JPH05224533A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05224533A JPH05224533A JP4023578A JP2357892A JPH05224533A JP H05224533 A JPH05224533 A JP H05224533A JP 4023578 A JP4023578 A JP 4023578A JP 2357892 A JP2357892 A JP 2357892A JP H05224533 A JPH05224533 A JP H05224533A
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Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、いかなる感度のトナー濃度センサを
用いた場合にも、それぞれの現像装置におけるトナーエ
ンプティ時のトナー濃度を略一定とすることができるよ
うにすることを最も主要な特徴とする。 【構成】トナー濃度センサを、その感度に応じていくつ
かにランク分けする。また、そのランクに応じたトナー
エンプティレベルをそれぞれ用意する。そして、使用さ
れるトナー濃度センサのランクに対応するエンプティレ
ベルを選択することで、トナーエンプティレベルの設定
を変更する構成となっている。
用いた場合にも、それぞれの現像装置におけるトナーエ
ンプティ時のトナー濃度を略一定とすることができるよ
うにすることを最も主要な特徴とする。 【構成】トナー濃度センサを、その感度に応じていくつ
かにランク分けする。また、そのランクに応じたトナー
エンプティレベルをそれぞれ用意する。そして、使用さ
れるトナー濃度センサのランクに対応するエンプティレ
ベルを選択することで、トナーエンプティレベルの設定
を変更する構成となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばトナーとキ
ャリアとからなる二成分現像剤を用い、そのトナー濃度
を一定に保つようにしてなる現像装置を有する画像形成
装置に関する。
ャリアとからなる二成分現像剤を用い、そのトナー濃度
を一定に保つようにしてなる現像装置を有する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子写真方式の画像形成
装置には、感光体ドラム(像担持体)上に形成された静
電潜像を顕像化するための現像装置が設けられている。
この種の現像装置は、二成分系と一成分系とに大別され
る。
装置には、感光体ドラム(像担持体)上に形成された静
電潜像を顕像化するための現像装置が設けられている。
この種の現像装置は、二成分系と一成分系とに大別され
る。
【0003】前者は、トナーをキャリア粒子に付着させ
て現像ローラの外周に運び、現像剤層を形成して感光体
ドラムの表面に当接させ、感光体ドラム上に形成された
静電潜像のクーロン力でトナーをキャリア粒子から分離
して潜像部分に付着させるものである。後者は、トナー
単独で現像ローラの外周に現像剤層を形成し、同様にト
ナーを潜像部分に付着させるものである。
て現像ローラの外周に運び、現像剤層を形成して感光体
ドラムの表面に当接させ、感光体ドラム上に形成された
静電潜像のクーロン力でトナーをキャリア粒子から分離
して潜像部分に付着させるものである。後者は、トナー
単独で現像ローラの外周に現像剤層を形成し、同様にト
ナーを潜像部分に付着させるものである。
【0004】上記いずれの場合にも、現像剤層のトナー
濃度を一定に保つ必要があり、前者の二成分系現像装置
では光学式などのトナー濃度検知手段であるトナー濃度
センサを用いている。
濃度を一定に保つ必要があり、前者の二成分系現像装置
では光学式などのトナー濃度検知手段であるトナー濃度
センサを用いている。
【0005】従来は、たとえば図6に示すように、セン
サの出力電圧が基準値よりも小さいときにはトナー補給
装置からのトナー補給を行わず、基準値よりも大きいと
きだけトナー補給を行うことで、トナー濃度を一定に保
つようにしている。
サの出力電圧が基準値よりも小さいときにはトナー補給
装置からのトナー補給を行わず、基準値よりも大きいと
きだけトナー補給を行うことで、トナー濃度を一定に保
つようにしている。
【0006】また、トナー補給装置内の補給用トナーが
なくなると、トナー補給装置が補給動作を行ってもトナ
ーの補給ができなくなり、その状態で画像形成動作を続
けるとトナー濃度は低下し続ける。そして、そのときの
センサの出力電圧がエンプティレベルをこえたときにそ
れを表示し、画像形成動作を停止するようになってい
る。
なくなると、トナー補給装置が補給動作を行ってもトナ
ーの補給ができなくなり、その状態で画像形成動作を続
けるとトナー濃度は低下し続ける。そして、そのときの
センサの出力電圧がエンプティレベルをこえたときにそ
れを表示し、画像形成動作を停止するようになってい
る。
【0007】しかしながら、図7に示すように、たとえ
ばトナー濃度センサa,b,c,d,e,f,gには製
造時のばらつきなどにより個々の感度特性に若干の違い
が生ずるにもかかわらず、一定のレベルで上記のエンプ
ティ制御を行うようになっている。このため、図8に示
すように、センサa,gのように感度特性が大きく異な
る場合にはエンプティ時のトナー濃度に大きな幅ができ
るなど、感度特性により使用可能なセンサが制限される
といった不具合があった。
ばトナー濃度センサa,b,c,d,e,f,gには製
造時のばらつきなどにより個々の感度特性に若干の違い
が生ずるにもかかわらず、一定のレベルで上記のエンプ
ティ制御を行うようになっている。このため、図8に示
すように、センサa,gのように感度特性が大きく異な
る場合にはエンプティ時のトナー濃度に大きな幅ができ
るなど、感度特性により使用可能なセンサが制限される
といった不具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、センサの感度特性のばらつきによる影響を
少なくするために、特性の近いセンサを選んで使用して
いたため、コスト的に割高となるという欠点があった。
においては、センサの感度特性のばらつきによる影響を
少なくするために、特性の近いセンサを選んで使用して
いたため、コスト的に割高となるという欠点があった。
【0009】そこで、この発明は、検知手段の感度に制
限を受けることなく、しかもトナーエンプティ時のトナ
ー濃度を略一定とすることが可能な画像形成装置を提供
することを目的としている。
限を受けることなく、しかもトナーエンプティ時のトナ
ー濃度を略一定とすることが可能な画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像形成装置にあっては、トナーとキ
ャリアとからなる二成分現像剤を収容し、静電潜像を有
する像担持体の表面に前記トナーを供給する現像手段
と、この現像手段にトナーを補給する補給手段と、前記
現像手段におけるトナー濃度を検知する検知手段と、こ
の検知手段の検知結果にしたがって前記補給手段による
トナー補給量を制御する制御手段と、前記検知手段の検
知結果にもとづいて前記補給手段によるトナー補給量が
低下したことを判定する判定手段と、この判定手段にお
けるトナー補給量の低下を判定するための判定値の設定
を、前記検知手段の感度に応じて変更する変更手段とか
ら構成されている。
めに、この発明の画像形成装置にあっては、トナーとキ
ャリアとからなる二成分現像剤を収容し、静電潜像を有
する像担持体の表面に前記トナーを供給する現像手段
と、この現像手段にトナーを補給する補給手段と、前記
現像手段におけるトナー濃度を検知する検知手段と、こ
の検知手段の検知結果にしたがって前記補給手段による
トナー補給量を制御する制御手段と、前記検知手段の検
知結果にもとづいて前記補給手段によるトナー補給量が
低下したことを判定する判定手段と、この判定手段にお
けるトナー補給量の低下を判定するための判定値の設定
を、前記検知手段の感度に応じて変更する変更手段とか
ら構成されている。
【0011】また、この発明の画像形成装置にあって
は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を収容
し、静電潜像を有する像担持体の表面に前記トナーを供
給する現像手段と、この現像手段にトナーを補給する補
給手段と、前記現像手段におけるトナー濃度を検知する
検知手段と、この検知手段の検知結果にしたがって前記
補給手段によるトナー補給量を制御する制御手段と、前
記検知手段の検知結果にもとづいて前記補給手段による
トナー補給量が低下したことを判定する判定手段と、こ
の判定手段の判定結果にしたがって画像形成動作を停止
する停止手段と、前記判定手段におけるトナー補給量の
低下を判定するための判定値の設定を、前記検知手段の
感度に応じてランク分けされた、そのランクに対応して
変更する変更手段とから構成されている。
は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を収容
し、静電潜像を有する像担持体の表面に前記トナーを供
給する現像手段と、この現像手段にトナーを補給する補
給手段と、前記現像手段におけるトナー濃度を検知する
検知手段と、この検知手段の検知結果にしたがって前記
補給手段によるトナー補給量を制御する制御手段と、前
記検知手段の検知結果にもとづいて前記補給手段による
トナー補給量が低下したことを判定する判定手段と、こ
の判定手段の判定結果にしたがって画像形成動作を停止
する停止手段と、前記判定手段におけるトナー補給量の
低下を判定するための判定値の設定を、前記検知手段の
感度に応じてランク分けされた、そのランクに対応して
変更する変更手段とから構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、上記した手段により、使用する検
知手段の感度に応じて判定値を変更できるようになるた
め、感度の異なる検知手段によっても同じトナー濃度に
て画像形成動作を停止させることが可能となるものであ
る。
知手段の感度に応じて判定値を変更できるようになるた
め、感度の異なる検知手段によっても同じトナー濃度に
て画像形成動作を停止させることが可能となるものであ
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1,図2は、本発明にかかる画像形
成装置を示すものである。
照して説明する。図1,図2は、本発明にかかる画像形
成装置を示すものである。
【0014】画像形成装置は、その上面に、透明ガラス
からなる原稿台2を固定した装置本体1と、本体1の上
面に一端を回動自在に支承されて原稿台2の上面を覆う
原稿カバー3と、本体1の一側部に上下に着脱自在に装
填され、一側部より突出する上下の給紙カセット4,5
と、本体1の他側部の排紙端に突出して設けられたトレ
イ6とからなっている。
からなる原稿台2を固定した装置本体1と、本体1の上
面に一端を回動自在に支承されて原稿台2の上面を覆う
原稿カバー3と、本体1の一側部に上下に着脱自在に装
填され、一側部より突出する上下の給紙カセット4,5
と、本体1の他側部の排紙端に突出して設けられたトレ
イ6とからなっている。
【0015】本体1の内部には、原稿台2の下面に沿っ
て矢印x方向に往復移動する露光ランプ7およびミラー
8,9,10からなる光学系と、光学系の露光走査によ
る反射光を変倍用レンズブロック11およびミラー12
を通じて結像する感光体ドラム13と、感光体ドラム1
3の表面に結像された静電潜像にトナーを付着して可視
像化(顕像化)する現像装置14と、感光体ドラム13
の矢印y方向への回転に同期してカセット4または5内
に収納されたコピー用紙Pを、送出ローラ機構15また
は16および案内路17または18を通じて転写用帯電
器20および剥離用帯電器21に送り、感光体ドラム1
3の表面に密着させるレジストローラ対22と、転写用
帯電器20を介してトナー像を転写し、かつ剥離用帯電
器21でドラム13から剥離されたコピー用紙Pを搬送
する搬送ベルト23と、搬送ベルト23の終端に設けら
れ、トナー像をコピー用紙Pに定着させる定着ローラ対
24と、定着ローラ対24に隣接して設けられた排紙ロ
ーラ対25とを備え、コピー用紙Pはこのローラ対25
を経て前記トレイ6上に排出される。
て矢印x方向に往復移動する露光ランプ7およびミラー
8,9,10からなる光学系と、光学系の露光走査によ
る反射光を変倍用レンズブロック11およびミラー12
を通じて結像する感光体ドラム13と、感光体ドラム1
3の表面に結像された静電潜像にトナーを付着して可視
像化(顕像化)する現像装置14と、感光体ドラム13
の矢印y方向への回転に同期してカセット4または5内
に収納されたコピー用紙Pを、送出ローラ機構15また
は16および案内路17または18を通じて転写用帯電
器20および剥離用帯電器21に送り、感光体ドラム1
3の表面に密着させるレジストローラ対22と、転写用
帯電器20を介してトナー像を転写し、かつ剥離用帯電
器21でドラム13から剥離されたコピー用紙Pを搬送
する搬送ベルト23と、搬送ベルト23の終端に設けら
れ、トナー像をコピー用紙Pに定着させる定着ローラ対
24と、定着ローラ対24に隣接して設けられた排紙ロ
ーラ対25とを備え、コピー用紙Pはこのローラ対25
を経て前記トレイ6上に排出される。
【0016】また、前記感光体ドラム13の周縁には、
回転方向に沿って転写後のドラム13の除電を行う除電
用帯電器26、除電後の感光体ドラム13の表面に付着
しているトナーを除去するクリーナ27、ドラム13の
残像を消去する除電ランプ28、および感光体ドラム1
3の表面を帯電させ、露光時において静電潜像を結像さ
せるための帯電器29が配置されている。
回転方向に沿って転写後のドラム13の除電を行う除電
用帯電器26、除電後の感光体ドラム13の表面に付着
しているトナーを除去するクリーナ27、ドラム13の
残像を消去する除電ランプ28、および感光体ドラム1
3の表面を帯電させ、露光時において静電潜像を結像さ
せるための帯電器29が配置されている。
【0017】さらに、本体1内には、温度の上昇を防止
するための冷却ファン30、およびカセット4,5の挿
入先端位置にあって、カセットサイズを検知するための
複数のマイクロスイッチ群からなるカセットサイズ検知
器31,32などが設けられている。
するための冷却ファン30、およびカセット4,5の挿
入先端位置にあって、カセットサイズを検知するための
複数のマイクロスイッチ群からなるカセットサイズ検知
器31,32などが設けられている。
【0018】現像装置14は、たとえばトナーとキャリ
アとからなる二成分現像剤を収容してなり、トナーをキ
ャリア粒子に付着させて現像ローラの外周に運び、現像
剤層を形成して感光体ドラム13の表面に当接させ、感
光体ドラム13上に形成された静電潜像のクーロン力で
トナーをキャリア粒子から分離して潜像部分に付着させ
る二成分系の現像装置である。この現像装置14は、コ
ピー動作(画像形成動作)にともなって減少するトナー
を補給するための、補給手段としてのトナーホッパ14
aを有している。図3は、上記した二成分系現像装置1
4の構成を示すものである。
アとからなる二成分現像剤を収容してなり、トナーをキ
ャリア粒子に付着させて現像ローラの外周に運び、現像
剤層を形成して感光体ドラム13の表面に当接させ、感
光体ドラム13上に形成された静電潜像のクーロン力で
トナーをキャリア粒子から分離して潜像部分に付着させ
る二成分系の現像装置である。この現像装置14は、コ
ピー動作(画像形成動作)にともなって減少するトナー
を補給するための、補給手段としてのトナーホッパ14
aを有している。図3は、上記した二成分系現像装置1
4の構成を示すものである。
【0019】すなわち、ケーシング141内には、軸方
向が感光体ドラム13の軸方向に平行な現像剤搬送手段
である一対の搬送ローラ142,143と、現像ローラ
144とが設けられている。
向が感光体ドラム13の軸方向に平行な現像剤搬送手段
である一対の搬送ローラ142,143と、現像ローラ
144とが設けられている。
【0020】搬送ローラ142,143および現像ロー
ラ144は、それぞれ図示していない駆動系によって図
示矢印X,Y,Zで示す方向に回転駆動されるようにな
っている。そして、ケーシング141内に充填された現
像剤145を、搬送ローラ142,143の回転により
現像ローラ144側に搬送し、現像ローラ144の外周
に現像剤層145aを形成する。この現像剤層145a
が感光体ドラム13の表面に接触し、前述したような現
像が行われる。なお、図中における146は、現像ロー
ラ144の外周に形成される現像剤層145aの厚さを
均一にするための穂立ち制御ブレードである。
ラ144は、それぞれ図示していない駆動系によって図
示矢印X,Y,Zで示す方向に回転駆動されるようにな
っている。そして、ケーシング141内に充填された現
像剤145を、搬送ローラ142,143の回転により
現像ローラ144側に搬送し、現像ローラ144の外周
に現像剤層145aを形成する。この現像剤層145a
が感光体ドラム13の表面に接触し、前述したような現
像が行われる。なお、図中における146は、現像ロー
ラ144の外周に形成される現像剤層145aの厚さを
均一にするための穂立ち制御ブレードである。
【0021】一方、ケーシング141の下面には、搬送
ローラ142に対向して検知手段としてのトナー濃度セ
ンサ51が設けられており、搬送路141aに沿って搬
送される現像剤145のトナー濃度を検知するようにな
っている。ここで、上記した画像形成装置における基本
的なコピー動作(通常コピー)について説明する。
ローラ142に対向して検知手段としてのトナー濃度セ
ンサ51が設けられており、搬送路141aに沿って搬
送される現像剤145のトナー濃度を検知するようにな
っている。ここで、上記した画像形成装置における基本
的なコピー動作(通常コピー)について説明する。
【0022】たとえば、原稿台2上に原稿が載置され、
図示していない操作パネルを介して複写枚数、複写倍率
および用紙サイズなどの複写条件が選択され、さらに複
写開始信号が入力されたとする。すると、原稿台2に載
置された原稿は、読み取り時に露光ランプ7からの光に
よって照明される。
図示していない操作パネルを介して複写枚数、複写倍率
および用紙サイズなどの複写条件が選択され、さらに複
写開始信号が入力されたとする。すると、原稿台2に載
置された原稿は、読み取り時に露光ランプ7からの光に
よって照明される。
【0023】原稿からの反射光は、ミラー8,9,1
0、およびレンズブロック11、さらにミラー12を順
に介して、あらかじめ帯電器29により所定の電荷が与
えられている感光体ドラム13に結像される。すなわ
ち、原稿からの反射光は、スリット露光されることによ
り感光体ドラム13の表面で静電的なパターンに変換さ
れ、潜像となる。感光体ドラム13上に潜像として形成
された画像は、上記現像装置14より供給されるトナー
が選択的に付着されて現像される。
0、およびレンズブロック11、さらにミラー12を順
に介して、あらかじめ帯電器29により所定の電荷が与
えられている感光体ドラム13に結像される。すなわ
ち、原稿からの反射光は、スリット露光されることによ
り感光体ドラム13の表面で静電的なパターンに変換さ
れ、潜像となる。感光体ドラム13上に潜像として形成
された画像は、上記現像装置14より供給されるトナー
が選択的に付着されて現像される。
【0024】ここまでの一連の動作と並行して、指定の
用紙サイズまたは原稿サイズおよび画像倍率に応じて、
給紙カセット4,5のいづれか一つから、最適サイズの
コピー用紙Pが収容されているカセットが選択される。
そして、その対応する送出ローラ機構15または16に
よって、選択されたカセット内より一枚のコピー用紙P
が引き出される。この一枚のコピー用紙Pは、それぞれ
の案内路17または18を送られた後、レジストローラ
対22によって画像の先端とコピー用紙Pの先端とが整
合されて、感光体ドラム13へ向けて給送される。
用紙サイズまたは原稿サイズおよび画像倍率に応じて、
給紙カセット4,5のいづれか一つから、最適サイズの
コピー用紙Pが収容されているカセットが選択される。
そして、その対応する送出ローラ機構15または16に
よって、選択されたカセット内より一枚のコピー用紙P
が引き出される。この一枚のコピー用紙Pは、それぞれ
の案内路17または18を送られた後、レジストローラ
対22によって画像の先端とコピー用紙Pの先端とが整
合されて、感光体ドラム13へ向けて給送される。
【0025】こうして、感光体ドラム13に導かれたコ
ピー用紙Pが、感光体ドラム13に残っている電荷に引
き付けられることで吸着(密着)され、そして、潜像形
成のために既に感光体ドラム13に与えられている電荷
と同極性の電荷が転写用帯電器20から供給されること
により、感光体ドラム13へ付着されているトナーがコ
ピー用紙Pへ転写される。
ピー用紙Pが、感光体ドラム13に残っている電荷に引
き付けられることで吸着(密着)され、そして、潜像形
成のために既に感光体ドラム13に与えられている電荷
と同極性の電荷が転写用帯電器20から供給されること
により、感光体ドラム13へ付着されているトナーがコ
ピー用紙Pへ転写される。
【0026】トナーが転写されたコピー用紙Pは、剥離
用帯電器21の作用によって上記感光体ドラム13との
吸着から解放され、トナーを載せた状態で搬送ベルト2
3上へ送出される。そして、定着ローラ対24間を通過
されることにより、トナーはコピー用紙Pに定着(固
着)される。以上のようにして、原稿の画像が複写され
たコピー用紙Pは、排紙ローラ対25によりトレイ6へ
複写面を表にした(上に向けた)状態で排出される。
用帯電器21の作用によって上記感光体ドラム13との
吸着から解放され、トナーを載せた状態で搬送ベルト2
3上へ送出される。そして、定着ローラ対24間を通過
されることにより、トナーはコピー用紙Pに定着(固
着)される。以上のようにして、原稿の画像が複写され
たコピー用紙Pは、排紙ローラ対25によりトレイ6へ
複写面を表にした(上に向けた)状態で排出される。
【0027】なお、コピー用紙Pが分離された後の感光
体ドラム13は、さらに回転され、その表面がクリーナ
27によってクリーニングされる。すなわち、感光体ド
ラム13は、除電用帯電器26を介して表面が除電さ
れ、クリーナ27により残留トナーが除去されるととも
に、除電ランプ28で表面の電荷分布パターンが初期状
態に戻されて、次の複写が可能な状態が維持される。次
に、この発明のトナー補給にかかる動作について説明す
る。
体ドラム13は、さらに回転され、その表面がクリーナ
27によってクリーニングされる。すなわち、感光体ド
ラム13は、除電用帯電器26を介して表面が除電さ
れ、クリーナ27により残留トナーが除去されるととも
に、除電ランプ28で表面の電荷分布パターンが初期状
態に戻されて、次の複写が可能な状態が維持される。次
に、この発明のトナー補給にかかる動作について説明す
る。
【0028】通常、上記のコピー動作が繰り返される
と、コピー枚数が増えるにつれ、現像装置14内のトナ
ーが徐々に減少する。すると、それがトナー濃度センサ
51により電圧の変化として検出される。そして、トナ
ー濃度センサ51の出力電圧がある基準値、たとえば4
Vを上回ると、図示していないトナー補給機構が動作さ
れることとなり、従来と同様にトナーホッパ14a内に
収納されている補給用トナーの供給が行われる。
と、コピー枚数が増えるにつれ、現像装置14内のトナ
ーが徐々に減少する。すると、それがトナー濃度センサ
51により電圧の変化として検出される。そして、トナ
ー濃度センサ51の出力電圧がある基準値、たとえば4
Vを上回ると、図示していないトナー補給機構が動作さ
れることとなり、従来と同様にトナーホッパ14a内に
収納されている補給用トナーの供給が行われる。
【0029】こうして、トナー濃度センサ51の出力電
圧が基準値をこえている間だけトナー補給機構を制御し
てトナーホッパ14aからのトナー補給を行うことによ
り、現像装置14内のトナー濃度は一定に保たれるよう
になっている。
圧が基準値をこえている間だけトナー補給機構を制御し
てトナーホッパ14aからのトナー補給を行うことによ
り、現像装置14内のトナー濃度は一定に保たれるよう
になっている。
【0030】さて、こうしたトナー補給動作において
は、トナーホッパ14a内の補給用トナーがなくなる
と、補給動作を行ってもトナーの補給ができなくなる。
その状態でコピー動作を続けるとトナー濃度は低下し続
け、センサ51の出力電圧も徐々に上昇する。そして、
センサ51の出力電圧がエンプティレベル、たとえば5
Vをこえると、それが図示していない操作パネルにより
オペレータに表示され、またかすれなどの不良画像が発
生される前にコピー動作が停止される。
は、トナーホッパ14a内の補給用トナーがなくなる
と、補給動作を行ってもトナーの補給ができなくなる。
その状態でコピー動作を続けるとトナー濃度は低下し続
け、センサ51の出力電圧も徐々に上昇する。そして、
センサ51の出力電圧がエンプティレベル、たとえば5
Vをこえると、それが図示していない操作パネルにより
オペレータに表示され、またかすれなどの不良画像が発
生される前にコピー動作が停止される。
【0031】ここで、トナー濃度センサ51の、製造時
のさまざまな原因による感度のばらつきによって、エン
プティ時のトナー濃度のばらつきをなくすために、本実
施例では、図4に示すように、センサ51の感度の違い
に応じてエンプティレベルを変更するようにしている。
のさまざまな原因による感度のばらつきによって、エン
プティ時のトナー濃度のばらつきをなくすために、本実
施例では、図4に示すように、センサ51の感度の違い
に応じてエンプティレベルを変更するようにしている。
【0032】すなわち、センサ51の感度のばらつき
は、図5に示すように、略正規分布の型をとっている。
そこで、個々のセンサ51をそれぞれの感度の違いによ
っていくつかのランク、たとえばA,B,Cの3つのラ
ンクに分け、そのランクに応じてあらかじめ用意される
複数のエンプティレベルのなかの1つを選択するように
なっている。この結果、トナーエンプティ時のトナー濃
度のばらつきを減少でき、そのときの画像の濃度のばら
つきをも減少し得るものである。
は、図5に示すように、略正規分布の型をとっている。
そこで、個々のセンサ51をそれぞれの感度の違いによ
っていくつかのランク、たとえばA,B,Cの3つのラ
ンクに分け、そのランクに応じてあらかじめ用意される
複数のエンプティレベルのなかの1つを選択するように
なっている。この結果、トナーエンプティ時のトナー濃
度のばらつきを減少でき、そのときの画像の濃度のばら
つきをも減少し得るものである。
【0033】なお、エンプティレベルの選択の手段とし
ては、たとえば使用するセンサ51のランクを操作パネ
ルよりキー入力し、その入力に対応するレベル値をメモ
リから読み込む、またはセンサ51が組み込まれる現像
装置14にランクを示す情報を付しておき、現像装置1
4が画像形成装置にセットされた際にその情報を読みと
ってレベル値を自動的に変更するなどの方法が考えられ
る。上記したように、使用するトナー濃度センサの感度
に応じて、トナーエンプティレベルを変更できるように
している。
ては、たとえば使用するセンサ51のランクを操作パネ
ルよりキー入力し、その入力に対応するレベル値をメモ
リから読み込む、またはセンサ51が組み込まれる現像
装置14にランクを示す情報を付しておき、現像装置1
4が画像形成装置にセットされた際にその情報を読みと
ってレベル値を自動的に変更するなどの方法が考えられ
る。上記したように、使用するトナー濃度センサの感度
に応じて、トナーエンプティレベルを変更できるように
している。
【0034】すなわち、センサを感度の違いによってい
くつかのランクに分け、そのランクに応じてエンプティ
レベルの1つを選択するようにしている。これにより、
感度の異なるセンサによっても、同じトナー濃度にてコ
ピー動作を停止させることが可能となる。したがって、
いかなる感度のセンサをも使用することができ、しかも
各現像装置間で画像の濃度にばらつきなどのない安定し
た品質を保証し得るものである。
くつかのランクに分け、そのランクに応じてエンプティ
レベルの1つを選択するようにしている。これにより、
感度の異なるセンサによっても、同じトナー濃度にてコ
ピー動作を停止させることが可能となる。したがって、
いかなる感度のセンサをも使用することができ、しかも
各現像装置間で画像の濃度にばらつきなどのない安定し
た品質を保証し得るものである。
【0035】なお、上記実施例においては、センサをそ
の感度によって3つのランクに分けた場合について説明
したが、これに限らず、たとえばランク分けを細分化す
ることでより正確な制御を実現し得るものである。ま
た、コピーマシンに限らず、レーザプリンタや普通紙フ
ァックスなど、二成分系現像装置を使用する各種の画像
形成装置に適用可能である。その他、この発明の要旨を
変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論
である。
の感度によって3つのランクに分けた場合について説明
したが、これに限らず、たとえばランク分けを細分化す
ることでより正確な制御を実現し得るものである。ま
た、コピーマシンに限らず、レーザプリンタや普通紙フ
ァックスなど、二成分系現像装置を使用する各種の画像
形成装置に適用可能である。その他、この発明の要旨を
変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論
である。
【0036】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、検知手段の感度に制限を受けることなく、しかもト
ナーエンプティ時のトナー濃度を略一定とすることが可
能な画像形成装置を提供できる。
ば、検知手段の感度に制限を受けることなく、しかもト
ナーエンプティ時のトナー濃度を略一定とすることが可
能な画像形成装置を提供できる。
【図1】この発明の一実施例にかかる画像形成装置の外
観斜視図。
観斜視図。
【図2】同じく、画像形成装置の構成図。
【図3】同じく、現像装置の一例を示す構成図。
【図4】同じく、ランク分けされたセンサとそれに対応
するエンプティレベルとの関係を示す図。
するエンプティレベルとの関係を示す図。
【図5】同じく、センサの感度とランクとの関係を示す
図。
図。
【図6】トナー補給動作を説明するために示す図。
【図7】センサの感度のばらつきの例を示す図。
【図8】従来技術とその問題点を説明するために示す
図。
図。
1…装置本体、2…原稿台、4,5…給紙カセット、7
…露光ランプ、13…感光体ドラム、14…現像装置、
14a…トナーホッパ(補給手段)、20…転写用帯電
器、24…定着ローラ対、29…帯電器、51…トナー
濃度センサ(検知手段)、142,143…搬送ロー
ラ、144…現像ローラ、145…現像剤。
…露光ランプ、13…感光体ドラム、14…現像装置、
14a…トナーホッパ(補給手段)、20…転写用帯電
器、24…定着ローラ対、29…帯電器、51…トナー
濃度センサ(検知手段)、142,143…搬送ロー
ラ、144…現像ローラ、145…現像剤。
Claims (2)
- 【請求項1】 トナーとキャリアとからなる二成分現像
剤を収容し、静電潜像を有する像担持体の表面に前記ト
ナーを供給する現像手段と、 この現像手段にトナーを補給する補給手段と、 前記現像手段におけるトナー濃度を検知する検知手段
と、 この検知手段の検知結果にしたがって前記補給手段によ
るトナー補給量を制御する制御手段と、 前記検知手段の検知結果にもとづいて前記補給手段によ
るトナー補給量が低下したことを判定する判定手段と、 この判定手段におけるトナー補給量の低下を判定するた
めの判定値の設定を、前記検知手段の感度に応じて変更
する変更手段とを具備したことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 トナーとキャリアとからなる二成分現像
剤を収容し、静電潜像を有する像担持体の表面に前記ト
ナーを供給する現像手段と、 この現像手段にトナーを補給する補給手段と、 前記現像手段におけるトナー濃度を検知する検知手段
と、 この検知手段の検知結果にしたがって前記補給手段によ
るトナー補給量を制御する制御手段と、 前記検知手段の検知結果にもとづいて前記補給手段によ
るトナー補給量が低下したことを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果にしたがって画像形成動作を停
止する停止手段と、 前記判定手段におけるトナー補給量の低下を判定するた
めの判定値の設定を、前記検知手段の感度に応じてラン
ク分けされた、そのランクに対応して変更する変更手段
とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023578A JPH05224533A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023578A JPH05224533A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224533A true JPH05224533A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12114444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4023578A Pending JPH05224533A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05224533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187895A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Toshiba Corp | 画像形成装置及びメッセージ表示方法 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4023578A patent/JPH05224533A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187895A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Toshiba Corp | 画像形成装置及びメッセージ表示方法 |
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