JPH05215178A - 流体封入式サスペンションサポート - Google Patents
流体封入式サスペンションサポートInfo
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- JPH05215178A JPH05215178A JP5441292A JP5441292A JPH05215178A JP H05215178 A JPH05215178 A JP H05215178A JP 5441292 A JP5441292 A JP 5441292A JP 5441292 A JP5441292 A JP 5441292A JP H05215178 A JPH05215178 A JP H05215178A
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- metal fitting
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- shock absorber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/30—Spring/Damper and/or actuator Units
- B60G2202/31—Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
- B60G2202/312—The spring being a wound spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/128—Damper mount on vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/41—Elastic mounts, e.g. bushings
- B60G2204/4106—Elastokinematic mounts
- B60G2204/41062—Elastokinematic mounts hydromounts; interconnected mounts
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ショックアブソーバおよびコイルスプリング
を通じての振動伝達を、簡単な構造により、有利に軽減
乃至は防止することのできる流体封入式サスペンション
サポートを提供すること。 【構成】 ゴム弾性体15,16を介して互いに連結さ
れた、ショックアブソーバが取り付けられる内筒金具1
2と車体側に取り付けられる外筒金具14との間に、流
体室を形成する一方、かかる流体室内に仕切プレート4
6を配して、その内部を軸方向両側部分に略二分すると
共に、それら両側部分44,45を相互に連通する狭窄
流路52,54を設け、更に、かかる流体室の壁部を構
成するゴム弾性体16に対して、コイルスプリングが当
接されるスプリング受座56を、前記内筒金具12およ
び外筒金具14と独立して固着せしめた。
を通じての振動伝達を、簡単な構造により、有利に軽減
乃至は防止することのできる流体封入式サスペンション
サポートを提供すること。 【構成】 ゴム弾性体15,16を介して互いに連結さ
れた、ショックアブソーバが取り付けられる内筒金具1
2と車体側に取り付けられる外筒金具14との間に、流
体室を形成する一方、かかる流体室内に仕切プレート4
6を配して、その内部を軸方向両側部分に略二分すると
共に、それら両側部分44,45を相互に連通する狭窄
流路52,54を設け、更に、かかる流体室の壁部を構
成するゴム弾性体16に対して、コイルスプリングが当
接されるスプリング受座56を、前記内筒金具12およ
び外筒金具14と独立して固着せしめた。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は自動車用のサスペンションサポー
トに係り、特に内部に封入された流体の流動作用に基づ
いて防振効果を得るようにした流体封入式サスペンショ
ンサポートに関するものである。
トに係り、特に内部に封入された流体の流動作用に基づ
いて防振効果を得るようにした流体封入式サスペンショ
ンサポートに関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、マクファーソンストラット式や
デュアルリンク式等のサスペンション機構においては、
外側にコイルスプリングが装着されたショックアブソー
バが、車輪を支持する車軸乃至はアーム等と車体との間
に配設されている。そして、かかるショックアブソーバ
の減衰作用により、車体の揺動乃至は振動を抑えると共
に、コイルスプリングの弾性作用により、走行中に路面
から入力される振動の車体側への伝達を緩和するように
なっている。
デュアルリンク式等のサスペンション機構においては、
外側にコイルスプリングが装着されたショックアブソー
バが、車輪を支持する車軸乃至はアーム等と車体との間
に配設されている。そして、かかるショックアブソーバ
の減衰作用により、車体の揺動乃至は振動を抑えると共
に、コイルスプリングの弾性作用により、走行中に路面
から入力される振動の車体側への伝達を緩和するように
なっている。
【0003】ところで、このようなショックアブソーバ
の車体への取付部には、ショックアブソーバを通じての
車体側への振動の入力を軽減するために、通常、サスペ
ンションサポートが装着されている。
の車体への取付部には、ショックアブソーバを通じての
車体側への振動の入力を軽減するために、通常、サスペ
ンションサポートが装着されている。
【0004】かかるサスペンションサポートとしては、
従来に、ショックアブソーバが取り付けられる内筒金具
と、車体側に取り付けられる外筒金具とを、それらの間
に介装されたゴム弾性体にて連結せしめてなる構造のも
のが用いられていたが、近年では、車両の高級化等に伴
う要求防振特性の高度化に対応するために、内筒金具と
外筒金具との間に流体室を形成し、封入流体の流動作用
に基づく防振効果を利用するようにした流体封入式のサ
スペンションサポートも、種々提案されてきている。
従来に、ショックアブソーバが取り付けられる内筒金具
と、車体側に取り付けられる外筒金具とを、それらの間
に介装されたゴム弾性体にて連結せしめてなる構造のも
のが用いられていたが、近年では、車両の高級化等に伴
う要求防振特性の高度化に対応するために、内筒金具と
外筒金具との間に流体室を形成し、封入流体の流動作用
に基づく防振効果を利用するようにした流体封入式のサ
スペンションサポートも、種々提案されてきている。
【0005】ところが、そのような従来構造の流体封入
式のサスペンションサポートにおいては、何れも、コイ
ルスプリングを通じて車体側へ伝達される振動の緩和
が、殆ど考慮されてはいなかったのであり、コイルスプ
リングは、ゴム弾性板等のインシュレータを介して、車
体側に当接、保持されているに過ぎなかった。
式のサスペンションサポートにおいては、何れも、コイ
ルスプリングを通じて車体側へ伝達される振動の緩和
が、殆ど考慮されてはいなかったのであり、コイルスプ
リングは、ゴム弾性板等のインシュレータを介して、車
体側に当接、保持されているに過ぎなかった。
【0006】けだし、サスペンション用コイルスプリン
グにあっては、その静ばね定数が3〜4kgf/cm程度であ
り、動ばね定数が非常に小さいことから、該コイルスプ
リングを通じての振動伝達量は、ショックアブソーバを
通じての振動伝達量に比べて極めて小さく、無視できる
と考えられていたのである。
グにあっては、その静ばね定数が3〜4kgf/cm程度であ
り、動ばね定数が非常に小さいことから、該コイルスプ
リングを通じての振動伝達量は、ショックアブソーバを
通じての振動伝達量に比べて極めて小さく、無視できる
と考えられていたのである。
【0007】しかしながら、本発明者が実験を行ない、
検討を加えたところ、車輪側からの特定周波数域の振動
入力時に、コイルスプリングが共振することに起因し
て、入力振動が増幅されて車体側に伝達されることとな
り、そのために、かかるコイルスプリングを通じての振
動伝達がロードノイズ等の発生原因となる場合のあるこ
とが、明らかとなったのである。
検討を加えたところ、車輪側からの特定周波数域の振動
入力時に、コイルスプリングが共振することに起因し
て、入力振動が増幅されて車体側に伝達されることとな
り、そのために、かかるコイルスプリングを通じての振
動伝達がロードノイズ等の発生原因となる場合のあるこ
とが、明らかとなったのである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、ショックアブソーバおよびコイルスプリン
グを通じての振動伝達を、簡単な構造により、有利に軽
減乃至は防止することのできる流体封入式サスペンショ
ンサポートを提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、ショックアブソーバおよびコイルスプリン
グを通じての振動伝達を、簡単な構造により、有利に軽
減乃至は防止することのできる流体封入式サスペンショ
ンサポートを提供することにある。
【0009】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明にあっては、(a)ショックアブソーバが取り付け
られる内筒金具と、(b)該内筒金具の外側に所定距離
を隔てて配されて、車体側に取り付けられる外筒金具
と、(c)それら内筒金具と外筒金具との間に介装され
て、両筒金具を連結するゴム弾性体と、(d)前記内筒
金具と前記外筒金具との間に形成された、内部に所定の
非圧縮性流体が封入されてなる流体室と、(e)該流体
室内に配されて、前記内筒金具および前記外筒金具の何
れか一方に支持されることにより軸直角方向に広がって
位置せしめられ、前記流体室の内周面との間に狭窄流路
を形成する仕切プレートと、(f)前記流体室の壁部を
構成するゴム弾性体に対して固着された、前記ショック
アブソーバの外側に装着されるコイルスプリングが当接
せしめられるスプリング受座とを、有する流体封入式サ
スペンションサポートを、その特徴とするものである。
発明にあっては、(a)ショックアブソーバが取り付け
られる内筒金具と、(b)該内筒金具の外側に所定距離
を隔てて配されて、車体側に取り付けられる外筒金具
と、(c)それら内筒金具と外筒金具との間に介装され
て、両筒金具を連結するゴム弾性体と、(d)前記内筒
金具と前記外筒金具との間に形成された、内部に所定の
非圧縮性流体が封入されてなる流体室と、(e)該流体
室内に配されて、前記内筒金具および前記外筒金具の何
れか一方に支持されることにより軸直角方向に広がって
位置せしめられ、前記流体室の内周面との間に狭窄流路
を形成する仕切プレートと、(f)前記流体室の壁部を
構成するゴム弾性体に対して固着された、前記ショック
アブソーバの外側に装着されるコイルスプリングが当接
せしめられるスプリング受座とを、有する流体封入式サ
スペンションサポートを、その特徴とするものである。
【0010】
【作用・効果】すなわち、このような本発明に従う構造
とされた流体封入式サスペンションサポートにあって
は、ショックアブソーバを通じて伝達される振動が内筒
金具を介して、またコイルスプリングを通じて伝達され
る振動がスプリング受座を介して、それぞれ、ゴム弾性
体に入力されて該ゴム弾性体が弾性変形せしめられるこ
とにより、流体室内において狭窄流路を通じての流体の
流動が惹起されることとなるのであり、それによって該
狭窄流路を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基
づく防振効果が発揮され得ることとなるのである。
とされた流体封入式サスペンションサポートにあって
は、ショックアブソーバを通じて伝達される振動が内筒
金具を介して、またコイルスプリングを通じて伝達され
る振動がスプリング受座を介して、それぞれ、ゴム弾性
体に入力されて該ゴム弾性体が弾性変形せしめられるこ
とにより、流体室内において狭窄流路を通じての流体の
流動が惹起されることとなるのであり、それによって該
狭窄流路を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基
づく防振効果が発揮され得ることとなるのである。
【0011】しかも、そこにおいて、かかる流体封入式
サスペンションサポートにおいては、内筒金具とスプリ
ング受座とが、互いに独立してゴム弾性体に固着されて
いることから、ショックアブソーバを通じて入力される
振動と、コイルスプリングを通じて入力される振動と
が、それぞれ、ゴム弾性体に対して独立的に入力される
こととなる。
サスペンションサポートにおいては、内筒金具とスプリ
ング受座とが、互いに独立してゴム弾性体に固着されて
いることから、ショックアブソーバを通じて入力される
振動と、コイルスプリングを通じて入力される振動と
が、それぞれ、ゴム弾性体に対して独立的に入力される
こととなる。
【0012】それ故、ショックアブソーバを通じての振
動入力時だけでなく、コイルスプリングを通じての振動
入力時にも、流体室内における流体の流動が有利に生ぜ
しめられ得るのであり、以て、それらショックアブソー
バおよびコイルスプリングの何れを通じて入力される振
動に対しても、流体の流動作用に基づく防振効果が、有
効に発揮され得、優れた防振効果を得ることができるの
である。
動入力時だけでなく、コイルスプリングを通じての振動
入力時にも、流体室内における流体の流動が有利に生ぜ
しめられ得るのであり、以て、それらショックアブソー
バおよびコイルスプリングの何れを通じて入力される振
動に対しても、流体の流動作用に基づく防振効果が、有
効に発揮され得、優れた防振効果を得ることができるの
である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0014】先ず、図1および図2には、本発明の一実
施例として、自動車の後輪用のサスペンションサポート
10が、示されている。かかる図において、12および
14は、内筒金具および外筒金具であって、互いに径方
向に所定距離を隔てて配されていると共に、それらの間
に介装された第一及び第二のゴム弾性体15,16によ
って、互いに弾性的に連結されている。そして、このサ
スペンションサポート10は、内筒金具12に対して、
ショックアブソーバ18が固定されるされる一方、外筒
金具14が車体22に対して固定されることにより、該
ショックアブソーバ18の車体22に対する取付部に介
装されることとなる(図3参照)。
施例として、自動車の後輪用のサスペンションサポート
10が、示されている。かかる図において、12および
14は、内筒金具および外筒金具であって、互いに径方
向に所定距離を隔てて配されていると共に、それらの間
に介装された第一及び第二のゴム弾性体15,16によ
って、互いに弾性的に連結されている。そして、このサ
スペンションサポート10は、内筒金具12に対して、
ショックアブソーバ18が固定されるされる一方、外筒
金具14が車体22に対して固定されることにより、該
ショックアブソーバ18の車体22に対する取付部に介
装されることとなる(図3参照)。
【0015】より詳細には、前記内筒金具12は、所定
長さの円筒形状を呈している。そして、この内筒金具1
2の内孔24に対して、ショックアブソーバ18の取付
ボルト20が挿通固定されることにより、取り付けられ
るようになっている(図3参照)。
長さの円筒形状を呈している。そして、この内筒金具1
2の内孔24に対して、ショックアブソーバ18の取付
ボルト20が挿通固定されることにより、取り付けられ
るようになっている(図3参照)。
【0016】一方、前記外筒金具14は、全体として略
大径円筒形状を呈しており、その軸方向上端部が所定長
さに亘って小径化されていることによって、大径部26
と小径部28、およびそれらを連結する円環板状の段差
部30とから成る段付円筒形状をもって形成されてい
る。また、その段差部30には、径方向一方向に対向す
る部位に、取付ボルト32,32が、それぞれ外方に突
出して、固着されている。そして、これらの取付ボルト
32,32により、外筒金具12が、その段差部30上
に重ね合わされる車体22に対して固定されて、取り付
けられるようになっている(図3参照)。
大径円筒形状を呈しており、その軸方向上端部が所定長
さに亘って小径化されていることによって、大径部26
と小径部28、およびそれらを連結する円環板状の段差
部30とから成る段付円筒形状をもって形成されてい
る。また、その段差部30には、径方向一方向に対向す
る部位に、取付ボルト32,32が、それぞれ外方に突
出して、固着されている。そして、これらの取付ボルト
32,32により、外筒金具12が、その段差部30上
に重ね合わされる車体22に対して固定されて、取り付
けられるようになっている(図3参照)。
【0017】また、かかる外筒金具14は、前記内筒金
具12の径方向外方に所定距離を隔てて、略同軸的に配
設されている。そして、それら内筒金具12と外筒金具
14との間において、該外筒金具14の小径部28と内
筒金具12との対向面間に介装された円環状乃至は厚肉
円筒形状の第一のゴム弾性体15により、互いに弾性的
に連結されている。
具12の径方向外方に所定距離を隔てて、略同軸的に配
設されている。そして、それら内筒金具12と外筒金具
14との間において、該外筒金具14の小径部28と内
筒金具12との対向面間に介装された円環状乃至は厚肉
円筒形状の第一のゴム弾性体15により、互いに弾性的
に連結されている。
【0018】すなわち、かかる第一のゴム弾性体15
は、その内周面が内筒金具12に、また外周面が外筒金
具14の小径部28に、それぞれ加硫接着された一体加
硫成形品として形成されているのである。また、この第
一のゴム弾性体15にて、内筒金具12と外筒金具14
とが、軸方向一端側において連結されることにより、そ
れら内筒金具12と外筒金具14との間に、軸方向他端
側(外筒金具14の大径部26側)において開口する空
所36が、形成されている。
は、その内周面が内筒金具12に、また外周面が外筒金
具14の小径部28に、それぞれ加硫接着された一体加
硫成形品として形成されているのである。また、この第
一のゴム弾性体15にて、内筒金具12と外筒金具14
とが、軸方向一端側において連結されることにより、そ
れら内筒金具12と外筒金具14との間に、軸方向他端
側(外筒金具14の大径部26側)において開口する空
所36が、形成されている。
【0019】さらに、かくの如き一体加硫成形品には、
その空所36の開口部に位置して、第二のゴム弾性体1
6が、組み付けられている。この第二のゴム弾性体16
は、全体として略厚肉の円環板形状を呈しており、その
内周面および外周面に対して、内側金属スリーブ40お
よび外側金属スリーブ42が、それぞれ一体的に加硫接
着されている。
その空所36の開口部に位置して、第二のゴム弾性体1
6が、組み付けられている。この第二のゴム弾性体16
は、全体として略厚肉の円環板形状を呈しており、その
内周面および外周面に対して、内側金属スリーブ40お
よび外側金属スリーブ42が、それぞれ一体的に加硫接
着されている。
【0020】そして、かかる第二のゴム弾性体16は、
内側金属スリーブ40が内筒金具12の外周面に対し
て、外側金属スリーブ42が外筒金具14の内周面に対
して、圧入されて嵌着固定されることにより、それら内
筒金具12と外筒金具14との間に組み付けられてい
る。また、外筒金具14には、外側金属スリーブ42の
圧入後、軸方向端部に対してかしめ加工が施され、該外
側金属スリーブ42の軸方向端面に係止されている。
内側金属スリーブ40が内筒金具12の外周面に対し
て、外側金属スリーブ42が外筒金具14の内周面に対
して、圧入されて嵌着固定されることにより、それら内
筒金具12と外筒金具14との間に組み付けられてい
る。また、外筒金具14には、外側金属スリーブ42の
圧入後、軸方向端部に対してかしめ加工が施され、該外
側金属スリーブ42の軸方向端面に係止されている。
【0021】すなわち、この第二のゴム弾性体16の組
付けにより、前記空所36の開口部が流体密に閉塞され
ており、それによって、内外筒金具12,14間におい
て、内部に所定の非圧縮性流体が封入されてなる、周方
向に連続して延びる環状の流体室が形成されているので
ある。
付けにより、前記空所36の開口部が流体密に閉塞され
ており、それによって、内外筒金具12,14間におい
て、内部に所定の非圧縮性流体が封入されてなる、周方
向に連続して延びる環状の流体室が形成されているので
ある。
【0022】なお、かかる流体室に封入される流体とし
ては、一般に、後述する流体の共振作用に基づく防振効
果を有利に得ることができるように、水やアルキレング
リコール、ポリアルキレングリコール、シリコーン油、
或いはそれらの混合物等が、好適に用いられ得る。
ては、一般に、後述する流体の共振作用に基づく防振効
果を有利に得ることができるように、水やアルキレング
リコール、ポリアルキレングリコール、シリコーン油、
或いはそれらの混合物等が、好適に用いられ得る。
【0023】また、この流体室の内部には、仕切金具4
6が収容配置されている。この仕切金具46は、略円環
プレート形状を呈しており、その径方向一方向に対向位
置する部位には、円筒状の取付部48,48が、打抜形
成されている。そして、これらの取付部48,48にお
いて、前記外筒金具14の段差部30に固着された取付
ボルト32,32のヘッド部50,50に対して、それ
ぞれ圧入されて嵌着固定されている。
6が収容配置されている。この仕切金具46は、略円環
プレート形状を呈しており、その径方向一方向に対向位
置する部位には、円筒状の取付部48,48が、打抜形
成されている。そして、これらの取付部48,48にお
いて、前記外筒金具14の段差部30に固着された取付
ボルト32,32のヘッド部50,50に対して、それ
ぞれ圧入されて嵌着固定されている。
【0024】それによって、かかる仕切金具46は、流
体室の略中央部分に位置して、軸直角方向に広がる状態
で、外筒金具14にて支持されて、配設されている。そ
して、この仕切金具46の配設により、流体室の内部
が、上側液室44と下側液室45とに、軸方向両側に略
二分されている。
体室の略中央部分に位置して、軸直角方向に広がる状態
で、外筒金具14にて支持されて、配設されている。そ
して、この仕切金具46の配設により、流体室の内部
が、上側液室44と下側液室45とに、軸方向両側に略
二分されている。
【0025】また、この仕切金具46の内外周面は、そ
れぞれ、内筒金具12側および外筒金具14側の流体室
内面に対して、所定距離を隔てて対向位置せしめられて
いる。それによって、仕切金具46の内周面と内筒金具
12側の流体室内面との間には、環状の第一の狭窄流路
52が形成されている一方、該仕切金具46の外周面と
外筒金具14側の流体室内面との間には、環状の第二の
狭窄流路54が形成されている。そして、それら第一の
狭窄流路52および第二の狭窄流路54を通じて、上側
液室44と下側液室45との間での流体の流動が許容さ
れ得るようになっているのである。
れぞれ、内筒金具12側および外筒金具14側の流体室
内面に対して、所定距離を隔てて対向位置せしめられて
いる。それによって、仕切金具46の内周面と内筒金具
12側の流体室内面との間には、環状の第一の狭窄流路
52が形成されている一方、該仕切金具46の外周面と
外筒金具14側の流体室内面との間には、環状の第二の
狭窄流路54が形成されている。そして、それら第一の
狭窄流路52および第二の狭窄流路54を通じて、上側
液室44と下側液室45との間での流体の流動が許容さ
れ得るようになっているのである。
【0026】さらに、前記流体室を形成する第二のゴム
弾性体16には、その径方向中央よりも僅かに外方に偏
倚した位置において、略溝形断面を有する円環形状の受
金具56が、外方(下方)に向って開口する状態で埋設
されており、一体的に加硫接着されている。即ち、この
受金具56は、内筒金具12および外筒金具14の何れ
からも独立した構造とされており、内筒金具12および
外筒金具14の何れからも独立して変位可能とされてい
るのである。
弾性体16には、その径方向中央よりも僅かに外方に偏
倚した位置において、略溝形断面を有する円環形状の受
金具56が、外方(下方)に向って開口する状態で埋設
されており、一体的に加硫接着されている。即ち、この
受金具56は、内筒金具12および外筒金具14の何れ
からも独立した構造とされており、内筒金具12および
外筒金具14の何れからも独立して変位可能とされてい
るのである。
【0027】そして、サスペンションサポート10の車
両への装着時に、この受金具56の溝部内にコイルスプ
リング60がはめ込まれて当接せしめられることによ
り、該受金具56にて、コイルスプリングの上端部が保
持されるようになっている(図3参照)。
両への装着時に、この受金具56の溝部内にコイルスプ
リング60がはめ込まれて当接せしめられることによ
り、該受金具56にて、コイルスプリングの上端部が保
持されるようになっている(図3参照)。
【0028】更にまた、第二のゴム弾性体16には、受
金具56の配設位置よりも径方向内方に所定距離隔たっ
た位置において、周方向に連続して延び、前記仕切金具
46に向って下側液室44内に所定高さで突出する環状
壁部58が、一体的に設けられている。そして、この環
状壁部58は、図1に示されている如き、車両への装着
前であって、車体荷重が及ぼされていない状態下では、
その突出先端面が、仕切金具46に対して、所定距離を
隔てて対向位置せしめられるようになっている。
金具56の配設位置よりも径方向内方に所定距離隔たっ
た位置において、周方向に連続して延び、前記仕切金具
46に向って下側液室44内に所定高さで突出する環状
壁部58が、一体的に設けられている。そして、この環
状壁部58は、図1に示されている如き、車両への装着
前であって、車体荷重が及ぼされていない状態下では、
その突出先端面が、仕切金具46に対して、所定距離を
隔てて対向位置せしめられるようになっている。
【0029】そうして、上述の如き構造とされたサスペ
ンションサポート10にあっては、図3に示されている
ように、外筒金具14の段差部30が車体22に重ね合
わされてボルト固定される一方、内筒金具12に対して
ショックアブソーバ18が固定されることによって、該
ショックアブソーバ18における車体22への取付部に
介装されることとなる。
ンションサポート10にあっては、図3に示されている
ように、外筒金具14の段差部30が車体22に重ね合
わされてボルト固定される一方、内筒金具12に対して
ショックアブソーバ18が固定されることによって、該
ショックアブソーバ18における車体22への取付部に
介装されることとなる。
【0030】また、そのような装着時には、第二のゴム
弾性体16に加硫接着された受金具56に対して、ショ
ックアブソーバ18の外側に配設されるコイルスプリン
グ60の軸方向一端側が当接されて、保持せしめられる
こととなる。それによって、かかるサスペンションサポ
ート10には、その車両への装着時、第二のゴム弾性体
16に対して、コイルスプリング60を通じて入力され
る車体荷重が及ぼされて、該第二のゴム弾性体16が弾
性変形せしめられることとなる。
弾性体16に加硫接着された受金具56に対して、ショ
ックアブソーバ18の外側に配設されるコイルスプリン
グ60の軸方向一端側が当接されて、保持せしめられる
こととなる。それによって、かかるサスペンションサポ
ート10には、その車両への装着時、第二のゴム弾性体
16に対して、コイルスプリング60を通じて入力され
る車体荷重が及ぼされて、該第二のゴム弾性体16が弾
性変形せしめられることとなる。
【0031】そして、その結果、第二のゴム弾性体16
に突設された環状壁部58が、仕切金具46に対して圧
接せしめられることとなるのであり、それによって、下
側液室44のうち、仕切金具46にて仕切られた下側部
分が、環状壁部58よりも径方向内側に位置する第一の
環状分割室62と、環状壁部58よりも径方向外側に位
置する第二の環状分割室64とに、仕切られることとな
る。
に突設された環状壁部58が、仕切金具46に対して圧
接せしめられることとなるのであり、それによって、下
側液室44のうち、仕切金具46にて仕切られた下側部
分が、環状壁部58よりも径方向内側に位置する第一の
環状分割室62と、環状壁部58よりも径方向外側に位
置する第二の環状分割室64とに、仕切られることとな
る。
【0032】従って、このような装着状態下、かかるサ
スペンションサポート10に対し、車輪側からの振動
が、ショックアブソーバ18を通じて入力された際に
は、内筒金具12が外筒金具14および仕切金具46に
対して相対的に変位せしめられて、第一及び第二のゴム
弾性体15,16が変形せしめられる結果、上側液室4
4と第一の環状分割室62との間で、第一の狭窄流路5
2を通じての流体の流動が惹起されることとなる。
スペンションサポート10に対し、車輪側からの振動
が、ショックアブソーバ18を通じて入力された際に
は、内筒金具12が外筒金具14および仕切金具46に
対して相対的に変位せしめられて、第一及び第二のゴム
弾性体15,16が変形せしめられる結果、上側液室4
4と第一の環状分割室62との間で、第一の狭窄流路5
2を通じての流体の流動が惹起されることとなる。
【0033】それ故、かかる第一の狭窄流路52の断面
積及び長さを、適当にチューニングすることにより、シ
ョックアブソーバ18を通じて入力される入力振動に対
して、流体の共振作用に基づく防振効果を有効に得るこ
とができるのである。
積及び長さを、適当にチューニングすることにより、シ
ョックアブソーバ18を通じて入力される入力振動に対
して、流体の共振作用に基づく防振効果を有効に得るこ
とができるのである。
【0034】また、そのような振動入力時には、コイル
スプリング60を通じて入力される振動荷重により、受
金具56が外筒金具14および仕切金具46に対して相
対的に変位せしめられて第二のゴム弾性体16が変形せ
しめられる結果、上側液室44と第二の環状分割室64
との間でも、第二の狭窄流路54を通じての流体の流動
が惹起されることとなる。
スプリング60を通じて入力される振動荷重により、受
金具56が外筒金具14および仕切金具46に対して相
対的に変位せしめられて第二のゴム弾性体16が変形せ
しめられる結果、上側液室44と第二の環状分割室64
との間でも、第二の狭窄流路54を通じての流体の流動
が惹起されることとなる。
【0035】それ故、かかる第二の狭窄流路54の断面
積及び長さを、適当にチューニングすることにより、コ
イルスプリング60を通じて入力される入力振動に対し
ても、流体の共振作用に基づく防振効果を、有効に得る
ことができるのであり、以て、該コイルスプリング60
の共振現象による振動の増幅作用に起因する防振特性の
低下が、極めて効果的に軽減乃至は解消され得ることと
なるのである。
積及び長さを、適当にチューニングすることにより、コ
イルスプリング60を通じて入力される入力振動に対し
ても、流体の共振作用に基づく防振効果を、有効に得る
ことができるのであり、以て、該コイルスプリング60
の共振現象による振動の増幅作用に起因する防振特性の
低下が、極めて効果的に軽減乃至は解消され得ることと
なるのである。
【0036】しかも、本実施例におけるサスペンション
サポート10にあっては、主としてショックアブソーバ
18からの振動入力時に内圧変化乃至は容積変化が生ぜ
しめられる第一の環状分割室と、主としてコイルスプリ
ング60からの振動入力時に内圧変化乃至は容積変化が
生ぜしめられる第二の環状分割室とが、環状壁部58に
より互いに独立して形成されており、ショックアブソー
バ18を通じての入力振動によって第一の狭窄流路52
を通じての流体の流動が、またコイルスプリング60を
通じての入力振動によって第二の狭窄流路54を通じて
の流体の流動が、それぞれ有利に生ぜしめられ得るよう
になっていることから、それら第一の狭窄流路52およ
び第二の狭窄流路54を、それぞれ、ショックアブソー
バ18を通じて入力される防振すべき振動周波数と、コ
イルスプリング60を通じて入力される防振すべき振動
周波数とに応じてチューニングすることが可能となる。
サポート10にあっては、主としてショックアブソーバ
18からの振動入力時に内圧変化乃至は容積変化が生ぜ
しめられる第一の環状分割室と、主としてコイルスプリ
ング60からの振動入力時に内圧変化乃至は容積変化が
生ぜしめられる第二の環状分割室とが、環状壁部58に
より互いに独立して形成されており、ショックアブソー
バ18を通じての入力振動によって第一の狭窄流路52
を通じての流体の流動が、またコイルスプリング60を
通じての入力振動によって第二の狭窄流路54を通じて
の流体の流動が、それぞれ有利に生ぜしめられ得るよう
になっていることから、それら第一の狭窄流路52およ
び第二の狭窄流路54を、それぞれ、ショックアブソー
バ18を通じて入力される防振すべき振動周波数と、コ
イルスプリング60を通じて入力される防振すべき振動
周波数とに応じてチューニングすることが可能となる。
【0037】従って、そのようなチューニングを施すこ
とにより、ショックアブソーバ18を通じて入力される
振動と、コイルスプリング60を通じて入力される振動
との、何れに対しても、流体の共振作用に基づく防振効
果を有利に享受することができるのである。
とにより、ショックアブソーバ18を通じて入力される
振動と、コイルスプリング60を通じて入力される振動
との、何れに対しても、流体の共振作用に基づく防振効
果を有利に享受することができるのである。
【0038】また、本実施例のサスペンションサポート
10においては、第二のゴム弾性体16が、環状壁部5
8により、その径方向中央部分において仕切金具46に
対して当接せしめられていることから、かかる第二のゴ
ム弾性体16におけるばね強度を、容易に且つ充分に得
ることができるのであり、それによってサスペンション
サポート10の耐久性および信頼性が、有利に確保され
得るといった利点をも有している。
10においては、第二のゴム弾性体16が、環状壁部5
8により、その径方向中央部分において仕切金具46に
対して当接せしめられていることから、かかる第二のゴ
ム弾性体16におけるばね強度を、容易に且つ充分に得
ることができるのであり、それによってサスペンション
サポート10の耐久性および信頼性が、有利に確保され
得るといった利点をも有している。
【0039】以上、本発明の一実施例について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0040】例えば、前記実施例では、下側液室45
が、第一及び第二の環状分割室62,64から成る分割
構造とされていたが、そのような分割構造とすることは
必ずしも必要ではない。
が、第一及び第二の環状分割室62,64から成る分割
構造とされていたが、そのような分割構造とすることは
必ずしも必要ではない。
【0041】具体的には、環状壁部58を周方向に非連
続とすることによって、或いは該環状壁部58を設けな
いことによって、かかる下側液室45を単一の液室構造
をもって形成することも可能である。
続とすることによって、或いは該環状壁部58を設けな
いことによって、かかる下側液室45を単一の液室構造
をもって形成することも可能である。
【0042】また、前記実施例では、仕切金具46の内
周側と外周側とにおいて、それぞれ狭窄流路が形成され
ていたが、単一の液室構造をもって下側液室45を形成
した場合等においては、上側液室44と下側液室45を
連通する狭窄流路を、仕切金具46の内周側または外周
側の、何れか一方の側だけに形成するようにしても良
い。
周側と外周側とにおいて、それぞれ狭窄流路が形成され
ていたが、単一の液室構造をもって下側液室45を形成
した場合等においては、上側液室44と下側液室45を
連通する狭窄流路を、仕切金具46の内周側または外周
側の、何れか一方の側だけに形成するようにしても良
い。
【0043】更にまた、上側液室44と下側液室45と
を連通する狭窄流路を二つ以上設ける場合には、その一
方を、仕切金具46を貫通して設けること等も可能であ
る。
を連通する狭窄流路を二つ以上設ける場合には、その一
方を、仕切金具46を貫通して設けること等も可能であ
る。
【0044】また、前記実施例では、仕切金具46が、
外筒金具14によって支持されていたが、該仕切金具を
内筒金具側に支持させることも可能であり、且つ、その
支持構造は、何等、限定されるものではない。
外筒金具14によって支持されていたが、該仕切金具を
内筒金具側に支持させることも可能であり、且つ、その
支持構造は、何等、限定されるものではない。
【0045】さらに、図4に示されているように、第二
のゴム弾性体16に対して固着される受金具56を径方
向外方に突出させて延長し、その外周縁部においてコイ
ルスプリング60を当接保持せしめるようにすることも
可能である。このような受金具56を採用すれば、コイ
ルスプリング60の径に対して、外筒金具14の外径を
小さくすることが可能となるのであり、それによってサ
スペンションサポートのコンパクト化が図られ得るので
ある。なお、図4において、その理解を容易とするため
に、前記実施例と同様な構造とされた部材および部位に
対して、それぞれ、同一の符号を付しておくこととす
る。
のゴム弾性体16に対して固着される受金具56を径方
向外方に突出させて延長し、その外周縁部においてコイ
ルスプリング60を当接保持せしめるようにすることも
可能である。このような受金具56を採用すれば、コイ
ルスプリング60の径に対して、外筒金具14の外径を
小さくすることが可能となるのであり、それによってサ
スペンションサポートのコンパクト化が図られ得るので
ある。なお、図4において、その理解を容易とするため
に、前記実施例と同様な構造とされた部材および部位に
対して、それぞれ、同一の符号を付しておくこととす
る。
【0046】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
の後輪用のサスペンションサポートに対して適用したも
のの具体例を示したが、その他、自動車の前輪用のサス
ペンションサポートに対しても適用可能であることは勿
論である。
の後輪用のサスペンションサポートに対して適用したも
のの具体例を示したが、その他、自動車の前輪用のサス
ペンションサポートに対しても適用可能であることは勿
論である。
【0047】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図1】本発明の一実施例としてのサスペンションサポ
ートを示す縦断面図であって、図2におけるI−I断面
に相当する図である。
ートを示す縦断面図であって、図2におけるI−I断面
に相当する図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1に示されたサスペンションサポートの自動
車への装着状態を示す説明図である。
車への装着状態を示す説明図である。
【図4】本発明の別の実施例としてのサスペンションサ
ポートを示す、図1に対応する縦断面図である。
ポートを示す、図1に対応する縦断面図である。
10 サスペンションサポート 12 内筒金具 14 外筒金具 15 第一のゴム弾性体 16 第二のゴム弾性体 18 ショックアブソーバ 22 車体 44 上側液室 45 下側液室 46 仕切金具 52 第一の狭窄流路 54 第二の狭窄流路 56 受金具 58 環状壁部 60 コイルスプリング 62 第一の環状分割室 64 第二の環状分割室
Claims (1)
- 【請求項1】 ショックアブソーバが取り付けられる内
筒金具と、 該内筒金具の外側に所定距離を隔てて配されて、車体側
に取り付けられる外筒金具と、 それら内筒金具と外筒金具との間に介装されて、両筒金
具を連結するゴム弾性体と、 前記内筒金具と前記外筒金具との間に形成された、内部
に所定の非圧縮性流体が封入されてなる流体室と、 該流体室内に配されて、前記内筒金具および前記外筒金
具の何れか一方に支持されることにより軸直角方向に広
がって位置せしめられ、前記流体室の内周面との間に狭
窄流路を形成する仕切プレートと、 前記流体室の壁部を構成するゴム弾性体に対して固着さ
れた、前記ショックアブソーバの外側に装着されるコイ
ルスプリングが当接せしめられるスプリング受座とを、
有することを特徴とする流体封入式サスペンションサポ
ート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5441292A JPH05215178A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 流体封入式サスペンションサポート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5441292A JPH05215178A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 流体封入式サスペンションサポート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215178A true JPH05215178A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12969990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5441292A Pending JPH05215178A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 流体封入式サスペンションサポート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05215178A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015165912A1 (de) * | 2014-04-29 | 2015-11-05 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Anordnung eines einem rad eines fahrzeugs zugeordneten schwingungsdämpfers |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP5441292A patent/JPH05215178A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015165912A1 (de) * | 2014-04-29 | 2015-11-05 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Anordnung eines einem rad eines fahrzeugs zugeordneten schwingungsdämpfers |
CN105992888A (zh) * | 2014-04-29 | 2016-10-05 | 宝马股份公司 | 配设于车辆车轮的减振器的系统 |
CN105992888B (zh) * | 2014-04-29 | 2018-09-28 | 宝马股份公司 | 配设于车辆车轮的减振器的系统 |
US10562365B2 (en) | 2014-04-29 | 2020-02-18 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Vibration damper of a vehicle wheel |
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