JPH05258481A - 2軸アクチュエーター機構 - Google Patents
2軸アクチュエーター機構Info
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- JPH05258481A JPH05258481A JP4087548A JP8754892A JPH05258481A JP H05258481 A JPH05258481 A JP H05258481A JP 4087548 A JP4087548 A JP 4087548A JP 8754892 A JP8754892 A JP 8754892A JP H05258481 A JPH05258481 A JP H05258481A
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Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2軸アクチュエーター機構に関する構造の簡
単化と不要振動の低減を図るとともに、低周波域におけ
る伝達特性の改善を図る。 【構成】 ハードディスク装置において磁気ヘッド4の
トラッキングに係る位置決めに2軸アクチュエーター機
構1を用いるにあたり、振動周波数帯域の高周波寄りの
領域において振幅が比較的大きい場合の位置決め制御を
粗動用アクチュエーター22が受け持ち、低周波領域で
小振幅となる位置決め制御を微動用アクチュエーター2
4が受け持つように構成する。粗動用アクチュエーター
22は、モータ(VCM)部の駆動力によってヘッドア
ーム5を軸部10の回りに回動させる。そして、この軸
部10に圧電セラミック単体捩り振動子14を設け、こ
れを低周波で駆動することによって生じる捩り力をヘッ
ドアーム5に対する回動力として利用することができる
ように微動用アクチュエーター24を構成し、波形歪に
伴う非線形誤差を低減したヘッドの微小な位置決めを実
現する。
単化と不要振動の低減を図るとともに、低周波域におけ
る伝達特性の改善を図る。 【構成】 ハードディスク装置において磁気ヘッド4の
トラッキングに係る位置決めに2軸アクチュエーター機
構1を用いるにあたり、振動周波数帯域の高周波寄りの
領域において振幅が比較的大きい場合の位置決め制御を
粗動用アクチュエーター22が受け持ち、低周波領域で
小振幅となる位置決め制御を微動用アクチュエーター2
4が受け持つように構成する。粗動用アクチュエーター
22は、モータ(VCM)部の駆動力によってヘッドア
ーム5を軸部10の回りに回動させる。そして、この軸
部10に圧電セラミック単体捩り振動子14を設け、こ
れを低周波で駆動することによって生じる捩り力をヘッ
ドアーム5に対する回動力として利用することができる
ように微動用アクチュエーター24を構成し、波形歪に
伴う非線形誤差を低減したヘッドの微小な位置決めを実
現する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエーター機構
において広い振動周波数帯域に亘る微小な位置決めを行
うために粗動用機構と微動用機構とからなる2軸構成を
採用するとともに、低周波域での駆動に係る微動用機構
に電気歪、磁気歪等を利用した弾性変形振動子を用いる
ことによって装置の小型化や不要振動の低減等を図り、
特に低周波域におけるアクチュエーターの特性を改善す
ることができるようにした新規な2軸アクチュエーター
機構を提供しようとするものである。
において広い振動周波数帯域に亘る微小な位置決めを行
うために粗動用機構と微動用機構とからなる2軸構成を
採用するとともに、低周波域での駆動に係る微動用機構
に電気歪、磁気歪等を利用した弾性変形振動子を用いる
ことによって装置の小型化や不要振動の低減等を図り、
特に低周波域におけるアクチュエーターの特性を改善す
ることができるようにした新規な2軸アクチュエーター
機構を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハードディスク装置に対する高
トラック密度化には、トラッキング制御の高速化や精度
の向上が要求される。
トラック密度化には、トラッキング制御の高速化や精度
の向上が要求される。
【0003】磁気ヘッドの所定トラックへの移動は、通
常磁気ヘッドを支持するヘッドアームの回動制御によっ
て行われ、回動型のアクチュエーター機構によって磁気
ヘッドのトラックに対する微小な位置決めがなされる。
常磁気ヘッドを支持するヘッドアームの回動制御によっ
て行われ、回動型のアクチュエーター機構によって磁気
ヘッドのトラックに対する微小な位置決めがなされる。
【0004】その際、アクチュエーターの制御に関して
は、アクチュエーターの特性上広帯域に亘る理想的な性
能を得ることが困難であるため、粗動、微動という2種
類の制御区分を採用し、粗動制御によってトラックに対
する磁気ヘッドのおおよその位置決めを行ってから微動
制御に移行させて精度の高い微小な位置決めを行うよう
にしている場合が多い。
は、アクチュエーターの特性上広帯域に亘る理想的な性
能を得ることが困難であるため、粗動、微動という2種
類の制御区分を採用し、粗動制御によってトラックに対
する磁気ヘッドのおおよその位置決めを行ってから微動
制御に移行させて精度の高い微小な位置決めを行うよう
にしている場合が多い。
【0005】そして、このような位置決め精度の区分け
に対応した2軸アクチュエーターの構造としては、粗動
用アクチュエーターの上に微動用のアクチュエーターを
載置したものが知られている。
に対応した2軸アクチュエーターの構造としては、粗動
用アクチュエーターの上に微動用のアクチュエーターを
載置したものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のアク
チュエーター機構にあっては、一般に構造が複雑になる
という問題や、制御上の支障となる不要な振動を低減す
るのに困難を伴う等の問題がある。
チュエーター機構にあっては、一般に構造が複雑になる
という問題や、制御上の支障となる不要な振動を低減す
るのに困難を伴う等の問題がある。
【0007】例えば、前者の問題に関しては、粗動用ア
クチュエーターの上に微動用のアクチュエーターを載せ
た構造となるため、重量の増加を招くといった不都合
や、剛性に関する劣化が問題となる。
クチュエーターの上に微動用のアクチュエーターを載せ
た構造となるため、重量の増加を招くといった不都合
や、剛性に関する劣化が問題となる。
【0008】また、後者の問題に関しては、アクチュエ
ーターが連成系を形成することに伴う連成振動の発生
や、共振が生じ易くなる等の不都合が挙げられる。
ーターが連成系を形成することに伴う連成振動の発生
や、共振が生じ易くなる等の不都合が挙げられる。
【0009】さらに、従来の機構は以下に説明するよう
なトラッキング制御上の限界を抱えているため、高密度
化に対応した、微小かつ高精度の位置決め制御を実現す
る上で支障を来すことになる。
なトラッキング制御上の限界を抱えているため、高密度
化に対応した、微小かつ高精度の位置決め制御を実現す
る上で支障を来すことになる。
【0010】図7に概念的に示すグラフ図は、アクチュ
エーター機構の特性を示す指標として入力トルクと変位
との関係を示したもの(i−θ特性として知られてい
る。)であり、横軸が振動周波数の対数軸に選ばれ、縦
軸がゲイン軸に選ばれている。
エーター機構の特性を示す指標として入力トルクと変位
との関係を示したもの(i−θ特性として知られてい
る。)であり、横軸が振動周波数の対数軸に選ばれ、縦
軸がゲイン軸に選ばれている。
【0011】図7に実線で示すグラフ曲線aがアクチュ
エーターの実際の特性を表しており、破線bで示す理想
的な特性(左上がりの直線状の特性)との対比から明ら
かなように、低周波域c(100Hz以下)における平
坦な部分dで理想特性からの隔たりが顕著となってお
り、これが非線形性を生み出す原因となっている。
エーターの実際の特性を表しており、破線bで示す理想
的な特性(左上がりの直線状の特性)との対比から明ら
かなように、低周波域c(100Hz以下)における平
坦な部分dで理想特性からの隔たりが顕著となってお
り、これが非線形性を生み出す原因となっている。
【0012】即ち、波形歪に伴う非線形誤差が、低周波
信号や小振幅の信号に関して特に顕著となり、これがト
ラッキングサーボ上の位置決めの限界となってしまう。
信号や小振幅の信号に関して特に顕著となり、これがト
ラッキングサーボ上の位置決めの限界となってしまう。
【0013】図7に示すグラフ曲線aに関する低域での
特性は、アクチュエーターの軸受内部の粘弾性体による
摩擦に起因しており、この問題を解消して理想に近い特
性を得ることが技術上の一つの鍵となっている。
特性は、アクチュエーターの軸受内部の粘弾性体による
摩擦に起因しており、この問題を解消して理想に近い特
性を得ることが技術上の一つの鍵となっている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明2軸アク
チュエーター機構は上記した課題を解決するために、高
周波域における大振幅の駆動制御に用いられる粗動用ア
クチュエーターと、低周波域における小振幅の駆動制御
に用いられる微動用アクチュエーターからなる2軸アク
チュエーター機構であって、微動用アクチュエーターが
振動子を用いて構成され、該振動子を低周波で駆動する
際に生じる部材変形時の弾性力によって被制御物の位置
決め制御を行ようにしたものである。
チュエーター機構は上記した課題を解決するために、高
周波域における大振幅の駆動制御に用いられる粗動用ア
クチュエーターと、低周波域における小振幅の駆動制御
に用いられる微動用アクチュエーターからなる2軸アク
チュエーター機構であって、微動用アクチュエーターが
振動子を用いて構成され、該振動子を低周波で駆動する
際に生じる部材変形時の弾性力によって被制御物の位置
決め制御を行ようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、微動用アクチュエーターを粗
動用アクチュエーターに載置する構造と採る必要がなく
なり、例えば、粗動用アクチュエーターが回動機構を有
する場合にはその軸部に微動用アクチュエーターの振動
子を設けてその弾性変形振動によって回動機構に対する
微調整を行うといった構造を採ることができるので、構
造の簡単化を図ることができ、機構の重量増加等の不都
合を解消し、連成系につきものの不要振動を抑えること
ができる。
動用アクチュエーターに載置する構造と採る必要がなく
なり、例えば、粗動用アクチュエーターが回動機構を有
する場合にはその軸部に微動用アクチュエーターの振動
子を設けてその弾性変形振動によって回動機構に対する
微調整を行うといった構造を採ることができるので、構
造の簡単化を図ることができ、機構の重量増加等の不都
合を解消し、連成系につきものの不要振動を抑えること
ができる。
【0016】また、微動用アクチュエーターの振動子に
よる駆動力を粗動用アクチュエーターの移動(又は回
動)機構に直接的に伝達することができるので、軸受部
等での摩擦抵抗が大きいことに起因する低周波小振幅信
号に対する波形歪を低減することができる。
よる駆動力を粗動用アクチュエーターの移動(又は回
動)機構に直接的に伝達することができるので、軸受部
等での摩擦抵抗が大きいことに起因する低周波小振幅信
号に対する波形歪を低減することができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明2軸アクチュエーター機構を
ハードディスクドライブユニットにおけるトラッキング
機構に適用した実施例に従って説明する。
ハードディスクドライブユニットにおけるトラッキング
機構に適用した実施例に従って説明する。
【0018】図1は2軸アクチュエーター機構1の概要
を示す平面図であり、図2はその要部を示す概略的な断
面図である。
を示す平面図であり、図2はその要部を示す概略的な断
面図である。
【0019】図中2はディスクであり、図示しないモー
タによって回転されるようになっている。
タによって回転されるようになっている。
【0020】3はヘッドアームブロックであり、磁気ヘ
ッド4、4を支持するヘッドアーム5、5(図では1対
のみを示す。)、軸受ハウジング6、ボイスコイルモー
タ部(以下、「VCM部」という。)7から構成されて
いる。
ッド4、4を支持するヘッドアーム5、5(図では1対
のみを示す。)、軸受ハウジング6、ボイスコイルモー
タ部(以下、「VCM部」という。)7から構成されて
いる。
【0021】ヘッドアーム5、5は、高さ方向において
互いにに平行な位置関係となるように軸受ハウジング6
に固定されている。そして、それらの一端寄りの部分に
ヘッド支持片5a、5aが設けられ、これらは、側方か
ら見たときに磁気ヘッド4、4が設けられた先端部にい
くにつれて互いに近づくようにされ、このようにして対
向した状態で配置される磁気ヘッド4、4の間にディス
ク2が介在する高さ関係が成立している。
互いにに平行な位置関係となるように軸受ハウジング6
に固定されている。そして、それらの一端寄りの部分に
ヘッド支持片5a、5aが設けられ、これらは、側方か
ら見たときに磁気ヘッド4、4が設けられた先端部にい
くにつれて互いに近づくようにされ、このようにして対
向した状態で配置される磁気ヘッド4、4の間にディス
ク2が介在する高さ関係が成立している。
【0022】軸受ハウジング6には、図2に示すように
ベアリング8、8の外輪が嵌挿されており、これらのベ
アリング8、8の内輪がシャーシ9に立設された軸部1
0に嵌挿されており、よって、ヘッドアームブロック3
がこの軸部10を中心として回動し得るようになってい
る。尚、この軸部10は後述するように圧電体素子を用
いて構成されており、単なる回動軸以上の機能(トラッ
キング制御に係る微小調整機能)を付与されている。
ベアリング8、8の外輪が嵌挿されており、これらのベ
アリング8、8の内輪がシャーシ9に立設された軸部1
0に嵌挿されており、よって、ヘッドアームブロック3
がこの軸部10を中心として回動し得るようになってい
る。尚、この軸部10は後述するように圧電体素子を用
いて構成されており、単なる回動軸以上の機能(トラッ
キング制御に係る微小調整機能)を付与されている。
【0023】VCM部7は、コイル部11と該コイル部
11が取付けられる支持部12、平面で見て円弧状をし
たヨーク13等から構成されている。
11が取付けられる支持部12、平面で見て円弧状をし
たヨーク13等から構成されている。
【0024】即ち、支持部12は、軸部10に関して磁
気ヘッド4、4の支持片5a、5aとは反対側に位置す
る軸受ハウジング6の側面に固定されており、この支持
部12に取付けられたコイル部11の中空部をヨーク1
3が挿通するようにして該ヨーク13がシャーシ9に固
定されている。
気ヘッド4、4の支持片5a、5aとは反対側に位置す
る軸受ハウジング6の側面に固定されており、この支持
部12に取付けられたコイル部11の中空部をヨーク1
3が挿通するようにして該ヨーク13がシャーシ9に固
定されている。
【0025】尚、図示は省略するがコイル部11を挟む
ようにして一対のステータマグネットが配置される。
ようにして一対のステータマグネットが配置される。
【0026】しかして、コイル部11に電流が供給され
ることによって発生する駆動力によっヘッドアームブロ
ック3が軸部10を中心として回動され、磁気ヘッド
4、4のディスクの半径方向に亘る移動制御が行われ
る。
ることによって発生する駆動力によっヘッドアームブロ
ック3が軸部10を中心として回動され、磁気ヘッド
4、4のディスクの半径方向に亘る移動制御が行われ
る。
【0027】つまり、このVCM部7は2軸アクチュエ
ーター機構1のうちの1軸制御の駆動源であり、トラッ
キング制御の粗調整に関与する。
ーター機構1のうちの1軸制御の駆動源であり、トラッ
キング制御の粗調整に関与する。
【0028】残る1軸の制御、即ち、トラッキングの微
調整に関与するのは、上述した軸部10であり、これに
は軸の外周面における捩れを外部信号によって制御し得
るように構成された素子、例えば、圧電セラミック単体
捩り振動子14が用いられる。
調整に関与するのは、上述した軸部10であり、これに
は軸の外周面における捩れを外部信号によって制御し得
るように構成された素子、例えば、圧電セラミック単体
捩り振動子14が用いられる。
【0029】この圧電セラミック単体捩り振動子14
は、図3に示すように、圧電セラミック単体の円筒15
の外周面に交差指電極パターン16、16を設けたもの
であり、圧電縦効果と圧電横効果とを巧みに組み合わせ
ることで、円筒15の外周面において捩れを誘起するこ
とができるように構成した素子である。
は、図3に示すように、圧電セラミック単体の円筒15
の外周面に交差指電極パターン16、16を設けたもの
であり、圧電縦効果と圧電横効果とを巧みに組み合わせ
ることで、円筒15の外周面において捩れを誘起するこ
とができるように構成した素子である。
【0030】図4はその動作原理を説明するための概略
図であり、弾性体からなる円筒15´の外周面におい
て、周方向に互いに反対向きの力F、−Fを加えたとき
に生じる捩れ歪は、破線の矢印Eに示すように円筒軸に
対して+45゜(図4における時計回り方向を角度の正
方向にとる。)方向への伸び歪と、破線の矢印Cに示す
ように円筒軸に対して−45゜方向への縮み歪との合成
であると考えられる。
図であり、弾性体からなる円筒15´の外周面におい
て、周方向に互いに反対向きの力F、−Fを加えたとき
に生じる捩れ歪は、破線の矢印Eに示すように円筒軸に
対して+45゜(図4における時計回り方向を角度の正
方向にとる。)方向への伸び歪と、破線の矢印Cに示す
ように円筒軸に対して−45゜方向への縮み歪との合成
であると考えられる。
【0031】交差指電極パターン16、16の電極指1
6a、16a、・・・が、図3に示すように円筒15の
中心軸に対して+45゜の角度をもって配置されるよう
にして、対向する一対の電極指16a、16a間に分極
時と同じ電圧を加えると、圧電縦効果により電極指16
aの長手方向に直角な方向に伸び歪が生じ、同時に圧電
横効果により電極指16aの長手方向に縮み歪が生じる
ことになり、円筒15に捩りが発生する。
6a、16a、・・・が、図3に示すように円筒15の
中心軸に対して+45゜の角度をもって配置されるよう
にして、対向する一対の電極指16a、16a間に分極
時と同じ電圧を加えると、圧電縦効果により電極指16
aの長手方向に直角な方向に伸び歪が生じ、同時に圧電
横効果により電極指16aの長手方向に縮み歪が生じる
ことになり、円筒15に捩りが発生する。
【0032】従って、電極指に加える交流電圧によって
捩り振動を制御することができる。
捩り振動を制御することができる。
【0033】つまり、圧電セラミック単体捩り振動子1
4に所定の電圧を印加する事によって軸部10の外周面
における周方向に捩りが生じるように圧電セラミック単
体を予め分極させておき、図2に示すように軸部10と
そのシャーシ9への取付部との間に交流電圧を印加する
と、これに応じて軸部10に微小な捩り振動を発生させ
ることができる。
4に所定の電圧を印加する事によって軸部10の外周面
における周方向に捩りが生じるように圧電セラミック単
体を予め分極させておき、図2に示すように軸部10と
そのシャーシ9への取付部との間に交流電圧を印加する
と、これに応じて軸部10に微小な捩り振動を発生させ
ることができる。
【0034】この捩り力を駆動力としてヘッドアームブ
ロック3の微小な回動制御に利用することによって、ト
ラッキング制御に係る微調整を行うことができる。
ロック3の微小な回動制御に利用することによって、ト
ラッキング制御に係る微調整を行うことができる。
【0035】即ち、外乱による磁気ヘッドの微小な位置
ズレを修正するために、軸部10の圧電セラミック単体
捩り振動子14の低周波駆動によって磁気ヘッド4を微
小振幅で振動させて磁気ヘッドを適正な位置へと導くよ
うにすれば良い。
ズレを修正するために、軸部10の圧電セラミック単体
捩り振動子14の低周波駆動によって磁気ヘッド4を微
小振幅で振動させて磁気ヘッドを適正な位置へと導くよ
うにすれば良い。
【0036】図5は2軸アクチュエーター機構1のサー
ボ制御系の構成を示すものである。
ボ制御系の構成を示すものである。
【0037】CPU等の指令部17から発せられるヘッ
ド位置の目標値信号と、磁気ヘッド4からのヘッド位置
信号が位置誤差検出部18に送られると、両者間の誤差
信号が後段のフィルター回路19、20に送出される。
ド位置の目標値信号と、磁気ヘッド4からのヘッド位置
信号が位置誤差検出部18に送られると、両者間の誤差
信号が後段のフィルター回路19、20に送出される。
【0038】一方のフィルター回路19は、誤差信号の
高周波信号成分を抽出するHPF(ハイパスフィルタ
ー)回路であり、その出力はアンプ21を介して粗動用
アクチュエーター22に送出される。この粗動用アクチ
ュエーター22は、上述したVCM部7で発生する駆動
力によってヘッドアームブロック3を軸部10の回りに
回動させる機構に相当し、高周波で比較的振幅の大きい
場合の位置決め制御を行う。
高周波信号成分を抽出するHPF(ハイパスフィルタ
ー)回路であり、その出力はアンプ21を介して粗動用
アクチュエーター22に送出される。この粗動用アクチ
ュエーター22は、上述したVCM部7で発生する駆動
力によってヘッドアームブロック3を軸部10の回りに
回動させる機構に相当し、高周波で比較的振幅の大きい
場合の位置決め制御を行う。
【0039】他方のフィルター回路20は、誤差信号の
低周波信号成分を抽出するLPF(ローパスフィルタ
ー)回路であり、その出力はアンプ23を介して微動用
アクチュエーター24に送出される。この微動用アクチ
ュエーター24は、上述した軸部10での捩り力によっ
てヘッドアームブロック3を軸部10の回りに微小振幅
の振動を惹き起こして磁気ヘッドの位置決めを行う機構
に相当し、低周波かつ小振幅の場合の位置決め制御を行
う。
低周波信号成分を抽出するLPF(ローパスフィルタ
ー)回路であり、その出力はアンプ23を介して微動用
アクチュエーター24に送出される。この微動用アクチ
ュエーター24は、上述した軸部10での捩り力によっ
てヘッドアームブロック3を軸部10の回りに微小振幅
の振動を惹き起こして磁気ヘッドの位置決めを行う機構
に相当し、低周波かつ小振幅の場合の位置決め制御を行
う。
【0040】そして、磁気ヘッド4によって再生させる
ヘッド位置の検出信号がサーボアンプ25を介して位置
誤差検出部18にフィードバックされる。
ヘッド位置の検出信号がサーボアンプ25を介して位置
誤差検出部18にフィードバックされる。
【0041】図7において説明したように、アクチュエ
ーターの特性において特に問題となる低周波域での伝達
特性であり、これは主として軸受部における摩擦抵抗が
低周波や微小振幅の信号に対して極めて大きくなること
に依っている。
ーターの特性において特に問題となる低周波域での伝達
特性であり、これは主として軸受部における摩擦抵抗が
低周波や微小振幅の信号に対して極めて大きくなること
に依っている。
【0042】そこで、2軸アクチュエーター機構1で
は、VCM部7を駆動源とする粗動用アクチュエーター
22が高周波域において理想に近い特性を有するという
利点は温存しままで、軸部材の変形(圧電効果や電気歪
や磁気歪等)を利用した捩り振動子を微動用アクチュエ
ーター24に使用することによって、低周波域における
特性が軸受部での摩擦に多大な影響を被ることがないよ
うに軸部10の変形作用によって磁気ヘッドの位置決め
精度を保証している。
は、VCM部7を駆動源とする粗動用アクチュエーター
22が高周波域において理想に近い特性を有するという
利点は温存しままで、軸部材の変形(圧電効果や電気歪
や磁気歪等)を利用した捩り振動子を微動用アクチュエ
ーター24に使用することによって、低周波域における
特性が軸受部での摩擦に多大な影響を被ることがないよ
うに軸部10の変形作用によって磁気ヘッドの位置決め
精度を保証している。
【0043】よって、このような高周波域と低周波域で
の役割分担によって、全体として略理想に近い特性(図
7の破線bを参照。)が得られ、残留誤差の少ないトラ
ッキング制御を実現することが可能となる。
の役割分担によって、全体として略理想に近い特性(図
7の破線bを参照。)が得られ、残留誤差の少ないトラ
ッキング制御を実現することが可能となる。
【0044】尚、上記の実施例では本発明を回動型の2
軸アクチュエーター機構に適用した例を示したが、直動
型の2軸アクチュエーター機構に適用することも可能で
ある。
軸アクチュエーター機構に適用した例を示したが、直動
型の2軸アクチュエーター機構に適用することも可能で
ある。
【0045】その場合には、粗動用アクチュエーターに
リニアーモータ等を用いて位置決め対象物を直線的に移
動させることができるような機構を用い、さらに微動用
アクチュエーターには、矩形板状振動子の縦振動又は横
振動を利用して位置決め対象物の微小な位置決め制御を
振動子の低周波駆動によって行うように構成すれば良
い。
リニアーモータ等を用いて位置決め対象物を直線的に移
動させることができるような機構を用い、さらに微動用
アクチュエーターには、矩形板状振動子の縦振動又は横
振動を利用して位置決め対象物の微小な位置決め制御を
振動子の低周波駆動によって行うように構成すれば良
い。
【0046】図6は、圧電セラミックの矩形板の表面に
交差指電極を設け、その分極及び励振を可能とした振動
子の構成を概略的に示すものである。
交差指電極を設け、その分極及び励振を可能とした振動
子の構成を概略的に示すものである。
【0047】図6の(a)に示す振動子26は、矩形板
27の表面に電極指パターン28、28、・・・を矩形
板27の長手方向に対して直角に配置したもので、矢印
VD1に示すように電極指の長手方向に直角な方向に伸
縮振動が生じ(主として圧電縦効果による。)、図6の
(b)に示す振動子29は矩形板30の表面に電極指パ
ターン31、31、・・・を矩形板30の長手方向に沿
って配置したもので、矢印VD2に示すように電極指の
長手方向に伸縮振動が生じる(圧電横効果による。)。
27の表面に電極指パターン28、28、・・・を矩形
板27の長手方向に対して直角に配置したもので、矢印
VD1に示すように電極指の長手方向に直角な方向に伸
縮振動が生じ(主として圧電縦効果による。)、図6の
(b)に示す振動子29は矩形板30の表面に電極指パ
ターン31、31、・・・を矩形板30の長手方向に沿
って配置したもので、矢印VD2に示すように電極指の
長手方向に伸縮振動が生じる(圧電横効果による。)。
【0048】このような振動子を、例えば、駆動用ガイ
ドとなる部材の取付部に用いることによって、移動対象
物の直線方向における微小な位置決めを行うことができ
る。
ドとなる部材の取付部に用いることによって、移動対象
物の直線方向における微小な位置決めを行うことができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、微動用アクチュエーターを粗動用
アクチュエーターに載置する構造を回避して、例えば、
粗動用アクチュエーターが回動機構を有する場合にはそ
の軸部に微動用アクチュエーターの振動子を設けてその
弾性変形振動による力を回動機構に対する微調整に利用
するといった構造を採ることができるので、構造の簡単
化を図ることができる。
に、本発明によれば、微動用アクチュエーターを粗動用
アクチュエーターに載置する構造を回避して、例えば、
粗動用アクチュエーターが回動機構を有する場合にはそ
の軸部に微動用アクチュエーターの振動子を設けてその
弾性変形振動による力を回動機構に対する微調整に利用
するといった構造を採ることができるので、構造の簡単
化を図ることができる。
【0050】よって、従来の機構において構造の複雑化
に伴って問題になっていた機構の重量増加や連成系に固
有の不要振動の発生を低減することができる。
に伴って問題になっていた機構の重量増加や連成系に固
有の不要振動の発生を低減することができる。
【0051】また、微動用アクチュエーターの振動子に
よる弾性変形力を粗動用アクチュエーターの移動機構に
直接的に伝達することで、特に振動周波数の低周波域で
の特性を改善することができるので、従来、軸受部等の
摩擦抵抗が著しい箇所があることに起因して技術的な課
題とされていた低周波小振幅信号に対する波形歪の発生
を抑え、非線形誤差の低減を図ることができる。
よる弾性変形力を粗動用アクチュエーターの移動機構に
直接的に伝達することで、特に振動周波数の低周波域で
の特性を改善することができるので、従来、軸受部等の
摩擦抵抗が著しい箇所があることに起因して技術的な課
題とされていた低周波小振幅信号に対する波形歪の発生
を抑え、非線形誤差の低減を図ることができる。
【0052】尚、前記した実施例は、本発明の実施の一
例にすぎず、この例のみによって、本発明の技術的範囲
が狭く解釈されてはならず、ハードディスク装置の磁気
ヘッドの位置決め機構に限らず各種の用途に本発明を広
く適用し得ることは勿論である。
例にすぎず、この例のみによって、本発明の技術的範囲
が狭く解釈されてはならず、ハードディスク装置の磁気
ヘッドの位置決め機構に限らず各種の用途に本発明を広
く適用し得ることは勿論である。
【図1】本発明に係る2軸アクチュエーター機構の構成
を概略的に示す平面図である。
を概略的に示す平面図である。
【図2】本発明に係る2軸アクチュエーター機構の要部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】軸部に用いられる圧電セラミック単体捩り振動
子の構成を示す概略図である。
子の構成を示す概略図である。
【図4】圧電セラミック単体捩り振動子の動作原理につ
いて説明するための図である。
いて説明するための図である。
【図5】本発明に係るサーボ制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】直線的な変位が可能な振動子の一例を示すもの
で、(a)は振動方向が交差指電極に直角な方向となる
振動子を示し、(b)は振動方向が交差指電極に沿う方
向となる振動子を示す。
で、(a)は振動方向が交差指電極に直角な方向となる
振動子を示し、(b)は振動方向が交差指電極に沿う方
向となる振動子を示す。
【図7】従来の問題点を説明するためにアクチュエータ
ーの特性について示すグラフ図である。
ーの特性について示すグラフ図である。
1 2軸アクチュエーター機構 4 被制御物 5、6、10 回動機構 10 軸部 14 捩り振動子 22 粗動用アクチュエーター 24 微動用アクチュエーター 26、29 振動子
Claims (4)
- 【請求項1】 高周波域における大振幅の駆動制御に用
いられる粗動用アクチュエーターと、低周波域における
小振幅の駆動制御に用いられる微動用アクチュエーター
からなる2軸アクチュエーター機構であって、微動用ア
クチュエーターが振動子を用いて構成され、該振動子を
低周波で駆動する際に生じる部材変形時の弾性力によっ
て被制御物の位置決め制御を行ようにしたことを特徴と
する2軸アクチュエーター機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載の2軸アクチュエーター
機構において、微動用アクチュエーターの振動子とし
て、電磁気的に誘起される歪に伴って弾性力を発生する
効果素子を用いたことを特徴とする2軸アクチュエータ
ー機構。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の2軸アク
チュエーター機構において、粗動用アクチュエーターが
軸部を中心として部材を回動させる回動機構を備えると
ともに、微動用アクチュエーターの振動子として捩り振
動子を軸部に設けることによって、軸部の外周面におけ
る周方向への捩り力によって被制御物の位置決め制御を
行うようにしたことを特徴とする2軸アクチュエーター
機構。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の2軸アク
チュエーター機構において、粗動用アクチュエーター
が、被制御物を直線的に移動させる移動機構を備えると
ともに、微動用アクチュエーターの振動子の縦振動又は
横振動によって被制御物の位置決め制御を行うようにし
たことを特徴とする2軸アクチュエーター機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08754892A JP3235174B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 2軸アクチュエーター機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08754892A JP3235174B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 2軸アクチュエーター機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05258481A true JPH05258481A (ja) | 1993-10-08 |
JP3235174B2 JP3235174B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=13918045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08754892A Expired - Fee Related JP3235174B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 2軸アクチュエーター機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235174B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08237971A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-09-13 | Nanomotion Ltd | マイクロモータ |
US5682076A (en) * | 1993-08-03 | 1997-10-28 | Nanomotion Ltd. | Ceramic disc-drive actuator |
US5714833A (en) * | 1993-08-03 | 1998-02-03 | Nanomotion Ltd. | Ceramic motor |
US6064140A (en) * | 1993-07-09 | 2000-05-16 | Nanomotion Ltd | Ceramic motor |
KR20000062851A (ko) * | 1999-03-18 | 2000-10-25 | 포만 제프리 엘 | 모드 소거 액추에이터를 구비한 디스크 드라이브 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP08754892A patent/JP3235174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6064140A (en) * | 1993-07-09 | 2000-05-16 | Nanomotion Ltd | Ceramic motor |
US5682076A (en) * | 1993-08-03 | 1997-10-28 | Nanomotion Ltd. | Ceramic disc-drive actuator |
US5714833A (en) * | 1993-08-03 | 1998-02-03 | Nanomotion Ltd. | Ceramic motor |
JPH08237971A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-09-13 | Nanomotion Ltd | マイクロモータ |
KR20000062851A (ko) * | 1999-03-18 | 2000-10-25 | 포만 제프리 엘 | 모드 소거 액추에이터를 구비한 디스크 드라이브 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3235174B2 (ja) | 2001-12-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |