JPH0524789Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524789Y2 JPH0524789Y2 JP20130086U JP20130086U JPH0524789Y2 JP H0524789 Y2 JPH0524789 Y2 JP H0524789Y2 JP 20130086 U JP20130086 U JP 20130086U JP 20130086 U JP20130086 U JP 20130086U JP H0524789 Y2 JPH0524789 Y2 JP H0524789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- door
- holder
- hinge
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Hinges (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
本考案は折畳戸用の構成部材である回動戸と走
行戸とを相対回動自在かつ相対スライド自在に連
結するための二軸型蝶番に関する。
行戸とを相対回動自在かつ相対スライド自在に連
結するための二軸型蝶番に関する。
折畳戸は、家具の戸取付枠に建てこまれた回動
戸と走行戸(単数または複数)とが蝶番を介して
連結されたものであり、これら各戸を折畳んだり
伸展することにより、戸取付枠の開口面を開閉す
ることができる。 折畳戸用の蝶番として、戸閉じ状態を保持する
ための機能を備えたもはすでにあり、他に、戸開
き状態を保持するためのキヤツチ機構を具備した
ものもみられる。 第8図、第9図は、上述した蝶番をこれの使用
例とともに示している。 第8図、第9図に例示された蝶番f1は、回動戸
aと走行戸bとにわたつて取りつけられる二枚の
取り板c,c′が一本の軸ピンdを介して相互に枢
着されたものである。 この蝶番f1を含む折畳戸の場合、広角度の戸開
き状態を得るために、回動戸aの吊元側がアング
ル蝶番f2を介して家具の戸取付枠に取りつけられ
る。
戸と走行戸(単数または複数)とが蝶番を介して
連結されたものであり、これら各戸を折畳んだり
伸展することにより、戸取付枠の開口面を開閉す
ることができる。 折畳戸用の蝶番として、戸閉じ状態を保持する
ための機能を備えたもはすでにあり、他に、戸開
き状態を保持するためのキヤツチ機構を具備した
ものもみられる。 第8図、第9図は、上述した蝶番をこれの使用
例とともに示している。 第8図、第9図に例示された蝶番f1は、回動戸
aと走行戸bとにわたつて取りつけられる二枚の
取り板c,c′が一本の軸ピンdを介して相互に枢
着されたものである。 この蝶番f1を含む折畳戸の場合、広角度の戸開
き状態を得るために、回動戸aの吊元側がアング
ル蝶番f2を介して家具の戸取付枠に取りつけられ
る。
第8図を参照して、たとえば、回動戸a、走行
bの各戸幅がそれぞれgの場合は、これらの戸幅
が同一であることにより、戸閉じ状態での外観上
の体裁が保持されるが、完全な戸開き状態を得る
ことができず、逆に、回動戸aの戸幅がg、走行
戸bが戸幅がg+g′の場合は、第8図破線の完全
な戸開き状態にできるが、両戸幅が相違するため
に戸閉じ状態での外観体裁が悪くなる。 これを改善するために、リンクを介して走行戸
の手先側に枢着された係合体をガイドレール内に
走行自在に嵌めこんだり、あるいは、案内アーム
を介して回動戸に枢着された係合体をガイドレー
ル内に走行自在に嵌めこみ、走行戸の手先側が案
内アーム内にスライド自在に嵌めこむなど、適宜
の手段が講じられている。 しかし、このようにしてリンク、案内アームな
どを組み合わせるときは、自明のとおり、構造の
複雑化、コストアツプを招くとともに、組み合わ
せ部品が増えることに起因して、折畳戸の開閉時
にガタツキが生じやすくなる。 さらに、第9図を参照して、蝶番f1の場合は、
一本の軸ピンdが回動戸aと走行戸bとの突き合
わせ部hに配置されるために、走行戸bの手先側
(ノブi側)から軸ピンdまでの距離が大きくな
る。 このような場合、突き合わせ部hの近くに取り
つけられるノブiを手前側へ引いて戸を開けると
きに、蝶番f1が具備しているキヤツチ構造の弾発
力に抗する大きな力が必要になり、戸開き時に軽
快な操作性が得られない。 本考案はかかる技術的課題に鑑み、走行戸に特
別な手段を講ぜずとも、走行戸、回動戸を同じ幅
にすることができ、かつ、完全な戸開き状態(戸
の折畳み状態)、軽快な操作性を確保することの
できる折畳戸用二軸型蝶番を提供しようとするも
のである。
bの各戸幅がそれぞれgの場合は、これらの戸幅
が同一であることにより、戸閉じ状態での外観上
の体裁が保持されるが、完全な戸開き状態を得る
ことができず、逆に、回動戸aの戸幅がg、走行
戸bが戸幅がg+g′の場合は、第8図破線の完全
な戸開き状態にできるが、両戸幅が相違するため
に戸閉じ状態での外観体裁が悪くなる。 これを改善するために、リンクを介して走行戸
の手先側に枢着された係合体をガイドレール内に
走行自在に嵌めこんだり、あるいは、案内アーム
を介して回動戸に枢着された係合体をガイドレー
ル内に走行自在に嵌めこみ、走行戸の手先側が案
内アーム内にスライド自在に嵌めこむなど、適宜
の手段が講じられている。 しかし、このようにしてリンク、案内アームな
どを組み合わせるときは、自明のとおり、構造の
複雑化、コストアツプを招くとともに、組み合わ
せ部品が増えることに起因して、折畳戸の開閉時
にガタツキが生じやすくなる。 さらに、第9図を参照して、蝶番f1の場合は、
一本の軸ピンdが回動戸aと走行戸bとの突き合
わせ部hに配置されるために、走行戸bの手先側
(ノブi側)から軸ピンdまでの距離が大きくな
る。 このような場合、突き合わせ部hの近くに取り
つけられるノブiを手前側へ引いて戸を開けると
きに、蝶番f1が具備しているキヤツチ構造の弾発
力に抗する大きな力が必要になり、戸開き時に軽
快な操作性が得られない。 本考案はかかる技術的課題に鑑み、走行戸に特
別な手段を講ぜずとも、走行戸、回動戸を同じ幅
にすることができ、かつ、完全な戸開き状態(戸
の折畳み状態)、軽快な操作性を確保することの
できる折畳戸用二軸型蝶番を提供しようとするも
のである。
本考案に係る折畳戸用二軸型蝶番は、所期の目
的を達成するために、以下に述べる構成を特徴と
する。 すなわち、本考案に係る折畳戸用二軸型蝶番は
添付図面(第1図〜第7図)と符号を参照して、 回動戸2と走行戸4とを相対回動自在かつ相対
スライド自在に連結するために、 蝶番用本体13、および、 回動戸2、走行戸4にそれぞれ取りつけられる
第1取付板14と第2取付板15、および、 蝶番用本体13と第1取付板14、蝶番用本体
13と第2取付板15とを互いに枢着するための
各軸ピン16,16′、および、 蝶番用本体13、第1取付板14相互の屈伸、
蝶番用本体13、第2取付板15相互の屈伸に節
度をもたせるための各ラツチ20,20′、およ
び、 これらラツチ20,20′を保持するための各
ホルダ17,17′、および、 これらラツチ20,20′に弾発力を付与する
ための各バネ19,19′、および、 これらホルダ17,17′に緩衝用の弾発力を
付与するための各バネ18,18′を含んでいる
こと、 蝶番用本体13が、第1取付板14、第2取付
板15の各内側端部と対応する両外側端部にそれ
ぞれ軸支部21,22,21′,22′を備えてお
り、第1取付板14側にある少なくとも一つの軸
支部、および、第2取付板15側にある少なくと
も一つの軸支部には、これらの外周面に段差のあ
るカム面20a,20a′がそれぞれ形成されてい
ること、 第1取付板14と第2取付板15とが、蝶番用
本体13の連結端部と対応する各内側端部にそれ
ぞれ横長孔24,24′を有する軸支部23,2
3′を備えていること、 各ラツチ20,20′が、蝶番用本体13にあ
つてカム面20a,20a′をもつ各軸支部の外周
面と当接自在に対応する先端部を備えているこ
と、 各ホルダ17,17′が、これの内部にラツチ
20,20′を収納するための開口保持部29,
29′を有するとともに、これの内側端より突出
するブラケツト26,26′を備えていること、 各ラツチ20,20′は、これの軸線方向沿い
に移動自在なるよう、バネ19,19′と共にホ
ルダ17,17′の開口保持部29,29′内に収
納され、かつ、バネ19,19′の弾発力を受け
た各ラツチ20,20′が、これらの先端部をそ
れぞれの開口保持部29,29′よりその外部へ
突出させていること、 これらラツチ20,20′およびラツチ用バネ
19,19′を保持した各ホルダ17,17′が、
第1取付板14、第2取付板15の各板面上にス
ライド自在に保持されているとともに、第1取付
板14とその上のホルダ17、および、第2取付
板15とその上のホルダ17′とにわたり、それ
ぞれ緩衝用のバネ18,18′が装着されている
こと、 一方のホルダ17を保持した第1取付板14の
連結端部と蝶番用本体13における一方の連結端
部とが互いに突き合わされて、蝶番用本体13の
当該連結端部側にある軸支部21,22と、第1
取付板14の軸支部23と、第1取付板14上に
あるホルダ17のブラケツト26とが同一軸線上
に配列され、かつ、これらの連結端部において各
軸支部21,22,23とブラケツト26とを貫
通した一方の軸ピン16が、第1取付板14と蝶
番用本体13とを相対回動自在かつ相対スライド
自在に連結しているとともに、第1取付板14と
その上のホルダ17とにわたつて装着された一方
の緩衝用バネ18が、第1取付板14側のホルダ
17に対して、蝶番用本体13と第1取付板14
との連結端部側へ向かう力を付与していること、
および、 第1取付板14側にあつて一方の軸ピン16と
直交する一方のラツチ20の先端部が、蝶番用本
体13にあつて一方のカム面20aをもつ軸支部
の外周面に当接していること、 他方のホルダ17′を保持した第2取付板15
の連結端部と蝶番用本体13における他方の連結
端部とが互いに突き合わされて、蝶番用本体13
の他方の連結端部側にある軸支部21′,22′
と、第2取付板15の軸支部23′と、第2取付
板15上にあるホルダ17′のブラケツト26′と
が同一軸線上に配列され、かつ、これらの連結端
部において各軸支部21′,22′,23′とブラ
ケツト26′とを貫通した他方の軸ピン16′が、
第2取付板15と蝶番用本体13とを相対回動自
在かつ相対スライド自在に連結しているととも
に、第2取付板15とその上のホルダ17′とに
わたつて装着された他方の緩衝用バネ18′が、
第2取付板15側のホルダ17′に対して、蝶番
用本体13と第2取付板15との連結端部側へ向
かう力を付与していること、および、 第2取付板15側にあつて他方の軸ピン16′
と直交する他方のラツチ20′の先端部が、蝶番
用本体13にあつて他方のカム面20a′をもつ軸
支部の外周面に当接していることを特徴とする。
的を達成するために、以下に述べる構成を特徴と
する。 すなわち、本考案に係る折畳戸用二軸型蝶番は
添付図面(第1図〜第7図)と符号を参照して、 回動戸2と走行戸4とを相対回動自在かつ相対
スライド自在に連結するために、 蝶番用本体13、および、 回動戸2、走行戸4にそれぞれ取りつけられる
第1取付板14と第2取付板15、および、 蝶番用本体13と第1取付板14、蝶番用本体
13と第2取付板15とを互いに枢着するための
各軸ピン16,16′、および、 蝶番用本体13、第1取付板14相互の屈伸、
蝶番用本体13、第2取付板15相互の屈伸に節
度をもたせるための各ラツチ20,20′、およ
び、 これらラツチ20,20′を保持するための各
ホルダ17,17′、および、 これらラツチ20,20′に弾発力を付与する
ための各バネ19,19′、および、 これらホルダ17,17′に緩衝用の弾発力を
付与するための各バネ18,18′を含んでいる
こと、 蝶番用本体13が、第1取付板14、第2取付
板15の各内側端部と対応する両外側端部にそれ
ぞれ軸支部21,22,21′,22′を備えてお
り、第1取付板14側にある少なくとも一つの軸
支部、および、第2取付板15側にある少なくと
も一つの軸支部には、これらの外周面に段差のあ
るカム面20a,20a′がそれぞれ形成されてい
ること、 第1取付板14と第2取付板15とが、蝶番用
本体13の連結端部と対応する各内側端部にそれ
ぞれ横長孔24,24′を有する軸支部23,2
3′を備えていること、 各ラツチ20,20′が、蝶番用本体13にあ
つてカム面20a,20a′をもつ各軸支部の外周
面と当接自在に対応する先端部を備えているこ
と、 各ホルダ17,17′が、これの内部にラツチ
20,20′を収納するための開口保持部29,
29′を有するとともに、これの内側端より突出
するブラケツト26,26′を備えていること、 各ラツチ20,20′は、これの軸線方向沿い
に移動自在なるよう、バネ19,19′と共にホ
ルダ17,17′の開口保持部29,29′内に収
納され、かつ、バネ19,19′の弾発力を受け
た各ラツチ20,20′が、これらの先端部をそ
れぞれの開口保持部29,29′よりその外部へ
突出させていること、 これらラツチ20,20′およびラツチ用バネ
19,19′を保持した各ホルダ17,17′が、
第1取付板14、第2取付板15の各板面上にス
ライド自在に保持されているとともに、第1取付
板14とその上のホルダ17、および、第2取付
板15とその上のホルダ17′とにわたり、それ
ぞれ緩衝用のバネ18,18′が装着されている
こと、 一方のホルダ17を保持した第1取付板14の
連結端部と蝶番用本体13における一方の連結端
部とが互いに突き合わされて、蝶番用本体13の
当該連結端部側にある軸支部21,22と、第1
取付板14の軸支部23と、第1取付板14上に
あるホルダ17のブラケツト26とが同一軸線上
に配列され、かつ、これらの連結端部において各
軸支部21,22,23とブラケツト26とを貫
通した一方の軸ピン16が、第1取付板14と蝶
番用本体13とを相対回動自在かつ相対スライド
自在に連結しているとともに、第1取付板14と
その上のホルダ17とにわたつて装着された一方
の緩衝用バネ18が、第1取付板14側のホルダ
17に対して、蝶番用本体13と第1取付板14
との連結端部側へ向かう力を付与していること、
および、 第1取付板14側にあつて一方の軸ピン16と
直交する一方のラツチ20の先端部が、蝶番用本
体13にあつて一方のカム面20aをもつ軸支部
の外周面に当接していること、 他方のホルダ17′を保持した第2取付板15
の連結端部と蝶番用本体13における他方の連結
端部とが互いに突き合わされて、蝶番用本体13
の他方の連結端部側にある軸支部21′,22′
と、第2取付板15の軸支部23′と、第2取付
板15上にあるホルダ17′のブラケツト26′と
が同一軸線上に配列され、かつ、これらの連結端
部において各軸支部21′,22′,23′とブラ
ケツト26′とを貫通した他方の軸ピン16′が、
第2取付板15と蝶番用本体13とを相対回動自
在かつ相対スライド自在に連結しているととも
に、第2取付板15とその上のホルダ17′とに
わたつて装着された他方の緩衝用バネ18′が、
第2取付板15側のホルダ17′に対して、蝶番
用本体13と第2取付板15との連結端部側へ向
かう力を付与していること、および、 第2取付板15側にあつて他方の軸ピン16′
と直交する他方のラツチ20′の先端部が、蝶番
用本体13にあつて他方のカム面20a′をもつ軸
支部の外周面に当接していることを特徴とする。
本考案に係る折畳戸用二軸型蝶番は、上述した
構成を具備している。 したがつて、戸取付枠1の開口面11を開閉す
るための折畳戸、すなわち、回動戸2と走行戸4
とからなる折畳戸の連結部間にわたつて本考案の
二軸型蝶番10を取りつけたときは、当該二軸型
蝶番10に依存した回動戸2、走行戸4相互の屈
伸動作、スライド動作により、これら両戸2,4
を折り畳みまたは伸展して、戸取付枠1の開口面
11を問題なく開閉することができる。
構成を具備している。 したがつて、戸取付枠1の開口面11を開閉す
るための折畳戸、すなわち、回動戸2と走行戸4
とからなる折畳戸の連結部間にわたつて本考案の
二軸型蝶番10を取りつけたときは、当該二軸型
蝶番10に依存した回動戸2、走行戸4相互の屈
伸動作、スライド動作により、これら両戸2,4
を折り畳みまたは伸展して、戸取付枠1の開口面
11を問題なく開閉することができる。
【実施例】
本考案に係る折畳戸用二軸型蝶番の実施例につ
いて、図面を参照して説明する。 第6図、第7図を参照して、家具の一例として
示されているキヤビネツトの戸取付枠1は、その
前面が開口されており、折畳戸は、戸取付枠1の
開口面11を開閉するための回動戸2と走行戸4
とを含んでいる。 戸取付枠1の開口面側には、これの幅方向にわ
たり、上下一対のレール8,9が設けられる。 回動戸2と走行戸4とは、これらの連結端部が
上下一対の二軸型蝶番(本考案品)10を介して
連結され、走行戸4の手先側には、上下一対のス
ライド蝶番5が取りつけられるとともに、該各ス
ライド蝶番5に案内ローラ7を有する懸吊装置6
がそれぞれ備えつけられ、さらに、回動戸2、走
行戸の各前面には、ノブ12がそれぞれ取りつけ
られる。 上記において、回動戸2の吊元側が上下一対の
アングル蝶番3を介して戸取付枠1の一側板1a
に枢着され、走行戸4の手先側にある上下の案内
ローラ7が戸取付枠1の両レール8,9に嵌めこ
まれるので、回動戸2と走行戸4とからなる折畳
戸は、これを折畳んだり伸展することにより、戸
取付枠1の開口面11を開閉することができる。 第7図を参照して、折畳戸の開き角度θは、回
動戸2の最大開き角度以下、すなわち、アングル
蝶番3の最大開き角度以下に設定されている。 第7図において、折畳戸が同図実線の状態から
仮想線の状態にまで開放されてθ−α(θ以下)
の開き角度になり、懸吊装置6が戸取付枠1の右
限に達したとき、懸吊装置6はこれよりも右へ移
動することができないが、この状態においてθ−
αを上回る開放力が折畳戸に作用すると、スライ
ド蝶番5が前方へスライドかつ伸張するので、折
畳戸は前記開き角度θまで開放される。 ただし、スライド蝶番5のスライド量にも限度
があるので、折畳戸は、前記開き角度θを上回る
の開度を得ることができない。 このような設定において、折畳戸を大きな力で
開放したとき、回動戸2と走行戸4との連結部付
近に衝撃力Fが発生し、前記設定角度θを越えて
折畳戸を押し開こうとする力が作用するために、
アングル蝶番3、案内ローラ7、レール8,9、
その他に過度の負荷がかかる。 しかも、各部品が戸幅の1/2〜1/30程度と小さ
いために、前記衝撃力Fが挺子の原理で20〜30倍
に倍増されてこれらの部品に作用したとき、過度
の負荷を受けた各部品には、変形、破損、取付状
態の緩み、脱落などが生じる。 第1図〜第5図を参照して詳述される本考案の
二軸型蝶番10は、このような課題をも解決する
ことができる。 本考案に係る二軸型蝶番10は、第1図〜第5
図を参照して明らかなように、蝶番用本体13、
第1取付板14、第2取付板15、二本の軸ピン
16,16′、二個のホルダ17,17′、圧縮型
の各バネ18,18′,19,19′、複数のラツ
チ20,20′などを主体にして構成されている。 板状をなす蝶番用本体13の場合、その平板部
13aの両側部(右側の連結端、左側の連結端)
において、両軸ピン16,16′を支持するため
の各軸支部21,22,21′,22′がそれぞれ
形成されている。 第1取付板14の内側端(左側の連結端)に形
成された軸支部23は、短径と長径とをもつ横長
孔24を有し、第2取付板15の内側短(右側の
連結端)に形成された軸支部23′も、短径と長
径とをもつ横長孔24′を有する。 蝶番用本体13と第1取付板14は、これらの
連結端部が突き合わされて各軸支部21,22,
23が同一軸線上に並べられるとともに、該各軸
部21,22,23を貫通する軸ピン16を介し
て相対屈伸自在に連結され、かつ、横長孔24の
横長方向に相対スライド自在となつている。 同様にして、蝶番用本体13と第2取付板15
も、これらの連結端部が突き合わされて各軸支部
21′,22′,23′が同一軸線上に並べられる
とともに、該各軸支部21′,22′,23′を貫
通する軸ピン16′を介して相対屈伸自在に連結
され、かつ、横長孔24′の横長方向に相対スラ
イド自在となつている。 蝶番用本体13と第1取付板14との間に介在
されるホルダ17、バネ18,19、ラツチ20
などの各部材、ならびに、蝶番用本体13と第2
取付板15との間に介在されるホルダ17′、バ
ネ18′,19′,ラツチ20′などの各部材は、
つぎのような構成を有する。 ホルダ17の場合は、それぞれ、バネ19と後
端が開放された中空のラツチ20とを保持するた
めの二つの開口保持部29を有し、これら開口保
持部29間に、バネ18を収納するための開口収
納部17aと二つのブラケツト26とを有する。 ホルダ17′の場合も、それぞれ、バネ19′と
後端が開放された中空のラツチ20′とを保持す
るための二つの開口保持部29′を有し、これら
両開口保持部29′間に、バネ18′を収納するた
めの開口収納部17a′と二つのブラケツト26′
とを有する。 第1取付板14の外側端(右側端)には、ホル
ダ17の開口収納部17a端に対応して立ち上が
る舌片27が形成されている。 第1取付板14の内側端(左側端)には、第3
図に明示されているように、舌片27に対して反
対方向へ突出する位置決め片31が形成されてい
る。 第2取付板15の外側端(左側端)には、ホル
ダ17′の開口収納部17a′端に対応して立ち上
がる舌片27′が形成されている。 第2取付板15の内側端(右側端)には、第3
図に明示されているように、舌片27′に対して
反対方向へ突出する位置決め片32が形成されて
いる。 ホルダ17の開口収納部17a内にはバネ18
が内装され、ホルダ17の両開口保持部29内に
は、バネ19を装填された各ラツチ20がそれぞ
れ内装される。 同様に、ホルダ17′の開口収納部17a′内に
もバネ18′が内装され、ホルダ17′の両開口保
持部29′内にも、バネ19′を装填された各ラツ
チ20′がそれぞれ内装される。 ラツチ、バネを保持した両ホルダ17,17′
は、前述したように両軸ピン16,16′を介し
て蝶番用本体13、第1取付板14、第2取付板
15を組み立てるとき、以下のようにしてこれら
の主要部品に組みつけられる。 ホルダ17の場合は、両ブラケツト26が第1
取付板14の軸支部23を挟み、両ラツチ20の
先端が蝶番用本体13の両軸支部21,22に当
接し、第1取付板14の舌片27がホルダ17の
開口収納部17a端に介在するように、第1取付
板14上に重ねられ、かつ、両ブラケツト26が
各軸支部21,22,23と共に軸ピン16を介
して貫通される。 上記において、バネ18は、開口収納部17a
の端壁28と舌片27との間にあつて、第1取付
板14、ホルダ17相互、ひいては、蝶番用本体
13、第1取付板14相互に復帰用の弾発力を付
与し、各バネ19は、両開口保持部29内の各端
壁と両ラツチ20内の各端壁との間にあつて、両
ラツチ20に復帰用の弾発力を付与する。 ホルダ17′の場合も、両ブラケツト26′が第
2取付板15の軸支部23′を挟み、両ラツチ2
0′の先端が蝶番用本体13の両軸支部21′,2
2′に当接し、第2取付板15の舌片27′がホル
ダ17′の開口収納部17a′端に介在するように、
第2取付板15上に重ねられ、かつ、両ブラケツ
ト26′が各軸支部21′,22′,23′と共に軸
ピン16′を介して貫通される。 さらに、バネ18′も、開口収納部17a′の端
壁28′と舌片27′との間にあつて、第2取付板
15、ホルダ17′相互、ひいては、蝶番用本体
13、第2取付板15相互に復帰用の弾発力を付
与し、各バネ19′も、両開口保持部29′内の各
端壁と両ラツチ20′内の各端壁との間にあつて、
両ラツチ20′に復帰用の弾発力を付与する。 第6図、第7図を参照して説明したとおり、回
動戸2と走行戸4とは、戸取付枠1の開口面11
側に装備され、この際、本考案に係る上記二軸型
蝶番10は、その第1取付板14、第2取付板1
5が回動戸2、走行戸4の連結部間にわたつてネ
ジ止めされる。 このとき、第1取付板14の位置決め片31、
第2取付板15の位置決め片32が、回動戸2、
走行戸4の各突き合せ端面にあてがわれるので、
これら第1取付板14、第2取付板15を、回動
戸2、走行戸4に対して精度よく取りつけること
ができる。 第5図イが示すように、回動戸2、走行戸4を
面一に伸展して戸取付枠1の開口面11を閉じた
とき、両ホルダ17,17′が、それぞれ軸ピン
16,16′をともないながら各バネ18,1
8′の力で互いに接近する方向へ押しこまれ、か
つ、各軸ピン16,16′が、これらと係合して
いる各横長孔24,24′の長径方向の内側端に
衝突して停止するので、第1取付板14、第2取
付板15は、蝶番用本体13側へ押しこみ保持さ
れる。 この戸閉じ状態から、回動戸2、走行戸4を折
り畳んで戸取付枠1の開口面11を開けるとき、
折畳戸に既述の衝撃力Fが作用しないとすれば、
第1取付板14、第2取付板15は、上記と同じ
く、蝶番用本体13側へ押しこみ保持されるが、
かかる戸開き時に衝撃力Fが作用するときは、こ
れが以下のように吸収緩和される。 すなわち、前記θ−αの開き角度に開放された
折畳戸に衝撃力Fが作用し、軸ピン16が横長孔
24内をバネ18に抗して右動するとき、第5図
ロのごとく、ホルダ17が軸ピン16に牽引され
て右動するとともに、蝶番用本体13と第1取付
板14とが相対スライドするので、衝撃力Fが吸
収緩和される。 その後、衝撃力Fが消失すると、軸ピン16お
よびホルダ17は、バネ18を介して左動かつ復
帰する。 その他、本考案に係る二軸型蝶番10は、ラツ
チ20,20′、軸支部21,21′、バネ19,
19′等を主体にしたキヤツチ機構30,30′を
備えている。 上記における一方のキヤツチ機構30は、つぎ
のとおりである。 第4図において、ラツチ20の先端には、凹形
に湾曲した円弧状のカム面20aが形成されてお
り、当該カム面20aは、その円弧面の両端に突
起20b,20cを有している。 カム面20aに対応して、蝶番本体13におけ
る軸支部21の外周面には、低い段差をもつて凸
型に湾曲した円弧状のカム面21aが形成されて
おり、当該カム面21aは、その円弧面の両端
に、突起20b,20cと衝突自在に対応する段
部21b,21cを有している。 上記における他方のキヤツチ機構30′も、つ
ぎのとおりである。 第4図において、ラツチ20′の先端には、凹
形に湾曲した円弧状のカム面20a′が形成されて
おり、当該カム面20a′は、その円弧面の両端に
突起20b′,20c′を有している。 カム面20a′に対応して、蝶番本体13におけ
る軸支部21′の外周面には、低い段差をもつて
凸型に湾曲した円弧状のカム面21a′が形成され
ており、当該カム面21a′は、その円弧面の両端
に、突起20b′,20c′と衝突自在に対応する段
部21b′,21c′を有している。 第1図を参照して、これらキヤツチ機構30,
30′は、同図上方のラツチ20,20′、軸支部
21,21′側に設けられているが、これに代え
て、かかるキヤツチ機構が、第1図における下方
のラツチ20,20′、軸支部22,22′側に設
けられたり、あるいは、これらの両方に設けられ
ることがある。 上述した各キヤツチ機構30,30′は、自明
のとおり、折畳戸の開閉状態に節度をもたせ、か
つ、戸開き状態、戸閉じ状態を保持するために、
二軸型蝶番10に備えつけられたものである。 ちなみに、第5図イを参照して説明した戸閉じ
状態において、第4図イのごとく各ラツチ20,
20′先端のカム面20a,20a′と各軸支部2
1,21′のカム面21a,21a′とが相対係合
し、各突起20b,20b′と各段部21b,21
b′とが互いに衝突しているときは、この状態を各
バネ19,19′が支持するので、折畳戸は開か
れない。 ただし、各バネ19,19′に抗して各ラツチ
20,20′を各ホルダ17,17′の開口保持部
29,29′内に後退させるような外力が折畳戸
に作用したとき、蝶番用本体13と第1取付板1
4およびホルダ17、蝶番用本体13と第2取付
板15およびホルダ17′とは、それぞれ軸ピン
16,16′を支点にして第4図イの矢印r方向
へ可逆的に相対回転させることができる。 したがつて、第5図ロを参照して説明した戸開
き状態のとき、ラツチ20は、第4図ロが示すよ
うに、ホルダ17の開口保持部29内にに没して
から蝶番用本体13の内面に当接する。 第4図ロの状態においても、バネ19が、ラツ
チ20を蝶番用本体13の内面に押しつけるの
で、これを上回る力が作用しないかぎり、折畳戸
は閉じられない。 その他、本考案の二軸型蝶番10が回動戸2と
走行戸4とにわたつて取りつけられたとき、第2
図が示すように、軸ピン16と回動戸2の手先側
にあるノブ12とが同一軸線上に並ぶ。 ノブ12と軸ピン16とがこのような位置関係
にあるとき、軸ピン16の軸支部21を利用して
構成されているキヤツチ機構30のキヤツチ解除
方向とノブ12の引張り方向とが一致するので、
ノブ12を手前に引いて戸開きする際の操作が軽
快に行なえる。
いて、図面を参照して説明する。 第6図、第7図を参照して、家具の一例として
示されているキヤビネツトの戸取付枠1は、その
前面が開口されており、折畳戸は、戸取付枠1の
開口面11を開閉するための回動戸2と走行戸4
とを含んでいる。 戸取付枠1の開口面側には、これの幅方向にわ
たり、上下一対のレール8,9が設けられる。 回動戸2と走行戸4とは、これらの連結端部が
上下一対の二軸型蝶番(本考案品)10を介して
連結され、走行戸4の手先側には、上下一対のス
ライド蝶番5が取りつけられるとともに、該各ス
ライド蝶番5に案内ローラ7を有する懸吊装置6
がそれぞれ備えつけられ、さらに、回動戸2、走
行戸の各前面には、ノブ12がそれぞれ取りつけ
られる。 上記において、回動戸2の吊元側が上下一対の
アングル蝶番3を介して戸取付枠1の一側板1a
に枢着され、走行戸4の手先側にある上下の案内
ローラ7が戸取付枠1の両レール8,9に嵌めこ
まれるので、回動戸2と走行戸4とからなる折畳
戸は、これを折畳んだり伸展することにより、戸
取付枠1の開口面11を開閉することができる。 第7図を参照して、折畳戸の開き角度θは、回
動戸2の最大開き角度以下、すなわち、アングル
蝶番3の最大開き角度以下に設定されている。 第7図において、折畳戸が同図実線の状態から
仮想線の状態にまで開放されてθ−α(θ以下)
の開き角度になり、懸吊装置6が戸取付枠1の右
限に達したとき、懸吊装置6はこれよりも右へ移
動することができないが、この状態においてθ−
αを上回る開放力が折畳戸に作用すると、スライ
ド蝶番5が前方へスライドかつ伸張するので、折
畳戸は前記開き角度θまで開放される。 ただし、スライド蝶番5のスライド量にも限度
があるので、折畳戸は、前記開き角度θを上回る
の開度を得ることができない。 このような設定において、折畳戸を大きな力で
開放したとき、回動戸2と走行戸4との連結部付
近に衝撃力Fが発生し、前記設定角度θを越えて
折畳戸を押し開こうとする力が作用するために、
アングル蝶番3、案内ローラ7、レール8,9、
その他に過度の負荷がかかる。 しかも、各部品が戸幅の1/2〜1/30程度と小さ
いために、前記衝撃力Fが挺子の原理で20〜30倍
に倍増されてこれらの部品に作用したとき、過度
の負荷を受けた各部品には、変形、破損、取付状
態の緩み、脱落などが生じる。 第1図〜第5図を参照して詳述される本考案の
二軸型蝶番10は、このような課題をも解決する
ことができる。 本考案に係る二軸型蝶番10は、第1図〜第5
図を参照して明らかなように、蝶番用本体13、
第1取付板14、第2取付板15、二本の軸ピン
16,16′、二個のホルダ17,17′、圧縮型
の各バネ18,18′,19,19′、複数のラツ
チ20,20′などを主体にして構成されている。 板状をなす蝶番用本体13の場合、その平板部
13aの両側部(右側の連結端、左側の連結端)
において、両軸ピン16,16′を支持するため
の各軸支部21,22,21′,22′がそれぞれ
形成されている。 第1取付板14の内側端(左側の連結端)に形
成された軸支部23は、短径と長径とをもつ横長
孔24を有し、第2取付板15の内側短(右側の
連結端)に形成された軸支部23′も、短径と長
径とをもつ横長孔24′を有する。 蝶番用本体13と第1取付板14は、これらの
連結端部が突き合わされて各軸支部21,22,
23が同一軸線上に並べられるとともに、該各軸
部21,22,23を貫通する軸ピン16を介し
て相対屈伸自在に連結され、かつ、横長孔24の
横長方向に相対スライド自在となつている。 同様にして、蝶番用本体13と第2取付板15
も、これらの連結端部が突き合わされて各軸支部
21′,22′,23′が同一軸線上に並べられる
とともに、該各軸支部21′,22′,23′を貫
通する軸ピン16′を介して相対屈伸自在に連結
され、かつ、横長孔24′の横長方向に相対スラ
イド自在となつている。 蝶番用本体13と第1取付板14との間に介在
されるホルダ17、バネ18,19、ラツチ20
などの各部材、ならびに、蝶番用本体13と第2
取付板15との間に介在されるホルダ17′、バ
ネ18′,19′,ラツチ20′などの各部材は、
つぎのような構成を有する。 ホルダ17の場合は、それぞれ、バネ19と後
端が開放された中空のラツチ20とを保持するた
めの二つの開口保持部29を有し、これら開口保
持部29間に、バネ18を収納するための開口収
納部17aと二つのブラケツト26とを有する。 ホルダ17′の場合も、それぞれ、バネ19′と
後端が開放された中空のラツチ20′とを保持す
るための二つの開口保持部29′を有し、これら
両開口保持部29′間に、バネ18′を収納するた
めの開口収納部17a′と二つのブラケツト26′
とを有する。 第1取付板14の外側端(右側端)には、ホル
ダ17の開口収納部17a端に対応して立ち上が
る舌片27が形成されている。 第1取付板14の内側端(左側端)には、第3
図に明示されているように、舌片27に対して反
対方向へ突出する位置決め片31が形成されてい
る。 第2取付板15の外側端(左側端)には、ホル
ダ17′の開口収納部17a′端に対応して立ち上
がる舌片27′が形成されている。 第2取付板15の内側端(右側端)には、第3
図に明示されているように、舌片27′に対して
反対方向へ突出する位置決め片32が形成されて
いる。 ホルダ17の開口収納部17a内にはバネ18
が内装され、ホルダ17の両開口保持部29内に
は、バネ19を装填された各ラツチ20がそれぞ
れ内装される。 同様に、ホルダ17′の開口収納部17a′内に
もバネ18′が内装され、ホルダ17′の両開口保
持部29′内にも、バネ19′を装填された各ラツ
チ20′がそれぞれ内装される。 ラツチ、バネを保持した両ホルダ17,17′
は、前述したように両軸ピン16,16′を介し
て蝶番用本体13、第1取付板14、第2取付板
15を組み立てるとき、以下のようにしてこれら
の主要部品に組みつけられる。 ホルダ17の場合は、両ブラケツト26が第1
取付板14の軸支部23を挟み、両ラツチ20の
先端が蝶番用本体13の両軸支部21,22に当
接し、第1取付板14の舌片27がホルダ17の
開口収納部17a端に介在するように、第1取付
板14上に重ねられ、かつ、両ブラケツト26が
各軸支部21,22,23と共に軸ピン16を介
して貫通される。 上記において、バネ18は、開口収納部17a
の端壁28と舌片27との間にあつて、第1取付
板14、ホルダ17相互、ひいては、蝶番用本体
13、第1取付板14相互に復帰用の弾発力を付
与し、各バネ19は、両開口保持部29内の各端
壁と両ラツチ20内の各端壁との間にあつて、両
ラツチ20に復帰用の弾発力を付与する。 ホルダ17′の場合も、両ブラケツト26′が第
2取付板15の軸支部23′を挟み、両ラツチ2
0′の先端が蝶番用本体13の両軸支部21′,2
2′に当接し、第2取付板15の舌片27′がホル
ダ17′の開口収納部17a′端に介在するように、
第2取付板15上に重ねられ、かつ、両ブラケツ
ト26′が各軸支部21′,22′,23′と共に軸
ピン16′を介して貫通される。 さらに、バネ18′も、開口収納部17a′の端
壁28′と舌片27′との間にあつて、第2取付板
15、ホルダ17′相互、ひいては、蝶番用本体
13、第2取付板15相互に復帰用の弾発力を付
与し、各バネ19′も、両開口保持部29′内の各
端壁と両ラツチ20′内の各端壁との間にあつて、
両ラツチ20′に復帰用の弾発力を付与する。 第6図、第7図を参照して説明したとおり、回
動戸2と走行戸4とは、戸取付枠1の開口面11
側に装備され、この際、本考案に係る上記二軸型
蝶番10は、その第1取付板14、第2取付板1
5が回動戸2、走行戸4の連結部間にわたつてネ
ジ止めされる。 このとき、第1取付板14の位置決め片31、
第2取付板15の位置決め片32が、回動戸2、
走行戸4の各突き合せ端面にあてがわれるので、
これら第1取付板14、第2取付板15を、回動
戸2、走行戸4に対して精度よく取りつけること
ができる。 第5図イが示すように、回動戸2、走行戸4を
面一に伸展して戸取付枠1の開口面11を閉じた
とき、両ホルダ17,17′が、それぞれ軸ピン
16,16′をともないながら各バネ18,1
8′の力で互いに接近する方向へ押しこまれ、か
つ、各軸ピン16,16′が、これらと係合して
いる各横長孔24,24′の長径方向の内側端に
衝突して停止するので、第1取付板14、第2取
付板15は、蝶番用本体13側へ押しこみ保持さ
れる。 この戸閉じ状態から、回動戸2、走行戸4を折
り畳んで戸取付枠1の開口面11を開けるとき、
折畳戸に既述の衝撃力Fが作用しないとすれば、
第1取付板14、第2取付板15は、上記と同じ
く、蝶番用本体13側へ押しこみ保持されるが、
かかる戸開き時に衝撃力Fが作用するときは、こ
れが以下のように吸収緩和される。 すなわち、前記θ−αの開き角度に開放された
折畳戸に衝撃力Fが作用し、軸ピン16が横長孔
24内をバネ18に抗して右動するとき、第5図
ロのごとく、ホルダ17が軸ピン16に牽引され
て右動するとともに、蝶番用本体13と第1取付
板14とが相対スライドするので、衝撃力Fが吸
収緩和される。 その後、衝撃力Fが消失すると、軸ピン16お
よびホルダ17は、バネ18を介して左動かつ復
帰する。 その他、本考案に係る二軸型蝶番10は、ラツ
チ20,20′、軸支部21,21′、バネ19,
19′等を主体にしたキヤツチ機構30,30′を
備えている。 上記における一方のキヤツチ機構30は、つぎ
のとおりである。 第4図において、ラツチ20の先端には、凹形
に湾曲した円弧状のカム面20aが形成されてお
り、当該カム面20aは、その円弧面の両端に突
起20b,20cを有している。 カム面20aに対応して、蝶番本体13におけ
る軸支部21の外周面には、低い段差をもつて凸
型に湾曲した円弧状のカム面21aが形成されて
おり、当該カム面21aは、その円弧面の両端
に、突起20b,20cと衝突自在に対応する段
部21b,21cを有している。 上記における他方のキヤツチ機構30′も、つ
ぎのとおりである。 第4図において、ラツチ20′の先端には、凹
形に湾曲した円弧状のカム面20a′が形成されて
おり、当該カム面20a′は、その円弧面の両端に
突起20b′,20c′を有している。 カム面20a′に対応して、蝶番本体13におけ
る軸支部21′の外周面には、低い段差をもつて
凸型に湾曲した円弧状のカム面21a′が形成され
ており、当該カム面21a′は、その円弧面の両端
に、突起20b′,20c′と衝突自在に対応する段
部21b′,21c′を有している。 第1図を参照して、これらキヤツチ機構30,
30′は、同図上方のラツチ20,20′、軸支部
21,21′側に設けられているが、これに代え
て、かかるキヤツチ機構が、第1図における下方
のラツチ20,20′、軸支部22,22′側に設
けられたり、あるいは、これらの両方に設けられ
ることがある。 上述した各キヤツチ機構30,30′は、自明
のとおり、折畳戸の開閉状態に節度をもたせ、か
つ、戸開き状態、戸閉じ状態を保持するために、
二軸型蝶番10に備えつけられたものである。 ちなみに、第5図イを参照して説明した戸閉じ
状態において、第4図イのごとく各ラツチ20,
20′先端のカム面20a,20a′と各軸支部2
1,21′のカム面21a,21a′とが相対係合
し、各突起20b,20b′と各段部21b,21
b′とが互いに衝突しているときは、この状態を各
バネ19,19′が支持するので、折畳戸は開か
れない。 ただし、各バネ19,19′に抗して各ラツチ
20,20′を各ホルダ17,17′の開口保持部
29,29′内に後退させるような外力が折畳戸
に作用したとき、蝶番用本体13と第1取付板1
4およびホルダ17、蝶番用本体13と第2取付
板15およびホルダ17′とは、それぞれ軸ピン
16,16′を支点にして第4図イの矢印r方向
へ可逆的に相対回転させることができる。 したがつて、第5図ロを参照して説明した戸開
き状態のとき、ラツチ20は、第4図ロが示すよ
うに、ホルダ17の開口保持部29内にに没して
から蝶番用本体13の内面に当接する。 第4図ロの状態においても、バネ19が、ラツ
チ20を蝶番用本体13の内面に押しつけるの
で、これを上回る力が作用しないかぎり、折畳戸
は閉じられない。 その他、本考案の二軸型蝶番10が回動戸2と
走行戸4とにわたつて取りつけられたとき、第2
図が示すように、軸ピン16と回動戸2の手先側
にあるノブ12とが同一軸線上に並ぶ。 ノブ12と軸ピン16とがこのような位置関係
にあるとき、軸ピン16の軸支部21を利用して
構成されているキヤツチ機構30のキヤツチ解除
方向とノブ12の引張り方向とが一致するので、
ノブ12を手前に引いて戸開きする際の操作が軽
快に行なえる。
本考案に係る折畳戸用二軸型蝶番は、戸取付枠
の開口面を開閉するための折畳戸、すなわち、回
動戸を走行戸とからなる折畳戸において、これら
回動戸、走行戸の連結部間にわたり取りつけられ
るので、かかる取付態様において、つぎのような
効果を有する。 戸取付枠の開口面を開放すべく、回動戸と走行
戸とからなる折畳戸を折り畳んだとき、回動戸、
走行戸がこれらの戸幅方向にすれるので、戸取付
枠の開口面を大きく開けることができる。 これは、回動戸の幅と走行戸の幅とが同じ場合
において可能であるから、同じ幅の回動戸、走行
戸を使用して、戸閉じ状態の外観を好体裁に保つ
ことができ、しかも、上述した大きな開度を確保
するために、リンク、案内アームのごとき格別の
部材を必要としないので、折畳戸の取付作業を容
易にし、折畳戸の取付構造をも簡素化し、ひいて
は、この種の開閉手段をコストダウンさせる。 戸開き状態、戸閉じ状態のとき、バネの力を受
けたラツチがこれらの状態を保持するので、不本
意に戸が開け閉めされることがない。 ラツチ、軸支部、バネなどを主体にしたキヤツ
チ機構のキヤツチ解除方向と回動戸に取りつけら
れるノブの引張り方向とを一致させることができ
るので、ノブを手前に引いて戸開きする際の操作
が軽快に行なえる。 蝶番用本体と第1取付板、蝶番用本体と第2取
付板とがそれぞれ相対スライド自在に連結され、
これらに緩衝用のバネが装着されているから、仮
に、戸開き時の余勢に起因して折畳戸に緩衝力が
作用したとしても、これら部材のスライド動作と
バネの力とで、その衝撃力を吸収緩和することが
できる。 したがつて、各部品を保護し、これらの耐久性
を高めることができる。
の開口面を開閉するための折畳戸、すなわち、回
動戸を走行戸とからなる折畳戸において、これら
回動戸、走行戸の連結部間にわたり取りつけられ
るので、かかる取付態様において、つぎのような
効果を有する。 戸取付枠の開口面を開放すべく、回動戸と走行
戸とからなる折畳戸を折り畳んだとき、回動戸、
走行戸がこれらの戸幅方向にすれるので、戸取付
枠の開口面を大きく開けることができる。 これは、回動戸の幅と走行戸の幅とが同じ場合
において可能であるから、同じ幅の回動戸、走行
戸を使用して、戸閉じ状態の外観を好体裁に保つ
ことができ、しかも、上述した大きな開度を確保
するために、リンク、案内アームのごとき格別の
部材を必要としないので、折畳戸の取付作業を容
易にし、折畳戸の取付構造をも簡素化し、ひいて
は、この種の開閉手段をコストダウンさせる。 戸開き状態、戸閉じ状態のとき、バネの力を受
けたラツチがこれらの状態を保持するので、不本
意に戸が開け閉めされることがない。 ラツチ、軸支部、バネなどを主体にしたキヤツ
チ機構のキヤツチ解除方向と回動戸に取りつけら
れるノブの引張り方向とを一致させることができ
るので、ノブを手前に引いて戸開きする際の操作
が軽快に行なえる。 蝶番用本体と第1取付板、蝶番用本体と第2取
付板とがそれぞれ相対スライド自在に連結され、
これらに緩衝用のバネが装着されているから、仮
に、戸開き時の余勢に起因して折畳戸に緩衝力が
作用したとしても、これら部材のスライド動作と
バネの力とで、その衝撃力を吸収緩和することが
できる。 したがつて、各部品を保護し、これらの耐久性
を高めることができる。
第1図、第2図、第3図は本考案に係る折畳戸
用二軸型蝶番の一実施例を示した切り欠き平面図
と正面図と右側面図、第4図イ,ロは第1図−
線に沿う戸閉じ状態の横断面図と戸開き状態の
横断面図、第5図イ,ロは第1図−線に沿う
戸閉じ状態の横断面図と戸開き状態の横断面図、
第6図は本考案に係る二軸型蝶番を備えた家具の
略示正面図、第7図は第6図−線に沿う拡大
横断面図、第8図は従来の蝶番をこれが装着され
た家具と共に略示した平面図、第9図は従来の蝶
番における軸ピンとノブとの位置関係を略示した
正面図である。 1……戸取付枠、2……回動戸、4……走行
戸、10……二軸型蝶番、11……戸取付枠の開
口面、13……蝶番用本体、14……第1取付
板、15……第2取付板、16,16′……軸ピ
ン、17,17′……ホルダ、18,18′……緩
衝用のバネ、19,19′……ラツチ用のバネ、
20,20′……ラツチ、20a,20a′……カ
ム面、21a,21a′……カム面、21,21′
……軸支部、22,22′……軸支部、23,2
3′……軸支部、24,24′……横長孔、26,
26′……ブラケツト、29,29′……開口保持
部。
用二軸型蝶番の一実施例を示した切り欠き平面図
と正面図と右側面図、第4図イ,ロは第1図−
線に沿う戸閉じ状態の横断面図と戸開き状態の
横断面図、第5図イ,ロは第1図−線に沿う
戸閉じ状態の横断面図と戸開き状態の横断面図、
第6図は本考案に係る二軸型蝶番を備えた家具の
略示正面図、第7図は第6図−線に沿う拡大
横断面図、第8図は従来の蝶番をこれが装着され
た家具と共に略示した平面図、第9図は従来の蝶
番における軸ピンとノブとの位置関係を略示した
正面図である。 1……戸取付枠、2……回動戸、4……走行
戸、10……二軸型蝶番、11……戸取付枠の開
口面、13……蝶番用本体、14……第1取付
板、15……第2取付板、16,16′……軸ピ
ン、17,17′……ホルダ、18,18′……緩
衝用のバネ、19,19′……ラツチ用のバネ、
20,20′……ラツチ、20a,20a′……カ
ム面、21a,21a′……カム面、21,21′
……軸支部、22,22′……軸支部、23,2
3′……軸支部、24,24′……横長孔、26,
26′……ブラケツト、29,29′……開口保持
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回動戸2と走行戸4とを相対回動自在かつ相対
スライド自在に連結するために、 蝶番用本体13、および、 回動戸2、走行戸4にそれぞれ取りつけられる
第1取付板14と第2取付板15、および、 蝶番用本体13と第1取付板14、蝶番用本体
13と第2取付板15とを互いに枢着するための
各軸ピン16,16′、および、 蝶番用本体13、第1取付板14相互の屈伸、
蝶番用本体13、第2取付板15相互の屈伸に節
度をもたせるための各ラツチ20,20′、およ
び、 これらラツチ20,20′を保持するための各
ホルダ17,17′、および、 これらラツチ20,20′に弾発力を付与する
ための各バネ19,19′、および、 これらホルダ17,17′に緩衝用の弾発力を
付与するための各バネ18,18′を含んでいる
こと、 蝶番用本体13が、第1取付板14、第2取付
板15の各内側端部と対応する両外側端部にそれ
ぞれ軸支部21,22,21′,22′を備えてお
り、第1取付板14側にある少なくとも一つの軸
支部、および、第2取付板15側にある少なくと
も一つの軸支部には、これらの外周面に段差のあ
るカム面20a,20a′がそれぞれ形成されてい
ること、 第1取付板14と第2取付板15とが、蝶番用
本体13の連結端部と対応する各内側端部にそれ
ぞれ横長孔24,24′を有する軸支部23,2
3′を備えていること、 各ラツチ20,20′が、蝶番用本体13にあ
つてカム面20a,20a′をもつ各軸支部の外周
面と当接自在に対応する先端部を備えているこ
と、 各ホルダ17,17′が、これの内部にラツチ
20,20′を収納するための開口保持部29,
29′を有するとともに、これの内側端より突出
するブラケツト26,26′を備えていること、 各ラツチ20,20′は、これの軸線方向沿い
に移動自在なるよう、バネ19,19′と共にホ
ルダ17,17′の開口保持部29,29′内に収
納され、かつ、バネ19,19′の弾発力を受け
た各ラツチ20,20′が、これらの先端部をそ
れぞれの開口保持部29,29′よりその外部へ
突出させていること、 これらラツチ20,20′およびラツチ用バネ
19,19′を保持した各ホルダ17,17′が、
第1取付板14、第2取付板15の各板面上にス
ライド自在に保持されているとともに、第1取付
板14とその上のホルダ17、および、第2取付
板15とその上のホルダ17′とにわたり、それ
ぞれ緩衝用のバネ18,18′が装着されている
こと、 一方のホルダ17を保持した第1取付板14の
連結端部と蝶番用本体13における一方の連結端
部とが互いに突き合わされて、蝶番用本体13の
当該連結端部側にある軸支部21,22と、第1
取付板14の軸支部23と、第1取付板14上に
あるホルダ17のブラケツト26とが同一軸線上
に配列され、かつ、これらの連結端部において各
軸支部21,22,23とブラケツト26とを貫
通した一方の軸ピン16が、第1取付板14と蝶
番用本体13とを相対回動自在かつ相対スライド
自在に連結しているとともに、第1取付板14と
その上のホルダ17とにわたつて装着された一方
の緩衝用バネ18が、第1取付板14側のホルダ
17に対して、蝶番用本体13と第1取付板14
との連結端部側へ向かう力を付与していること、
および、 第1取付板14側にあつて一方の軸ピン16と
直交する一方のラツチ20の先端部が、蝶番用本
体13にあつて一方のカム面20aをもつ軸支部
の外周面に当接していること、 他方のホルダ17′を保持した第2取付板15
の連結端部と蝶番用本体13における他方の連結
端部とが互いに突き合わされて、蝶番用本体13
の他方の連結端部側にある軸支部21′,22′
と、第2取付板15の軸支部23′と、第2取付
板15上にあるホルダ17′のブラケツト26′と
が同一軸線上に配列され、かつ、これらの連結端
部において各軸支部21′,22′,23′とブラ
ケツト26′とを貫通した他方の軸ピン16′が、
第2取付板15と蝶番用本体13とを相対回動自
在かつ相対スライド自在に連結しているととも
に、第2取付板15とその上のホルダ17′とに
わたつて装着された他方の緩衝用バネ18′が、
第2取付板15側のホルダ17′に対して、蝶番
用本体13と第2取付板15との連結端部側へ向
かう力を付与していること、および、 第2取付板15側にあつて他方の軸ピン16′
と直交する他方のラツチ20′の先端部が、蝶番
用本体13にあつて他方のカム面20a′をもつ軸
支部の外周面に当接していることを特徴とする折
畳戸用二軸型蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20130086U JPH0524789Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20130086U JPH0524789Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63108987U JPS63108987U (ja) | 1988-07-13 |
JPH0524789Y2 true JPH0524789Y2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
ID=31164620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20130086U Expired - Lifetime JPH0524789Y2 (ja) | 1986-12-30 | 1986-12-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524789Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2749212B2 (ja) * | 1991-06-17 | 1998-05-13 | 立川ブラインド工業株式会社 | 間仕切りパネル |
JP4541960B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2010-09-08 | グローリー株式会社 | 扉装置 |
-
1986
- 1986-12-30 JP JP20130086U patent/JPH0524789Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63108987U (ja) | 1988-07-13 |
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