JPH05265682A - メニュー階層変更方式 - Google Patents
メニュー階層変更方式Info
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- JPH05265682A JPH05265682A JP4064236A JP6423692A JPH05265682A JP H05265682 A JPH05265682 A JP H05265682A JP 4064236 A JP4064236 A JP 4064236A JP 6423692 A JP6423692 A JP 6423692A JP H05265682 A JPH05265682 A JP H05265682A
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- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 10
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims abstract description 8
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- 101150053844 APP1 gene Proteins 0.000 description 1
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- 101100349149 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) nse2 gene Proteins 0.000 description 1
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- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は複数階層のメニューを選択して目的の
アプリケーションが選択される情報処理装置におけるメ
ニュー階層変更方式に関し,階層化されたメニューの選
択時に頻繁に用いるメニューの途中階層を省略して選択
の手順を簡略化することを目的とする。 【構成】メニュー選択を順次行って選択されたメニュー
項目と選択回数,選択したメニュー項目が表示される画
面までの操作手順及びメニュー階層をメニュー選択の履
歴情報として格納する履歴情報格納部と,メニュー選択
の履歴情報を基にメニュー選択の頻度情報知識を生成す
るメニュー選択頻度情報知識生成部と,メニュー選択の
頻度情報知識を用いて指定したメニュー画面の階層まで
の途中階層を省略したメニュー階層を生成するメニュー
階層変更部を備える。メニュー階層の変更を要求に応じ
て履歴情報か頻度情報を用い,頻度情報を用いる場合推
論により頻度の高いものを選択して変更を行うよう構成
する。
アプリケーションが選択される情報処理装置におけるメ
ニュー階層変更方式に関し,階層化されたメニューの選
択時に頻繁に用いるメニューの途中階層を省略して選択
の手順を簡略化することを目的とする。 【構成】メニュー選択を順次行って選択されたメニュー
項目と選択回数,選択したメニュー項目が表示される画
面までの操作手順及びメニュー階層をメニュー選択の履
歴情報として格納する履歴情報格納部と,メニュー選択
の履歴情報を基にメニュー選択の頻度情報知識を生成す
るメニュー選択頻度情報知識生成部と,メニュー選択の
頻度情報知識を用いて指定したメニュー画面の階層まで
の途中階層を省略したメニュー階層を生成するメニュー
階層変更部を備える。メニュー階層の変更を要求に応じ
て履歴情報か頻度情報を用い,頻度情報を用いる場合推
論により頻度の高いものを選択して変更を行うよう構成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置におけるメ
ニュー階層変更方式に関する。近年,コンピュータの高
度化により種々の機能を持つ高度な情報処理システムが
実現されているが,システムの高度化に伴い操作が複雑
になってきた。この操作の複雑化を解消するためにヒュ
ーマン・マシン・インタフェース(HMI)の向上が要
求されている。これに対応して,種々の機能を持つ高度
なシステムでは,テキスト端末やウィンドウシステム上
にメニューによる選択方式が提供されている。ところ
が,システムが更に高度化や複雑化するに従い,メニュ
ーの種類や選択項目及びメニュー階層の量が増大し,シ
ステムの操作が今まで以上に複雑になってきたため,更
に使いやすいメニュー制御を実現することが望まれてい
る。
ニュー階層変更方式に関する。近年,コンピュータの高
度化により種々の機能を持つ高度な情報処理システムが
実現されているが,システムの高度化に伴い操作が複雑
になってきた。この操作の複雑化を解消するためにヒュ
ーマン・マシン・インタフェース(HMI)の向上が要
求されている。これに対応して,種々の機能を持つ高度
なシステムでは,テキスト端末やウィンドウシステム上
にメニューによる選択方式が提供されている。ところ
が,システムが更に高度化や複雑化するに従い,メニュ
ーの種類や選択項目及びメニュー階層の量が増大し,シ
ステムの操作が今まで以上に複雑になってきたため,更
に使いやすいメニュー制御を実現することが望まれてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来のメニューによるシステムの選択機
能は,メニューを階層化し,その階層化されたメニュー
を上位階層から下位階層に順次たどるものである。こう
して,実行したい機能(アプリケーション)の選択項目
が表示されているメニュー画面にたどり着くと,その中
から一つのメニュー項目を選択することにより目的とす
る機能(アプリケーション)を実行させていた。
能は,メニューを階層化し,その階層化されたメニュー
を上位階層から下位階層に順次たどるものである。こう
して,実行したい機能(アプリケーション)の選択項目
が表示されているメニュー画面にたどり着くと,その中
から一つのメニュー項目を選択することにより目的とす
る機能(アプリケーション)を実行させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,システムが
高度化するに従い,一つのシステムで実行できる機能が
増加し,その増加した分だけメニュー項目を増やす方式
がとられている。このためアプリケーションを起動させ
るまでに増加したメニュー項目やメニュー階層をたどる
時のメニュー選択の操作が複雑になる。また,選択頻度
の高い機能であっても,メニュー階層をたどり機能選択
を行わなくてはならない。
高度化するに従い,一つのシステムで実行できる機能が
増加し,その増加した分だけメニュー項目を増やす方式
がとられている。このためアプリケーションを起動させ
るまでに増加したメニュー項目やメニュー階層をたどる
時のメニュー選択の操作が複雑になる。また,選択頻度
の高い機能であっても,メニュー階層をたどり機能選択
を行わなくてはならない。
【0004】従って,従来のメニュー選択の方式ではシ
ステムが高度になっても,メニュー選択の操作が複雑
で,類似した操作を繰り返し行う場合にも必要なメニュ
ー項目やメニュー階層毎に選択を行わなければならず,
システム制御時の操作に繰り返しが多くなって使いにく
いという問題があった。
ステムが高度になっても,メニュー選択の操作が複雑
で,類似した操作を繰り返し行う場合にも必要なメニュ
ー項目やメニュー階層毎に選択を行わなければならず,
システム制御時の操作に繰り返しが多くなって使いにく
いという問題があった。
【0005】本発明は階層化されたメニューの選択時に
頻繁に用いるメニューの途中階層を省略して選択の手順
を簡略化することができるメニュー階層変更方式を提供
することを目的とする。
頻繁に用いるメニューの途中階層を省略して選択の手順
を簡略化することができるメニュー階層変更方式を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。図1において,1は履歴情報ファイル1b,
メニュー履歴呼出し手段1a及びメニュー履歴記録手段
1cを備える履歴情報格納部,2はメニュー制御部,3
は入出力部,4は頻度情報作成手段4aと頻度情報知識
ファイル4bを備えるメニュー選択頻度情報知識生成
部,5はメニュー階層変更部である。メニュー階層変更
部5は,メニュー階層知識ファイル5bを用いてメニュ
ー階層の推論を行うメニュー階層推論手段5aと頻度検
出ルール知識ファイル5d,検索条件設定手段5e及び
頻度情報知識ファイル4bを用いてメニュー選択頻度の
推論を行うメニュー選択頻度推論手段5cとで構成す
る。
図である。図1において,1は履歴情報ファイル1b,
メニュー履歴呼出し手段1a及びメニュー履歴記録手段
1cを備える履歴情報格納部,2はメニュー制御部,3
は入出力部,4は頻度情報作成手段4aと頻度情報知識
ファイル4bを備えるメニュー選択頻度情報知識生成
部,5はメニュー階層変更部である。メニュー階層変更
部5は,メニュー階層知識ファイル5bを用いてメニュ
ー階層の推論を行うメニュー階層推論手段5aと頻度検
出ルール知識ファイル5d,検索条件設定手段5e及び
頻度情報知識ファイル4bを用いてメニュー選択頻度の
推論を行うメニュー選択頻度推論手段5cとで構成す
る。
【0007】本発明は類似した操作を繰り返し行う場合
に,以前に実行したメニュー選択項目またはその番号と
メニュー階層を履歴情報として記録し,その履歴情報に
よりメニュー選択の頻度情報知識を生成し,次にメニュ
ーを選択した場合に使用頻度情報の高いメニュー選択動
作における途中階層を省略したメニュー階層を生成し,
メニューキーに割り当てることにより頻繁に用いるメニ
ューの途中階層での選択を省略して機能選択の手順の簡
略化と使いやすいメニュー選択を実現する。
に,以前に実行したメニュー選択項目またはその番号と
メニュー階層を履歴情報として記録し,その履歴情報に
よりメニュー選択の頻度情報知識を生成し,次にメニュ
ーを選択した場合に使用頻度情報の高いメニュー選択動
作における途中階層を省略したメニュー階層を生成し,
メニューキーに割り当てることにより頻繁に用いるメニ
ューの途中階層での選択を省略して機能選択の手順の簡
略化と使いやすいメニュー選択を実現する。
【0008】
【作用】入出力部3にメニューが表示され,操作者のメ
ニュー選択や機能選択が入力され,メニュー制御部2は
メニューの内容を決定し,メニューの項目,メニュー階
層等のメニュー入力の制御を行うと共に,メニュー選択
の制御を行う。このメニュー選択として,履歴情報を用
いる場合は,履歴情報格納部1の履歴情報ファイル1b
からキーの履歴情報の入力制御を行い,頻度による中途
階層省略を行う場合はメニュー階層変更部5のメニュー
階層推論を起動しメニューを表示して制御を行う。履歴
情報格納部1はメニュー制御部2においてキー入力によ
り選択して実行されたメニュー履歴を受け取るとメニュ
ー履歴記録手段1cが起動して履歴情報ファイル1bに
格納し,メニュー制御部2から履歴情報の呼出しがある
とメニュー履歴呼出し手段1aが起動して履歴情報ファ
イル1bから必要な履歴情報を読み出して送る。また,
履歴情報ファイル1bへメニュー履歴情報を書き込む時
メニュー選択頻度情報知識生成部4を駆動して履歴情報
を供給する。これによりメニュー選択頻度情報知識生成
部4は頻度情報作成手段4aを起動して入力されたメニ
ュー選択の履歴情報により頻度情報の知識を作成して頻
度情報知識ファイル4bに格納する。
ニュー選択や機能選択が入力され,メニュー制御部2は
メニューの内容を決定し,メニューの項目,メニュー階
層等のメニュー入力の制御を行うと共に,メニュー選択
の制御を行う。このメニュー選択として,履歴情報を用
いる場合は,履歴情報格納部1の履歴情報ファイル1b
からキーの履歴情報の入力制御を行い,頻度による中途
階層省略を行う場合はメニュー階層変更部5のメニュー
階層推論を起動しメニューを表示して制御を行う。履歴
情報格納部1はメニュー制御部2においてキー入力によ
り選択して実行されたメニュー履歴を受け取るとメニュ
ー履歴記録手段1cが起動して履歴情報ファイル1bに
格納し,メニュー制御部2から履歴情報の呼出しがある
とメニュー履歴呼出し手段1aが起動して履歴情報ファ
イル1bから必要な履歴情報を読み出して送る。また,
履歴情報ファイル1bへメニュー履歴情報を書き込む時
メニュー選択頻度情報知識生成部4を駆動して履歴情報
を供給する。これによりメニュー選択頻度情報知識生成
部4は頻度情報作成手段4aを起動して入力されたメニ
ュー選択の履歴情報により頻度情報の知識を作成して頻
度情報知識ファイル4bに格納する。
【0009】メニュー階層変更部5のメニュー階層知識
ファイル5bにはメニュー階層の推論に必要なメニュー
階層に関する知識が格納され,頻度検索ルール知識ファ
イル5dには,メニュー選択頻度推論を行う時の検索条
件及び推論ルールに関する知識が格納され,検索条件設
定手段5eは入出力部3から操作者により入力された中
途階層省略を行う時の検索条件や推論ルールが設定され
る。この検索条件設定手段5eの設定内容により頻度検
索ルール知識ファイル5dの作成,修正,削除が行われ
る。
ファイル5bにはメニュー階層の推論に必要なメニュー
階層に関する知識が格納され,頻度検索ルール知識ファ
イル5dには,メニュー選択頻度推論を行う時の検索条
件及び推論ルールに関する知識が格納され,検索条件設
定手段5eは入出力部3から操作者により入力された中
途階層省略を行う時の検索条件や推論ルールが設定され
る。この検索条件設定手段5eの設定内容により頻度検
索ルール知識ファイル5dの作成,修正,削除が行われ
る。
【0010】メニュー階層変更部5はメニュー制御部2
からの要求により起動するとメニューの選択頻度の高い
ものを推論するメニュー選択頻度推論か,階層ごとに階
層構造を推論しメニュー選択頻度の推論を行うメニュー
階層推論を行う。メニュー選択頻度推論は,メニュー選
択頻度推論手段5cにおいて頻度情報知識ファイル4b
の頻度情報知識と,メニュー階層知識ファイル5bのメ
ニュー階層知識を用いたメニュー階層推論手段5aによ
る推論結果を基に頻度検索ルール知識ファイル5dの頻
度検索ルールに従ってメニューの選択頻度の高いものを
推論する。階層ごとの推論は,メニュー階層推論手段5
aにおいてメニュー階層知識ファイル5bを用いて実行
する。メニュー階層の途中階層を省略したメニュー階層
はメニュー制御部2を介して,入出力部3へ表示され
る。
からの要求により起動するとメニューの選択頻度の高い
ものを推論するメニュー選択頻度推論か,階層ごとに階
層構造を推論しメニュー選択頻度の推論を行うメニュー
階層推論を行う。メニュー選択頻度推論は,メニュー選
択頻度推論手段5cにおいて頻度情報知識ファイル4b
の頻度情報知識と,メニュー階層知識ファイル5bのメ
ニュー階層知識を用いたメニュー階層推論手段5aによ
る推論結果を基に頻度検索ルール知識ファイル5dの頻
度検索ルールに従ってメニューの選択頻度の高いものを
推論する。階層ごとの推論は,メニュー階層推論手段5
aにおいてメニュー階層知識ファイル5bを用いて実行
する。メニュー階層の途中階層を省略したメニュー階層
はメニュー制御部2を介して,入出力部3へ表示され
る。
【0011】このようにして,メニュー履歴の内容をそ
のまま,または任意のメニュー階層を推論により再現す
ることができる。また,選択頻度の高いメニュー選択及
び階層を検索条件及び推論ルールに従って推論すること
により使用頻度の高いメニュー階層及びアプリケーショ
ンの起動を再現する。
のまま,または任意のメニュー階層を推論により再現す
ることができる。また,選択頻度の高いメニュー選択及
び階層を検索条件及び推論ルールに従って推論すること
により使用頻度の高いメニュー階層及びアプリケーショ
ンの起動を再現する。
【0012】
【実施例】図2は本発明が実施される情報処理装置の構
成図である。図2において,20はCPU,21はメモ
リ,22はディスプレイ,23はマウス,キーボード等
の入力装置,24は磁気ディスク装置である。磁気ディ
スク装置24には,ファイル24a〜24dが格納さ
れ,24aは履歴情報ファイル(図1の1b),24b
は頻度情報知識ファイル(図1の4b),24cはメニ
ュー階層知識ファイル(図1の5b),24dは頻度検
索ルール知識ファイル(図1の5d)である。
成図である。図2において,20はCPU,21はメモ
リ,22はディスプレイ,23はマウス,キーボード等
の入力装置,24は磁気ディスク装置である。磁気ディ
スク装置24には,ファイル24a〜24dが格納さ
れ,24aは履歴情報ファイル(図1の1b),24b
は頻度情報知識ファイル(図1の4b),24cはメニ
ュー階層知識ファイル(図1の5b),24dは頻度検
索ルール知識ファイル(図1の5d)である。
【0013】この実施例では,図1の履歴情報格納部
1,メニュー制御部2,メニュー選択頻度情報生成部4
及びメニュー階層変更部5の各手段の機能は図2のCP
U20,メモリ21においてプログラムにより実行され
る。
1,メニュー制御部2,メニュー選択頻度情報生成部4
及びメニュー階層変更部5の各手段の機能は図2のCP
U20,メモリ21においてプログラムにより実行され
る。
【0014】次に上記の各ファイル24a〜24dの構
成を図3乃至図6により説明する。図3は履歴情報ファ
イル(24a)の構成である。この履歴情報ファイルに
はメニュー選択を経て機能(アプリケーション)が実行
された時,メニュー選択のの履歴が記録される。そのた
め,図3に示すように,一組の履歴情報30には,先頭
には割り当てられた履歴番号30a,メニュー階層数3
0bが格納され,その後にメニュー番号31a,メニュ
ー名31b及びメニュー選択項目(このメニューにおい
て選択された項目)31cの3つの情報により構成する
1階層分のデータが格納される。その後に更に32a〜
32cで構成する次の階層のデータが格納され,この履
歴において最後に選択実行された「実行アプリケーショ
ン」33が格納される。履歴番号30aは履歴の記録順
を示す通番であり,履歴の検索時に使用する。メニュー
階層数30bはアプリケーションが起動されるまでのメ
ニュー階層の数であり,メニュー番号,メニュー選択項
目の数がこの数値により決まる。メニュー番号,メニュ
ー名はメニューに付けられる番号及び名称であり,異な
る階層からの同じ項目の場合を除き,ユニークな番号及
び名称であり,選択された項目のメニュー番号及び名称
が記録される。実行アプリケーションはメニューより選
択した項目から起動されたアプリケーションである。こ
のような履歴情報は,発生する毎に順次格納されるが,
一定の容量(容量の指定が可能)に達すると以前に格納
された古いデータを消してその上に書き込まれる。
成を図3乃至図6により説明する。図3は履歴情報ファ
イル(24a)の構成である。この履歴情報ファイルに
はメニュー選択を経て機能(アプリケーション)が実行
された時,メニュー選択のの履歴が記録される。そのた
め,図3に示すように,一組の履歴情報30には,先頭
には割り当てられた履歴番号30a,メニュー階層数3
0bが格納され,その後にメニュー番号31a,メニュ
ー名31b及びメニュー選択項目(このメニューにおい
て選択された項目)31cの3つの情報により構成する
1階層分のデータが格納される。その後に更に32a〜
32cで構成する次の階層のデータが格納され,この履
歴において最後に選択実行された「実行アプリケーショ
ン」33が格納される。履歴番号30aは履歴の記録順
を示す通番であり,履歴の検索時に使用する。メニュー
階層数30bはアプリケーションが起動されるまでのメ
ニュー階層の数であり,メニュー番号,メニュー選択項
目の数がこの数値により決まる。メニュー番号,メニュ
ー名はメニューに付けられる番号及び名称であり,異な
る階層からの同じ項目の場合を除き,ユニークな番号及
び名称であり,選択された項目のメニュー番号及び名称
が記録される。実行アプリケーションはメニューより選
択した項目から起動されたアプリケーションである。こ
のような履歴情報は,発生する毎に順次格納されるが,
一定の容量(容量の指定が可能)に達すると以前に格納
された古いデータを消してその上に書き込まれる。
【0015】図4は頻度情報知識ファイル(24b)の
説明図である。図4のA.に頻度情報知識ファイルの構
成(フォーマット)を示す。このファイルには先頭に
「頻度知識」のタイトルの後に,最上位のメニュー名4
0と,そのメニューに含まれた各選択項目41が順番に
配列され,各選択項目41が選択された回数を表す選択
数42が格納される。このメニュー名の情報の後に,下
位の階層であるメニュー名40’について同様の情報4
1’,42’等が格納され,以下順次各メニューについ
ての頻度知識が格納される。図4のB.は頻度情報知識
ファイルの具体例であり,メニュー名「TOP」の中に
選択項目が「SUB−1」から「SUB−4」までの4
つがあり,「SUB−1」の項目は10回選択されてい
ることを表す。また,この項目を選択した時に表示され
るメニュー名「SUB−1」にも複数の選択項目「「S
UB−1−1」〜「SUB−1−4」があり,それぞれ
が選択された回数は「3」,「3」,「3」,「3」,
となっている例である。
説明図である。図4のA.に頻度情報知識ファイルの構
成(フォーマット)を示す。このファイルには先頭に
「頻度知識」のタイトルの後に,最上位のメニュー名4
0と,そのメニューに含まれた各選択項目41が順番に
配列され,各選択項目41が選択された回数を表す選択
数42が格納される。このメニュー名の情報の後に,下
位の階層であるメニュー名40’について同様の情報4
1’,42’等が格納され,以下順次各メニューについ
ての頻度知識が格納される。図4のB.は頻度情報知識
ファイルの具体例であり,メニュー名「TOP」の中に
選択項目が「SUB−1」から「SUB−4」までの4
つがあり,「SUB−1」の項目は10回選択されてい
ることを表す。また,この項目を選択した時に表示され
るメニュー名「SUB−1」にも複数の選択項目「「S
UB−1−1」〜「SUB−1−4」があり,それぞれ
が選択された回数は「3」,「3」,「3」,「3」,
となっている例である。
【0016】図5はメニュー階層知識ファイル(24
c)の説明図である。図5のA.にメニュー階層知識フ
ァイルの構成,B.にその具体例を示す。このファイル
には,メニューの階層についての情報をメニュー階層推
論で使用する知識の形式で記録されており,システム開
発した時に決定したメニューの階層構成の情報が格納さ
れる。ファイルの名称「メニュー階層」の後に,メニュ
ー名または実行アプリケーション名が格納される。次に
「モード」が格納され,これには当該階層がメニュー選
択かアプリケーション実行かの表示が格納され,その後
にメニュー選択の場合選択項目が順番に格納され,実行
アプリケーションの場合はその名称が格納される。ま
た,異なる階層から呼び出される同一のメニュー及び実
行アプリケーションが存在する場合は,推論により導き
出されるため,重複する登録を行う必要がない。
c)の説明図である。図5のA.にメニュー階層知識フ
ァイルの構成,B.にその具体例を示す。このファイル
には,メニューの階層についての情報をメニュー階層推
論で使用する知識の形式で記録されており,システム開
発した時に決定したメニューの階層構成の情報が格納さ
れる。ファイルの名称「メニュー階層」の後に,メニュ
ー名または実行アプリケーション名が格納される。次に
「モード」が格納され,これには当該階層がメニュー選
択かアプリケーション実行かの表示が格納され,その後
にメニュー選択の場合選択項目が順番に格納され,実行
アプリケーションの場合はその名称が格納される。ま
た,異なる階層から呼び出される同一のメニュー及び実
行アプリケーションが存在する場合は,推論により導き
出されるため,重複する登録を行う必要がない。
【0017】B.の例では,最初の「TOP」というメ
ニュー名の後にメニューというモードが表示され,選択
項目として「SUB−1」・・が格納され,B.の中央
には「SUB−1−1−5」というメニュー名が格納さ
れ,そのモードが「APP1」という実行アプリケーシ
ョン名であることを表示している。
ニュー名の後にメニューというモードが表示され,選択
項目として「SUB−1」・・が格納され,B.の中央
には「SUB−1−1−5」というメニュー名が格納さ
れ,そのモードが「APP1」という実行アプリケーシ
ョン名であることを表示している。
【0018】図6は頻度検索ルール知識ファイル(24
d)の構成図である。このファイルはメニュー選択頻度
の推論に使用する知識であり,システムの利用者が,検
索先の階層レベルがT(指定数値が入力条件で設定)か
またはNIL(設定されてない)かの設定,検索先の相
対階層レベルがTかNILかの設定,検索先がアプリケ
ーションの場合実行するか(T)または,その前で止め
るか(NIL)の設定,省略不可(途中の経過を明らか
にする必要がある)メニューか否かの設定(設定する場
合,メニュー名を設定)等の推論に必要な条件を設定す
ることが可能である。なお,頻度を用いた推論では頻度
が最も大きいものを選択するのが原則である。
d)の構成図である。このファイルはメニュー選択頻度
の推論に使用する知識であり,システムの利用者が,検
索先の階層レベルがT(指定数値が入力条件で設定)か
またはNIL(設定されてない)かの設定,検索先の相
対階層レベルがTかNILかの設定,検索先がアプリケ
ーションの場合実行するか(T)または,その前で止め
るか(NIL)の設定,省略不可(途中の経過を明らか
にする必要がある)メニューか否かの設定(設定する場
合,メニュー名を設定)等の推論に必要な条件を設定す
ることが可能である。なお,頻度を用いた推論では頻度
が最も大きいものを選択するのが原則である。
【0019】上記のような各ファイルを用いて図2の情
報処理装置においてメニュー選択が行われ,図7はメニ
ュー選択の実施例の処理フローである。処理がスタート
すると,最初に初期メニュー選択が行われてディスプレ
イ(図2の22)に表示される(図7のS1),次にメ
ニュー選択のための条件入力を行うか判断する(同S
2)。この時,中途階層を省略したメニュー選択や,推
論のルールの条件(図6のルール参照)を設定する場合
は,条件入力を選択する指示を入力する(同S3)。
報処理装置においてメニュー選択が行われ,図7はメニ
ュー選択の実施例の処理フローである。処理がスタート
すると,最初に初期メニュー選択が行われてディスプレ
イ(図2の22)に表示される(図7のS1),次にメ
ニュー選択のための条件入力を行うか判断する(同S
2)。この時,中途階層を省略したメニュー選択や,推
論のルールの条件(図6のルール参照)を設定する場合
は,条件入力を選択する指示を入力する(同S3)。
【0020】具体的には,画面に条件入力を行うか否か
を問い合わせるメッセージが表示されるか,画面の一部
に条件入力を指定できるマークが表示されると,前者の
場合入力装置(図2の23)から「YES」か「NO」
を入力し,後者の場合そのマークをヒットすることより
条件入力を行う状態となり,条件入力のメニューが表示
される。例えば,「履歴選択」,「頻度推論」,「条件
設定」等が表示される。
を問い合わせるメッセージが表示されるか,画面の一部
に条件入力を指定できるマークが表示されると,前者の
場合入力装置(図2の23)から「YES」か「NO」
を入力し,後者の場合そのマークをヒットすることより
条件入力を行う状態となり,条件入力のメニューが表示
される。例えば,「履歴選択」,「頻度推論」,「条件
設定」等が表示される。
【0021】この条件入力の時,履歴情報を用いた推論
による途中階層を省略したメニュー階層の変更を行いた
い場合は「履歴選択」を選択し,頻度情報を用いた推論
により途中階層を省略したメニュー選択を行いたい場合
は「頻度推論」を選択し,推論ルールの条件を設定した
い場合は「条件設定」を選択して入力する。
による途中階層を省略したメニュー階層の変更を行いた
い場合は「履歴選択」を選択し,頻度情報を用いた推論
により途中階層を省略したメニュー選択を行いたい場合
は「頻度推論」を選択し,推論ルールの条件を設定した
い場合は「条件設定」を選択して入力する。
【0022】条件入力が終了すると,履歴選択がされて
いるか否かの判断を行う(同S4)。履歴選択が上記の
条件入力で選択されているか,または目的とするアプリ
ケーション名を入力すると,メニュー履歴情報ファイル
24aが検索されて,読み込まれて(同S5),条件に
対応する履歴を選択する処理が行われて得られた変更先
のメニューへメニュー階層変更が行われる(同S6)。
履歴選択が指定されない時は,階層省略が指定されたか
判断する(同S7)。ここでは,上記条件入力により
「頻度推論」が設定されているか,中途階層省略による
メニューを指定すると,メニュー選択頻度の推論(図1
の5cに対応)が実行される。この推論で頻度検索ルー
ル知識ファイル24dを用いた選択頻度が推論されて最
も頻度が高く条件に合ったメニューが選択される(同S
8)。
いるか否かの判断を行う(同S4)。履歴選択が上記の
条件入力で選択されているか,または目的とするアプリ
ケーション名を入力すると,メニュー履歴情報ファイル
24aが検索されて,読み込まれて(同S5),条件に
対応する履歴を選択する処理が行われて得られた変更先
のメニューへメニュー階層変更が行われる(同S6)。
履歴選択が指定されない時は,階層省略が指定されたか
判断する(同S7)。ここでは,上記条件入力により
「頻度推論」が設定されているか,中途階層省略による
メニューを指定すると,メニュー選択頻度の推論(図1
の5cに対応)が実行される。この推論で頻度検索ルー
ル知識ファイル24dを用いた選択頻度が推論されて最
も頻度が高く条件に合ったメニューが選択される(同S
8)。
【0023】次に選択する項目を判断してメニュー階層
知識ファイル24cを用いたメニュー階層の推論(図1
の5aに対応)が実行される(同S9)。この推論によ
り得られた結果は入力条件(S3で入力)を満たすか否
か判定され(同S10),満たさない場合は,更に次の
階層についての推論を行う。条件を満たした場合は,シ
ョートカット(中途省略)して選択した先がメニューか
否か(否の場合アプリケーション)判断し(同S1
1),メニューの場合はS7へ戻り,さらにメニュー選
択が続けられる。
知識ファイル24cを用いたメニュー階層の推論(図1
の5aに対応)が実行される(同S9)。この推論によ
り得られた結果は入力条件(S3で入力)を満たすか否
か判定され(同S10),満たさない場合は,更に次の
階層についての推論を行う。条件を満たした場合は,シ
ョートカット(中途省略)して選択した先がメニューか
否か(否の場合アプリケーション)判断し(同S1
1),メニューの場合はS7へ戻り,さらにメニュー選
択が続けられる。
【0024】上記のS7において,階層省略が指定され
ない場合は,通常通りに次の階層のメニューを選択し
(同S12),そのメニューが実行アプリケーションで
あるか判断し(同S13),実行アプリケーションでな
い場合はS7に戻るが,実行アプリケーションである場
合は,履歴情報ファイル24aに書き込むために,先ず
履歴情報が規定数(ファイル容量に対応)以上であるか
を調べて,規定数以上の場合は規定数になるよう削除し
(同S14),次いでこのアプリケーションに達するま
でのメニュー履歴情報を履歴情報ファイル24aに書き
込む(同S15)。次に,その書き込まれた履歴情報に
対応して頻度情報を作成して頻度情報知識ファイル24
bの内容を更新する(同S16)。この後,選択したア
プリケーションを起動する(S17)。
ない場合は,通常通りに次の階層のメニューを選択し
(同S12),そのメニューが実行アプリケーションで
あるか判断し(同S13),実行アプリケーションでな
い場合はS7に戻るが,実行アプリケーションである場
合は,履歴情報ファイル24aに書き込むために,先ず
履歴情報が規定数(ファイル容量に対応)以上であるか
を調べて,規定数以上の場合は規定数になるよう削除し
(同S14),次いでこのアプリケーションに達するま
でのメニュー履歴情報を履歴情報ファイル24aに書き
込む(同S15)。次に,その書き込まれた履歴情報に
対応して頻度情報を作成して頻度情報知識ファイル24
bの内容を更新する(同S16)。この後,選択したア
プリケーションを起動する(S17)。
【0025】次に図8乃至図10により本発明を用いた
メニュー選択の簡単な動作例を説明する。図8は通常の
メニュー選択の例である。最初のディスプレイの画面A
には,最上位の階層の「TOP」という名称のメニュー
が表示され,その下に複数の選択項目「SUB−1」〜
「SUB−4」が表示されている。また,右上には条件
入力を指定するための補助メニューを指定する表示(□
のマーク)が表示されている。なお,この補助メニュー
の表示は途中階層からの省略を可能とするために全ての
メニューに存在する。
メニュー選択の簡単な動作例を説明する。図8は通常の
メニュー選択の例である。最初のディスプレイの画面A
には,最上位の階層の「TOP」という名称のメニュー
が表示され,その下に複数の選択項目「SUB−1」〜
「SUB−4」が表示されている。また,右上には条件
入力を指定するための補助メニューを指定する表示(□
のマーク)が表示されている。なお,この補助メニュー
の表示は途中階層からの省略を可能とするために全ての
メニューに存在する。
【0026】このメニューにおいて,Bに示すように
「SUB−2」を選択すると,Cのように下位層のメニ
ューの名称が「SUB−2」であるメニューが表示され
る。このCのメニューの選択項目から「SUB−2−
1」を選択すると,Cの下位層のメニューがDに示すよ
うに表示される。このDの選択項目は全てアプリケーシ
ョンであり,この中から希望するアプリケーション(A
PLI2)を指定すると,該当するアプリケーションが
実行される。なお,C,Dの画面下部の「QUIT」は
これを現在の階層1つ上位の階層へ戻る時に使用され,
これを選択することにより実行される。
「SUB−2」を選択すると,Cのように下位層のメニ
ューの名称が「SUB−2」であるメニューが表示され
る。このCのメニューの選択項目から「SUB−2−
1」を選択すると,Cの下位層のメニューがDに示すよ
うに表示される。このDの選択項目は全てアプリケーシ
ョンであり,この中から希望するアプリケーション(A
PLI2)を指定すると,該当するアプリケーションが
実行される。なお,C,Dの画面下部の「QUIT」は
これを現在の階層1つ上位の階層へ戻る時に使用され,
これを選択することにより実行される。
【0027】図9はメニュー階層変更方式において履歴
選択を実行する例である。図9のAは,初期メニューに
おいて(上記図8のA)補助メニューのマークを選択
(ヒット)して補助メニューを選択した状態である。こ
の補助メニューaはマルチウィンドウにより表示するよ
うにしてもよい。この補助メニューaには条件入力,履
歴実行,頻度推論の3つの項目が表示されており,この
例では履歴実行を選択したものとする。すると,図9の
Bにおいて,補助メニューにはbに示すように履歴実行
選択の表示メニューが表示される。この内容は以前に実
行された各アプリケーションに達するための履歴が順番
に表示されている。
選択を実行する例である。図9のAは,初期メニューに
おいて(上記図8のA)補助メニューのマークを選択
(ヒット)して補助メニューを選択した状態である。こ
の補助メニューaはマルチウィンドウにより表示するよ
うにしてもよい。この補助メニューaには条件入力,履
歴実行,頻度推論の3つの項目が表示されており,この
例では履歴実行を選択したものとする。すると,図9の
Bにおいて,補助メニューにはbに示すように履歴実行
選択の表示メニューが表示される。この内容は以前に実
行された各アプリケーションに達するための履歴が順番
に表示されている。
【0028】この中から希望する一つの履歴を選択する
と,履歴情報の内容によりアプリケーションの指定を行
うメニューまで途中階層の指定が自動的に行われて,目
的のアプリケーションが実行される。図9の場合,Bの
状態から,C,Dの2つの階層の変化は自動的に展開さ
れ目的とするEのメニューが実行される。
と,履歴情報の内容によりアプリケーションの指定を行
うメニューまで途中階層の指定が自動的に行われて,目
的のアプリケーションが実行される。図9の場合,Bの
状態から,C,Dの2つの階層の変化は自動的に展開さ
れ目的とするEのメニューが実行される。
【0029】図10はメニュー階層変更方式において頻
度推論を実行する例である。図10のAは,初期メニュ
ーであり,この時「SUB−1」を指定し,次に上記図
9のAと同様に補助メニューのマークを選択すると補助
メニューaが表示される。
度推論を実行する例である。図10のAは,初期メニュ
ーであり,この時「SUB−1」を指定し,次に上記図
9のAと同様に補助メニューのマークを選択すると補助
メニューaが表示される。
【0030】この補助メニューaにおいて,頻度推論を
選択すると,頻度推論が実行され,メニュー階層知識と
頻度検索ルール知識及び頻度情報知識を基に使用頻度の
高いアプリケーションの指定を行うメニューまで途中階
層の指定が自動的に行われる。この結果,図10のBの
状態(「SUB−2」)のメニューからCのアプリケー
ションの階層「SUB−2−1」まで自動的に移行し
て,「SUB−2−1」のメニューが表示され,ここで
アプリケーション「APLI2」を選択すると実行され
る。
選択すると,頻度推論が実行され,メニュー階層知識と
頻度検索ルール知識及び頻度情報知識を基に使用頻度の
高いアプリケーションの指定を行うメニューまで途中階
層の指定が自動的に行われる。この結果,図10のBの
状態(「SUB−2」)のメニューからCのアプリケー
ションの階層「SUB−2−1」まで自動的に移行し
て,「SUB−2−1」のメニューが表示され,ここで
アプリケーション「APLI2」を選択すると実行され
る。
【0031】なお,上記実施例にはメニュー階層の変更
において,途中階層を省略(自動的に途中階層を指定)
したメニュー階層の生成を,メニューキーに割り当てる
構成が示されていない。
において,途中階層を省略(自動的に途中階層を指定)
したメニュー階層の生成を,メニューキーに割り当てる
構成が示されていない。
【0032】
【発明の効果】本発明によればメニューによって機能選
択を行い,類似した操作を繰り返す場合に,メニュー選
択時の選択項目とメニューの階層を選択操作キー及び操
作回数の履歴情報として記録しておき,その履歴情報か
らメニュー選択の頻度情報知識を生成し,後でメニュー
を選択した場合に使用頻度の高いメニュー選択動作を使
用者の要求に従った推論により再現させることができる
ので,頻繁に用いるメニューの途中階層での選択を省略
して機能選択の手順の簡略化を可能とすることができ
る。そして繰り返しの発生を少なくしてメニュー選択の
操作が簡単になる。
択を行い,類似した操作を繰り返す場合に,メニュー選
択時の選択項目とメニューの階層を選択操作キー及び操
作回数の履歴情報として記録しておき,その履歴情報か
らメニュー選択の頻度情報知識を生成し,後でメニュー
を選択した場合に使用頻度の高いメニュー選択動作を使
用者の要求に従った推論により再現させることができる
ので,頻繁に用いるメニューの途中階層での選択を省略
して機能選択の手順の簡略化を可能とすることができ
る。そして繰り返しの発生を少なくしてメニュー選択の
操作が簡単になる。
【0033】さらにシステムが高度化して選択する機能
項目が増加してもメニュー選択の操作性を良好に維持し
たシステムを構築することができ,メニューを用いて機
能の選択を行うシステムのヒューマン・マシン・インタ
フェース(HMI)の向上を実現できる。
項目が増加してもメニュー選択の操作性を良好に維持し
たシステムを構築することができ,メニューを用いて機
能の選択を行うシステムのヒューマン・マシン・インタ
フェース(HMI)の向上を実現できる。
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明が実施される情報処理装置の構成図であ
る。
る。
【図3】履歴情報ファイルの構成である。
【図4】頻度情報知識ファイルの説明図である。
【図5】メニュー階層知識ファイルの説明図である。
【図6】頻度検索ルール知識ファイルの構成図である。
【図7】メニュー選択の実施例の処理フローである。
【図8】通常のメニュー選択の例である。
【図9】メニュー階層変更方式において履歴選択を実行
する例である。
する例である。
【図10】メニュー階層変更方式において頻度推論を実
行する例である。
行する例である。
1 履歴情報格納部 1a メニュー履歴呼出し手段 1b 履歴情報ファイル 1c メニュー履歴記録手段 2 メニュー制御部 3 入出力部 4 メニュー選択頻度情報知識生成部 4a 頻度情報作成手段 4b 頻度情報知識ファイル 5 メニュー階層変更部 5a メニュー階層推論手段 5b メニュー階層知識ファイル 5c メニュー選択頻度推論手段 5d 頻度検出ルール知識ファイル 5e 検索条件設定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 複数階層のメニューを選択して目的のア
プリケーションが選択される情報処理装置におけるメニ
ュー階層変更方式であって,メニュー選択を順次行って
選択されたメニュー項目と選択回数,選択したメニュー
項目が表示される画面までの操作手順及びメニュー階層
をメニュー選択の履歴情報として格納する履歴情報格納
部と,メニュー選択の履歴情報を基にメニュー選択の頻
度情報知識を生成するメニュー選択頻度情報知識生成部
と,メニュー選択の頻度情報知識,メニュー階層知識を
用いて指定したメニュー画面の階層までの途中階層を省
略したメニュー階層を生成するメニュー階層変更部と,
入出力部と接続されたメニュー制御部とを備え,メニュ
ー制御部は,メニュー階層の変更を履歴により選択する
要求に対し前記履歴情報格納部の履歴情報を用いてメニ
ュー階層を変更し,メニュー階層の変更を頻度情報によ
り行う要求に対して前記メニュー階層変更部を駆動して
前記頻度情報知識を用いた推論によりメニュー階層を生
成させてメニュー階層を変更することを特徴とする情報
処理装置におけるメニュー階層変更方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064236A JPH05265682A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | メニュー階層変更方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4064236A JPH05265682A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | メニュー階層変更方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265682A true JPH05265682A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13252297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4064236A Withdrawn JPH05265682A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | メニュー階層変更方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05265682A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH08129469A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | N J K:Kk | コンピュータ処理用操作ボタンの最適化表示方法 |
JPH09205292A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品実装装置における操作メニューのカスタマイ ズ方法および装置 |
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-
1992
- 1992-03-19 JP JP4064236A patent/JPH05265682A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |