JPH05250959A - キースイッチの構造 - Google Patents
キースイッチの構造Info
- Publication number
- JPH05250959A JPH05250959A JP8463892A JP8463892A JPH05250959A JP H05250959 A JPH05250959 A JP H05250959A JP 8463892 A JP8463892 A JP 8463892A JP 8463892 A JP8463892 A JP 8463892A JP H05250959 A JPH05250959 A JP H05250959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- piston
- cylinder
- key switch
- initial position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キースイッチの構造において、従来用いられ
ている金属スプリングを不要とし、構成部品の削減と組
立工程における人為的誤組立等を防止する。 【構成】 初期位置にあるピストン付プランジャ1を押
すと、シリンダ内空気4は圧縮され、ピストン付プラン
ジャ1を上に戻そうとする反発力が生じる。そしてピス
トン付プランジャ1を押し切った後に、解放すると圧縮
空気の反発力によりピストン付プランジャ1は初期位置
に復帰する。これによりスイッチ動作が行われ、従来の
ような金属スプリングを備えることなく、同様な機能を
実現することができる。
ている金属スプリングを不要とし、構成部品の削減と組
立工程における人為的誤組立等を防止する。 【構成】 初期位置にあるピストン付プランジャ1を押
すと、シリンダ内空気4は圧縮され、ピストン付プラン
ジャ1を上に戻そうとする反発力が生じる。そしてピス
トン付プランジャ1を押し切った後に、解放すると圧縮
空気の反発力によりピストン付プランジャ1は初期位置
に復帰する。これによりスイッチ動作が行われ、従来の
ような金属スプリングを備えることなく、同様な機能を
実現することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置の入力手段
として使用されるキーボード装置等の構成品であるキー
スイッチ、さらに詳しくいえば、無押下状態にある初期
状態への復帰の手段に改良を施したキースイッチの構造
に関する。
として使用されるキーボード装置等の構成品であるキー
スイッチ、さらに詳しくいえば、無押下状態にある初期
状態への復帰の手段に改良を施したキースイッチの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のキースイッチは、キース
イッチを押下げた後の復帰の手段として例えば1つまた
は複数のコイル状金属スプリングにより、初期状態への
復帰を行っている。
イッチを押下げた後の復帰の手段として例えば1つまた
は複数のコイル状金属スプリングにより、初期状態への
復帰を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキースイッチの
初期位置復帰手段の構造は上述したように押下力,復帰
力の段階的選択には対応する反発力を備えた別々の金属
スプリングを選択し組み立てを行う必要があった。ま
た、組立工程における人為的誤組立が発生する可能性が
あるという問題点があった。本発明の目的は上記問題点
を解決するもので、上記金属スプリングを不要とするキ
ースイッチの構造を提供することにある。
初期位置復帰手段の構造は上述したように押下力,復帰
力の段階的選択には対応する反発力を備えた別々の金属
スプリングを選択し組み立てを行う必要があった。ま
た、組立工程における人為的誤組立が発生する可能性が
あるという問題点があった。本発明の目的は上記問題点
を解決するもので、上記金属スプリングを不要とするキ
ースイッチの構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるキースイッチの構造は中央部にシリンダ
を有するハウジングと、前記シリンダに摺接するピスト
ンを下部に有するプランジャと、前記プランジャの上部
を案内し、プランジャを初期位置に規制するアッププレ
ートとを含み、前記シリンダ内に圧縮空気を注入し、前
記プランジャを押し下げた後、前記プランジャを解放し
たとき、前記圧縮空気の反発力により前記プランジャを
初期位置に押し上げ復帰させるように構成してある。
に本発明によるキースイッチの構造は中央部にシリンダ
を有するハウジングと、前記シリンダに摺接するピスト
ンを下部に有するプランジャと、前記プランジャの上部
を案内し、プランジャを初期位置に規制するアッププレ
ートとを含み、前記シリンダ内に圧縮空気を注入し、前
記プランジャを押し下げた後、前記プランジャを解放し
たとき、前記圧縮空気の反発力により前記プランジャを
初期位置に押し上げ復帰させるように構成してある。
【0005】
【作用】上記構成によれば、金属スプリングが不要とな
るので、構成部品の削減と組立工程における人為的誤組
立等を防止できる。
るので、構成部品の削減と組立工程における人為的誤組
立等を防止できる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明によるキースイッチの構造の実
施例を示す平面図である。図2は上記キースイッチの静
止初期位置の状態を示す断面図、図3はキースイッチを
押し切った状態を示す断面図である。キースイッチはピ
ストン付プランジャ1,シリンダ付ハウジング2および
アッププレート3より構成されている。
説明する。図1は本発明によるキースイッチの構造の実
施例を示す平面図である。図2は上記キースイッチの静
止初期位置の状態を示す断面図、図3はキースイッチを
押し切った状態を示す断面図である。キースイッチはピ
ストン付プランジャ1,シリンダ付ハウジング2および
アッププレート3より構成されている。
【0007】ピストン付プランジャ1は上端に凹部1a
を有しており、下部にピストン1bを備えている。そし
て、ピストン1aの周囲には後述のシリンダを挟持する
外周壁1cを有している。シリンダ付ハウジング2は一
端に開口部を有する方形状であり、その中央部にシリン
ダ2aを有している。また、底面中央部からシリンダ2
aに通じる注入口5を備えている。アッププレート3は
中央部にピストン付プランジャ1の上部を案内するため
の貫通孔3aを有しており、シリンダ付ハウジング2の
開口部に嵌合できるように構成されている。
を有しており、下部にピストン1bを備えている。そし
て、ピストン1aの周囲には後述のシリンダを挟持する
外周壁1cを有している。シリンダ付ハウジング2は一
端に開口部を有する方形状であり、その中央部にシリン
ダ2aを有している。また、底面中央部からシリンダ2
aに通じる注入口5を備えている。アッププレート3は
中央部にピストン付プランジャ1の上部を案内するため
の貫通孔3aを有しており、シリンダ付ハウジング2の
開口部に嵌合できるように構成されている。
【0008】ピストン付プランジャ1のピストン1bを
シリンダ付ハウジング2のシリンダ2aに挿入し、さら
にアッププレート3の貫通孔3aをピストン付プランジ
ャ1の上部に通し、アッププレート3を開口部に嵌め込
み固着する。
シリンダ付ハウジング2のシリンダ2aに挿入し、さら
にアッププレート3の貫通孔3aをピストン付プランジ
ャ1の上部に通し、アッププレート3を開口部に嵌め込
み固着する。
【0009】そして、ピストン付プランジャ1を初期位
置へ持ち上げる気圧以上の空気を注入口5よりシリンダ
内空気4として注入し封止する。この注入した圧縮空気
がピストン付プランジャ1の復帰力としての金属スプリ
ングの機能を発揮する。この復帰力はシリンダ内空気4
の注入時、気圧調整を行うことにより自由に設定するこ
とが可能である。図2に示す初期位置において、ピスト
ン付プランジャ1を押すと、シリンダ内空気は圧縮さ
れ、ピストン付プランジャ1を上に戻そうとする反発力
が生じ、図3に示すようにピストン付プランジャ1を押
し切った後に、解放するとピストン付プランジャ1は初
期位置に復帰する。
置へ持ち上げる気圧以上の空気を注入口5よりシリンダ
内空気4として注入し封止する。この注入した圧縮空気
がピストン付プランジャ1の復帰力としての金属スプリ
ングの機能を発揮する。この復帰力はシリンダ内空気4
の注入時、気圧調整を行うことにより自由に設定するこ
とが可能である。図2に示す初期位置において、ピスト
ン付プランジャ1を押すと、シリンダ内空気は圧縮さ
れ、ピストン付プランジャ1を上に戻そうとする反発力
が生じ、図3に示すようにピストン付プランジャ1を押
し切った後に、解放するとピストン付プランジャ1は初
期位置に復帰する。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は中央部に
シリンダを有するハウジングと、前記シリンダに摺接す
るピストンを下部に有するプランジャと、前記プランジ
ャの上部を案内し、プランジャを初期位置に規制するア
ッププレートとを含み、前記シリンダ内に圧縮空気を注
入し、前記プランジャを押し下げた後、前記プランジャ
を解放したとき、前記圧縮空気の反発力により前記プラ
ンジャを初期位置に押し上げ復帰させるように構成され
ている。したがって、従来必要であった金属スプリング
が不要となり構成部品を削減できるとともに組立工程に
おける人為的誤組立等の発生を防止できるという効果が
ある。
シリンダを有するハウジングと、前記シリンダに摺接す
るピストンを下部に有するプランジャと、前記プランジ
ャの上部を案内し、プランジャを初期位置に規制するア
ッププレートとを含み、前記シリンダ内に圧縮空気を注
入し、前記プランジャを押し下げた後、前記プランジャ
を解放したとき、前記圧縮空気の反発力により前記プラ
ンジャを初期位置に押し上げ復帰させるように構成され
ている。したがって、従来必要であった金属スプリング
が不要となり構成部品を削減できるとともに組立工程に
おける人為的誤組立等の発生を防止できるという効果が
ある。
【図1】本発明によるキースイッチの構造の実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】図1のキースイッチが静止初期位置にある状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】図1のキースイッチを押し切った状態を示す断
面図である。
面図である。
1…ピストン付プランジャ 2…シリンダ付ハウジング 3…アッププレート 4…シリンダ内空気 5…注入口
Claims (3)
- 【請求項1】 中央部にシリンダを有するハウジング
と、 前記シリンダに摺接するピストンを下部に有するプラン
ジャと、 前記プランジャの上部を案内し、プランジャを初期位置
に規制するアッププレートとを含み、 前記シリンダ内に圧縮空気を注入し、前記プランジャを
押し下げた後、前記プランジャを解放したとき、前記圧
縮空気の反発力により前記プランジャを初期位置に押し
上げ復帰させるように構成したことを特徴とするキース
イッチの構造。 - 【請求項2】 前記ハウジングの底面から前記シリンダ
内に通じる圧縮空気を注入する注入口を有することを特
徴とする請求項1記載のキースイッチの構造。 - 【請求項3】 前記ピストン付プランジャは前記ピスト
ンとの間で前記シリンダ壁を狭持する外周壁を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のキースイッチの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8463892A JPH05250959A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | キースイッチの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8463892A JPH05250959A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | キースイッチの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250959A true JPH05250959A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13836238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8463892A Pending JPH05250959A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | キースイッチの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250959A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6596953B2 (en) * | 2001-11-15 | 2003-07-22 | Aopen Inc. | Key switch that enhances air flow beneath the switch |
US8307578B1 (en) | 2009-11-12 | 2012-11-13 | Azhocar Frederick S | Gun magazine-clip finger-tip supplemental-release tool |
USD753257S1 (en) | 2014-11-13 | 2016-04-05 | Frederick Steven Azhocar | Firearm tool |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP8463892A patent/JPH05250959A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6596953B2 (en) * | 2001-11-15 | 2003-07-22 | Aopen Inc. | Key switch that enhances air flow beneath the switch |
US8307578B1 (en) | 2009-11-12 | 2012-11-13 | Azhocar Frederick S | Gun magazine-clip finger-tip supplemental-release tool |
US8635799B2 (en) | 2009-11-12 | 2014-01-28 | Frederick S. Azhocar | Gun magazine-clip finger-tip supplemental-release tool |
USD753257S1 (en) | 2014-11-13 | 2016-04-05 | Frederick Steven Azhocar | Firearm tool |
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