JPH05224813A - 手書き入力装置 - Google Patents
手書き入力装置Info
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- JPH05224813A JPH05224813A JP2963692A JP2963692A JPH05224813A JP H05224813 A JPH05224813 A JP H05224813A JP 2963692 A JP2963692 A JP 2963692A JP 2963692 A JP2963692 A JP 2963692A JP H05224813 A JPH05224813 A JP H05224813A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 液晶表示板6の上方に感圧式タブレット7が
設けられ、さらに液晶表示板6と感圧式タブレット7と
の間に、アース線でGND接続された導電性シールド板
14が設けられている。 【効果】 導電性シールド板14とLCD透明電極2a
とによりコンデンサC1が形成され、導電性シールド板
14と抵抗シート9bとによりコンデンサC2 が形成さ
れるかたちとなり、LCD透明電極2aに交流のLCD
・COM信号Aが印加された場合、従来であれば抵抗シ
ート9bに生じていたはずのノイズは、導電性シールド
板14を介してGNDに流れてしまい、座標検出信号B
には従来のようなノイズは含まれないので、感圧式タブ
レット7の入力座標の検出精度が向上する。
設けられ、さらに液晶表示板6と感圧式タブレット7と
の間に、アース線でGND接続された導電性シールド板
14が設けられている。 【効果】 導電性シールド板14とLCD透明電極2a
とによりコンデンサC1が形成され、導電性シールド板
14と抵抗シート9bとによりコンデンサC2 が形成さ
れるかたちとなり、LCD透明電極2aに交流のLCD
・COM信号Aが印加された場合、従来であれば抵抗シ
ート9bに生じていたはずのノイズは、導電性シールド
板14を介してGNDに流れてしまい、座標検出信号B
には従来のようなノイズは含まれないので、感圧式タブ
レット7の入力座標の検出精度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き入力された画像
を液晶表示装置に表示させるようにした手書き入力装置
に関し、特に、感圧式タブレットと液晶表示板とが対向
配置されている手書き入力装置に関するものである。
を液晶表示装置に表示させるようにした手書き入力装置
に関し、特に、感圧式タブレットと液晶表示板とが対向
配置されている手書き入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手書き文字等を液晶表示装置(LCD)
に表示させるようにした手書き入力装置には、図4に示
すように、液晶表示板56の上方に透明な感圧式タブレ
ット57が配置された構成のものがある。
に表示させるようにした手書き入力装置には、図4に示
すように、液晶表示板56の上方に透明な感圧式タブレ
ット57が配置された構成のものがある。
【0003】上記液晶表示板56は、基本的には、液晶
層53を挟んで対向配置された一対の透明ガラス基板5
1a・51bの各対向面に、LCD透明電極52a・5
2bが設けられると共に、透明ガラス基板51a・51
の対向面とは反対側の面に、偏光フィルタ54a・54
bが設けられ、偏光フィルタ54bの表面に反射板55
が設けられた構成となっている。
層53を挟んで対向配置された一対の透明ガラス基板5
1a・51bの各対向面に、LCD透明電極52a・5
2bが設けられると共に、透明ガラス基板51a・51
の対向面とは反対側の面に、偏光フィルタ54a・54
bが設けられ、偏光フィルタ54bの表面に反射板55
が設けられた構成となっている。
【0004】上記LCD透明電極52a・52bには電
極ドライバ62a・62bが接続されており、電極ドラ
イバ62a・62bから出力される、図5(a)に示す
ような交流方形波のLCD・COM信号により、液晶層
53の液晶が駆動されるようになっている。
極ドライバ62a・62bが接続されており、電極ドラ
イバ62a・62bから出力される、図5(a)に示す
ような交流方形波のLCD・COM信号により、液晶層
53の液晶が駆動されるようになっている。
【0005】上記感圧式タブレット57は、透明ガラス
基板58の上面に透明抵抗膜59が形成されたものであ
る。この透明抵抗膜59は、例えば、2枚の抵抗シート
59a・59bを、透明ドットスペーサや透明感圧式導
電ゴム等を介在させて、対向するように貼り合わせたも
のである。一方の抵抗シート59aの電極60aには電
源65から定電圧が印加されていると共に、他方の抵抗
シート59bの電極60bは、マイクロプロセッサ等か
らなる制御部61に接続されている。
基板58の上面に透明抵抗膜59が形成されたものであ
る。この透明抵抗膜59は、例えば、2枚の抵抗シート
59a・59bを、透明ドットスペーサや透明感圧式導
電ゴム等を介在させて、対向するように貼り合わせたも
のである。一方の抵抗シート59aの電極60aには電
源65から定電圧が印加されていると共に、他方の抵抗
シート59bの電極60bは、マイクロプロセッサ等か
らなる制御部61に接続されている。
【0006】そして、上記透明抵抗膜59をペン63や
指先で押圧すれば、押圧された座標の上下の抵抗シート
59a・59b同士が電気的に接続され、これにより、
抵抗シート59aに印加されている電圧が座標に応じて
抵抗分圧されて、抵抗シート59bからは座標に応じた
電圧が、座標検出信号として制御部60に出力される。
上記制御部60は、上記座標検出信号に基づいて座標を
判別し、この座標に応じて液晶表示板56の電極ドライ
バ62a・62bを制御して、感圧式タブレット57の
入力画像を液晶表示板56に表示させるようになってい
る。
指先で押圧すれば、押圧された座標の上下の抵抗シート
59a・59b同士が電気的に接続され、これにより、
抵抗シート59aに印加されている電圧が座標に応じて
抵抗分圧されて、抵抗シート59bからは座標に応じた
電圧が、座標検出信号として制御部60に出力される。
上記制御部60は、上記座標検出信号に基づいて座標を
判別し、この座標に応じて液晶表示板56の電極ドライ
バ62a・62bを制御して、感圧式タブレット57の
入力画像を液晶表示板56に表示させるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手書き入力
装置は、液晶表示板56のLCD透明電極52aと、透
明抵抗膜59の抵抗シート59bとにより、液晶表示板
56の透明ガラス基板51aおよび感圧式タブレット5
7の透明ガラス基板58を挟み込むような構造になって
いる。即ち、LCD透明電極52aおよび透明抵抗膜5
9の抵抗シート59bの2枚の導電板により、同図に示
すようなコンデンサC51が形成されるかたちとなる。
装置は、液晶表示板56のLCD透明電極52aと、透
明抵抗膜59の抵抗シート59bとにより、液晶表示板
56の透明ガラス基板51aおよび感圧式タブレット5
7の透明ガラス基板58を挟み込むような構造になって
いる。即ち、LCD透明電極52aおよび透明抵抗膜5
9の抵抗シート59bの2枚の導電板により、同図に示
すようなコンデンサC51が形成されるかたちとなる。
【0008】そして、上記抵抗シート59bに接続され
た座標検出信号の出力線には、プルダウン抵抗R51が接
続されているため、上記コンデンサC51とプルダウン抵
抗R51とにより微分回路が構成されることになる。
た座標検出信号の出力線には、プルダウン抵抗R51が接
続されているため、上記コンデンサC51とプルダウン抵
抗R51とにより微分回路が構成されることになる。
【0009】このため、LCD透明電極52aに、図5
(a)に示すような交流方形波のLCD・COM信号が
入力された場合、同図(b)に示すような微分波形状の
ノイズが座標検出信号に出現する。
(a)に示すような交流方形波のLCD・COM信号が
入力された場合、同図(b)に示すような微分波形状の
ノイズが座標検出信号に出現する。
【0010】コンデンサの容量は対向面積に比例するの
で、小型の手書き入力装置の場合にはそれほど問題には
ならないが、入力画面が大きい大型の手書き入力装置に
なれば、上記コンデンサC51の寄生容量も大きくなるの
で、座標検出信号に出現するノイズが増大し、感圧式タ
ブレット57の入力座標が制御部61において正確に検
出できないという問題が生じる。
で、小型の手書き入力装置の場合にはそれほど問題には
ならないが、入力画面が大きい大型の手書き入力装置に
なれば、上記コンデンサC51の寄生容量も大きくなるの
で、座標検出信号に出現するノイズが増大し、感圧式タ
ブレット57の入力座標が制御部61において正確に検
出できないという問題が生じる。
【0011】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、その目的は、液晶表示板の影響によって座標検出信
号に出現するノイズをなくし、タブレットで入力された
座標の検出精度の向上を図ることができる手書き入力装
置を提供することにある。
り、その目的は、液晶表示板の影響によって座標検出信
号に出現するノイズをなくし、タブレットで入力された
座標の検出精度の向上を図ることができる手書き入力装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る手
書き入力装置は、上記の課題を解決するために、液晶駆
動電圧が印加される液晶表示電極を有する液晶表示板
と、座標検出信号を出力する抵抗膜を有するタブレット
とが対向配置されている手書き入力装置において、以下
の手段を講じている。
書き入力装置は、上記の課題を解決するために、液晶駆
動電圧が印加される液晶表示電極を有する液晶表示板
と、座標検出信号を出力する抵抗膜を有するタブレット
とが対向配置されている手書き入力装置において、以下
の手段を講じている。
【0013】即ち、上記の液晶表示板とタブレットとの
間には、接地された導電性シールド部材が介在されてい
る。
間には、接地された導電性シールド部材が介在されてい
る。
【0014】また、請求項2の発明に係る手書き入力装
置は、上記の課題を解決するために、上記請求項1に記
載の手書き入力装置において、導電性シールド部材が、
液晶表示板とタブレットとの対向面の少なくとも一方の
面に形成された透明電極であることを特徴としている。
置は、上記の課題を解決するために、上記請求項1に記
載の手書き入力装置において、導電性シールド部材が、
液晶表示板とタブレットとの対向面の少なくとも一方の
面に形成された透明電極であることを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1の構成によれば、液晶表示板とタブレ
ットとの間に導電性シールド部材が介在されているの
で、この導電性シールド部材と、液晶表示板の液晶表示
電極とによりコンデンサが形成されると共に、上記導電
性シールド部材とタブレットの抵抗膜とによりコンデン
サが形成されるかたちとなる。
ットとの間に導電性シールド部材が介在されているの
で、この導電性シールド部材と、液晶表示板の液晶表示
電極とによりコンデンサが形成されると共に、上記導電
性シールド部材とタブレットの抵抗膜とによりコンデン
サが形成されるかたちとなる。
【0016】上記液晶表示電極に交流の液晶駆動電圧が
印加された場合、従来であればタブレットの抵抗膜に生
じていたはずのノイズは、導電性シールド部材にのる。
導電性シールド部材は接地されているので、上記ノイズ
は導電性シールド部材を介してGNDに流れてしまい、
タブレットの抵抗膜から出力される座標検出信号には従
来のようなノイズは含まれない。
印加された場合、従来であればタブレットの抵抗膜に生
じていたはずのノイズは、導電性シールド部材にのる。
導電性シールド部材は接地されているので、上記ノイズ
は導電性シールド部材を介してGNDに流れてしまい、
タブレットの抵抗膜から出力される座標検出信号には従
来のようなノイズは含まれない。
【0017】また、請求項2の構成によれば、導電性シ
ールド部材となる透明電極が液晶表示板やタブレットに
一体成形されているので、部品点数の増加がなく、手書
き入力装置の組み立てを簡素化することができる。
ールド部材となる透明電極が液晶表示板やタブレットに
一体成形されているので、部品点数の増加がなく、手書
き入力装置の組み立てを簡素化することができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図1および図2に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例の手書き入力装置は、図1に示す
ように、液晶表示板6の上方に感圧式タブレット7が設
けられ、さらに液晶表示板6と感圧式タブレット7との
間に導電性シールド板(導電性シールド部材)14が設
けられた構成のものである。
ように、液晶表示板6の上方に感圧式タブレット7が設
けられ、さらに液晶表示板6と感圧式タブレット7との
間に導電性シールド板(導電性シールド部材)14が設
けられた構成のものである。
【0020】上記液晶表示板6は、感圧式タブレット7
の分解能と対応するドットマトリクス型のものであり、
基本的には、液晶層3を挟んで対向配置された一対の透
明ガラス基板1a・1bの各対向面に、ITO膜等によ
り電極パターンが形成されたLCD透明電極(液晶表示
電極)2a・2bが設けられると共に、透明ガラス基板
1a・1bの対向面とは反対側の面に、偏光フィルタ4
a・4bが設けられ、さらに偏光フィルタ4bの表面に
反射板5が設けられた構成となっている。
の分解能と対応するドットマトリクス型のものであり、
基本的には、液晶層3を挟んで対向配置された一対の透
明ガラス基板1a・1bの各対向面に、ITO膜等によ
り電極パターンが形成されたLCD透明電極(液晶表示
電極)2a・2bが設けられると共に、透明ガラス基板
1a・1bの対向面とは反対側の面に、偏光フィルタ4
a・4bが設けられ、さらに偏光フィルタ4bの表面に
反射板5が設けられた構成となっている。
【0021】上記LCD透明電極2aとLCD透明電極
2bとは、互いに直交する方向に電極パターンが形成さ
れており、これらの電極端には、それぞれ電極ドライバ
12a・12bが接続されている。
2bとは、互いに直交する方向に電極パターンが形成さ
れており、これらの電極端には、それぞれ電極ドライバ
12a・12bが接続されている。
【0022】上記電極ドライバ12a・12bは、後述
の制御部11から供給される制御電圧信号Cを受け、上
記LCD透明電極2a・2bに交流方形波のLCD・C
OM信号(液晶駆動電圧)Aを供給し、液晶層3の液晶
を駆動するようになっている。
の制御部11から供給される制御電圧信号Cを受け、上
記LCD透明電極2a・2bに交流方形波のLCD・C
OM信号(液晶駆動電圧)Aを供給し、液晶層3の液晶
を駆動するようになっている。
【0023】上記感圧式タブレット7は、透明ガラス基
板8の上面に透明抵抗膜(抵抗膜)9が形成されたもの
である。この透明抵抗膜9は、ポリエチレン等の透明プ
ラスチック膜に均一に透明抵抗体を印刷した2枚の抵抗
シート9a・9bを、透明ドットスペーサや透明感圧式
導電ゴム等を介在させて、抵抗体が対向するように貼り
合わせたものである。上記抵抗シート9a・9bの端縁
にはそれぞれ電極10a・10bが形成されており、抵
抗シート9aの電極10aには定電圧電源15が接続さ
れている。一方、抵抗シート9bの電極10bは、制御
部11に接続されると共に、プルダウン抵抗R1 を介し
て接地されている。
板8の上面に透明抵抗膜(抵抗膜)9が形成されたもの
である。この透明抵抗膜9は、ポリエチレン等の透明プ
ラスチック膜に均一に透明抵抗体を印刷した2枚の抵抗
シート9a・9bを、透明ドットスペーサや透明感圧式
導電ゴム等を介在させて、抵抗体が対向するように貼り
合わせたものである。上記抵抗シート9a・9bの端縁
にはそれぞれ電極10a・10bが形成されており、抵
抗シート9aの電極10aには定電圧電源15が接続さ
れている。一方、抵抗シート9bの電極10bは、制御
部11に接続されると共に、プルダウン抵抗R1 を介し
て接地されている。
【0024】この感圧式タブレット7がペン13で押圧
された場合、押圧された位置(座標)で上下の抵抗シー
ト9a・9b同士が電気的に接続され、これにより、抵
抗シート9aに印加されている電圧がその座標に応じて
抵抗分圧されて、抵抗シート9bからは座標に応じた電
圧が座標検出信号Bとして制御部11に出力されるよう
になっている。
された場合、押圧された位置(座標)で上下の抵抗シー
ト9a・9b同士が電気的に接続され、これにより、抵
抗シート9aに印加されている電圧がその座標に応じて
抵抗分圧されて、抵抗シート9bからは座標に応じた電
圧が座標検出信号Bとして制御部11に出力されるよう
になっている。
【0025】上記制御部11は、マイクロプロセッサ、
記憶装置、インターフェイス回路等から構成されてお
り、上記抵抗シート9bから入力される座標検出信号B
に基づいて入力座標を判別し、その座標に応じた液晶駆
動電圧信号Cを上記電極ドライバ12a・12bに出力
し、感圧式タブレット7の入力画像を液晶表示板6に表
示させるようになっている。
記憶装置、インターフェイス回路等から構成されてお
り、上記抵抗シート9bから入力される座標検出信号B
に基づいて入力座標を判別し、その座標に応じた液晶駆
動電圧信号Cを上記電極ドライバ12a・12bに出力
し、感圧式タブレット7の入力画像を液晶表示板6に表
示させるようになっている。
【0026】上記導電性シールド板14は、図2に示す
ように、透明な導電性フィルム14aの端縁に電極14
bが貼着され、この電極14bがGNDに接続された構
成となっている。
ように、透明な導電性フィルム14aの端縁に電極14
bが貼着され、この電極14bがGNDに接続された構
成となっている。
【0027】上記の構成において、ペン13で感圧式タ
ブレット7の上面を押圧すれば、抵抗シート9bからは
座標に応じた座標検出信号Bが制御部11に出力され、
制御部11は、この座標検出信号Bに基づいて電極ドラ
イバ12a・12bに液晶駆動電圧信号Cを出力する。
この液晶駆動電圧信号Cを受けた上記電極ドライバ12
a・12bは、LCD透明電極2a・2bにLCD・C
OM信号Aを出力する。
ブレット7の上面を押圧すれば、抵抗シート9bからは
座標に応じた座標検出信号Bが制御部11に出力され、
制御部11は、この座標検出信号Bに基づいて電極ドラ
イバ12a・12bに液晶駆動電圧信号Cを出力する。
この液晶駆動電圧信号Cを受けた上記電極ドライバ12
a・12bは、LCD透明電極2a・2bにLCD・C
OM信号Aを出力する。
【0028】ところで、上記の構成では、液晶表示板6
のLCD透明電極2aと、導電性シールド板14とによ
り、図1に示すようなコンデンサC1 が形成され、導電
性シールド板14と、感圧式タブレット7の抵抗シート
9bとによりコンデンサC2が形成されるかたちとな
る。
のLCD透明電極2aと、導電性シールド板14とによ
り、図1に示すようなコンデンサC1 が形成され、導電
性シールド板14と、感圧式タブレット7の抵抗シート
9bとによりコンデンサC2が形成されるかたちとな
る。
【0029】したがって、上記LCD透明電極2bに交
流方形波のLCD・COM信号Aが印加された場合、従
来であれば感圧式タブレット7の抵抗シート9bに生じ
ていたはずのノイズは、導電性シールド板14にのり、
GNDに流れてしまうので、感圧式タブレット7には従
来のようなノイズは発生しない。
流方形波のLCD・COM信号Aが印加された場合、従
来であれば感圧式タブレット7の抵抗シート9bに生じ
ていたはずのノイズは、導電性シールド板14にのり、
GNDに流れてしまうので、感圧式タブレット7には従
来のようなノイズは発生しない。
【0030】これにより、制御部11における感圧式タ
ブレット7の入力座標の検出精度が向上する。
ブレット7の入力座標の検出精度が向上する。
【0031】尚、本実施例の手書き入力装置は、液晶表
示板6および感圧式タブレット7とは独立した導電性シ
ールド板14を、液晶表示板6と感圧式タブレット7と
の間に介在させた構成であるが、上下に対向配置された
感圧式タブレット7と液晶表示板6との対向面の少なく
とも一方に、導電性シールド部材としての透明電極を形
成し、この透明電極をアース線でGND接続した構成の
ものでも、上記同様のノイズ除去効果が得られる。
示板6および感圧式タブレット7とは独立した導電性シ
ールド板14を、液晶表示板6と感圧式タブレット7と
の間に介在させた構成であるが、上下に対向配置された
感圧式タブレット7と液晶表示板6との対向面の少なく
とも一方に、導電性シールド部材としての透明電極を形
成し、この透明電極をアース線でGND接続した構成の
ものでも、上記同様のノイズ除去効果が得られる。
【0032】図3は、液晶表示板6側に透明電極16を
形成した例であるが、感圧式タブレット7の透明ガラス
基板8の下面に透明電極を形成し、この透明電極をGN
Dに接続したものであってもよい。勿論、液晶表示板6
と感圧式タブレット7と対向面の両面に透明電極を形成
してもよい。
形成した例であるが、感圧式タブレット7の透明ガラス
基板8の下面に透明電極を形成し、この透明電極をGN
Dに接続したものであってもよい。勿論、液晶表示板6
と感圧式タブレット7と対向面の両面に透明電極を形成
してもよい。
【0033】同図の場合、液晶表示板6のLCD透明電
極2aと透明電極16とによりコンデンサC3 が形成さ
れ、透明電極16と感圧式タブレット7の抵抗シート9
bとによりコンデンサC4 が形成されるかたちとなり、
LCD透明電極2bに交流方形波のLCD・COM信号
Aが印加されたときのノイズ成分は、透明電極16を介
してGNDに流れる。
極2aと透明電極16とによりコンデンサC3 が形成さ
れ、透明電極16と感圧式タブレット7の抵抗シート9
bとによりコンデンサC4 が形成されるかたちとなり、
LCD透明電極2bに交流方形波のLCD・COM信号
Aが印加されたときのノイズ成分は、透明電極16を介
してGNDに流れる。
【0034】このように、導電性シールド部材となる透
明電極16を液晶表示板6や感圧式タブレット7に一体
成形した場合、部品点数が増加しないので、装置の組み
立てが簡素化される。
明電極16を液晶表示板6や感圧式タブレット7に一体
成形した場合、部品点数が増加しないので、装置の組み
立てが簡素化される。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明に係る手書き入力装置
は、以上のように、液晶表示板とタブレットとの間に
は、接地された導電性シールド部材が介在されている構
成である。
は、以上のように、液晶表示板とタブレットとの間に
は、接地された導電性シールド部材が介在されている構
成である。
【0036】それゆえ、導電性シールド部材と液晶表示
板の液晶表示電極とによりコンデンサが形成されると共
に、導電性シールド部材とタブレットの抵抗膜とにより
コンデンサが形成されるかたちとなり、液晶表示電極に
交流の液晶駆動電圧が印加された場合、従来であればタ
ブレットの抵抗膜に生じていたはずのノイズは、導電性
シールド部材を介してGNDに流れてしまい、座標検出
信号には従来のようなノイズは含まれないので、タブレ
ットの入力座標の検出精度が向上するという効果を奏す
る。
板の液晶表示電極とによりコンデンサが形成されると共
に、導電性シールド部材とタブレットの抵抗膜とにより
コンデンサが形成されるかたちとなり、液晶表示電極に
交流の液晶駆動電圧が印加された場合、従来であればタ
ブレットの抵抗膜に生じていたはずのノイズは、導電性
シールド部材を介してGNDに流れてしまい、座標検出
信号には従来のようなノイズは含まれないので、タブレ
ットの入力座標の検出精度が向上するという効果を奏す
る。
【0037】請求項2の発明に係る手書き入力装置は、
以上のように、請求項1に記載の手書き入力装置におい
て、導電性シールド部材が、液晶表示板とタブレットと
の対向面の少なくとも一方の面に形成された透明電極で
ある構成となっている。
以上のように、請求項1に記載の手書き入力装置におい
て、導電性シールド部材が、液晶表示板とタブレットと
の対向面の少なくとも一方の面に形成された透明電極で
ある構成となっている。
【0038】それゆえ、上記請求項1に記載の構成の効
果に加えて、導電性シールド部材となる透明電極が液晶
表示板やタブレットに一体成形されているので、部品点
数の増加を招来することなく、手書き入力装置の組み立
てを簡素化することができるという効果を奏する。
果に加えて、導電性シールド部材となる透明電極が液晶
表示板やタブレットに一体成形されているので、部品点
数の増加を招来することなく、手書き入力装置の組み立
てを簡素化することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、手書き入
力装置の要部を示す断面構成図である。
力装置の要部を示す断面構成図である。
【図2】上記手書き入力装置に用いられている導電性シ
ールド板を示す概略の斜視図である。
ールド板を示す概略の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すものであり、手書き
入力装置の要部を示す断面構成図である。
入力装置の要部を示す断面構成図である。
【図4】従来例を示すものであり、手書き入力装置の要
部を示す断面構成図である。
部を示す断面構成図である。
【図5】LCD透明電極に印加されるLCD・COM信
号と、座標検出信号に発生するノイズとを示す波形図で
ある。
号と、座標検出信号に発生するノイズとを示す波形図で
ある。
2a・2b LCD透明電極(液晶表示電極) 6 液晶表示板 7 感圧式タブレット(タブレット) 9 透明抵抗膜(抵抗膜) 9a・9b 抵抗シート 11 制御部 14 導電性シールド板(導電性シールド部
材) 16 透明電極 A LCD・COM信号(液晶駆動電圧) B 座標検出信号
材) 16 透明電極 A LCD・COM信号(液晶駆動電圧) B 座標検出信号
Claims (2)
- 【請求項1】液晶駆動電圧が印加される液晶表示電極を
有する液晶表示板と、座標検出信号を出力する抵抗膜を
有するタブレットとが対向配置されている手書き入力装
置において、 上記の液晶表示板とタブレットとの間には、接地された
導電性シールド部材が介在されていることを特徴とする
手書き入力装置。 - 【請求項2】導電性シールド部材が、液晶表示板とタブ
レットとの対向面の少なくとも一方の面に形成された透
明電極であることを特徴とする請求項1記載の手書き入
力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2963692A JPH05224813A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 手書き入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2963692A JPH05224813A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 手書き入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224813A true JPH05224813A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12281574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2963692A Pending JPH05224813A (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 手書き入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05224813A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100469340B1 (ko) * | 1996-11-29 | 2005-07-07 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치 |
KR100689363B1 (ko) * | 2004-02-03 | 2007-03-02 | 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. | 디스플레이 유닛 |
WO2007102238A1 (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置 |
US7557869B2 (en) | 2002-12-24 | 2009-07-07 | Lg Display Co., Ltd. | Touch panel integrated with liquid crystal display |
JP2010282171A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Lg Display Co Ltd | 有機電界発光表示装置 |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP2963692A patent/JPH05224813A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8013943B2 (en) | 2006-03-08 | 2011-09-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device |
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US8599149B2 (en) | 2009-06-08 | 2013-12-03 | Lg Display Co., Ltd. | Organic light emitting diode display |
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