JPH05251855A - 印刷配線板の製造方法 - Google Patents
印刷配線板の製造方法Info
- Publication number
- JPH05251855A JPH05251855A JP4652092A JP4652092A JPH05251855A JP H05251855 A JPH05251855 A JP H05251855A JP 4652092 A JP4652092 A JP 4652092A JP 4652092 A JP4652092 A JP 4652092A JP H05251855 A JPH05251855 A JP H05251855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder resist
- marking ink
- oil
- printed
- water repellency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 17
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims abstract description 28
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 16
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 14
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 claims description 3
- 239000005871 repellent Substances 0.000 abstract description 8
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 abstract description 7
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 abstract description 3
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 abstract description 2
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 abstract description 2
- QLOAVXSYZAJECW-UHFFFAOYSA-N methane;molecular fluorine Chemical compound C.FF QLOAVXSYZAJECW-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 230000002940 repellent Effects 0.000 abstract 1
- 229920002799 BoPET Polymers 0.000 description 2
- 239000005041 Mylar™ Substances 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 238000013007 heat curing Methods 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】部品実装用パッド2が形成された絶縁基板1に
撥油撥水性マーキングインキ3を所定の箇所に印刷し硬
化した後に、液状熱硬化型ソルダレジスト4を従来の工
法で所定の箇所に形成する工程を含んで構成される。 【効果】部品実装用パッドにチップ部品を実装する際の
チップ部品下腹部とマーキングインキとの接触を防ぐこ
とが出来、それらの接続信頼性の劣化を防止出来る。
撥油撥水性マーキングインキ3を所定の箇所に印刷し硬
化した後に、液状熱硬化型ソルダレジスト4を従来の工
法で所定の箇所に形成する工程を含んで構成される。 【効果】部品実装用パッドにチップ部品を実装する際の
チップ部品下腹部とマーキングインキとの接触を防ぐこ
とが出来、それらの接続信頼性の劣化を防止出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷配線板の製造方法に
関し、特にソルダレジスト及びマーキングの形成工程を
含む印刷配線板の製造方法に関する。
関し、特にソルダレジスト及びマーキングの形成工程を
含む印刷配線板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷配線板のソルダレジスト及び
マーキングの形成は、まず、図4(a)に示すように、
絶縁基板1上に部品実装用パッド2を含む回路を形成す
る。
マーキングの形成は、まず、図4(a)に示すように、
絶縁基板1上に部品実装用パッド2を含む回路を形成す
る。
【0003】次に、図4(b)に示すように、所定の箇
所に液状ソルダレジスト7を形成する。
所に液状ソルダレジスト7を形成する。
【0004】次に、図4(c)に示すように、マーキン
グを所定の箇所に形成する。
グを所定の箇所に形成する。
【0005】一般に、ソルダレジスト,マーキングの形
成方法は、それぞれ熱硬化性のインキを用いたスクリー
ン印刷法とUV硬化性のインキを用いたホト印刷法とが
ある。
成方法は、それぞれ熱硬化性のインキを用いたスクリー
ン印刷法とUV硬化性のインキを用いたホト印刷法とが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の、特に、部品実
装用パッドを有する印刷配線板においては、以下のよう
な問題点があった。
装用パッドを有する印刷配線板においては、以下のよう
な問題点があった。
【0007】一般に、印刷配線板には実装する部品の名
称,搭載場所を表示する為にマーキングインキが印刷さ
れている。しかし、このマーキングインキは、ソルダレ
ジストを形成した後ソルダレジスト上に印刷される為、
その膜厚は、ソルダレジストの膜厚も加えると、絶縁基
板表面から40〜60μm、パターンの密集した領域に
おいては、70〜80μmにも達する。
称,搭載場所を表示する為にマーキングインキが印刷さ
れている。しかし、このマーキングインキは、ソルダレ
ジストを形成した後ソルダレジスト上に印刷される為、
その膜厚は、ソルダレジストの膜厚も加えると、絶縁基
板表面から40〜60μm、パターンの密集した領域に
おいては、70〜80μmにも達する。
【0008】この膜厚は、部品実装用パッドにチップ部
品を搭載する際、チップ部品の下腹部とマーキングイン
キとの接触を起こし、その結果、正しい実装形態が得ら
れずチップ部品と部品実装用パッドとの接続信頼性を失
う原因となるという欠点があった。
品を搭載する際、チップ部品の下腹部とマーキングイン
キとの接触を起こし、その結果、正しい実装形態が得ら
れずチップ部品と部品実装用パッドとの接続信頼性を失
う原因となるという欠点があった。
【0009】本発明の目的は、チップ部品とマーキング
インキとの接触がなく、接続信頼性の高い印刷配線板の
製造方法を提供することにある。
インキとの接触がなく、接続信頼性の高い印刷配線板の
製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷配線板の製
造方法は、絶縁基板上に部品実装用パッドを含む回路を
形成する工程と、該回路が形成された前記絶縁基板上に
撥油性及び撥水性に富むマーキングインキを所定の箇所
に印刷する工程と、液状ソルダレジストを従来の工法に
て所定の箇所に形成する工程とを含んで構成される。
造方法は、絶縁基板上に部品実装用パッドを含む回路を
形成する工程と、該回路が形成された前記絶縁基板上に
撥油性及び撥水性に富むマーキングインキを所定の箇所
に印刷する工程と、液状ソルダレジストを従来の工法に
て所定の箇所に形成する工程とを含んで構成される。
【0011】
【作用】マーキングインキに撥油性及び撥水性を持たせ
る事により、次工程で印刷するソルダレジストは、少な
くともマーキングインキ上に付着することなく施され
る。
る事により、次工程で印刷するソルダレジストは、少な
くともマーキングインキ上に付着することなく施され
る。
【0012】マーキングインキに撥油撥水性をもたせる
には、例えばフッ素系のポリマ,オリゴマー又はシリコ
ンオイルを添加する。
には、例えばフッ素系のポリマ,オリゴマー又はシリコ
ンオイルを添加する。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1(a)〜(d)は本発明の第1の実施
例を説明する工程順に示した断面図である。
例を説明する工程順に示した断面図である。
【0015】第1の実施例は、液状の熱硬化型ソルダレ
ジストを使用した場合の例である。
ジストを使用した場合の例である。
【0016】まず、図1(a)に示すように、絶縁基板
1の所定の箇所に部品実装用パッド2を形成する。
1の所定の箇所に部品実装用パッド2を形成する。
【0017】次に、図1(b)に示すように、撥油撥水
性マーキングインキ3を公知の工法で所定の箇所に印刷
し、硬化する。
性マーキングインキ3を公知の工法で所定の箇所に印刷
し、硬化する。
【0018】次に、図1(c)に示すように、液状熱硬
化型ソルダレジスト4を絶縁基板1の片面にスクリーン
印刷法によりパターニングし、熱硬化する工程を経て所
定のソルダレジストパターンを得る。
化型ソルダレジスト4を絶縁基板1の片面にスクリーン
印刷法によりパターニングし、熱硬化する工程を経て所
定のソルダレジストパターンを得る。
【0019】次に、図1(d)に示すように、図1
(a)〜(c)の工程を絶縁基板1の反対面に対しても
繰り返し行なうことにより、第1の実施例の製造方法に
よる印刷配線板を得る。
(a)〜(c)の工程を絶縁基板1の反対面に対しても
繰り返し行なうことにより、第1の実施例の製造方法に
よる印刷配線板を得る。
【0020】図2(a)〜図3(b)は本発明の第2の
実施例の製造方法を説明する工程順に示した断面図であ
る。第2の実施例は、液状ホトソルダレジストを使用し
た場合の例である。
実施例の製造方法を説明する工程順に示した断面図であ
る。第2の実施例は、液状ホトソルダレジストを使用し
た場合の例である。
【0021】まず、図2(a)に示すように、絶縁基板
1の所定の箇所に部品実装用パッド2を形成する。
1の所定の箇所に部品実装用パッド2を形成する。
【0022】次に、撥油撥水性マーキングインキ3を公
知の工法で所定の箇所に印刷し、硬化する。
知の工法で所定の箇所に印刷し、硬化する。
【0023】次に、図2(c)に示すように、液状ホト
ソルダレジスト5を絶縁基板1の片面にべた印刷し、指
触乾燥する。
ソルダレジスト5を絶縁基板1の片面にべた印刷し、指
触乾燥する。
【0024】次に、図2(d)に示すように、絶縁基板
1の反対面に対しても図2(c)と同様に液状ホトソル
ダレジスト5をべた印刷し指触乾燥する。
1の反対面に対しても図2(c)と同様に液状ホトソル
ダレジスト5をべた印刷し指触乾燥する。
【0025】次に、図3(a)に示すように、マイラー
フィルム6を介して両面同時露光する。
フィルム6を介して両面同時露光する。
【0026】次に、図3(b)に示すように、現像する
工程を経て所定のソルダレジストパターンを形成し、熱
硬化を行なうことにより、第2の実施例の製造方法によ
る印刷配線板を得る。第2の実施例では、液状ソルダレ
ジストを種類を問わず適用出来る。
工程を経て所定のソルダレジストパターンを形成し、熱
硬化を行なうことにより、第2の実施例の製造方法によ
る印刷配線板を得る。第2の実施例では、液状ソルダレ
ジストを種類を問わず適用出来る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、印刷配線
板の製造方法におけるソルダレジスト及びマーキングイ
ンキの形成工程において、予め、撥油撥水性に富むマー
キングインキを印刷した後に液状ソルダレジストを印刷
する事で、液状ソルダレジストがマーキングインキ上に
付着することなく印刷出来、液状ソルダレジストとマー
キングインキは均一な一層構造として凹凸なく絶縁基板
上に形成されるので、部品実装用パッドにチップ部品を
実装する際のチップ部品下腹部とマーキングインキとの
接触を防ぐことが出来、チップ部品と部品実装用パッド
との接続信頼性の劣化を皆無に出来るという効果を有す
る。
板の製造方法におけるソルダレジスト及びマーキングイ
ンキの形成工程において、予め、撥油撥水性に富むマー
キングインキを印刷した後に液状ソルダレジストを印刷
する事で、液状ソルダレジストがマーキングインキ上に
付着することなく印刷出来、液状ソルダレジストとマー
キングインキは均一な一層構造として凹凸なく絶縁基板
上に形成されるので、部品実装用パッドにチップ部品を
実装する際のチップ部品下腹部とマーキングインキとの
接触を防ぐことが出来、チップ部品と部品実装用パッド
との接続信頼性の劣化を皆無に出来るという効果を有す
る。
【図1】本発明の第1の実施例を説明する工程順に示し
た断面図である。
た断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を説明する工程順に示し
た断面図である。
た断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を説明する工程順に示し
た断面図である。
た断面図である。
【図4】従来の印刷配線板の製造方法の一例を説明する
工程順に示した断面図である。
工程順に示した断面図である。
1 絶縁基板 2 部品実装用パッド 3 撥油撥水性マーキングインキ 4 液状熱硬化型ソルダレジスト 5 液状ホトソルダレジスト 6 マイラーフィルム 7 液状ソルダレジスト 8 マーキングインキ
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁基板上に部品実装用パッドを含む回
路を形成する工程と、該回路が形成された前記絶縁基板
上に撥油性及び撥水性に富むマーキングインキを所定の
箇所に印刷する工程と、液状ソルダレジストを従来の工
法にて所定の箇所に形成する工程とを含む事を特徴とす
る印刷配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4652092A JPH05251855A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 印刷配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4652092A JPH05251855A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 印刷配線板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251855A true JPH05251855A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12749556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4652092A Withdrawn JPH05251855A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 印刷配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251855A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06338677A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Nec Corp | 印刷配線板の製造方法 |
JPWO2005027601A1 (ja) * | 2003-09-11 | 2006-11-24 | 太陽インキ製造株式会社 | 絶縁パターン及びその形成方法 |
CN104883818A (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | 深圳崇达多层线路板有限公司 | 印制线路板的对位方法 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4652092A patent/JPH05251855A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06338677A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-06 | Nec Corp | 印刷配線板の製造方法 |
JPWO2005027601A1 (ja) * | 2003-09-11 | 2006-11-24 | 太陽インキ製造株式会社 | 絶縁パターン及びその形成方法 |
JP4563939B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2010-10-20 | 太陽インキ製造株式会社 | 絶縁パターンの形成方法 |
CN104883818A (zh) * | 2014-02-28 | 2015-09-02 | 深圳崇达多层线路板有限公司 | 印制线路板的对位方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0155877B1 (ko) | 다층 회로기판 및 그 제조방법 | |
JP2775585B2 (ja) | 両面配線基板の製造法 | |
JPS60148188A (ja) | フレキシブルな基板部分に接点を形成する方法 | |
JPH05251855A (ja) | 印刷配線板の製造方法 | |
JP2586745B2 (ja) | 印刷配線板の製造方法 | |
JPS58134497A (ja) | 印刷配線板の製造方法及び印刷配線板 | |
JPH02117195A (ja) | 回路基板の半田レジスト層形成方法 | |
JPH08228066A (ja) | 電子部品搭載基板およびその製造方法 | |
JPS59148388A (ja) | プリント配線板 | |
JP2714691B2 (ja) | 電子部品搭載用基板の製造方法 | |
JP3999222B2 (ja) | フリップチップ実装方法およびフリップチップ実装構造 | |
KR100642047B1 (ko) | 내장형 저항체 제조방법 및 이를 이용한 인쇄회로기판의제조방법 | |
JP2761871B2 (ja) | プリント基板 | |
JP2586790B2 (ja) | 印刷配線板の製造方法 | |
JP2005353751A (ja) | プリント配線基板 | |
JPH05267829A (ja) | 印刷配線板及びその製造方法 | |
JPH04152692A (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
JP2705154B2 (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
JPH01296690A (ja) | プリント基板 | |
JPH07249866A (ja) | 硬化性ペーストの充填方法 | |
JP2743175B2 (ja) | プリント基板のソルダーレジスト版及びプリント基板製造方法 | |
JPH04174586A (ja) | 印刷配線板 | |
JPH0537147A (ja) | 電子部品の絶縁方法 | |
JPS6337689A (ja) | プリント配線板 | |
JPS60135930A (ja) | フイルム状感光材の構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |