[go: up one dir, main page]

JPH05237363A - 2液混合ディスペンサー - Google Patents

2液混合ディスペンサー

Info

Publication number
JPH05237363A
JPH05237363A JP7308192A JP7308192A JPH05237363A JP H05237363 A JPH05237363 A JP H05237363A JP 7308192 A JP7308192 A JP 7308192A JP 7308192 A JP7308192 A JP 7308192A JP H05237363 A JPH05237363 A JP H05237363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
mixture
dispenser
mixer
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7308192A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Shibata
信之 芝田
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7308192A priority Critical patent/JPH05237363A/ja
Publication of JPH05237363A publication Critical patent/JPH05237363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J4/00Feed or outlet devices; Feed or outlet control devices
    • B01J4/008Feed or outlet control devices

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 主剤タンク11からポンプ13により主剤を供給
し、硬化剤タンク15からポンプ17により硬化剤を供給
し、それらをミキサー19で混合して吐出する2液混合デ
ィスペンサーにおいて、ポンプ13、17とミキサー19との
間に圧力検出器35、37を設けた。 【効果】 主剤と硬化剤は粘度が異なっており、混合比
が変化すると、混合物の粘度が変化するから、圧力検出
器の検出圧力が変化する。2液の混合比に関する情報が
得られるので、混合物(製品)の品質管理を的確に行う
ことができ、製品歩留りを向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2液混合硬化型の樹脂
などを定量供給する2液混合ディスペンサーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば2液混合硬化型樹脂の主剤と硬化
剤を所定の比率で混合して供給する場合には通常、2液
混合ディスペンサーが使用される。2液混合ディスペン
サーとしては、ポンプの種類により、ギヤポンプ式、空
気圧式、チューブ変形式などが知られている。
【0003】ギヤポンプ式は、図6に示すように、主剤
タンク11よりギアポンプ13により定量供給された主剤
と、硬化剤タンク15よりギアポンプ17により定量供給さ
れた硬化剤とを、ミキサー19で混合し、吐出するもので
ある。ギアポンプ13、17は歯車の回転により液体を定量
供給するものである。
【0004】空気圧式は、図7に示すように、主剤の入
ったシリンダ21と、硬化剤の入ったシリンダ23に、それ
ぞれ空気圧をかけて、主剤と硬化剤を所定量ずつ供給
し、それらをミキサー19で混合して吐出するものであ
る。
【0005】チューブ変形式には、ピアノタッチ式とロ
ーラー式などがある。ピアノタッチ式は図8(イ)〜
(ハ)に示すように、チューブ27を複数のピストン29に
より順次固定ブロック31に押し付けて主剤(または硬化
剤)25を一定量ずつ絞り出すものである。またローラー
式は図9に示すように、チューブ27を矢印方向に回転す
る複数のローラー33で固定ブロック31に押し付けて主剤
(または硬化剤)25を一定量ずつ絞り出すものである。
主剤と硬化剤をミキサーで混合し、吐出する点はギヤポ
ンプ式などと同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の2液混合ディス
ペンサーは、主剤および硬化剤をポンプにより計量しな
がら供給しているが、長時間運転しているうちに部品の
摩耗その他の要因により主剤および硬化剤の供給量が変
化することがあり、従来のディスペンサーでは、この供
給量の変化を検知することができない。このため長時間
運転しているうちに主剤と硬化剤の混合比が変化してし
まい、所期の特性が得られなくなる場合がある。
【0007】このような問題をなくすためには、ポンプ
とミキサーの間に流量計(熱式質量流量計など)を設置
して常時、主剤および硬化剤の量を測定することが考え
られる。しかし流量計は、液体の流れが安定していれば
精度よく測定を行えるが、ディスペンサーのように液体
が一定量ずつ間欠的に流れる場合には精度よく流量を測
定することが困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決した2液混合ディスペンサーを提供するもの
で、その構成は、2液を混合して使用される液体を、1
液ずつポンプにより供給し、ミキサーで混合して吐出す
る2液混合ディスペンサーにおいて、ポンプとミキサー
の間に圧力検出器を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】一般に2液混合硬化型樹脂などの主剤と硬化剤
は粘度が異なっており(粘度が同じ場合は供給温度を変
えて粘度を異ならせることが可能)、粘度の異なる液体
を一定の比率で混合して吐出する場合には、2液の供給
圧力も一定に保たれる。ところが混合比が変化すると、
混合された液体の粘度が変化するため、2液の供給圧力
が変化する。したがって前記圧力検出器により適正な混
合比のときの圧力を測定しておき、その圧力を基準とし
て、その後の圧力変動を監視していれば2液の混合比が
変化したか否かを検知することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】実施例1 図1の2液混合ディスペンサーを用いた。このディスペ
ンサーは、主剤側のポンプ13とミキサー19の間、および
硬化剤側のポンプ17とミキサー19の間にそれぞれダイヤ
フラム式の圧力検出器35、37を設けたものである。
【0012】このディスペンサーで、2液混合硬化型エ
ポキシ樹脂用の主剤と硬化剤を混合して吐出した。主剤
タンク11から供給される主剤の粘度は8000cps 、硬化剤
タンク15から供給される硬化剤の粘度は80〜100cps、適
正な混合比は主剤:硬化剤=100:7、混合時の粘度は4
000cps である。
【0013】このとき圧力検出器35、37で検出した圧力
挙動を図2に示す。(イ)は連続吐出時、(ロ)は間欠
吐出時である。すなわち混合比が適正なときの連続吐出
時の圧力はP1 であり、間欠吐出時の最高圧力はP2
圧力が0kgf/cm2 G になるまでの時間はT2 である。
【0014】次に主剤:硬化剤の混合比を 100:10に変
えたときの圧力挙動を図3に示す。 (イ)連続吐出時には圧力がP1 より低くなり、また
(ロ)間欠吐出時には最高圧力がP2 より低く、かつ1
ショットの吐出時間がT2 より短くなる。これは、粘度
の低い硬化剤が多く入り、混合物の粘度が低下し、ノズ
ル部での液切れもよくなるためである。
【0015】次に主剤:硬化剤の混合比を 100:5に変
えたときの圧力挙動を図4に示す。 (イ)連続吐出時には圧力がP1 より高くなり、また
(ロ)間欠吐出時には最高圧力がP2 より高く、かつ吐
出時間がT2 より長くなる。これは、粘度の低い硬化剤
が少なくなり、混合物の粘度が高くなり、ノズル部で圧
力が立上がりやすくなるためである。
【0016】なお図1のディスペンサーで2液混合する
場合は、主剤および硬化剤の粘度がきわめて重要である
ので、恒温の室で行うことが望ましい。またミキサーお
よびノズル部ではヒーターと温度調整器により混合物の
温度を一定に保つことが望ましい。
【0017】実施例2 実施例1は混合する2液の粘度が異なる場合であるが、
2液の粘度が同等の場合でも、混合時の化学反応により
発熱または吸熱が発生するときは、圧力検出により混合
比が適正であるか否かをチェックすることが可能であ
る。
【0018】その理由は、例えば発熱反応が起きる場
合、主剤に対する硬化剤の量が標準混合比より少ないと
きは発熱が少なく、混合物の粘度が高くなって圧力が上
昇し、逆に主剤に対する硬化剤の量が標準混合比より多
いときは発熱が多く、混合物の粘度が低くなって圧力が
低下するからである。したがって2液の粘度が同等の場
合でも、混合時に発熱反応または吸熱反応が起きる場合
には、図1と同じ装置で混合比の変化を知ることができ
た。
【0019】実施例3 次に2液の粘度が同等で、混合時に発熱反応も吸熱反応
も発生しない場合には、主剤および硬化剤のいずれか一
方を加熱または冷却して粘度を強制的に変化させること
により、実施例1と同様に混合比の変化を検出すること
が可能である。このときの2液混合ディスペンサーの構
成を図5に示す。このディスペンサーは、硬化剤の供給
経路にヒーターまたは冷却管39を設けて、硬化剤を加熱
または冷却し、硬化剤の粘度を主剤と異ならせるように
したものである。それ以外の構成は図1のディスペンサ
ーと同じである。
【0020】以上の実施例では主剤と硬化剤の混合比の
変化をとらえる場合を説明したが、本発明のディスペン
サーを用いると、ディスペンサーの他の異常を検出する
ことも可能である。例えば、混合比は変わらないが、主
剤と硬化剤の量が同じ比率で増加したり、減少したりす
ると、吐出量の増減により圧力変動が発生するので、そ
の異常を検出できる。またミキサーまたはノズル部に混
合物が付着して硬化した場合には混合物の流体抵抗が増
大するので、やはり圧力変動が発生し、その異常を検出
できる。
【0021】また以上の実施例ではギヤポンプ式のディ
スペンサーを使用した場合を説明したが、本発明は空気
圧式またはチューブ変形式のディスペンサーにも同様に
適用できるものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
液混合ディスペンサーにおいて、2液の混合比に関する
情報が得られるので、混合物(製品)の品質管理を的確
に行うことができ、製品歩留りを向上させることができ
る。またディスペンサーの異常検知を行うことも可能で
あるので、ラインの省人化に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る2液混合ディスペン
サーを示す説明図。
【図2】 図1のディスペンサーにより適正な混合比で
混合物を吐出した場合の、(イ)は連続吐出時、(ロ)
は間欠吐出時の圧力挙動を示すグラフ。
【図3】 図1のディスペンサーにより不適正な混合比
で混合物を吐出した場合の、(イ)は連続吐出時、
(ロ)は間欠吐出時の圧力挙動を示すグラフ。
【図4】 図1のディスペンサーにより不適正な混合比
で混合物を吐出した場合の、(イ)は連続吐出時、
(ロ)は間欠吐出時の圧力挙動を示すグラフ。
【図5】 本発明の他の実施例に係る2液混合ディスペ
ンサーを示す説明図。
【図6】 従来のギヤポンプ式2液混合ディスペンサー
を示す説明図。
【図7】 従来の空気圧式2液混合ディスペンサーを示
す説明図。
【図8】 (イ)、(ロ)、(ハ)は従来のチューブ変
形式2液混合ディスペンサーの動作を示す説明図。
【図9】 従来のチューブ変形式2液混合ディスペンサ
ーの他の例の要部を示す説明図。
【符号の説明】
11:主剤タンク 13:ギヤポンプ 15:硬化剤タンク 17:ギヤポンプ 19:ミキサー 35、37:圧力検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2液を混合して使用される液体を、1液ず
    つポンプにより供給し、ミキサーで混合して吐出する2
    液混合ディスペンサーにおいて、ポンプとミキサーの間
    に圧力検出器を設けたことを特徴とする2液混合ディス
    ペンサー。
JP7308192A 1992-02-26 1992-02-26 2液混合ディスペンサー Pending JPH05237363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7308192A JPH05237363A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 2液混合ディスペンサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7308192A JPH05237363A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 2液混合ディスペンサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05237363A true JPH05237363A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13508029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7308192A Pending JPH05237363A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 2液混合ディスペンサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05237363A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8105524B2 (en) 2006-11-02 2012-01-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Compression molding method for electronic component and compression molding apparatus employed therefor
US11909053B2 (en) 2018-04-20 2024-02-20 Lg Chem, Ltd. Resin composition and battery module comprising the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8105524B2 (en) 2006-11-02 2012-01-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Compression molding method for electronic component and compression molding apparatus employed therefor
US8684718B2 (en) 2006-11-02 2014-04-01 Towa Corporation Compression molding method for electronic component and compression molding apparatus employed therefor
US11909053B2 (en) 2018-04-20 2024-02-20 Lg Chem, Ltd. Resin composition and battery module comprising the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN214773474U (zh) 挤压系统
US20070144977A1 (en) Gradient solution sending apparatus
US3917531A (en) Flow rate feedback control chromatograph
JP7591517B2 (ja) 塗布装置及び対応する塗布方法
EP0333325B1 (en) Ink drop control system with temperature compensation
US5308953A (en) Heater block holder for a capillary rheometer plunger pressure transducer
EP0776745B1 (en) Method of an apparatus for foaming a viscous material
JP4959565B2 (ja) 低流量動作を可能にするためのhplc定流量ポンプの閉ループ流量制御
JP3133320B2 (ja) 発泡材料のガス含量を制御する方法および装置
CN100427948C (zh) 流动相供给装置和方法以及使用该装置的液相色谱仪
JPH0688741A (ja) 2成分吐出装置の流量を計量する方法および装置
US12276629B2 (en) Method, data set and sensored mixer to sense a property of a liquid
US4762727A (en) Method for applying a liquefiable material onto a substrate conveyed in form of a web
JP2001513421A (ja) 二成分からなるシーリングコンパウンドを絶縁板ガラスのエッジ接合部に充填する機械
WO2017200838A1 (en) Plural component dispensing system
Hay et al. Pressure and temperature effects in slit rheometry
JPH05237363A (ja) 2液混合ディスペンサー
US20240326459A1 (en) Inkjet printing system and method for controlling jetting temperature
KR100319952B1 (ko) 용매를 부가하고, 다이가 장착된 비 재순환식의닥터링롤코팅장치
US4165631A (en) Instrument for the continuous measurement of viscosity, especially of bitumens
CN209174249U (zh) 一种采用红外线测厚仪进行涂布量闭环控制的涂胶装置
US11982607B2 (en) Method and measuring arrangement for determining a rheological property of a fluid
CN216024690U (zh) 一种黏性液体配比装置
JP6007281B1 (ja) 塗工装置及び塗工膜の製造方法
JP5966167B2 (ja) マイクロポンプ用流量測定装置及びマイクロポンプ