JPH0522854B2 - - Google Patents
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- JPH0522854B2 JPH0522854B2 JP59124452A JP12445284A JPH0522854B2 JP H0522854 B2 JPH0522854 B2 JP H0522854B2 JP 59124452 A JP59124452 A JP 59124452A JP 12445284 A JP12445284 A JP 12445284A JP H0522854 B2 JPH0522854 B2 JP H0522854B2
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- temperature
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/696—Circuits therefor, e.g. constant-current flow meters
- G01F1/698—Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters
- G01F1/6983—Feedback or rebalancing circuits, e.g. self heated constant temperature flowmeters adapted for burning-off deposits
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、例えばエンジンを電子的に制御す
る場合に、そのエンジンの運転状態検出信号の1
つとして用いられる吸入空気量等を測定検出する
熱式の空気流量検出装置に関する。
る場合に、そのエンジンの運転状態検出信号の1
つとして用いられる吸入空気量等を測定検出する
熱式の空気流量検出装置に関する。
[発明の背景技術]
例えば、自動車用のエンジンを電子的に制御す
る場合、そのエンジンの運転状態を常時監視し
て、その運転状態に対応した信号を検出している
ものである。そして、この検出信号に基づいて、
例えばエンジンに対して供給される噴射燃料の量
を算出設定し、エンジンが最も効率的に運転制御
されるようにしているものである。このような運
転状態の監視手段としては、エンジンの回転速度
検出手段、エンジン温度検出手段、排気温度検出
手段、スロツトル開度検出手段等が存在するもの
であるが、エンジンの運転状態に直接的に関係す
るものとして吸入空気量の検出手段がある。
る場合、そのエンジンの運転状態を常時監視し
て、その運転状態に対応した信号を検出している
ものである。そして、この検出信号に基づいて、
例えばエンジンに対して供給される噴射燃料の量
を算出設定し、エンジンが最も効率的に運転制御
されるようにしているものである。このような運
転状態の監視手段としては、エンジンの回転速度
検出手段、エンジン温度検出手段、排気温度検出
手段、スロツトル開度検出手段等が存在するもの
であるが、エンジンの運転状態に直接的に関係す
るものとして吸入空気量の検出手段がある。
この吸入空気量の検出手段としては、例えば熱
式の空気流量検出装置が知られている。この検出
装置は、吸気管の中に温度抵抗特性を有する感温
素子を配置設定するもので、上記感温素子を加熱
電流によつて加熱制御し、空気流によつて放熱状
態に設定される上記感温素子の温度上昇状態を監
視測定するようにするものである。すなわち、上
記感温素子の温度は、空気流量に比例して上昇速
度が遅くなるものであり、その温度上昇速度の状
態を計測することによつて、吸気管に流れる空気
流量が算出されるようになる。
式の空気流量検出装置が知られている。この検出
装置は、吸気管の中に温度抵抗特性を有する感温
素子を配置設定するもので、上記感温素子を加熱
電流によつて加熱制御し、空気流によつて放熱状
態に設定される上記感温素子の温度上昇状態を監
視測定するようにするものである。すなわち、上
記感温素子の温度は、空気流量に比例して上昇速
度が遅くなるものであり、その温度上昇速度の状
態を計測することによつて、吸気管に流れる空気
流量が算出されるようになる。
しかし、上記のように感温素子を長期間に亙り
空気流中に設定して使用するようになると、上記
感温素子に対して空気中の不純物が付着する状態
となり、感温素子の温度伝達特性が悪くなる状態
となる。したがつて、この不純物が感温素子に対
して付着する状態では、感温素子の温度変化状態
が、正確に空気流量に対応する状態とはならない
もので、空気流量の測定誤差が大きい状態とな
る。
空気流中に設定して使用するようになると、上記
感温素子に対して空気中の不純物が付着する状態
となり、感温素子の温度伝達特性が悪くなる状態
となる。したがつて、この不純物が感温素子に対
して付着する状態では、感温素子の温度変化状態
が、正確に空気流量に対応する状態とはならない
もので、空気流量の測定誤差が大きい状態とな
る。
このように問題点を解決する手段としては、例
えば特開昭54−76182号公報に示されるように、
感温素子に対する付着物を、この感温素子の発熱
温度を上昇(例えば800℃)させることによつて
焼却するバーンオフを実行することが考えられて
いる。例えば、この空気流量検出装置が、エンジ
ンの電子制御システムと組み合せ使用されるよう
な場合には、この制御システムを構成するコンピ
ユータからの指示に基づいて、上記バーンオフが
実行されるようにするものである。
えば特開昭54−76182号公報に示されるように、
感温素子に対する付着物を、この感温素子の発熱
温度を上昇(例えば800℃)させることによつて
焼却するバーンオフを実行することが考えられて
いる。例えば、この空気流量検出装置が、エンジ
ンの電子制御システムと組み合せ使用されるよう
な場合には、この制御システムを構成するコンピ
ユータからの指示に基づいて、上記バーンオフが
実行されるようにするものである。
しかし、このように構成したのでは、バーンオ
フのためにエンジン制御システムに対して特別の
プログラムおよびバーンオフのための装置を必要
とするようになるものであり、構成が複雑化する
ようになる。
フのためにエンジン制御システムに対して特別の
プログラムおよびバーンオフのための装置を必要
とするようになるものであり、構成が複雑化する
ようになる。
[発明の目的]
この発明は上記のように点に鑑みなされたもの
で、例えば自動車用エンジンの制御システムに対
して使用されるような場合、エンジン動作制御状
態が終了した後の、空気流量検出動作を必要とし
ない状態で、特別に制御システムにおいて指令を
発生することなく、感温素子に対する付着物の焼
却制御が実行されるようにする熱式の空気流量検
出装置を提供しようとするものである。
で、例えば自動車用エンジンの制御システムに対
して使用されるような場合、エンジン動作制御状
態が終了した後の、空気流量検出動作を必要とし
ない状態で、特別に制御システムにおいて指令を
発生することなく、感温素子に対する付着物の焼
却制御が実行されるようにする熱式の空気流量検
出装置を提供しようとするものである。
[発明の概要]
すなわち、この発明に係る熱式空気流量検出装
置にあつては、感温素子に対して加熱電流の供給
制御を行う通電開始信号消滅を、この通電開始信
号の監視手段によつて検出すると共に、この通電
開始信号の消滅検出状態でバーンオフ時間幅を設
定し、この設定されたバーンオフ時間幅で上記感
温素子に対してバーンオフ用の加熱電流を供給制
御するものである。
置にあつては、感温素子に対して加熱電流の供給
制御を行う通電開始信号消滅を、この通電開始信
号の監視手段によつて検出すると共に、この通電
開始信号の消滅検出状態でバーンオフ時間幅を設
定し、この設定されたバーンオフ時間幅で上記感
温素子に対してバーンオフ用の加熱電流を供給制
御するものである。
[発明の実施例]
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第1図は例えば自動車用のエンジンの電
子的制御ユニツトに対して、エンジン運転状態検
出信号の1つとして吸気管に流れる吸入空気量の
測定信号を供給する空気流量検出装置の回路構成
を示したものである。
明する。第1図は例えば自動車用のエンジンの電
子的制御ユニツトに対して、エンジン運転状態検
出信号の1つとして吸気管に流れる吸入空気量の
測定信号を供給する空気流量検出装置の回路構成
を示したものである。
すなわち、この検出装置にあつては、エンジン
に対して空気を供給する吸気管11の中に、例え
ば白金線等の温度抵抗特性を有する発熱線によつ
て構成される感温素子12を配置設定し、この感
温素子12に対して吸気管11を流れる空気流が
直接的に接触して、感温素子12がその空気流に
よつて放熱制御される状態に設定する。また、上
記吸気管11の中には、感温素子12と同様に構
成される補助感温素子13も配置設定されている
もので、この補助感温素子13は吸気管11を流
れる空気温度を検出するように設定されている。
そして、この感温素子12および補助感温素子1
3は、固定の抵抗素子14および15と共にブリ
ツジ回路状態に接続設定されるもので、このフリ
ツジ回路に対してトランジスタ16を介して電源
17が接続設定されている。
に対して空気を供給する吸気管11の中に、例え
ば白金線等の温度抵抗特性を有する発熱線によつ
て構成される感温素子12を配置設定し、この感
温素子12に対して吸気管11を流れる空気流が
直接的に接触して、感温素子12がその空気流に
よつて放熱制御される状態に設定する。また、上
記吸気管11の中には、感温素子12と同様に構
成される補助感温素子13も配置設定されている
もので、この補助感温素子13は吸気管11を流
れる空気温度を検出するように設定されている。
そして、この感温素子12および補助感温素子1
3は、固定の抵抗素子14および15と共にブリ
ツジ回路状態に接続設定されるもので、このフリ
ツジ回路に対してトランジスタ16を介して電源
17が接続設定されている。
上記感温素子12を含むブリツジ回路の出力端
子部分は、コンパレータ18に対して接続される
もので、感温素子12の温度が補助感温素子13
で測定される空気温度に対して特定される温度状
態まで上昇したときに、上記コンパレータ18の
出力信号が立上がるように設定されている。そし
て、このコンパレータ18からの出力信号は、フ
リツプフロツプ回路19に対してリセツト指令と
して供給される。
子部分は、コンパレータ18に対して接続される
もので、感温素子12の温度が補助感温素子13
で測定される空気温度に対して特定される温度状
態まで上昇したときに、上記コンパレータ18の
出力信号が立上がるように設定されている。そし
て、このコンパレータ18からの出力信号は、フ
リツプフロツプ回路19に対してリセツト指令と
して供給される。
また、この検出装置に対しては、図では示され
ないエンジンの制御ユニツト部分から、例えばエ
ンジンの回転状態に同期する状態でパルス状の通
電開始信号が供給設定されるもので、信号入力端
子20に対して供給された通電開始信号は、オア
回路21を介して上記フリツプフロツプ回路19
に対してセツト指令として供給される。
ないエンジンの制御ユニツト部分から、例えばエ
ンジンの回転状態に同期する状態でパルス状の通
電開始信号が供給設定されるもので、信号入力端
子20に対して供給された通電開始信号は、オア
回路21を介して上記フリツプフロツプ回路19
に対してセツト指令として供給される。
すなわち、上記フリツプフロツプ回路19は通
電開始信号によつてセツト制御され、コンパレー
タ18からの出力信号によつてリセツト制御され
るものである。そして、このフリツプフロツプ回
路19のリセツト時の出力信号、すなわち出力
がインバータ22を介して出力端子23から検出
出力信号として取出されるようになつている。
電開始信号によつてセツト制御され、コンパレー
タ18からの出力信号によつてリセツト制御され
るものである。そして、このフリツプフロツプ回
路19のリセツト時の出力信号、すなわち出力
がインバータ22を介して出力端子23から検出
出力信号として取出されるようになつている。
また、上記フリツプフロツプ回路19の出力
は、トランジスタ24のベースに対して供給され
る。このトランジスタ24は上記トランジスタ1
6のベース電位を制御するもので、フリツプフロ
ツプ回路19がリセツト状態にあるとき、トラン
ジスタ24がオン状態に設定され、トランジスタ
16のベースを接地するものであり、このトラン
ジスタ16はフリツプフロツプ回路19のセツト
状態でオン制御され、感温素子12を含むブリツ
ジ回路に対して加熱電流を供給設定するようにな
るものである。すなわち、フリツプフロツプ回路
19のセツト状態で感温素子12に対する加熱電
流が供給設定されるようになる。この場合、フリ
ツプフロツプ回路19は通電開始信号によつてセ
ツト制御され、コンパレータ18からの出力信号
によつてリセツト制御されるものであるため、上
記加熱電流の時間幅は感温素子12の温度上昇速
度、すなわち吸気管11内の空気流量に対応する
状態となる。したがつて、このフリツプフロツプ
回路19のセツトおよびリセツトに対応する出力
端子23からの出力信号は、検出空気流量に対応
する時間幅の設定されたパルス状信号となるもの
である。
は、トランジスタ24のベースに対して供給され
る。このトランジスタ24は上記トランジスタ1
6のベース電位を制御するもので、フリツプフロ
ツプ回路19がリセツト状態にあるとき、トラン
ジスタ24がオン状態に設定され、トランジスタ
16のベースを接地するものであり、このトラン
ジスタ16はフリツプフロツプ回路19のセツト
状態でオン制御され、感温素子12を含むブリツ
ジ回路に対して加熱電流を供給設定するようにな
るものである。すなわち、フリツプフロツプ回路
19のセツト状態で感温素子12に対する加熱電
流が供給設定されるようになる。この場合、フリ
ツプフロツプ回路19は通電開始信号によつてセ
ツト制御され、コンパレータ18からの出力信号
によつてリセツト制御されるものであるため、上
記加熱電流の時間幅は感温素子12の温度上昇速
度、すなわち吸気管11内の空気流量に対応する
状態となる。したがつて、このフリツプフロツプ
回路19のセツトおよびリセツトに対応する出力
端子23からの出力信号は、検出空気流量に対応
する時間幅の設定されたパルス状信号となるもの
である。
ここで、上記トランジスタ16を介してブリツ
ジ回路に対して供給される加熱電流の電圧は、抵
抗R1を介して差動アンプ25において監視され
ているもので、この差動アンプ25に対しては抵
抗R2を介して基準電源26からの基準電圧信号
を供給設定する。そして、この差動アンプ25の
出力信号によつて、上記トランジスタ16のベー
スを制御し、上記加熱電流の電圧値を基準設定す
るようにしている。
ジ回路に対して供給される加熱電流の電圧は、抵
抗R1を介して差動アンプ25において監視され
ているもので、この差動アンプ25に対しては抵
抗R2を介して基準電源26からの基準電圧信号
を供給設定する。そして、この差動アンプ25の
出力信号によつて、上記トランジスタ16のベー
スを制御し、上記加熱電流の電圧値を基準設定す
るようにしている。
入力端子20に対して供給される通電開始信号
は、さらに第1のリトリガブルモノマルチバイブ
レータ27に対して供給する。このモノマルチバ
イブレータ27は、入力信号の立上がりから特定
される時間幅、例えば通電開始信号の発生周期よ
りも充分に長い10秒の時間幅の範囲でセツト設定
されるもので、そのリセツト状態における出力
は第2のモノマルチバイブレータ28に対してト
リガ信号として供給する。この第2のモノマルチ
バイブレータ28は、上記第1のモノマルチバイ
ブレータ27がリセツト状態に反転されてからセ
ツト制御されるもので、バーンオフに必要な時間
幅、例えば3秒間の時間幅の出力信号を発生す
る。そして、この第2のモノマルチバイブレータ
28のセツト時のQ出力信号は、上記オア回路2
1に対して供給され、フリツプフロツプ回路19
のセツト指令信号として使用されると共に、トラ
ンジスタ29をオン制御する。このトランジスタ
29は、抵抗R3を介して差動アンプ25の基準
電圧端子を接地するもので、このモノマルチバイ
ブレータ28のセツト状態となるバーンオフの期
間、感温素子12を含むブリツジ回路に供給され
る加熱電流の電圧状態を、空気流量検出動作時に
比較して低い状態に設定し、感温素子12の温度
が、バーンオフに適し且つ感温素子12が焼損し
ない範囲の温度(例えば800℃)に設定されるよ
うにする。
は、さらに第1のリトリガブルモノマルチバイブ
レータ27に対して供給する。このモノマルチバ
イブレータ27は、入力信号の立上がりから特定
される時間幅、例えば通電開始信号の発生周期よ
りも充分に長い10秒の時間幅の範囲でセツト設定
されるもので、そのリセツト状態における出力
は第2のモノマルチバイブレータ28に対してト
リガ信号として供給する。この第2のモノマルチ
バイブレータ28は、上記第1のモノマルチバイ
ブレータ27がリセツト状態に反転されてからセ
ツト制御されるもので、バーンオフに必要な時間
幅、例えば3秒間の時間幅の出力信号を発生す
る。そして、この第2のモノマルチバイブレータ
28のセツト時のQ出力信号は、上記オア回路2
1に対して供給され、フリツプフロツプ回路19
のセツト指令信号として使用されると共に、トラ
ンジスタ29をオン制御する。このトランジスタ
29は、抵抗R3を介して差動アンプ25の基準
電圧端子を接地するもので、このモノマルチバイ
ブレータ28のセツト状態となるバーンオフの期
間、感温素子12を含むブリツジ回路に供給され
る加熱電流の電圧状態を、空気流量検出動作時に
比較して低い状態に設定し、感温素子12の温度
が、バーンオフに適し且つ感温素子12が焼損し
ない範囲の温度(例えば800℃)に設定されるよ
うにする。
すなわち、上記のように構成される空気流量検
出装置にあつては、エンジンの動作状態におい
て、第2図のAに示すような通電開始信号が、例
えばエンジンの回転周期する状態で発生される。
そしてこの信号に対応してフリツプフロツプ回路
19がセツト制御され、その出力は同図のBに
示すようになる。このフリツプフロツプ回路19
の出力はトランジスタ29を制御し、トランジ
スタ16をオン制御するようになるものであるた
め、感温素子12に対して加熱電流が供給される
ようになり、この加熱電流に対応して感温素子1
2の温度が同図のCに示すように上昇する。
出装置にあつては、エンジンの動作状態におい
て、第2図のAに示すような通電開始信号が、例
えばエンジンの回転周期する状態で発生される。
そしてこの信号に対応してフリツプフロツプ回路
19がセツト制御され、その出力は同図のBに
示すようになる。このフリツプフロツプ回路19
の出力はトランジスタ29を制御し、トランジ
スタ16をオン制御するようになるものであるた
め、感温素子12に対して加熱電流が供給される
ようになり、この加熱電流に対応して感温素子1
2の温度が同図のCに示すように上昇する。
このように感温素子12の温度が上昇してその
抵抗値が補助感温素子13で設定される電位より
も下降する状態となると、コンパレータ18から
の出力信号が同図のDに示すように立上がり、フ
リツプフロツプ回路19をセツトするようにな
る。すなわち、前述したような空気流量の測定検
出動作が実行されるようになるものであり、フリ
ツプフロツプ回路19のセツト状態とされる時間
幅が、吸気管11内の空気流量に対応するように
なる。
抵抗値が補助感温素子13で設定される電位より
も下降する状態となると、コンパレータ18から
の出力信号が同図のDに示すように立上がり、フ
リツプフロツプ回路19をセツトするようにな
る。すなわち、前述したような空気流量の測定検
出動作が実行されるようになるものであり、フリ
ツプフロツプ回路19のセツト状態とされる時間
幅が、吸気管11内の空気流量に対応するように
なる。
このような空気流量検出動作を実行するエンジ
ン動作状態に対して、このエンジンが停止制御さ
れる状態となると、第3図のAに示すようにこの
停止時から通電開始信号が消滅する状態となる。
通電開始信号が存在する期間は、第1のモノマル
チバイブレータ27に対して、このモノマルチバ
イブレータ27で設定される時定数よりも短い周
期でトリガ入力信号が存在するため、このモノマ
ルチバイブレータ27は常時セツト状態に保持さ
れている。しかし、上記のように通電開始信号が
消滅する状態となると、その最後の通電開始信号
から第1のモノマルチバイブレータ27で設定さ
れる時間幅T1(10秒)経過した時に、このモノ
マルチバイブレータ27はリセツトされる。すな
わち、この第1のモノマルチバイブレータ27の
セツト状態は、第3図のBに示すように、この第
1のモノマルチバイブレータ27は通電開始信号
の存在を監視するようになる。
ン動作状態に対して、このエンジンが停止制御さ
れる状態となると、第3図のAに示すようにこの
停止時から通電開始信号が消滅する状態となる。
通電開始信号が存在する期間は、第1のモノマル
チバイブレータ27に対して、このモノマルチバ
イブレータ27で設定される時定数よりも短い周
期でトリガ入力信号が存在するため、このモノマ
ルチバイブレータ27は常時セツト状態に保持さ
れている。しかし、上記のように通電開始信号が
消滅する状態となると、その最後の通電開始信号
から第1のモノマルチバイブレータ27で設定さ
れる時間幅T1(10秒)経過した時に、このモノ
マルチバイブレータ27はリセツトされる。すな
わち、この第1のモノマルチバイブレータ27の
セツト状態は、第3図のBに示すように、この第
1のモノマルチバイブレータ27は通電開始信号
の存在を監視するようになる。
この第1のモノマルチバイブレータ27がリセ
ツト状態に反転されると、その出力が立上が
り、第2のモノマルチバイブレータ28がトリガ
される。そして、この第2のモノマルチバイブレ
ータ28からの出力信号が同図のCに示すように
時間幅T23秒)で発生されるようになる。そし
て、この第2のモノマルチバイブレータ28から
の出力が存在する間フリツプフロツプ回路19が
セツト状態に設定され、感温素子12に対して加
熱電流が供給設定される状態となる。
ツト状態に反転されると、その出力が立上が
り、第2のモノマルチバイブレータ28がトリガ
される。そして、この第2のモノマルチバイブレ
ータ28からの出力信号が同図のCに示すように
時間幅T23秒)で発生されるようになる。そし
て、この第2のモノマルチバイブレータ28から
の出力が存在する間フリツプフロツプ回路19が
セツト状態に設定され、感温素子12に対して加
熱電流が供給設定される状態となる。
ここで、上記フリツプフロツプ回路19は、セ
ツト優先の状態に構成されるもので、上記セツト
指令信号の存在する間はコンパレータ18からの
出力信号に関係することなく、セツト状態に保持
設定される。
ツト優先の状態に構成されるもので、上記セツト
指令信号の存在する間はコンパレータ18からの
出力信号に関係することなく、セツト状態に保持
設定される。
すなわち、上記第2のモノマルチバイブレータ
28のセツト状態とされるT2の期間、感温素子
12に対して加熱電流が連続的に供給され、バー
ンオフが実行されるようになる。そして、このバ
ーンオフの期間は、トランジスタ29がオン制御
されて、感温素子12に対する供給電圧は低い状
態に切換え設定され、この感温素子12の焼損事
故の発生は効果的に防止されているものである。
28のセツト状態とされるT2の期間、感温素子
12に対して加熱電流が連続的に供給され、バー
ンオフが実行されるようになる。そして、このバ
ーンオフの期間は、トランジスタ29がオン制御
されて、感温素子12に対する供給電圧は低い状
態に切換え設定され、この感温素子12の焼損事
故の発生は効果的に防止されているものである。
第3図のDは出力端子23から得られる信号の
状態を示すものであり、また同図のEは感温素子
12を含むブリツジ回路に対して供給される加熱
電流の状態を示している。この場合、バーンオフ
の状態のときは、測定時に比較して低い電圧状態
に設定されるものである。
状態を示すものであり、また同図のEは感温素子
12を含むブリツジ回路に対して供給される加熱
電流の状態を示している。この場合、バーンオフ
の状態のときは、測定時に比較して低い電圧状態
に設定されるものである。
尚、上記実施例の説明では、バーンオフを実行
する時の感温素子12に対する加熱電流の供給設
定手段は、上記のような例に限らず、例えばバー
ンオフ時ブリツジ回路の中点電位を、一定時間フ
イードバツク制御するようにしても同様に実施で
きるものである。また、ここで示した実施例で
は、車載のバツテリからこのに装置に対して常時
電源が供給されているものであり、すなわちシス
テム電源スイツチ(イグニツシヨンキースイツ
チ)のオン、オフに関係なく装置に対して電源が
供給設定されている。しかし、イグニツシヨンキ
ースイツチがオフの状態のときは、エンジン制御
ユニツトに対する電源もオフの状態にあり、通電
開始信号が存在しない状態にある。したがつて、
感温素子12に対して電流が流れないようになつ
ているものであり、この装置の消費電流は充分に
無視できる程度のものである。
する時の感温素子12に対する加熱電流の供給設
定手段は、上記のような例に限らず、例えばバー
ンオフ時ブリツジ回路の中点電位を、一定時間フ
イードバツク制御するようにしても同様に実施で
きるものである。また、ここで示した実施例で
は、車載のバツテリからこのに装置に対して常時
電源が供給されているものであり、すなわちシス
テム電源スイツチ(イグニツシヨンキースイツ
チ)のオン、オフに関係なく装置に対して電源が
供給設定されている。しかし、イグニツシヨンキ
ースイツチがオフの状態のときは、エンジン制御
ユニツトに対する電源もオフの状態にあり、通電
開始信号が存在しない状態にある。したがつて、
感温素子12に対して電流が流れないようになつ
ているものであり、この装置の消費電流は充分に
無視できる程度のものである。
[発明の効果]
以上のようにこの発明に係る熱式空気流量検出
装置にあつては、通電開始信号の消滅する検出動
作の終了状態において、その通電開始信号の監視
手段によつて上記通電開始信号の消滅を検出した
状態で、バーンオフのモードが自動的に設定さ
れ、感温素子に対する付着物を焼却除去するバー
ンオフが実行されるようになる。しかも、このバ
ーンオフ制御は、例えばエンジン制御ユニツト等
を使用することなく実行されるもので、自動車用
エンジン制御システム等に効果的に適用できるも
のである。
装置にあつては、通電開始信号の消滅する検出動
作の終了状態において、その通電開始信号の監視
手段によつて上記通電開始信号の消滅を検出した
状態で、バーンオフのモードが自動的に設定さ
れ、感温素子に対する付着物を焼却除去するバー
ンオフが実行されるようになる。しかも、このバ
ーンオフ制御は、例えばエンジン制御ユニツト等
を使用することなく実行されるもので、自動車用
エンジン制御システム等に効果的に適用できるも
のである。
第1図はこの発明の一実施例に係る熱式空気流
量検出装置を説明する回路構成図、第2図は上記
装置の検出動作を説明する信号波形図、第3図は
同じくバーンオフ状態を説明する信号波形図であ
る。 11……吸気管、12……感温素子、13……
補助感温素子、16……トランジスタ(加熱電流
制御)、17……電源、18……コンパレータ、
19……フリツプフロツプ回路、27……第1の
モノマルチバイブレータ(通電開始信号監視)、
28……第2のモノマルチバイブレータ(バーン
オフ時間設定)。
量検出装置を説明する回路構成図、第2図は上記
装置の検出動作を説明する信号波形図、第3図は
同じくバーンオフ状態を説明する信号波形図であ
る。 11……吸気管、12……感温素子、13……
補助感温素子、16……トランジスタ(加熱電流
制御)、17……電源、18……コンパレータ、
19……フリツプフロツプ回路、27……第1の
モノマルチバイブレータ(通電開始信号監視)、
28……第2のモノマルチバイブレータ(バーン
オフ時間設定)。
Claims (1)
- 1 空気流中に設定され温度抵抗特性を有する感
温素子と、特定される周期で発生される通電開始
信号に対応して上記感温素子に加熱電流を供給設
定する手段と、上記感温素子の温度が空気温度に
対して特定される温度状態まで上昇する状態を検
出する手段と、この感温素子の温度上昇状態の検
出で上記加熱電流を断つ手段と、上記通電開始信
号の発生状態を監視してこの信号の終了状態を検
出する手段と、この通電開始信号終了検出状態で
特定されるバーンオフ時間幅を設定する手段と、
この手段で設定された時間幅で上記感温素子にバ
ーンオフ加熱電流を供給設定する手段とを具備し
たことを特徴とする熱式空気流量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59124452A JPS614926A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 熱式空気流量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59124452A JPS614926A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 熱式空気流量検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614926A JPS614926A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0522854B2 true JPH0522854B2 (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=14885864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59124452A Granted JPS614926A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 熱式空気流量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614926A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5609827B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2014-10-22 | 株式会社デンソー | 空気流量測定装置 |
KR102046454B1 (ko) | 2018-06-01 | 2019-11-19 | 동아알루미늄 주식회사 | 커넥터 및 그것을 이용한 골격 구조물 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP59124452A patent/JPS614926A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614926A (ja) | 1986-01-10 |
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