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JPH0525456Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0525456Y2
JPH0525456Y2 JP1985180542U JP18054285U JPH0525456Y2 JP H0525456 Y2 JPH0525456 Y2 JP H0525456Y2 JP 1985180542 U JP1985180542 U JP 1985180542U JP 18054285 U JP18054285 U JP 18054285U JP H0525456 Y2 JPH0525456 Y2 JP H0525456Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
waterproof cap
toothbrush
casing
attached
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985180542U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6287532U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985180542U priority Critical patent/JPH0525456Y2/ja
Publication of JPS6287532U publication Critical patent/JPS6287532U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0525456Y2 publication Critical patent/JPH0525456Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は電動歯ブラシ、詳しくは駆動軸に取り
付けられた歯ブラシを駆動軸方向に往復駆動する
電動歯ブラシに関するものである。
〔背景技術〕
従来、駆動軸に取り付けられた歯ブラシを駆動
軸方向に往復駆動する電動歯ブラシが提供されて
おり、例えば特公昭52−43981号公報にて知られ
ている。この種の電動歯ブラシにおいては、第7
図に示す如く駆動軸に防水キヤツプを水密的に取
り付けて駆動機構部を収納したケーシングの防水
を行つているが、この防水キヤツプは略円錐形状
に形成され、上部中央部に駆動軸が貫挿されて嵌
着され、下部周縁がケーシング上端部周縁に取り
付けられているため、電動機にて高速で上下駆動
される駆動軸の上下動に伴つて、その駆動軸との
嵌着部が上下動して全体が周期的に変形するもの
である。ここで、第8図a〜dは防水キヤツプの
微小時間における変形状態を模式的に示すもので
あつて、図のaからdに至る変形を周期的に繰り
返す。この図からも明らかなように、防水キヤツ
プの周側部が波打つて複雑に振動しており、この
ため防水キヤツプの周囲の空気を振動させて騒音
を発生させることになる。以上のように、歯ブラ
シを上下方向に往復駆動する電動歯ブラシにあつ
ては、防水キヤツプにて騒音が発生するという問
題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みて成したものであつ
て、その目的とするところは、防水キヤツプが振
動することを防いで、騒音が発生することのない
電動歯ブラシを提供することにある。
〔考案の開示〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に基
づいて説明する。これらの図において、防水キヤ
ツプ1はゴム等によつて一体成形されるもので、
後述するケーシング6の上端部に取り付けられる
大径の取付筒部2と、この取付筒部2の上方中央
部に形成された小径の軸保持筒部3と、これらの
取付筒部2および軸保持筒部3を連結する円錐周
面状の周側部4とから構成されていて全体として
ほぼ円錐状を呈している。
しかして、軸保持筒部3は後述の駆動軸24に
嵌着されるもので、この軸保持筒部3は駆動軸2
4の上下動に伴つて上下に移動可能であり、この
際周側部4は第1図及び第3図bに示す如く変形
するものである。
前記防水キヤツプ1内には、第4図に示すよう
な発泡ポリウレタン等の粘性を有する弾性体にて
略円錐台形状に形成された振動吸収部材5が収納
されている。ここで振動吸収部材5はその外周側
面が防水キヤツプ1の周側部4内面に常に当接す
るような大きさに形成されており、その中央部に
形成された貫通孔5aに駆動軸24を貫通させた
状態で防水キヤツプ1内に収納されている。前記
振動吸収部材5は弾性体で形成されているので、
第1図乃至第3図から明らかなように防水キヤツ
プ1の変形に応じて変形可能である。
次に、この防水キヤツプ1を用いた電動歯ブラ
シ全体の構造を第1図および第2図を参照しつつ
詳述する。これらの図において、6は円筒状のケ
ーシングであり、その内部にはモータ7および蓄
電池8が収納されている。モータ7の出力軸7a
にはピニオン9が嵌合され、このピニオン9に
は、第5図に示すように中央に軸孔11が穿設さ
れ、かつこの軸孔11からの距離が始点と終点と
で異なる円弧状のカム構12が形成されたフエー
スギア10が噛合されている。
前記フエースギア10に近接して配設される偏
心カム13は第5図に示す如くほぼ円柱状に形成
され、その一側面には偏心したボス14が突設さ
れていると共に、半径方向に沿つた長孔15が形
成されている。ここで、ボス14はフエースギア
10のカム溝12に摺動自在に係合されるもの
で、偏心カム13とフエースギア10とは軸孔1
1に圧入される支持軸16(第1図参照)を長孔
15に貫通することによつて一体化され、支持軸
16の両端はシヤーシ17およびシヤーシ18の
内面に軸支されている。なお、シヤーシ17およ
びシヤーシ18はアンダーカツト等の方法によつ
て連結固定される。
また、第2図に示すように、偏心カム13はケ
ーシング6の内部に収納された駆動子19の真円
状の係合部20に摺動自在に係合され、この駆動
子19と、前述の偏心カム13、フエースギア1
0およびピニオン9等によつて駆動機構部21が
構成されている。
前記駆動子19は第1図に示す如くボール22
を介してシヤーシ17,18間に保持され、モー
タ7および蓄電池8はシヤーシ17によつて位置
決めされつつ固定される。
次に、前述した防水キヤツプ1はその下端周縁
を構成する取付筒部2をケーシング6の上端部に
嵌着したうえ、環状リング23を装着することに
よつて取り付けられる。一方、駆動子19の上端
部には駆動軸24が嵌着され、この駆動軸24は
防水キヤツプ1内の振動吸収部材5の貫通孔5a
を貫通し、更に防水キヤツプ1の軸保持筒部3の
通孔を水密的に貫通してその上端部には歯ブラシ
25が連結されている。この歯ブラシ25は、プ
ラスチツク等の合成樹脂材にて形成された長尺の
柄部26の先端にナイロン等からなるブラシ27
を多数本植毛して形成したもので、柄部26の下
端部に形成された凹部29に駆動軸24の先端部
を嵌合することによつて着脱自在に取り付けられ
る。なお、第1図において28はスイツチを示し
ている。
次いでこの動作を説明すると、モータ7の回転
はピニオン9を介してフエースギヤ10に伝達さ
れた後、偏心カム13および駆動子19によつて
往復運動に変換され、これによつて駆動軸24ひ
いては歯ブラシ25が往復動する。ここで、モー
タ7を正逆転可能に構成することにより、フエー
スギヤ10に形成されたカム溝12と、このカム
溝12に係合するボス14と、偏心カム13の長
孔15と、支持軸16等によつて歯ブラシ25の
往復運動量を可変とすることができる。
上述のように、駆動軸24の往復動に伴つて防
水キヤツプ1は変形し、弾性体でできた振動吸収
部材5は第1図乃至第3図から明らかなように、
防水キヤツプ1の変形に伴つて変形する。この
時、振動吸収部材5が粘性を有することによつ
て、防水キヤツプ1が駆動軸24の往復動に伴つ
て変形してその周側部4に発生する振動を、振動
吸収部材5にて吸収することができるため、防水
キヤツプ1の周囲の空気が振動して騒音が発生す
るということがない。更に、粘性を有する弾性体
からなる振動吸収部材5が防水キヤツプ1内に収
納されていることによつて、電動歯ブラシを落下
させた場合等に、防水キヤツプ1の周側部4が異
物に当つても、周側部4がケーシング6内の部品
に直接に接することがなく、周側部4に破れが生
じるということがない。
次に、第6図は本考案の他の実施例を示すもの
で、この実施例においては振動吸収部材35を、
発泡ポリウレタン等の粘性を有する弾性体にて円
筒状に形成しており、この場合も前述の実施例と
同様の効果を奏する。その他の構成は前述の実施
例と同様である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案はケーシングの端部に突設
した駆動軸と、前記駆動軸に取り付けた歯ブラシ
と、中空の略円錐形状で中心に前記駆動軸が貫挿
されるとともに、下端周縁を前記ケーシングの端
部に取り付けた防水キヤツプとを備え、前記歯ブ
ラシを駆動軸の軸方向に往復駆動する電動歯ブラ
シにおいて、粘性を有する弾性体で形成されてお
り、前記防水キヤツプ内に収納されるとともに、
防水キヤツプの内周面に当接する振動吸収部材を
備えているので、駆動軸の往復動に伴つて防水キ
ヤツプが変形することによつて防水キヤツプの周
側部に発生する振動を振動吸収部材にて吸収する
ことができ、防水キヤツプの振動によつて騒音が
発生するということを防止できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体構造を示す縦断面図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図a及びbは
第2図及び第1図の要部拡大図、第4図は防水キ
ヤツプの斜視図、第5図は同上の要部の分解斜視
図、第6図は本考案の他の実施例の防水キヤツプ
の斜視図、第7図は従来例の要部断面図、第8図
a〜dは同上の防水キヤツプの変形状態を模式的
に示した図である。 1……防水キヤツプ、5……振動吸収部材、6
……ケーシング、24……駆動軸、25……歯ブ
ラシ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシングの端部に突設した駆動軸と、前記駆
    動軸に取り付けた歯ブラシと、中空の略円錐形状
    で中心に前記駆動軸が貫挿されるとともに、下端
    周縁を前記ケーシングの端部に取り付けた防水キ
    ヤツプとを備え、前記歯ブラシを駆動軸の軸方向
    に往復駆動する電動歯ブラシにおいて、 粘性を有する弾性体で形成されており、前記防
    水キヤツプ内に収納されるとともに、防水キヤツ
    プの内周面に当接する振動吸収部材を備えたこと
    を特徴とする電動歯ブラシ。
JP1985180542U 1985-11-22 1985-11-22 Expired - Lifetime JPH0525456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985180542U JPH0525456Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985180542U JPH0525456Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287532U JPS6287532U (ja) 1987-06-04
JPH0525456Y2 true JPH0525456Y2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=31124595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985180542U Expired - Lifetime JPH0525456Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6287532U (ja) 1987-06-04

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