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JPH05272664A - ケーブル支持装置およびその方法 - Google Patents

ケーブル支持装置およびその方法

Info

Publication number
JPH05272664A
JPH05272664A JP4068067A JP6806792A JPH05272664A JP H05272664 A JPH05272664 A JP H05272664A JP 4068067 A JP4068067 A JP 4068067A JP 6806792 A JP6806792 A JP 6806792A JP H05272664 A JPH05272664 A JP H05272664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
cable
tubular body
locking
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4068067A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Niwa
羽 一 丹
Shimizu Yokoi
井 清 水 横
Mitsuo Kurihara
原 光 雄 栗
Ryuichi Inami
波 龍 一 井
Isao Iijima
島 功 飯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP4068067A priority Critical patent/JPH05272664A/ja
Publication of JPH05272664A publication Critical patent/JPH05272664A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/02Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing
    • F16L3/04Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing and pressing it against a wall or other support
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4459Ducts; Conduits; Hollow tubes for air blown fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
    • G02B6/508Fixation devices in ducts for drawing cables

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバケーブル等を簡易な装置で迅速
に、管状体内部等に敷設する。 【構成】 ケーブル4を支持する支持板2が固着され、
ケーブル4を敷設する管状体100の半周よりも長い、
弾性のあるホルダ1の両端部を係止部材3で係止してホ
ルダ1を弓状に保持した後、管状体100の内部に導入
し、内部で係止部材3の係止を解除してホルダ1の復元
力を利用してケーブル4を管状体内部の天井側に敷設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管体の内部でケーブル
を支持する装置およびその方法に関し、例えば下水管な
どの地中埋設管の内部に、例えば光ファイバケーブルな
どを挿入敷設する装置および方法に関する。
【0002】
【従来技術】建物および地中,空中に各種の管体が配設
されている。新たにケーブルを敷設する場合、該ケーブ
ル敷設のための構造物を設置することには、物理的な面
や経済性の面から多くの障害がある場合が多い。例え
ば、近年、情報伝達の大量化,多様化のため、通信ケー
ブルの敷設が望まれているが、この新たな設置は容易で
はなく、既設の設備を利用して敷設することが多々検討
されている。例えば、光ファイバケーブル等を既設の下
水管内部に張り巡らし光通信網を形成することが考えら
れている。
【0003】しかし既設の設備の利用にも困難がある。
例えば、下水管の約8割は人が入れない直径70センチ
以下で占められているため、下水管の天井に光ファイバ
ケーブルを掛止・懸架させることは困難である。そこ
で、ロボットが使用されている。ロボットは、けん引お
よび清掃役の先導車,作業をする敷設車,監視用のカメ
ラ車等からなり、小径管の中を自力で走行し管内壁の面
出し,ケーブル掛止部の穴開け,固定用ステープルの打
ち込みを自動的に順次実行し、下水管の天井に光ファイ
バケーブルを掛止・懸架させる。これによれば、施工の
精度は向上し、また敷設工事の際、地面を堀り返す作業
が最小限ですむ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロボットによ
る工法は、下水管に掛止部を一つ一つ施工するためケー
ブル敷設に長い時間がかかるという問題がある。また、
装置が複雑高価であるため、敷設費用がかなりかかる。
【0005】そこで本発明は、ケーブルを迅速かつ簡易
に管状体内部等に敷設することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル支持装
置は、それぞれがケーブル支持手段(2)を有し、ケーブ
ル(4)を敷設する管状体(100)の半周よりも長い、弾性の
ある1又は複数のホルダ(1);および、ホルダ(1)のそれ
ぞれの両端部を係止してホルダ(1)を弓状に保持し、両
端部の係止位置を結ぶ線を回転軸として所定の角度回転
することにより係合が解けてホルダ(1)の弾性による復
元を許す1又は複数の係止部材(3);を備える。なお、
カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施例の対応要
素又は対応事項を示す。
【0007】また本発明のケーブル支持方法は、ケーブ
ル支持手段(2)を有し、ケーブル(4)を敷設する管状体(1
00)の半周よりも長い、弾性のあるホルダ(1)でケーブル
(4)を支持し、ストッパー(6)が固着されたワイヤ
(5)が貫通したガイド穴(32)が開けられた前記回転軸に
垂直な方向に延びるアームを有する係止部材(3)で、ホ
ルダ(1)の両端部を係止してホルダ(1)を馬蹄形に保持
し、ワイヤ(5)でホルダ(1)を引いて管状体内部にホルダ
(1)を導入し、前記アームを回転させて両端部の係止位
置を結ぶ線を回転軸として所定の角度回転することによ
りホルダの係止を解除してホルダ(1)を管状体内部に留
め、ワイヤ(5)を引いて係止部材(3)を管状体(100)から
引き出すものである。
【0008】
【作用】ケーブル支持手段(2)を有するホルダ(1)は弾性
を有するので、係止部材(3)でホルダ(1)の両端部に係止
してホルダ(1)を弓状に保持することにより、管状体(10
0)への挿入が可能となる。ケーブル(4)を支持手段(2)で
支持してこのホルダ(1)を管状体(100)に挿入し所要位置
に置いた後、係止部材(3)を所定の角度回転すると係止
は解除され、ホルダ(1)はケーブルを支持したまま両端
部が復元力で開いて管状体(100)の内表面に密着し円弧
状となる。ホルダ(1)の長さは管状体(100)の半周よりも
短いと、管状体(100)とホルダ(1)との間に隙間が生じる
のでこれを防止するため管状体(100)の半周よりも長く
している。これによりケーブルを支持したホルダ(1)が
管状体(100)の長さ方向ならびに半径方向に移動しなく
なり、ケーブルが管状体(100)内でホルダ(1)に支持され
ていることになる。
【0009】従って、例えば人の入ることのできない下
水管内に通す光ファイバケーブルに所定ピッチで複数個
のホルダ(1)を装着して、ケーブルと共にこれらのホル
ダ(1)を順次下水管内に導入し、所定位置に置いた後、
係止部材(3)の係止を解除することにより光ファイバケ
ーブルは、自動的に下水管内に配架されたことになる。
下水管等の管状体には穴開けなどの加工をしないので、
ケーブル敷設に要する時間は短く、経費が安くなる。
【0010】なお、ホルダ(1)の材質としてはステンレ
ス,チタン,リン青銅,FRP(繊維強化プラスチッ
ク),合成樹脂,その他ばね材が使用される。
【0011】本発明の他の目的および特徴は図面を参照
した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0012】
【実施例】図1に、本発明を実施するケーブル支持装置
の一例を示す。この装置は、板状(棒状でもよい)で弾
性を有するホルダ(本実施例ではステンレス板を使用)
1,ホルダ1にスポット溶接で固着され、光ファイバケ
ーブルを支持する支持板2,ホルダ1を弓状に変形した
状態で保持するためのT字状の係止部材3等から構成さ
れている。
【0013】係止部材3のx軸方向の両端には爪部3
3,34、z軸方向の端部にはフック31がそれぞれ設
けられており、これらは一体形成されている。ホルダ1
の両端部すなわち翼部には止め穴11,12が開けられ
ており、この止め穴11,12に係止部材3の爪部3
3,34を通して係止部材3を回転させることにより、
爪部33,34がホルダ1の穴11,12の外方に係合
し、ホルダ1は図1に示すように弓状あるいは馬蹄形に
保持される。このとき、フック31は支持板2に引っ掛
けられる。なお、係止部材3で係止されていない状態の
ホルダ1は、図2に示すような、大略で短冊形である。
また、弓状あるいは馬蹄形に保持された時(図1)の装
置全体の大きさは、後述する下水管100(図6)の内
部を容易に通過しうる大きさである。
【0014】図3に、図1に示す支持板2の構成を示
す。支持板2は図に示すような2枚の板2a,2bを合
わせたもので各板の中央付近には穴が開けられている。
板2a,2bは図3(a)の2点鎖線で示すようにz方
向にある程度可動する弾性を有する。この板2a,2b
間に光ファイバケーブル4を押し込み、その後、図3
(b)に示すように割ピン8を挿入しピンの先を折り曲
げることにより光ファイバケーブル4は、支持板2(2
a,2b)で支持される。これにより光ファイバケーブ
ル4を支持する際に、特に光ファイバケーブル4の端部
を支持板2とホルダ1の間に通さなくてもよい。
【0015】再度、図1を参照する。係止部材3の垂直
アームにはガイド穴32が設けられ、このガイド穴32
にはワイヤ5が貫通している。ワイヤ5には、ガイド穴
32を中心に対向する位置にストッパー6,7が設けら
れている。なお、ストッパー6,7の大きさはガイド穴
32より大きく、ガイド穴32を貫通することはない。
【0016】図4に、図1に示す係止部材3の側面を、
図5にそれをワイヤ5で駆動する状態を示す。図4に示
す状態で、ワイヤ5をy軸方向で紙面の左側に引くと、
ストッパー6がガイド穴32に当り、図5に2点鎖線で
示すように、係止部材3は爪部33,34(図示しな
い)を支点として反時計方向に回動する。このとき同様
に爪部33,34も反時計方向に回動するため、爪部3
3,34が係止部材3の垂直アームに対して90度の角
度である場合には、爪部33,34の延びる方向がz軸
方向(90度回転,θ=90)に沿う位置(実際には、
ガイド穴32のy軸方向の幅に関係し約70度回転,θ
=70の位置)となるとホルダ1に対する爪部33,3
4の引っかかりがなくなり、ホルダ1は復元力によっ
て、図2に示す状態となり、係止部材3はホルダ1から
外れる。爪部33,34が係止部材3の垂直アームに対
して90度よりも小さい角度である場合には、70度よ
りも小さい角度の回転で係止部材3がホルダ1から外れ
る。
【0017】なお、図4の状態で、ワイヤ5をy軸方向
で紙面の右側に引くと、ストッパー7がガイド穴32に
当接する。このときフック31は支持板2に掛けられて
いるためホルダ1は係止部材3と一体となって右側に移
動する。すなわちワイヤ5の右方向の引きによりホルダ
1が係止部材3と一体に右方向に移動する。
【0018】図6に、図1に示す支持装置を下水管10
0内部に導入した状態を示し、図7に、その状態で係止
部材3の垂直アームを回動させてホルダ1から分離した
状態を示す。分離した状態(図7の実線)でホルダ1
は、その復元力により下水管100の内部天井側に沿っ
た状態で固定され、光ファイバケーブル4は下水管10
0の内部天井部分で支持される。ホルダ1の長軸長は、
下水管100の半円周長よりも長いので、図7に実線で
示すようにホルダ1を解放した状態では、ホルダ1が下
水管100の半円周よりも長い周長に及んで、下水管1
00の内表面に密着し、半円周よりも大きい円弧とな
る。これによりホルダ1は図7に示す実線位置から下方
には移動しない。
【0019】なお、本実施例では下水管100の内径を
250mm,ホルダ1の長手方向の長さを487mm,
係止部材3のx軸方向の長さを177mm,係止部材3
のz軸方向の長さを122mmとした。
【0020】次に、図1に示した支持装置を複数使用し
て光ファイバケーブル4を下水管100に敷設する手順
の一例を、図8,図9および図10を参照して説明す
る。なお、図8のマンホールAおよびBには人が入るこ
とができる。マンホールまでは1区間の光ファイバケー
ブル4aの敷設は終っているものとし、マンホールBか
らAの区間に1区間の光ファイバケーブル4bを敷設す
る手順を説明する。マンホールBからAまでは約30m
であり、マンホールBA間に約2mのピッチで15個
の、それぞれは図1に示す構造の支持装置(G1,G2
3,・・・,G13,G14,G15)を使用する場合を示
す。
【0021】(1) マンホールBとAの間の下水管1
00に、マンホールAからBに向けて1区間のワイヤ5
を通す。ワイヤ5の長さは、15個以上の係止部材3と
ストッパー7および6を装備した30〜40mの敷設用
の部分とそれと同程度の長さの、ワイヤのみのガイド部
分が連続したものである。ワイヤはこのガイド部分を下
水管100に通す。なお、ホルダ挿入用のストッパー7
は2mピッチであるが、ホルダ解除用のストッパー6は
2mよりわずかに長い2m+1〜5cm程度のピッチで
ある。また、光ファイバケーブル4bの先端部は、ワイ
ヤのみのガイド部分と敷設用の部分の境界からガイド部
分側に所定の距離(マンホールBのコネクタと後述する
支持装置G1までのケーブルの長さ)をとった位置で針
金でワイヤ5に結ばれている。
【0022】(2) マンホールAで、第1の支持装置
G1を、その支持板2を図3の(a)に2点鎖線で示す
ように開いてその間に光ファイバケーブル4bを差し込
むことにより、光ファイバケーブル4bに装着する。支
持板2は割りピン8で、図3の(b)に示すように、2
aと2bの間を結合する。なお、このとき光ファイバケ
ーブル4bを摩擦力の高いゴム等で覆い、支持板2で光
ファイバケーブル4bを圧縮ぎみにホルダ1に支持す
る。よって、光ファイバケーブル4bはホルダ1に固定
化される。次に支持装置G1のホルダ1を馬蹄形に曲げ
てワイヤ5の第1の係止部材3を結合する。そして第1
の支持装置G1を下水管100の内部に挿入する。これ
により第1の支持装置G1が図6に示すように下水管1
00内にあって、光ケーブル4bに吊り下がった格好に
なる。そこでマンホールBでワイヤ5を2mだけ引く。
このとき第1のストッパー7がガイド穴32に当接し、
支持装置G1全体が光ケーブル4bとともにマンホール
A地点から約2m、マンホールB地点側に移動する。
【0023】(3) 次に、同様にして第2の支持装置
G2を、光ファイバケーブル4bに結合し、この支持装
置G2にワイヤ5の第2の係止部材3を結合し、下水管
100に導入し、ワイヤ5をマンホールB側に2m引
く。これにより支持装置G1が光ケーブル4bとともに
Aから約4m、支持装置G2が光ケーブル4bとともに
Aから約2m、B側に移動する。
【0024】(4) 以下同様に支持装置G3から支持
装置G15に至るまで(5)の手順を繰り返して、15
個の支持装置を下水管100に導入する。
【0025】以上により、15個の支持装置G1〜G1
5が光ファイバケーブル4bとともに、マンホールAと
Bの間の下水管100内に、2mピッチで配設されたこ
とになる。
【0026】(5) 次に、光ファイバケーブル4bを
マンホールAとBから持ち上げ、15個の支持装置を各
々垂直に保持した後、支持装置ワイヤ5をマンホールA
地点から左側に引いていくと、図9および図10に示す
ように、手前の第15番の支持装置G15に結合してい
る第15番の係止部材3のガイド穴32に第15番のス
トッパー6がまず当接し、第15番の係止部材3が反時
計方向に回動する。ある程度回動したところで第14番
のストッパー6が第14番の支持装置G14に係合して
いる第14番の係止部材3のガイド穴32に当接し、第
14番の係止部材3が反時計方向に回動し始める。この
ようにして第15〜1番の係止部材3が順次に反時計方
向に回動する。図9(a)はワイヤ5をAから左側に引
く前の状態を、図9(b)は支持装置G15の係止部材
3がz軸に対して10度回動した状態を、図9(c)は
支持装置G15の係止部材3がz軸に対して25度回動
し支持装置G14の係止部材3が10度回動した状態
を、図10(a)は支持装置G15の係止部材3がz軸
に対して45度回動し支持装置G14の係止部材3が2
5度回動し更に支持装置G13の係止部材3が10度回
動した状態を、図10(b)は支持装置G15の係止部
材3がz軸に対して65度回動し支持装置G14の係止
部材3が45度回動し支持装置G13の係止部材3が2
5度回動した状態を、それぞれ示す。
【0027】(6) 図10(c)に示すように支持装
置G15の係止部材3がz軸に対して約70度回動する
と、ホルダ1から係止部材3の爪部33,34が外れて
ホルダ1は、図7に実線で示すように、下水管100の
内部天井側に沿った状態で固定され、光ファイバケーブ
ル4は下水管100の内部天井部分で支持される。な
お、係止部材3の垂直アームに対する爪部33,34の
角度を、図1,図4等に示すように90度よりも小さい
角度にすることにより、係止部材3がホルダ1から外れ
るまでの垂直アームの回動角は小さくなる。すなわち係
止部材3が外れ易くなる。
【0028】(7) 以下同様に、支持装置G14から
支持装置G1に至るまで順々にホルダから係止部材の爪
部が外れ、ホルダは下水管100の内部天井側に沿った
状態で固定される。これにより光ファイバケーブル4は
下水管100の全長に渡ってその内部天井部分に敷設さ
れたことになる。
【0029】(8) 光ケーブル4bの、マンホールB
側端部をコネクタに接続して前区間の光ファイバケーブ
ル4aと接続し、マンホールA側端部は垂直に引上げて
まず吊具で支持し次にマンホールAの内周面に半周程度
沿わせてからコネクタに接続する。
【0030】なお、本実施例ではホルダ1としてステン
レスを使用したが、他の金属板,あるいは樹脂板を使用
してもよいが、薄く弾性復元力が高くしかもさびないも
のが好ましい。
【0031】また、図11に示すようにホルダ1の天井
部となる位置でy軸方向に補助板9を取り付けてもよ
い。これによれば、ホルダ1が下水管100の内部天井
側に沿った場合、その後の振動などによるy軸方向の傾
斜ずれを防止する。また、これにかえてホルダ1のy軸
方向の厚み幅を広くしてもよい。
【0032】図12にもう1つの実施例のホルダ1の外
観を示す。この実施例では、ステンレス板であるホルダ
1の中間部に支持爪2cが打抜きにより形成され、該中
間部がケーブル収納用にコの字形にプレス成形され、し
かも支持爪2cの打抜き成形時に同時に、支持爪2c先
端のT字部を挿入するための逆T字形の係止開口2dが
打抜かれている。この実施例では、支持爪2cの先端を
少し起こしてコの字空間にケーブルを差し込み、そして
支持爪2cの先端を下げて逆T字形の係止開口2dの広
開口2d1に座し込むことにより、支持爪2cの復元力
により、支持爪2cの先端が上昇して首部が逆T字形の
係止開口2dの狭開口2d2に上昇する。これにより支
持爪2cは開口2dから抜けなくなる。
【0033】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、例えば人の
入ることのできない下水管内に通す光ファイバケーブル
に所定ピッチで複数個のホルダ(1)を装着して、ケーブ
ルと共にこれらのホルダ(1)を順次下水管内に導入し、
所定位置に置いた後、係止部材(3)の係止を解除するこ
とにより光ファイバケーブルは、自動的に下水管内に配
架されたことになる。
【0034】下水管等の管状体には穴開けなどの加工を
しないので、ケーブル敷設に要する時間は短く、経費が
安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるケーブル支持装置を
示す斜視図である。
【図2】 図1に示す係止部材3による係止が解除され
たホルダ1を示す正面図である。
【図3】 図1に示す支持板2の構成を示し、(a)は
拡大斜視図,(b)は拡大正面図である。
【図4】 図1に示す係止部材3を示す拡大側面図であ
る。
【図5】 図4に示す係止部材3の可動状態を示す拡大
側面図である。
【図6】 図1に示す支持装置を下水管100内部に導
入した状態を示す正面図である。
【図7】 図6に示す支持装置の係止部材3による係止
が解除された状態を示す正面図である。
【図8】 図1に示した支持装置を複数個、下水管(下
水管)100に導入した状態を示す側面図である。
【図9】 図8に示す支持装置G13,G14,G15
の、ファイバ4を下水管(下水管)100に敷設する状
態を示す側面図である。
【図10】 図8に示す支持装置G13,G14,G1
5の、ファイバ4を下水管(下水管)100に敷設する
状態を示す側面図である。
【図11】 図1に示すホルダ1に補助板9を取り付け
た支持装置を示す斜視図である。
【図12】 本発明のもう1つの実施例であるケーブル
支持装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:ホルダ 2:支持板 2c:支持爪 2d:係止開口 2d1:広開口 2d2:狭開口 3:係止部材 4:光ファイバケ
ーブル 5:ワイヤ 6,7:ストッパ
ー 8:割ピン 9:補助板 11,12:止め穴 31:フック 32:ガイド穴 33,34:爪部 100:下水管 G1〜G15:支
持装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗 原 光 雄 東京都中央区築地三丁目5番4号 日鐵溶 接工業株式会社内 (72)発明者 井 波 龍 一 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 飯 島 功 東京都大田区田園調布5丁目44番13号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれがケーブル支持手段を有し、ケー
    ブルを敷設する管状体の半周よりも長い、弾性のある1
    又は複数のホルダ;および、 前記ホルダのそれぞれの両端部を係止してホルダを弓状
    に保持し、両端部の係止位置を結ぶ線を回転軸として所
    定の角度回転することにより係合が解けて前記ホルダの
    弾性による復元を許す1又は複数の係止部材;でなるケ
    ーブル支持装置。
  2. 【請求項2】前記係止部材は、ガイド穴を有し前記回転
    軸に垂直な方向に延びるアームを更に備え、同時に前記
    係止を解除させる係止手段として該ガイド穴を貫通する
    ワイヤと該ワイヤに固着され該ガイド穴より大きいスト
    ッパーを更に備える、請求項1記載のケーブル支持装
    置。
  3. 【請求項3】前記係止部材は、前記アームの先端に、係
    止を解除する方向と反対の方向のアームの回転でホルダ
    に係合し係止を解除する方向の回転でホルダから外れる
    フックを備える、請求項2記載のケーブル支持装置。
  4. 【請求項4】1つのストッパーは、ガイド穴を間に置い
    てガイド穴の両側に位置する係止拘束当て材と解除当て
    材の1対でなる、請求項3記載のケーブル支持装置。
  5. 【請求項5】ケーブル支持手段を有し、ケーブルを敷設
    する管状体の半周よりも長い、弾性のあるホルダでケー
    ブルを支持し、 ストッパーが固着されたワイヤが貫通したガイド穴が開
    けられた前記回転軸に垂直な方向に延びるアームを有す
    る係止部材で、前記ホルダの両端部を係止してホルダを
    馬蹄形に保持し、 前記ワイヤでホルダを引いて管状体内部にホルダを導入
    し、前記アームを回転させて両端部の係止位置を結ぶ線
    を回転軸として所定の角度回転することによりホルダの
    係止を解除してホルダを管状体内部に留め、 前記ワイヤを引いて係止部材を管状体から引き出す、ケ
    ーブル支持方法。
  6. 【請求項6】ケーブルに、ケーブル支持手段を有しケー
    ブルを敷設する管状体の半周よりも長い、弾性のあるホ
    ルダの複数個を、それらのケーブル支持手段で装着し、 所定ピッチでストッパーが固着されたワイヤが貫通した
    ガイド穴が開けられた前記回転軸に垂直な方向に延びる
    アームを有する複数個の係止部材のそれぞれで、各ホル
    ダの両端部を係止してホルダを馬蹄形に保持し、 前記ワイヤを引いてストッパーを前記アームに当ててホ
    ルダを管状体内部に導入し、 導入時の引き方向とは逆方向に前記ワイヤを引いてスト
    ッパーを前記アームに当てて前記アームを回転させてホ
    ルダの係止を解除してホルダを管状体内部に留めると共
    に係止部材を管状体から引き出す、ケーブル支持方法。
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