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JPH0526090Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0526090Y2
JPH0526090Y2 JP10903587U JP10903587U JPH0526090Y2 JP H0526090 Y2 JPH0526090 Y2 JP H0526090Y2 JP 10903587 U JP10903587 U JP 10903587U JP 10903587 U JP10903587 U JP 10903587U JP H0526090 Y2 JPH0526090 Y2 JP H0526090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auger case
snow
auger
lift arm
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10903587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414221U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10903587U priority Critical patent/JPH0526090Y2/ja
Publication of JPS6414221U publication Critical patent/JPS6414221U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0526090Y2 publication Critical patent/JPH0526090Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、機体に対して上下に回動駆動される
リフトアームを備える除雪機におけるオーガーケ
ース上下移動装置に関する。
(ロ) 従来の技術 リフトアーム式除雪機は、リフトアーム先部に
オーガーを回転自在に取り付け、特に積雪量が多
い場合にはリフトアームをオーガーと共に上下に
移動させて除雪を行なうものである。尚、積雪量
の多い場合の除雪には、上下動するバケツトを有
する除雪装置が用いられることもある(実開昭52
−121930号公報参照)。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、特に積雪量が多い場合、従来の
リフトアーム式除雪機にあつては、リフトアーム
を駆動してオーガーを最上段にセツトし、この最
上段の除雪がある程度完了した時点で後退し、オ
ーガーを一段下げて再び次段の除雪を行なうとい
う所謂段切作業によつて除雪を行なわなければな
らず、作業能率が非常に悪いという問題があつ
た。
又、上記のような段切作業においては、重量物
であるオーガーが上下するために機体が傾き、オ
ペレータの足場が悪くなつて危険を伴うという問
題もあつた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、積雪量が多い場合にも段切作
業を廃して1工程で能率良く、且つ安全に除雪を
行なうことができるようにした除雪機におけるオ
ーガーケース上下移動装置を提供するにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成すべく本考案は、オーガーケー
スを上部オーガーケースと下部オーガーケースと
に分割し、上部オーガーケースをリフトアームの
先部に回動自在に取り付けるとともに、該上部オ
ーガーケースの駆動手段を設けてオーガーケース
上下移動装置を構成した。
(ホ) 作用 而して、特に積雪量が多い場合、リフトアーム
を上下に駆動すると同時に、該リフトアームの先
部に取り付けた上部オーガーケースを駆動手段に
よつて回動させれば、該上部オーガーケースの先
部は略楕円状の閉曲線軌跡を描いて高い所に堆積
した雪を掻き落すため、従来の段切作業を要する
ことなく1工程で能率良く除雪作業を行なうこと
ができる。又、この場合、重量物であるオーガー
は上下に移動しないため、機体が傾いてオペレー
タの足場が悪くなるようなことがなく、安全に除
雪作業を進めることができる。
(ヘ) 実施例 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係るオーガーケース上下移動
装置を備える除雪機の側面図であり、機体1は左
右一対のクローラ走行装置2,2によつて走行せ
しめられ、該機体1には駆動源としてのエンジン
(図示せず)が搭載されている。又、機体1の略
中央にはフレーム3,3が互いに平行に立設され
ており、各フレーム3の略中央部にはリフトアー
ム4の基部が支軸5にて回動自在に枢着されてお
り、該リフトアーム4の先端部にはオーガーケー
ス6の上部オーガーケース6aが支軸7にて回動
自在に支持されている。尚、オーガーケース6
は、互いに2分割された上部オーガーケース6a
と下部オーガーケース6bとで構成されている。
そして、各リフトアーム4とフレーム3との間に
は、リフトアーム4を支軸5を中心に回動せしめ
る油圧シリンダ8が介設されている。尚、上記上
部オーガーケース6aの先部は、積雪を掻き崩す
に好適なようにナイフ状に尖鋭に構成されてい
る。
ところで、上記リフトアーム4には、更に上部
オーガーケース6aを支軸7を中心に回動せしめ
る駆動手段9が設けられている。そして、この駆
動手段9は、その基部が機体1に支軸10にて上
下回動自在に枢着された補助アーム11と、該補
助アーム11と前記リフトアーム4とを回動自在
に連結するレバー12と、該レバー12と前記上
部オーガーケース6aとの間に介設される油圧シ
リンダ13とを含んで構成される。
一方、機体1の前部にはケーシング14及びオ
ーガー15が設けられており、ケーシング14内
にはブロワー16が回転自在に収納されており、
同ケーシング14上部にはシユーター17が立設
されている。そして、オーガー15の後半部は前
記オーガーケース6にて被われている。尚、上記
オーガー15及びブロワー16はエンジンから不
図示の動力伝達機構を経て伝達される動力によつ
て回転駆動される。
次に本リフトアーム式除雪機の作用を説明す
る。
積雪量が比較的少ない場合には、第1図に示す
ようにリフトアーム4を下限位置まで下げてこれ
に取り付けられた上部オーガーケース6aも下限
に位置させれば、当該リフトアーム式除雪機は従
来一般の除雪機の形態を有し、オーガー15及び
ブロワー16による通常の除雪作業がなされる。
即ち、当該除雪機の前進と共に、堆積した雪は回
転するオーガー15によつて機体1の中央部に掻
き集められ、この掻き集められた雪は回転駆動さ
れるブロワー16によつてシユーター17から吹
き飛ばされて排出される。
然るに、積雪量が多い場合には、油圧シリンダ
8を駆動してリフトアーム4を支軸5を中心とし
て上下に回動せしめると同時に、駆動手段9を構
成する油圧シリンダ13を駆動して上部オーガー
ケース6aを支軸7を中心に回動せしめれば、該
上部オーガーケース6aの先部は第2図に示す如
き略楕円状の閉曲線軌跡Cを描いて高い所に堆積
した雪を掻き落す。そして、この上部オーガーケ
ース6aによつて掻き落された雪は回転するオー
ガー15によつて機体1の中央部に掻き集められ
た後、ブロワー16によつてシユーター17から
吹き飛ばされて排出される。
以上のように、積雪量が多い場合には、上部オ
ーガーケース6aによつて高い所に堆積した雪を
掻き落しながらオーガー15、ブロワー16等に
て除雪するようにしたため、従来の段切作業を要
することなく1工程で能率良く除雪作業を行なう
ことができることとなる。
又、この場合、重量物であるオーガー15は上
下に移動しないため、機体1が傾いてオペレータ
の足場が悪くなるようなことがなく、安全に除雪
作業を進めることができる。
尚、以上の実施例においては、上部オーガーケ
ース6aの駆動手段9を補助アーム11、レバー
12、油圧シリンダ13等で構成したが、この駆
動手段としては上部オーガーケース6aを支軸7
を中心に回動せしめ得るものであれば上記構成に
限定されるべきものではない。
(ト) 考案の効果 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、オ
ーガーケース6を上部オーガーケース6aと下部
オーガーケース6bとに分割し、上部オーガーケ
ース6aを前記リフトアーム4の先部に回動自在
に取り付けるとともに、該上部オーガーケース6
aの駆動手段9を設けてオーガーケース上下移動
装置を構成したため、特に積雪量が多い場合にリ
フトアーム4を上下に駆動すると同時に、該リフ
トアーム4の先部に取り付けた上部オーガーケー
ス6aを駆動手段9によつて回動させれば、該上
部オーガーケース6aの先部は閉曲線軌跡を描い
て高い所に堆積した雪を掻き落とし、従来の段切
作業を要することなく1工程で能率良く除雪作業
を行なうことができるという効果が得られる。
又、本考案によれば、重量物であるオーガーは
上下に移動することがないため、機体1が傾いて
オペレータの足場が悪くなるということがなく、
安全に除雪作業を行なうことができるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るオーガーケー
ス上下移動装置を備える除雪機の側面図である。 1……機体、4……リフトアーム、6……オー
ガーケース、6a……上部オーガーケース、6b
……下部オーガーケース、9……駆動手段、11
……補助アーム、12……レバー、13……油圧
シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1) 機体1にその基部が回動自在に枢着されて
    上下に駆動されるリフトアーム4を備える除雪
    機のオーガーケース6を上下に駆動する装置で
    あつて、前記オーガーケース6を上部オーガー
    ケース6aと下部オーガーケース6bとに分割
    し、上部オーガーケース6aを前記リフトアー
    ム4の先部に回動自在に取り付けるとともに、
    該上部オーガーケース6aの駆動手段9を設け
    て構成されることを特徴とする除雪機における
    オーガーケース上下移動装置。 2) 前記駆動手段9は、その基部が機体1に上
    下回動自在に枢着された補助アーム11と、該
    補助アーム11と前記リフトアーム4とを回動
    自在に連結するレバー12と、該レバー12と
    前記上部オーガーケース6aとの間に介設され
    る油圧シリンダ13とを含んで構成されること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の除雪機におけるオーガーケース上下移動装
    置。
JP10903587U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0526090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10903587U JPH0526090Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10903587U JPH0526090Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414221U JPS6414221U (ja) 1989-01-25
JPH0526090Y2 true JPH0526090Y2 (ja) 1993-07-01

Family

ID=31344919

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10903587U Expired - Lifetime JPH0526090Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021105250A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 株式会社ササキコーポレーション 自走式作業機

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US7579066B2 (en) 2004-11-04 2009-08-25 Showa Denko K.K. Ethylenically unsaturated group-containing isocyanate compound and process for producing the same, and reactive monomer, reactive (meth) acrylate polymer and its use

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JP2021105250A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 株式会社ササキコーポレーション 自走式作業機

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JPS6414221U (ja) 1989-01-25

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