JPH05252697A - 励磁給電装置を備えた電気機械のロータ - Google Patents
励磁給電装置を備えた電気機械のロータInfo
- Publication number
- JPH05252697A JPH05252697A JP4336963A JP33696392A JPH05252697A JP H05252697 A JPH05252697 A JP H05252697A JP 4336963 A JP4336963 A JP 4336963A JP 33696392 A JP33696392 A JP 33696392A JP H05252697 A JPH05252697 A JP H05252697A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- excitation
- pin
- radial
- gas chamber
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K9/00—Arrangements for cooling or ventilating
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中心の軸孔に設けられた中実導体と、ロータ
巻体ヘッドに設けられた固有の巻線接続部との間の励磁
給電装置を改良して、ロータ軸も電気的な接続部も機械
的に危険にさらされておらず、しかも有効な冷却が可能
となるようなロータを提供する。 【構成】 励磁給電ピン13を収容するための第1の軸
孔14が、各1つの熱ガス室Hに開口しており、中心の
軸孔9が、ほぼ半径方向に延びる第2の軸孔20を介し
て冷ガス室Kに接続されており、該冷ガス室Kから冷却
ガスが前記第1の半径方向の軸孔14と、前記軸方向の
軸孔9と、前記第2の半径方向の軸孔20とを通って流
れるようになっている。
巻体ヘッドに設けられた固有の巻線接続部との間の励磁
給電装置を改良して、ロータ軸も電気的な接続部も機械
的に危険にさらされておらず、しかも有効な冷却が可能
となるようなロータを提供する。 【構成】 励磁給電ピン13を収容するための第1の軸
孔14が、各1つの熱ガス室Hに開口しており、中心の
軸孔9が、ほぼ半径方向に延びる第2の軸孔20を介し
て冷ガス室Kに接続されており、該冷ガス室Kから冷却
ガスが前記第1の半径方向の軸孔14と、前記軸方向の
軸孔9と、前記第2の半径方向の軸孔20とを通って流
れるようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス冷却式の電気機
械、特にターボ発電機のロータであって、ロータバレル
の外周面に設けられた長手方向スロットに配置された励
磁巻線と、ロータ中心で軸方向の軸孔内を延びる励磁導
線をロータ巻体ヘッドの励磁巻線導体に接続するための
励磁給電装置と、強制的に冷却される励磁給電ピンとが
設けられていて、該励磁給電ピンが、第1の半径方向の
軸孔に配置されており、前記励磁給電ピンの内端部が、
前記励磁導線に電気的かつ機械的に接続されており、前
記励磁給電ピンの外端部が、ロータ軸の外部で接続導体
を介して前記ロータ巻体ヘッドの励磁巻線導体に電気的
かつ機械的に接続されており、前記ロータが、ロータ巻
体ヘッドを支持するためのロータキャップを有してお
り、該ロータキャップの下方に位置するロータ巻体ヘッ
ド室が、ほぼ軸方向に延びる隔壁によって冷ガス室と熱
ガス室とに分割されており、両室を通って通風機から送
出された冷却ガスが流れるようになっている形式のもの
に関する。
械、特にターボ発電機のロータであって、ロータバレル
の外周面に設けられた長手方向スロットに配置された励
磁巻線と、ロータ中心で軸方向の軸孔内を延びる励磁導
線をロータ巻体ヘッドの励磁巻線導体に接続するための
励磁給電装置と、強制的に冷却される励磁給電ピンとが
設けられていて、該励磁給電ピンが、第1の半径方向の
軸孔に配置されており、前記励磁給電ピンの内端部が、
前記励磁導線に電気的かつ機械的に接続されており、前
記励磁給電ピンの外端部が、ロータ軸の外部で接続導体
を介して前記ロータ巻体ヘッドの励磁巻線導体に電気的
かつ機械的に接続されており、前記ロータが、ロータ巻
体ヘッドを支持するためのロータキャップを有してお
り、該ロータキャップの下方に位置するロータ巻体ヘッ
ド室が、ほぼ軸方向に延びる隔壁によって冷ガス室と熱
ガス室とに分割されており、両室を通って通風機から送
出された冷却ガスが流れるようになっている形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】ターボ発電機では、ロータにおける、ロ
ータ巻線に通じた励磁導線の案内が、一般に中心の軸孔
で行なわれる。この軸孔に位置する導体はたいてい中実
で周囲を絶縁されている。この中心に案内された中実導
体からは、半径方向でこの中実導体にねじ込まれた給電
ピンを介してロータ巻線に対する接続が形成される。こ
のような給電ピンは、たとえばスイス国特許第5869
66号明細書の対象である。銅または銅合金から成るピ
ンの他に、最近の構造では、高強度の鋼から成るピンが
使用され、このようなピンは強制的に冷却されなければ
ならない。
ータ巻線に通じた励磁導線の案内が、一般に中心の軸孔
で行なわれる。この軸孔に位置する導体はたいてい中実
で周囲を絶縁されている。この中心に案内された中実導
体からは、半径方向でこの中実導体にねじ込まれた給電
ピンを介してロータ巻線に対する接続が形成される。こ
のような給電ピンは、たとえばスイス国特許第5869
66号明細書の対象である。銅または銅合金から成るピ
ンの他に、最近の構造では、高強度の鋼から成るピンが
使用され、このようなピンは強制的に冷却されなければ
ならない。
【0003】この給電ピンは、ロータの自重とアンバラ
ンス力とによる軸の撓みに基づき極めて高い負荷をかけ
られているような軸区分に位置している。この軸区分に
設けられた(半径方向の)孔によって、ロータ軸は弱め
られてしまう。これによって、ピン孔の範囲で亀裂が発
生して、事故を招いてしまうおそれがあるので不都合で
ある。
ンス力とによる軸の撓みに基づき極めて高い負荷をかけ
られているような軸区分に位置している。この軸区分に
設けられた(半径方向の)孔によって、ロータ軸は弱め
られてしまう。これによって、ピン孔の範囲で亀裂が発
生して、事故を招いてしまうおそれがあるので不都合で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、中心
の軸孔に設けられた中実導体と、ロータ巻体ヘッドに設
けられた固有の巻線接続部との間の励磁給電装置を改良
して、ロータ軸も電気的な接続部も機械的に危険にさら
されておらず、しかも有効な冷却が可能となるようなロ
ータを提供することである。
の軸孔に設けられた中実導体と、ロータ巻体ヘッドに設
けられた固有の巻線接続部との間の励磁給電装置を改良
して、ロータ軸も電気的な接続部も機械的に危険にさら
されておらず、しかも有効な冷却が可能となるようなロ
ータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭で述べた形式のロータにおい
て、前記励磁給電ピンを収容するための前記第1の軸孔
が、各1つの熱ガス室に開口しており、中心の前記軸孔
が、ほぼ半径方向に延びる第2の軸孔を介して冷ガス室
に接続されており、該冷ガス室から冷却ガスが前記第1
の半径方向の軸孔と、前記軸方向の軸孔と、前記第2の
半径方向の軸孔とを通って流れるようにした。
に本発明の構成では、冒頭で述べた形式のロータにおい
て、前記励磁給電ピンを収容するための前記第1の軸孔
が、各1つの熱ガス室に開口しており、中心の前記軸孔
が、ほぼ半径方向に延びる第2の軸孔を介して冷ガス室
に接続されており、該冷ガス室から冷却ガスが前記第1
の半径方向の軸孔と、前記軸方向の軸孔と、前記第2の
半径方向の軸孔とを通って流れるようにした。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、前記欠点が回避され
て、ピン孔範囲におけるロータ軸の破断危険が排除され
ており、有効な冷却を達成することができる。
て、ピン孔範囲におけるロータ軸の破断危険が排除され
ており、有効な冷却を達成することができる。
【0007】前記第1の半径方向の軸孔が、前記第2の
半径方向の軸孔に対して周方向でずらされていると有利
である。さらに、前記第2の半径方向の軸孔が、ロータ
軸からロータバレルへの移行部の範囲に配置されてい
て、ロータ軸の中心に位置する室に開口していると有利
である。この範囲には、ロータが危険にさらされること
なく前記第2の軸孔を設けることができる。前記第2の
半径方向の軸孔が磁極中間の近くで(存在する)巻線ス
ロットから出発していると特に好都合となる。この目的
のためには、前記巻線スロットの端部がロータ軸線に向
かって底部溝状に拡張されている。
半径方向の軸孔に対して周方向でずらされていると有利
である。さらに、前記第2の半径方向の軸孔が、ロータ
軸からロータバレルへの移行部の範囲に配置されてい
て、ロータ軸の中心に位置する室に開口していると有利
である。この範囲には、ロータが危険にさらされること
なく前記第2の軸孔を設けることができる。前記第2の
半径方向の軸孔が磁極中間の近くで(存在する)巻線ス
ロットから出発していると特に好都合となる。この目的
のためには、前記巻線スロットの端部がロータ軸線に向
かって底部溝状に拡張されている。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【0009】図1に示したターボ発電機のロータのNS
巻体ヘッドの縦断面図には、符号1でロータバレルが示
されており、符号2でロータ軸が示されている。ロータ
巻体ヘッド3には、公知の形式で中空導体として構成さ
れたロータ巻線導体4が互いに接続されている。キャッ
プリング5とキャッププレート6とから成るロータキャ
ップは、ロータ巻体ヘッド3を支持するために働く。
巻体ヘッドの縦断面図には、符号1でロータバレルが示
されており、符号2でロータ軸が示されている。ロータ
巻体ヘッド3には、公知の形式で中空導体として構成さ
れたロータ巻線導体4が互いに接続されている。キャッ
プリング5とキャッププレート6とから成るロータキャ
ップは、ロータ巻体ヘッド3を支持するために働く。
【0010】励磁巻線に対する励磁電流の供給は中実導
体7,8を介して行なわれる。この中実導体はロータ軸
2で軸方向に延びる中心の軸孔9に設けられている。中
実導体7,8は絶縁中間層10によって電気的に互いに
絶縁されている。軸孔9に挿入された絶縁管11はロー
タ軸2に対して中実導体7,8を絶縁するために働く。
体7,8を介して行なわれる。この中実導体はロータ軸
2で軸方向に延びる中心の軸孔9に設けられている。中
実導体7,8は絶縁中間層10によって電気的に互いに
絶縁されている。軸孔9に挿入された絶縁管11はロー
タ軸2に対して中実導体7,8を絶縁するために働く。
【0011】両中実導体7,8は巻体ヘッド側の端部で
半径方向の孔を備えており、この孔には、各1つのねじ
山付挿入体12が導入されている。ねじ山付挿入体12
には、各1つの励磁給電ピン13がねじ込まれている。
この励磁給電ピンは第1の半径方向の軸孔14に配置さ
れている。前記励磁給電ピンの外径は、第1の半径方向
の軸孔14の内径よりも小さく形成されているので、冷
却ギャップ15が形成される。この冷却ギャップを通じ
て冷却ガスを案内することができる。冷却ギャップ15
を設ける代わりに、励磁給電ピンを部分的に中空に構成
することもできる。励磁給電ピン13の半径方向外側の
端部はねじ山16を備えている。このねじ山には、励磁
給電ピン13を巻体ヘッド3のロータ巻線導体4に電気
的に接続するための接続導体17が固定されている。
半径方向の孔を備えており、この孔には、各1つのねじ
山付挿入体12が導入されている。ねじ山付挿入体12
には、各1つの励磁給電ピン13がねじ込まれている。
この励磁給電ピンは第1の半径方向の軸孔14に配置さ
れている。前記励磁給電ピンの外径は、第1の半径方向
の軸孔14の内径よりも小さく形成されているので、冷
却ギャップ15が形成される。この冷却ギャップを通じ
て冷却ガスを案内することができる。冷却ギャップ15
を設ける代わりに、励磁給電ピンを部分的に中空に構成
することもできる。励磁給電ピン13の半径方向外側の
端部はねじ山16を備えている。このねじ山には、励磁
給電ピン13を巻体ヘッド3のロータ巻線導体4に電気
的に接続するための接続導体17が固定されている。
【0012】図2から認められるように、キャップリン
グ5の下に位置するロータ巻体ヘッド室は、軸方向に延
びる隔壁18によって複数の熱ガス室H(図2には1つ
しか認められない)と冷ガス室Kとに分割されている。
前記隔壁は小さなギャップ19を残すようにロータ軸2
に延びている。前記室は軸方向においてキャッププレー
ト6もしくはロータバレル1によって仕切られている。
グ5の下に位置するロータ巻体ヘッド室は、軸方向に延
びる隔壁18によって複数の熱ガス室H(図2には1つ
しか認められない)と冷ガス室Kとに分割されている。
前記隔壁は小さなギャップ19を残すようにロータ軸2
に延びている。前記室は軸方向においてキャッププレー
ト6もしくはロータバレル1によって仕切られている。
【0013】機械通風機(図示しない)からは、冷ガス
が冷ガス室Kに流入して、中空のロータ巻線導体4に設
けられた側方の開口に流入し、このロータ巻線導体を貫
流して、さらにこのロータ巻線導体から流出し(機械が
両側で通気される場合には、互いに逆のロータ側で)、
次いで熱ガス室Hを介して機械エアギャップに流入す
る。冷却ガスは同じく冷ガス室Kから側方の開口を介し
て、図3に示したロータスロットに配置されている中空
の巻線ロッドに流入して、この巻線ロッドを貫流し、さ
らにロータの真ん中から流出して機械エアギャップに流
入する。
が冷ガス室Kに流入して、中空のロータ巻線導体4に設
けられた側方の開口に流入し、このロータ巻線導体を貫
流して、さらにこのロータ巻線導体から流出し(機械が
両側で通気される場合には、互いに逆のロータ側で)、
次いで熱ガス室Hを介して機械エアギャップに流入す
る。冷却ガスは同じく冷ガス室Kから側方の開口を介し
て、図3に示したロータスロットに配置されている中空
の巻線ロッドに流入して、この巻線ロッドを貫流し、さ
らにロータの真ん中から流出して機械エアギャップに流
入する。
【0014】本発明によれば、冷ガスの一部が励磁給電
ピン13を冷却する目的で分岐される。この目的のため
には、図4に示したようにロータバレルに第2の半径方
向の軸孔20が設けられている。この軸孔は、熱ガス室
Hに、ひいては磁極中間22に隣接しているロータスロ
ット21から出発していて、軸方向の軸孔9に開口して
いる。しかもこの場合、前記第2の半径方向の軸孔20
は軸方向の軸孔9の底部と、中実導体7,8との間の室
23に開口している。ロータスロット21はバレル端部
で底部溝状に拡張されている。室23は通路24を介し
て、たとえば中実導体7,8の端部に設けられた対応す
る切欠きまたは絶縁管11に設けられた短いスリットに
よって冷却ギャップ15に接続されている。図面を見易
くするために、図4ではロータ巻線とエアギャップ遮蔽
体26とのためのスロット閉鎖体25も示されている。
前記エアギャップ遮蔽体は周知のように、機械通風機か
ら圧送された冷却ガスが直接に機械エアギャップに流入
してしまうことを阻止する。
ピン13を冷却する目的で分岐される。この目的のため
には、図4に示したようにロータバレルに第2の半径方
向の軸孔20が設けられている。この軸孔は、熱ガス室
Hに、ひいては磁極中間22に隣接しているロータスロ
ット21から出発していて、軸方向の軸孔9に開口して
いる。しかもこの場合、前記第2の半径方向の軸孔20
は軸方向の軸孔9の底部と、中実導体7,8との間の室
23に開口している。ロータスロット21はバレル端部
で底部溝状に拡張されている。室23は通路24を介し
て、たとえば中実導体7,8の端部に設けられた対応す
る切欠きまたは絶縁管11に設けられた短いスリットに
よって冷却ギャップ15に接続されている。図面を見易
くするために、図4ではロータ巻線とエアギャップ遮蔽
体26とのためのスロット閉鎖体25も示されている。
前記エアギャップ遮蔽体は周知のように、機械通風機か
ら圧送された冷却ガスが直接に機械エアギャップに流入
してしまうことを阻止する。
【0015】冷ガス室には、ほぼ通風機圧を有する新し
い冷却ガスが提供される。第2の半径方向の軸孔20へ
のガス流入部の半径方向位置と、第1の半径方向の軸孔
14からのガス流出部の半径方向位置とは、遠心力に基
づき付加的に冷媒搬送作用を有している。図3に示した
ように、付加的に第2の半径方向の軸孔20が周方向で
ロータ回転方向(矢印D)にずらされて、回転方向で見
て冷ガス室Kの端部に位置していると、動圧は付加的に
冷媒搬送作用を有するようになる。
い冷却ガスが提供される。第2の半径方向の軸孔20へ
のガス流入部の半径方向位置と、第1の半径方向の軸孔
14からのガス流出部の半径方向位置とは、遠心力に基
づき付加的に冷媒搬送作用を有している。図3に示した
ように、付加的に第2の半径方向の軸孔20が周方向で
ロータ回転方向(矢印D)にずらされて、回転方向で見
て冷ガス室Kの端部に位置していると、動圧は付加的に
冷媒搬送作用を有するようになる。
【0016】励磁給電ピンを強制的に冷却するための前
記手段は、たとえば4極ターボ発電機につき説明した
が、前記手段はもちろん2極電気機械においても考えら
れる。
記手段は、たとえば4極ターボ発電機につき説明した
が、前記手段はもちろん2極電気機械においても考えら
れる。
【図1】ターボ発電機のロータ巻体ヘッドを励磁給電ピ
ンの範囲で断面した縦断面図である。
ンの範囲で断面した縦断面図である。
【図2】図1に示したロータ巻体ヘッドの平面図であ
る。
る。
【図3】巻線を備えていないロータを非駆動側から見た
図である。
図である。
【図4】図1に示したターボ発電機の第2の半径方向の
軸孔の範囲の縦断面図である。
軸孔の範囲の縦断面図である。
1 ロータバレル、 2 ロータ軸、 3 ロータ巻体
ヘッド、 4 ロータ巻線導体、 5 キャップリン
グ、 6 キャッププレート、 7,8 中実導体、
9 軸孔、 10 絶縁中間層、 11 絶縁管、 1
2 ねじ山付挿入体、 13 励磁給電ピン、 14
軸孔、 15 冷却ギャップ、 16 ねじ山、 17
接続導体、 18 隔壁、 19 ギャップ、 20
軸孔、21 ロータスロット、 22 磁極中間、
23 室、 24 通路、 25スロット閉鎖体、 2
6 エアギャップ遮蔽体、 D 矢印、 H 熱ガス
室、 K 冷ガス室
ヘッド、 4 ロータ巻線導体、 5 キャップリン
グ、 6 キャッププレート、 7,8 中実導体、
9 軸孔、 10 絶縁中間層、 11 絶縁管、 1
2 ねじ山付挿入体、 13 励磁給電ピン、 14
軸孔、 15 冷却ギャップ、 16 ねじ山、 17
接続導体、 18 隔壁、 19 ギャップ、 20
軸孔、21 ロータスロット、 22 磁極中間、
23 室、 24 通路、 25スロット閉鎖体、 2
6 エアギャップ遮蔽体、 D 矢印、 H 熱ガス
室、 K 冷ガス室
Claims (5)
- 【請求項1】 ガス冷却式の電気機械のロータであっ
て、ロータバレル(1)の外周面に設けられた長手方向
スロット(21)に配置された励磁巻線(3)と、ロー
タ中心で軸方向の軸孔(9)内を延びる励磁導線(7,
8)をロータ巻体ヘッド(3)の励磁巻線導体(4)に
接続するための励磁給電装置と、強制的に冷却される励
磁給電ピン(13)とが設けられていて、該励磁給電ピ
ンが、第1の半径方向の軸孔(14)に配置されてお
り、前記励磁給電ピンの内端部が、前記励磁導線(7,
8)に電気的かつ機械的に接続されており、前記励磁給
電ピンの外端部が、ロータ軸(2)の外部で接続導体
(17)を介して前記ロータ巻体ヘッドの励磁巻線導体
(4)に電気的かつ機械的に接続されており、前記ロー
タが、ロータ巻体ヘッド(3)を支持するためのロータ
キャップ(5,6)を有しており、該ロータキャップの
下方に位置するロータ巻体ヘッド室が、ほぼ軸方向に延
びる隔壁によって冷ガス室(K)と熱ガス室(H)とに
分割されており、両室を通って通風機から送出された冷
却ガスが流れるようになっている形式のものにおいて、
前記励磁給電ピン(13)を収容するための前記第1の
軸孔(14)が、各1つの熱ガス室(H)に開口してお
り、中心の前記軸孔(9)が、ほぼ半径方向に延びる第
2の軸孔(20)を介して冷ガス室(K)に接続されて
おり、該冷ガス室(K)から冷却ガスが前記第1の半径
方向の軸孔(14)と、前記軸方向の軸孔(9)と、前
記第2の半径方向の軸孔(20)とを通って流れるよう
になっていることを特徴とする、励磁給電装置を備えた
電気機械のロータ。 - 【請求項2】 前記第1の半径方向の軸孔(14)が、
前記第2の半径方向の軸孔(20)に対して周方向でず
らされている、請求項1記載のロータ。 - 【請求項3】 前記第2の半径方向の軸孔が、ロータ軸
(2)からロータバレル(1)への移行部の範囲に配置
されていて、ロータの中心に位置する室(23)に開口
している、請求項1または2記載のロータ。 - 【請求項4】 前記第2の半径方向の軸孔(20)が、
ロータの磁極中間(22)に接しているか、または少な
くとも隣接しているロータスロット(21)から出発し
ている、請求項3記載のロータ。 - 【請求項5】 前記励磁給電ピン(13)が、ピン長手
方向に延びる冷却孔を備えており、かつ/または前記励
磁給電ピン(13)と、前記第1の半径方向の軸孔の壁
との間に、冷却ギャップ(15)が設けられている、請
求項1から4までのいずれか1項記載のロータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4141690.2 | 1991-12-18 | ||
DE4141690A DE4141690A1 (de) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | Rotor einer elektrischen maschine mit einer erregerstromzuleitung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05252697A true JPH05252697A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=6447301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4336963A Pending JPH05252697A (ja) | 1991-12-18 | 1992-12-17 | 励磁給電装置を備えた電気機械のロータ |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5300847A (ja) |
EP (1) | EP0547360B1 (ja) |
JP (1) | JPH05252697A (ja) |
KR (1) | KR930015259A (ja) |
CN (1) | CN1034781C (ja) |
AT (1) | ATE135505T1 (ja) |
CA (1) | CA2082477A1 (ja) |
DE (2) | DE4141690A1 (ja) |
ES (1) | ES2086616T3 (ja) |
PL (1) | PL169890B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013017307A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Toshiba Corp | 回転電機 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9505072D0 (en) * | 1995-03-14 | 1995-05-03 | Lucas Ind Plc | A winding end support for a rotary electrical component |
US6424063B1 (en) | 2000-10-04 | 2002-07-23 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Generator rotor lead path configuration |
US6501201B1 (en) | 2000-10-04 | 2002-12-31 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Generator rotor lead path configuration |
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