JPH05242784A - 電磁リレー - Google Patents
電磁リレーInfo
- Publication number
- JPH05242784A JPH05242784A JP4350392A JP4350392A JPH05242784A JP H05242784 A JPH05242784 A JP H05242784A JP 4350392 A JP4350392 A JP 4350392A JP 4350392 A JP4350392 A JP 4350392A JP H05242784 A JPH05242784 A JP H05242784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- sealing
- filter part
- housing
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H9/04—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
- H01H9/047—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings provided with venting means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/023—Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立作業が簡単で、しかも開閉性能にも優れ
たシール型のものを提供する。 【構成】 電磁石部A と、電磁石部A により駆動される
スイッチ部B と、を内部に収容したハウジングC が、そ
の外郭つまり基台6 の一部を耐水性と通気性とを合わせ
持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部8 で形成され
るよう、熱硬化性接着剤9 により加熱封止された構成に
なっている。従って、プリント基板への接続後に丸洗い
しても、フィルター部8 が耐水性を有するので内部に洗
浄液が浸入することがなく、また、フィルター部8 が通
気性を有するので、加熱封止する際、膨張した空気がフ
ィルター部8 から逃げるために空気抜き穴を後で封止す
る余分な作業を必要とせず、しかも実使用において高負
荷開閉を行っても、発生した熱がフィルター部8 から外
部に逃げるので、内部に熱が籠もることなく開閉性能に
も優れたものとなる。
たシール型のものを提供する。 【構成】 電磁石部A と、電磁石部A により駆動される
スイッチ部B と、を内部に収容したハウジングC が、そ
の外郭つまり基台6 の一部を耐水性と通気性とを合わせ
持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部8 で形成され
るよう、熱硬化性接着剤9 により加熱封止された構成に
なっている。従って、プリント基板への接続後に丸洗い
しても、フィルター部8 が耐水性を有するので内部に洗
浄液が浸入することがなく、また、フィルター部8 が通
気性を有するので、加熱封止する際、膨張した空気がフ
ィルター部8 から逃げるために空気抜き穴を後で封止す
る余分な作業を必要とせず、しかも実使用において高負
荷開閉を行っても、発生した熱がフィルター部8 から外
部に逃げるので、内部に熱が籠もることなく開閉性能に
も優れたものとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングが封止され
た、いわゆるシール型の電磁リレーに関するものであ
る。
た、いわゆるシール型の電磁リレーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁リレーとして、電磁石部と、
電磁石部により駆動されるスイッチ部と、これら各部材
を内部に収容して封止されたハウジングと、を有して構
成された、いわゆるシール型のものが存在する。
電磁石部により駆動されるスイッチ部と、これら各部材
を内部に収容して封止されたハウジングと、を有して構
成された、いわゆるシール型のものが存在する。
【0003】さらに詳しくは、前記ハウジングは、電磁
石部及びスイッチ部が外部接続端子を導出して配設され
た基台と、基台に取着されたケースと、からなり、その
基台又はケースに貫通穴が設けられ、その貫通穴以外の
箇所を熱硬化性接着剤で加熱封止して後、その貫通穴を
常温硬化性接着剤で封止して内部が気密空間となるよう
形成されている。
石部及びスイッチ部が外部接続端子を導出して配設され
た基台と、基台に取着されたケースと、からなり、その
基台又はケースに貫通穴が設けられ、その貫通穴以外の
箇所を熱硬化性接着剤で加熱封止して後、その貫通穴を
常温硬化性接着剤で封止して内部が気密空間となるよう
形成されている。
【0004】ところで、電磁リレーの内部を気密空間に
する場合、初めから封止する全箇所を熱硬化性接着剤で
加熱封止すると、その熱により膨張した内部の空気の逃
げ道がないので、接着剤のところから無理に外部に出よ
うとして、封止箇所に孔が開いてしまい気密を保つこと
ができないため、予め空気の逃げ道を設けておく必要が
あり、上記した貫通穴は、そのためのものである。そし
て、この貫通穴以外の封止箇所の熱硬化性接着剤による
加熱封止( 以下、一次封止と称する) が行われた後、貫
通穴の常温硬化性接着剤による封止( 以下、二次封止と
称する) が行われて、内部が気密空間に保たれるわけで
ある。
する場合、初めから封止する全箇所を熱硬化性接着剤で
加熱封止すると、その熱により膨張した内部の空気の逃
げ道がないので、接着剤のところから無理に外部に出よ
うとして、封止箇所に孔が開いてしまい気密を保つこと
ができないため、予め空気の逃げ道を設けておく必要が
あり、上記した貫通穴は、そのためのものである。そし
て、この貫通穴以外の封止箇所の熱硬化性接着剤による
加熱封止( 以下、一次封止と称する) が行われた後、貫
通穴の常温硬化性接着剤による封止( 以下、二次封止と
称する) が行われて、内部が気密空間に保たれるわけで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーのようなシール型のものにあっては、プリント基板
に外部接続端子をはんだ接続して後、そのはんだ接続の
際に使用したフラックス残渣を除去すべく、洗浄液の中
にプリント基板と共に浸積して丸洗いしても、内部に洗
浄液が浸入することがない。
レーのようなシール型のものにあっては、プリント基板
に外部接続端子をはんだ接続して後、そのはんだ接続の
際に使用したフラックス残渣を除去すべく、洗浄液の中
にプリント基板と共に浸積して丸洗いしても、内部に洗
浄液が浸入することがない。
【0006】しかしながら、気密封止されて外部と内部
との空気の流通がないので、実際に通電して実使用され
る際において、内部に熱が籠もる等の理由で、特に高負
荷開閉の場合にその開閉性能が著しく低下することがあ
る。
との空気の流通がないので、実際に通電して実使用され
る際において、内部に熱が籠もる等の理由で、特に高負
荷開閉の場合にその開閉性能が著しく低下することがあ
る。
【0007】また、気密封止するために、一次封止と二
次封止との2工程が必要であり、それだけ組立作業が複
雑で工数も多く掛かる。
次封止との2工程が必要であり、それだけ組立作業が複
雑で工数も多く掛かる。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、組立作業が簡単で、しか
も開閉性能にも優れたシール型の電磁リレーを提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、組立作業が簡単で、しか
も開閉性能にも優れたシール型の電磁リレーを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の電磁リレーは、電磁石部と、電磁石部
により駆動されるスイッチ部と、これら各部材を内部に
収容して封止されたハウジングと、を有する電磁リレー
において、前記ハウジングが、その外郭の一部を耐水性
と通気性とを合わせ持つ連続多孔質材料よりなるフィル
ター部で形成された構成にしてある。
ために、本発明の電磁リレーは、電磁石部と、電磁石部
により駆動されるスイッチ部と、これら各部材を内部に
収容して封止されたハウジングと、を有する電磁リレー
において、前記ハウジングが、その外郭の一部を耐水性
と通気性とを合わせ持つ連続多孔質材料よりなるフィル
ター部で形成された構成にしてある。
【0010】
【作用】本発明の電磁リレーによれば、封止されるハウ
ジングが、その外郭の一部を耐水性と通気性とを合わせ
持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部で形成されて
いるから、プリント基板にはんだ接続して後、洗浄液の
中に浸積して丸洗いしても、フィルター部が耐水性を有
するという一方の性質のために内部に洗浄液が浸入する
ことがなく、また、フィルター部が通気性を有するとい
う他方の性質のために、熱硬化性接着剤により加熱封止
する際、熱で膨張した内部の空気がフィルター部から外
部に逃げるので、従来例のように予め空気の逃げ道とし
ての貫通穴を設けておき、熱硬化性接着剤による一次封
止を行った後、常温硬化性接着剤による貫通穴の二次封
止を行うといった2工程の作業を必要とせず、熱硬化性
接着剤による加熱封止の1工程のみでよく組立作業が簡
単になり、しかも、実使用において高負荷開閉を行って
も、発生した熱がフィルター部から外部に逃げるので、
内部に熱が籠もることもなく開閉性能にも優れたものと
なる。
ジングが、その外郭の一部を耐水性と通気性とを合わせ
持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部で形成されて
いるから、プリント基板にはんだ接続して後、洗浄液の
中に浸積して丸洗いしても、フィルター部が耐水性を有
するという一方の性質のために内部に洗浄液が浸入する
ことがなく、また、フィルター部が通気性を有するとい
う他方の性質のために、熱硬化性接着剤により加熱封止
する際、熱で膨張した内部の空気がフィルター部から外
部に逃げるので、従来例のように予め空気の逃げ道とし
ての貫通穴を設けておき、熱硬化性接着剤による一次封
止を行った後、常温硬化性接着剤による貫通穴の二次封
止を行うといった2工程の作業を必要とせず、熱硬化性
接着剤による加熱封止の1工程のみでよく組立作業が簡
単になり、しかも、実使用において高負荷開閉を行って
も、発生した熱がフィルター部から外部に逃げるので、
内部に熱が籠もることもなく開閉性能にも優れたものと
なる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて以下に説
明する。このものは、電磁石部Aとスイッチ部B とハウ
ジングC とからなっている。
明する。このものは、電磁石部Aとスイッチ部B とハウ
ジングC とからなっている。
【0012】電磁石部A は、磁性材料により棒状に形成
された鉄芯1 と、鉄芯1 にコイル枠2aを介して巻回され
その端末をコイル端子2bに接続されたコイル2 と、磁性
材料によりL字状に形成され一端部を鉄芯1 の基端部に
固着された継鉄3 と、磁性材料により中央部を鈍角に折
曲した一方片4aと他方片4bとで略L字状に形成されその
中央部を継鉄3 の他端部に回動自在に支持されて一方片
4bが鉄芯1 の先端部に吸引釈放される接極子4 と、で構
成されている。
された鉄芯1 と、鉄芯1 にコイル枠2aを介して巻回され
その端末をコイル端子2bに接続されたコイル2 と、磁性
材料によりL字状に形成され一端部を鉄芯1 の基端部に
固着された継鉄3 と、磁性材料により中央部を鈍角に折
曲した一方片4aと他方片4bとで略L字状に形成されその
中央部を継鉄3 の他端部に回動自在に支持されて一方片
4bが鉄芯1 の先端部に吸引釈放される接極子4 と、で構
成されている。
【0013】スイッチ部B は、対向する一対の接点5a,5
a を先端部にそれぞれ設けて平行に並設された一対の接
点ばね5,5 が、その基部を後述する基台6 に貫通固着し
て形成されており、接極子4 の一方片4aが鉄芯1 に吸引
されると、その他方片4bにより駆動されて開閉するよう
になっている。
a を先端部にそれぞれ設けて平行に並設された一対の接
点ばね5,5 が、その基部を後述する基台6 に貫通固着し
て形成されており、接極子4 の一方片4aが鉄芯1 に吸引
されると、その他方片4bにより駆動されて開閉するよう
になっている。
【0014】ハウジングC は、基台6 とカバー7 とフィ
ルター部8 とで構成されている。基台6 は、絶縁材料に
より、貫通穴6aを有して略平板状に形成され、その両端
部には、一対の接点ばね5,5 及びコイル端子2bが、それ
ぞれの他端を外部接続端子として外側に導出して固着さ
れている。
ルター部8 とで構成されている。基台6 は、絶縁材料に
より、貫通穴6aを有して略平板状に形成され、その両端
部には、一対の接点ばね5,5 及びコイル端子2bが、それ
ぞれの他端を外部接続端子として外側に導出して固着さ
れている。
【0015】カバー7 は、絶縁材料により、一方面を開
口した箱形に形成され、基台6 に嵌合して取着される。
口した箱形に形成され、基台6 に嵌合して取着される。
【0016】フィルター部8 は、耐水性と通気性とを合
わせ持つ連続多孔質材料より、シート状に形成されてい
る。
わせ持つ連続多孔質材料より、シート状に形成されてい
る。
【0017】この連続多孔質材料としては、例えばジャ
パンゴアテックス株式会社製のゴアテックスがあり、こ
のものは微細な空孔が相互に連絡しあって内部で途切れ
ることのない、いわゆる連続多孔質構造を形成するPT
FE (ポリテトラフロロエチレン) であって、その微細
な空孔により通気性を有するとともに、水接触角が大き
いために毛管現象を生じずに高い耐水性をも合わせ持っ
ている。つまり、空気は通すが、水は通さないという一
種のフィルターの働きをすることになる。
パンゴアテックス株式会社製のゴアテックスがあり、こ
のものは微細な空孔が相互に連絡しあって内部で途切れ
ることのない、いわゆる連続多孔質構造を形成するPT
FE (ポリテトラフロロエチレン) であって、その微細
な空孔により通気性を有するとともに、水接触角が大き
いために毛管現象を生じずに高い耐水性をも合わせ持っ
ている。つまり、空気は通すが、水は通さないという一
種のフィルターの働きをすることになる。
【0018】そして、ハウジングC は、次のようにして
封止される。まず、フィルター部8 が基台6 の貫通穴6a
を内側から覆うようにした状態で、その基台6 に電磁石
部A を搭載し、次いで、カバー7 を基台6 に嵌合した
後、基台6 側を上方にして、その嵌合部及び各端子の根
元に熱硬化性接着剤9 を塗布する。このとき熱硬化性接
着剤9 がフィルター部8 の外周にも達するよう、基台6
に連通路が形成されている。次いで、熱硬化性接着剤9
を加熱硬化すると、基台6 とカバー7 とフィルター部8
との間の隙間は、熱硬化性接着剤9 により封止されると
ともに、熱で膨張した内部の空気は通気性を有するフィ
ルター部8 から外部に逃げる。
封止される。まず、フィルター部8 が基台6 の貫通穴6a
を内側から覆うようにした状態で、その基台6 に電磁石
部A を搭載し、次いで、カバー7 を基台6 に嵌合した
後、基台6 側を上方にして、その嵌合部及び各端子の根
元に熱硬化性接着剤9 を塗布する。このとき熱硬化性接
着剤9 がフィルター部8 の外周にも達するよう、基台6
に連通路が形成されている。次いで、熱硬化性接着剤9
を加熱硬化すると、基台6 とカバー7 とフィルター部8
との間の隙間は、熱硬化性接着剤9 により封止されると
ともに、熱で膨張した内部の空気は通気性を有するフィ
ルター部8 から外部に逃げる。
【0019】以上のようにして、ハウジングC は、外郭
の一部をフィルター部8 で形成され、その内部に電磁石
部A とスイッチ部B とを収容して熱硬化性接着剤9 によ
り封止され、いわゆるシール型の電磁リレーを構成して
いる。
の一部をフィルター部8 で形成され、その内部に電磁石
部A とスイッチ部B とを収容して熱硬化性接着剤9 によ
り封止され、いわゆるシール型の電磁リレーを構成して
いる。
【0020】かかる電磁リレーにあっては、封止される
ハウジングC が、外郭の一部を耐水性と通気性とを合わ
せ持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部8 で形成さ
れているから、プリント基板にはんだ接続して後、洗浄
液の中に浸積して丸洗いしても、フィルター部8 が耐水
性を有するという一方の性質のために内部に洗浄液が浸
入することがなく、また、フィルター部8 が通気性を有
するという他方の性質のために、熱硬化性接着剤9 によ
り加熱封止する際、熱で膨張した内部の空気がフィルタ
ー部8 から外部に逃げるので、従来例のように予め空気
の逃げ道としての貫通穴を設けておき、熱硬化性接着剤
による一次封止を行った後、常温硬化性接着剤による貫
通穴の二次封止を行うといった2工程の作業を必要とせ
ず、熱硬化性接着剤9 による加熱封止の1工程のみでよ
く組立作業が簡単になり、しかも、実使用において高負
荷開閉を行っても、発生した熱がフィルター部8 から外
部に逃げるので、内部に熱が籠もることもなく開閉性能
にも優れたものとなる。
ハウジングC が、外郭の一部を耐水性と通気性とを合わ
せ持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部8 で形成さ
れているから、プリント基板にはんだ接続して後、洗浄
液の中に浸積して丸洗いしても、フィルター部8 が耐水
性を有するという一方の性質のために内部に洗浄液が浸
入することがなく、また、フィルター部8 が通気性を有
するという他方の性質のために、熱硬化性接着剤9 によ
り加熱封止する際、熱で膨張した内部の空気がフィルタ
ー部8 から外部に逃げるので、従来例のように予め空気
の逃げ道としての貫通穴を設けておき、熱硬化性接着剤
による一次封止を行った後、常温硬化性接着剤による貫
通穴の二次封止を行うといった2工程の作業を必要とせ
ず、熱硬化性接着剤9 による加熱封止の1工程のみでよ
く組立作業が簡単になり、しかも、実使用において高負
荷開閉を行っても、発生した熱がフィルター部8 から外
部に逃げるので、内部に熱が籠もることもなく開閉性能
にも優れたものとなる。
【0021】なお、本実施例では、フィルター部8 は、
ハウジングC の外郭の一部として基台6 に設けた貫通穴
6aを覆うよう熱硬化性接着剤9 により封止して形成され
ているが、ケース6 に同様に貫通穴を設けて形成されて
もよく、また、予め基台6 又はケース6 に成形等により
一体化しておいてもよい。
ハウジングC の外郭の一部として基台6 に設けた貫通穴
6aを覆うよう熱硬化性接着剤9 により封止して形成され
ているが、ケース6 に同様に貫通穴を設けて形成されて
もよく、また、予め基台6 又はケース6 に成形等により
一体化しておいてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の電磁リレーにあっては、封止さ
れるハウジングが、その外郭の一部を耐水性と通気性と
を合わせ持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部で形
成されているから、プリント基板にはんだ接続して後、
洗浄液の中に浸積して丸洗いしても、フィルター部が耐
水性を有するという一方の性質のために内部に洗浄液が
浸入することがなく、また、フィルター部が通気性を有
するという他方の性質のために、熱硬化性接着剤により
加熱封止する際、熱で膨張した内部の空気がフィルター
部から外部に逃げるので、従来例のように2工程の作業
を必要とせず、熱硬化性接着剤による加熱封止の1工程
のみでよく組立作業が簡単になり、しかも、実使用にお
いて高負荷開閉を行っても、発生した熱がフィルター部
から外部に逃げるので、内部に熱が籠もることもなく開
閉性能にも優れたものとなる。
れるハウジングが、その外郭の一部を耐水性と通気性と
を合わせ持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部で形
成されているから、プリント基板にはんだ接続して後、
洗浄液の中に浸積して丸洗いしても、フィルター部が耐
水性を有するという一方の性質のために内部に洗浄液が
浸入することがなく、また、フィルター部が通気性を有
するという他方の性質のために、熱硬化性接着剤により
加熱封止する際、熱で膨張した内部の空気がフィルター
部から外部に逃げるので、従来例のように2工程の作業
を必要とせず、熱硬化性接着剤による加熱封止の1工程
のみでよく組立作業が簡単になり、しかも、実使用にお
いて高負荷開閉を行っても、発生した熱がフィルター部
から外部に逃げるので、内部に熱が籠もることもなく開
閉性能にも優れたものとなる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
A 電磁石部 B スイッチ部 C ハウジング 8 フィルター部 9 熱硬化性接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 電磁石部と、電磁石部により駆動される
スイッチ部と、これら各部材を内部に収容して封止され
たハウジングと、を有する電磁リレーにおいて、 前記ハウジングが、その外郭の一部を耐水性と通気性と
を合わせ持つ連続多孔質材料よりなるフィルター部で形
成されたことを特徴とする電磁リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4350392A JPH05242784A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 電磁リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4350392A JPH05242784A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 電磁リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05242784A true JPH05242784A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12665528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4350392A Pending JPH05242784A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 電磁リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05242784A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1418604A1 (en) * | 2002-11-08 | 2004-05-12 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
JP2007073470A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Nec Tokin Corp | 電磁継電器 |
JP2009076364A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Nec Tokin Corp | 電磁継電器 |
US7538645B2 (en) | 2007-01-30 | 2009-05-26 | Nec Tokin Corporation | Electromagnetic relay |
WO2010000825A1 (de) * | 2008-07-03 | 2010-01-07 | Robert Bosch Gmbh | Anlasserrelais und entsprechende andrehvorrichtung mit anlasserrelais |
JP2011192658A (ja) * | 2011-07-05 | 2011-09-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 接点開閉装置 |
JP6377791B1 (ja) * | 2017-03-10 | 2018-08-22 | Emデバイス株式会社 | 電磁継電器 |
CN108630470A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-10-09 | 厦门宏发汽车电子有限公司 | 一种开关的透气孔结构及其开关 |
CN111029217A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 三友联众集团股份有限公司 | 一种绝缘体分体式电磁继电器 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4350392A patent/JPH05242784A/ja active Pending
Cited By (10)
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