JPH0522967A - インバータによる交流モーターの起動方法 - Google Patents
インバータによる交流モーターの起動方法Info
- Publication number
- JPH0522967A JPH0522967A JP3192449A JP19244991A JPH0522967A JP H0522967 A JPH0522967 A JP H0522967A JP 3192449 A JP3192449 A JP 3192449A JP 19244991 A JP19244991 A JP 19244991A JP H0522967 A JPH0522967 A JP H0522967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- motor
- inverter
- commercial
- time
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータによる交流モーターの起動時の回
転数の立ち上がりを急速に行い所望の定速回転数に速や
かに移行する。 【構成】 最初に商用交流電源により起動し、所望の回
転数に近付いたところでその極数状態で制御を一時中断
しインバータ制御に切り替える。
転数の立ち上がりを急速に行い所望の定速回転数に速や
かに移行する。 【構成】 最初に商用交流電源により起動し、所望の回
転数に近付いたところでその極数状態で制御を一時中断
しインバータ制御に切り替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータによる交流
モーターの起動において、インバータにより設定した所
望の回転数に短時間で到達させるようにした起動方法に
関する。
モーターの起動において、インバータにより設定した所
望の回転数に短時間で到達させるようにした起動方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】インバータによる交流モーターは商用交
流電源を任意の周波数に変換して所望の回転数で駆動す
ることができるのであるが、インバータは過電流を抑え
るため起動トルクが小さく、最初からインバータ制御で
起動すると、回転数の立ち上がり速度が遅く所望の回転
数に到達するのに長時間を要する欠点があり、特に、圧
造機のように慣性モーメントの大きいフライホイールを
有する機器においてはその傾向が著しく生産能率向上の
妨げとなつていた。
流電源を任意の周波数に変換して所望の回転数で駆動す
ることができるのであるが、インバータは過電流を抑え
るため起動トルクが小さく、最初からインバータ制御で
起動すると、回転数の立ち上がり速度が遅く所望の回転
数に到達するのに長時間を要する欠点があり、特に、圧
造機のように慣性モーメントの大きいフライホイールを
有する機器においてはその傾向が著しく生産能率向上の
妨げとなつていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、インバータ制御により起動すると回転数の
立ち上がり速度が遅いことである。
する課題は、インバータ制御により起動すると回転数の
立ち上がり速度が遅いことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、所望の回転数より高い回転数
を定常回転数とする極数における商用交流電源による回
転数の立ち上がりの途中においてインバータ制御に切り
替える構成とした。
決するための手段として、所望の回転数より高い回転数
を定常回転数とする極数における商用交流電源による回
転数の立ち上がりの途中においてインバータ制御に切り
替える構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、起動
時には商用交流電源で駆動するため定常回転時の数倍の
過電流が流れることにより大きなトルクが生じて回転数
が急速に立ち上がる。そして、その際の極数によつて定
まる定常回転数より低く設定した所望の回転数に達する
前にインバータ制御に切り替えると立ち上がり速度が徐
々に減速しながら所望の回転数に達し、その回転数が維
持されるのであつて、最初からインバータ制御で起動し
た場合に比べて大きなトルクが得られ、著しく短時間で
所望の回転数に到達することができる効果がある。
時には商用交流電源で駆動するため定常回転時の数倍の
過電流が流れることにより大きなトルクが生じて回転数
が急速に立ち上がる。そして、その際の極数によつて定
まる定常回転数より低く設定した所望の回転数に達する
前にインバータ制御に切り替えると立ち上がり速度が徐
々に減速しながら所望の回転数に達し、その回転数が維
持されるのであつて、最初からインバータ制御で起動し
た場合に比べて大きなトルクが得られ、著しく短時間で
所望の回転数に到達することができる効果がある。
【0006】
【実施例】所望の回転数Nが,モーターを極数12にし
て商用交流電源で駆動する場合の定常回転数n1と極数
6にして商用交流電源で駆動する場合の定常回転数n2
の間にある場合を一実施例として図1に基づいて説明す
る。
て商用交流電源で駆動する場合の定常回転数n1と極数
6にして商用交流電源で駆動する場合の定常回転数n2
の間にある場合を一実施例として図1に基づいて説明す
る。
【0007】まず、モーターを極数12にして商用交流
電源で駆動すると、大きな過電流が流れて大トルクが生
じるため、急速に立ち上がつて時間T1で定常回転数n1
に達する。この回転数を時間T2まで維持してからモータ
ーを極数6にしてそのまま商用交流電源により駆動する
と鎖線で示すように再び急速に立ち上がつて定常回転数
n2に達するのであるが、時間T2から短時間たつた時間
T3においてインバータ制御に切り替えると実線で示す
ように立ち上がりが緩やかになり、時間T4において所望
の回転数Nに達する。
電源で駆動すると、大きな過電流が流れて大トルクが生
じるため、急速に立ち上がつて時間T1で定常回転数n1
に達する。この回転数を時間T2まで維持してからモータ
ーを極数6にしてそのまま商用交流電源により駆動する
と鎖線で示すように再び急速に立ち上がつて定常回転数
n2に達するのであるが、時間T2から短時間たつた時間
T3においてインバータ制御に切り替えると実線で示す
ように立ち上がりが緩やかになり、時間T4において所望
の回転数Nに達する。
【0008】これに対し、最初からインバータ制御を行
うと過電流が抑えられてトルクが小さいため破線で示す
ように立ち上がりが緩やかであつて時間T5において所
望の回転数Nに到達するのであり、上記の本発明方法に
比べて著しく長時間を要する。
うと過電流が抑えられてトルクが小さいため破線で示す
ように立ち上がりが緩やかであつて時間T5において所
望の回転数Nに到達するのであり、上記の本発明方法に
比べて著しく長時間を要する。
【図1】本発明方法の起動方法の一実施例を示すグラフ
である。
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 所望の回転数より高い回転数を定常回転
数とする極数における商用交流電源による交流モーター
の立ち上がりの途中において極数変換起動制御からイン
バータ制御に切り替えることを特徴とするインバータに
よる交流モーターの起動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192449A JPH0522967A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | インバータによる交流モーターの起動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192449A JPH0522967A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | インバータによる交流モーターの起動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522967A true JPH0522967A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16291491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3192449A Pending JPH0522967A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | インバータによる交流モーターの起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522967A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6687976B1 (en) | 1999-10-04 | 2004-02-10 | Tdk Corporation | Method of manufacturing magnetic head slider and method of fixing magnetic head slider |
US8573251B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-11-05 | Smc Kabushiki Kaisha | Flow rate control valve |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3192449A patent/JPH0522967A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6687976B1 (en) | 1999-10-04 | 2004-02-10 | Tdk Corporation | Method of manufacturing magnetic head slider and method of fixing magnetic head slider |
US8573251B2 (en) | 2009-08-27 | 2013-11-05 | Smc Kabushiki Kaisha | Flow rate control valve |
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