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JPH0523998A - カ−ド類の打ち抜き装置 - Google Patents

カ−ド類の打ち抜き装置

Info

Publication number
JPH0523998A
JPH0523998A JP17380291A JP17380291A JPH0523998A JP H0523998 A JPH0523998 A JP H0523998A JP 17380291 A JP17380291 A JP 17380291A JP 17380291 A JP17380291 A JP 17380291A JP H0523998 A JPH0523998 A JP H0523998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
original plate
punching
unit printing
punch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17380291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Mochizuki
正典 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AISERU KK
ISEL Co Ltd
Original Assignee
AISERU KK
ISEL Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AISERU KK, ISEL Co Ltd filed Critical AISERU KK
Priority to JP17380291A priority Critical patent/JPH0523998A/ja
Publication of JPH0523998A publication Critical patent/JPH0523998A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原板保持枠により保持させた原板を単位印刷部
の配列間隔に合わせて送り装置により間欠的に移動さ
せ、この原板の停止状態で、ポンチセットとダイス9か
ら構成される打ち抜き型により順次前記単位印刷部を打
ち抜くようにした打ち抜き装置において、原板のたわん
だ部分がダイス孔15の前縁部15a とぶつからないように
すること 【構成】ダイス 9の上面の各ダイス孔15,15 における原
板の送り方向の前・後を、滑らかな凹面状としたこと

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュカード、ク
レジットカードなどのカード類の打ち抜き装置、特に、
その打ち抜き型に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】上記した形式の打ち抜き装置とし
て、既に、実公昭58− 11514号に開示した原板保持構造
を利用したものを提案した。このものは、図7に示すよ
うに、一枚のカードとなる矩形の単位印刷部 4,4 を具
備するようにした合成樹脂製の長方形の薄板である原板
Aから単位印刷部 4,4 (打ち抜き後の一枚のカードに
対応する)を打ち抜くものである。
【0003】この打ち抜き装置は、図8、図9に示すよ
うに、原板保持枠Bを間欠的に移送する送り装置Cと、
複数の打ち抜き用のポンチ 7,7 を並設したポンチセッ
ト 8とこれに対応するダイス 9からなる打ち抜き型Eか
ら構成される。このものでは、前記原板保持枠Bに原板
Aを固定し、送り装置を起動させると原板Aは間欠的に
移送されてポンチセット 8とダイス 9との間に挿入され
る。
【0004】そして、原板Aの単位印刷部 4, 4と前記
ポンチセット 8およびダイス 9の位置が合ったとき前記
移送が停止する。次に、移送の停止後、打ち抜き型のポ
ンチセット 8が降下してカードが打ち抜かれる。カード
の打ち抜きが終了して、ポンチセット 8が元の位置まで
上昇して停止したら、再び、移送が開始される。
【0005】この「移送→停止→打ち抜き→移送」の動
作が、原板Aの全部の単位印刷部 4, 4の打ち抜き完了
まで繰り返される。以上の手順により、原板Aの打ち抜
き・移送を行う打ち抜き装置である。しかしながら、こ
の従来のカード類の打ち抜き装置においては、原板A
が、図7、図8のように、打ち抜き型Eのポンチセット
8とダイス 9との間に挿入されるときに、その先端部
が、ダイス孔15の前縁部15a と衝突する不具合がある。
これは、既述のように原板A自体にたわみが生じやす
く、原板Aがポンチセット8とダイス 9との間に挿入さ
れる際に、図10に示すように、先端側がわずかに前傾姿
勢となっているからである。
【0006】そこで、本発明においては、カードの打ち
抜きの改善策として、打ち抜きの型に着目し、その構造
を改善することで上記問題点の解決をするものである。
本発明は、『原板保持枠Bに保持させた原板Aを単位印
刷部 4,4 の配列間隔に合わせて送り装置Cにより間欠
的に移動させ、この原板Aの停止状態で、ポンチセット
8とダイス 9から構成される打ち抜き型Eにより順次前
記単位印刷部 4,4 を打ち抜くようにした打ち抜き装
置』において、原板Aのたわんだ部分がダイス孔15の前
縁部15a とぶつからないようにすることをその課題とす
る。
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『ダイス 9の上面の各ダイス孔15,15 におけ
る原板Aの送り方向の前・後を、滑らかな凹面状とし
た』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。まず、
原板Aを原板保持枠Bに固定し、送り装置Cを起動して
単位印刷部4,4相互の送り間隔と等しい移動量で原板
保持枠Bを移動させる。原板Aは、その先端部がダイス
9とポンチセット 8との間に挿入されるとき、わずかに
前傾し、かつダイス孔15に臨んだ先端部分が下向きにた
わんでおり、該たわみ部がダイス孔15の区間ではダイス
上面よりも下に位置することとなるが、ダイス孔15の前
後を凹面状としているから原板Aのたわみ部はこの凹面
状部16よりも上方に位置する。
【0009】このようにして、原板Aの先端部が移送さ
れ、その単位印刷部 4,4 がポンチセット 8の直下に位
置したときに、送り装置Cを停止させる。この状態で、
ポンチセット 8を降下させて、単位印刷部 4,4 を原板
Aから打ち抜く。このとき、各ポンチ 7が各ダイス孔15
と各別に対応するが、ポンチ 7の刃先の前縁・後縁は、
凹面状の端縁となるダイス孔15の前縁部,後縁部と対向
してシャー角が形成される。
【0010】打ち抜いた後、原板Aには、単位印刷部
4,4 に対応した開口が連続し、この開口連続部の後縁
にたわみ部が生じるが、次の搬送工程においてもこのた
わみ部は上記搬送工程においても同様に凹面状部を通過
するから、ダイス 9の上面、特に、ダイス孔15,15 の前
縁部とは接触しない。このようにして、移送から停止、
打ち抜き、移送のサイクルを全単位印刷部 4,4 を打ち
抜くまで繰り返すこととなる。
【0011】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。原板Aがその打ち抜きの前後においてダイス 9
の開口の前部と衝突しないから、移送が円滑に行えると
共に、原板Aの損傷に伴う不良品の発生を防止すること
ができる。
【0012】ダイス 9の前・後縁部にシャー角が形成さ
れることから、打ち抜き型Eによる打ち抜き力が軽減さ
れ、仕上状態良好に打ち抜くことができると共に、型の
寿命も長くなる。
【0013】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。本実施例のものは、図8、図9に示す従来
例の技術のものとほぼ同様であり、ダイス 9の構成が後
述のように変更されている。ダイス 9は、図1のように
直方体状のブロックに形成したダイス 9の主体に打ち抜
き対象物の数および形に合わせたダイス孔15が上下方向
に貫通形成されている。この実施例では、原板Aにおい
て送り方向に配列された4列の単位印刷部 4,4 群に合
わせて、4つのダイス孔15,15 が並列され、各ダイス孔
15の断面は矩形状となっており、ダイス 9の上面の開口
縁の前縁部15a・後縁部15b の前後に続くダイス 9の上
面部に凹面状部16を形成している。
【0014】従って、隣接するダイス孔15,15 との境界
およびダイス 9の両端部の上面は、前後に延びる帯状平
面部14,14 となり、各ダイス孔15の上面開口端は、上記
前縁部15a ・後縁部15b に続く凹面状部16,16 と前記帯
状平面部14,14 とによって包囲されている。そして、5
つの帯状平面部14,14 の頂面は 1つの平面上に並列され
ている。
【0015】上記構成のダイス 9を装備させた打ち抜き
装置の場合も、「移送→停止→打ち抜き→移送」のサイ
クルで原板Aの単位印刷部 4,4が、原板Aの送り方向
に対して直角方向に並ぶ4つの単位印刷部 4,4 群毎に
順次打ち抜かれるが、原板Aの移送開始時、原板Aの先
端が、ダイス 9とポンチセット 8との間に挿入されたと
きの状態は次のようになる。
【0016】原板Aは保持枠Bにより両側縁および後縁
部が支持されており、原板Aの中央部は微小な角度で前
傾している。原板Aの先端部はダイス 9の帯状平面部1
4,14 の上面に対接するが、その板厚が面積に比して薄
く、ダイス孔15に臨んだ原板Aの先端部は、図2に示す
ようにたわみ部43となる。
【0017】原板Aの移送に伴ってこのたわみ部43がダ
イス孔15内に落ち込むが、ダイス 9の上面の帯状平面部
14 14 間は凹面状部16となっているから、たわみ部43が
ダイス 9の凹面状部16を通ることによって、原板Aの先
端部がダイス孔15の前縁部15a に触れることなくダイス
9の上面を通過する。以上の構成により、原板Aが支障
なく移動し、ポンチセット 8を構成する各ポンチ 7又は
ダイス孔15と、原板Aの各単位印刷部 4,4 とが一致し
た状態で原板Aの移動は停止し、ポンチセット 8の動作
により、単位印刷部 4,4 が打ち抜かれる。
【0018】打ち抜きが終わると、ポンチセット 8は初
期位置まで復帰駆動される。それが終わったら、原板A
を次の単位印刷部 4,4 まで移送する動作が開始され
る。このようにして、原板Aを所定の位置まで移送した
後停止させて、単位印刷部4, 4を打ち抜き、再び前記
移送の動作に至るサイクルが、原板Aの単位印刷部4,4
のすべてを打ち抜くまで繰り返されることとなる。
【0019】なお、原板Aの中間域の単位印刷部 4,4
の打ち抜きの際、図6に示すように原板Aのスクラップ
部に形成された抜き穴40,40の後端縁に既述のたわみ部4
3と同様のたわみが生じるが、これも前縁部15a と接触
することがない。更に、単位印刷部 4,4 の打ち抜きの
動作を仔細に眺めると、図2,図3に示すようにダイス
9の上面に形成された凹面状部16の端縁となる前縁部15
a および後縁部15b と単位印刷部 4,4 の端縁とがダイ
ス孔15における刃部となり、これにポンチ 7の下端平面
部の周縁が対応する。
【0020】従って、前縁部15a ・後縁部15b とポンチ
7の下面との対応部には、同図に示す単位印刷部 4,4
の前辺部および後辺部が原板Aから切断される際、シャ
ー角S,S’が形成され、原板Aの切断に要するポンチ
7の押し下げ力が軽減される。本実施例におけるダイス
9の上面の各凹面状部16は、ダイス孔15の前後の双方に
おいて形成された円弧状曲面としたが、該凹面状部16は
原板Aの先端部のたわみに触れず、シャー角を形成する
ものであれば他の曲面でもよい。
【0021】1例として、図4,図5に示すように、ダ
イス 9において、ダイス孔15の縁部側を低く、外周縁側
を高くした略球面状の凹面状部16としても良い。この場
合でも、打ち抜きの前後で原板Aのたわみ部分がダイス
9と接触することがなく、また、既述の実施例と同様に
単位印刷部 4,4 の切断のときのシャー角を有するもの
となる。
【0022】なお、通常のプリペイドカード用の原板A
では、凹面状部16の中央部との高低差が0.3〜0.4
mm程度となるように設定した場合、原板Aと前縁部15
a との衝突が回避できた。この高低差は、原板Aの材質
・種類により適宜設定すると良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイス9 の斜視図
【図2】打ち抜き状態の要部断面図
【図3】図2のX−X断面図
【図4】他の実施例の要部断面図
【図5】図4のY−Y断面図
【図6】打ち抜き途中の原板Aの説明図
【図7】従来のダイス 9と原板Aとの関係説明図
【図8】従来の打ち抜き装置の概略説明図
【図9】従来の図8のZ−Z断面図
【図10】従来の打ち抜き状態の要部断面図
【符号の説明】
7 ・・・ポンチ A・・・原板 9 ・・・ダイス 4 ・・・単位印刷部 15 ・・・ダイス孔 8 ・・・ポンチセット 16 ・・・凹面状部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 原板保持枠Bに保持させた原板Aを単位
    印刷部 4,4 の配列間隔に合わせて送り装置Cにより間
    欠的に移送させ、この原板Aの停止状態で、ポンチセッ
    ト 8とダイス 9から構成される打ち抜き型Eにより順次
    前記単位印刷部4,4 を打ち抜くようにした打ち抜き装
    置において、ダイス 9の上面の各ダイス孔15,15 におけ
    る原板Aの送り方向の前・後を滑らかな凹面状としたカ
    ード類の打ち抜き装置。
JP17380291A 1991-07-15 1991-07-15 カ−ド類の打ち抜き装置 Pending JPH0523998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17380291A JPH0523998A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 カ−ド類の打ち抜き装置

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JP17380291A JPH0523998A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 カ−ド類の打ち抜き装置

Publications (1)

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JPH0523998A true JPH0523998A (ja) 1993-02-02

Family

ID=15967433

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JP17380291A Pending JPH0523998A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 カ−ド類の打ち抜き装置

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JP (1) JPH0523998A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130000456A1 (en) * 2011-06-28 2013-01-03 Murata Machinery, Ltd. Nibbler assembly for punch press and method of forming elongated hole in sheet material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130000456A1 (en) * 2011-06-28 2013-01-03 Murata Machinery, Ltd. Nibbler assembly for punch press and method of forming elongated hole in sheet material
US8863626B2 (en) * 2011-06-28 2014-10-21 Murata Machinery, Ltd. Nibbler assembly for punch press and method of forming elongated hole in sheet material

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