JPH05212442A - 金属薄板の巻取装置 - Google Patents
金属薄板の巻取装置Info
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- JPH05212442A JPH05212442A JP2392892A JP2392892A JPH05212442A JP H05212442 A JPH05212442 A JP H05212442A JP 2392892 A JP2392892 A JP 2392892A JP 2392892 A JP2392892 A JP 2392892A JP H05212442 A JPH05212442 A JP H05212442A
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- winding
- roller
- belt
- winding shaft
- shaft
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- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 75
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 40
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 238000005555 metalworking Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属薄板の巻回始端のたるみ防止、巻取軸と
金属薄板とのスリップ及び損傷の防止、歩留り及び生産
性の向上を図る。 【構成】 金属薄板17を巻取軸3 に無端状ベルト16で挟
み込みながら巻付けるようにした巻取装置1 において、
ベルト16を巻掛けた上先端ガイドローラ9 のさらに先端
に小径ローラ11を設けてベルト16を巻掛け、小径ローラ
11をバックアップローラ48で支持すると共に、常時付勢
ばね52により巻取軸3 に押付ける。
金属薄板とのスリップ及び損傷の防止、歩留り及び生産
性の向上を図る。 【構成】 金属薄板17を巻取軸3 に無端状ベルト16で挟
み込みながら巻付けるようにした巻取装置1 において、
ベルト16を巻掛けた上先端ガイドローラ9 のさらに先端
に小径ローラ11を設けてベルト16を巻掛け、小径ローラ
11をバックアップローラ48で支持すると共に、常時付勢
ばね52により巻取軸3 に押付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箔を含む金属薄板の巻
取装置に関するものである。
取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧延機で圧延した金属薄板或いは金属加
工ラインにおける金属薄板は、ベルトを利用した巻取装
置により巻付けられる。この種巻取装置として、図6に
例示するものがあり、該装置は、巻取軸61が軸支された
機台62に上下方向に揺動可能に水平軸63を介して取付け
られた前後一対のフレーム64と、該フレーム64の揺動シ
リンダ65と、フレーム64のU字形凹部66の開口側端に揺
動可能に取付けられた先端ガイドアーム67,68 と、該ア
ーム67,68 先端に枢着された先端ガイドローラ69,70
と、アーム揺動シリンダ71,72 と、前記フレーム凹部66
の周辺に配設された複数のローラ73と、前記各ローラ6
9,70,73に巻掛けられた無端状ベルト74と、デフレクタ
ローラ75等から成っている。
工ラインにおける金属薄板は、ベルトを利用した巻取装
置により巻付けられる。この種巻取装置として、図6に
例示するものがあり、該装置は、巻取軸61が軸支された
機台62に上下方向に揺動可能に水平軸63を介して取付け
られた前後一対のフレーム64と、該フレーム64の揺動シ
リンダ65と、フレーム64のU字形凹部66の開口側端に揺
動可能に取付けられた先端ガイドアーム67,68 と、該ア
ーム67,68 先端に枢着された先端ガイドローラ69,70
と、アーム揺動シリンダ71,72 と、前記フレーム凹部66
の周辺に配設された複数のローラ73と、前記各ローラ6
9,70,73に巻掛けられた無端状ベルト74と、デフレクタ
ローラ75等から成っている。
【0003】そして、圧延機で圧延されて送出されてく
る金属薄板76は、デフレクタローラ75を経て上下先端ガ
イドローラ69,70 間から巻取軸61とベルト74の間に案内
され、ベルト74で挟み込みながら巻取軸61に巻付けるよ
うになっている。
る金属薄板76は、デフレクタローラ75を経て上下先端ガ
イドローラ69,70 間から巻取軸61とベルト74の間に案内
され、ベルト74で挟み込みながら巻取軸61に巻付けるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、金属薄板76の巻回始端76A が略1周して上側先
端ガイドローラ69と巻取軸61の間から出てくると、図7
に示すように、後続の金属薄板76と前記巻回始端76A と
のなす角度θはかなり大きく、巻回始端76A が巻取軸61
と後続金属薄板76との間Sに円滑に入り込まず、たるん
で巻取軸61との間にすきまが生じた状態で巻き込まれ
る。
術では、金属薄板76の巻回始端76A が略1周して上側先
端ガイドローラ69と巻取軸61の間から出てくると、図7
に示すように、後続の金属薄板76と前記巻回始端76A と
のなす角度θはかなり大きく、巻回始端76A が巻取軸61
と後続金属薄板76との間Sに円滑に入り込まず、たるん
で巻取軸61との間にすきまが生じた状態で巻き込まれ
る。
【0005】したがって、ベルト74の張力を高くしてお
いても金属薄板76の巻付力が弱く、所定の巻付回数(通
常は数ターン) でも、金属薄板76に張力を与えることが
できず、巻取軸61と金属薄板76との間でスリップが生じ
るという問題がある。そこで、金属薄板76に所定張力を
与えてスリップがなくなるようにするには、巻付回数を
増大させなければならず、その長さが長くなるため歩留
りが悪く、生産性が低下するなどの問題があった。
いても金属薄板76の巻付力が弱く、所定の巻付回数(通
常は数ターン) でも、金属薄板76に張力を与えることが
できず、巻取軸61と金属薄板76との間でスリップが生じ
るという問題がある。そこで、金属薄板76に所定張力を
与えてスリップがなくなるようにするには、巻付回数を
増大させなければならず、その長さが長くなるため歩留
りが悪く、生産性が低下するなどの問題があった。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、金属薄板の巻回
始端をたるませることなく円滑にかつ密着状に巻付け、
金属薄板と巻取軸とのスリップを防止して、金属薄板の
損傷防止、歩留り及び生産性の向上を図ることのできる
金属薄板の巻取装置を提供するにある。
れたもので、その目的とするところは、金属薄板の巻回
始端をたるませることなく円滑にかつ密着状に巻付け、
金属薄板と巻取軸とのスリップを防止して、金属薄板の
損傷防止、歩留り及び生産性の向上を図ることのできる
金属薄板の巻取装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、金属薄板を巻取軸に無端状ベルトで挟み込みなが
ら巻付けるようにした巻取装置において、前記ベルトを
巻掛けた先端ガイドローラのさらに先端に小径ローラを
設けて前記ベルトを巻掛け、該小径ローラを巻取軸に常
時押付けるようにしたことを特徴としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、金属薄板を巻取軸に無端状ベルトで挟み込みなが
ら巻付けるようにした巻取装置において、前記ベルトを
巻掛けた先端ガイドローラのさらに先端に小径ローラを
設けて前記ベルトを巻掛け、該小径ローラを巻取軸に常
時押付けるようにしたことを特徴としている。
【0008】また、本発明は、前記小径ローラをバック
アップローラにより支持することを特徴としている。
アップローラにより支持することを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、送り込まれてきた金属薄板の
巻回始端は、小径ローラと対向位置にある先端ガイドロ
ーラとの間から、ベルトと巻取軸の間に挟み込まれ、巻
取軸の回転に伴ないベルトで挟み込みながら巻取軸に巻
取り、巻回始端が先端ガイドローラを経て小径ローラに
より巻取軸に押付けながらしかも巻取軸に沿うように小
径ローラを過ぎ、後続の金属薄板とのなす角度が小さく
なって巻取軸との間にたるむことなく導びかれ、巻取軸
に密着状に巻取られる。したがって、金属薄板と巻取軸
間にスリップが生起せず、金属薄板に所定張力が与えら
れる。
巻回始端は、小径ローラと対向位置にある先端ガイドロ
ーラとの間から、ベルトと巻取軸の間に挟み込まれ、巻
取軸の回転に伴ないベルトで挟み込みながら巻取軸に巻
取り、巻回始端が先端ガイドローラを経て小径ローラに
より巻取軸に押付けながらしかも巻取軸に沿うように小
径ローラを過ぎ、後続の金属薄板とのなす角度が小さく
なって巻取軸との間にたるむことなく導びかれ、巻取軸
に密着状に巻取られる。したがって、金属薄板と巻取軸
間にスリップが生起せず、金属薄板に所定張力が与えら
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図4は本発明の実施例を示し、巻取装置1
は、機台2 と、該機台2 に回転可能に水平状に軸支され
た巻取軸3 と、該巻取軸3 の上方にこれと平行でかつ軸
受台4 を介して回転可能に軸支された回動軸5 と、前後
一対のフレーム6,7 と、フレーム回動用油圧シリンダ8
と、フレーム6,7 間に回動自在に設けた上先端ガイドロ
ーラ9 、下先端ガイドローラ10、小径ローラ11、ガイド
ローラ12,13,14,15 及びこれらのローラに巻掛けられた
無端状ベルト16等から成っている。
る。図1〜図4は本発明の実施例を示し、巻取装置1
は、機台2 と、該機台2 に回転可能に水平状に軸支され
た巻取軸3 と、該巻取軸3 の上方にこれと平行でかつ軸
受台4 を介して回転可能に軸支された回動軸5 と、前後
一対のフレーム6,7 と、フレーム回動用油圧シリンダ8
と、フレーム6,7 間に回動自在に設けた上先端ガイドロ
ーラ9 、下先端ガイドローラ10、小径ローラ11、ガイド
ローラ12,13,14,15 及びこれらのローラに巻掛けられた
無端状ベルト16等から成っている。
【0011】前記フレーム6,7 は、略フック形の平板か
ら成り、金属薄板17の巻付時には凹部18が前記巻取軸3
の外周を囲む位置に下降するように設けられ、凹部18の
開口側両端に前後各一対の先端ローラ支持用アーム19,2
0 が軸21,22 を介して揺動自在に取付けられ、各アーム
19,20 先端間に前記上下先端ガイドローラ9,10が軸23,2
4 を介して回転自在に軸支されており、各アーム19,20
は、前後フレーム6,7間に取付けた油圧シリンダ25,26
により揺動されるようになっている。
ら成り、金属薄板17の巻付時には凹部18が前記巻取軸3
の外周を囲む位置に下降するように設けられ、凹部18の
開口側両端に前後各一対の先端ローラ支持用アーム19,2
0 が軸21,22 を介して揺動自在に取付けられ、各アーム
19,20 先端間に前記上下先端ガイドローラ9,10が軸23,2
4 を介して回転自在に軸支されており、各アーム19,20
は、前後フレーム6,7間に取付けた油圧シリンダ25,26
により揺動されるようになっている。
【0012】前記ローラ12,13,15は、両フレーム6,7 間
にその凹部18の外周辺に位置して軸27,28,29により回転
自在に取付けられ、前記ローラ13の軸28にはベルト張力
付加レバー30の一端が相対回転可能に取付けられ、レバ
ー30の他端に前記ローラ14が軸31を介して回転自在に取
付けられ、前記フレーム6,7 間に固着したブラケット32
に揺動可能に取付けたベルト張力付加用油圧シリンダ33
により、前記レバー30を軸28を中心として揺動するよう
になされている。
にその凹部18の外周辺に位置して軸27,28,29により回転
自在に取付けられ、前記ローラ13の軸28にはベルト張力
付加レバー30の一端が相対回転可能に取付けられ、レバ
ー30の他端に前記ローラ14が軸31を介して回転自在に取
付けられ、前記フレーム6,7 間に固着したブラケット32
に揺動可能に取付けたベルト張力付加用油圧シリンダ33
により、前記レバー30を軸28を中心として揺動するよう
になされている。
【0013】前記回動軸5 には回動レバー34が固着さ
れ、前記機台2 にブラケット35を介して揺動自在に取付
けたフレーム回動用油圧シリンダ8 のピストンロッド36
の上端が、ピン37を介して回動レバー34端に連結されて
いる。前記上先端ガイドローラ9 の軸23外端には、図
3,図4に示すように、ブラケット38,39 がブシュ40,4
1 を介して回動可能に取付けられ、両ブラケット38,39
端に小径ローラ支持ステー42がボルト43により固着さ
れ、該ステー42の前記ローラ9 の反対側に小径ローラ11
がブラケット44,45 及びブシュ46,47 を介して回転自在
に取付けられると共に、2個一対のバックアップローラ
48が小径ローラ11の胴長方向4個所にブラケット49,49
を介して回転自在に取付けられている。
れ、前記機台2 にブラケット35を介して揺動自在に取付
けたフレーム回動用油圧シリンダ8 のピストンロッド36
の上端が、ピン37を介して回動レバー34端に連結されて
いる。前記上先端ガイドローラ9 の軸23外端には、図
3,図4に示すように、ブラケット38,39 がブシュ40,4
1 を介して回動可能に取付けられ、両ブラケット38,39
端に小径ローラ支持ステー42がボルト43により固着さ
れ、該ステー42の前記ローラ9 の反対側に小径ローラ11
がブラケット44,45 及びブシュ46,47 を介して回転自在
に取付けられると共に、2個一対のバックアップローラ
48が小径ローラ11の胴長方向4個所にブラケット49,49
を介して回転自在に取付けられている。
【0014】前記バックアップローラ48をステー42を介
して取付けることによって、小径ローラ11がベルト16の
張力に十分耐えかつ撓むことなく、ベルト16を巻取軸3
に均等圧力で的確に押圧することができる。また、前記
ブラケット38,39 には、レバー50が固着されると共に、
該レバー50先端と前記アーム19との間にロッド51を介し
て付勢ばね52が取付けられており、小径ローラ11が該ば
ね52により常に巻取軸に押付けられるように付勢されて
いる。
して取付けることによって、小径ローラ11がベルト16の
張力に十分耐えかつ撓むことなく、ベルト16を巻取軸3
に均等圧力で的確に押圧することができる。また、前記
ブラケット38,39 には、レバー50が固着されると共に、
該レバー50先端と前記アーム19との間にロッド51を介し
て付勢ばね52が取付けられており、小径ローラ11が該ば
ね52により常に巻取軸に押付けられるように付勢されて
いる。
【0015】なお、図1において、53はデフレクタロー
ラである。上記実施例において、図1に示すように、圧
延機等から送り込まれてきた金属薄板17は、その巻回始
端17A が小径ローラ11と下先端ガイドローラ10との間を
通って、巻取軸3 とベルト16の間に導入され、巻取軸3
とベルト16で挟み込まれながら巻取軸3 に巻取られ、巻
回始端17A が上先端ガイドローラ9 を経て小径ローラ11
により巻取軸3 に押付けられながら、しかも巻取軸3 に
沿うように小径ローラ11を過ぎ、図3に示すように、巻
回始端17A と後続金属薄板17のなす角度θが非常に小さ
くなって、巻回始端17A が図3にSで示す部分でたるむ
ことなく円滑に巻取軸3 と後続金属薄板17の間に導入さ
れ、巻取軸3 に密着状に巻取られる。
ラである。上記実施例において、図1に示すように、圧
延機等から送り込まれてきた金属薄板17は、その巻回始
端17A が小径ローラ11と下先端ガイドローラ10との間を
通って、巻取軸3 とベルト16の間に導入され、巻取軸3
とベルト16で挟み込まれながら巻取軸3 に巻取られ、巻
回始端17A が上先端ガイドローラ9 を経て小径ローラ11
により巻取軸3 に押付けられながら、しかも巻取軸3 に
沿うように小径ローラ11を過ぎ、図3に示すように、巻
回始端17A と後続金属薄板17のなす角度θが非常に小さ
くなって、巻回始端17A が図3にSで示す部分でたるむ
ことなく円滑に巻取軸3 と後続金属薄板17の間に導入さ
れ、巻取軸3 に密着状に巻取られる。
【0016】したがって、金属薄板17と巻取軸3 との間
にスリップが生起せず、金属薄板17に所定の張力を付与
して、数ターンの所定巻付回数で巻付けを完了すること
ができる。巻付完了後、油圧シリンダ25,26 を操作して
両アーム19,20 を上下反対方向に回動させて両ガイドロ
ーラ9,10間を開き、フレーム回動用油圧シリンダ8 を操
作して、前後フレーム6,7 を回動軸5 を中心として上方
に回動し、図1に2点鎖線で示す待機位置に移動させ、
次の巻付開始まで待機する。
にスリップが生起せず、金属薄板17に所定の張力を付与
して、数ターンの所定巻付回数で巻付けを完了すること
ができる。巻付完了後、油圧シリンダ25,26 を操作して
両アーム19,20 を上下反対方向に回動させて両ガイドロ
ーラ9,10間を開き、フレーム回動用油圧シリンダ8 を操
作して、前後フレーム6,7 を回動軸5 を中心として上方
に回動し、図1に2点鎖線で示す待機位置に移動させ、
次の巻付開始まで待機する。
【0017】再度巻付を開始するときは、前記油圧シリ
ンダ8 を操作してフレーム6,7 を回動下降させ、ベルト
16を巻取軸3 に当接させて所定位置で停止し、両油圧シ
リンダ25,26 を操作して両アーム19,20 を上又は下に回
動させ、ベルト16を巻取軸3の外周の一部を残してその
外周を囲むように当接させた後、再び金属薄板17の巻付
を開始すればよい。
ンダ8 を操作してフレーム6,7 を回動下降させ、ベルト
16を巻取軸3 に当接させて所定位置で停止し、両油圧シ
リンダ25,26 を操作して両アーム19,20 を上又は下に回
動させ、ベルト16を巻取軸3の外周の一部を残してその
外周を囲むように当接させた後、再び金属薄板17の巻付
を開始すればよい。
【0018】図5は、他の実施例における概略縦断正面
図を示し、下先端ガイドローラ10のさらに先端に小径ロ
ーラ11を設けたものであり、作用・効果は上記実施例と
同様であるので説明を省略する。本発明は、上記実施例
に限定されるものではなく、例えば、フレーム6,7 を巻
取軸3 に対して上下動又は水平方向に往復動させる形式
の巻取装置にも採用することができ、また、適宜設計変
更することができる。
図を示し、下先端ガイドローラ10のさらに先端に小径ロ
ーラ11を設けたものであり、作用・効果は上記実施例と
同様であるので説明を省略する。本発明は、上記実施例
に限定されるものではなく、例えば、フレーム6,7 を巻
取軸3 に対して上下動又は水平方向に往復動させる形式
の巻取装置にも採用することができ、また、適宜設計変
更することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のように、金属薄板を巻
取軸に無端状ベルトで挟み込みながら巻付けるようにし
た巻取装置において、前記ベルトを巻掛けた先端ガイド
ローラのさらに先端に小径ローラを設けて前記ベルトを
巻掛け、該小径ローラを巻取軸に常時押付けるようにし
たことを特徴とするものであるから、金属薄板の巻回始
端をたるませることなく円滑にかつ密着状に巻付けるこ
とができ、巻取軸と金属薄板とのスリップを防止して所
定の張力を付与して所定の巻付回数で巻付完了をさせる
ことができ、巻付に必要な最少長さとなるゆえ金属薄板
のすり傷等の損傷が防止され、歩留り及び生産性の向上
を図ることができる。
取軸に無端状ベルトで挟み込みながら巻付けるようにし
た巻取装置において、前記ベルトを巻掛けた先端ガイド
ローラのさらに先端に小径ローラを設けて前記ベルトを
巻掛け、該小径ローラを巻取軸に常時押付けるようにし
たことを特徴とするものであるから、金属薄板の巻回始
端をたるませることなく円滑にかつ密着状に巻付けるこ
とができ、巻取軸と金属薄板とのスリップを防止して所
定の張力を付与して所定の巻付回数で巻付完了をさせる
ことができ、巻付に必要な最少長さとなるゆえ金属薄板
のすり傷等の損傷が防止され、歩留り及び生産性の向上
を図ることができる。
【0020】また、本発明は、前記小径ローラをバック
アップローラにより支持することを特徴とするものであ
るから、小径ローラがベルト張力に十分耐え、撓むこと
がないので小径ローラによってベルトを巻取軸に適当な
力でかつ均一に押付けることができ、金属薄板を円滑か
つ確実に案内することができる。
アップローラにより支持することを特徴とするものであ
るから、小径ローラがベルト張力に十分耐え、撓むこと
がないので小径ローラによってベルトを巻取軸に適当な
力でかつ均一に押付けることができ、金属薄板を円滑か
つ確実に案内することができる。
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のB部拡大図である。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】本発明の他の実施例における概略縦断正面図で
ある。
ある。
【図6】従来例を示す縦断正面図である。
【図7】従来例の作用説明図である。
1 巻取装置 3 巻取軸 9 上先端ガイドローラ 11 小径ローラ 16 ベルト 17 金属薄板 48 バックアップローラ 52 付勢ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 金属薄板を巻取軸に無端状ベルトで挟み
込みながら巻付けるようにした巻取装置において、前記
ベルトを巻掛けた先端ガイドローラのさらに先端に小径
ローラを設けて前記ベルトを巻掛け、該小径ローラを巻
取軸に常時押付けるようにしたことを特徴とする金属薄
板の巻取装置。 - 【請求項2】 前記小径ローラをバックアップローラに
より支持することを特徴とする請求項1の金属薄板の巻
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2392892A JPH05212442A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 金属薄板の巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2392892A JPH05212442A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 金属薄板の巻取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212442A true JPH05212442A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12124189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2392892A Pending JPH05212442A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 金属薄板の巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05212442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100540424C (zh) | 2006-09-22 | 2009-09-16 | 二重集团(德阳)重型装备股份有限公司 | 多工位皮带助卷器 |
JP2014223664A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | ベルトラッパー、帯状体の巻取方法及び電気錫メッキライン |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP2392892A patent/JPH05212442A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100540424C (zh) | 2006-09-22 | 2009-09-16 | 二重集团(德阳)重型装备股份有限公司 | 多工位皮带助卷器 |
JP2014223664A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | ベルトラッパー、帯状体の巻取方法及び電気錫メッキライン |
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