JPH05253307A - 電極/患者間の位置ずれと短期回復範囲の検出方法及びその機構 - Google Patents
電極/患者間の位置ずれと短期回復範囲の検出方法及びその機構Info
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Abstract
置ずれに関連する範囲を検出する方法及び機構を提供す
る。 【構成】 動き検出ルーチン52は、校正回路34から
の処理後の動き信号を監視し、この信号が比較的広い範
囲の外側に短時間存在するか、或はより狭い範囲の外側
により長い時間存在した場合、動きが生じていることを
指示する。これら2つの範囲と時間の関係は、動き検出
ルーチン52に、例えばノイズのような影響を減少させ
るヒステリシス動作を与える。この範囲と時間との関係
も動きの存在及び不在を判定するのに用いられ、事実上
ヒステリシス的とすることができる。
Description
ある信号の検出に係わり、特に具体的には、医療機器に
おいて、電極/患者間の位置ずれ監視のための範囲の検
出と短期回復機構に関するものである。
々の医療機器が開発されている。これらの機器の多く
は、1個以上の電極を介して患者に電気的に結合される
ように設計されている。これらの電極は患者の身体のさ
まざまな部分から電気信号を受けとり、また患者の身体
のさまざまな部分に電気エネルギを送りこむ。
/monitor) は、標準的に患者の心臓からの電気信号を受
け取るために2つ以上の電極を備えている。そして、こ
れらの信号は、一般的にモニタに表示され、処置を行な
う外科医が心臓の作動を診断できるようになっている。
加えて、一対の除細動電極を用いて、除細動器から患者
に電気エネルギを送りこんで、例えば心臓の望ましくな
い細動を停止させる。
び除細動用電極は、多くの場合、外部から患者の胸部及
び/または手足に取り付けられる。電極のインピーダン
ス、患者の経胸腔的(transthoracic) インピーダンス及
び電極/患者間の接続界面のインピーダンスが全て、モ
ニタが受け取る信号及び患者に送るエネルギに影響を与
えることは明らかである。通常、電極は、機器の動作に
できるだけインピィーダンスの影響を少なくするように
設計されている。
り、電極/患者間の界面のインピーダンスを減少させて
いる。また、電極を患者に取り付ける前に、よく導電性
ゲルを各電極の表面に塗布し、界面のインピーダンスを
更に制限するようにしている。このような用心にも係わ
らず、電極/患者界面のインピーダンスは、未だ機器の
動作に望ましくない影響を与えることがある。
一般的な問題の1つは、動きに関連するものである。例
えば、患者の胸部に取り付けられた電極で監視する際、
患者または電極の動きが、患者/電極間の界面を乱すこ
とである。その結果、界面インピーダンスに生じる変動
が、心臓の作動とは無関係に、モニタで受け取る電気信
号に対応する変動を引き起こすことになる。一方、この
モニタした信号内の「人為的な動き(motion artifact)
」は、機器または操作者が心臓の状態を誤って診断し
てしまう原因となり得るものである。
れも、同様に対象となり得る。例えば、患者が意識的に
動いても、または医療提供者によって動かされても患者
が動いたこととなる。いずれの場合でも、患者へエネル
ギを放出するのは望ましくない。更に、動きを誘発する
電極/患者間の界面のインピーダンス変動は、界面にお
いて対応するエネルギ損失の変動を生じる結果となる。
このため、実際に患者に送られて細動を停止させるエネ
ルギが、操作者によって選択されたものとは、大幅に異
なってしまうことがある。
従来技術による機構がある。これに関するある機構で
は、電極/患者間の界面におけるインピーダンスを監視
し、いつ位置ずれが生じたかを判定している。モニタし
ているインピーダンスが、位置ずれの発生を示唆した場
合、機器の動作は禁止される。
hysio-Control)に譲渡された米国特許第4,919,145号
(マリオット特許:Marriott)は、リードインピーダン
ス及び/または経胸腔的インピーダンス(TTI) を感知す
るのに用いられる種々の技術を多数見直している。この
点に関してマリオット特許の背景となっている部分は、
小さなDC信号をリードに印加し、リード間に生じたD
C電圧でインピーダンスを表示することである。マリオ
ット特許の背景部に記載されている別の方法は、高周波
の一定電流信号をリードに印加するものである。そし
て、マリオット特許は、2つのキャリア信号を用いてリ
ードインピーダンス関連の電圧、及びインピーダンスの
呼吸関連の電圧を検出するような構成を開示している。
れた、米国特許第4,619,265号(モーガンらの特許:Morg
an et al )は、患者のTTI信号を評価して、動きを
検出する構成を開示するものである。より具体的に説明
すると、TTI信号をいくつかの所定のしきい値レベル
と比較する。TTIの最後の2つの計測値がそのしきい
値を超過した場合、表示が現れて操作者にすべての動き
を止めるように即座に指令を発する。15秒以上に渡っ
て動きが検出された場合も操作者に心肺蘇生法の処置を
行なうよう緊急指示がだされる。
は2回だけの測定では、例えばノイズに起因する測定の
一時的な逸脱が、動き検出に影響を及ぼしかねない。こ
のため、測定したインピーダンス信号内のノイズが、い
ずれかの所与の時点で信号を異常に高くしたり、低くし
たりする原因ともなり得る。1回か2回の測定では、結
果として得られた信号の変動は、時間で平均化される
が、その測定は不正確となる可能性がある。ノイズの影
響を比較的受けないような手段で、動きを検出すること
が望ましいことは明らかである。
検出を用いることは、従来の動き検出機構において重要
な役割を演じており、インピーダンスの測定を、動きに
関連するある所定のしきい値レベルと比較することがで
きるようにするものである。本発明によれば、範囲検出
は、動き検出に用いられるインピーダンスデータの処理
と、患者の心臓の状態を診断するのに用いられるモニタ
された心臓信号の処理の双方の役割を演じる。
ンスをモニタするのに用いられる信号は、従来、分析に
先だって事前処理回路によって漉過されている。漉過を
行なうのは信号の選択した部分を除去し、高い情報内容
を有する部分のみを保存するためである。除去された部
分は、例えば、ベースライン信号に寄与する成分とかノ
イズに起因するものである。
抵抗性及び誘導性素子を使用していることが多い。この
ようなフィルタ回路に印加された信号が大きく外れる
と、キャパシタが完全に充電されて、このキャパシタに
蓄積された電荷が減衰する時が来るまで、フィルタが作
動できなくなってしまう。このようなフィルタへの入力
が大きく外れる時を判断し、なんらかの補正動作でフィ
ルタ回路の不作動状態を制限できるようにすることが望
ましいことは明らかである。
ノイズのような破壊的影響を受けずに、電極/患者間の
位置ずれに関わる範囲を検出する方法を開発することで
ある。更には、従来医療機器に用いられていたフィルタ
回路の不作動状態に関わる範囲の検出方法を開発するこ
とである。また、機器によって実行される全体的処理の
複雑さを減少させるために、いずれの形式の範囲の検出
にも適用できる同一の一般的方法の提供である。
れる生理的信号の範囲をヒステリシス的に検出する方法
が開示される。この方法は、信号を第1の数値範囲と比
較するステップを含んでいる。信号が所定の数値範囲内
にある時間を表す内側時間を、この信号が前記数値範囲
外にある時間を表す外側時間と共に記憶する。内側時間
が第1の内側時間限度を超えた時に内側作動信号が出力
され、外側時間が第1の外側時間限度を超えた時に外側
作動信号が出力される。次に、前記ステップは、第2の
数値範囲に対して繰り返され、前記第1及び第2の数値
範囲に対するステップの繰り返しが、本発明の方法にヒ
ステリシス的な態様を導入する。
電極と患者との間の相対的位置ずれの検出に使用され
る。電極は患者と医療機器とに結合され、この医療機器
が電極/患者間の界面のインピーダンス関連の信号を発
生する。この方法は、信号を第1の数値範囲と比較する
ステップを含んでいる。信号が第1の数値範囲内にある
時間を表す第1の内側時間を、この信号が第1の数値範
囲外にある時間を表す第1の外側時間と共に記憶する。
第1の内側及び外側時間は、第1の内側時間が第1の内
側時間限度を超過した時、ゼロにセットされる。第1の
外側時間が第1の外側時間限度を超過した時、電極と患
者との間の相対的な位置ずれを示す動き検出出力が生成
される。
への生理的入力を処理するのに用いられるフィルタ回路
を回復する方法が開示される。この方法は、信号を第1
の数値範囲と比較するステップを含んでいる。この信号
が第1の数値範囲内にある時間を表す第1の内側時間
を、この信号が第1の数値範囲外にある時間を表す第1
の外側時間と共に記憶する。第1の内側時間が第1の内
側時間限度を超えた時、第1の内側及び外側時間はゼロ
にセットされる。第1の外側時間が第1の外側時間限度
を越えた時、フィルタ回復出力が生成される。
例について詳細に説明する。図1を参照すると、本発明
にしたがって構成された除細動器/モニタ10が示され
ている。除細動器/モニタ10は、種々の異なる機能を
実行する。例えば、除細動器/モニタ10によって、患
者の心臓を監視するのに使用される心電図記録(EC
G)信号を操作者が患者から受け取る。除細動器/モニ
タ10は、本来患者の心臓に比較的大きなパルスのエネ
ルギを印加して、例えば心臓の細動を停止させるように
設計されたものである。また、これより小さい周期的パ
ルスのエネルギを印加して刺激を与え、所望の心搏にす
ることもできる。
は、除細動器/モニタ10を患者に電気的に結合しなく
てはならない。通常、監視用、除細動用及び心搏用の、
3つの別個の電極セットが用いられる。従来の除細動用
及び心搏用セットは各々、通常2つの電極から成るもの
であるが、例えば、2、3、4及び10個の電極から成
る種々の異なるモニタ用電極セットも開発されている。
れ誘導によるインピーダンスの変化で、患者から受けと
られるECG信号が、除細動器/モニタ10によって不
正確に解釈される原因となることがある。同様に、患者
に印加される除細動及び心搏は、インピーダンスの変動
によって判らなくなる程度にまで減衰せられることもあ
る。更に、動きが生じている時に、患者に除細動を行な
うのが望ましくないこともある。これらの制約を克服す
るには、例えば、除細動器/モニタ10を動きの検出が
できるように設計して、動きがもはや存在しなくなるま
で操作の続行を禁止することである。
出機構に従来の動き検出機構よりノイズの影響を受けな
いヒステリシス分析を採用する。広範囲検出機構は、動
きの検出及びECG信号の一般的な処理に用いられるあ
る種の漉過回路の回復にも、適用できる。
詳細に検討するために、図2のブロック図を参照する。
図示のように、除細動器/モニタ10は、監視回路1
2、除細動回路14、心搏回路16、及び動き検出回路
18を備えており、これらは全て制御及び処理回路20
によって規制されている。入出力(I/O)回路22に
よって、操作者が回路20に入力を供給できるようにな
っており、操作者に種々の機器出力を与える。動き検出
回路18及び制御及び処理回路20の関連する動作を除
いて、除細動器/モニタ10の種々の構成要素は、事実
上従来からのものであるので、簡単に論ずるに止めるこ
とにする。
監視用電極を介して患者に結合されるのが標準的であ
る。以下により詳しく論ずるが、監視回路12は、異な
る電極から受け取った電気信号をサンプルし、漉過し、
そして増幅するのに必要な通常の処理回路を備えてい
る。更に、監視回路12は、受け取った信号から、例え
ば、ECG情報の標準ベクトル心電図記録リード(vect
orcardiographic leads)のいずれかを出力するように
構成することもできる。また、監視回路12は、潜在的
に危険な電流が監視回路と患者との間に流れるのを抑止
するように設計されたある形式の絶縁回路も標準的に備
えている。
なわち電極を介して患者に放電するためのエネルギ蓄積
用に1つ以上のキャパシタを備えている。このキャパシ
タに蓄積されるエネルギ量は、制御及び処理回路20か
らの入力に応じて、制御される。このエネルギは、除細
動パドルまたは機器に設けられている放電スイッチを押
すことによって、放電される。同期した電気除細動(ca
rdioversion)モードの動作において、制御及び処理回
路20は、監視回路12からのECG情報を用いて識別
される心臓サイクルの特定の部分と一致するように放電
の時刻を調整する。
介して、患者に結合されている。心搏回路16は、患者
に所望の心臓レートを開始させるのに用いられる周期的
パルスの比較的低い電流を出力するように構成されてい
る。心搏パルスの強度及び反復率は、制御及び処理回路
20からの入力に応じて、心搏回路16によって制御さ
れる。
び制御及び処理回路20の関連する動作の説明に移る。
図示のように、動き検出回路18は、多数の異なる構成
要素を備えている。この場合、インピーダンス測定回路
24が、除細動器/モニタ10と共に用いられる少なく
とも一対からなる種々の電極に結合されている。本構成
の好適な一実施例では、2つの監視用電極に対する患者
の動きを検出し、それを全体的に電極/患者の動きを示
すものとして用いている。結果として、インピーダンス
測定回路24は、直接2つの監視用電極に結合されてい
る。
除細動、または心搏用電極のインピーダンスを評価して
動きを検出してもよい。この場合、制御及び処理回路2
0は、インピーダンス測定回路24と1つ以上の電極セ
ットとの接続を交互に切り替え、単一の回路24だけ
で、種々のECG、心搏、及び/または除細動電極対の
インピーダンスを測定できるようにすることもできる。
別のオプションとして、別個の動き検出回路18、した
がってインピーダンス測定回路24を、インピーダンス
を監視すべき異なる電極対の各々に接続することもでき
る。
成のもので、一般的に、対象とする特定の対の電極間に
既知の電流を流すようにしたものである。その電極間に
結果として生じる電圧降下は、電極対、患者及び電極/
患者間の界面のインピーダンスの集合値を表すことにな
る。適切なインピーダンス測定回路24に関する更なる
詳細は、先のマリオット及びモーガンらの特許から得る
ことができ、その開示を参考として組み入れる。
路24は時間変化電圧であり、16kHz の矩形波を用い
て測定される。この電圧強度は、電極、患者及び電極/
患者間の界面のインピーダンスに比例する。患者が動く
と、電極/患者界面のインピーダンスは、独自の変動を
するのでインピーダンス測定回路24の出力もそれに応
じて変動を生じる。
路の出力を微分器26に印加する。微分器26は、イン
ピーダンス信号の微分即ち変化に比例する出力を生成す
る。結果として、微分器26の出力は未だインピーダン
スを基にした信号であるが、この微分出力の強度は、少
なくとも短い間隔においては、検出した動きに比例する
ものとなる。この好適な実施例では、微分器26は、例
えばインピーダンス測定回路24とローパスフィルタ2
8との間の容量性カプラである。
パスフィルタ28に印加される。このローパスフィルタ
28は、微分器26の容量性の特性を利用したバターワ
ース(Butterworth)型、または改良バターワース型構造
で、遮断周波数は1〜10 Hzである。これにより、ローパ
スフィルタは28は、微分器26から出力された動き信
号から、過度に高い周波数成分を除去することがわか
る。これらの高周波成分は、例えば、無線周波数干渉
(rfi)、静電放電干渉及び除細動器/モニタ10の
電子部品内の漏洩相互作用に起因するものである。
素は、サンプルホールド回路30である。このサンプル
ホールド回路30を用いて、ローパスフィルタ28から
の処理された動きデータを更に処理するために、繰り返
しサンプルし記憶する。サンプルホールド回路30は、
例えば、480 Hz で作動する単一傾斜のアナログ/デジ
タル(A/D)変換器でよい。
ルされた情報は、次にローパスフィルタ32に印加され
る。ローパスフィルタ32は、サンプル過程によって調
整された動き信号に混入したノイズを除去するために備
えられたものである。ローパスフィルタ32も、バター
ワース型のものとすることができ、約5 Hz の遮断周波
数を有する。
先の構成要素は、ハードウエアで実施したものとして記
載されている。以下に説明するように、残りの構成要素
は、逆に、ソフトウエアで実施されるものである。勿
論、別の実施態様を用いることもできる。
回路34に印加する。校正回路34の機能は、漉過され
た動き出力を校正して、動きがない時に動き出力が所定
のまたは校正された強度となるようにすることである。
このために、校正回路34は、差動増幅器36と、可変
利得増幅器38とを備えている。
これらの入力の一方は、ローパスフィルタ32による漉
過後の動き信号出力である。増幅器の他方の入力は、制
御及び処理回路20によって発生された、校正用オフセ
ットである。結果として、差動増幅器36の出力は、ロ
ーパスフィルタ32の出力から前記オフセットを減じた
ものに実際上等しくなる。好適な構成では、適切なオフ
セットは、制御及び処理回路20によって用いられるソ
フトウエアの初期化中に経験的に決定される。更に具体
的には、動いていない患者に結合されている電極を用
い、制御及び処理回路20によって実行される自動化さ
れた校正プロセスが、差動増幅器36の出力がゼロに等
しくなるまで、オフセットを調整する。この好適な構成
では、差動増幅器36は、ソフトウエアによる差動動作
として実施されている。
出力を増幅し、動きを表す信号が十分大きな振幅を有
し、動きが比較的容易にかつ所望の精度で確実に検出さ
れるようにする。このため、増幅器38は、増幅器36
の出力と制御及び処理回路20からの利得入力との双方
を受け取る。上述のオフセットと同様、利得入力の強度
も初期化過程の一部として経験的に決定され、この過程
において、制御及び処理回路20によって実行される自
動校正過程は、予想される動きの範囲にわたって所望の
動作が得られるように利得を調整する。この好適な構成
において、実際的には増幅器38は、制御可能なソフト
ウエア利得係数である。
路18に含まれる動き検出ブロック40に印加される。
動き検出回路18のブロックは、制御及び処理回路20
内に含まれるソフトウエアによって実行される一連の動
作を表すものである。動き検出ブロック40の動作を例
示するために、制御及び処理回路20の構造及び動作を
更に記載した図4及び図5を参照する。
ブロック図である。図示のように、制御及び処理回路2
0は、マイクロプロセッサ(μp)42を備えており、
これが、リードオンリメモリ(ROM)44内に記憶さ
れている種々のソフトウエアルーチンによって決定され
る種々の制御及び分析作動を実行する。マイクロプロセ
ッサ42は、制御及び分析ルーチンにて用いられる情報
を、ランダムアクセスメモリ(RAM)46に記憶す
る。マイクロプロセッサ42は、入出力(I/O)回路
48を介して除細動器/モニタ10のその他の構成要素
と接続されると共に、マイクロプロセッサ42に機構の
残りの部分と有効に連結できるようにするための必要な
バッファや信号変換回路を備える前処理回路50に接続
される。
アルーチンの中で特に重要な1つのルーチンは、図5、
図6、図7及び図10のフローチャートによって表され
ている動き検出ルーチン52である。以下により詳細に
説明するが、ルーチン52は、校正回路34からの処理
後の動き信号を監視し、この信号が比較的広い範囲の外
側に短時間存在するか、或はより狭い範囲の外側により
長い時間存在した場合、動きが生じていることを指示す
る。これら2つの範囲と時間の関係は、動き検出ルーチ
ン52に、例えばノイズのような影響を減少させるヒス
テリシス動作を与える。以下に更に詳細に説明するが、
この範囲と時間との関係も動きの存在及び不在を判定す
るのに用いられ、事実上ヒステリシス的として記載する
ことができる。
は、上述の信号が比較的狭い範囲に比較的長い時間間隔
で留まるまで動きの存在を指示し続ける。動き検出ルー
チン52の動作を簡単に要約したが、次に詳細にこのル
ーチンを説明する。図5に示すように、ルーチン52
は、初期化ステップ54から開始し、このステップで
は、以下に示すパラメータを、例えば以下に示すレベル
にマイクロプロセッサ42によって初期化する。 (1)上限1=+293ミリオーム (2)下限1=−293ミリオーム (3)内側時間限度1=33ミリ秒 (4)外側時間限度1=100ミリ秒 (5)内側手順1=内側タイマ1と外側タイマ1のリセ
ット (6)外側手順1=動きフラグのセット (7)上限2=+117ミリオーム (8)下限2=−117ミリオーム (9)内側時間限度2=333ミリ秒 (10)外側時間限度2=333ミリ秒 (11)内側手順2=内側タイマ2と外側タイマ2のリ
セット (12)外側手順2=動きフラグのセット (13)上限3=+117ミリオーム (14)下限3=−117ミリオーム (15)内側時間限度3=1.50秒 (16)外側時間限度3=750ミリ秒 (17)内側手順3=動きフラグのクリア (18)外側手順3=内側タイマ3及び外側タイマ3の
リセット
全体的に条件群Aと呼び、項目(7)〜(12)を条件
群Bと呼び、項目(13)〜(18)を条件群Cと呼ぶ
ことにする。これら3つの初期化されたパラメータ群
は、振幅と時間制限の両方を含んでいるが、動き検出ル
ーチン52によって用いられ、動きの存在とその後の動
きの不在とをヒステリシス的に検出するためのものであ
る。
る3つの内側タイマ1,2,3と、外側タイマ1,2,
3とを、ブロック56においてクリアしゼロにセットす
る。これらのタイマを用いて、校正回路34からの信号
が、対象となる種々の上記範囲内にある時間長を判定す
る。このように用意することによって、動き検出ルーチ
ン52は、校正回路34の出力の処理を開始する準備が
整ったことになる。
ピーダンス信号を、ブロック58で登録(poll)する。ブ
ロック60で、動きがルーチン52の最後の繰り返し中
に検出されたかを判定する試験を行なう。動きが発見さ
れなかった場合、動き検出ルーチン52の動作から、更
に高インピーダンスしきい値限度サブルーチン62及び
これと並行した低インピーダンスしきい値限度サブルー
チン64にしたがって進む。逆に、動きが既に検出され
ていれば、動き検出ルーチン52の処理は、動きクリア
サブルーチン66を介して進められる。
して、高インピーダンスしきい値限度サブルーチン62
と、校正回路34の時間変化出力との関係を図に表した
のが、図8である。サブルーチン62は、ブロック68
にて開始され、このブロックでインピーダンスに基づく
動き信号を、上限1及び下限1と比較する。動き信号が
これらの限度値の間にある場合、内側タイマをブロック
70で増分する。一方、動き信号がこれらの限度値の外
側にある場合、外側タイマをブロック72で増分する。
と、内側タイマ1上の現在のカウント(動き信号が上限
1と下限1との間に入った回数を表す)を、ブロック7
2で内側時間限度1と比較する。内側時間限度1よりカ
ウントが大きい場合、内側及び外側タイマ1をブロック
56でリセットし、次の入力サンプルが逐次ブロック5
8で受けとられた時、このサイクルを繰り返す。逆に、
ブロック70で内側時間限度を越えなかった場合、処理
はブロック58に戻り、タイマをクリアせずに次の入力
サンプルを受け取る。
された場合、外側タイマ1上の現在のカウント(動き信
号が上限1及び下限1で規定される範囲外となった回
数)を、ブロック74で外側時間限度1と比較する。外
側時間限度1を越えていれば、ブロック76で動きフラ
グをセットする。逆に、外側時間限度1を越えていなけ
れば、ブロック58で次の入力サンプルを得る。
次に説明する低インピーダンスサブルーチン64によっ
て、動きフラグがブロック76で最終的にセットされる
まで、ブロック58で得られる新たな各サンプルに対し
て高インピーダンスサブルーチン62の基本的流れが繰
り返されることがわかる。
64を図7に示し、その校正回路34の出力との関係を
図9に図式的に示してある。入力サンプルが高インピー
ダンスサブルーチン62のブロック68に印加されるの
と同時に、そのサンプルは低インピーダンスサブルーチ
ン64の別のブロック78にも印加される。ブロック7
8では、動き信号が上限2及び下限2と比較される。特
定の入力サンプルがこれら限度値の間に入る場合、ブロ
ック80で内側タイマ2を増分し、ブロック82で試験
して内側時間限度2を越えたかを判定する。この限度値
を越えた場合、ブロック56で内側及び外側タイマ2を
クリアする。内側時間限度2を越えていなければ、ブロ
ック58で新たな入力サンプルを得る。
る範囲の外側に入力サンプルがある場合、ブロック84
で外側タイマ2を増分する。次に、ブロック86で、外
側時間限度2を越えたかを判断するために試験を行な
う。外側時間限度2を越えている場合、ブロック76で
動きフラグをセットする。逆に、外側時間限度2を越え
ていなければ、ブロック56で内側及び外側タイマ2を
クリアする。
インピーダンスサブルーチン64は協同して、入力の短
い時間の比較的大きな変動、及びより長い時間のより小
さい変動に対するチェックを行なうものである。このヒ
ステリシス的分析では、(1)入力がより大きな範囲の
限度を越えてしまうほどノイズが十分大きくなるとか、
或は(2)入力がより狭い範囲でもより長い時間外され
るに十分なほどノイズが頻発するということは起こり得
ないので、例えばノイズの影響には比較的鈍感である。
サブルーチン62がそれ自体によって用いられると、中
程度で連続的な動きを表わす信号は、関連する短い期間
に範囲の限度を越えないことがわかる。同様に、サブル
ーチン64がそれ自体によって用いられると、かなり大
きいが短い動きを表す信号は、範囲の下限値を十分に長
い時間越えないこともある。
ルーチン64は、動きを検出するために、異なる条件群
A及びBに頼っているのである。条件Aを用いるのは、
動き検出においてチャンネル飽和の影響を減少させるた
めであり、条件群Bを用いるのは、動き検出において低
レベルの動きノイズの影響を減少させるためである。異
なる振幅及び時間制限を有する複数の条件群を組み合わ
せて用いることにより、ここではヒステリシス的と呼ん
でいる特徴的な動作を、ルーチン52に与えることがで
きる。
のいずれかによってブロック76でセットした動きフラ
グを用いて、出力は通常除細動回路14に印加され、患
者へのエネルギ放出を禁止する。結果的に、動いている
患者には、除細動が行なわれず、その患者と、そこにい
て患者を動かしているかもしれない医療提供者をも保護
することができる。必要なら、例えば監視用回路12が
収集した情報にエラーがあり得ることを操作者に警告す
るために、動きフラグを用いることもできる。
ると、動き検出ルーチン52は、図10に示した動きク
リアサブルーチン66に移行する。処理後の動き信号
の、ルーチン52のこの部分によって用いられる種々の
パラメータに対する関係が、図11に図式的に示されて
いる。
フラグがセットされていることを判断した場合、ブロッ
ク90において入力信号を上限3及び下限3と比較す
る。サンプルが上限3と下限3との間にある場合、ブロ
ック92で内側タイマ3を増分する。逆に、ブロック8
8で得られたサンプルが上限3及び下限3によって規定
された範囲外にある場合、ブロック94で外側タイマ3
を増分する。
内側時間限度3及び外側時間限度3を越えたか否かをそ
れぞれ判定するために試験を行なう。内側時間限度3を
越えている場合、ブロック100で動きフラグをクリア
する。逆に、ブロック96で内側時間限度3を越えてい
ない場合、ルーチンはブロック58に戻って動き信号の
次のサンプルを得る。ブロック98で外側時間限度を越
えたことが判定されると、ブロック56で内側タイマ3
及び外側タイマ3をリセットし、ブロック58で新たな
入力サンプルを得る。逆に、ブロック98で外側時間限
度3を越えていない場合、タイマをクリアせずに次の入
力サンプルを得る。
2及びサブルーチン64を組み合わせて用いることによ
り(条件群A及びBを用いる)、動き検出ルーチン52
は動きを検出しつつヒステリシス的動作を行なうことが
できる。同様に、動きを検出するためのサブルーチン6
2(条件群Aを用いる)と動きフラグをクリアするため
のサブルーチン66(条件群Cを用いる)とを組み合わ
せて用いるか動きを検出するためのサブルーチン64
(条件群Bを用いる)と動きフラグをクリアするための
サブルーチン66(条件群Cを用いる)とを組み合わせ
て用いることにより、動き検出ルーチン52は、動きフ
ラグをセット及びクリアしながらヒステリシス的動作を
行なうことができる。両方の場合において、動作は別個
の振幅及び時間限度を伴っており、実質的に所要の態様
でどのようにも関係付けることができる。
ルーチンのいずれも、その装置への適用可能性が動き検
出のみには限定されない基本的な原型を表すものであ
る。例えば、装置によって処理された種々の異なる生理
的信号を上下限によって規定されたある範囲と比較する
ことは有意義である。入力が範囲内にあれば、内側タイ
マを増分し、内側タイマが内側時間限度を越えた時、あ
る内側手順が実行される。一方、入力がその範囲の外側
にある場合、外側タイマを増分し、外側タイマが外側時
間限度より大きくなった時は外側手順を実行する。この
過程は、異なる範囲に対して実行されるか、あるいは共
にヒステリシスの考え方が分析に導入される。
図12に示す短期回復ルーチン102である。この短期
回復ルーチン102は、図3の動き検出回路18に使用
可能であり、同図では短期回復ブロック104で表され
ている。短期回復ルーチン102を用いて、入力信号の
ずれが、フィルタ28に接続された微分器26の容量性
結合を完全に充電し、そのフィルタを作動不能にしてし
まう程大きくなった時を判断する。この場合、短期回復
ブロック104からの出力をスイッチ回路106に印加
して、微分器のキャパシタンスに並列に結合されている
1つまたは複数のスイッチを一時的に閉成する。結果的
に、微分器26によって蓄積されたエネルギを素早く放
電し、スイッチ回路106内のスイッチが再び開成され
る時には、フィルタ及び動き検出回路18は作動可能に
回復している。
に考察すると、ブロック108で上下限度値を、例えば
+1オーム及びー1オームに設定する。内側時間及び外
側時間は、例えば83ミリ秒及び330ミリ秒にそれぞ
れ設定される。ブロック110で内側タイマ及び外側タ
イマをクリアする。
112でサンプルする。ブロック114で、入力信号サ
ンプルによって表されるインピーダンスを上記上下限値
と比較する。このインピーダンスが上下限値によって規
定される範囲内にある場合、内側タイマをブロック11
6で増分する。次にブロック118で、内側時間限度を
越えたかどうかを判定するために試験を行う。内側時間
限度を越えていたら、ブロック112で次の信号サンプ
ルを収集する前に、ブロック110で2つのタイマをリ
セットする。逆に、内側タイマ限度を越えていなけれ
ば、これらのタイマをリセットせずに、ブロック112
において次の信号サンプルを得る。
インピーダンスが上下限度値によって規定された範囲外
にあると判定された場合、ブロック120で外側タイマ
を増分する。次に、ブロック122で、外側時間限度を
越えたかどうかを判定するための試験を行う。外側時間
限度を越えていなければ、ブロック112で次の入力サ
ンプルを得る。
ンピーダンスチャンネル短期回復フラグをブロック12
4で設定する。適切に設定された上下限度値及び外側時
間限度によって、入力信号に受け入れ難い程激しいずれ
が生じて微分器のキャパシタンスを完全に充電しかつロ
ーパスフィルタ28を作動不能とした時、短期回復フラ
グが上述のようにセットされる。
ピーダンスチャンネル短期回復出力を、スイッチ回路1
06に含まれている1つまたは複数の分流スイッチに印
加する。これらのスイッチは、図3に示した動き検出回
路18の微分器26及びローパスフィルタ28と関連す
るキャパシタンスに、並列に接続されている。短期回復
出力は先ずスイッチを閉成し、キャパシタンスに蓄積さ
れたエネルギをアースに放電する。一旦エネルギが放出
されると、スイッチは開成し、ローパスフィルタ28及
び動き検出回路18を作動状態に回復する。
回復ルーチン102は、図2のECGモニタ回路内に設
けたものも含めてその他のフィルタ回路にも有利に採用
できることがわかる。これにより、監視回路12のEC
G処理部は、図3の動き検出回路18に極めて近い構成
が可能である。これら2つの回路における主な相違点を
次にあげる。
路24の代わりに、ECG測定回路を備えていることが
わかる。ECG測定回路の出力は、患者から得られたE
CG情報の1つのリードに比例する。さらに明らかなる
ように、微分器26及び動き検出回路18の動き検出ブ
ロック40は不要となるから、ECG処理回路には設け
られていない。その他の点に関しては、処理回路及び動
き検出回路18は同一である。
共に用いることについて、ブロック108で初期化した
種々のパラメータは、動き検出回路18に関して先に論
じたものと異なっていることが予想できる。更に具体的
には、上下限度値は、+5.5及び−5.5ミリボルト
で初期化され、外側時間限度は67ミリ秒に設定され、
そして内側時間限度は33ミリ秒に設定される。
チン102によって実行される分析は、上述のように進
められる。しかしながら、ブロック114で行なわれる
試験は、インピーダンス基準ではなく、ECG基準の校
正回路34出力の比較に係わるものであり、ブロック1
24でセットされるフラグは、インピーダンスチャンネ
ルの短期回復ではなく、ECGチャンネルの短期回復で
ある。最後に、ECGチャンネル短期回復フラグは、ス
イッチ回路106内のスイッチを閉成し、フィルタ28
を作動可能状態に回復させるために用いられるものであ
る。
例示的なものであり、本発明の範囲及び発明思想から逸
脱することなく種々の変更が可能であることは、当業者
であれば認めることができるものである。この点につい
ては既に述べた通り、上述の上下限値範囲及び/または
時間限度の種々の組み合わせを用いることが可能であ
る。例えば、上下限値範囲及び時間限度の両方に関連す
る1つまたは2つの評価を行ないつつ、上下限値範囲ま
たは時間限度の1つのみに関連する別の評価を下すこと
もできる。上述の及び多数の他の変形及び変更が当業者
であれば思いつくはずであるから、特許請求の範囲の記
載は、ここで例示し論じた実施例に限定されるものでは
ないことを明記しておく。
して患者に取り付け可能な除細動器/モニタの一実施例
を示す斜視図。
の構成要素の相互関係を示す回路図。
路の更に詳細な回路図。
理回路の更に詳細な回路図。
して患者/電極間の界面における動きを検出する経路を
示すフローチャート。
ダンスしきい値制限サブルーチンを示す更に詳細なフロ
ーチャート。
ダンスしきい値制限サブルーチンを示す更に詳細なフロ
ーチャート。
器/モニタによって実行されるヒステリシス的動き検出
動作の最初の部分で用いられる一対の上限及び下限並び
に処理される時間変化信号を表した波形図。
器/モニタによって実行されるヒステリシス的動き検出
動作の第2の部分で用いられる一対の上限及び下限並び
に処理される時間変化信号を表した波形図。
や存在しなくなった時を判断するために除細動器/モニ
タによって用いられる動きクリアサブルーチンを表すフ
ローチャート。
除細動器/モニタによって処理された時間変化信号を描
いた波形図。
理して、図3の動き検出回路に含まれる短期回復機構を
活性化させる方法を表したフローチャート。
Claims (23)
- 【請求項1】電極と患者との間の相対的な位置ずれを検
出する方法において、前記電極は前記患者及び医療機器
に結合されており、この医療機器は前記電極/患者間の
界面のインピーダンスに関連する信号を与えるものであ
り、 (a)前記信号を第1の数値範囲と比較するステップ、 (b)前記信号が前記第1の数値範囲内にある時間を表
わす第1の内側時間と、前記信号が前記第1の数値範囲
の外側にある時間を表わす第1の外側時間とを記憶する
ステップ、 (c)前記第1の内側時間が第1の内側時間限度を越え
た時、前記第1の内側及び外側時間をゼロにセットする
ステップ、 (d)前記第1の外側時間が第1の外側時間限度を越え
た時、前記電極と前記患者との間の相対的な動きを示す
動き検出出力を生成するステップから成る電極/患者間
の位置ずれの検出方法。 - 【請求項2】前記信号を第2の数値範囲と比較し、前記
信号が前記第2の数値範囲内にある時間を表わす第2の
内側時間と、前記信号が前記第2の数値範囲の外側にあ
る時間を表わす第2の外側時間とを記憶するステップ、
前記第2の内側時間が第2の内側時間限度を越えた時、
前記第2の内側及び外側時間をゼロにセットするステッ
プ及び前記第2の外側時間が第2の外側時間限度を越え
た時、前記電極と前記患者との間の相対的な位置ずれを
表わす動き検出出力を生成するステップを含む請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】前記信号を第3の数値範囲と比較し、前記
信号が前記第3の数値範囲内にある時間を表わす第3の
内側時間と、前記信号が前記第3の数値範囲の外側にあ
る時間を表わす第3の外側時間とを記憶するステップ、
前記第3の外側時間が第3の外側時間限度を越えた時、
前記第3の内側及び外側時間をゼロにセットするステッ
プ及び前記第3の内側時間が第3の内側時間限度を越え
た時、既に生成した動き検出出力を無効にするステップ
を含む請求項2記載の方法。 - 【請求項4】前記第1の数値範囲は、約−0.293オーム
から+0.293オームの間にわたり、前記第1の内側時間
限度は、約0.033秒に等しく、前記第1の外側時間限度
は、約0.100秒に等しく、前記第2の数値範囲は、約−
0.117オームから+0.117オームの間にわたり、前記第2
の内側時間限度は約0.333秒に等しく、前記第2の外側
時間限度は約0.333秒に等しく、前記第3の数値範囲
は、約−0.117オームから+0.117オームの間にわたり、
前記第3の内側時間限度は約1.5秒に等しく、さらに前
記第3の外側時間限度は、約0.750秒に等しい請求項3
記載の方法。 - 【請求項5】患者と電極との間の動きを検出するための
機器と共に用いる機構であって、前記電極は前記患者及
び前記機器と結合されており、前記電極と前記患者との
間のインピーダンスを表わす信号を生成するインピーダ
ンス検出手段と、前記信号が第1のインピーダンス範囲
にあるか否かを示す第1の出力を生成する比較手段と、
この第1の出力を監視して、前記信号が前記第1のイン
ピーダンス範囲内にある時間間隔を表わす第1の内側信
号と前記信号が前記第1のインピーダンス範囲の外側に
ある時間間隔を表わす第1の外側信号とを生成するタイ
マ手段と、前記第1の内側信号が第1の内側時間限度を
越えた時、前記第1の内側及び外側信号をゼロにセット
するリセット手段と、前記第1の外側信号が第1の外側
時間限度を越えた時、前記電極と前記患者との間相対的
な位置ずれを示す動き検出出力を生成する動き検出手段
とから成る電極/患者間の位置ずれの検出機構。 - 【請求項6】前記比較手段は、更に前記信号が第2のイ
ンピーダンス範囲内にあることを示す第2の出力を生成
し、前記タイマ手段は、更に前記第2の出力を監視し
て、前記信号が前記第2のインピーダンス範囲内にある
時間間隔を表わす第2の内側信号と、前記信号が前記第
2のインピーダンス範囲の外側にある時間間隔を表わす
第2の外側信号とを生成し、前記リセット手段は、更に
前記第2の内側信号が第2の内側時間限度を越えた時、
前記第2の内側及び外側信号をゼロにセットし、前記動
き検出手段は、更に前記第2の外側信号が第2の外側時
間限度を越えた時、前記電極と前記患者との間の相対的
な位置ずれを示す動き検出出力を生成する請求項5記載
の機構。 - 【請求項7】前記比較手段は、更に前記信号が第3のイ
ンピーダンス範囲内にあることを示す第3の出力を生成
し、前記タイマ手段は、更に前記第3の出力を監視し
て、前記信号が前記第3のインピーダンス範囲内にある
時間間隔を表わす第3の内側信号と、前記信号が前記第
3のインピーダンス範囲の外側にある時間間隔を表わす
第3の外側信号とを生成し、前記リセット手段は、更に
前記第3の外側信号が第3の外側時間限度を越えた時、
前記第3の内側及び外側信号をゼロにセットし、前記機
構は、更に前記第3の内側信号が第3の内側時間限度を
越えた時、既に生成した動き検出出力を無効にするため
の無効手段を備えている請求項6記載の機構。 - 【請求項8】患者のパラメータに関連する信号を分析す
る医療機器に用いるための限度検出機構であって、前記
信号を第1の数値範囲と比較するしきい値手段と、前記
信号が前記第1の数値範囲内にある時間である第1の内
側時間の指示を記憶する内側タイマ手段と、前記第2の
内側時間が第1の内側時間限度を越えた時、第1の内側
手順を開始するように、前記機器に指令する内側手順手
段と、前記信号が前記第1の数値範囲の外側にある時間
である第1の外側時間の指示を記憶する外側タイマ手段
と、前記第1の外側時間が第1の外側時間限度を越えた
時、外側手順を開始するように、前記機器に指令する外
側手順手段とから成る限度検出機構を含む電極/患者間
の位置ずれと短期回復範囲の検出機構。 - 【請求項9】前記しきい値手段は、更に前記信号を第2
の数値範囲と比較し、前記内側タイマ手段は、更に前記
信号が前記第2の数値範囲にある時間である第2の内側
時間の指示を記憶し、前記内側手順手段は、更に前記第
2の内側時間が第2の内側時間限度を越えた時、第2の
内側手順を開始するように前記機器に指令し、前記外側
タイマ手段は、前記信号が前記第2の数値範囲の外側に
ある時間である第2の外側時間の指示を記憶し、前記外
側手順手段は、更に前記第2の外側時間が第2の外側時
間限度を越えた時、第2の外側手順を開始するように前
記機器に指令する請求項8記載の機構。 - 【請求項10】前記信号は、前記機器に結合されている
電極と患者との間のインピーダンスを表わすことを特徴
とする請求項9記載の機構。 - 【請求項11】前記内側手順手段は、前記内側及び外側
時間をゼロにリセットするリセット手段を備えており、
前記外側手順手段は、前記電極と前記患者との間の相対
的な動きを示す動き検出出力を前記機器に与える動き検
出手段を備えている請求項10記載の機構。 - 【請求項12】前記信号は、前記機器に結合されている
電極と患者との間のインピーダンスを表わす請求項8記
載の機構。 - 【請求項13】前記内側手順手段は、前記内側及び外側
時間をゼロにリセットするリセット手段を備えており、
前記外側手順手段は、前記信号内の望ましくない乱れを
示す短期回復出力を前記機器に与える短期回復手段を備
えている請求項12記載の機構。 - 【請求項14】前記信号は、前記機器によって受け取ら
れる心電図信号を表わすものである請求項8記載の機
構。 - 【請求項15】前記内側手順手段は、前記内側及び外側
時間をゼロにリセットするリセット手段を備えており、
前記外側手順手段は、前記信号内の望ましくない乱れを
示す短期回復出力を、前記機器に与える短期回復手段を
備えている請求項14記載の機構。 - 【請求項16】医療機器によって処理される生理的信号
の限度をヒステリシス的に検出する方法であって、 (a)前記信号を第1の数値範囲と比較するステップ、 (b)前記信号が実質的に前記数値範囲内にある時間を
表わす内側時間及び、前記信号が実質的に前記数値範囲
の外側にある時間を表わす外側時間とを記憶するステッ
プ、 (c)前記内側時間が第1の内側限度を越えた時、内側
作用信号を生成し、前記外側時間が第1の外側時間限度
を越えた時、外側作用信号を発生するステップ、 (d)前記ステップ(a)から(c)までを第2の数値
範囲に対して繰り返し、前記第1及び第2の数値範囲に
対して前記ステップ(a)から(c)までを繰り返すこ
とによって、前記方法にヒステリシスの概念を導入した
ことを特徴とする電極/患者間の位置ずれと短期回復範
囲の検出方法。 - 【請求項17】前記ステップ(c)の繰り返しは、前記
内側時間が第2の内側時間限度を越えた時に内側作用信
号を生成し、前記外側時間が第2の外側時間限度を越え
た時外側作用信号を生成することを含んでいることを特
徴とする請求項16記載の方法。 - 【請求項18】前記第1及び第2の数値範囲が異なり、
前記第1及び第2の内側時間限度も異なり、更に前記第
1及び第2の外側時間限度も異なっていることを特徴と
する請求項17記載の方法。 - 【請求項19】前記医療機器の対象となる状態は、生理
的信号と関連するものであり、前記ステップ(c)の最
初の実行またはステップ(c)の繰り返しの間に生成さ
れた前記内側作用信号を用いて、前記対象となる状態を
検出することを特徴とする請求項16記載の方法。 - 【請求項20】前記医療機器の対象となる状態は、生理
的信号と関連するものであり、前記ステップ(c)の最
初の実行の間に生成された内側作用信号を用いて前記対
象状態の存在を検出し、かつ前記ステップ(c)の繰り
返しの間に生成された前記内側作用信号を用いて、前記
対象状態の不在を検出することを特徴とする請求項16
記載の方法。 - 【請求項21】医療機器への生理学的入力を処理するた
めに用いられるフィルタ回路を回復させる方法であっ
て、 (a)信号を第1の数値範囲と比較するステップ、 (b)前記信号が前記第1の数値範囲内にある時間を表
わす第1の内側時間と、前記信号が前記第1の数値範囲
の外側にある時間を表わす第1の外側時間とを記憶する
ステップ、 (c)前記第1の内側時間が第1の内側時間限度を越え
た時、前記第1の内側及び外側時間をゼロにセットする
ステップ、 (d)前記第1の外側時間が第1の外側時間限度を越え
た時、前記フィルタ回路の過充電を示す短期回復出力を
生成するステップから成る電極/患者間の位置ずれと短
期回復範囲の検出方法。 - 【請求項22】電極と患者との間の相対的な動きを検出
し、この動き検出に用いられるフィルタ回路を回復させ
る方法において、前記電極は前記患者及びフィルタ回路
を含む医療機器に結合されており、前記機器は電極/患
者間の界面のインピーダンスに関連する信号を与えるも
のであって、 (a)前記信号を第1の数値範囲と比較するステップ、 (b)前記信号が前記第1の数値範囲にある時間を表わ
す第1の内側時間と、前記信号が前記第1の数値範囲の
外側にある時間を表わす第1の外側時間とを記憶するス
テップ、 (c)前記第1の内側時間が第1の内側時間限度を越え
た時、前記第1の内側及び外側時間をゼロにセットする
ステップ、 (d)前記第1の外側時間が第1の外側時間限度を越え
た時、前記電極と前記患者との間の相対的な動きを示
す、動き検出出力を生成するステップ、 (e)前記信号を第2の数値範囲と比較するステップ、 (f)前記信号が前記第2の数値範囲内にある時間を表
わす第2の内側時間と、前記信号が前記第2の数値範囲
の外側にある時間を表わす第2の外側時間とを記憶する
ステップ、 (g)前記第2の内側時間が第2の内側時間限度を越え
た時、前記第2の内側及び外側時間をゼロにセットする
ステップ、 (h)前記第2の外側時間が第2の外側時間限度を越え
た時、前記フィルタ回路の過充電を示す、短期回復出力
を生成するステップから成る電極/患者間の位置ずれと
短期回復範囲の検出方法。 - 【請求項23】前記信号を第3の数値範囲と比較し、前
記信号が前記第3の数値範囲内にある時間を表わす第3
の内側時間と、前記信号が前記第3の数値範囲の外側に
ある時間を表わす第3の外側時間とを記憶するステップ
と、前記第3の内側時間が第3の内側時間限度を越えた
時、前記第3の内側及び外側時間をゼロにセットするス
テップと、前記第3の外側時間が第3の外側時間限度を
越えた時、前記電極と前記患者との間の相対的な位置ず
れを示す動き検出出力を生成するステップとを含むこと
を特徴とする請求項22記載の方法。
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