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JPH0526364U - 印刷機の給水装置 - Google Patents

印刷機の給水装置

Info

Publication number
JPH0526364U
JPH0526364U JP8371991U JP8371991U JPH0526364U JP H0526364 U JPH0526364 U JP H0526364U JP 8371991 U JP8371991 U JP 8371991U JP 8371991 U JP8371991 U JP 8371991U JP H0526364 U JPH0526364 U JP H0526364U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
gear
water source
water
source roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8371991U
Other languages
English (en)
Inventor
丈明 中野
Original Assignee
株式会社小森コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小森コーポレーシヨン filed Critical 株式会社小森コーポレーシヨン
Priority to JP8371991U priority Critical patent/JPH0526364U/ja
Publication of JPH0526364U publication Critical patent/JPH0526364U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水元ローラの取外しを容易とする。 【構成】 フレームの外側面に固定されモータの駆動軸
は、フレームを貫通して先端にモータギヤ4が取り付け
られている。このモータギヤ4と水元ローラ10のギヤ
6とが歯合し、ギヤ6と調量ローラ16のギヤ15が歯
合している。20はエアーシリンダーで、レバー23を
揺動させて調量ローラ16を振りローラ17から離間さ
せて脱状態とする。レバー35は、調量ローラ16を水
元ローラ10から離間させると同時に、ギヤ15もギヤ
6から離間させて脱状態とするものである。そして、モ
ータギヤ4は水元ローラ10の下方、すなわち水舟9側
に配置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印刷機において版胴上の版面へ湿し水を供給する給水装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
印刷機の給水装置は水舟内に蓄えられた湿し水を水舟内で回転する水元ローラ で引き上げ、これを複数個のローラ群間でならしながら移転させ最後の水着ロー ラで版面へ供給している。 そして、給水ローラの水上がりを微妙にコントロールするために、調量ローラ と振りローラ間で強制的にスリップさせる構成をとる場合がある。 この場合スリップを得るために、通常メイン駆動源の他に給水装置独自の駆動 源を持っている。 図3は従来の印刷機の給水装置の概略側面図である。同図において、40は給 水装置独自の駆動源である回転入力手段としてのモータで、後述する水元ローラ 45の側方側に位置して図示しない原動側フレームに取り付けられている。この モータ40の回転は、モータプーリ41から張設されたベルト42を介して、別 のプーリ43に回転伝達される。 プーリ43には、水元ローラ45のギヤ46と歯合する伝達ギヤ44が一体化 されており、モータ40の回転はこれら両ギヤ44、46を介して水元ローラ4 5に伝達される。さらに、ギヤ46は調量ローラ47のギヤ48と歯合しており 、モータ40の回転は調量ローラ47に伝達されている。 水元ローラ45の周面の一部は、水舟49内の湿し水49aに浸漬しており、 水元ローラ45で引き上げられた水舟49内の湿し水49aは、調量ローラ47 および振りローラ52でならされ、水着ローラ53で版胴54に供給されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、このような構成において、水元ローラ45を取り外す場合には、ま ず、図示しないエアーシリンダーを動作させて、調量ローラ47を水元ローラ4 5から離間させ脱状態とする。次に、水元ローラ45のギヤ46をギヤ44から 離間させ脱状態とする。しかるのち、水舟49を取り外して、水元ローラ45を 矢印E方向に抜いて取り外している。 このように、上述した従来の印刷機の給水装置においては、調量ローラと振り ローラ間でのスリップを得るための駆動源を構成するプーリ43を水元ローラの 側方に配置しているので、水元ローラを取り外すための空間は、水舟の下方位置 となる。 このために、水元ローラを取り外すためには、水舟を含めた周辺部品を取り外 す必要が生じて、取外しのための作業時間が余計にかかると共に作業自体も煩雑 となる問題点があった。 本考案は上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする ところは、水元ローラの取外し作業が容易に行える印刷機の給水装置を提供する ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る印刷機の給水装置は、水元ローラに 固定したギヤに歯合する駆動側のギヤを水舟側に配置したものである。
【0005】
【作用】
本考案において、水元ローラに固定したギヤに歯合する駆動側のギヤを水舟側 に配置したことにより、水元ローラの側方に水元ローラを取り外すための空間が 生じる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は、本考案に係る印刷 機の給水装置の側面図、図2は同じく正面図である。これらの図において、1は 、後述する調量ローラ16と振りローラ17間でスリップを発生させるための回 転入力手段としてのモータで、フレーム2の外側面に取り付けられている。この モータ1の回転駆動軸3は、フレーム2を貫通して先端に固定したモータギヤ4 がフレーム2内に配設されている。 このモータギヤ4は、歯合するギヤ6の下方、すなわち水舟9側に配置されて いる。
【0007】 ギヤ6は、水元ローラ10の軸部10aに固定された固定板7にボルト8によ って取り付けられており、水元ローラ10は、ギヤ6と一体的に回転する。水元 ローラ10は、フレーム2に取り付けられた支持部材13を介して固定されたホ ルダー11に回転自在に支持されている。 ギヤ15は、ギヤ6と歯合しており、調量ローラ16にボルトによって一体的 に固定されている。調量ローラ16は、支持部材34に固定されたホルダー33 に回転自在に支持されている。
【0008】 20は、フレーム2に固定されたエアーシリンダーで、ピストンロッド21が 固定部材22を介して逆L字状のレバー23の一端にピン結合されている。 21aは、ピストンロッド21の伸びを規制するためのストッパでフレーム2 に固定されている。 レバー23は、水元ローラ10の回転中心となっているホルダー11と同一の 揺動中心を有する支持部材13を揺動中心として揺動自在に支持されており、他 端の遊端部には、外周の芯と内周の芯がずれているエキセンスリーブ25が嵌合 されている。
【0009】 エキセンスリーブ25には、にぎり部35aを有するレバー35が固定されて いる。また、エキセンスリーブ25の内周には、調整部材26のピン26aが嵌 合されて、調整部材26はレバー23と連結されている。 調整部材26のロッド27の他端部は、ピン28によって揺動アーム30の一 端と連結しており、ロッド27の進退量を調整することによって、調量ローラ1 6の水元ローラ6に対する接触圧を調節している。 揺動アーム30は、揺動支点31を中心として揺動自在にレバー23に支持さ れており、他端に調量ローラ16を回転自在に支持しているホルダー33がボル ト34によって固定されている。
【0010】 以下、動作を説明する。まず、印刷動作中においては、エアーシリンダー20 は動作しておらず、ピストンロッド21は伸びた状態となっており、この状態に おいては、レバー23は図1に示す状態が保持され、揺動アーム30に支持され た調量ローラ16は水元ローラ6に当接している。 印刷が終了して、水元ローラ6を取り外す場合には、まず、エアーシリンダー 20を動作させてピストンロッド21を縮ませ、固定部材22を矢印A方向に引 っ張る。固定部材22のA方向の移動にともない、レバー23が支持部材13を 中心として反時計方向に揺動し、レバー23に支持されている揺動アーム30も 一体的に反時計方向に揺動し、調整ローラ16は振りローラ17から離間して脱 状態となる。
【0011】 次に、つまみ部35aを把持し、レバー35をC方向に回動させると、レバー 35に嵌合しているエキセンスリーブ25もC方向に回動する。このエキセンス リーブ25のC方向の回動は、エキセンスリーブ25の外周の芯と内周の芯のず れによって、調量ローラ16を矢印B方向に揺動させ調量ローラ16が水元ロー ラ6から離間すると共に、調量ローラのギヤ15も、ギヤ6から離間して脱状態 となる。 この状態で、水元ローラ10をホルダー11から外し、水元ローラ10の側方 、すなわち矢印D方向から取り外す。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、水舟内に周面の一部が配置された水元ロ ーラを備え、水元ローラに固定されたギヤと歯合する駆動ギヤを水舟側に配置し たので、水元ローラの側方に水元ローラを取り外すための空間が生じ、このため 他の部品を取り外すことなく、水元ローラを取り外すことができ、取り付け取外 しが容易となり、保守性が著しく向上する。 また、空間が生じることにより、各ローラユニット間の作業空間が確保され、 作業性の向上が図れる。また、空間に安全カバーを適用することができ、このた め安全性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印刷機の給水装置の側面図であ
る。
【図2】本考案に係る印刷機の給水装置の正面図であ
る。
【図3】従来の印刷機の給水装置の概略の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ 4 モータギヤ 6 ギヤ 9 水舟 10 水元ローラ 15 ギヤ 16 調量ローラ 20 エアーシリンダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水舟内に周面の一部が配置された水元ロ
    ーラと、この水元ローラに固定されたギヤと、このギヤ
    と歯合する駆動ギヤと、この駆動ギヤに回転入力を付与
    する回転入力手段とを備える印刷機の給水装置におい
    て、前記駆動ギヤを前記水舟側に配置したことを特徴と
    する印刷機の給水装置。
JP8371991U 1991-09-19 1991-09-19 印刷機の給水装置 Pending JPH0526364U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8371991U JPH0526364U (ja) 1991-09-19 1991-09-19 印刷機の給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8371991U JPH0526364U (ja) 1991-09-19 1991-09-19 印刷機の給水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526364U true JPH0526364U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13810326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8371991U Pending JPH0526364U (ja) 1991-09-19 1991-09-19 印刷機の給水装置

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JP (1) JPH0526364U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106696439A (zh) * 2016-12-07 2017-05-24 苏州欣航微电子有限公司 一种印刷用水箱着水辊微调装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219531B2 (ja) * 1981-05-07 1990-05-02 Fuji Photo Film Co Ltd

Patent Citations (1)

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