JPH05234029A - 磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH05234029A JPH05234029A JP3986792A JP3986792A JPH05234029A JP H05234029 A JPH05234029 A JP H05234029A JP 3986792 A JP3986792 A JP 3986792A JP 3986792 A JP3986792 A JP 3986792A JP H05234029 A JPH05234029 A JP H05234029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic head
- metal magnetic
- film
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、磁気回路の小型化をなし得るとと
もに高周波対応性を高めた新規な構造の磁気ヘッドおよ
びその製法に関する。 【構成】 本発明は、非磁性体からなる一対のハーフコ
アが、それらの側部に形成されたメタル磁性膜をギャッ
プ層を介して突き合わせメタル磁性膜どうしの間に磁気
ギャップを形成して一体化されてなり、前記ハーフコア
の側面に隣接するハーフコアの一面が、媒体対向面にさ
れてなる磁気ヘッドにおいて、ハーフコアの接合部分に
巻線窓が形成され、この巻線窓の周囲にこれを囲む環状
のメタル磁性膜が形成され、メタル磁性膜の一部が媒体
対向面に露出されて磁気ギャップが形成されてなるもの
である。 【効果】 本発明によれば、磁気回路が従来構造よりも
小さくなる。また、この小型化した磁気回路により記録
再生ができるので、高周波に対応した記録再生特性が得
られる。
もに高周波対応性を高めた新規な構造の磁気ヘッドおよ
びその製法に関する。 【構成】 本発明は、非磁性体からなる一対のハーフコ
アが、それらの側部に形成されたメタル磁性膜をギャッ
プ層を介して突き合わせメタル磁性膜どうしの間に磁気
ギャップを形成して一体化されてなり、前記ハーフコア
の側面に隣接するハーフコアの一面が、媒体対向面にさ
れてなる磁気ヘッドにおいて、ハーフコアの接合部分に
巻線窓が形成され、この巻線窓の周囲にこれを囲む環状
のメタル磁性膜が形成され、メタル磁性膜の一部が媒体
対向面に露出されて磁気ギャップが形成されてなるもの
である。 【効果】 本発明によれば、磁気回路が従来構造よりも
小さくなる。また、この小型化した磁気回路により記録
再生ができるので、高周波に対応した記録再生特性が得
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気回路の小型化をな
し得るとともに高周波対応性を高めた新規な構造の磁気
ヘッドに関する。
し得るとともに高周波対応性を高めた新規な構造の磁気
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに磁気記録される信号が高密
度化されてくるに従い、高い残留磁束密度を有する優れ
た磁性層を備えたメタルテープなどの磁気テープが使用
されてきている。このメタルテープなどの高い抗磁力を
有する磁気テープに適用される磁気ヘッドは、その磁気
ギャップにより発生される磁界強度を高くする必要があ
る。また、記録される信号の高密度化に伴い、磁気ヘッ
ドのトラック幅をより狭くする必要がある。
度化されてくるに従い、高い残留磁束密度を有する優れ
た磁性層を備えたメタルテープなどの磁気テープが使用
されてきている。このメタルテープなどの高い抗磁力を
有する磁気テープに適用される磁気ヘッドは、その磁気
ギャップにより発生される磁界強度を高くする必要があ
る。また、記録される信号の高密度化に伴い、磁気ヘッ
ドのトラック幅をより狭くする必要がある。
【0003】従来、このような要求を満たすために提供
されている磁気ヘッドの一従来例として、図12に示す
構造の磁気ヘッドAが知られている。この磁気ヘッドA
は、磁気コア半体1、1をガラスなどの接合材で溶着一
体化してなるもので、各磁気コア半体1は、メタル磁性
膜2を非磁性体からなる板状のサイドコア半体3、3で
挟んで一体化されている。前記メタル磁性膜2は、スパ
ッタなどの成膜法により高透磁率合金の金属磁性薄膜を
積層してなるもので、メタル磁性膜2の膜厚はトラック
幅に等しい値にされている。なお、前記磁気ヘッドAの
媒体対向面4は磁気テープに摺動する際の抵抗などを考
慮して曲面状に研摩されている。
されている磁気ヘッドの一従来例として、図12に示す
構造の磁気ヘッドAが知られている。この磁気ヘッドA
は、磁気コア半体1、1をガラスなどの接合材で溶着一
体化してなるもので、各磁気コア半体1は、メタル磁性
膜2を非磁性体からなる板状のサイドコア半体3、3で
挟んで一体化されている。前記メタル磁性膜2は、スパ
ッタなどの成膜法により高透磁率合金の金属磁性薄膜を
積層してなるもので、メタル磁性膜2の膜厚はトラック
幅に等しい値にされている。なお、前記磁気ヘッドAの
媒体対向面4は磁気テープに摺動する際の抵抗などを考
慮して曲面状に研摩されている。
【0004】また、媒体対向面4において、メタル磁性
膜2、2が接合された部分には、非磁性体からなるギャ
ップ層が介在されて磁気ギャップ5が形成されるととも
に、磁気コア半体1、1が接合された部分において、一
方の磁気コア半体1の側部には、巻線窓6が形成されて
いる。
膜2、2が接合された部分には、非磁性体からなるギャ
ップ層が介在されて磁気ギャップ5が形成されるととも
に、磁気コア半体1、1が接合された部分において、一
方の磁気コア半体1の側部には、巻線窓6が形成されて
いる。
【0005】一方、前記要求を満たすために提供されて
いる磁気ヘッドの他の従来例として、図13と図14に
示す構造の磁気ヘッドBが知られている。この磁気ヘッ
ドBは、一対のフェライト製の磁気コア半体11、11
の側部に凸部11aを形成し、凸部11aを覆うように
メタル磁性膜14とギャップ層13を形成し、磁気コア
半体11、11をギャップ層13を介して凸部11aど
うしで突き合わせ、磁気コア半体11、11をガラス層
15、15で接合してなる構造であり、MIG(Met
al In Gap)型と称されている磁気ヘッドであ
る。
いる磁気ヘッドの他の従来例として、図13と図14に
示す構造の磁気ヘッドBが知られている。この磁気ヘッ
ドBは、一対のフェライト製の磁気コア半体11、11
の側部に凸部11aを形成し、凸部11aを覆うように
メタル磁性膜14とギャップ層13を形成し、磁気コア
半体11、11をギャップ層13を介して凸部11aど
うしで突き合わせ、磁気コア半体11、11をガラス層
15、15で接合してなる構造であり、MIG(Met
al In Gap)型と称されている磁気ヘッドであ
る。
【0006】このMIG型の磁気ヘッドBは、メタル磁
性膜14を用いていない構成のフェライトヘッドに比較
すると、磁気ギャップから発生される磁界を強く急峻な
ものとすることができるので、磁気記録の高密度化に対
応することができる優れたものであり、VTRの映像記
録用の磁気ヘッド、あるいは、デジタルテープレコーダ
ー用の磁気ヘッドなどとして広く使用されている。
性膜14を用いていない構成のフェライトヘッドに比較
すると、磁気ギャップから発生される磁界を強く急峻な
ものとすることができるので、磁気記録の高密度化に対
応することができる優れたものであり、VTRの映像記
録用の磁気ヘッド、あるいは、デジタルテープレコーダ
ー用の磁気ヘッドなどとして広く使用されている。
【0007】また、従来、前記構造の磁気ヘッドBを製
造するには、まず、フェライトなどの磁性体からなる2
個のコアブロックを用意し、これらのコアブロックに溝
加工を施して複数の凹凸部を形成し、これらの凹凸部の
表面にスパッタなどの成膜法でメタル磁性膜を積層し、
次いでスパッタなどの成膜法でメタル磁性膜上にSiO
2 層などからなるギャップ層を形成する。
造するには、まず、フェライトなどの磁性体からなる2
個のコアブロックを用意し、これらのコアブロックに溝
加工を施して複数の凹凸部を形成し、これらの凹凸部の
表面にスパッタなどの成膜法でメタル磁性膜を積層し、
次いでスパッタなどの成膜法でメタル磁性膜上にSiO
2 層などからなるギャップ層を形成する。
【0008】次に、前記ギャップ層を形成したコアブロ
ックどうしをギャップ層どうしを介して突き合わせ、突
き合わせた部分の凹部を埋めるようにガラスを流し込ん
でコアブロックどうしを接合する。そして、接合したコ
アブロックを複数の磁気コアに切り出し、各磁気コアに
仕上加工を施して前記一対のコアブロックから複数の磁
気ヘッドを同時に製造している。
ックどうしをギャップ層どうしを介して突き合わせ、突
き合わせた部分の凹部を埋めるようにガラスを流し込ん
でコアブロックどうしを接合する。そして、接合したコ
アブロックを複数の磁気コアに切り出し、各磁気コアに
仕上加工を施して前記一対のコアブロックから複数の磁
気ヘッドを同時に製造している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す従来の磁
気ヘッドAにあっては、製造時において、磁気コア半体
1、1をガラスなどの接合材で接合する工程の他に、サ
イドコア半体3、3およびメタル磁性膜2を一体化する
ためにこれらを接着剤などで接合する工程を行なわなく
てはならず、製造工程が煩雑化する問題があった。ま
た、一般に磁気ヘッドを高周波対応とするためには、磁
気回路を小型化する必要があるが、図12に示す構成の
磁気ヘッドAにあっては、メタル磁性膜2がサイドコア
半体3、3の一面全部に形成されているのでこれ以上磁
気回路を小型化できない問題がある。
気ヘッドAにあっては、製造時において、磁気コア半体
1、1をガラスなどの接合材で接合する工程の他に、サ
イドコア半体3、3およびメタル磁性膜2を一体化する
ためにこれらを接着剤などで接合する工程を行なわなく
てはならず、製造工程が煩雑化する問題があった。ま
た、一般に磁気ヘッドを高周波対応とするためには、磁
気回路を小型化する必要があるが、図12に示す構成の
磁気ヘッドAにあっては、メタル磁性膜2がサイドコア
半体3、3の一面全部に形成されているのでこれ以上磁
気回路を小型化できない問題がある。
【0010】一方、図13と図14に示す従来の磁気ヘ
ッドBにあっては、フェライト製の磁気コア半体11を
用いているがために、フェライト材自体の磁気特性の限
界がメタル磁性膜14の磁気特性を抑制するので高周波
対応には限界があり、また、フェライト材が磁気コアの
大半を占めるために、結果的に磁気ヘッドコイルのイン
ダクタンスが大きくなる問題がある。
ッドBにあっては、フェライト製の磁気コア半体11を
用いているがために、フェライト材自体の磁気特性の限
界がメタル磁性膜14の磁気特性を抑制するので高周波
対応には限界があり、また、フェライト材が磁気コアの
大半を占めるために、結果的に磁気ヘッドコイルのイン
ダクタンスが大きくなる問題がある。
【0011】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、磁気コア半体を非磁性体で構成し、巻線窓の周囲
部分にメタル磁性膜を環状に配置して磁気回路を構成す
ることで、磁気回路を小型化して高周波対応を容易にす
るとともに、従来のメタルインギャップ型の磁気ヘッド
と同様の工程で製造することができて製造が容易な磁気
ヘッドおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。
あり、磁気コア半体を非磁性体で構成し、巻線窓の周囲
部分にメタル磁性膜を環状に配置して磁気回路を構成す
ることで、磁気回路を小型化して高周波対応を容易にす
るとともに、従来のメタルインギャップ型の磁気ヘッド
と同様の工程で製造することができて製造が容易な磁気
ヘッドおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記課題を解決するために、非磁性体からなる一対のハー
フコアを、それらの側部に形成されたメタル磁性膜をギ
ャップ層を介して突き合わせメタル磁性膜どうしの間に
磁気ギャップを形成して一体化してなり、前記ハーフコ
アの側面に隣接するハーフコアの一面を媒体対向面にし
てなる磁気ヘッドにおいて、ハーフコアの接合部分に巻
線窓を形成し、この巻線窓の周囲にこれを囲む環状のメ
タル磁性膜を形成し、メタル磁性膜の一部を媒体対向面
に露出させて磁気ギャップを形成してなるものである。
記課題を解決するために、非磁性体からなる一対のハー
フコアを、それらの側部に形成されたメタル磁性膜をギ
ャップ層を介して突き合わせメタル磁性膜どうしの間に
磁気ギャップを形成して一体化してなり、前記ハーフコ
アの側面に隣接するハーフコアの一面を媒体対向面にし
てなる磁気ヘッドにおいて、ハーフコアの接合部分に巻
線窓を形成し、この巻線窓の周囲にこれを囲む環状のメ
タル磁性膜を形成し、メタル磁性膜の一部を媒体対向面
に露出させて磁気ギャップを形成してなるものである。
【0013】請求項2記載の発明は前記課題を解決する
ために、非磁性体からなる一対のハーフコアを、それら
の側部に形成されたメタル磁性膜をギャップ層を介して
突き合わせメタル磁性膜どうしの間に磁気ギャップを形
成して一体化してなり、前記ハーフコアの側面に隣接す
るハーフコアの一面を媒体対向面にしてなる磁気ヘッド
において、各ハーフコアの側部の接合部分に溝部を形成
し、これらの溝部の内側面の一部を磁気ギャップに接近
するように傾斜して媒体対向面に到達させ、一対のハー
フコアの溝部により巻線窓を形成するとともに、前記溝
部の内面に前記巻線窓を囲んで媒体対向面に露出し媒体
対向面において磁気ギャップを形成するメタル磁性膜を
形成してなるものである。
ために、非磁性体からなる一対のハーフコアを、それら
の側部に形成されたメタル磁性膜をギャップ層を介して
突き合わせメタル磁性膜どうしの間に磁気ギャップを形
成して一体化してなり、前記ハーフコアの側面に隣接す
るハーフコアの一面を媒体対向面にしてなる磁気ヘッド
において、各ハーフコアの側部の接合部分に溝部を形成
し、これらの溝部の内側面の一部を磁気ギャップに接近
するように傾斜して媒体対向面に到達させ、一対のハー
フコアの溝部により巻線窓を形成するとともに、前記溝
部の内面に前記巻線窓を囲んで媒体対向面に露出し媒体
対向面において磁気ギャップを形成するメタル磁性膜を
形成してなるものである。
【0014】請求項3記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項1又は2記載の磁気ヘッドにおいて、メ
タル磁性膜を金属磁性薄膜の積層構造にしてなるもので
ある。
ために、請求項1又は2記載の磁気ヘッドにおいて、メ
タル磁性膜を金属磁性薄膜の積層構造にしてなるもので
ある。
【0015】請求項4記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項3記載の磁気ヘッドにおいて、各ハーフ
コアの1層の金属磁性薄膜のみで媒体対向面に露出され
るギャップ層を挟んでなるものである。
ために、請求項3記載の磁気ヘッドにおいて、各ハーフ
コアの1層の金属磁性薄膜のみで媒体対向面に露出され
るギャップ層を挟んでなるものである。
【0016】請求項5記載の発明は前記課題を解決する
ために、非磁性体のブロックに、傾斜した内側面を有す
る溝部を形成し、この溝部の内側面と底面にメタル磁性
膜を被覆するとともに、前記メタル磁性膜を被覆したブ
ロックを一対、溝部どうしを突き合わせ、メタル磁性膜
どうしをギャップ層を介して突き合わせてガラスなどの
接合材により接合した後、溝部どうしを突き合わせた面
に隣接するブロックの一面に研摩加工を施して各ブロッ
クのメタル磁性膜を露出させ、この一面を媒体対向面と
するものである。
ために、非磁性体のブロックに、傾斜した内側面を有す
る溝部を形成し、この溝部の内側面と底面にメタル磁性
膜を被覆するとともに、前記メタル磁性膜を被覆したブ
ロックを一対、溝部どうしを突き合わせ、メタル磁性膜
どうしをギャップ層を介して突き合わせてガラスなどの
接合材により接合した後、溝部どうしを突き合わせた面
に隣接するブロックの一面に研摩加工を施して各ブロッ
クのメタル磁性膜を露出させ、この一面を媒体対向面と
するものである。
【0017】
【作用】非磁性体のハーフコアの接合部に形成された巻
線窓を囲むようにメタル磁性膜による環状の磁気回路が
形成されているので、磁気回路が従来構造よりも小さく
なる。また、この小型化した磁気回路により記録再生が
できるので、高周波に対応した記録再生特性が得られ
る。更に、メタル磁性膜のみで記録再生ができるので、
フェライト部分の存在により高周波対応に限界を生じて
いた従来のMIG型の磁気ヘッドよりも有利になる。
線窓を囲むようにメタル磁性膜による環状の磁気回路が
形成されているので、磁気回路が従来構造よりも小さく
なる。また、この小型化した磁気回路により記録再生が
できるので、高周波に対応した記録再生特性が得られ
る。更に、メタル磁性膜のみで記録再生ができるので、
フェライト部分の存在により高周波対応に限界を生じて
いた従来のMIG型の磁気ヘッドよりも有利になる。
【0018】本発明方法によれば、従来のMIG型の磁
気ヘッドと同様に、ブロックの切出加工工程と金属磁性
薄膜の形成工程とガラス溶着工程と切断工程を行なうこ
とで本発明構造の磁気ヘッドを大量に製造できるので、
従来と同様の製造設備で同様の手順で磁気ヘッドを製造
できる。また、本発明方法を実施して磁気ヘッドを製造
することで、2つのブロックから多数の磁気ヘッドを同
時に製造することもできる。なお、本発明方法では、ガ
ラスにより溶着する工程が一度で済むので溶着工程を2
回以上必要とする従来構造の磁気ヘッドよりも溶着工程
が少なくなり、製造しやすくなるので低コストで製造で
きるようになる。
気ヘッドと同様に、ブロックの切出加工工程と金属磁性
薄膜の形成工程とガラス溶着工程と切断工程を行なうこ
とで本発明構造の磁気ヘッドを大量に製造できるので、
従来と同様の製造設備で同様の手順で磁気ヘッドを製造
できる。また、本発明方法を実施して磁気ヘッドを製造
することで、2つのブロックから多数の磁気ヘッドを同
時に製造することもできる。なお、本発明方法では、ガ
ラスにより溶着する工程が一度で済むので溶着工程を2
回以上必要とする従来構造の磁気ヘッドよりも溶着工程
が少なくなり、製造しやすくなるので低コストで製造で
きるようになる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図3は本発明に係る磁気ヘッド
の第1実施例の断面構造を示すものであり、この実施例
の磁気ヘッドCは、左右一対の磁気コア半体20、20
をそれらの側面部においてガラス部21、28により一
体に接合してなるもので、磁気コア半体20、20の図
1における上面側が媒体対向面22とされている。前記
磁気コア半体20は、結晶化ガラスあるいはセラミック
スなどの非磁性体からなる略長方形板状のハーフコア2
3と、このハーフコア23の側部側に形成されたメタル
磁性膜24とを主体として構成されている。
て説明する。図1ないし図3は本発明に係る磁気ヘッド
の第1実施例の断面構造を示すものであり、この実施例
の磁気ヘッドCは、左右一対の磁気コア半体20、20
をそれらの側面部においてガラス部21、28により一
体に接合してなるもので、磁気コア半体20、20の図
1における上面側が媒体対向面22とされている。前記
磁気コア半体20は、結晶化ガラスあるいはセラミック
スなどの非磁性体からなる略長方形板状のハーフコア2
3と、このハーフコア23の側部側に形成されたメタル
磁性膜24とを主体として構成されている。
【0020】前記ハーフコア23がそれぞれ接合されて
いる側面部には、溝部25が形成され、この溝部25
は、ハーフコア23の側面に平行な底面25aとこの底
面に対して傾斜された内側面25b、25bとからな
り、2つの内側面25bのうちの一方は、傾斜状態で媒
体対向面22に到達されている。
いる側面部には、溝部25が形成され、この溝部25
は、ハーフコア23の側面に平行な底面25aとこの底
面に対して傾斜された内側面25b、25bとからな
り、2つの内側面25bのうちの一方は、傾斜状態で媒
体対向面22に到達されている。
【0021】前記溝部25の底面25a上と内側面25
b上には、高透磁率で飽和磁束密度の高い軟磁性合金薄
膜などからなる複数の金属磁性薄膜24aが、個々に層
間絶縁層24bを介して積層され、金属磁性薄膜24a
…と層間絶縁層24b…とによってメタル磁性膜24が
形成されている。前記金属磁性薄膜24aを形成する軟
磁性材料は、飽和磁束密度が10000G以上のFe-
Al-Si系合金のセンダスト、Fe-Ta-C系などの
軟磁性合金、アモルファス合金など、通常 知られてい
るフェライトよりも飽和磁束密度の高い軟磁性材料を適
宜用いれば良い。また、磁気コア半体20のメタル磁性
膜24において、ハーフコア23に最も近い金属磁性薄
膜24aは、媒体対向面22に露出され、図3に示すよ
うに一対の磁気コア半体23、23のメタル磁性膜2
4、24の間には、SiO2、Al2O3、Al2O3、C
rSiO2などの非磁性層からなるギャップ層27が形
成され、媒体対向面22側にギャップGが形成されてい
る。また、ハーフコア23、23が一体化されて、ハー
フコア23、23の接合部には6角形状の巻線窓26が
形成されている。
b上には、高透磁率で飽和磁束密度の高い軟磁性合金薄
膜などからなる複数の金属磁性薄膜24aが、個々に層
間絶縁層24bを介して積層され、金属磁性薄膜24a
…と層間絶縁層24b…とによってメタル磁性膜24が
形成されている。前記金属磁性薄膜24aを形成する軟
磁性材料は、飽和磁束密度が10000G以上のFe-
Al-Si系合金のセンダスト、Fe-Ta-C系などの
軟磁性合金、アモルファス合金など、通常 知られてい
るフェライトよりも飽和磁束密度の高い軟磁性材料を適
宜用いれば良い。また、磁気コア半体20のメタル磁性
膜24において、ハーフコア23に最も近い金属磁性薄
膜24aは、媒体対向面22に露出され、図3に示すよ
うに一対の磁気コア半体23、23のメタル磁性膜2
4、24の間には、SiO2、Al2O3、Al2O3、C
rSiO2などの非磁性層からなるギャップ層27が形
成され、媒体対向面22側にギャップGが形成されてい
る。また、ハーフコア23、23が一体化されて、ハー
フコア23、23の接合部には6角形状の巻線窓26が
形成されている。
【0022】一方、図2に示すように、ハーフコア2
3、23の接合部における厚さ方向両端部には、ハーフ
コア23、23の端部側を切り欠いて形成した接合溝2
3aが形成されていて、この接合溝23aにもガラスが
充填されてガラス部28が形成されている。また、前記
接合溝23a、23aの間であって、ハーフコア23の
側面部には、接合溝23a、23aに挟まれた凸部23
bが形成され、各ハーフコア23の凸部23bと前記金
属磁性薄膜24aで図3に示すようにギャップ層27を
挟んで磁気ギャップGが形成されている。
3、23の接合部における厚さ方向両端部には、ハーフ
コア23、23の端部側を切り欠いて形成した接合溝2
3aが形成されていて、この接合溝23aにもガラスが
充填されてガラス部28が形成されている。また、前記
接合溝23a、23aの間であって、ハーフコア23の
側面部には、接合溝23a、23aに挟まれた凸部23
bが形成され、各ハーフコア23の凸部23bと前記金
属磁性薄膜24aで図3に示すようにギャップ層27を
挟んで磁気ギャップGが形成されている。
【0023】なお、図1に示す磁気ヘッドCの両側部に
は、前記巻線窓26に対応する高さ位置に巻線溝29が
形成され、一方の巻線溝29と巻線窓26の一端部側を
介して巻線コイルが設けられるように、また、他方の巻
線溝29と巻線窓26の他端部側を介して巻線コイルが
設けられるようになっている。
は、前記巻線窓26に対応する高さ位置に巻線溝29が
形成され、一方の巻線溝29と巻線窓26の一端部側を
介して巻線コイルが設けられるように、また、他方の巻
線溝29と巻線窓26の他端部側を介して巻線コイルが
設けられるようになっている。
【0024】前記構造の磁気ヘッドCにあっては、ギャ
ップ深さGdを3〜30μm程度、層間絶縁層24bの
厚さを0.01〜0.1μm程度、金属磁性薄膜24aの
厚さを5〜30μm程度、ギャップ層の厚さを0.1〜
0.5μm程度とすることができる。
ップ深さGdを3〜30μm程度、層間絶縁層24bの
厚さを0.01〜0.1μm程度、金属磁性薄膜24aの
厚さを5〜30μm程度、ギャップ層の厚さを0.1〜
0.5μm程度とすることができる。
【0025】前記構成の磁気ヘッドCは、従来の磁気ヘ
ッドと同様に、磁気テープなどの磁気記録媒体に対する
磁気記録と再生を行なうために使用する。それには、前
記磁気ヘッドCに設けた巻線コイルに通電して磁気ギャ
ップGの外方に磁束の勾配を形成してこれにより磁気記
録媒体の所用の箇所の磁化を行なえば良い。この場合、
高透磁率で飽和磁束密度の高い金属磁性薄膜24aが磁
気ギャップGの外方に急峻な磁界を生成させるので、抗
磁力の高い磁性層を備えた磁気記録媒体であっても余裕
をもって磁気記録を行なうことができ、磁気記録の高密
度化に対応することができる。また、フェライト部分と
金属磁性薄膜を用いた従来のMIG型の磁気ヘッドに比
較すると、フェライト部分が無いだけ高周波磁気記録に
有利である。
ッドと同様に、磁気テープなどの磁気記録媒体に対する
磁気記録と再生を行なうために使用する。それには、前
記磁気ヘッドCに設けた巻線コイルに通電して磁気ギャ
ップGの外方に磁束の勾配を形成してこれにより磁気記
録媒体の所用の箇所の磁化を行なえば良い。この場合、
高透磁率で飽和磁束密度の高い金属磁性薄膜24aが磁
気ギャップGの外方に急峻な磁界を生成させるので、抗
磁力の高い磁性層を備えた磁気記録媒体であっても余裕
をもって磁気記録を行なうことができ、磁気記録の高密
度化に対応することができる。また、フェライト部分と
金属磁性薄膜を用いた従来のMIG型の磁気ヘッドに比
較すると、フェライト部分が無いだけ高周波磁気記録に
有利である。
【0026】また、溝部24に沿って形成されたメタル
磁性膜24、24が巻線窓26の周囲を囲むような環状
の磁気回路を形成するので、図12に示す従来構造の磁
気ヘッドA、あるいは、図13と図14に示す従来構造
のMIG型の磁気ヘッドBと比較して磁気回路を小型化
することができる。従って従来の磁気ヘッドよりも高周
波対応に有利な特徴があり、磁気回路の小型化により磁
気記録媒体に記録された磁気情報を読み取り易くなり再
生時の効率も向上させることができる。更に、磁気ギャ
ップGに向けてメタル磁性膜24、24が傾斜しつつ接
近しているので、磁気ギャップGでの磁界発生に有利な
形状になっている。
磁性膜24、24が巻線窓26の周囲を囲むような環状
の磁気回路を形成するので、図12に示す従来構造の磁
気ヘッドA、あるいは、図13と図14に示す従来構造
のMIG型の磁気ヘッドBと比較して磁気回路を小型化
することができる。従って従来の磁気ヘッドよりも高周
波対応に有利な特徴があり、磁気回路の小型化により磁
気記録媒体に記録された磁気情報を読み取り易くなり再
生時の効率も向上させることができる。更に、磁気ギャ
ップGに向けてメタル磁性膜24、24が傾斜しつつ接
近しているので、磁気ギャップGでの磁界発生に有利な
形状になっている。
【0027】図4は本発明に係る磁気ヘッドの第2実施
例の概略構成を示すものである。図4に示す磁気ヘッド
Dは図1に示す磁気ヘッドCとほぼ同等の構成である
が、メタル磁性膜25、25によって形成される環状の
磁気回路の背部側、即ち、図4の下部側におけるハーフ
コア23の側面に、金属磁性薄膜30が形成された例で
ある。その他の構成は前記実施例の磁気ヘッドCと同等
である。
例の概略構成を示すものである。図4に示す磁気ヘッド
Dは図1に示す磁気ヘッドCとほぼ同等の構成である
が、メタル磁性膜25、25によって形成される環状の
磁気回路の背部側、即ち、図4の下部側におけるハーフ
コア23の側面に、金属磁性薄膜30が形成された例で
ある。その他の構成は前記実施例の磁気ヘッドCと同等
である。
【0028】この構造の磁気ヘッドDにあっても前記実
施例の磁気ヘッドCと同等の効果を得ることができる。
なお、この例の磁気ヘッドDは、磁気回路の背部側にも
金属磁性薄膜30を設けているので、磁気回路上のロス
となる後部ギャップを生じ難くなる。
施例の磁気ヘッドCと同等の効果を得ることができる。
なお、この例の磁気ヘッドDは、磁気回路の背部側にも
金属磁性薄膜30を設けているので、磁気回路上のロス
となる後部ギャップを生じ難くなる。
【0029】次に図1に示す構造の磁気ヘッドCの製造
方法の一例について説明する。磁気ヘッドCを製造する
には、まず、結晶化ガラスあるいはセラミックなどの非
磁性体からなる平面長方形状の板状のブロック40を用
い、このブロック40の上面にその長さ方向に沿って砥
石などを用いて研削加工を施して図6あるいは図7に示
すような溝部41を形成する。この溝部41は、ブロッ
ク40の上面に対して平行に形成した底面41aと、こ
の底面41aの両側に、底面41aに対して斜めに形成
した内側面41bとからなるものである。
方法の一例について説明する。磁気ヘッドCを製造する
には、まず、結晶化ガラスあるいはセラミックなどの非
磁性体からなる平面長方形状の板状のブロック40を用
い、このブロック40の上面にその長さ方向に沿って砥
石などを用いて研削加工を施して図6あるいは図7に示
すような溝部41を形成する。この溝部41は、ブロッ
ク40の上面に対して平行に形成した底面41aと、こ
の底面41aの両側に、底面41aに対して斜めに形成
した内側面41bとからなるものである。
【0030】続いて図8に示すようにブロック40の上
面全部に金属磁性薄膜45を複数、層間絶縁層とともに
交互に積層する。次いで図9に示すように、ブロック4
0の前面40aに、正面から見て輪郭が半楕円型になる
ような凹部42を複数、所定間隔毎に形成し、凹部4
2、42の間には凸部43を形成する。次に、図10に
示すように溝部41の外部の金属磁性薄膜45を研摩加
工などにより取り除く。これによりブロック40の溝部
41には、メタル磁性膜45’が形成される。
面全部に金属磁性薄膜45を複数、層間絶縁層とともに
交互に積層する。次いで図9に示すように、ブロック4
0の前面40aに、正面から見て輪郭が半楕円型になる
ような凹部42を複数、所定間隔毎に形成し、凹部4
2、42の間には凸部43を形成する。次に、図10に
示すように溝部41の外部の金属磁性薄膜45を研摩加
工などにより取り除く。これによりブロック40の溝部
41には、メタル磁性膜45’が形成される。
【0031】図10に示す状態のブロック40を一対形
成したならば、図11に示すようにメタル磁性膜4
5’、45’どうしを位置合わしてブロック40、40
をガラス部42、43により接合する。この接合には、
接合用のガラスを溶融してブロック40、40の凹凸部
に流し込むことによって行なえば良い。
成したならば、図11に示すようにメタル磁性膜4
5’、45’どうしを位置合わしてブロック40、40
をガラス部42、43により接合する。この接合には、
接合用のガラスを溶融してブロック40、40の凹凸部
に流し込むことによって行なえば良い。
【0032】次に、図11に示す状態に接合したブロッ
ク40、40の上面を砥石などを用いて研摩加工してゆ
くと、ブロック40、40の内部側に隠れていたメタル
磁性膜45’が露出してくるので、所定のギャップ深さ
になったところで加工を停止する。また、ブロック4
0、40を図11に示す鎖線に沿って切断することで、
図1に示す構造の磁気ヘッドCをブロック40、40か
ら多数同時に製造することができる。
ク40、40の上面を砥石などを用いて研摩加工してゆ
くと、ブロック40、40の内部側に隠れていたメタル
磁性膜45’が露出してくるので、所定のギャップ深さ
になったところで加工を停止する。また、ブロック4
0、40を図11に示す鎖線に沿って切断することで、
図1に示す構造の磁気ヘッドCをブロック40、40か
ら多数同時に製造することができる。
【0033】以上説明した方法を実施して磁気ヘッドC
を製造することで、2つのブロックから多数の磁気ヘッ
ドを同時に製造することができる。また、本発明方法に
よれば、図13と図14を基に先に説明したMIG型の
磁気ヘッドBと同様に、ブロックの切出加工工程と金属
磁性薄膜の形成工程とガラス溶着工程と切断工程を行な
うことで磁気ヘッドCを大量に製造できるので、従来と
同様の製造設備で同様の手順で磁気ヘッドCを製造する
ことができる。従って新規な構造の高性能の磁気ヘッド
Cを従来の磁気ヘッドB用の製造設備で製造することが
できる。なお、本発明方法では、ガラスにより溶着する
工程が一度で済むので溶着工程を2回以上必要とする図
12に示す構造の磁気ヘッドAよりも溶着工程が少なく
なり、製造しやすくなるので低コストで製造できるよう
になる。
を製造することで、2つのブロックから多数の磁気ヘッ
ドを同時に製造することができる。また、本発明方法に
よれば、図13と図14を基に先に説明したMIG型の
磁気ヘッドBと同様に、ブロックの切出加工工程と金属
磁性薄膜の形成工程とガラス溶着工程と切断工程を行な
うことで磁気ヘッドCを大量に製造できるので、従来と
同様の製造設備で同様の手順で磁気ヘッドCを製造する
ことができる。従って新規な構造の高性能の磁気ヘッド
Cを従来の磁気ヘッドB用の製造設備で製造することが
できる。なお、本発明方法では、ガラスにより溶着する
工程が一度で済むので溶着工程を2回以上必要とする図
12に示す構造の磁気ヘッドAよりも溶着工程が少なく
なり、製造しやすくなるので低コストで製造できるよう
になる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
磁性体からなるハーフコアの接合部に形成された巻線窓
を囲むようにメタル磁性膜を形成し、このメタル磁性薄
膜により環状の磁気回路を形成しているので、磁気コア
半体の側面全部にメタル磁性薄膜を形成していた従来構
造の磁気ヘッドに比較して磁気回路を小さくすることが
でき、磁気ヘッドの小型化をなし得る。また、前記小型
化した磁気回路により記録再生ができるので、従来の磁
気ヘッドよりも高周波に対応した記録再生特性が得られ
る。更に、メタル磁性膜による磁気回路のみで磁気記録
再生ができるので、フェライト部分の存在により高周波
対応に限界を生じていた従来のMIG型の磁気ヘッドよ
りも有利になる。
磁性体からなるハーフコアの接合部に形成された巻線窓
を囲むようにメタル磁性膜を形成し、このメタル磁性薄
膜により環状の磁気回路を形成しているので、磁気コア
半体の側面全部にメタル磁性薄膜を形成していた従来構
造の磁気ヘッドに比較して磁気回路を小さくすることが
でき、磁気ヘッドの小型化をなし得る。また、前記小型
化した磁気回路により記録再生ができるので、従来の磁
気ヘッドよりも高周波に対応した記録再生特性が得られ
る。更に、メタル磁性膜による磁気回路のみで磁気記録
再生ができるので、フェライト部分の存在により高周波
対応に限界を生じていた従来のMIG型の磁気ヘッドよ
りも有利になる。
【0035】また、本発明方法を実施して磁気ヘッドを
製造することで、2つのブロックから多数の磁気ヘッド
を同時に製造することができる。更に本発明方法によれ
ば、従来のMIG型の磁気ヘッドと同様に、ブロックの
切出加工工程と金属磁性薄膜の形成工程とガラス溶着工
程と切断工程を行なうことで本発明構造の磁気ヘッドを
大量に製造できるので、従来と同様の製造設備で同様の
手順で安価に磁気ヘッドを製造することができる。な
お、本発明方法では、ガラスにより溶着する工程が一度
で済むので溶着工程を2回以上必要とする従来構造の磁
気ヘッドよりも溶着工程が少なくなり、製造しやすくな
るので低コストで製造できるようになる。
製造することで、2つのブロックから多数の磁気ヘッド
を同時に製造することができる。更に本発明方法によれ
ば、従来のMIG型の磁気ヘッドと同様に、ブロックの
切出加工工程と金属磁性薄膜の形成工程とガラス溶着工
程と切断工程を行なうことで本発明構造の磁気ヘッドを
大量に製造できるので、従来と同様の製造設備で同様の
手順で安価に磁気ヘッドを製造することができる。な
お、本発明方法では、ガラスにより溶着する工程が一度
で済むので溶着工程を2回以上必要とする従来構造の磁
気ヘッドよりも溶着工程が少なくなり、製造しやすくな
るので低コストで製造できるようになる。
【図1】図1は本発明の第1実施例の磁気ヘッドの断面
図である。
図である。
【図2】図2は図1に示す磁気ヘッドの平面図である。
【図3】図3は図1に示す磁気ヘッドのギャップ部の内
部構造を示す断面図である。
部構造を示す断面図である。
【図4】図4は本発明の第2実施例の磁気ヘッドの断面
図である。
図である。
【図5】図5は本発明方法の実施に用いる非磁性体ブロ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【図6】図6は図5に示すブロックに巻線溝を形成した
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図7】図7は同巻線溝を形成したブロックを示す斜視
図である。
図である。
【図8】図8は同ブロックにトラック加工を施した状態
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図9】図9はトラック加工後にブロックに金属磁性薄
膜を成膜した状態を示す側面図である。
膜を成膜した状態を示す側面図である。
【図10】図10は金属磁性薄膜を形成した後のブロッ
クに研摩加工を施した状態を示す側面図である。
クに研摩加工を施した状態を示す側面図である。
【図11】図11は研摩加工後のブロックを接合した状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図12】図12は従来の磁気ヘッドの一構造例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図13】図13は従来のMIG型の磁気ヘッドの一構
造例を示す斜視図である。
造例を示す斜視図である。
【図14】図14は図13に示す磁気ヘッドの平面図で
ある。
ある。
C、D 磁気ヘッド、 G ギャッ
プ、20 磁気コア半体、 21、21 ガ
ラス部、22 媒体対向面、 23
ハーフコア、24 メタル磁性膜、 24
a 金属磁性薄膜、24b 層間絶縁層、
25 溝部、25a 底面、
25b 内側面、26 巻線窓、
27 ギャップ層、30 金属磁性
薄膜、
プ、20 磁気コア半体、 21、21 ガ
ラス部、22 媒体対向面、 23
ハーフコア、24 メタル磁性膜、 24
a 金属磁性薄膜、24b 層間絶縁層、
25 溝部、25a 底面、
25b 内側面、26 巻線窓、
27 ギャップ層、30 金属磁性
薄膜、
Claims (5)
- 【請求項1】 非磁性体からなる一対のハーフコアが、
それらの側部に形成されたメタル磁性膜をギャップ層を
介して突き合わせメタル磁性膜どうしの間に磁気ギャッ
プを形成して一体化されてなり、前記ハーフコアの側面
に隣接するハーフコアの一面が、媒体対向面にされてな
る磁気ヘッドにおいて、 ハーフコアの接合部分に巻線窓が形成され、この巻線窓
の周囲にこれを囲む環状のメタル磁性膜が形成され、メ
タル磁性膜の一部が媒体対向面に露出されて磁気ギャッ
プが形成されてなることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 非磁性体からなる一対のハーフコアが、
それらの側部に形成されたメタル磁性膜をギャップ層を
介して突き合わせメタル磁性膜どうしの間に磁気ギャッ
プを形成して一体化されてなり、前記ハーフコアの側面
に隣接するハーフコアの一面が、媒体対向面にされてな
る磁気ヘッドにおいて、 各ハーフコアの側部の接合部分に溝部が形成され、これ
らの溝部の内側面の一部が磁気ギャップに接近するよう
に傾斜して媒体対向面に到達され、一対のハーフコアの
溝部により巻線窓が形成されるとともに、前記溝部の内
面に前記巻線窓を囲んで媒体対向面に露出し媒体対向面
において磁気ギャップを形成するメタル磁性膜が形成さ
れてなることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の磁気ヘッドにおい
て、メタル磁性膜が金属磁性薄膜の積層構造にされてな
ることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項4】 請求項3記載の磁気ヘッドにおいて、各
ハーフコアの1層の金属磁性薄膜のみが媒体対向面に露
出されて磁気ギャップを挟んでなることを特徴とする磁
気ヘッド。 - 【請求項5】 非磁性体のブロックに、傾斜した内側面
を有する溝部を形成し、この溝部の内側面と底面にメタ
ル磁性膜を被覆するとともに、前記メタル磁性膜を被覆
したブロックを一対、溝部どうしを突き合わせ、メタル
磁性膜どうしをギャップ層を介して突き合わせてガラス
などの接合材により接合した後、溝部どうしを突き合わ
せた面に隣接するブロックの一面に研摩加工を施して各
ブロックのメタル磁性膜を露出させ、この一面を媒体対
向面とすることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3986792A JPH05234029A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3986792A JPH05234029A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234029A true JPH05234029A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12564926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3986792A Pending JPH05234029A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 磁気ヘッドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05234029A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19522494A1 (de) * | 1994-07-07 | 1996-01-18 | Siemens Ag | Verfahren zum Walzen eines Metallbandes |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP3986792A patent/JPH05234029A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19522494A1 (de) * | 1994-07-07 | 1996-01-18 | Siemens Ag | Verfahren zum Walzen eines Metallbandes |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05234029A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
| JP2959908B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| US4731299A (en) | Composite magnetic material | |
| JPS60231903A (ja) | 複合型磁気ヘツドおよびその製造方法 | |
| JP2959909B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| KR0152601B1 (ko) | 복합형 자기헤드 코아 및 그 제조방법 | |
| JPH05234026A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
| JP2933638B2 (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH0192908A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS6374116A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH05258230A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH1091912A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS62246110A (ja) | 複合型磁気ヘツドとその製造方法 | |
| JPH04271003A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS6334709A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
| JPH04229407A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH02289909A (ja) | 磁気ヘッドおよびこの磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH0573706U (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS63288407A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
| JPH05234028A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH03152706A (ja) | 複合型磁気ヘッド | |
| JPH11149613A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JP2000123314A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
| JPH07153016A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS61172204A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 |