JPH0522921Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522921Y2 JPH0522921Y2 JP1987007218U JP721887U JPH0522921Y2 JP H0522921 Y2 JPH0522921 Y2 JP H0522921Y2 JP 1987007218 U JP1987007218 U JP 1987007218U JP 721887 U JP721887 U JP 721887U JP H0522921 Y2 JPH0522921 Y2 JP H0522921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blades
- opening
- shutter
- blade
- blade group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
- G03B9/10—Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
- G03B9/18—More than two members
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はカメラ用フオーカルプレーンシヤツタ
の羽根装置に関するものである。更に詳しくは複
数の遮光性薄板からなる2組の羽根群をシヤツタ
開口の側方に設けて作動する型式のフオーカルプ
レーンシヤツタの羽根装置に関するものである。
の羽根装置に関するものである。更に詳しくは複
数の遮光性薄板からなる2組の羽根群をシヤツタ
開口の側方に設けて作動する型式のフオーカルプ
レーンシヤツタの羽根装置に関するものである。
[従来の技術]
この種のシヤツタは複数の遮光性薄板からなる
羽根を順次作動させて羽根同志の重なり幅を変え
ることによりシヤツタ開口を覆つたり開放させた
りする羽根群から構成されている。
羽根を順次作動させて羽根同志の重なり幅を変え
ることによりシヤツタ開口を覆つたり開放させた
りする羽根群から構成されている。
従つてシヤツタ開口を覆う位置に於ては、羽根
間の光モレを防ぐため一定の羽根同志の重なり幅
が必要であつた。一定の羽根重なり幅を確保しつ
つシヤツタの小型化を達成するためには羽根の枚
数を増せざるを得なかつた。このため羽根群の重
量が増していた。ところが近年シヤツタの高速化
が要求されており、この達成のため羽根群の軽量
化が必要となつてきた。このため羽根自身を軽量
化するために羽根重なり幅を一定量減少させて、
羽根の形状を小さくあるいは羽根の枚数を減らし
て羽根群の軽量化を計つていた。ところがこの方
法によれば、シヤツタ開口部の遮光性を確保する
ために別設の遮光部材を設けたり、羽根のソリ、
曲り等の加工精度を高くする必要があつた。
間の光モレを防ぐため一定の羽根同志の重なり幅
が必要であつた。一定の羽根重なり幅を確保しつ
つシヤツタの小型化を達成するためには羽根の枚
数を増せざるを得なかつた。このため羽根群の重
量が増していた。ところが近年シヤツタの高速化
が要求されており、この達成のため羽根群の軽量
化が必要となつてきた。このため羽根自身を軽量
化するために羽根重なり幅を一定量減少させて、
羽根の形状を小さくあるいは羽根の枚数を減らし
て羽根群の軽量化を計つていた。ところがこの方
法によれば、シヤツタ開口部の遮光性を確保する
ために別設の遮光部材を設けたり、羽根のソリ、
曲り等の加工精度を高くする必要があつた。
従来例について説明する。
第3図に於いて1は基板でフイルム露光のため
の開口部1aが形成されている。2は押え板で開
口部を開放および閉鎖するためのシヤツタ羽根群
作動空間を形成している。11は仕切板で基板1
と押え板2とで構成される空間を開放羽根群と閉
鎖羽根群との作動空間を仕切つている。前記押え
板2および仕切板11には、開口部1aと一致す
る開口部2a,11aを有し基板1とほぼ一致す
る形状で形成され、図示しない公知の方法で基板
1に支持されているが、説明を簡略化するために
省略した。3,4,5,6,7は基板1の背後に
配設された羽根で露出作動時に開口部1aを開放
するための開放羽根群である。8,9はアームで
基板1上に回転可能に夫々軸支8a,9aされて
いる。羽根3,4,5,6,7は軸3b,4b,
5b,6bおよび7bによつてアーム8に、また
軸3c,4c,5c,6cおよび7cによつてア
ーム9に夫々軸支されている。軸8aおよび9a
と軸7bおよび7cとの間、軸6bおよび6cと
の間、軸5bおよび5cとの間、軸4bと4cと
の間、軸3bと3cとの間には夫々平行リンクが
構成されている。10は閉鎖羽根群で仕切板11
と押え板2との空間内に配設され、開放羽根群と
ほぼ同様の構成で上下対称であり図面を簡略化す
るために第3図aでは省略してある。12はフイ
ルムで、押え板の背後に配設されている。基板1
の前面には不図示の撮影レンズが配設してある。
第3図の示すように羽根同志の羽根走行方向の重
なり幅は羽根3と4,4と5,5と6,6と7と
の間は殆ど同じ長さ(L1≒L2≒L3≒L4)である。
何れかのアームに回動力が加えられると羽根は互
いに平行な状態を保つたまま移動し、開口部を開
放する。
の開口部1aが形成されている。2は押え板で開
口部を開放および閉鎖するためのシヤツタ羽根群
作動空間を形成している。11は仕切板で基板1
と押え板2とで構成される空間を開放羽根群と閉
鎖羽根群との作動空間を仕切つている。前記押え
板2および仕切板11には、開口部1aと一致す
る開口部2a,11aを有し基板1とほぼ一致す
る形状で形成され、図示しない公知の方法で基板
1に支持されているが、説明を簡略化するために
省略した。3,4,5,6,7は基板1の背後に
配設された羽根で露出作動時に開口部1aを開放
するための開放羽根群である。8,9はアームで
基板1上に回転可能に夫々軸支8a,9aされて
いる。羽根3,4,5,6,7は軸3b,4b,
5b,6bおよび7bによつてアーム8に、また
軸3c,4c,5c,6cおよび7cによつてア
ーム9に夫々軸支されている。軸8aおよび9a
と軸7bおよび7cとの間、軸6bおよび6cと
の間、軸5bおよび5cとの間、軸4bと4cと
の間、軸3bと3cとの間には夫々平行リンクが
構成されている。10は閉鎖羽根群で仕切板11
と押え板2との空間内に配設され、開放羽根群と
ほぼ同様の構成で上下対称であり図面を簡略化す
るために第3図aでは省略してある。12はフイ
ルムで、押え板の背後に配設されている。基板1
の前面には不図示の撮影レンズが配設してある。
第3図の示すように羽根同志の羽根走行方向の重
なり幅は羽根3と4,4と5,5と6,6と7と
の間は殆ど同じ長さ(L1≒L2≒L3≒L4)である。
何れかのアームに回動力が加えられると羽根は互
いに平行な状態を保つたまま移動し、開口部を開
放する。
羽根群の軽量化を計るために羽根重なり幅Lを
減らし羽根形状の小型化をしていた。
減らし羽根形状の小型化をしていた。
このために別設の遮光部材を設けたり、部品精
度を向上させて羽根の密着性を確保して遮光性を
補つていた。
度を向上させて羽根の密着性を確保して遮光性を
補つていた。
[目的]
本考案は以上に鑑みて、別設な部材を付け加え
たり羽根の加工精度を高める必要が一切なく、極
めて簡単な構造で、高速化に適合した小型な羽根
を提供することを目的とするものである。
たり羽根の加工精度を高める必要が一切なく、極
めて簡単な構造で、高速化に適合した小型な羽根
を提供することを目的とするものである。
[目的達成のための手段]
本考案によれば、シヤツタ開口をスリツトにて
開閉するため複数枚の羽根からなる開放および閉
鎖羽根群を有するフオーカルプレーンシヤツタに
おいて、 前記複数枚の羽根からなる開放あるいは閉鎖羽
根群がシヤツタ開口を閉成したときフイルム面側
の相隣り合う羽根相互の羽根走行方向の重なり幅
をレンズ面側の相隣り合う羽根相互の羽根走行方
向の重なり幅よりも大きくしたことにより上記目
的が達成される。
開閉するため複数枚の羽根からなる開放および閉
鎖羽根群を有するフオーカルプレーンシヤツタに
おいて、 前記複数枚の羽根からなる開放あるいは閉鎖羽
根群がシヤツタ開口を閉成したときフイルム面側
の相隣り合う羽根相互の羽根走行方向の重なり幅
をレンズ面側の相隣り合う羽根相互の羽根走行方
向の重なり幅よりも大きくしたことにより上記目
的が達成される。
[実施例]
第1図と第2図は本考案に係る実施例であり部
材の構成は第3図によつて示した従来例に対し第
3図aは第1図a、第2図aそして第3図bは第
1図b、第2図bに夫々対応して示してある。
材の構成は第3図によつて示した従来例に対し第
3図aは第1図a、第2図aそして第3図bは第
1図b、第2図bに夫々対応して示してある。
第1図aと第2図aに示すように羽根同志の重
なり幅は羽根3と4,4と5,5と6,6と7と
順次重なり幅(l1<l2<l3<l4)を増している。6
と7との重なり幅l4が従来と同じ重なり幅Lであ
る。それ以降は順次減らしてある。
なり幅は羽根3と4,4と5,5と6,6と7と
順次重なり幅(l1<l2<l3<l4)を増している。6
と7との重なり幅l4が従来と同じ重なり幅Lであ
る。それ以降は順次減らしてある。
羽根3と4は羽根同志の羽根走行方向重なり幅
l1と少ないが、基板1の前面からの入射光Aは第
1図bの如く羽根間から光が洩れてもシヤツタの
下面に到達しフイルム12には到達しない。一方
羽根6と7は従来と同じ重なり幅を確保してある
ので羽根間から光が洩れることはない。
l1と少ないが、基板1の前面からの入射光Aは第
1図bの如く羽根間から光が洩れてもシヤツタの
下面に到達しフイルム12には到達しない。一方
羽根6と7は従来と同じ重なり幅を確保してある
ので羽根間から光が洩れることはない。
第2図は第2の実施例で開口部の上方は羽根重
なりを減らしてあり下方は従来と同じ重なり幅を
確保してある。従つて第1の実施例と同じことが
言える。
なりを減らしてあり下方は従来と同じ重なり幅を
確保してある。従つて第1の実施例と同じことが
言える。
羽根を全てアームで駆動する方式にて説明した
が、回転被い羽根を駆動する方式についても同様
のことが言える。
が、回転被い羽根を駆動する方式についても同様
のことが言える。
[考案の効果]
本考案によれば、別設の遮光部材を設けたりあ
るいは部品の加工精度を向上せずに羽根重なり幅
を減らすことができるから、羽根の形状を小さく
ないしは同一寸法の羽根を使つて羽根の枚数を減
らすことができるため羽根群の軽量化が計れシヤ
ツタの高速化が容易となる。また羽根形状を小さ
くすることはシヤツタの小型化が可能となる。羽
根の枚数を減らすことは羽根の作動空間が狭ばめ
られシヤツタ効率が向上するとともにコスト的に
も有利である等の効果がある。
るいは部品の加工精度を向上せずに羽根重なり幅
を減らすことができるから、羽根の形状を小さく
ないしは同一寸法の羽根を使つて羽根の枚数を減
らすことができるため羽根群の軽量化が計れシヤ
ツタの高速化が容易となる。また羽根形状を小さ
くすることはシヤツタの小型化が可能となる。羽
根の枚数を減らすことは羽根の作動空間が狭ばめ
られシヤツタ効率が向上するとともにコスト的に
も有利である等の効果がある。
第1図aは本実施例を示す平面図、第1図bは
断面図、第2図a,bは第2の実施例を示す平面
及び断面図、第3図a,bは従来の実施例を示す
平面及び断面図である。 1……基板、2……押え板、3,4,5,6,
7……先羽根、8,9……アーム、10……後羽
根群、11……仕切板、12……フイルム。
断面図、第2図a,bは第2の実施例を示す平面
及び断面図、第3図a,bは従来の実施例を示す
平面及び断面図である。 1……基板、2……押え板、3,4,5,6,
7……先羽根、8,9……アーム、10……後羽
根群、11……仕切板、12……フイルム。
Claims (1)
- シヤツタ開口をスリツトにて開閉するため複数
枚の羽根からなる開放および閉鎖羽根群を有する
フオーカルプレーンシヤツタにおいて、前記複数
枚の羽根からなる開放あるいは閉鎖羽根群がシヤ
ツタ開口を閉成したとき、フイルム面側の相隣り
合う羽根相互の走行方向の重なり幅をレンズ面側
の相隣り合う羽根相互の走行方向の重なり幅より
も大きくしたことを特徴とするフオーカルプレー
ンシヤツタの羽根装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987007218U JPH0522921Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | |
US07/146,330 US4797699A (en) | 1987-01-21 | 1988-01-21 | Focal plane shutter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987007218U JPH0522921Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115125U JPS63115125U (ja) | 1988-07-25 |
JPH0522921Y2 true JPH0522921Y2 (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=11659858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987007218U Expired - Lifetime JPH0522921Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4797699A (ja) |
JP (1) | JPH0522921Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524901Y2 (ja) * | 1987-07-24 | 1993-06-24 | ||
JPH0624823Y2 (ja) * | 1988-05-11 | 1994-06-29 | 株式会社精工舎 | カメラ用フォーカルプレーンシャッタ |
JPH0688987A (ja) * | 1992-07-21 | 1994-03-29 | Nikon Corp | 幕間漏光を防止したマルチパターン調光用遮光羽根 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1430101A (en) * | 1972-05-08 | 1976-03-31 | Seiko Koki Kk | Carmera shutter |
JPS5433468Y2 (ja) * | 1974-10-12 | 1979-10-16 | ||
DE2633979A1 (de) * | 1975-08-06 | 1977-02-17 | Seiko Koki Kk | Kameraverschluss |
JPS58168716U (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-10 | 株式会社ニコン | 副遮光幕を有する分割型フオ−カルプレンシヤツタ |
JPS58217919A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-12-19 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 分割羽根式フオ−カルプレンシヤツタ |
JPS59114530U (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-02 | キヤノン株式会社 | ブレ−ド型フオ−カルプレンシヤツタ |
JPS60168131U (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-08 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラにおけるシヤツタブレ−ド等の支持構造 |
JPS61153034U (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-22 | ||
US4657366A (en) * | 1985-04-30 | 1987-04-14 | Nippon Kogaku K.K. | Shutter device for camera |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP1987007218U patent/JPH0522921Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-01-21 US US07/146,330 patent/US4797699A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63115125U (ja) | 1988-07-25 |
US4797699A (en) | 1989-01-10 |
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