JPH0524940Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0524940Y2 JPH0524940Y2 JP14307786U JP14307786U JPH0524940Y2 JP H0524940 Y2 JPH0524940 Y2 JP H0524940Y2 JP 14307786 U JP14307786 U JP 14307786U JP 14307786 U JP14307786 U JP 14307786U JP H0524940 Y2 JPH0524940 Y2 JP H0524940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- painting
- layer
- film
- attached
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はラベル、銘板などの表示板に関する。
従来、塗装を施す製品において、塗装前に製品
の機種判別、号機管理などを必要とする製品に取
付けられる銘板は塗装工程での識別性低下を防止
する為、銘板表示面をマスクし塗装後剥離するマ
スキング層が貼着されている。
の機種判別、号機管理などを必要とする製品に取
付けられる銘板は塗装工程での識別性低下を防止
する為、銘板表示面をマスクし塗装後剥離するマ
スキング層が貼着されている。
前述した従来の銘板では、塗膜の付着によりマ
スキング層を剥離するのに非常に手間がかかり、
時には、剥離困難な場合があつた。
スキング層を剥離するのに非常に手間がかかり、
時には、剥離困難な場合があつた。
本考案は上記にかんがみ、マスキング層の剥離
が容易に行い得る表示板を提案するものである。
が容易に行い得る表示板を提案するものである。
本考案は、塗装前の製品に下面が貼付けられ上
面に印刷された合成樹脂製の印刷ベース層の上面
を保護するための保護フイルム層上に剥離可能な
マスキング層を貼着した表示板において、該マス
キング層の一端面に塗装後の乾燥熱により熱収縮
するフイルムを貼着したことを要旨とするもので
ある。
面に印刷された合成樹脂製の印刷ベース層の上面
を保護するための保護フイルム層上に剥離可能な
マスキング層を貼着した表示板において、該マス
キング層の一端面に塗装後の乾燥熱により熱収縮
するフイルムを貼着したことを要旨とするもので
ある。
上記表示板によれば、塗装後の乾燥熱によりフ
イルムが熱収縮し、マスキング層の上記一端面が
保護フイルム層上から浮き上がつた状態になり、
マスキング層の剥離が容易となる。
イルムが熱収縮し、マスキング層の上記一端面が
保護フイルム層上から浮き上がつた状態になり、
マスキング層の剥離が容易となる。
本考案による表示板を第1図及び第2図に示す
1実施例に基づき説明する。
1実施例に基づき説明する。
図において、1は上面に印刷された合成樹脂製
の印刷ベース層、2は印刷ベース層1の上面に強
固に接着され、印刷面を保護するための保護フイ
ルム層、3は保護フイルム層2上に一時的に弱く
貼着され剥離可能なマスキング層、4はマスキン
グ層3の下側の一端面に剥離を容易にするために
貼着されたフイルムで、このフイルム4は塗装後
の乾燥熱により熱収縮する程度の熱収縮率をそな
えている。各層1,2,3,4の材質はいずれも
塗装工程に耐え得る合成樹脂で、保護フイルム層
2とマスキング層3は透明フイルムを使用する。
又フイルム4と保護フイルム層2間は接着しない
ものとする。しかして、塗装前の製品Tの表面に
印刷ベース層1の下面を貼付け、塗装工程終了後
熱収縮フイルム4を引張つて、マスキング層3を
保護フイルム層2から引き剥がす。
の印刷ベース層、2は印刷ベース層1の上面に強
固に接着され、印刷面を保護するための保護フイ
ルム層、3は保護フイルム層2上に一時的に弱く
貼着され剥離可能なマスキング層、4はマスキン
グ層3の下側の一端面に剥離を容易にするために
貼着されたフイルムで、このフイルム4は塗装後
の乾燥熱により熱収縮する程度の熱収縮率をそな
えている。各層1,2,3,4の材質はいずれも
塗装工程に耐え得る合成樹脂で、保護フイルム層
2とマスキング層3は透明フイルムを使用する。
又フイルム4と保護フイルム層2間は接着しない
ものとする。しかして、塗装前の製品Tの表面に
印刷ベース層1の下面を貼付け、塗装工程終了後
熱収縮フイルム4を引張つて、マスキング層3を
保護フイルム層2から引き剥がす。
この場合、熱収縮フイルム層4は塗装後の乾燥
工程の熱で収縮し塗装の接着力に抗して、保護フ
イルム層2から浮き上がる。
工程の熱で収縮し塗装の接着力に抗して、保護フ
イルム層2から浮き上がる。
前述した本考案の一実施例においては、マスキ
ング層3の下側の一端面に貼着したフイルム4の
下面と、保護フイルム層2間は接着されていない
ため、塗装時に該隙間部Aにも当然塗料が入り込
み、フラツトなオープン面に比べ塗装ムラ、タレ
などが発生しやすく美観上問題があるが、上記欠
点を解消する為には、印刷ベース層1の幅L1を
有する非印刷部1bを製品Tの塗装色と同色とし
ておけばよく、フイルム4の幅L2は非印刷部1
bの幅L1よりやや狭くして、塗装時に隙間部A
に入り込んだ塗料が印刷部1aに影響を及ぼさな
い様に配慮すればよい。
ング層3の下側の一端面に貼着したフイルム4の
下面と、保護フイルム層2間は接着されていない
ため、塗装時に該隙間部Aにも当然塗料が入り込
み、フラツトなオープン面に比べ塗装ムラ、タレ
などが発生しやすく美観上問題があるが、上記欠
点を解消する為には、印刷ベース層1の幅L1を
有する非印刷部1bを製品Tの塗装色と同色とし
ておけばよく、フイルム4の幅L2は非印刷部1
bの幅L1よりやや狭くして、塗装時に隙間部A
に入り込んだ塗料が印刷部1aに影響を及ぼさな
い様に配慮すればよい。
上記の如く構成すれば、隙間部Aに塗装ムラ・
タレなどが発生しても非印刷部1bが製品Tと同
色のため、あまり目立たず美観を損うことが少な
い。
タレなどが発生しても非印刷部1bが製品Tと同
色のため、あまり目立たず美観を損うことが少な
い。
本考案の表示板によれば、塗装後、乾燥熱によ
りフイルムが熱収縮するので、マスキング層を簡
単に剥離することが出来る。
りフイルムが熱収縮するので、マスキング層を簡
単に剥離することが出来る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す表
示板を示し、第1図は断面図、第2図は第1図の
−線矢視図である。 1……印刷ベース層、2……保護フイルム層、
3……マスキング層、4……フイルム。
示板を示し、第1図は断面図、第2図は第1図の
−線矢視図である。 1……印刷ベース層、2……保護フイルム層、
3……マスキング層、4……フイルム。
Claims (1)
- 塗装前の製品に下面が貼付けられ上面に印刷さ
れた合成樹脂製の印刷ベース層の上面を保護する
ための保護フイルム層上に剥離可能なマスキング
層を貼着したものにおいて、該マスキング層の一
端面に塗装後の乾燥熱により熱収縮するフイルム
を貼着したことを特徴とする表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14307786U JPH0524940Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14307786U JPH0524940Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6349580U JPS6349580U (ja) | 1988-04-04 |
JPH0524940Y2 true JPH0524940Y2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=31052415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14307786U Expired - Lifetime JPH0524940Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524940Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2508192Y2 (ja) * | 1990-04-25 | 1996-08-21 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両用コ―ションラベル |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP14307786U patent/JPH0524940Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6349580U (ja) | 1988-04-04 |
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