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JPH05260512A - 画像信号の記録再生装置 - Google Patents

画像信号の記録再生装置

Info

Publication number
JPH05260512A
JPH05260512A JP4053295A JP5329592A JPH05260512A JP H05260512 A JPH05260512 A JP H05260512A JP 4053295 A JP4053295 A JP 4053295A JP 5329592 A JP5329592 A JP 5329592A JP H05260512 A JPH05260512 A JP H05260512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
circuit
reproducing
image signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4053295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hirano
裕弘 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4053295A priority Critical patent/JPH05260512A/ja
Publication of JPH05260512A publication Critical patent/JPH05260512A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ガンマ補正に起因する画質劣化のない高品質な
画像信号の記録再生方式および装置を提供する。 【構成】記録系で、リニアな3原色信号系列から生成し
た輝度,色差信号に対して、エンファシス処理,高能率
符号化による情報圧縮などの処理を行なって記録媒体に
記録する。再生系では復号化,デエンファシス処理,マ
トリクス演算でリニアな3原色信号系列を再生し、この
信号系列に対して順次走査への走査変換、およびガンマ
補正の操作を行なう。 【効果】彩度の高い色での輝度解像度特性が向上し、ま
た、黒じまりの良い高品質な画像が再生でき、パッケー
ジメディアなどの高画質化に効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号の記録再生方式
に係り、特に、高品質な画像の記録,再生に好適な画像
信号の記録再生方式および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号を記録,再生する装置にはVT
R,VCR,ビデオディスクなど様々なものがある。そ
して、録画する画像信号は現行テレビジョン方式の映像
信号が使用されている。しかし、現行テレビ方式の映像
信号は、受像管のガンマ特性を補償するためにガンマ補
正した3原色RGB信号をもとに信号及が構成されてい
る。このため、定輝度定理が満足されず、彩度の高い色
では輝度解像度が低下する、あるいは黒レベルの浮きあ
がり現象などが発生している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の従来技術の問題を解決してガンマ補正に起因した画質
劣化のない、高品質な画像信号の記録再生方式および装
置を提供することにある。
【0004】さらに、順次走査の形態による画像の表示
によりインタレース走査に起因したインタレース妨害を
除去して、高画質な画像再生のできる画像信号の記録再
生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、撮像系より
得られるリニアな3原色RGB信号をもとに画像信号を
構成し、この信号を録画する。再生した画像信号は復調
操作によってリニアな3原色RGB信号に復調する。そ
して、この3原色信号に対してガンマ補正を行なった信
号を受像管で表示して、送信側でのガンマ補正に起因し
た画質劣化のない高品質な画像の再生を実現する。ま
た、受像管では順次走査の形態で表示して、インタレー
ス妨害のない高画質な画像を再生する。
【0006】
【作用】本発明ではリニアな3原色信号系列で生成した
画像信号を録画する。そして、再生した画像信号からリ
ニアな3原色信号系列を復調し、これにガンマ補正の操
作を行なって受像管に画像を再生する。したがって、ガ
ンマ補正に起因した画質劣化は発生せず、彩度の高い色
での輝度解像度の高い、また、黒じまりの良い高品質な
画像が再生できる。
【0007】また、本発明では受像管には順次、走査、
の形態で画像を表示するため、インタレース走査で発生
しているラインフリッカーなどのインタレース妨害が除
去でき、高品質な画像の再生ができる。
【0008】
【実施例】本発明の第1の実施例の全体ブロック図を図
1に示す。本実施例は毎秒60フレームの順次走査の撮
像系より得られる画像信号系列に対して好適なものであ
る。
【0009】はじめに記録系について説明する。順次走
査信号源1より得られる毎秒60フレーム、順次走査の
リニアな3原色RGB信号系列VP は、走査変換回路2
においてフレームこま落しの操作で毎秒30フレーム、
順次走査のリニアな3原色RGB信号系列VIPに変換す
る。
【0010】エンコーダ回路3では、マトリクス演算に
よる3原色RGB信号系列から輝度,色差信号系列への
変換,周波数帯域制限、および色差信号系の多重化操作
を行なう。符号化回路4では記録する画像情報の圧縮を
図るために高能率符号化処理、あるいは、帯域圧縮処理
などの操作を行なった信号系列VE をつくる。変調回路
5では記録媒体に適した変調操作を行ない、信号VR
記録再生回路6の記録媒体に記録する。
【0011】つぎに再生系を説明する。記録再生回路6
から再生した信号VR′ は復調回路7で、波形等化によ
る波形歪の除去,復調操作などを行ない、信号系列
E′ を生成する。そして、復号化回路8では符号誤り
訂正の操作、および復号化操作を行ない、輝度,色差信
号系列のVS′ を生成する。デコーダ回路9では、色差
信号系列の分離操作、およびマトリクス演算による3原
色RGB信号系列への変換操作を行ない、毎秒30フレ
ーム、順次走査のリニアな3原色RGB信号系列VIP
を再生する。そして、順次走査変換回路10ではフレー
ム補間操作により補間フレームを生成し、毎秒60フレ
ーム、順次走査のリニアな3原色RGB信号系列VP
をつくる。
【0012】ガンマ補正回路11では受像管のガンマ特
性を補償するためのガンマ補正操作を行ない、得られた
信号系列V0 を毎秒60フレーム、順次走査の形態で受
像管に画像を表示する。
【0013】以下、各ブロックについて実施例により説
明する。
【0014】走査変換回路2の一実施例を図2に示す。
メモリ制御回路13の制御信号によってメモリ回路12
の書き込み動作(WTモード),読み出し動作(RDモ
ード)によって、毎秒30フレーム順次走査の信号系列
への変換を行なう。毎秒60フレーム順次走査の信号系
列VP のうちの斜線で示す走査線で構成されたフレーム
の信号がWTモードでメモリ回路12に書き込まれる。
一方、メモリ回路からは毎秒30フレーム順次走査の1
フレーム期間を周期とするRDモードで読み出し動作を
行ない、フレームこま落しされた毎秒30フレーム順次
走査の信号系列VIPを生成する。
【0015】つぎに、図3にエンコーダ回路3の一実施
例を示す。毎秒30フレーム順次走査の信号系列V
IP(3原色信号)はYIQ変換回路14に入力し、所定
のマトリクス演算操作で輝度信号,色差信号(例えば色
差IQ)の信号系列に変換する。LPF回路15,1
6,17では定められた特性の周波数帯域制限を行な
い、輝度信号Y,色差信号I,Qをつくる。色差信号
I,Qは多重化回路18に入力し、例えば、色差信号
I,Qの信号を各走査線毎に交互に選択して多重する線
順次多重操作を行なった信号CRをつくる。そして、記
録,再生の課程で生じる雑音の影響を少なくするため
に、プリエンファシス回路19,20で振幅レベルの小
さい領域では振幅レベルを伸長し、振幅レベルの大きい
領域では振幅レベルを抑圧する操作を行なう。図4にこ
のプリエンファシス回路の一特性図を示す。
【0016】つぎに、符号化回路4の一実施例を図5に
示す。データ圧縮回路21,22では、例えば、DCT
(ディスクリートコサイン変換)などの直交変換操作に
よる高能率符号化の処理を行ない、記録する情報量の圧
縮を図る。そして、これらの出力信号はマルチプレクス
回路23で時分割多重する。誤り訂正符号付加回路24
では記録,再生時に発生する符号誤りの訂正を行なうた
めに誤り訂正符号(例えばBCH符号,リードソロモン
符号など)を付加する。なお、ドロップアウトなどによ
って発生するバースト誤りに対しても訂正が可能な様
に、インタリーブの操作なども併せて行ない、信号系列
Eをつくる。
【0017】つぎに、変調回路5の一実施例を図6に示
す。記録時には直流成分がカットされるため、直流平衡
回路25では信号VE に対して直流平衡のとれた信号に
変換する操作を行なう。本実施例では、例えば、N−M
変換操作により、Nビットの符号を直流平衡の取れたM
ビットの符号(N<M)に変換する。そして、モジュレ
ータ回路2bでは記録方式に適した記録波形を有する信
号VR をつくり、記録媒体に記録する。
【0018】つぎに、復調回路7の一実施例を図7に示
す。デモジュレータ回路27では記録,再生の課程で生
じる波形歪を除去するための波形等化操作、および復調
操作を行なう。符号変換回路28ではM−N変換操作に
よってMビットの符号をもとのNビットの符号系列に変
換した信号VE′を再生する。
【0019】つぎに、図8に復号化回路8の一実施例を
示す。誤り訂正回路29では信号VE′ に含まれる符号
誤りの検出,訂正、およびデインタリーブ操作を行な
い、もとの時系列の信号を再生する。デマルチプレクス
回路30では時分割多重されている信号系列から輝度信
号,色差信号の系列を分離する。そして、データ復号化
回路31,32はDCT逆変換などの復号化操作を行な
い、輝度信号系列YP′,色差信号CRP′を再生する。
【0020】つぎに、デコーダ回路9の一実施例を図9
に示す。デエンファシス回路33,34では、図10に
示す様なエンファシス特性(図4)とは逆特性の振幅レ
ベルの変換操作を行ない、同図の点線に示す様な直線特
性の信号に変換する。そして、記録時のエンファシス,
再生時のデエンファシス操作により、記録,再生の課程
で発生する雑音の低減を図る。分離回路35では、線順
次多重の形態の色差信号系列CR′に対して、各走査線
毎に色差信号I,Qの成分の分離、および補間(走査線
間の信号の平均値)などの操作により、色差信号I′
Q′を再生する。そして、RGB変換回路36では所定
のマトリクス演算操作を行ない、リニアな3原色R,
G,B信号系列VIP′を再生する。
【0021】つぎに、図11に順次走査変換回路10の
一実施例を示す。メモリ回路37,メモリ制御回路38
では、毎秒30フレーム順次走査の信号系列VIP′の時
間軸1/2圧縮操作を行ない、毎秒60フレーム順次走
査の信号系列VFEを生成する。すなわち、毎秒30フレ
ーム順次走査の1フレーム期間を周期とするWTモード
で各フレームA,B,C,…の信号をメモリ回路に書き
込む。一方、メモリ回路からの読み出しは毎秒60フレ
ーム順次走査の1フレーム期間を周期に2フレーム毎の
RDモードで行ない、時間軸が1/2に圧縮された再生
フレーム信号系列VFMを生成する。補間フレーム生成回
路39では、同図の白丸で示す走査線で構成される補間
フレームの信号系列VFIP をフレーム補間操作、例え
ば、再生フレーム信号の繰り返し、あるいは再生フレー
ム信号間の平均値などによって生成する。選択回路40
では、信号系列VFM,VFIP を1フレーム周期毎に交互
に選択出力して、毎秒60フレーム順次走査の信号系列
P′を生成する。
【0022】つぎに、ガンマ補正回路11の一実施例を
図12に示す。ガンマ回路41では、制御信号CTに応
じてガンマ補正特性,リニア特性のいずれかの特性の信
号を毎秒60フレーム順次走査の3原色R,G,Bの画
像信号系列V0 として出力する。なお、制御信号CTは
表示系が受像管などのガンマ特性を有する場合にはガン
マ補正特性,平面ディスプレーなどのリニアな特性を有
する場合にはリニア特性を選択する制御を行なう。
【0023】以上、本実施例によれば、ガンマ補正に起
因する画質劣化がなく、彩度の高い色での輝度解像度の
高い画像の記録,再生が実現できる。なお、本実施例に
おいて、符号化回路4,復号化回路8を省略した構成で
実現することもできる。また、本実施例ではディジタル
記録再生に適した構成形態によって説明したが、従来の
アナログ記録再生方法にも適用できる。
【0024】つぎに、本発明の第2の一実施例の全体ブ
ロック構成を図13により説明する。本実施例は映画な
どの毎秒24こまで撮像された素材に好適なものであ
る。
【0025】順次走査信号源42では、毎秒24こまか
ら成る素材をもとに、毎秒24フレーム順次走査の形態
のリニアな3原色の画像信号系列VPTを生成する。この
画像信号系列の時間・垂直領域での形態を図14に示
す。
【0026】エンコーダ回路43では、第1の実施例と
同様にマトリクス演算による3原色RGB信号系列から
輝度,色差信号系列への変換,周波数帯域制限,色差信
号系の多重化操作,エンファシス操作などを行なう。
【0027】符号化回路4では記録する画像情報の圧縮
を図るための高能率符号化操作、あるいは帯域圧縮操作
を行ない、変調回路5では記録媒体に適した変調操作を
行なって記録再生回路6の記録媒体に記録する。
【0028】再生信号VR′ は復調回路7で波形等化操
作によって波形歪の除去、および復調操作を行ない、復
号化回路8では復号操作によってもとの輝度,色差信号
系列の信号VS′ を生成する。デコーダ回路44ではデ
エンファシス操作,色差信号系列の分離,補間操作、お
よびマトリクス演算による3原色RGB信号系列への変
換を行ない、毎秒24フレーム順次走査のリニアな3原
色信号系列VPT′を生成する。
【0029】順次走査変換回路45ではフレーム補間操
作によって補間フレームの信号系列を生成し、毎秒60
フレーム順次走査の形態のリニアな3原色信号系列
P′ を生成する。そして、ガンマ補正回路11では受
像管のガンマ特性を補償するためのガンマ補正の操作を
行なう。
【0030】本実施例では順次走査変換回路45を除い
ては各ブロックは第1の実施例と同様に構成できるの
で、以下順次走査変換回路45の動作を図15により説
明する。この回路では、毎秒24フレーム順次走査の信
号系列を毎秒60フレーム順次走査系の再生フレーム
(同図の斜線で示す走査線で構成したフレーム)として
使用する。一方、白丸の走査線で構成される補間フレー
ムの信号系列(2フレーム,1フレームのものが交互に
発生)は、再生フレームの信号系列の繰り返し、あるい
は再生フレーム間の信号の平均値などのフレーム補間操
作によって生成する。
【0031】以上、本実施例によれば毎秒24こまで構
成される映画などの素材の画像に対して、彩度の高い色
での輝度解像度の低下のない高品質な画像の記録,再生
を実現できる。
【0032】つぎに、本発明による第3の一実施例を図
16に示す全体ブロック構成で説明する。本実施例はイ
ンタレース走査の形態の画像信号系列に対して好適なも
のである。
【0033】インタレース走査信号源46より得られる
毎秒30フレーム、2:1インタレース走査の形態のリ
ニアな3原色の画像信号系列VINは、エンコーダ回路4
7,符号化回路4,変調回路5及でそれぞれ第1,第2
の実施例と同様な所定の信号処理を行ない、記録再生回
路6の記録体に記録する。
【0034】記録再生回路6から得られる再生信号
R′ は、復調回路7,復号化回路8,デコーダ回路4
8によりそれぞれ第1,第2の実施例と同様な信号処理
を行ない、インタレース走査の形態のリニアな3原色信
号系列VIN′を再生する。
【0035】順次走査変換回路49ではインタレース走
査で抜けた走査線の信号系列を走査線補間の操作で生成
し、毎秒60フレーム順次走査のリニアな3原色信号系
列VP′ を生成する。そして、ガンマ補正回路11では
受像管のガンマ特性を補償するガンマ補正の操作を行な
う。
【0036】本実施例における順次走査変換回路49の
一実施例を図17に図す。補間走査線生成回路50では
動き適応の走査線補間操作によって、静止画像ではフレ
ーム間、動画像ではフィールド内の信号処理を行ない、
インタレース走査で抜けた同図の白丸で示す補間走査線
の信号VINP′ を生成する。また、動き検出回路51で
はフレーム間の差分信号などより動き適応処理に必要な
動き情報を検出する。
【0037】遅延回路52により時間遅延を調整させた
信号系列VIN′および信号系列VINP′ は時間軸変換回
路53に入力し、時間軸の1/2圧縮、および時間軸並
びかえ操作を行ない、毎秒60フレーム順次走査の形態
の信号系列VP′ を生成する。
【0038】以上、本実施例によれば、インタレース走
査の形態の画像信号に対して、彩度の高い色での輝度解
像度特性の良い高品質な画像の記録,再生が実現でき
る。
【0039】以上の実施例では再生系の出力信号系列V
0 はいずれも毎秒60フレーム順次走査であるためイン
タレース妨害のない高品質な画像を再生できる。
【0040】一方、ガンマ補正に伴なう画質劣化を除去
するのみでも画質改善の効果を得ることが可能であり、
以下、この実施例について説明する。
【0041】図18は本発明の第4の一実施例の全体ブ
ロック図で、毎秒60フレームの順次走査の撮像系より
得られる画像信号系列に好適なものである。
【0042】順次走査信号源1より得られる毎秒60フ
レーム順次走査のリニアな3原色信号系列VP は、イン
タレース走査変換回路54で走査線の2:1の間引き操
作、および時間軸の2倍伸長操作を行ない、毎秒30フ
レーム、2:1インタレース走査の形態のリニアな3原
色信号系列VINを生成する。
【0043】エンコーダ回路47,符号化回路4,変調
回路5ではこれまでの実施例と同様な信号処理を行な
い、信号VR を記録再生回路6の記録媒体に記録する。
【0044】再生信号VR′ は、復調回路7,復号化回
路8,デコーダ回路48でそれぞれ所定の復調操作を行
ない、毎秒30フレーム、2:1インタレース走査の形
態のリニアな3原色信号系列VIN′を再生する。そし
て、この信号系列に対してガンマ補正回路11でガンマ
補正を行ない、受像管のガンマ特性を補償した3原色信
号系列離V0INを生成する。
【0045】以上、本実施例によれば、彩度の高い色で
の輝度解像度特性の良い、かつ、垂直解像度の高い高品
質な画像の記録,再生が実現できる。
【0046】つぎに、本発明の第5の一実施例の全体ブ
ロック構成を図19に示す。本実施例はインタレース走
査の形態の画像信号系列に対して好適なものである。
【0047】インタレース走査信号源46より得られる
毎秒30フレーム、2:1インタレース走査の形態のリ
ニアな3原色信号系列VINは、エンコーダ回路47,符
号化回路4,変調回路5でこれまでのものと同様な信号
処理を行ない、記録再生回路6の記録媒体に信号VR
記録する。
【0048】再生信号VR′は、復調回路7,復号化回
路8,デコーダ回路48でそれぞれ所定の復調操作を行
ない、毎秒30フレーム、2:1インタレース走査の形
態のリニアな3原色信号系列VIN′を再生する。ガンマ
補正回路11ではガンマ補正の操作を行ない、受像管の
ガンマ特性を補償した3原色信号系列V0IN を生成す
る。
【0049】本実施例によれば簡単な構成で、彩度の高
い色での輝度解像度特性の良い高品質な画像の記録,再
生が実現できる。
【0050】なお、いずれの実施例でも、符号化回路,
復号化回路を省略した構成形態で実現することも可能で
ある。
【0051】また、ガンマ補正回路では複数種類のガン
マ特性をもうけ、視聴者が好みに応じて選択できる形態
で構成することもできる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ガンマ補正に起因する
画質劣化が除去でき、彩度の高い色での輝度解像度が良
く、かつ、黒じまりの良い高品質な画像の記録,再生が
できる。また、順次走査の形態で画像を表示することに
より、インタレース妨害のない、かつ動解像度特性の良
い画像再生ができる。
【0053】したがって、本発明はパッケージメディア
などの高品質化,高画質化に大きな効果がある。
【0054】なお、本発明はアスペクト比が現行テレビ
方式の4:3の画像信号はもとより、アスペクト比が、
例えば、16:9などのワイドアスペクト比の画像信号
に対しても適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の一実施例の全体ブロック図。
【図2】図1の走査交換回路の説明図。
【図3】図2のエンコーダ回路のブロック図。
【図4】プリエンファシス回路の一特性図。
【図5】この符号化回路の一実施例のブロック図。
【図6】変調回路の一実施例のブロック図。
【図7】復調回路の一実施例のブロック図。
【図8】復号化回路の一実施例のブロック図。
【図9】デコーダ回路の一実施例のブロック図。
【図10】デエンファシス回路の特性図。
【図11】順次走査変換回路の一実施例の説明図。
【図12】ガンマ補正回路の一実施例の特性図。
【図13】本発明の第2の一実施例の全体ブロック図。
【図14】この順次走査信号源の信号系列のVPTの形態
説明図。
【図15】順次走査変換回路の動作原理図。
【図16】本発明の第3の一実施例の全体ブロック図。
【図17】この順次走査変換回路の一実施例の説明図。
【図18】本発明の第4の一実施例の全体ブロック図。
【図19】本発明の第5の一実施例の全体ブロック図。
【符号の説明】
1…順次走査信号源、2…走査変換回路、3…エンコー
ダ回路、4…符号化回路、5…変調回路、6…記録再生
回路、7…復調回路、8…復号化回路、9…デコーダ回
路、10…順次走査変換回路、11…ガンマ補正回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換操作によってリニアな3原色の画
    像信号系列を生成する手段,マトリクス演算操作で生成
    した輝度,色差信号系列を記録、および再生する手段,
    マトリクス逆演算操作でリニアな3原色の画像信号系列
    を再生する手段を有し、再生した前記リニアな3原色の
    画像信号系列に対してガンマ補正の操作を行なうことを
    特徴とする画像信号の記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記輝度,色差信号系
    列に対しては記録時にプリエンファシス操作、再生時に
    はデエンファシス操作を行なう画像信号の記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、輝度,色差信
    号系列に対して記録時には高能率符号化操作あるいは帯
    域圧縮操作を行なった信号系列で記録し、再生時には記
    録時とは逆の復号化操作で輝度,色差信号系列を再生す
    る画像信号の記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、再生信号
    系列に対して走査線補間による走査変換操作を行ない、
    走査形態が順次走査のリニアな3原色の画像信号系列を
    再生する画像信号の記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4において、光電
    変換操作で生成されるリニアな3原色の画像信号系列は
    走査形態が順次走査である画像信号の記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3または4において、光電
    変換操作で生成されるリニアな3原色の画像信号系列は
    走査形態が2:1のインタレース走査である画像信号の
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、記録,再生の手段がディジタル記録方式である画像
    信号の記録再生装置。
JP4053295A 1992-03-12 1992-03-12 画像信号の記録再生装置 Pending JPH05260512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053295A JPH05260512A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 画像信号の記録再生装置

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JP4053295A JPH05260512A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 画像信号の記録再生装置

Publications (1)

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JPH05260512A true JPH05260512A (ja) 1993-10-08

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ID=12938740

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JP4053295A Pending JPH05260512A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 画像信号の記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7088866B2 (en) * 1998-07-03 2006-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Image coding method and apparatus for localized decoding at multiple resolutions

Cited By (1)

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US7088866B2 (en) * 1998-07-03 2006-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Image coding method and apparatus for localized decoding at multiple resolutions

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