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JPH05265339A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPH05265339A
JPH05265339A JP4060394A JP6039492A JPH05265339A JP H05265339 A JPH05265339 A JP H05265339A JP 4060394 A JP4060394 A JP 4060394A JP 6039492 A JP6039492 A JP 6039492A JP H05265339 A JPH05265339 A JP H05265339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
fixing device
covers
fixing
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4060394A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuji Ishikawa
忠二 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4060394A priority Critical patent/JPH05265339A/ja
Publication of JPH05265339A publication Critical patent/JPH05265339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置上下フレーム1、2の一部が熱ローラ定着
装置ケーシングを兼ね上下フレームに夫々一方のローラ
4、3を支持した熱ローラ定着装置で、上下フレーム開
閉によりローラ対3、4を離間させるとともに、簡単な
構成でローラの露出部をローラカバー8、9で覆うよう
にする。 【構成】上下フレーム2、1の開閉動作と連動してロー
ラカバー8、9をローラ露出部を覆う位置と、通紙を妨
げない退避位置との間に変位させる連動機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の画像形
成装置の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、レーザプリンタ、ファ
クシミリ等の電子写真方式の画像形成装置の定着装置と
しては、図4に示す如く、熱源を内蔵する定着ローラ3
とこれに圧接する加圧ローラ4とのニップ部に未定着の
トナー像を担持する記録紙7を通紙し、熱と圧力により
トナー像を記録紙7の面に融着する熱ローラ定着装置が
広く採用されている。この方式の定着装置は、図4に示
すように従来は上記1対のローラ3、4を定着ケース2
0で完全におおって熱が外部に放散したり、人の手がロ
ーラに触れたりすることを防止し、定着ユニットとして
ユニット化されていた。このようにユニット化すること
により、定着装置の交換、修理が簡単にでき、大型の機
器、寿命のきた部品を交換することを前提とした長寿命
の機器には便利であった。
【0003】ところが、最近ローエンドマシンの普及が
著しく、市場要求に応えるために一層のコストダウン化
が要求されてきている。
【0004】その場合、ローエンドであるため、機器本
体の寿命と定着装置の寿命とが同レベルになることか
ら、定着ユニットのコストダウンのために定着ユニット
から定着ケースを省略し、定着装置に故障が発生した場
合は機械全体を交換することで対応するようにした考え
方も必要になってくる。つまり、定着装置のユニット化
はやめて、本体に組付けてしまうと云う考え方である。
【0005】図5はこの考え方に基づく画像形成装置の
定着部の構成を示す図である。定着ローラ3と加圧ロー
ラ4とのローラ対は直接画像形成装置本体の上下フレー
ム1、2の枢着側端部に形成された区画中に配設され、
定着ケースはない。ジャム処理時等に定着部を開放する
場合は上フレーム1を、下フレームとの枢支点10を中
心として跳ね上げて開き、定着ローラ3と加圧ローラ4
とを離間させるのであるが、作業者の手が熱せられたロ
ーラに触れることのないように、少くとも定着ローラの
開放時露出する部分にローラの外周面に沿った曲率を有
する短冊状のローラカバー8、9を設け、上フレーム開
放時はローラカバー8、9がローラ4、3の露出部を覆
い、上フレーム1を閉じた時はローラカバーが定着動作
の邪魔にならない位置に退避するようにすることが必要
である。
【0006】特開平1−163789号及び特開平1−
163790号の各公報には、定着装置を構成する定着
ローラと加圧ローラとが定着時には互いに圧接し、待機
時にはローラ対は互いに離間し、離間した状態では定着
ローラの露出部分はローラカバーで覆われ、ローラカバ
ーは定着時には定着動作の邪魔にならない位置に退避す
るようにした記録装置の定着装置が開示されている。こ
の装置の場合、待機時ローラ対を離間させる目的は、記
録紙として連続記録紙を使用する場合、待機時、定着ロ
ーラと加圧ローラとが圧接したまゝであると、記録紙が
両ローラによって挾まれたまゝ停止することによる用紙
の燒損を防止するためであり、定着ローラの露出部をロ
ーラカバーで覆うのは連続紙が停止時定着ローラに触れ
るのを防止し、かつジャム処理時に熱せられた定着ロー
ラに作業者が手を触れることがないようにするためであ
る。
【0007】しかし、この定着装置のローラ対の接離と
ローラカバーの移動との連動手段は多数の歯車の噛合せ
により行なわれ、構造が複数で高価につく欠点がある。
又、定着ローラと加圧ローラの接離は定着ローラを揺動
レバーに装着して、このレバーを加圧バネの力に抗して
揺動させて定着ローラを加圧ローラに対して移動させる
ようにしているので強大な力が必要であり、又レバーの
高い位置精度が必要であり、レバーが脆弱であれば定着
ローラが傾き、スキュー等の原因となる。又、加圧ロー
ラ側が駆動側であり、加圧ローラはゴムで作られている
ので、両ローラが接触した時には加圧ローラが変形し、
外径が変化するので線速が変化し、その結果、紙のたる
みや引張りが発生し、ジターやしわが発生し易い欠点が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来実施さ
れ、あるいは提案されている熱ローラ定着装置の上記の
実情にかんがみ、画像形成装置の上下フレームの一部が
熱ローラ定着装置のケースを兼ね、かつ定着装置の両ロ
ーラを離間させたとき少くとも定着ローラの露出部を覆
うローラカバーを有する定着装置において、簡単な構成
でローラカバーを作動時定着動作の邪魔にならない位置
に変位させることのできる定着装置を提供することを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の定着装置は、上
記の課題を解決するため、定着装置の一対のローラは夫
々画像形成装置の上下フレームに支持され、上下フレー
ムの開閉に連動させてローラカバーをローラを覆う位置
と、ローラを露出させる位置に移動させる連動機構を設
けたことを特徴とする。
【0010】その連動機構は、ローラカバーが各々のロ
ーラ軸に軸支された扇形部材に両端が固定され、ローラ
の外周面に沿う曲率を有する短冊状部材より成り、上記
扇形部材の少くとも片側にはその軸を中心とする有歯プ
ーリ固定され、上記の上フレームの同じ側にはその枢着
軸を中心とする有歯プーリが固定され、上記の対をなす
有歯プーリの間に有歯ベルトを掛け渡して構成するのが
簡単である。
【0011】
【作用】上記の構成により、上フレームを開放すればそ
れに軸支されたローラは下フレームに軸支されたローラ
と離間すると同時にこれに連動して定着動作の邪魔にな
らない位置に退避していたローラカバーは、上フレーム
の枢着部に固定された有歯プーリの回動により有歯ベル
ト、ローラカバーを支持する扇形部材に固定された有歯
プーリを介してローラの露出部を覆う位置に移動する。
この構成は従来の歯車列によるものに比して簡単であ
る。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面に基づいて
詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明を図5で説明した定着装置
に適用した実施例の上フレーム1を閉じた状態を示す図
であり、図2は上フレーム1を開放し、加圧ローラ4が
定着ローラ3から離間した状態を示す図である。
【0014】図1に示す通常の定着可能な状態では、加
圧ローラ4は加圧軸受5を介して加圧スプリング6によ
り定着ローラ3に圧接し、加圧ローラ4のローラカバー
8及び定着ローラ3のローラカバー9は夫々両ローラの
圧接位置を通る記録紙7の通紙経路に掛らない位置に退
避している。各ローラカバー8、9は夫々のローラの外
周に僅かの隙間を置いて沿う曲率を有する短冊状の板部
材であり、その両端は夫々のローラの軸に軸支された扇
形ブラケット8′、9′に固定されている。
【0015】図3にローラカバー8、9の連動機構を分
解斜視図として示す。扇形ブラケット8′、9′には加
圧ローラ4の軸及び定着ローラ3の軸受3′に対して夫
々回動自在な有歯プーリ14、15が固定されている。
一方、画像形成装置の上カバー1には、下カバー2との
枢着軸10の回りに回動自在な有歯プーリ11が固定さ
れている。有歯プーリ11は2重プーリでその夫々のプ
ーリと前述のプーリ14、15との間に有歯ベルト1
2、13が掛け渡されている。
【0016】各有歯ベルト12、13が掛渡されている
有歯プーリの半径の比は、図1に示す定着装置が作動可
能な状態で通紙を妨げない位置に退避しているローラカ
バー8、9を、図2に示す上下カバー1、2の開放状態
で各ローラ4、3の露出部を覆う位置に変位させるのに
適した比となっている。
【0017】したがって、上下カバー1、2を開放し
て、これらに支持される定着ローラ3と加圧ローラ4と
が離間した場合、上カバー1の枢着部に固定された有歯
プーリ11が上カバーと一体的に回動し、有歯ベルト1
2、13を介してローラカバー8、9のブラケット
8′、9′に固定された有歯プーリ14、15を回動
し、ローラカバー8、9を退避位置からローラの露出部
を覆う位置に変位させる。
【0018】上下カバー1、2を閉じた場合は逆にロー
ラカバー8、9をローラを覆う位置から退避位置に変位
させる。
【0019】したがって、ジャム紙の処理等のため上下
カバー1、2を開けば定着ローラ3、加圧ローラ4は離
間し、容易に処理することができ、しかも、露出部はロ
ーラカバー8、9で覆われるので手を触れても熱くなく
安全である。
【0020】なお、上記の有歯ベルト12、13及びこ
れらを巻掛ける有歯プーリは必らずしもローラの長手方
向の両端に設ける必要はなく、一方だけに設けてもよ
い。
【0021】又、ローラカバーは内部にヒータを有する
定着ローラに対するもののみを設けても効果はある。
【0022】ローラカバーは耐熱性樹脂で作れば、手を
触れた場合に熱が伝わり難く安全である。
【0023】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、簡単な構
成で、上下フレームの開閉に合せてローラカバーをロー
ラを覆う位置と退避位置とに連動して変位させることが
でき、安価で安全性の向上に効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の定着装置の近傍を示す断面図
である。
【図2】その上下フレームを開いた状態を示す断面図で
ある。
【図3】上フレームの開閉とローラカバーとの連動機構
を示す分解斜視図である。
【図4】一般的な熱ローラ定着装置の構成を示す断面図
である。
【図5】画像形成装置上下フレームの一部が定着装置カ
バーを兼ねる定着装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上カバー 2 下カバー 3 定着ローラ 4 加圧ローラ 6 加圧スプリング 8、9 ローラカバー 10 上下カバー枢着軸 11、14、15 有歯プーリ 12、13 有歯ベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部で互いに枢着され開閉可能な画像形成
    装置本体上下フレームの上記枢着端近傍が定着装置ケー
    スを兼ねその内部に互いに接離可能な加熱ローラと加圧
    ローラとを有し、上記本体上下フレームを開き、上記ロ
    ーラ対を離間した場合少なくとも加熱ローラの露出部を
    覆うローラカバーを有する画像形成装置の定着装置にお
    いて、 上記の2本のローラは夫々本体上下フレームに支持さ
    れ、上下フレームの開閉に連動させて上記ローラカバー
    をローラを覆う位置とローラを露出させる位置との間に
    移動させる連動機構を設けたことを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】上記の連動機構は、各ローラカバーが各々
    のローラ軸に軸支された扇形部材に両端が固定されロー
    ラの外周面に沿う曲率を有する短冊状部材より成り、上
    記扇形部材の少くとも片側にはその軸を中心とする有歯
    プーリが固定され、上記上フレームの同じ側にはその枢
    着軸を中心とする有歯プーリが固定され、上記の対を成
    す有歯プーリの間に有歯ベルトを掛け渡して構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】上記のローラカバーが耐熱性の樹脂で構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装
    置。
JP4060394A 1992-03-17 1992-03-17 定着装置 Pending JPH05265339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4060394A JPH05265339A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4060394A JPH05265339A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05265339A true JPH05265339A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13140899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4060394A Pending JPH05265339A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 定着装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05265339A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015191115A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 キヤノン株式会社 画像加熱装置
US9316964B2 (en) 2014-03-17 2016-04-19 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP2016080939A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび定着装置
US11890892B2 (en) 2019-01-29 2024-02-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Layer transfer device

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JP2016080939A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび定着装置
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