JPH05209968A - 放射線検出装置 - Google Patents
放射線検出装置Info
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- JPH05209968A JPH05209968A JP41748690A JP41748690A JPH05209968A JP H05209968 A JPH05209968 A JP H05209968A JP 41748690 A JP41748690 A JP 41748690A JP 41748690 A JP41748690 A JP 41748690A JP H05209968 A JPH05209968 A JP H05209968A
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 宇宙線由来の紫外線、あるいは面板に含まれ
る放射線アイソトープによるβ線に基づくバックグラウ
ンドノイズを低減する。 【構成】 液体シンチレータの容器12を間に第1及び
第2の光電子増倍管14、16を対向させ、それらの面
板14A、16Aに紫外線不透過ガラス及び紫外線透過
ガラスを用い、両光電子増倍管の出力を同時計数装置1
8によって同時に出力したときのみ計測する。紫外線不
透過ガラス側のK40等によるβ線は、反対側の光電子増
倍管で出力を生じさせず、又、宇宙線由来の紫外線によ
っては、紫外線不透過ガラスの面板を有する光電子増倍
管が出力をしないので、どちらも計測されず、バッグラ
ウンドノイズが低減される。
る放射線アイソトープによるβ線に基づくバックグラウ
ンドノイズを低減する。 【構成】 液体シンチレータの容器12を間に第1及び
第2の光電子増倍管14、16を対向させ、それらの面
板14A、16Aに紫外線不透過ガラス及び紫外線透過
ガラスを用い、両光電子増倍管の出力を同時計数装置1
8によって同時に出力したときのみ計測する。紫外線不
透過ガラス側のK40等によるβ線は、反対側の光電子増
倍管で出力を生じさせず、又、宇宙線由来の紫外線によ
っては、紫外線不透過ガラスの面板を有する光電子増倍
管が出力をしないので、どちらも計測されず、バッグラ
ウンドノイズが低減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射線検出装置に係
り、特に、液体シンチレーション測定に用いて好適な、
放射線検出装置に関する。
り、特に、液体シンチレーション測定に用いて好適な、
放射線検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体シンチレーション測定は、従来、ト
リチウム、炭素、燐等からのβ線の測定、セシウム、コ
バルト、ポジトロンからのγ線の測定等に用いられて、
放射線エネルギによって生じた蛍光を、光電管で受光
し、発生した電気信号を計数器によって計数することに
より行っていた。
リチウム、炭素、燐等からのβ線の測定、セシウム、コ
バルト、ポジトロンからのγ線の測定等に用いられて、
放射線エネルギによって生じた蛍光を、光電管で受光
し、発生した電気信号を計数器によって計数することに
より行っていた。
【0003】ここで、前記光電管、例えば光電子増倍管
における、放射線発生源からの蛍光を取り入れる面板
は、通常、酸化カリウムを除去したKフリーガラスある
いは溶融石英ガラスが用いられている。
における、放射線発生源からの蛍光を取り入れる面板
は、通常、酸化カリウムを除去したKフリーガラスある
いは溶融石英ガラスが用いられている。
【0004】上記の場合、通常は1対の光電子増倍管
を、放射線源を挾んで配置し、同時計数を行うことによ
り、バックグラウンドノイズを低減させるようにしてい
る。
を、放射線源を挾んで配置し、同時計数を行うことによ
り、バックグラウンドノイズを低減させるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記K
フリーガラスは、完全にカリウム(K40)を除去できる
ものではない。このK40は、放射線アイソトープであ
り、β線を発生し、このβ線によって光電子増倍管の面
板ガラスがシンチレーションされて、該光電子増倍管に
ノイズとして光が入射してしまうという問題点がある。
フリーガラスは、完全にカリウム(K40)を除去できる
ものではない。このK40は、放射線アイソトープであ
り、β線を発生し、このβ線によって光電子増倍管の面
板ガラスがシンチレーションされて、該光電子増倍管に
ノイズとして光が入射してしまうという問題点がある。
【0006】又、溶融石英ガラスの場合は、K40に関し
ては、前記Kフリーガラスの1/100の量であるが、
例えばミューオン等の宇宙線により該溶融石英ガラスが
発光して、紫外域と思われる波長の光線が発生し、これ
がノイズとなるという問題点がある。
ては、前記Kフリーガラスの1/100の量であるが、
例えばミューオン等の宇宙線により該溶融石英ガラスが
発光して、紫外域と思われる波長の光線が発生し、これ
がノイズとなるという問題点がある。
【0007】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、K40等の放射線アイソトープによる
β線あるいはミューオン宇宙線等に基づく、バックグラ
ウンドノイズを除去できるようにした放射線検出装置を
提供することを目的とする。
れたものであって、K40等の放射線アイソトープによる
β線あるいはミューオン宇宙線等に基づく、バックグラ
ウンドノイズを除去できるようにした放射線検出装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、放射線発生
源を間に各々の面板が対向して配置された第1及び第2
の光電管と、これら第1及び第2の光電管の出力が同時
にあったときのみ、その出力信号を計測値とする同時計
数装置と、を有してなる放射線検出装置において、前記
第1の光電管の面板を紫外線不透過ガラス、前記第2の
光電管の面板を紫外線透過ガラスとすることにより、上
記目的を達成するものである。
源を間に各々の面板が対向して配置された第1及び第2
の光電管と、これら第1及び第2の光電管の出力が同時
にあったときのみ、その出力信号を計測値とする同時計
数装置と、を有してなる放射線検出装置において、前記
第1の光電管の面板を紫外線不透過ガラス、前記第2の
光電管の面板を紫外線透過ガラスとすることにより、上
記目的を達成するものである。
【0009】ここで、前記紫外線不透過ガラスを、酸化
カリウム除去ガラスとしてもよい。
カリウム除去ガラスとしてもよい。
【0010】更に、前記紫外線透過ガラスを石英ガラス
としてもよい。
としてもよい。
【0011】
【作用及び効果】この発明においては、放射線発生源を
間にして配置された第1及び第2の光電管における面板
の一方を紫外線不透過ガラス、他方を紫外線透過ガラス
とし、各光電管の出力信号は、同時に出力があったとき
のみ有効な計測値としているので、宇宙線に基づく紫外
線が発生した場合で、紫外線透過ガラス側の光電管で出
力があっても、紫外線不透過ガラス側の光電管で出力が
なく、これが計測値とされず、又β線に関して、Kフリ
ーガラス等の紫外線不透過ガラス側で、K40に基づくβ
線が発生しても、溶融石英ガラス等の紫外線透過ガラス
では、β線が発生しないので、同時計数装置において、
計測されないことになる。
間にして配置された第1及び第2の光電管における面板
の一方を紫外線不透過ガラス、他方を紫外線透過ガラス
とし、各光電管の出力信号は、同時に出力があったとき
のみ有効な計測値としているので、宇宙線に基づく紫外
線が発生した場合で、紫外線透過ガラス側の光電管で出
力があっても、紫外線不透過ガラス側の光電管で出力が
なく、これが計測値とされず、又β線に関して、Kフリ
ーガラス等の紫外線不透過ガラス側で、K40に基づくβ
線が発生しても、溶融石英ガラス等の紫外線透過ガラス
では、β線が発生しないので、同時計数装置において、
計測されないことになる。
【0012】従って、バックグラウンドが大幅に低減さ
れる。
れる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0014】図1に示されるように、この実施例に係る
放射線検出装置10は、放射線発生源となる液体シンチ
レータの容器12に対して、これを間に各々の面板14
A、16Aが対向して配置された第1の光電子増倍管1
4と、第2の光電子増倍管16と、これら第1及び第2
の光電子増倍管14、16の出力が同時にあったときの
み、その出力信号を計測値とする同時計数装置18とか
ら構成されている。
放射線検出装置10は、放射線発生源となる液体シンチ
レータの容器12に対して、これを間に各々の面板14
A、16Aが対向して配置された第1の光電子増倍管1
4と、第2の光電子増倍管16と、これら第1及び第2
の光電子増倍管14、16の出力が同時にあったときの
み、その出力信号を計測値とする同時計数装置18とか
ら構成されている。
【0015】前記第1の光電子増倍管14における面板
14Aは、紫外線不透過である酸化カリウムを除去した
いわゆるKフリーガラスから構成されている。
14Aは、紫外線不透過である酸化カリウムを除去した
いわゆるKフリーガラスから構成されている。
【0016】又、第2の光電子増倍管16における面板
16Aは、紫外線透過ガラスである溶融石英ガラス(サ
ファイヤ)から構成されている。
16Aは、紫外線透過ガラスである溶融石英ガラス(サ
ファイヤ)から構成されている。
【0017】前記同時計数装置18は、前記第1及び第
2の光電子増倍管14、16がプリアンプ20A、20
B、及びアンプ22A、22Bにより増幅された、第1
及び第2の光電子増倍管14及び16の出力信号が加算
されるパルス加算回路24と、第1及び第2の光電子増
倍管14、16からの出力が同時にあったとき信号を出
力する同時発生ゲート26と、パルス加算回路24から
の出力信号を計数するための計数器28と、パルス加算
回路24と計数器28の間の位置に配置され、前記同時
発生ゲート26からの信号が出力されたときのみパルス
加算回路24からの信号を計数器28に出力する弁別回
路30とから構成されている。
2の光電子増倍管14、16がプリアンプ20A、20
B、及びアンプ22A、22Bにより増幅された、第1
及び第2の光電子増倍管14及び16の出力信号が加算
されるパルス加算回路24と、第1及び第2の光電子増
倍管14、16からの出力が同時にあったとき信号を出
力する同時発生ゲート26と、パルス加算回路24から
の出力信号を計数するための計数器28と、パルス加算
回路24と計数器28の間の位置に配置され、前記同時
発生ゲート26からの信号が出力されたときのみパルス
加算回路24からの信号を計数器28に出力する弁別回
路30とから構成されている。
【0018】次に上記実施例に係る放射線検出装置10
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0019】例えば、第2の光電子増倍管16は、Kフ
リーガラスからなる面板16Aで、放射線アイソトープ
K40によってβ線が発生したとすると、該β線に基づく
信号は第2の光電子増倍管16から出力されて、パルス
加算回路24及び同時発生ゲート26に到達する。
リーガラスからなる面板16Aで、放射線アイソトープ
K40によってβ線が発生したとすると、該β線に基づく
信号は第2の光電子増倍管16から出力されて、パルス
加算回路24及び同時発生ゲート26に到達する。
【0020】面板16Aで発生したβ線は、反対側の溶
融石英ガラスからなる面板14Aに到達するが、その強
度は大幅に低減しているので、第1の光電子増倍管14
の出力となることがない。
融石英ガラスからなる面板14Aに到達するが、その強
度は大幅に低減しているので、第1の光電子増倍管14
の出力となることがない。
【0021】このため、同時発生ゲート26から信号が
出力されることがないので、第2の光電子増倍管16に
おける面板16A内で発生したβ線によるバックグラウ
ンドは計数されることがない。
出力されることがないので、第2の光電子増倍管16に
おける面板16A内で発生したβ線によるバックグラウ
ンドは計数されることがない。
【0022】例えば、宇宙線により容器12内で紫外線
が発生した場合は、Kフリーガラスからなる面板16A
は、紫外線に感度がなく不透過であるので、第2の光電
子増倍管16から信号が出力されることがない。
が発生した場合は、Kフリーガラスからなる面板16A
は、紫外線に感度がなく不透過であるので、第2の光電
子増倍管16から信号が出力されることがない。
【0023】一方、面板14Aは、溶融石英ガラスから
なるので、紫外線に感度があり、第1の光電子増倍管1
4から信号が出力されるが、同時発生ゲート26が作動
しないので、前記宇宙線以外の紫外線によるバックグラ
ウンドが計測されることがない。
なるので、紫外線に感度があり、第1の光電子増倍管1
4から信号が出力されるが、同時発生ゲート26が作動
しないので、前記宇宙線以外の紫外線によるバックグラ
ウンドが計測されることがない。
【0024】容器12内でβ線が発生した場合は、第1
及び第2の光電子増倍管14、16に均等に入射すると
考えられるので、この場合は同時発生ゲート26から信
号が出力し、パルス加算回路24を通った信号は、計数
器28でカウントされることになる。α線の場合も同様
である。
及び第2の光電子増倍管14、16に均等に入射すると
考えられるので、この場合は同時発生ゲート26から信
号が出力し、パルス加算回路24を通った信号は、計数
器28でカウントされることになる。α線の場合も同様
である。
【0025】なお、上記実施例は、第1の光電子増倍管
14における面板14Aを、Kフリーガラスとしたもの
であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、紫外
線不透過ガラスであればよい。
14における面板14Aを、Kフリーガラスとしたもの
であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、紫外
線不透過ガラスであればよい。
【0026】又、第2の光電子増倍管16における面板
16Aは、溶融石英ガラスとされているが、これは紫外
線を透過するガラスであればよい。
16Aは、溶融石英ガラスとされているが、これは紫外
線を透過するガラスであればよい。
【0027】又、上記実施例における同時計数装置18
は、パルス加算回路24、同時発生ゲート26、弁別回
路30を含むものであるが、本発明はこれに限定される
ものでなく、同時計数装置は、例えば第1及び第2の光
電子増倍管14、16の出力信号が入力されるアンド回
路を備えたものであってもよい。
は、パルス加算回路24、同時発生ゲート26、弁別回
路30を含むものであるが、本発明はこれに限定される
ものでなく、同時計数装置は、例えば第1及び第2の光
電子増倍管14、16の出力信号が入力されるアンド回
路を備えたものであってもよい。
【0028】更に又、上記実施例は、光電子増倍管で放
射線を検出するようにしたものであるが、これは面板に
おいて発生した蛍光を光電変換できるものであればよ
く、通常の光電管でもよい。
射線を検出するようにしたものであるが、これは面板に
おいて発生した蛍光を光電変換できるものであればよ
く、通常の光電管でもよい。
【0029】又、上記実施例は、液体シンチレーション
についてのものであるが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、放射線発生源からの放射線を測定するにつ
いて一般的に適用されるものである。
についてのものであるが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、放射線発生源からの放射線を測定するにつ
いて一般的に適用されるものである。
【0030】本発明者の実験によれば、上記実施例装置
において、例えば第1及び第2の光電子増倍管における
面板を共にKフリーガラスとした場合のエンプティノイ
ズは図3のようになり、共に溶融石英ガラスとした場合
のエンプティノイズは図4のようになり、Kフリーガラ
スと溶融石英ガラスとを組合せた場合のエンプティノイ
ズは図2のようになり、バックグラウンドノイズの低減
を観測することができた。
において、例えば第1及び第2の光電子増倍管における
面板を共にKフリーガラスとした場合のエンプティノイ
ズは図3のようになり、共に溶融石英ガラスとした場合
のエンプティノイズは図4のようになり、Kフリーガラ
スと溶融石英ガラスとを組合せた場合のエンプティノイ
ズは図2のようになり、バックグラウンドノイズの低減
を観測することができた。
【図1】図1は、本発明に係る放射線検出装置の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図2は、1対の光電子増倍管に共にKフリーガ
ラスを用いた場合のエンプティノイズを示す線図であ
る。
ラスを用いた場合のエンプティノイズを示す線図であ
る。
【図3】図3は、1対の光電子増倍管の面板に共に溶融
石英を用いた場合のエンプティノイズを示す線図であ
る。
石英を用いた場合のエンプティノイズを示す線図であ
る。
【図4】図4は、本発明の実施例装置の場合のエンプテ
ィノイズを示す線図である。
ィノイズを示す線図である。
10…放射線検出装置、 12…容器、 14…第1の光電子増倍管、 14A、16A…面板、 16…第2の光電子増倍管、 18…同時計数装置、 24…パルス加算回路、 26…同時発生ゲート、 28…計数器、 30…弁別回路。
Claims (3)
- 【請求項1】放射線発生源を間に各々の面板が対向して
配置された第1及び第2の光電管と、これら第1及び第
2の光電管の出力が同時にあったときのみ、その出力信
号を計測値とする同時計数装置と、を有してなる放射線
検出装置において、前記第1の光電管の面板を紫外線不
透過ガラス、前記第2の光電管の面板を紫外線透過ガラ
ス、としたことを特徴とする放射線検出装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記紫外線不透過ガラ
スは、酸化カリウム除去ガラスであることを特徴とする
放射線検出装置。 - 【請求項3】請求1又は2において、前記紫外線透過ガ
ラスは石英ガラスであることを特徴とする放射線検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41748690A JPH05209968A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 放射線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41748690A JPH05209968A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 放射線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209968A true JPH05209968A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=18525583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41748690A Pending JPH05209968A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 放射線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05209968A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5847000A (en) * | 1994-03-01 | 1998-12-08 | Scotia Holdings Plc | Fatty acid derivatives |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41748690A patent/JPH05209968A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5847000A (en) * | 1994-03-01 | 1998-12-08 | Scotia Holdings Plc | Fatty acid derivatives |
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