート状成形体を形成す
る。このシート状成形体に空気中で800〜1000℃
の温度範囲で脱バインダ処理を施した後、窒素85〜9
9%と水素15〜1%よりなる還元雰囲気中で1450
〜1500℃の温度範囲で焼成し、半導体磁器基板11
を作製する(図1)。
製造する場合、まずチタン酸ストロンチウムを主成分と
する半導体磁器用原料粉末を用意し、バインダを混合し
た後プレス成形で表裏両主面に相対向する互いに平行な
複数個の溝12を有した1枚のシート状成形体を形成す
る。このシート状成形体に空気中で800〜1000℃
の温度範囲で脱バインダ処理を施した後、窒素85〜9
9%と水素15〜1%よりなる還元雰囲気中で1450
〜1500℃の温度範囲で焼成し、半導体磁器基板11
を作製する(図1)。
【0025】得られた半導体磁器基板11を溝12と直
交する鎖線で示した切断線で所望の寸法に切断し、短冊
状の基板を形成する。ついでその両主表面にBi2O3 を主
成分とする拡散剤を塗布し、空気中で1100〜125
0℃の温度範囲で粒界絶縁化のための熱処理を行ない、
粒界絶縁型半導体磁器基板16を作成する(図2)。
交する鎖線で示した切断線で所望の寸法に切断し、短冊
状の基板を形成する。ついでその両主表面にBi2O3 を主
成分とする拡散剤を塗布し、空気中で1100〜125
0℃の温度範囲で粒界絶縁化のための熱処理を行ない、
粒界絶縁型半導体磁器基板16を作成する(図2)。
【0026】粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏両主
表面の溝12を除く平面上に、所望の形状に銀ペースト
を印刷し、空気中で750〜860℃の温度範囲で焼き
付けを行ない、対向電極13を形成する(図3)。
表面の溝12を除く平面上に、所望の形状に銀ペースト
を印刷し、空気中で750〜860℃の温度範囲で焼き
付けを行ない、対向電極13を形成する(図3)。
【0027】次に溝12を割り溝として、個々の素体に
分割する。そして最後に表裏主表面上の対向電極13の
各々片方に接続する外部接続電極14を所望の形状に、
溝12と直交する側面に形成してチップ型半導体磁器部
品17を作製する(図4)。
分割する。そして最後に表裏主表面上の対向電極13の
各々片方に接続する外部接続電極14を所望の形状に、
溝12と直交する側面に形成してチップ型半導体磁器部
品17を作製する(図4)。
【0028】このように本実施例にあっては、溝12を
形成した後に粒界絶縁化処理を施しているので、溝12
を割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板16を後の工
程で切断しても、対向電極13間は確実に絶縁され、信
頼性の高いチップ型半導体磁器部品を製作することがで
きる。また溝12を形成することにより対向電極13の
面積を広く取ることが可能となり、容量を増大させるこ
とができる。さらには溝12を割り溝として利用するこ
とができ、チップ型半導体磁器部品17の製作が容易と
なる。
形成した後に粒界絶縁化処理を施しているので、溝12
を割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板16を後の工
程で切断しても、対向電極13間は確実に絶縁され、信
頼性の高いチップ型半導体磁器部品を製作することがで
きる。また溝12を形成することにより対向電極13の
面積を広く取ることが可能となり、容量を増大させるこ
とができる。さらには溝12を割り溝として利用するこ
とができ、チップ型半導体磁器部品17の製作が容易と
なる。
【0029】(実施例2)図5(a)、(b)は本発明
に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法の別の
実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法の別の
実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
【0030】実施例1の場合と同様にして、表裏両主表
面上に銀ペストを焼き付けて形成した対向電極13を有
した短冊状の粒界絶縁型半導体磁器基板16を作製し
(図3)、さらに粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏
両主面の相対向する溝12内に絶縁性のB2O3、SiO2、Zn
O を主成分とするガラスペーストを印刷塗布し、空気中
で750〜870℃の温度範囲で焼き付けを行なう。次
に溝12を割り溝として、個々の素体に分割する。最後
に表裏主表面上の対向電極13の各々片方に接続する外
部接続電極14を所望の形状に溝12と直交する側面に
形成してチップ型半導体磁器部品18を作製する(図
5)。
面上に銀ペストを焼き付けて形成した対向電極13を有
した短冊状の粒界絶縁型半導体磁器基板16を作製し
(図3)、さらに粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏
両主面の相対向する溝12内に絶縁性のB2O3、SiO2、Zn
O を主成分とするガラスペーストを印刷塗布し、空気中
で750〜870℃の温度範囲で焼き付けを行なう。次
に溝12を割り溝として、個々の素体に分割する。最後
に表裏主表面上の対向電極13の各々片方に接続する外
部接続電極14を所望の形状に溝12と直交する側面に
形成してチップ型半導体磁器部品18を作製する(図
5)。
【0031】このように本実施例にあっては、溝12を
形成した後に粒界絶縁化処理を施し、さらに溝12内に
絶縁性のガラスペーストを印刷塗布しているので、溝1
2を割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板16を後の
工程で切断しても、対向電極13間は確実に絶縁され、
信頼性の高いチップ型半導体磁器部品を製作することが
できる。また溝12にガラス絶縁層15を印刷塗布する
ことにより実施例1よりさらに対向電極13の面積を広
く取ることが可能となり、容量を増大させることができ
る。
形成した後に粒界絶縁化処理を施し、さらに溝12内に
絶縁性のガラスペーストを印刷塗布しているので、溝1
2を割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板16を後の
工程で切断しても、対向電極13間は確実に絶縁され、
信頼性の高いチップ型半導体磁器部品を製作することが
できる。また溝12にガラス絶縁層15を印刷塗布する
ことにより実施例1よりさらに対向電極13の面積を広
く取ることが可能となり、容量を増大させることができ
る。
【0032】(実施例3)図6(a)、(b)は本発明
に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさら
に別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさら
に別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
【0033】実施例1の場合と同様にして表裏両主表面
上に銀ペーストを焼き付けて形成した対向電極13を有
した短冊状の粒界絶縁型半導体磁器基板16を作製し
(図3)、さらに粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏
両主面の相対向する溝12内及び対向電極13上に絶縁
性のB2O3、SiO2、ZnO を主成分とするガラスペーストを
印刷塗布し、空気中で750〜870℃の温度範囲で焼
き付けを行ない、チップ型半導体磁器部品19を作製す
る(図6)。
上に銀ペーストを焼き付けて形成した対向電極13を有
した短冊状の粒界絶縁型半導体磁器基板16を作製し
(図3)、さらに粒界絶縁型半導体磁器基板16の表裏
両主面の相対向する溝12内及び対向電極13上に絶縁
性のB2O3、SiO2、ZnO を主成分とするガラスペーストを
印刷塗布し、空気中で750〜870℃の温度範囲で焼
き付けを行ない、チップ型半導体磁器部品19を作製す
る(図6)。
【0034】このように本実施例にあっては、溝12を
形成した後に粒界絶縁化処理を施し、さらに溝12内及
び対向電極上13に絶縁性のガラスペーストを印刷塗布
しているので、溝12を割り溝として粒界絶縁型半導体
磁器基板16を後の工程で切断しても、対向電極13間
は確実に絶縁され、信頼性の高いチップ型半導体磁器部
品を製作することができる。また溝12内及び対向電極
13上にガラス絶縁層15を印刷塗布することによりさ
らに対向電極13の面積を広く取ることが可能となり、
容量を増大させることができる。さらに、実施例2に比
べ、対向電極13間の絶縁化を高めることができる。
形成した後に粒界絶縁化処理を施し、さらに溝12内及
び対向電極上13に絶縁性のガラスペーストを印刷塗布
しているので、溝12を割り溝として粒界絶縁型半導体
磁器基板16を後の工程で切断しても、対向電極13間
は確実に絶縁され、信頼性の高いチップ型半導体磁器部
品を製作することができる。また溝12内及び対向電極
13上にガラス絶縁層15を印刷塗布することによりさ
らに対向電極13の面積を広く取ることが可能となり、
容量を増大させることができる。さらに、実施例2に比
べ、対向電極13間の絶縁化を高めることができる。
【0035】(実施例4)図7〜図10は本発明に係る
チップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさらに別の
実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
チップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさらに別の
実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
【0036】本実施例に係るチップ型半導体磁器部品を
製造する場合、まずチタン酸ストロンチウムを主成分と
する半導体磁器用原料粉末を用意し、バインダを混合し
た後プレス成形で表裏両主表面に相対向する互いに平行
な複数個の溝22a及び溝22aに直交する表裏相対向
しない互いに平行な複数個の溝22bを有する1枚のシ
ート状成形体を形成する。このシート状成形体に空気中
で800〜1000℃の温度範囲で脱バインダ処理を施
した後、窒素85〜99%と水素15〜1%よりなる還
元雰囲気中で1450〜1500℃の温度範囲で焼成
し、半導体磁器基板21を作製する(図7)。
製造する場合、まずチタン酸ストロンチウムを主成分と
する半導体磁器用原料粉末を用意し、バインダを混合し
た後プレス成形で表裏両主表面に相対向する互いに平行
な複数個の溝22a及び溝22aに直交する表裏相対向
しない互いに平行な複数個の溝22bを有する1枚のシ
ート状成形体を形成する。このシート状成形体に空気中
で800〜1000℃の温度範囲で脱バインダ処理を施
した後、窒素85〜99%と水素15〜1%よりなる還
元雰囲気中で1450〜1500℃の温度範囲で焼成
し、半導体磁器基板21を作製する(図7)。
【0037】得られた半導体磁器基板21を表裏両主表
面で相対向しない溝22bと平行な鎖線で示した切断線
で所望の寸法に切断し、短冊状の基板を形成する。その
両主表面にBi2O3 を主成分とする拡散剤を塗布し、空気
中で1100〜1250℃の温度範囲で粒界絶縁化のた
めの熱処理を行ない、粒界絶縁型半導体磁器基板26を
作成する(図8)。
面で相対向しない溝22bと平行な鎖線で示した切断線
で所望の寸法に切断し、短冊状の基板を形成する。その
両主表面にBi2O3 を主成分とする拡散剤を塗布し、空気
中で1100〜1250℃の温度範囲で粒界絶縁化のた
めの熱処理を行ない、粒界絶縁型半導体磁器基板26を
作成する(図8)。
【0038】粒界絶縁型半導体磁器基板26の表裏両主
表面の溝22a、22bを除く平面上に所望の形状に銀
ペーストを印刷し、空気中で750〜860℃の温度範
囲で焼き付けを行ない対向電極23を形成する(図
9)。
表面の溝22a、22bを除く平面上に所望の形状に銀
ペーストを印刷し、空気中で750〜860℃の温度範
囲で焼き付けを行ない対向電極23を形成する(図
9)。
【0039】次に表裏相対向する溝22aを割り溝とし
て、個々の素体に分割する。最後に表裏主表面上の対向
電極23の各々片方に接続する外部接続電極24を所望
の形状に、溝22bを平行な側面に形成して、チップ型
半導体磁器部品27を作製する(図10)。
て、個々の素体に分割する。最後に表裏主表面上の対向
電極23の各々片方に接続する外部接続電極24を所望
の形状に、溝22bを平行な側面に形成して、チップ型
半導体磁器部品27を作製する(図10)。
【0040】このように本実施例にあっては、溝22a
を形成した後に粒界絶縁化処理を施しているので、溝2
2aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板26を後
の工程で切断しても、対向電極23間は確実に絶縁さ
れ、信頼性の高いチップ型半導体磁器部品を製作するこ
とができる。また溝22bを形成することにより対向電
極23と外部接続電極24間は確実に絶縁されることか
ら、対向電極23の面積を広く取ることが可能となり、
容量を増大させることができる。さらには溝22aを割
り溝として利用することができ、チップ型半導体磁器部
品27の製作が容易となる。
を形成した後に粒界絶縁化処理を施しているので、溝2
2aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板26を後
の工程で切断しても、対向電極23間は確実に絶縁さ
れ、信頼性の高いチップ型半導体磁器部品を製作するこ
とができる。また溝22bを形成することにより対向電
極23と外部接続電極24間は確実に絶縁されることか
ら、対向電極23の面積を広く取ることが可能となり、
容量を増大させることができる。さらには溝22aを割
り溝として利用することができ、チップ型半導体磁器部
品27の製作が容易となる。
【0041】(実施例5)図11(a)、(b)は本発
明に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさ
らに別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図であ
る。
明に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさ
らに別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図であ
る。
【0042】実施例4の場合と同様にして表裏両主表面
上に銀ペーストを焼き付けて形成した対向電極23を有
した短冊状の粒界絶縁型半導体磁器基板26を作製し
(図9)、粒界絶縁型半導体磁器基板26の表裏両主面
の相対向する溝22a内及び溝22aに直交する溝22
b内に絶縁性のB2O3、SiO2、ZnO を主成分とするガラス
ペースト25を印刷塗布し、空気中で750〜870℃
の温度範囲で焼き付けを行なう。次に表裏両主面の相対
向する溝22aを割り溝として個々の素体に分割する。
最後に表裏主表面上の対向電極23の各々片方に接続す
る外部接続電極24を所望の形状に溝22bと平行な側
面に形成してチップ型半導体磁器部品28を作製する
(図11)。
上に銀ペーストを焼き付けて形成した対向電極23を有
した短冊状の粒界絶縁型半導体磁器基板26を作製し
(図9)、粒界絶縁型半導体磁器基板26の表裏両主面
の相対向する溝22a内及び溝22aに直交する溝22
b内に絶縁性のB2O3、SiO2、ZnO を主成分とするガラス
ペースト25を印刷塗布し、空気中で750〜870℃
の温度範囲で焼き付けを行なう。次に表裏両主面の相対
向する溝22aを割り溝として個々の素体に分割する。
最後に表裏主表面上の対向電極23の各々片方に接続す
る外部接続電極24を所望の形状に溝22bと平行な側
面に形成してチップ型半導体磁器部品28を作製する
(図11)。
【0043】このように本実施例にあっては、溝22a
を形成した後に粒界絶縁化処理を施しているので、溝2
2aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板26を後
の工程で切断しても、対向電極23間は確実に絶縁さ
れ、実施例4に比べ、さらに信頼性の高いチップ型半導
体磁器部品を製作することができる。また溝22bを形
成することにより対向電極23と外部接続電極24間は
確実に絶縁されるだけでなく、対向電極23の面積を広
く取ることが可能となり、容量を増大させることができ
る。
を形成した後に粒界絶縁化処理を施しているので、溝2
2aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板26を後
の工程で切断しても、対向電極23間は確実に絶縁さ
れ、実施例4に比べ、さらに信頼性の高いチップ型半導
体磁器部品を製作することができる。また溝22bを形
成することにより対向電極23と外部接続電極24間は
確実に絶縁されるだけでなく、対向電極23の面積を広
く取ることが可能となり、容量を増大させることができ
る。
【0044】(実施例6)図12〜図15は本発明に係
るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさらに別
の実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさらに別
の実施例を示した模式的斜視図及び側面図である。
【0045】本実施例に係るチップ型半導体磁器基板を
製造する場合、まずチタン酸ストロンチウムを主成分と
する半導体磁器用原料粉末を用意し、バインダを混合し
た後プレス成形で表裏両主表面に相対向する互いに平行
な複数個の溝32aおよび溝32aに直交する表裏相対
向しない互いに平行な複数個の溝32bを有し、また図
中鎖線で示した切断線と溝32aとの交点の溝32a内
に孔37を有する1枚のシート状成形体を形成する。こ
のシート状成形体に空気中800〜1000℃の温度範
囲で脱バインダ処理を施した後、窒素85〜99%と水
素15〜1%よりなる還元雰囲気中で1450〜150
0℃の温度範囲で焼成し、半導体磁器基板31を作製す
る(図12)。
製造する場合、まずチタン酸ストロンチウムを主成分と
する半導体磁器用原料粉末を用意し、バインダを混合し
た後プレス成形で表裏両主表面に相対向する互いに平行
な複数個の溝32aおよび溝32aに直交する表裏相対
向しない互いに平行な複数個の溝32bを有し、また図
中鎖線で示した切断線と溝32aとの交点の溝32a内
に孔37を有する1枚のシート状成形体を形成する。こ
のシート状成形体に空気中800〜1000℃の温度範
囲で脱バインダ処理を施した後、窒素85〜99%と水
素15〜1%よりなる還元雰囲気中で1450〜150
0℃の温度範囲で焼成し、半導体磁器基板31を作製す
る(図12)。
【0046】得られた半導体磁器基板31の両主表面に
Bi2O3 を主成分とする拡散剤を塗布し、空気中で110
0〜1250℃の温度範囲で粒界絶縁化のための熱処理
を行ない、その後溝32bと平行な鎖線で示した切断線
で所望の寸法に切断し、粒界絶縁型半導体磁器基板36
を作製する(図13)。
Bi2O3 を主成分とする拡散剤を塗布し、空気中で110
0〜1250℃の温度範囲で粒界絶縁化のための熱処理
を行ない、その後溝32bと平行な鎖線で示した切断線
で所望の寸法に切断し、粒界絶縁型半導体磁器基板36
を作製する(図13)。
【0047】粒界絶縁型半導体磁器基板36の表裏両主
表面の溝32a、32bを除く平面上に所望の形状に銀
ペーストを印刷し、空気中で750〜860℃の温度範
囲で焼き付けを行ない、対向電極33を形成する(図1
4)。
表面の溝32a、32bを除く平面上に所望の形状に銀
ペーストを印刷し、空気中で750〜860℃の温度範
囲で焼き付けを行ない、対向電極33を形成する(図1
4)。
【0048】次に表裏相対向する溝32aを割り溝とし
て切断し、個々の素体に分割する。最後に表裏両主表面
上の対向電極33の各々片方に接続する外部接続電極3
4を所望の形状に、溝32bと平行な側面に形成してチ
ップ型半導体磁器部品38を作製する(図15)。
て切断し、個々の素体に分割する。最後に表裏両主表面
上の対向電極33の各々片方に接続する外部接続電極3
4を所望の形状に、溝32bと平行な側面に形成してチ
ップ型半導体磁器部品38を作製する(図15)。
【0049】このように本実施例にあっては、溝32
a、32bを形成した後に粒界絶縁化処理を施している
ので、溝32aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基
板36を後の工程で切断しても、対向電極33間は確実
に絶縁され、さらに対向電極33と外部接続電極34間
においても確実に絶縁化されるため、さらに信頼性の高
いチップ型半導体磁器部品を製作することができる。ま
た孔37を形成することにより外部接続電極34間は確
実に絶縁され、さらに信頼性の高いものになる。
a、32bを形成した後に粒界絶縁化処理を施している
ので、溝32aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基
板36を後の工程で切断しても、対向電極33間は確実
に絶縁され、さらに対向電極33と外部接続電極34間
においても確実に絶縁化されるため、さらに信頼性の高
いチップ型半導体磁器部品を製作することができる。ま
た孔37を形成することにより外部接続電極34間は確
実に絶縁され、さらに信頼性の高いものになる。
【0050】(実施例7)図16(a)、(b)は本発
明に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさ
らに別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図であ
る。
明に係るチップ型半導体磁器部品及びその製造方法のさ
らに別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図であ
る。
【0051】実施例6の場合と同様にして表裏両主表面
上に銀ペーストを焼き付けて形成した対向電極33を有
する粒界絶縁型半導体磁器基板36を作製し(図4)、
粒界絶縁型半導体磁器基板36の表裏両主面の相対向す
る溝32a内及び溝32aに直交する溝32b内さらに
表裏貫通する孔37内に絶縁性のB2O3、SiO2、ZnO を主
成分とするガラスペースト35を印刷塗布し、空気中で
750〜870℃の温度範囲で焼き付けを行なう。次に
表裏相対向する溝32aを割り溝として個々の素体に分
割した。最後に表裏両主表面上の対向電極33の各々片
方に接続する外部接続電極34を所望の形状に溝32b
と平行な側面に形成してチップ型半導体磁器部品39を
作製する(図16)。
上に銀ペーストを焼き付けて形成した対向電極33を有
する粒界絶縁型半導体磁器基板36を作製し(図4)、
粒界絶縁型半導体磁器基板36の表裏両主面の相対向す
る溝32a内及び溝32aに直交する溝32b内さらに
表裏貫通する孔37内に絶縁性のB2O3、SiO2、ZnO を主
成分とするガラスペースト35を印刷塗布し、空気中で
750〜870℃の温度範囲で焼き付けを行なう。次に
表裏相対向する溝32aを割り溝として個々の素体に分
割した。最後に表裏両主表面上の対向電極33の各々片
方に接続する外部接続電極34を所望の形状に溝32b
と平行な側面に形成してチップ型半導体磁器部品39を
作製する(図16)。
【0052】このように本実施例にあっては、溝32
a、32b及び孔37を形成した後に粒界絶縁化処理を
施し、さらにガラス絶縁層35で印刷塗布しているの
で、溝32aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板
36を後の工程で切断しても、対向電極33間は確実に
絶縁され、対向電極33と外部接続電極34間において
も確実に絶縁化され、さらに外部接続電極34間も確実
に絶縁され、実施例6に比べ、さらに信頼性の高いチッ
プ型半導体磁器部品を製作することができる。また対向
電極33の面積を広く取ることが可能となり、容量を増
大させることができる。
a、32b及び孔37を形成した後に粒界絶縁化処理を
施し、さらにガラス絶縁層35で印刷塗布しているの
で、溝32aを割り溝として粒界絶縁型半導体磁器基板
36を後の工程で切断しても、対向電極33間は確実に
絶縁され、対向電極33と外部接続電極34間において
も確実に絶縁化され、さらに外部接続電極34間も確実
に絶縁され、実施例6に比べ、さらに信頼性の高いチッ
プ型半導体磁器部品を製作することができる。また対向
電極33の面積を広く取ることが可能となり、容量を増
大させることができる。
【0053】図17は本発明に係るチップ型半導体磁器
部品及びその製造方法のさらに別の実施例を示した模式
的斜視図である。
部品及びその製造方法のさらに別の実施例を示した模式
的斜視図である。
【0054】本実施例に係るチップ型半導体部品では、
図17に示したように、外部接続電極34と対向電極3
3との接続側角部と反対側角部近傍を切除し、また、対
向電極33が形成された両主面間の角部に溝32aを、
および外部接続電極34の両側角部に孔37を形成して
いる。
図17に示したように、外部接続電極34と対向電極3
3との接続側角部と反対側角部近傍を切除し、また、対
向電極33が形成された両主面間の角部に溝32aを、
および外部接続電極34の両側角部に孔37を形成して
いる。
【0055】このように本実施例にあっては、溝32
a、32b及び孔37を形成した後に粒界絶縁化処理を
施しているので、溝32aを割り溝として粒界絶縁型半
導体磁器基板36を後の工程で切断しても、対向電極3
3間は確実に絶縁され、対向電極33と外部接続電極3
4間においても確実に絶縁化され、さらに外部接続電極
34間も確実に絶縁され、信頼性の高いチップ型半導体
磁器部品を製作することができる。また実施例7に比
べ、対向電極33の面積を広く取ることが可能となり、
容量を増大させることができる。
a、32b及び孔37を形成した後に粒界絶縁化処理を
施しているので、溝32aを割り溝として粒界絶縁型半
導体磁器基板36を後の工程で切断しても、対向電極3
3間は確実に絶縁され、対向電極33と外部接続電極3
4間においても確実に絶縁化され、さらに外部接続電極
34間も確実に絶縁され、信頼性の高いチップ型半導体
磁器部品を製作することができる。また実施例7に比
べ、対向電極33の面積を広く取ることが可能となり、
容量を増大させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、上記
した請求項(1)、(5)、(9)及び(11)のチッ
プ型半導体磁器部品にあっては、外部接続電極が形成さ
れた側面間の各部が切削されて凹部が形成されており、
または前記凹部に加えて外部接続電極と対向電極との接
続側各部と反対側角部近傍に溝が形成されており、また
は、前記凹部に加えて対向電極が形成された両主面間の
角部が切削されて凹部が形成されており、または前記凹
部及び前記溝に加えて対向電極が形成された両主面間の
角部が切削されて凹部が形成されてるので、これら凹部
及び溝の部分において絶縁性が確保される。
した請求項(1)、(5)、(9)及び(11)のチッ
プ型半導体磁器部品にあっては、外部接続電極が形成さ
れた側面間の各部が切削されて凹部が形成されており、
または前記凹部に加えて外部接続電極と対向電極との接
続側各部と反対側角部近傍に溝が形成されており、また
は、前記凹部に加えて対向電極が形成された両主面間の
角部が切削されて凹部が形成されており、または前記凹
部及び前記溝に加えて対向電極が形成された両主面間の
角部が切削されて凹部が形成されてるので、これら凹部
及び溝の部分において絶縁性が確保される。
【0057】また請求項(2)、(6)、(10)及び
(12)の製造方法によれば、前記凹部及び前記溝が形
成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す工程
を含んでいるので、これら凹部及び溝の表面は確実に絶
縁処理される。
(12)の製造方法によれば、前記凹部及び前記溝が形
成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す工程
を含んでいるので、これら凹部及び溝の表面は確実に絶
縁処理される。
【0058】さらに請求項(3)、(7)及び(13)
のチップ型半導体磁器部品にあっては、前記凹部及び前
記溝にガラス絶縁層が形成されているので、信頼性がさ
らに向上するだけでなく、前記凹部及び前記溝を小さく
設計することが可能となり、対向電極等の面積を広くと
ることが可能となる。
のチップ型半導体磁器部品にあっては、前記凹部及び前
記溝にガラス絶縁層が形成されているので、信頼性がさ
らに向上するだけでなく、前記凹部及び前記溝を小さく
設計することが可能となり、対向電極等の面積を広くと
ることが可能となる。
【0059】また請求項(4)、(8)及び(14)の
製造方法によれば、前記粒界絶縁化処理を施した後、前
記溝内にガラス絶縁層を形成しているので、粒界絶縁化
処理のみを行なう場合よりもより一層絶縁性の確保が容
易となる。
製造方法によれば、前記粒界絶縁化処理を施した後、前
記溝内にガラス絶縁層を形成しているので、粒界絶縁化
処理のみを行なう場合よりもより一層絶縁性の確保が容
易となる。
【0060】従って表面実装が可能で、有効となる対向
電極面積を広く取得することでき、しかも信頼性の高い
生産効率の高いチップ型半導体磁器部品を容易に製造す
ることができる。
電極面積を広く取得することでき、しかも信頼性の高い
生産効率の高いチップ型半導体磁器部品を容易に製造す
ることができる。
【図1】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造方
法の一実施例における一工程を示した模式的斜視図であ
る。
法の一実施例における一工程を示した模式的斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造方
法の一実施例における一工程を示した模式的斜視図であ
る。
法の一実施例における一工程を示した模式的斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造方
法の一実施例における一工程を示した模式的斜視図であ
る。
法の一実施例における一工程を示した模式的斜視図であ
る。
【図4】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導体
磁器部品の一実施例を示した模式的斜視図及び側面図で
ある。
磁器部品の一実施例を示した模式的斜視図及び側面図で
ある。
【図5】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導体
磁器部品の別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図
である。
磁器部品の別の実施例を示した模式的斜視図及び側面図
である。
【図6】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導体
磁器部品のさらに別の実施例を示した模式的斜視図及び
側面図である。
磁器部品のさらに別の実施例を示した模式的斜視図及び
側面図である。
【図7】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造方
法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図で
ある。
法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図で
ある。
【図8】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造方
法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図で
ある。
法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図で
ある。
【図9】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造方
法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図で
ある。
法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図で
ある。
【図10】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導
体磁器部品の別の実施例を示した模式的斜視図及び側面
図である。
体磁器部品の別の実施例を示した模式的斜視図及び側面
図である。
【図11】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導
体磁器部品のさらに別の実施例を示した模式的斜視図及
び側面図である。
体磁器部品のさらに別の実施例を示した模式的斜視図及
び側面図である。
【図12】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造
方法のさらに別の実施例における一工程を示した模式的
斜視図である。
方法のさらに別の実施例における一工程を示した模式的
斜視図である。
【図13】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造
方法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図
である。
方法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図
である。
【図14】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造
方法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図
である。
方法の別の実施例における一工程を示した模式的斜視図
である。
【図15】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導
体磁器部品の別の実施例を示した模式的斜視図及び側面
図である。
体磁器部品の別の実施例を示した模式的斜視図及び側面
図である。
【図16】(a)、(b)は本発明に係るチップ型半導
体磁器部品のさらに別の実施例を示した模式的斜視図及
び側面図である。
体磁器部品のさらに別の実施例を示した模式的斜視図及
び側面図である。
【図17】本発明に係るチップ型半導体磁器部品の製造
方法の別の実施例を示した模式的側面図である。
方法の別の実施例を示した模式的側面図である。
【図18】従来のチップ型半導体磁器部品を示した模式
的斜視図である。
的斜視図である。
【図19】従来のチップ型半導体磁器部品を示した模式
的斜視図である。
的斜視図である。
【図20】従来のチップ型半導体磁器部品を示した模式
的斜視図である。
的斜視図である。
11、21、31 半導体磁器基板 12、22a、32a 溝(凹部) 22b、32b 溝 13、23、33 対向電極 14、24、34 外部接続電極 15、25、35 ガラス絶縁層 16、26、36 粒界絶縁型半導体磁器基板 37 孔
Claims (14)
- 【請求項1】 粒界絶縁型半導体磁器基板の表裏両主表
面に対向電極が形成されたチップ型半導体磁器部品にお
いて、外部接続電極が形成された側面間の角部に凹部が
形成されていることを特徴とするチップ型半導体磁器部
品。 - 【請求項2】 表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向
する溝が形成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理
を施す工程を含んでいることを特徴とする請求項1記載
のチップ型半導体磁器部品の製造方法。 - 【請求項3】 凹部にガラス絶縁層が形成されている請
求項1記載のチップ型半導体磁器部品。 - 【請求項4】 表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向
する溝が形成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理
を施した後、前記溝内にガラス絶縁層を形成する工程を
含んでいることを特徴とする請求項3記載のチップ型半
導体磁器部品の製造方法。 - 【請求項5】 外部接続電極と対向電極との接続側角部
と反対側角部近傍に溝が形成されている請求項1記載の
チップ型半導体磁器部品。 - 【請求項6】 表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向
する溝が形成されると共に、前記溝に直交する複数本の
表裏相対向しない溝が形成された半導体磁器基板に、粒
界絶縁化処理を施す工程を含んでいることを特徴とする
請求項5記載のチップ型半導体磁器部品。 - 【請求項7】 凹部及び溝にガラス絶縁層が形成されて
いる請求項5記載のチップ型半導体磁器部品。 - 【請求項8】 表裏両主面に複数本の平行で表裏相対向
する溝が形成されると共に、前記溝に直交する複数本の
表裏相対向しない溝が形成された半導体磁器基板に、粒
界絶縁化処理を施した後、前記溝内にガラス絶縁層を形
成する工程を含んでいることを特徴とする請求項7記載
のチップ型半導体磁器部品の製造方法。 - 【請求項9】 対向電極が形成された両主面間の角部に
凹部が形成されている請求項1記載のチップ型半導体磁
器部品。 - 【請求項10】 表裏両主面に複数本の平行で表裏相対
向する溝が形成されると共に、これら溝間に複数個の孔
が形成された半導体磁器基板に、粒界絶縁化処理を施す
工程を含んでいることを特徴とする請求項9記載のチッ
プ型半導体磁器部品の製造方法。 - 【請求項11】 対向電極が形成された両主面間の角部
に凹部が形成されている請求項5記載のチップ型半導体
磁器部品。 - 【請求項12】 表裏両主面に複数本の平行で表裏相対
向する溝が形成されると共に、前記溝に直交する複数本
の表裏相対向しない溝が形成され、さらに表裏相対向す
る前記溝間に複数個の孔が形成された半導体磁器基板
に、粒界絶縁化処理を施す工程を含んでいることを特徴
とする請求項11記載のチップ型半導体磁器部品の製造
方法。 - 【請求項13】 凹部及び溝にガラス絶縁層が形成され
ている請求項9または請求項11記載のチップ型半導体
磁器部品。 - 【請求項14】 溝及び孔が形成された半導体磁器基板
に、粒界絶縁化処理を施した後、前記溝内及び前記孔内
にガラス絶縁層を形成する工程を含んでいることを特徴
とする請求項13記載のチップ型半導体磁器部品の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7690192A JPH05283271A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | チップ型半導体磁器部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7690192A JPH05283271A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | チップ型半導体磁器部品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05283271A true JPH05283271A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13618571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7690192A Pending JPH05283271A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | チップ型半導体磁器部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05283271A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100865183B1 (ko) * | 2005-01-31 | 2008-10-23 | 캐논 가부시끼가이샤 | 반도체 소자, 잉크 제트 헤드용 기판 및 이의 제조 방법 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7690192A patent/JPH05283271A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100865183B1 (ko) * | 2005-01-31 | 2008-10-23 | 캐논 가부시끼가이샤 | 반도체 소자, 잉크 제트 헤드용 기판 및 이의 제조 방법 |
US7591071B2 (en) | 2005-01-31 | 2009-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Manufacturing Method of Semiconductive Element and Ink Jet Head Substrate |
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