JPH05223589A - ジャイロのオフセット補正方法及び装置 - Google Patents
ジャイロのオフセット補正方法及び装置Info
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- JPH05223589A JPH05223589A JP4024064A JP2406492A JPH05223589A JP H05223589 A JPH05223589 A JP H05223589A JP 4024064 A JP4024064 A JP 4024064A JP 2406492 A JP2406492 A JP 2406492A JP H05223589 A JPH05223589 A JP H05223589A
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Abstract
態であるときには、所定期間の始めと終りにおける直線
走行時の地図上のリンク方位の変化量に基づいてオフセ
ット補正を行い、非マッチング状態であるときには、所
定期間の始めと終りにおける直線走行時の地磁気方位の
変化量に基づいてジャイロ21のオフセット補正を行
う。 【効果】車両が長時間にわたって非マッチング状態で走
行し続ける場合でも、適宜オフセット値の補正を行って
オフセットのドリフトの影響を排除して、正しい方位を
検出することができる。
Description
イロ、機械式ジャイロ、振動ジャイロ、ガスレートジャ
イロなどのジャイロ(ジャイロ)により車両における方
位を検出するためのオフセット補正方法及びオフセット
補正装置に関するものである。
などの所定の方位を検出するために、ジャイロが広く適
用されている。このジャイロからの出力信号には適当な
処理が施され、車両の走行に伴って生じる方位変化量Δ
θが所定のサンプリング周期ごとに求められて、車両の
現在方位データが作成される。すなわち、車両の現在方
位θは、1回前の方位変化量Δθのサンプリング時点で
求められた方位θ0 と、方位変化量Δθとを用いて、 θ=θ0 +Δθ として得られる。
両の現在位置の算出などのために用いられる。例えば車
両において車速センサの出力などから求めた所定時間ご
との走行距離ΔLと、前記の現在方位θとによって、車
両の走行量の東西方向成分Δx(=ΔL× cosθ)と南
北方向成分Δy(=ΔL× sinθ)とが求められる。こ
の車両の走行量の各成分を、従前の車両位置データ(P
x′,Py′)の各成分に加算することによって、現在
の車両位置データ(Px,Py)が得られる。このよう
な車両の位置検出技術は、推測航法などと呼ばれてい
る。
行中のように、センサ出力が零であるべきときでも、温
度や湿度の影響のために幾らかのオフセット出力が発生
するという傾向がある。このオフセット出力は、車両の
振動などにより生じる一般のノイズ成分とは異なって十
分に長い時間の検出によっても除去することはできず、
時間とともに累積されるという性質を有している。この
オフセット出力が累積されたときには、検出された現在
方位θには大きな誤差が含まれることになって、車両の
現在位置の検出が不正確になる。
出力をセンサ出力から差し引いて現在方位θを検出する
ことが従来から提案されている。例えば特公昭58−3
9360号公報には、車両が信号などで停止している期
間のジャイロの出力がオフセットそのものであることを
利用した技術が開示されている。すなわち、車両が停止
している期間中のジャイロの出力からオフセットを検出
し、この検出されたオフセットを走行中のジャイロ出力
から差し引くことによりオフセット補正を実現してい
る。
車両が停止しているか走行しているかにかかわらず、温
度や湿度の変動によってドリフトするという性質を有し
ている。このため、停止中に求めた一定のオフセット値
により、走行中のジャイロ出力の補正を行っても、前記
のドリフトのためにオフセット補正後の値には誤差が含
まれることになる。
頻繁に走行する場合には、ドリフトが小さいうちに補正
に用いるオフセット値を補正できるから、前記の問題は
比較的少ないが、信号の少ない道路や高速道路を長距離
走行する場合のように、車両が発進してから停止するま
での時間が長い場合などには、ドリフトが大きくなって
しまい、方位検出の精度が極めて劣化し、ひいては車両
の現在位置の検出が不正確になってしまう。
号公報には、直線走行中のジャイロの出力を利用して、
同様なオフセット補正を行う技術が開示されている。こ
の開示技術では、車両が走行中の道路が直線道路である
ことを道路地図データから識別して、この直線道路走行
中のジャイロ出力に基づいて、オフセットの検出が行わ
れている。したがって、長時間停車なしでも走行状態で
ドリフトの値を演算し補正できるので、位置検出誤差を
減少させることができる。
昭63−182519号公報の技術では、地図情報を読
出して現在走行中の道路を特定し、その道路が一定距離
以上の直線路であるか否かを判別し、直線路であると判
定すると、オフセットの補正を許可する信号を出してい
た。
時間走行している場合や、地図上の経路に対するマッチ
ングがとれない場合には、走行中ジャイロのオフセット
補正を行うことができないという欠点があった。そこ
で、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、ジャ
イロのオフセット補正を良好に行って、正確な方位検出
を可能にするオフセット補正方法及びオフセット補正装
置を提供することである。
方法は、車両の方位を検出する方位検出方法に適用さ
れ、マッチング状態であるときには、所定期間の始めと
終りにおける直線走行時のリンク方位の変化量に基づい
てオフセット補正を行い、非マッチング状態であるとき
には、所定期間の始めと終りにおける直線走行時の地磁
気方位の変化量に基づいてオフセット補正を行う方法で
ある。
記方法を実現する諸手段を有する装置である。
で、以下請求項2記載のオフセット補正装置の作用につ
いて、図1を用いて説明する。このオフセット補正装置
は、方位検出装置に車両に搭載されて当該車両の方位を
検出するものであり、車両の旋回角速度を検出するジャ
イロ12と、このジャイロ12の出力に含まれているオ
フセットを補正するオフセット補正手段8とを備えてお
り、このオフセット補正手段8の出力に基づいて車両の
方位の検出が行われる。
位置を検出する現在位置検出手段2と、地図上の所定の
座標位置であるノード間を連結するとともに車両が走行
可能な経路に対応するリンク、及び各リンクに沿って車
両が走行するときの当該リンクに固有の方位であるリン
ク方位を各リンクごとに記憶した地図メモリ1とが備え
られている。現在位置検出手段2における現在位置の検
出は任意の方法で行われ、例えばジャイロ12の出力を
オフセット補正手段8でオフセット補正した値と、車両
の速さを検出する速度センサなどの出力とに基づき、い
わゆる推測航法により行われてもよい。また、GPS
(Grobal Positioning System )衛星からの電波の伝搬
遅延時間を計測することにより車両の現在位置を検出す
る構成であってもよい。
情報は、マッチング判定手段3に与えられる。このマッ
チング判定手段3は、現在位置検出手段2での検出位置
の軌跡が地図メモリ1に記憶されたいずれかのリンクと
所定の相関関係にある場合に、マッチング状態であると
判定するものである。すなわち、検出された現在位置
と、地図データ中のリンクとが良好に整合しているとき
にマッチング状態と判定する。マッチング判定手段3が
マッチング状態と判定した時点における現在位置に対応
するリンクのリンク方位は、初期リンク方位記憶手段4
に記憶される。
定される。この判定結果は、車両が連続して走行してい
る時間を計測する走行時間計測手段13に与えられる。
この走行時間計測手段13にはまた、マッチング判定手
段3での判定結果も与えられている。走行時間計測手段
13は、初期リンク方位記憶手段4に初期リンク方位が
記憶された後に計測を開始し、車両が走行中であると判
定され、かつマッチング判定手段3でマッチング状態で
あると判定される限りにおいて、車両の走行時間の計測
を継続し、計測された走行時間が所定時間になると終期
リンク方位記憶手段5に書込命令を与える。これによ
り、終期リンク方位記憶手段5では、その時点での現在
位置に対応するリンクの方位が終期リンク方位として記
憶される。
測する以前に、車両が停止し、又はマッチング状態と判
定されなくなったときには、走行時間計測手段13の計
測時間はリセットされる。なお、初期リンク方位記憶手
段4と終期リンク方位記憶手段5とは、別個のメモリ素
子で構成されてもよく、また同一のメモリ素子の異なる
記憶領域を用いて構成されてもよい。
方位記憶手段5にそれぞれ記憶された初期リンク方位及
び終期リンク方位は第1の方位変化量検出手段6に与え
られる。この第1の方位変化量検出手段は6は、初期リ
ンク方位と終期リンク方位との差から、第1の方位変化
量を求める。一方、ジャイロ12の出力は、第2の方位
変化量検出手段7に与えられている。この第2の方位変
化量検出手段7は、ジャイロ12の出力を累積すること
により、第1の方位変化量に対応した第2の方位変化量
を検出するものである。すなわち、第2の方位変化量検
出手段7は、初期リンク方位記憶手段4が初期リンク方
位を記憶したタイミングでジャイロ12の出力を累積し
始め、終期リンク方位記憶手段5が終期リンク方位を記
憶するタイミングで累積を停止して、そのときの累積値
を第2の方位変化量としてオフセット補正手段8に与え
る。その累積値は方位変化量となる。
量検出手段6と第2の方位変化量検出手段7とからそれ
ぞれ与えられる第1及び第2の方位変化量に基づいて新
たなオフセット値を算出する。第1の方位変化量は、マ
ッチング状態におけるリンク方位に基づいて求められて
いるから、この第1の方位変化量は真の値に極めて近い
値となる。一方、第2の方位変化量はオフセット補正後
のジャイロ12の出力を累積したものであるから、走行
中に生じたオフセットのドリフト量が累積されている。
したがって、例えば第2の方位変化量から第1の方位変
化量を減じることによりオフセットドリフト量の累積値
が求まることになる。この累積値から、オフセットドリ
フト量が判れば、これに基づいて新たなオフセット値を
求めることができる。この新たなオフセット値はジャイ
ロ12に与えられる。オフセット値の補正の後には、初
期リンク方位記憶手段4及び終期リンク方位記憶手段5
の各記憶内容がクリアされる。
ないと判定される場合は、走行時間計測手段13は、初
期地磁気方位記憶手段9に初期地磁気方位が記憶された
後に計測を開始し、車両が走行中であると判定される限
りにおいて、車両の走行時間の計測を継続し、計測され
た走行時間が所定時間になると終期地磁気方位記憶手段
10に書込命令を与える。これにより、終期地磁気方位
記憶手段10では、その時点での現在位置に対応する地
磁気の方位が終期地磁気方位として記憶される。
方位記憶手段10にそれぞれ記憶された初期地磁気方位
及び終期地磁気方位は第3の方位変化量検出手段11に
与えられる。この第3の方位変化量検出手段は11は、
初期地磁気方位と終期地磁気方位との差から、第3の方
位変化量を求める。一方、ジャイロ12の出力は、第4
の方位変化量検出手段7に与えられている。この第4の
方位変化量検出手段7は、ジャイロ12の出力を累積す
ることにより、第3の方位変化量に対応した第4の方位
変化量を検出するものである。すなわち、第4の方位変
化量検出手段7は、初期地磁気方位記憶手段9が初期地
磁気方位を記憶したタイミングでジャイロ12の出力を
累積し始め、終期地磁気方位記憶手段10が終期地磁気
方位を記憶するタイミングで累積を停止して、そのとき
の累積値を第4の方位変化量としてオフセット補正手段
8に与える。その累積値は方位変化量となる。
量検出手段11と第4の方位変化量検出手段7とからそ
れぞれ与えられる第3及び第4の方位変化量に基づいて
新たなオフセット値を算出する。第4の方位変化量はオ
フセット補正後のジャイロ12の出力を累積したもので
あるから、走行中に生じたオフセットのドリフト量が累
積されている。したがって、例えば第4の方位変化量か
ら第3の方位変化量を減じることによりオフセットドリ
フト量の累積値が求まることになる。この累積値から、
オフセットドリフト量が判れば、これに基づいて新たな
オフセット値を求めることができる。この新たなオフセ
ット値はジャイロ12に与えられる。オフセット値の補
正の後には、初期地磁気方位記憶手段9及び終期地磁気
方位記憶手段10の各記憶内容がクリアされる。
明する。図2は本発明の一実施例のオフセット補正方法
を実施するためのナビゲーション装置の基本的な構成を
示すブロック図である。このナビゲーション装置は車両
に搭載されて用いられ、車両の旋回角速度を検出するジ
ャイロ21と、車輪の回転速度などの検出により車両の
速さを検出する車速センサ22とを有し、これらの出力
が与えられる位置検出部23では、いわゆる推測航法な
どによって車両の現在位置が推定される。この位置検出
部23には、ジャイロ21の出力中に含まれるオフセッ
ト値を記憶するオフセットメモリ31が接続されてお
り、現在位置の推定には、ジャイロ21の出力からオフ
セット値を差し引いて補正した値が用いられる。位置検
出部23は、CPUなど(図示せず)から構成されてお
り、ワークエリアとして機能するメモリ23a(リンク
方位補正関連テーブル,地磁気方位補正関連テーブルな
どを記憶している)や、車両の連続走行時間を計測する
ための連続走行カウンタ23bとを内部に有している。
ジャイロ21には、光ファイバジャイロ、機械式ジャイ
ロ、振動ジャイロ及びガスレートジャイロなどの各種の
ものを用いることができる。
す推定位置データは、CPU(中央処理装置)などで構
成された制御部24に与えられる。制御部24は、CD
−ROMなどで構成された道路地図メモリ25から前記
推定位置データに対応する地域の道路地図をメモリドラ
イブ26を介して読み出し、この道路地図とともに前記
推定位置をCRTなどの表示部27に表示する。この表
示部27に関連してキー入力部などを備えたコンソール
28が設けられており、各種の指示入力操作を行うこと
ができる。位置検出部23からは、推定位置データとと
もに、車両の進行方位(以下「車両の方位」という)を
表す方位データも、制御部24に与えられ、表示部27
では車両の方位も同時に表示される。
の推測航法と、この推測航法により得た推定位置とメモ
リドライブ26を介して道路地図メモリ25から読み出
された道路地図とのマッチングをとる地図マッチング法
とを併用して行われる。この地図マッチング法は、車両
の現在位置は必ず道路上の一点であることを利用して、
推定位置を道路地図上の位置に補正する技術である。
との組合せからなる道路データなどが記憶されている。
ノードとは、道路地図上の所定の座標位置であり、分岐
点や道路の屈曲点などに設定されている。また、リンク
は、ノード間を連結した道路に対応しており、原則とし
て車両はこのリンク上の座標位置のみをとることができ
る。道路データは、ノードデータとリンクデータとから
なる。ノードデータはノード番号及びノードに接続され
るリンクのアドレスなどからなり、リンクデータはリン
ク番号、リンクの始点ノード及び終点ノードのアドレ
ス、リンクの距離、車両がリンクを通過するときの方位
であるリンク方位、ならびに道路種別などからなる。本
実施例では、前記のリンク方位を用いて、ジャイロ21
のオフセット補正のためのオフセット値が適宜補正され
る。
方位の検出について詳述する。車両の方位の検出は、上
述のように専らジャイロ21の出力に基づいて行われ
る。ジャイロ21の出力には、車両の旋回角速度が零の
ときの出力であるオフセットが含まれている。このオフ
セット値はオフセットメモリ31に記憶されており、位
置検出部23は、ジャイロ21の出力からオフセットメ
モリ31に記憶されたオフセットを差し引くことにより
オフセット補正を行い、このオフセット補正の結果得ら
れた値を累積することによって、車両の方位変化量を検
出する。したがって、初期方位をコンソール28などか
ら与えることにより、車両の方位が検出されることにな
る。
よりドリフトするという性質を有しているため、オフセ
ットメモリ31に記憶された一定のオフセット値を常時
使用することとすると、前記ドリフトによる誤差が累積
されて検出方位に大きな誤差を生じさせてしまう。この
ため、ドリフト量を補正した正しいオフセット値を適宜
検出して、この新しいオフセット値によりオフセット補
正を行うことが必要である。このようなオフセット値の
補正は、できる限り短い時間間隔で行われることが好ま
しく、長時間にわたって一定のオフセット値を用いる
と、検出方位に大きな誤差を生じさせることになりかね
ない。
停止中の真の旋回角速度は零であるから、この停止中の
ジャイロ21の出力を従前のオフセット値で補正した値
は、オフセットドリフト量そのものとなる。このため、
位置検出部23は車両が停止するたびごとにオフセット
補正されたジャイロ21の出力に基づいて、オフセット
ドリフト量を検出し、このオフセットドリフト量を補正
した新たなオフセット値を求め、オフセットメモリ31
の記憶値を新たなオフセット値に補正する。
は、車両の連続走行時間が長くなるから、車両の走行中
でもオフセット値を新たな値に補正することが必要とな
る。位置検出部23は内部にCPUなどを含むものであ
り、オフセット値の補正はソフトウェア処理により実現
される。図3〜図6は、オフセット値の補正のための処
理を説明するためのフローチャートである。ステップS
1では、車速センサ22の出力に基づき、車両が走行中
であるかどうかが判断される。車両が走行中でない場合
には、停止時のジャイロの出力に基づいてオフセット値
を補正するので、本発明に係るリンク方位によるオフセ
ット補正や地磁気方位によるオフセット補正は行わず
に、ステップS40、41の処理をし、リターンする。
出された車両の推定位置の軌跡と、この推定位置の近傍
のリンクとの相関度が演算される。そして、所定の相関
関係を有するリンクが存在しており、したがって、当該
リンクと推定位置の軌跡とが良好に整合しているマッチ
ング状態であるかどうかが判断される。マッチング状態
でなければステップS8の処理の後に、地磁気方位の評
価手順に入る。
断されると、ステップS3において、カウンタC1の計
数値を判定する。カウンタC1は過去のジャイロ方位と
リンク方位とがふらつかず安定していて直線走行中であ
ると判定され、かつジャイロ方位とリンク方位の値がメ
モリに記録されるごとに1つずつ繰り上がるものである
(ステップS19参照)。カウンタC1が0、すなわち
ジャイロ方位とリンク方位の値がメモリ23aに記録さ
れていない時は、ステップS9に進み、直前のジャイロ
方位が安定しているか調べる。具体的には、一定時間
(例えば0.1秒)ごとに取り入れられた過去のジャイ
ロ方位データに基づいて、一定時間(例えば3秒)の各
データの変化が基準値以下であるかどうかチェックされ
る。直前の走行のうちジャイロの出力が基準値以下であ
る計数値が所定数(例えば30,3秒に相当する)以上
あればジャイロの方位は安定していると判断される。ま
た、ステップS10では、直前のリンク方位が安定して
いるか調べる。具体的には、前記と同じように、一定走
行距離ごとに取り入れられ蓄積されたリンク方位データ
に基づいて、各データの変化が基準値以下であるかどう
かチェックされ基準値以下である場合のみ計数され、基
準値以下であるケースが所定数以上あればリンクの方位
は安定していると判断される。安定していると判断され
れば、サンプリングされたジャイロ方位データとリンク
方位データは、ステップS11においてそれぞれ初期方
位としてメモリ23aに記憶される。その後、ステップ
S19に進み、カウンタC1を1つ繰り上げる。
以上であれば、ステップS4において前記初期方位を基
にしてジャイロの出力である角速度を積算してジャイロ
方位を求める。次にステップS5において前記初期方位
を基にして地図のリンク方位差を積算してリンク方位を
求める。そして、ステップS6においてステップS40
でクリアされた時点からの経過時間t1を連続走行カウ
ンタ16から読出し、T1秒(例えば100秒)経過し
たかどうかを調べる。T1秒経過していなければステッ
プS7に進み、カウンタC1の計数を開始した時点から
の経過時間t2をチェックする。経過時間t2がT1秒
の3倍の時間(300秒)であるT2秒により少なけれ
ばステップS19に進み、カウンタC1を1つ繰り上げ
る。その後、地磁気方位の評価を行う(ステップS19
以降)。
着くと、ステップS6において経過時間t1がT1秒経
過しているかどうか調べ、経過していれば、ステップS
12に進み、ステップS10と同じく直前のリンク方位
が安定しているか念のため調べる。このように直前のリ
ンク方位の安定を調べるのは、リンク方位が安定してい
る直線走行時の方が正確なオフセット値が求められるか
らである。逆にいえば、経過時間がT1秒を経過するま
での中間時点では、直線走行していなくとも十分正確な
オフセット値を求めることができることになる。安定し
ていれば、ステップS13に進み、ジャイロ積算方位と
リンク変化積算方位とを比較する。もし、 ジャイロ積算方位>リンク変化積算方位 ならば、カウンタC2を1つアップし、 ジャイロ積算方位<リンク変化積算方位 ならば、カウンタC2を1つダウンする。そして、経過
時間t1を0に戻してステップS7に移る。
する。T1秒の3倍の時間(300秒)T2より少なけ
れば、ステップS19に進み、カウンタC1を1つ繰り
上げる。その後、地磁気方位の評価を行う(ステップS
20以降)。リターンの後、再びステップS6にたどり
着くと、経過時間t1が再度T1秒経過しているか調
べ、経過していれば、ステップS12に進み、ステップ
S10と同じく直前のリンク方位が安定しているか念の
ため調べる。安定していれば、ステップS13に進み、
積算されたジャイロ積算方位とリンク変化積算方位とを
比較する。カウンタC2のアップダウンの手順は前述し
たとおりである。そして、経過時間t1を0に戻してス
テップS7に移る。
する。T2秒(300秒)以上であれば、ステップS1
5,S16に進む。ステップS15ではステップS9と
同じく直前のジャイロ方位が安定しているか念のため調
べる。ステップS16ではステップS10と同じく直前
のリンク方位が安定しているか念のため調べる。そし
て、ステップS17に進み、記憶されたジャイロ積算方
位とリンク変化積算方位とを比較し、比較結果に応じて
カウンタC2をアップダウンする。そして、ステップS
18で最終のリンク方位を記憶する。
ク変化積算方位とを比較する」手順をステップS13に
おいて2回、ステップS17において1回、合計3回行
うことになる。したがって、 ジャイロ積算方位>リンク変化積算方位 または ジャイロ積算方位<リンク変化積算方位 である状態が連続して3回続けば、カウンタC2は+3
または−3になっている。連続して3回続かなければ、
カウンタC2は+2から−2までのいずれかの値をとっ
ている。
S20〜ステップS35)。この地磁気方位の評価手順
は、リンク方位の評価手順(ステップS2〜ステップS
18)とほぼ同じである。ステップS20では、カウン
タC3の計数値を判定する。カウンタC3はジャイロ方
位と地磁気方位とがふらつかず安定していて直線走行中
であると判定され、かつジャイロ方位データと地磁気方
位データがメモリに記録されるごとに1つずつ繰り上が
るものである。カウンタC3が0、すなわちジャイロ方
位と地磁気方位がメモリ23aに記録されていない時
は、ステップS24に進み、直前のジャイロ方位が安定
しているか調べる。また、ステップS25では、地磁気
方位が正常かどうかを調べる。具体的には地磁気方位円
の半径が正常な値から大きくずれていると正常でないと
判断する。地磁気方位が正常の場合、ステップS26に
おいて直前の地磁気方位が安定しているか調べる。具体
的には、一定時間ごとに取り入れられ蓄積された地磁気
方位データに基づいて、過去8回のデータの変化がチェ
ックされる。そして最大値と最小値との差が基準値以内
に収まっているかどうかチェックされ、収まっている場
合のみ安定とされる。これにより、瞬時的なバラツキに
よる悪影響を避けることができる。以上のジャイロ方位
データと地磁気方位データは、ステップS27において
メモリに初期方位として記憶されると、ステップS42
に進み、カウンタC3を1つ繰り上げる。
1以上であれば、ステップS21においてジャイロの出
力を積算して現在のジャイロ方位を求める。次にステッ
プS22において地磁気方位差を積算して現在の地磁気
の方位を求める。そして、ステップS23においてステ
ップS41でクリアされた時点からの経過時間t3を読
出し、T3秒(例えば100秒)経過したかどうかを調
べる。T3秒経過していなければステップS31以下に
進む。
り着く。ステップS23において経過時間t3がT3秒
経過していれば、ステップS28に進み、ステップS2
6と同じく直前の地磁気方位が安定しているか念のため
調べる。安定していれば、ステップS29に進み、記憶
されたジャイロ積算方位と地磁気方位とを比較し、その
結果に応じてカウンタC4を1つずつアップダウンす
る。そして、経過時間t3を0に戻してステップS31
に移る。
開始してからの経過時間t4をチェックする。経過時間
t4がT3秒の3.5倍の時間(350秒)に相当する
時間T4未満であれば、ステップS42に進み、カウン
タC3を1つ繰り上げ、リターンする。T4をT2より
も少し長くしたのは、リンク方位データと地磁気方位デ
ータとを並行して収集していった場合、先にリンク方位
によるオフセット補正が行われるようにしたからであ
る。これは、リンク方位によるオフセット補正のほうが
より正確であるという知見に基づく。したがって、地磁
気方位によるオフセット補正は、山道走行やフリー走行
(地図マッチング状態でない走行)になり、リンク方位
による補正が途中で働かなくなった場合に、初めて行わ
れることになる。
り着く。ステップS23において経過時間t3がT3秒
経過していれば、ステップS28に進み、ステップS2
6と同じく直前の地磁気方位が安定しているか念のため
調べる。安定していれば、ステップS29に進み、記憶
されたジャイロ積算方位と地磁気方位とを比較する。そ
して、経過時間t3を0に戻してステップS31に移
る。
する。T3秒の3.5倍に相当する時間(350秒)T
4が経過していれば、ステップS32,S33に進む。
ステップS32ではステップS25と同じく直前の地磁
気方位が正常かどうかを調べる。ステップS33ではス
テップS26と同じく直前の地磁気方位が安定している
か念のため調べる。そしてステップS34ではステップ
S24と同じく直前のジャイロ方位が安定しているか調
べる。そして、ステップS35に進み、記憶されたジャ
イロ積算方位と地磁気変化方位とを比較する。
気変化方位とを比較する」手順をステップS29におい
て2回、ステップS35において1回、合計3回行うこ
とになる。次に、ジャイロのオフセット補正を行う(ス
テップS36〜ステップS39)。すなわち、メモリに
記憶されたリンク方位又は地磁気方位と、ジャイロ方位
との差を計算することによって、オフセットの変化量が
求められる。
異常に高いかどうかをチェックし、高くなければ、ステ
ップS38で、前記ステップS13及びステップS17
でチェックした結果、又は前記ステップS29及びステ
ップS35でチェックした結果に応じてオフセット補正
をするかどうかを決定する。決定法は、次のとおりであ
る。すなわち、前記カウンタC2又はC4が3又は−3
になっているかどうかを調べ、3又は−3になっている
ときのみ、オフセット補正をする。この理由は、もしカ
ウンタC2又はC4が3又は−3になっていないとき
は、ジャイロの方位とリンクの方位又は地磁気方位との
大小関係は、3回の測定のいずれかにおいて逆転したと
いうことになり、ジャイロの方位又はリンク方位若しく
は地磁気方位は不安定であり、オフセット補正するに足
る信頼性がないとみなすことができるからである。決定
した場合はステップS39においてオフセット補正をす
る。
1において、メモリ23aの内容をいずれもクリアし
て、リターンする。以上のように本実施例によれば、車
両が所定時間T2にわたって連続走行する場合には、道
路地図メモリ25から3回読み出したリンク方位がいず
れもジャイロ方位より大きいか小さい場合にのみ、最後
のリンク方位を用いて所定時間T2の時間間隔における
方位変化量を検出し、その一方でジャイロ21のオフセ
ット補正後の出力を積算して方位変化量を検出し、、2
つの方位変化量に基づいてオフセットドリフト量を求
め、このオフセットドリフト量を用いてオフセット値を
補正している。このようにして、車両が長時間連続走行
する場合であっても、走行中にオフセット値の補正を行
わせることができるようになり、例えば信号の少ない道
路や高速道路走行中の場合でもジャイロ21の出力に基
づいて検出された車両の方位に大きな誤差を生じさせる
ことを防ぐことができる。これにより、車両の位置検出
精度の向上にも寄与することができ、車両の現在位置や
車両の進行方向を正確に表示器27に表示させることが
できるようになる。また、前述の特開昭63−1825
19号公報に開示された先行技術のようにずっと直線道
路を走行していなくても、オフセット値の補正を行え
る。
時には、車両が時間T4(T4>T2)にわたって連続
走行する場合には、道路地図メモリ25から3回読み出
した地磁気方位を用いて所定時間T4の期間における方
位変化量を検出し、その一方でジャイロ21のオフセッ
ト補正後の出力を積算して方位変化量を検出し、2つの
方位変化量に基づいてオフセットドリフト量を求め、こ
のオフセットドリフト量を用いてオフセット値を補正す
る。このようにして、車両が地図マッチング状態でない
場合であっても、走行中にオフセット値の補正を行わせ
ることができるようになり、ジャイロ21の出力に基づ
いて検出された車両の方位に大きな誤差を生じさせるこ
とを防ぐことができる。
1で、車両が走行中でない場合でも停止時間が短いとき
には、停止時のジャイロの出力に基づいてオフセット値
を補正しない場合があるので、「停止時のジャイロの出
力に基づいてオフセット値の補正が行われたかどうか」
を判断するようにしてもよい。その他、本発明の要旨を
変更しない限りにおいて、種々の変更を施すことが可能
である。
法及びオフセット補正装置によれば、車両が長時間にわ
たって連続して走行し続ける場合や地図マッチング状態
がとれない場合であっても、ジャイロの出力に含まれる
オフセットの変動を適宜検出して、従前のオフセット値
を正しいオフセット値に補正することができる。これに
より、ジャイロのオフセット補正を良好に行って方位検
出精度を格段に向上することができる。
示すブロック図である。
されるナビゲーション装置の基本的な構成を示すブロッ
ク図である。
めのフローチャートである。
めのフローチャート(図3の続き)である。
めのフローチャート(図4の続き)である。
めのフローチャート(図5の続き)である。
Claims (2)
- 【請求項1】車両の旋回角速度を検出するジャイロの出
力に含まれているオフセットを補正し、このオフセット
補正後のジャイロの出力に基づいて車両の方位を検出す
る方位検出方法に適用される方法であって、 車両の現在位置を検出し、検出した位置の軌跡と車両が
走行可能な経路に対応するリンクとが所定の相関関係に
あるときにマッチング状態であると判定し、所定の相関
関係にないときにマッチング状態でないと判定し、マッ
チング状態であると判定したときは、以下の(a) の方法
を採用してオフセットの補正を行い、マッチング状態で
ないと判定したときは、以下の(b) の方法を採用してオ
フセットの補正を行うことを特徴とするジャイロのオフ
セット補正方法。 (a) 車両が所定期間にわたって連続して走行していると
判定し、この期間にわたって終始マッチング状態である
と判定し、かつ、この期間の始めと終りの時点において
それぞれ直線走行していると判定した場合におけるリン
ク方位の変化量を第1の方位変化量として検出し、この
第1の方位変化量に対応する期間におけるジャイロ出力
の累積値を第2の方位変化量として検出し、前記第1の
方位変化量及び第2の方位変化量の比較に基づいてオフ
セット補正を行う。 (b) 車両が所定期間にわたって連続して走行していると
判定し、かつ、この期間の始めと終りの時点においてそ
れぞれ直線走行していると判定した場合における地磁気
方位の変化量を第3の方位変化量として検出し、この第
3の方位変化量に対応する期間におけるジャイロ出力の
累積値を第4の方位変化量として検出し、前記第3の方
位変化量及び第4の方位変化量の比較に基づいてオフセ
ット補正を行う。 - 【請求項2】車両の旋回角速度を検出するジャイロと、
このジャイロの出力に基づいて車両の方位を検出する方
位検出装置において、 地図上の所定の座標位置であるノード間を連結するとと
もに車両が走行可能な経路に対応するリンク、及び各リ
ンクに沿って車両が走行するときの方位であるリンク方
位を各リンクごとに記憶した地図メモリ(1) と、 車両の現在位置を検出する手段(2) と、 車両の検出位置の軌跡と前記地図メモリ(1) に記憶され
たいずれかのリンクとが所定の相関関係にあるときに、
マッチング状態であると判定する手段(3) と、 マッチング状態であると判定された場合に、車両が直線
走行していることを条件に、車両の現在位置に対応する
前記リンク方位を初期リンク方位として記憶する手段
(4) と、 前記初期リンク方位の記憶後、所定期間にわたって車両
が連続して走行しており、かつ、当該期間にわたって前
記マッチング状態が継続していると判定された場合に、
車両が直線走行していることを条件にこの時点における
車両の現在位置に対応する前記リンク方位を終期リンク
方位として記憶する手段(5) と、 前記初期リンク方位と終期リンク方位とから第1の方位
変化量を検出する手段(6) と、 この第1の方位変化量に対応する期間におけるジャイロ
の出力の累積値を第2の方位変化量として検出する手段
(7) と、 前記第1の方位変化量と第2の方位変化量とに基づいて
オフセット値を補正する手段(8) と、 マッチング状態でないと判定された場合に、車両が直線
走行していることを条件に、車両の現在位置に対応する
地磁気方位を初期地磁気方位として記憶する手段(9)
と、 前記初期地磁気方位の記憶後、所定期間にわたって車両
が連続して走行しており、かつ、車両が直線走行してい
ることを条件にこの時点における車両の現在位置に対応
する前記リンク方位を終期地磁気方位として記憶する手
段(10)と、 前記初期地磁気方位と終期地磁気方位とから第3の方位
変化量を検出する手段(11)と、 この第3の方位変化量に対応する期間におけるジャイロ
の出力の累積値を第4の方位変化量として検出する手段
(7) と、 前記第3の方位変化量と第4の方位変化量とに基づいて
オフセット値を補正する手段(8) と、を含むことを特徴
とするオフセット補正装置。
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