JPH05265405A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH05265405A JPH05265405A JP6398792A JP6398792A JPH05265405A JP H05265405 A JPH05265405 A JP H05265405A JP 6398792 A JP6398792 A JP 6398792A JP 6398792 A JP6398792 A JP 6398792A JP H05265405 A JPH05265405 A JP H05265405A
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Landscapes
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、液晶表示装置に関し、データドラ
イバにおける出力偏差に起因する誤差による階調制御の
限界を克服し、ひいては表示品質の向上に寄与すること
を目的とする。 【構成】 映像信号VGの非表示期間にスイッチ手段4
により基準電圧VRを選択してデータドライバ2を作動
させ、該データドライバからマルチプレクサ手段3を通
して得られる選択出力と該基準電圧との差を指示する補
正データをメモリ手段6に格納し、前記映像信号の表示
期間中に該補正データを取り出して当該映像信号に対し
補正演算を施すように構成する。
イバにおける出力偏差に起因する誤差による階調制御の
限界を克服し、ひいては表示品質の向上に寄与すること
を目的とする。 【構成】 映像信号VGの非表示期間にスイッチ手段4
により基準電圧VRを選択してデータドライバ2を作動
させ、該データドライバからマルチプレクサ手段3を通
して得られる選択出力と該基準電圧との差を指示する補
正データをメモリ手段6に格納し、前記映像信号の表示
期間中に該補正データを取り出して当該映像信号に対し
補正演算を施すように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置(LC
D)に係り、特に、該LCDの表示品質の向上に関す
る。LCDは、従来のCRTを代替するものとして期待
されており、大規模市場に発展することが予想されてい
る。この中でも特に、薄膜トランジスタ(TFT;Thin
Film Transistor)を用いたLCDは原理的に高品質の
表示が可能なことから、高画質且つ高精細のカラー表示
用ディスプレイの主流になることが期待されている。
D)に係り、特に、該LCDの表示品質の向上に関す
る。LCDは、従来のCRTを代替するものとして期待
されており、大規模市場に発展することが予想されてい
る。この中でも特に、薄膜トランジスタ(TFT;Thin
Film Transistor)を用いたLCDは原理的に高品質の
表示が可能なことから、高画質且つ高精細のカラー表示
用ディスプレイの主流になることが期待されている。
【0002】
【従来の技術】TFTを用いたLCDでは、TFTをス
イッチング素子として用い、画素毎の液晶容量に対応す
るTFTを介して映像信号の大きさに比例したアナログ
電圧信号(情報)を書き込むことにより、画像表示を行
う。図6には従来形の一例としての液晶表示装置の回路
構成が示される。
イッチング素子として用い、画素毎の液晶容量に対応す
るTFTを介して映像信号の大きさに比例したアナログ
電圧信号(情報)を書き込むことにより、画像表示を行
う。図6には従来形の一例としての液晶表示装置の回路
構成が示される。
【0003】図示の例では説明の簡単化のために画素数
を4×4として示しているが、実際には、画素数は64
0×480程度が典型例であり、しかもカラー表示のた
めにはこの3倍の画素数を必要とする。図中、LCDは
液晶表示部(液晶パネル)を示し、その中のP11〜P
44が画素と称する最小の表示単位を表している。各画
素P11〜P44は、複数のデータラインX1〜X4と
複数のゲートラインY1〜Y4の交差部に配設され、対
応するゲートラインが選択された時に対応するデータラ
イン上の電圧情報を伝達するトランスファゲート用トラ
ンジスタ(TFT)と、対応するトランジスタを介して
伝達された情報を記憶する液晶容量とから成っている。
この液晶容量は、例えば10.4インチの液晶パネルで
640×480画素のカラーの場合、1pF位の大きさ
を持つ。パソコン等の映像情報源からの映像情報は、C
RTの場合と同様に、水平同期信号HS、垂直同期信号
VS、クロックCKおよび映像信号VGとして与えられ
るのが典型例である。カラー表示の場合、この映像信号
VGは、赤(R)、緑(G)および青(B)の3信号か
ら成るが、図6の例では説明の簡単化のためにモノクロ
表示用として示してある。
を4×4として示しているが、実際には、画素数は64
0×480程度が典型例であり、しかもカラー表示のた
めにはこの3倍の画素数を必要とする。図中、LCDは
液晶表示部(液晶パネル)を示し、その中のP11〜P
44が画素と称する最小の表示単位を表している。各画
素P11〜P44は、複数のデータラインX1〜X4と
複数のゲートラインY1〜Y4の交差部に配設され、対
応するゲートラインが選択された時に対応するデータラ
イン上の電圧情報を伝達するトランスファゲート用トラ
ンジスタ(TFT)と、対応するトランジスタを介して
伝達された情報を記憶する液晶容量とから成っている。
この液晶容量は、例えば10.4インチの液晶パネルで
640×480画素のカラーの場合、1pF位の大きさ
を持つ。パソコン等の映像情報源からの映像情報は、C
RTの場合と同様に、水平同期信号HS、垂直同期信号
VS、クロックCKおよび映像信号VGとして与えられ
るのが典型例である。カラー表示の場合、この映像信号
VGは、赤(R)、緑(G)および青(B)の3信号か
ら成るが、図6の例では説明の簡単化のためにモノクロ
表示用として示してある。
【0004】各画素に映像信号を書き込むためには、デ
ータラインX1〜X4にデータドライバDD’よりライ
ン毎のデータを与え、一方、ゲートラインY1〜Y4の
内の1個のみを順次、TFTがオンとなる電圧として、
TFTを通して、液晶容量に映像信号を書き込む。CO
NTは液晶表示装置全体を制御するコントローラを示
し、上記水平同期信号HS、垂直同期信号VSおよびク
ロックCKに応答して、映像信号VGの書き込みのため
の各種制御信号を発生する。
ータラインX1〜X4にデータドライバDD’よりライ
ン毎のデータを与え、一方、ゲートラインY1〜Y4の
内の1個のみを順次、TFTがオンとなる電圧として、
TFTを通して、液晶容量に映像信号を書き込む。CO
NTは液晶表示装置全体を制御するコントローラを示
し、上記水平同期信号HS、垂直同期信号VSおよびク
ロックCKに応答して、映像信号VGの書き込みのため
の各種制御信号を発生する。
【0005】データドライバDD’は、シフトレジスタ
SR1により駆動される2段構成のサンプル・ホールド
回路から成る。1段目のサンプル・ホールド回路(スイ
ッチS11〜S14および保持用キャパシタC1〜C
4)は、映像信号VGをシフトレジスタSR1からの信
号(S11〜S14)により順次サンプリングする。1
段目のサンプル・ホールド回路へのサンプリングが終了
した時点で、保持した信号を2段目のサンプル・ホール
ド回路(スイッチS21〜S24および保持用キャパシ
タC5〜C8)へ転送するため、コントローラCONT
からの制御信号T2によりスイッチS21〜S24を同
時にオンとする。これによって、保持信号はキャパシタ
C5〜C8に書き込まれ、データラインX1〜X4に出
力される。一方、1段目のサンプル・ホールド回路は、
次のデータラインの映像信号の保持のために明け渡す。
なお、B1〜B8はそれぞれサンプル・ホールドした信
号を安定に次段へ出力するためのバッファドライバを示
す。
SR1により駆動される2段構成のサンプル・ホールド
回路から成る。1段目のサンプル・ホールド回路(スイ
ッチS11〜S14および保持用キャパシタC1〜C
4)は、映像信号VGをシフトレジスタSR1からの信
号(S11〜S14)により順次サンプリングする。1
段目のサンプル・ホールド回路へのサンプリングが終了
した時点で、保持した信号を2段目のサンプル・ホール
ド回路(スイッチS21〜S24および保持用キャパシ
タC5〜C8)へ転送するため、コントローラCONT
からの制御信号T2によりスイッチS21〜S24を同
時にオンとする。これによって、保持信号はキャパシタ
C5〜C8に書き込まれ、データラインX1〜X4に出
力される。一方、1段目のサンプル・ホールド回路は、
次のデータラインの映像信号の保持のために明け渡す。
なお、B1〜B8はそれぞれサンプル・ホールドした信
号を安定に次段へ出力するためのバッファドライバを示
す。
【0006】一方、ゲートドライバGDは、コントロー
ラCONTからのクロックCK2と起動信号T3に応答
して作動するシフトレジスタSR2と、該シフトレジス
タの出力に基づいてそれぞれ対応するゲートラインY1
〜Y4を駆動する2値ドライバD1〜D4とから構成さ
れている。また、映像信号VGは、2段構成の加算増幅
器A1,A2(各抵抗器R1〜R3およびR5を含む)
を通してデータドライバDD’に入力される。
ラCONTからのクロックCK2と起動信号T3に応答
して作動するシフトレジスタSR2と、該シフトレジス
タの出力に基づいてそれぞれ対応するゲートラインY1
〜Y4を駆動する2値ドライバD1〜D4とから構成さ
れている。また、映像信号VGは、2段構成の加算増幅
器A1,A2(各抵抗器R1〜R3およびR5を含む)
を通してデータドライバDD’に入力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高品質のCRTを代替
する表示を実現するためには、いわゆる「フルカラー」
の表示を行える必要がある。フルカラーの場合に要求さ
れる色の数は、1677万色が代表例である。このため
には、R、GおよびBの各々に対して256段階の階調
制御が要求される。つまり、R、GおよびBの各色の組
み合わせにより、256×256×256=16,77
7,216色の表現が可能となる。
する表示を実現するためには、いわゆる「フルカラー」
の表示を行える必要がある。フルカラーの場合に要求さ
れる色の数は、1677万色が代表例である。このため
には、R、GおよびBの各々に対して256段階の階調
制御が要求される。つまり、R、GおよびBの各色の組
み合わせにより、256×256×256=16,77
7,216色の表現が可能となる。
【0008】図7には液晶の透過度と制御電圧との関係
が示される。同図に示すように、0%〜100%の透過
度に対して2V〜6V程度の制御電圧を必要とするの
で、これを256段階に制御するためには4/256≒
15mVとなる。このことは、データドライバDD’に
よる制御電圧の正確さは15mV以内である必要がある
ことを意味する。しかし実際には、この要となるデータ
ドライバDD’の出力偏差は200mV程度にもなって
しまうのが現状である。この誤差の主な原因は2つ考え
られる。
が示される。同図に示すように、0%〜100%の透過
度に対して2V〜6V程度の制御電圧を必要とするの
で、これを256段階に制御するためには4/256≒
15mVとなる。このことは、データドライバDD’に
よる制御電圧の正確さは15mV以内である必要がある
ことを意味する。しかし実際には、この要となるデータ
ドライバDD’の出力偏差は200mV程度にもなって
しまうのが現状である。この誤差の主な原因は2つ考え
られる。
【0009】一つは、データドライバDD’に使用して
いる演算増幅器(オペアンプ)のオフセット電圧に起因
するものである。これは、オペアンプが高集積化のため
にMOSトランジスタから成り、この重要な特性である
スレッショルド電圧(Vth)が不安定であることに起因
して生じるとされている。他の一つは、サンプル・ホー
ルド回路特有のいわゆるチャージ・オフセットに起因す
るものである。これは、サンプル・ホールド回路に使用
しているアナログスイッチの制御信号側からの電流のリ
ークが保持用キャパシタの保持電荷を変化させることに
起因して生じるとされている。
いる演算増幅器(オペアンプ)のオフセット電圧に起因
するものである。これは、オペアンプが高集積化のため
にMOSトランジスタから成り、この重要な特性である
スレッショルド電圧(Vth)が不安定であることに起因
して生じるとされている。他の一つは、サンプル・ホー
ルド回路特有のいわゆるチャージ・オフセットに起因す
るものである。これは、サンプル・ホールド回路に使用
しているアナログスイッチの制御信号側からの電流のリ
ークが保持用キャパシタの保持電荷を変化させることに
起因して生じるとされている。
【0010】以下、このチャージ・オフセットについて
図8を参照しながら説明する。同図に示すサンプル・ホ
ールド回路のチャージ・オフセット電圧は、アナログス
イッチQ1,Q2がオフとなる時に制御電圧がアナログ
スイッチのゲート・ドレイン間に存在する容量CG1,
CG2を通して、保持用キャパシタCA,CBの保持電
荷を変化させることに起因して発生する。具体的にその
値は、〔CG1/(CG1+CA)〕×(V1+V2)
または〔CG2/(CG2+CB)〕×(V1+V2)
で表される。実際に問題となるチャージ・オフセットの
値はその絶対値ではなく、素子間のばらつきである。こ
の現実的なばらつき値は、オペアンプA11,A12の
オフセット電圧も含めて上述の200mV程度にもなっ
てしまうのが実情である。データドライバとしてはこれ
らの値を小さくすることが設計の大きな目標となってい
るが、出力偏差を根本的に小さくすることは現状技術で
は極めて難しい。
図8を参照しながら説明する。同図に示すサンプル・ホ
ールド回路のチャージ・オフセット電圧は、アナログス
イッチQ1,Q2がオフとなる時に制御電圧がアナログ
スイッチのゲート・ドレイン間に存在する容量CG1,
CG2を通して、保持用キャパシタCA,CBの保持電
荷を変化させることに起因して発生する。具体的にその
値は、〔CG1/(CG1+CA)〕×(V1+V2)
または〔CG2/(CG2+CB)〕×(V1+V2)
で表される。実際に問題となるチャージ・オフセットの
値はその絶対値ではなく、素子間のばらつきである。こ
の現実的なばらつき値は、オペアンプA11,A12の
オフセット電圧も含めて上述の200mV程度にもなっ
てしまうのが実情である。データドライバとしてはこれ
らの値を小さくすることが設計の大きな目標となってい
るが、出力偏差を根本的に小さくすることは現状技術で
は極めて難しい。
【0011】なお、図8において、QAは制御信号VC
1に応答してアナログスイッチQ1のオン・オフを制御
するためのトランジスタ、QBは制御信号VC2に応答
してアナログスイッチQ2のオン・オフを制御するため
のトランジスタ、+V1はスイッチQ1,Q2をオンさ
せるための電圧、−V2はスイッチQ1,Q2をオフさ
せるための電圧を示す。
1に応答してアナログスイッチQ1のオン・オフを制御
するためのトランジスタ、QBは制御信号VC2に応答
してアナログスイッチQ2のオン・オフを制御するため
のトランジスタ、+V1はスイッチQ1,Q2をオンさ
せるための電圧、−V2はスイッチQ1,Q2をオフさ
せるための電圧を示す。
【0012】本発明は、かかる従来技術における課題に
鑑み創作されたもので、データドライバにおける出力偏
差に起因する誤差による階調制御の限界を克服し、ひい
ては表示品質の向上に寄与することができる液晶表示装
置を提供することを目的としている。
鑑み創作されたもので、データドライバにおける出力偏
差に起因する誤差による階調制御の限界を克服し、ひい
ては表示品質の向上に寄与することができる液晶表示装
置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、データドライバの出力偏差を検出して
その値を一旦記憶し、その値を映像信号から引き算(補
正演算)して該映像信号の補正を行うようにしている。
従って本発明の液晶表示装置は、図1の原理構成図に示
されるように、複数のデータラインおよび複数のゲート
ラインに沿ってマトリクス状に配列された複数の表示素
子Pijを有し、選択された表示素子に対して対応するデ
ータラインから映像信号を書き込み表示する液晶表示部
1と、入力信号をそれぞれサンプル・ホールドしてその
複数の保持値をそれぞれ対応する前記データラインへ出
力すると共に、該複数の保持値のいずれかを選択出力す
るマルチプレクサ手段3を備えたデータドライバ2と、
映像信号VGまたは基準電圧VRのいずれかを選択して
前記データドライバの複数の入力端に接続するスイッチ
手段4と、前記マルチプレクサ手段により選択出力され
た前記データドライバの出力と前記基準電圧とのオフセ
ット量を計測する手段5と、該計測されたオフセット量
を指示するデータを補正データとして格納するメモリ手
段6と、少なくともクロックCKと垂直同期信号VSに
応答し、前記データドライバ、スイッチ手段およびメモ
リ手段に対して前記映像信号の書き込み表示のための各
種制御を行う制御手段7とを具備している。
め、本発明では、データドライバの出力偏差を検出して
その値を一旦記憶し、その値を映像信号から引き算(補
正演算)して該映像信号の補正を行うようにしている。
従って本発明の液晶表示装置は、図1の原理構成図に示
されるように、複数のデータラインおよび複数のゲート
ラインに沿ってマトリクス状に配列された複数の表示素
子Pijを有し、選択された表示素子に対して対応するデ
ータラインから映像信号を書き込み表示する液晶表示部
1と、入力信号をそれぞれサンプル・ホールドしてその
複数の保持値をそれぞれ対応する前記データラインへ出
力すると共に、該複数の保持値のいずれかを選択出力す
るマルチプレクサ手段3を備えたデータドライバ2と、
映像信号VGまたは基準電圧VRのいずれかを選択して
前記データドライバの複数の入力端に接続するスイッチ
手段4と、前記マルチプレクサ手段により選択出力され
た前記データドライバの出力と前記基準電圧とのオフセ
ット量を計測する手段5と、該計測されたオフセット量
を指示するデータを補正データとして格納するメモリ手
段6と、少なくともクロックCKと垂直同期信号VSに
応答し、前記データドライバ、スイッチ手段およびメモ
リ手段に対して前記映像信号の書き込み表示のための各
種制御を行う制御手段7とを具備している。
【0014】
【作用】上述した構成によれば、表示用の信号が休止し
ている垂直同期の期間(映像信号の非表示期間)中に、
スイッチ手段4により基準電圧VRを選択してデータド
ライバ2を作動させ、該データドライバからマルチプレ
クサ手段3を通して得られる選択出力と前記基準電圧と
の差を計測(オフセット量計測手段5)し、その計測デ
ータを補正データとしてメモリ手段6に格納する。そし
て垂直同期期間でない表示期間中にメモリ手段6からそ
の補正データを取り出し、到来する映像信号から該補正
データに相当する電圧量を引き算(つまり補正演算)し
ている。
ている垂直同期の期間(映像信号の非表示期間)中に、
スイッチ手段4により基準電圧VRを選択してデータド
ライバ2を作動させ、該データドライバからマルチプレ
クサ手段3を通して得られる選択出力と前記基準電圧と
の差を計測(オフセット量計測手段5)し、その計測デ
ータを補正データとしてメモリ手段6に格納する。そし
て垂直同期期間でない表示期間中にメモリ手段6からそ
の補正データを取り出し、到来する映像信号から該補正
データに相当する電圧量を引き算(つまり補正演算)し
ている。
【0015】この結果、データドライバの持つオフセッ
ト電圧を原理的に零(0)にすることができ、ひいては
多階調の表示を行うことが可能となる。なお、本発明の
他の構成上の特徴および作用の詳細については、添付図
面を参照しつつ以下に記述される実施例を用いて説明す
る。
ト電圧を原理的に零(0)にすることができ、ひいては
多階調の表示を行うことが可能となる。なお、本発明の
他の構成上の特徴および作用の詳細については、添付図
面を参照しつつ以下に記述される実施例を用いて説明す
る。
【0016】
【実施例】図2には本発明の第1の実施例による液晶表
示装置の回路構成が示される。以下、図1の原理構成図
の説明を補足する形で行う。なお、図2において、図6
に示される符号と同じ符号は同一の構成要素を表してお
り、その説明については省略する。
示装置の回路構成が示される。以下、図1の原理構成図
の説明を補足する形で行う。なお、図2において、図6
に示される符号と同じ符号は同一の構成要素を表してお
り、その説明については省略する。
【0017】図2の構成において、データドライバDD
内の各ドライバの出力を選択してそのオフセット電圧を
発生させるためには、その内部の動作は映像信号VGを
サンプリングする時と全く同じ動作をさせる必要があ
る。従って、アナログスイッチSBをオンとして、基準
電圧VRをその入力としている時であっても、シフトレ
ジスタSR1の起動信号T1を発生させてクロックCK
1を入力して該シフトレジスタSR1を動作させる。た
だし、1垂直同期期間は短いので、全てのデータドライ
バについての出力オフセット電圧を1垂直同期期間に算
出することは出来なくて、1ドライバのデータ収集を1
垂直同期期間に行うのが無理のないやり方である。
内の各ドライバの出力を選択してそのオフセット電圧を
発生させるためには、その内部の動作は映像信号VGを
サンプリングする時と全く同じ動作をさせる必要があ
る。従って、アナログスイッチSBをオンとして、基準
電圧VRをその入力としている時であっても、シフトレ
ジスタSR1の起動信号T1を発生させてクロックCK
1を入力して該シフトレジスタSR1を動作させる。た
だし、1垂直同期期間は短いので、全てのデータドライ
バについての出力オフセット電圧を1垂直同期期間に算
出することは出来なくて、1ドライバのデータ収集を1
垂直同期期間に行うのが無理のないやり方である。
【0018】このため、データドライバDDのどの出力
のオフセット電圧を収集するかは、カウンタCT1を1
フレームに一回歩進させてその信号をデコーダDCを通
して指定する。なお、カウンタCT1は同時に、オフセ
ット電圧をA/D変換してメモリMEMに収集する場合
の該メモリのアドレス指定にも使用する。メモリMEM
の内容の指定は、2つのカウンタCT1,CT2により
行われるが、この切り換えは、スイッチSWに切り換え
信号T5を与えて行われる。カウンタCT2は、映像信
号VGが到来して補正を必要とする時にメモリMEM内
の補正値を引き出すために使用される。この結果、メモ
リMEM内の補正データはD/AコンバータDACによ
りアナログ信号に変換されて、映像信号VGから引き算
(つまり補正演算)されてデータドライバDDへ供給さ
れる。カウンタCT2はクリア信号T6によりゼロ
(0)にリセットされて、クロックCK3により映像信
号と同期した周期で与えられる。
のオフセット電圧を収集するかは、カウンタCT1を1
フレームに一回歩進させてその信号をデコーダDCを通
して指定する。なお、カウンタCT1は同時に、オフセ
ット電圧をA/D変換してメモリMEMに収集する場合
の該メモリのアドレス指定にも使用する。メモリMEM
の内容の指定は、2つのカウンタCT1,CT2により
行われるが、この切り換えは、スイッチSWに切り換え
信号T5を与えて行われる。カウンタCT2は、映像信
号VGが到来して補正を必要とする時にメモリMEM内
の補正値を引き出すために使用される。この結果、メモ
リMEM内の補正データはD/AコンバータDACによ
りアナログ信号に変換されて、映像信号VGから引き算
(つまり補正演算)されてデータドライバDDへ供給さ
れる。カウンタCT2はクリア信号T6によりゼロ
(0)にリセットされて、クロックCK3により映像信
号と同期した周期で与えられる。
【0019】このようにして、映像信号VGはデータド
ライバDDの持つオフセット電圧を補正する結果、出力
偏差を無くすことができる。この時、当然、アナログス
イッチSAはオンとし、アナログスイッチSBはオフで
ある。さてアナログスイッチSBをオンとしてデータド
ライバDDのオフセット電圧を計測するためには、基準
電圧VRをこのスイッチSBを通して、データドライバ
DDの入力とし、データドライバDDは、表示期間と同
様に動作させて基準電圧信号VRをサンプル・ホールド
するという動作を行わせる。つまり、入力がVRの時の
出力電圧が得られ、その値と基準電圧VRの差をとる演
算を差動増幅器A3で行い、その出力をA/D変換す
る。そしてその値をメモリMEMへ蓄積する。
ライバDDの持つオフセット電圧を補正する結果、出力
偏差を無くすことができる。この時、当然、アナログス
イッチSAはオンとし、アナログスイッチSBはオフで
ある。さてアナログスイッチSBをオンとしてデータド
ライバDDのオフセット電圧を計測するためには、基準
電圧VRをこのスイッチSBを通して、データドライバ
DDの入力とし、データドライバDDは、表示期間と同
様に動作させて基準電圧信号VRをサンプル・ホールド
するという動作を行わせる。つまり、入力がVRの時の
出力電圧が得られ、その値と基準電圧VRの差をとる演
算を差動増幅器A3で行い、その出力をA/D変換す
る。そしてその値をメモリMEMへ蓄積する。
【0020】アナログドライバは1個ではなくデータラ
インの数だけ設けられているので、データドライバ内に
この出力の内の1個のみを選択するためのアナログスイ
ッチS1〜S4を設け、その出力を1個にまとめてマル
チプレクサとして出力する。アナログスイッチの選択
は、カウンタCT1の出力をデコーダDCに与えて、ス
イッチS1〜S4のうちの1個のみをオンとすることに
より、行われる。
インの数だけ設けられているので、データドライバ内に
この出力の内の1個のみを選択するためのアナログスイ
ッチS1〜S4を設け、その出力を1個にまとめてマル
チプレクサとして出力する。アナログスイッチの選択
は、カウンタCT1の出力をデコーダDCに与えて、ス
イッチS1〜S4のうちの1個のみをオンとすることに
より、行われる。
【0021】図3には本発明の第2の実施例による液晶
表示装置の回路構成が示される。図2の実施例との相違
点は、基準電圧VRとのオフセット量を算出する演算を
行った後、メモリMEM内にある補正値をアップ/ダウ
ンカウンタCT3に出力し、さらにD/AコンバータD
AC1を通してD/A変換したものと、該オフセット量
に対応するアナログデータとの比較を行い、その結果、
メモリMEM内の値が大きければカウンタCT3の値を
1カウント小さくし、小さければカウンタCT3の値を
1カウント大きくするというディジタル演算を行った
後、その値を再びメモリMEM内に蓄積するということ
を行う点である。この比較のためにアナログコンパレー
タCP1が用いられる。
表示装置の回路構成が示される。図2の実施例との相違
点は、基準電圧VRとのオフセット量を算出する演算を
行った後、メモリMEM内にある補正値をアップ/ダウ
ンカウンタCT3に出力し、さらにD/AコンバータD
AC1を通してD/A変換したものと、該オフセット量
に対応するアナログデータとの比較を行い、その結果、
メモリMEM内の値が大きければカウンタCT3の値を
1カウント小さくし、小さければカウンタCT3の値を
1カウント大きくするというディジタル演算を行った
後、その値を再びメモリMEM内に蓄積するということ
を行う点である。この比較のためにアナログコンパレー
タCP1が用いられる。
【0022】本実施例によれば、図2の実施例で得られ
る効果に加えて、ノイズに起因する誤動作が生じても、
1ビットの誤差内に収まるという一種のフィルタ機能を
持つことができるという利点がある。図4には本発明の
第3の実施例による液晶表示装置の回路構成が示され
る。図2の実施例との相違点は、映像信号VGの表示期
間中での補正のための演算をディジタル値として行う点
であり、このために映像信号VGは先ずA/Dコンバー
タADCによりディジタル化する。この場合、コントロ
ーラCONTからの切り換え信号T7に基づいて、アナ
ログスイッチSCはオン、アナログスイッチSDはオフ
とされる。一方、映像信号VGの非表示期間(つまり垂
直同期期間)中においては、アナログスイッチSCはオ
フ、アナログスイッチSDはオンとされる。
る効果に加えて、ノイズに起因する誤動作が生じても、
1ビットの誤差内に収まるという一種のフィルタ機能を
持つことができるという利点がある。図4には本発明の
第3の実施例による液晶表示装置の回路構成が示され
る。図2の実施例との相違点は、映像信号VGの表示期
間中での補正のための演算をディジタル値として行う点
であり、このために映像信号VGは先ずA/Dコンバー
タADCによりディジタル化する。この場合、コントロ
ーラCONTからの切り換え信号T7に基づいて、アナ
ログスイッチSCはオン、アナログスイッチSDはオフ
とされる。一方、映像信号VGの非表示期間(つまり垂
直同期期間)中においては、アナログスイッチSCはオ
フ、アナログスイッチSDはオンとされる。
【0023】図5には本発明の第4の実施例による液晶
表示装置の回路構成が示される。図2の実施例との相違
点は、データドライバDD内の出力を順次指定するため
の指示(すなわちアナログマルチプレクサのアドレス指
定)を、データドライバDDの外部からの並列ディジタ
ル信号(カウンタCT1の出力)によって行うのではな
く、データドライバDDの内部に設けたカウンタCT4
の出力信号によって行っている点である。このカウンタ
CT4は、カウンタCT1と同様にクリア信号T8と歩
進用のクロックCK4を供給され、それによって該カウ
ンタCT1と完全に同期するように動作する。
表示装置の回路構成が示される。図2の実施例との相違
点は、データドライバDD内の出力を順次指定するため
の指示(すなわちアナログマルチプレクサのアドレス指
定)を、データドライバDDの外部からの並列ディジタ
ル信号(カウンタCT1の出力)によって行うのではな
く、データドライバDDの内部に設けたカウンタCT4
の出力信号によって行っている点である。このカウンタ
CT4は、カウンタCT1と同様にクリア信号T8と歩
進用のクロックCK4を供給され、それによって該カウ
ンタCT1と完全に同期するように動作する。
【0024】図5の実施例によれば、アナログマルチプ
レクサのアドレス指定に関与するデータドライバDDの
ピン数を(図示の例では2つに)減少させることができ
るという利点がある。
レクサのアドレス指定に関与するデータドライバDDの
ピン数を(図示の例では2つに)減少させることができ
るという利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータドライバにおける出力偏差に起因する誤差による階
調制御の限界を克服し、それによって多階調の表示(つ
まり表示品質の向上)を実現することができる。
ータドライバにおける出力偏差に起因する誤差による階
調制御の限界を克服し、それによって多階調の表示(つ
まり表示品質の向上)を実現することができる。
【図1】本発明の液晶表示装置の原理構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例による液晶表示装置の回
路構成を示す図である。
路構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例による液晶表示装置の回
路構成を示す図である。
路構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例による液晶表示装置の回
路構成を示す図である。
路構成を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例による液晶表示装置の回
路構成を示す図である。
路構成を示す図である。
【図6】従来形の一例としての液晶表示装置の回路構成
を示す図である。
を示す図である。
【図7】液晶の透過度と制御電圧との関係を示すグラフ
である。
である。
【図8】図6の装置における問題点を説明するための回
路図である。
路図である。
1…液晶表示部 2…データドライバ 3…マルチプレクサ手段 4…スイッチ手段 5…オフセット量計測手段 6…メモリ手段 7…制御手段 A3…差動増幅器(アンプ) CK…映像信号の同期クロック CONT…コントローラ CT1,CT2…カウンタ DC…デコーダ DD,DD1…データドライバ HS…水平同期信号 LCD…液晶パネル MEM…メモリ Pij…表示素子(画素) SA,SB,S1〜S4…スイッチ SW…切り換えスイッチ VG…映像信号 VR…基準電圧 VS…垂直同期信号
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のデータラインおよび複数のゲート
ラインに沿ってマトリクス状に配列された複数の表示素
子(Pij)を有し、選択された表示素子に対して対応す
るデータラインから映像信号を書き込み表示する液晶表
示部(1;LCD)と、 入力信号をそれぞれサンプル・ホールドしてその複数の
保持値をそれぞれ対応する前記データラインへ出力する
と共に、該複数の保持値のいずれかを選択出力するマル
チプレクサ手段(3;S1〜S4,DC)を備えたデー
タドライバ(2;DD,DD1)と、 映像信号(VG)または基準電圧(VR)のいずれかを
選択して前記データドライバの複数の入力端に接続する
スイッチ手段(4;SA,SB)と、 前記マルチプレクサ手段により選択出力された前記デー
タドライバの出力と前記基準電圧とのオフセット量を計
測する手段(5;A3)と、 該計測されたオフセット量を指示するデータを補正デー
タとして格納するメモリ手段(6;MEM)と、 少なくともクロック(CK)と垂直同期信号(VS)に
応答し、前記データドライバ、スイッチ手段およびメモ
リ手段に対して前記映像信号の書き込み表示のための各
種制御を行う制御手段(7;CONT,CT1,CT
2,SW)とを具備し、 前記映像信号の非表示期間に前記スイッチ手段により前
記基準電圧を選択して前記データドライバを作動させ、
該データドライバから前記マルチプレクサ手段を通して
得られる選択出力と前記基準電圧との差を指示する補正
データを前記メモリ手段に格納し、前記映像信号の表示
期間中に該補正データを取り出して当該映像信号に対し
補正演算を施すことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記マルチプレクサ手段は、前記データ
ドライバの複数の出力端と前記オフセット量計測手段の
入力端の間にそれぞれ接続された複数のアナログスイッ
チ(S1〜S4)と、該複数のアナログスイッチをアド
レス情報に基づいて順次選択するデコーダ(DC)とを
有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
置。 - 【請求項3】 前記デコーダに供給されるアドレス情報
は複数の並列ディジタル信号で構成されていることを特
徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、歩進クロック(CK
4)に応答する第1のカウンタ(CT1)を有し、該第
1のカウンタの出力により前記複数の並列ディジタル信
号を形成することを特徴とする請求項3に記載の液晶表
示装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、歩進クロック(CK
3)およびクリア信号(T6)に応答する第2のカウン
タ(CT2)と、切り換え信号(T5)により該第2の
カウンタの出力または前記第1のカウンタの出力のいず
れかを選択して前記メモリ手段に入力するスイッチ手段
(SW)とを有し、該第1のカウンタの出力が選択され
た時は前記オフセット量を指示する補正データを該メモ
リ手段に格納し、該第2のカウンタの出力が選択された
時は該補正データを該メモリ手段から取り出すことを特
徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記データドライバ(DD1)は、前記
制御手段からの歩進クロック(CK4)およびクリア信
号(T8)に応答するカウンタ(CT4)をさらに有
し、該カウンタの出力により前記マルチプレクサ手段の
デコーダへのアドレス情報を形成することを特徴とする
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記メモリ手段から読み出された前記デ
ータドライバの出力に対応した補正データと前記映像信
号の非表示期間に前記オフセット量計測手段から得られ
たオフセット量を指示するデータとの比較を行うアナロ
グコンパレータ(CP1)と、 該アナログコンパレータの判定出力に基づいてそのカウ
ント値を変更するカウンタ手段(CT3)とをさらに具
備し、 該カウンタ手段において変更された内容を前記メモリ手
段に再び格納するようにしたことを特徴とする請求項2
に記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記メモリ手段から取り出された補正デ
ータをアナログ信号に変換するD/Aコンバータ(DA
C,DAC1)と、 該D/Aコンバータの出力と前記映像信号とに応答して
その演算出力値を前記スイッチ手段に出力する演算増幅
器(A2)とをさらに具備し、 該演算増幅器によるアナログ演算により前記映像信号の
補正演算を行うようにしたことを特徴とする請求項2に
記載の液晶表示装置。 - 【請求項9】 前記制御手段からの切り換え信号(T
7)に応答して前記映像信号(VG)または前記オフセ
ット量計測手段(A3)の出力信号のいずれかを選択す
るスイッチ手段(SC,SD)と、 該スイッチ手段で選択された信号をディジタル化して前
記メモリ手段に出力するA/Dコンバータ(ADC)と
をさらに具備し、 該A/Dコンバータの出力ディジタルデータと前記メモ
リ手段から取り出された補正データとに基づくディジタ
ル演算により前記映像信号の補正演算を行うようにした
ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6398792A JPH05265405A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6398792A JPH05265405A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265405A true JPH05265405A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13245152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6398792A Withdrawn JPH05265405A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05265405A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-03-19 JP JP6398792A patent/JPH05265405A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |