JPH05209610A - ブラインド・リベット - Google Patents
ブラインド・リベットInfo
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- JPH05209610A JPH05209610A JP4270248A JP27024892A JPH05209610A JP H05209610 A JPH05209610 A JP H05209610A JP 4270248 A JP4270248 A JP 4270248A JP 27024892 A JP27024892 A JP 27024892A JP H05209610 A JPH05209610 A JP H05209610A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
- F16B19/08—Hollow rivets; Multi-part rivets
- F16B19/10—Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
- F16B19/1027—Multi-part rivets
- F16B19/1036—Blind rivets
- F16B19/1045—Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like
- F16B19/1054—Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like the pull-mandrel or the like being frangible
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Control Of Combustion (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、工作物のブラインド面に対
して有効な締付面積をもつブラインド・リベットであっ
て、幹体のヘッドが、小径で破断し難く、破断した場合
にも危険な破片を作ったり、その固着を不安定な状態に
置くことのないブラインド・リベットを提供することで
ある。 【構成】 その一端に予め形成された頭部(34)を有
する筒状本体(14)とこの中空部(36)内に配置さ
れたヘッド(18)を有する幹体(12)とからなるブ
ラインド・リベットであって、その幹体のヘッドは本体
の座ぐり部(42)によって実質的に包まれ、本体の壁
厚部(43)によって提供される肩部(44)に当接し
ている。本体14の外面には、軸方向に間隔を置いた環
状の周囲溝(46,48)があり、その間で本体は崩壊
可能部分を画成している。幹体のヘッドが中空部の縮径
部(40)に対して引張られるとブラインドヘッドが形
成される。
して有効な締付面積をもつブラインド・リベットであっ
て、幹体のヘッドが、小径で破断し難く、破断した場合
にも危険な破片を作ったり、その固着を不安定な状態に
置くことのないブラインド・リベットを提供することで
ある。 【構成】 その一端に予め形成された頭部(34)を有
する筒状本体(14)とこの中空部(36)内に配置さ
れたヘッド(18)を有する幹体(12)とからなるブ
ラインド・リベットであって、その幹体のヘッドは本体
の座ぐり部(42)によって実質的に包まれ、本体の壁
厚部(43)によって提供される肩部(44)に当接し
ている。本体14の外面には、軸方向に間隔を置いた環
状の周囲溝(46,48)があり、その間で本体は崩壊
可能部分を画成している。幹体のヘッドが中空部の縮径
部(40)に対して引張られるとブラインドヘッドが形
成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、その一端に径方向拡
大ヘッドを有する、長い、ほぼ円柱状の幹体と、シャン
ク部と、工作物の一面に係合するために、シャンク部の
一端に予め形成された頭部とを有する筒状本体とからな
り、前記幹体が本体内の中空部を通って延び、本体の予
め形成された頭部端から突出し、かつ、予め形成された
頭部から間隔を置いた位置において、幹体のヘッドがシ
ャンク部の径方向の面に当接し、これによって、リベッ
トをセットするために、突出する幹体を引張り、本体の
予め形成された頭部を支持することによって、幹体のヘ
ッドが、シャンク部を径方向外側に突出する環状の膨れ
や折り畳みへと軸方向に崩壊させることができ、工作物
の反対面すなわち“ブラインド”面に係合することので
きる“ブラインドヘッド”を構成し、かくして、工作物
である部材は予め形成された頭部と前記環状の膨れや折
り畳みによって構成されたブラインドヘッドとの間で一
緒に固定されることができる、ブラインド・リベットに
関するものである。
大ヘッドを有する、長い、ほぼ円柱状の幹体と、シャン
ク部と、工作物の一面に係合するために、シャンク部の
一端に予め形成された頭部とを有する筒状本体とからな
り、前記幹体が本体内の中空部を通って延び、本体の予
め形成された頭部端から突出し、かつ、予め形成された
頭部から間隔を置いた位置において、幹体のヘッドがシ
ャンク部の径方向の面に当接し、これによって、リベッ
トをセットするために、突出する幹体を引張り、本体の
予め形成された頭部を支持することによって、幹体のヘ
ッドが、シャンク部を径方向外側に突出する環状の膨れ
や折り畳みへと軸方向に崩壊させることができ、工作物
の反対面すなわち“ブラインド”面に係合することので
きる“ブラインドヘッド”を構成し、かくして、工作物
である部材は予め形成された頭部と前記環状の膨れや折
り畳みによって構成されたブラインドヘッドとの間で一
緒に固定されることができる、ブラインド・リベットに
関するものである。
【0002】通常、必ずしも必要ではないけれども、幹
体には弱体部が設けられ、リベットのセットが完成する
場合には、ヘッドを含む幹体の一部が残って、本体の中
空部に栓をするのに対し、幹体の他の部分は、幹体のテ
ール部として知られ、セットしたリベットから取り除か
れ、捨てられる。対象とされるこの種のリベットは、予
め形成された頭部とブラインドヘッドとの間で工作物の
部材同士をしっかりと一緒に締め付ける能力を有するこ
と、および、セットされたリベットの本体内に残る、幹
体あるいはその一部が不必要な破片を作って、リベット
を偶然に分離したり、中空部を開放のまま残したりする
という危険を減少させるように、幹体またはその一部が
セットされたリベット内に保持されることを必要とす
る。
体には弱体部が設けられ、リベットのセットが完成する
場合には、ヘッドを含む幹体の一部が残って、本体の中
空部に栓をするのに対し、幹体の他の部分は、幹体のテ
ール部として知られ、セットしたリベットから取り除か
れ、捨てられる。対象とされるこの種のリベットは、予
め形成された頭部とブラインドヘッドとの間で工作物の
部材同士をしっかりと一緒に締め付ける能力を有するこ
と、および、セットされたリベットの本体内に残る、幹
体あるいはその一部が不必要な破片を作って、リベット
を偶然に分離したり、中空部を開放のまま残したりする
という危険を減少させるように、幹体またはその一部が
セットされたリベット内に保持されることを必要とす
る。
【0003】
【従来の技術】前述のリベットにおいて、特に、成功
し、よく知られたリベットの型は、登録商標“AVE
X”の名で市販され、ドイツ特許公開第2625023
号に説明されている。
し、よく知られたリベットの型は、登録商標“AVE
X”の名で市販され、ドイツ特許公開第2625023
号に説明されている。
【0004】“AVEX”リベットにおいては、幹体の
ヘッドが本体の外にあって、予め形成された頭部から離
れた本体の端部(すなわち、本体の“テールエンド”)
に当接している。幹体はヘッドから間隔を置きまたはヘ
ッドに直ちに近接する短い部分を介して弱体部を有し、
この弱体部では、幹体の直径が減少されている。テール
エンドに近接する本体のシャンク部は、幹体の減少した
直径部分に対してひだをつけられ、幹体のヘッドと同じ
外径を有している。この構造によって、リベットのセッ
トの際に、幹体のヘッドは本体のテールエンドに当接し
て残り、中空部に入ろうとする傾向を有しない。セット
されたリベットの本体内に栓として残る幹体の一部は、
幹体の減少された直径部分に対する本体のテール部分の
ひだ付け係合部によってしっかりと保持される。
ヘッドが本体の外にあって、予め形成された頭部から離
れた本体の端部(すなわち、本体の“テールエンド”)
に当接している。幹体はヘッドから間隔を置きまたはヘ
ッドに直ちに近接する短い部分を介して弱体部を有し、
この弱体部では、幹体の直径が減少されている。テール
エンドに近接する本体のシャンク部は、幹体の減少した
直径部分に対してひだをつけられ、幹体のヘッドと同じ
外径を有している。この構造によって、リベットのセッ
トの際に、幹体のヘッドは本体のテールエンドに当接し
て残り、中空部に入ろうとする傾向を有しない。セット
されたリベットの本体内に栓として残る幹体の一部は、
幹体の減少された直径部分に対する本体のテール部分の
ひだ付け係合部によってしっかりと保持される。
【0005】さらに、既知の“AVEX”リベットにお
いては、本体のシャンク部の膨らみによって形成された
ブラインドヘッドがリベットの装着される工作物の穴の
周りに適当に係合するけれども、通常、工作物のブライ
ンド面の有効な面積に対して締付係合に入ることはな
い。
いては、本体のシャンク部の膨らみによって形成された
ブラインドヘッドがリベットの装着される工作物の穴の
周りに適当に係合するけれども、通常、工作物のブライ
ンド面の有効な面積に対して締付係合に入ることはな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】対象となるこの種のリ
ベットにおいては、ある場合には幹体のヘッドが破断
し、リベットのセットの早期段階であれば、リベットの
適切な装着を完成することができず、また、セットの最
終段階であれば、破断された幹体のヘッドが危険な破片
を作り、その固着を不安定な状態に置くこととなる、と
いう問題に遭遇する。
ベットにおいては、ある場合には幹体のヘッドが破断
し、リベットのセットの早期段階であれば、リベットの
適切な装着を完成することができず、また、セットの最
終段階であれば、破断された幹体のヘッドが危険な破片
を作り、その固着を不安定な状態に置くこととなる、と
いう問題に遭遇する。
【0007】したがって、幹体のヘッドの直径の減少
と、そのヘッドを本体の予め形成された頭部から離れた
端部の段付き座ぐり部に定置することによって、このよ
うな問題の克服が求められている。しかしながら、幹体
のヘッドと本体との間の当接面積の減少の結果により、
幹体のヘッドは、本体を崩壊させ、充分なブラインドヘ
ッドを形成するのに充分な軸方向の圧縮力を適用する前
に、本体の中空部に入って、通り抜ける傾向がある。リ
ベットの寸法は、本体のシャンク部の直径、特にそのテ
ール部の直径に関係するので、他の重要なパラメーター
を犠牲にすることなく、幹体のヘッドと本体の間の接触
面積を大幅に増加することは不可能である。
と、そのヘッドを本体の予め形成された頭部から離れた
端部の段付き座ぐり部に定置することによって、このよ
うな問題の克服が求められている。しかしながら、幹体
のヘッドと本体との間の当接面積の減少の結果により、
幹体のヘッドは、本体を崩壊させ、充分なブラインドヘ
ッドを形成するのに充分な軸方向の圧縮力を適用する前
に、本体の中空部に入って、通り抜ける傾向がある。リ
ベットの寸法は、本体のシャンク部の直径、特にそのテ
ール部の直径に関係するので、他の重要なパラメーター
を犠牲にすることなく、幹体のヘッドと本体の間の接触
面積を大幅に増加することは不可能である。
【0008】この発明は、幹体のヘッドが本体によって
取り込まれるのに充分小さい直径であるとしても、充分
満足に実施できるようなリベットを作ることができるこ
とを見い出したことによる。
取り込まれるのに充分小さい直径であるとしても、充分
満足に実施できるようなリベットを作ることができるこ
とを見い出したことによる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、筒状
本体と長い幹体とからなるブラインド・リベットであっ
て、筒状本体が、長いシャンク部と、このシャンク部の
一端において予め形成された頭部と、そして、この頭部
とシャンク部とを通って軸方向に延びる中空部とを有
し、幹体が、その一端に近接する弱体部と、その一端で
拡大された幹体のヘッドとを有する長い軸部とからな
り、前記弱体部が幹体をテール部と前記幹体のヘッドを
含むプラグ部とに区分けしているブラインド・リベット
において;前記幹体の軸部が、その長さにわたって実質
的に一定の直径を有し、前記拡大された幹体のヘッドが
筒状本体のシャンク部の外側直径より小さい直径を有
し;前記本体のシャンク部が、前記予め形成された頭部
に近接する壁薄部と、その頭部から間隔を置いた壁厚部
と、そして、この壁厚部からシャンク部のテール部に延
びる座ぐり部とを有し;本体の中空部が、その両端の間
の中間に、幹体の軸部が押し嵌めされている縮径部を有
し、中空部の主要部が中空部の頭部端から縮径部に延び
て、この主要部に幹体の軸部が間隙をもって嵌合し、シ
ャンク部の座ぐり部が縮径部から本体のテール部まで延
び、本体のシャンク部には、中空部の縮径部と座ぐり部
との接続部に環状当接面が設けられ;幹体のヘッドがそ
の当接面で接触するように座ぐり部に配置され;本体の
シャンク部の外面がほぼ筒状であって、前記座ぐり部が
実質的に幹体のヘッドを取り囲むように変形され、ま
た、本体のシャンク部の外面には、予め形成された頭部
と壁厚部との間の中間に狭い折り畳み用溝が設けられ、
壁薄部に最も近い壁厚部の端の位置に近接して停止用溝
が設けられ、これらの折り畳み用溝と停止用溝とは間隔
を置かれ、それらの溝間にシャンク部の崩壊可能部分が
画成され、この崩壊可能部分において、シャンクが、予
め形成された頭部とその当接面との間の軸方向の圧力に
よって、ブラインドヘッドを形成するように優先的に崩
壊し、これによって、工作物にリベットをセットするた
めに、本体に対して幹体を引張る際に、崩壊可能部分が
膨らみそして折り畳まれ、そして、幹体のヘッドは縮径
部に入り、そのために、壁厚部が径方向に拡張して環状
リブを形成し、折り畳まれた崩壊可能部分を変形し、そ
の部分が予め形成された頭部に向かって移動し、弱体部
が破断されるようにしたものである。
本体と長い幹体とからなるブラインド・リベットであっ
て、筒状本体が、長いシャンク部と、このシャンク部の
一端において予め形成された頭部と、そして、この頭部
とシャンク部とを通って軸方向に延びる中空部とを有
し、幹体が、その一端に近接する弱体部と、その一端で
拡大された幹体のヘッドとを有する長い軸部とからな
り、前記弱体部が幹体をテール部と前記幹体のヘッドを
含むプラグ部とに区分けしているブラインド・リベット
において;前記幹体の軸部が、その長さにわたって実質
的に一定の直径を有し、前記拡大された幹体のヘッドが
筒状本体のシャンク部の外側直径より小さい直径を有
し;前記本体のシャンク部が、前記予め形成された頭部
に近接する壁薄部と、その頭部から間隔を置いた壁厚部
と、そして、この壁厚部からシャンク部のテール部に延
びる座ぐり部とを有し;本体の中空部が、その両端の間
の中間に、幹体の軸部が押し嵌めされている縮径部を有
し、中空部の主要部が中空部の頭部端から縮径部に延び
て、この主要部に幹体の軸部が間隙をもって嵌合し、シ
ャンク部の座ぐり部が縮径部から本体のテール部まで延
び、本体のシャンク部には、中空部の縮径部と座ぐり部
との接続部に環状当接面が設けられ;幹体のヘッドがそ
の当接面で接触するように座ぐり部に配置され;本体の
シャンク部の外面がほぼ筒状であって、前記座ぐり部が
実質的に幹体のヘッドを取り囲むように変形され、ま
た、本体のシャンク部の外面には、予め形成された頭部
と壁厚部との間の中間に狭い折り畳み用溝が設けられ、
壁薄部に最も近い壁厚部の端の位置に近接して停止用溝
が設けられ、これらの折り畳み用溝と停止用溝とは間隔
を置かれ、それらの溝間にシャンク部の崩壊可能部分が
画成され、この崩壊可能部分において、シャンクが、予
め形成された頭部とその当接面との間の軸方向の圧力に
よって、ブラインドヘッドを形成するように優先的に崩
壊し、これによって、工作物にリベットをセットするた
めに、本体に対して幹体を引張る際に、崩壊可能部分が
膨らみそして折り畳まれ、そして、幹体のヘッドは縮径
部に入り、そのために、壁厚部が径方向に拡張して環状
リブを形成し、折り畳まれた崩壊可能部分を変形し、そ
の部分が予め形成された頭部に向かって移動し、弱体部
が破断されるようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に示されたブラ
インド・リベットについて説明する。図において、自己
栓式ブラインド・リベット10は幹体12と筒状リベッ
ト本体14とからなっている。
インド・リベットについて説明する。図において、自己
栓式ブラインド・リベット10は幹体12と筒状リベッ
ト本体14とからなっている。
【0011】幹体12は冷間延伸された軟鋼で作られ、
その一端に一体のキノコ状の径方向拡大ヘッド18と、
そのヘッド18から短い間隔を置いた弱体部20とを有
する、ほぼ円柱状の長い軸部16とからなっている。弱
体部20は軸部16の断面積を減少させることによって
幹体に最も弱い部分を作ったもので、所定の引張り荷重
を受ける時に、幹体はこの弱体部で切断されるものであ
る。
その一端に一体のキノコ状の径方向拡大ヘッド18と、
そのヘッド18から短い間隔を置いた弱体部20とを有
する、ほぼ円柱状の長い軸部16とからなっている。弱
体部20は軸部16の断面積を減少させることによって
幹体に最も弱い部分を作ったもので、所定の引張り荷重
を受ける時に、幹体はこの弱体部で切断されるものであ
る。
【0012】弱体部20は、幹体12を、そのテール部
22と、ヘッド18と軸部16の短い部分とを含むとこ
ろのプラグ部24とに区分けしている。
22と、ヘッド18と軸部16の短い部分とを含むとこ
ろのプラグ部24とに区分けしている。
【0013】ヘッド18には、テール部22から遠ざか
る方向を向く部分球面26と、テール部22の方を向
く、平らな環状の当接面28とが設けられている。ヘッ
ド18は部分球面26と当接面28に連続する軸方向に
短い円柱状大径部30を有している。
る方向を向く部分球面26と、テール部22の方を向
く、平らな環状の当接面28とが設けられている。ヘッ
ド18は部分球面26と当接面28に連続する軸方向に
短い円柱状大径部30を有している。
【0014】本体14は、低炭素の軟鋼で作られ、筒状
であり、ほぼ円筒状の長いシャンク部32と、そのシャ
ンク部の一端における径方向に拡大した予め形成された
頭部34とからなっている。中空部36が頭部と本体の
シャンク部にわたって軸方向に延びている。なお、リベ
ット10は、幹体12とその幹体がその中空部の中に配
置される本体14との組立体である。
であり、ほぼ円筒状の長いシャンク部32と、そのシャ
ンク部の一端における径方向に拡大した予め形成された
頭部34とからなっている。中空部36が頭部と本体の
シャンク部にわたって軸方向に延びている。なお、リベ
ット10は、幹体12とその幹体がその中空部の中に配
置される本体14との組立体である。
【0015】中空部36は、予め形成された頭部と相当
な長さのシャンク部32にわたって延びる主要部38
と、この主要部38の長さだけ予め形成された頭部から
間隔を置かれた直径の減少した縮径部40と、そして、
この縮径部40から予め形成された頭部34から離れた
シャンク部32の端部まで延びる座ぐり部42とを有し
ている。
な長さのシャンク部32にわたって延びる主要部38
と、この主要部38の長さだけ予め形成された頭部から
間隔を置かれた直径の減少した縮径部40と、そして、
この縮径部40から予め形成された頭部34から離れた
シャンク部32の端部まで延びる座ぐり部42とを有し
ている。
【0016】中空部の縮径部40を取り巻くシャンク部
32の部分は、これから“壁厚部43”と呼ばれ、縮径
部40における中空部の直径の減少に対応する量によっ
て増加された壁の厚さを有している。壁厚部43は、座
ぐり部と縮径部40の接続部において座ぐり部により形
成される環状肩部44の形の径方向に広がる面を提供す
る。
32の部分は、これから“壁厚部43”と呼ばれ、縮径
部40における中空部の直径の減少に対応する量によっ
て増加された壁の厚さを有している。壁厚部43は、座
ぐり部と縮径部40の接続部において座ぐり部により形
成される環状肩部44の形の径方向に広がる面を提供す
る。
【0017】組立てられたリベット10において、幹体
のヘッド18は、その環状の当接面28で環状肩部44
と接して座ぐり部42に定置され、そして、シャンク部
の端の座ぐり部は変形されて、幹体のヘッド18の部分
球面26と実質的に係合することとなり、かくして、幹
体のヘッド18を実質的に包む皮膜を形成し、それを本
体の内側に保持する。
のヘッド18は、その環状の当接面28で環状肩部44
と接して座ぐり部42に定置され、そして、シャンク部
の端の座ぐり部は変形されて、幹体のヘッド18の部分
球面26と実質的に係合することとなり、かくして、幹
体のヘッド18を実質的に包む皮膜を形成し、それを本
体の内側に保持する。
【0018】幹体の軸部16は、前記皮膜内の幹体のヘ
ッドから、押し嵌めされた縮径部40を通り、さらに、
実質的な間隙をもって嵌合する中空部の主要部を通って
延び、幹体のテール部22は予め形成された頭部を越え
て中空部の端部から突出している。
ッドから、押し嵌めされた縮径部40を通り、さらに、
実質的な間隙をもって嵌合する中空部の主要部を通って
延び、幹体のテール部22は予め形成された頭部を越え
て中空部の端部から突出している。
【0019】本体のシャンク部32の外側表面には、軸
方向に間隔を置いた、それぞれの断面が部分円形である
2個の周囲溝46,48が設けられている。
方向に間隔を置いた、それぞれの断面が部分円形である
2個の周囲溝46,48が設けられている。
【0020】“折り畳み用溝46”とも呼ばれる周囲溝
46は、つぎのように形成され、位置付けられ、リベッ
ト10のセットの際に本体の正しい動きに影響を及ぼ
し、それを増進する。すなわち、詳しくは、シャンク部
32が軸方向の圧力を受け、軸方向に崩壊させられる時
に、工作物をしっかりと一緒に締め付ける適当な形のブ
ラインドヘッドを形成するのに適するように、シャンク
部の膨らみと折り畳みが、その位置で起きることを確実
にするように、周囲溝46が形成され、位置付けられ
る。
46は、つぎのように形成され、位置付けられ、リベッ
ト10のセットの際に本体の正しい動きに影響を及ぼ
し、それを増進する。すなわち、詳しくは、シャンク部
32が軸方向の圧力を受け、軸方向に崩壊させられる時
に、工作物をしっかりと一緒に締め付ける適当な形のブ
ラインドヘッドを形成するのに適するように、シャンク
部の膨らみと折り畳みが、その位置で起きることを確実
にするように、周囲溝46が形成され、位置付けられ
る。
【0021】この目的のために、“折り畳み用溝46”
は、中空部の主要部の外側位置で、かつ予め形成された
頭部と壁厚部43の中間で、シャンク部の外側表面に形
成される。かくして、周囲溝46は、予め形成された頭
部34からリベットが装着されようとする工作物の最小
厚さに対応する距離だけ間隔を置き、壁厚部43から、
工作物にしっかりと係合するために適した大きな直径の
ブラインドヘッドを形成するのに充分な長さを有する、
シャンク部の崩壊可能な部分50までの間隔を置かれて
いる。
は、中空部の主要部の外側位置で、かつ予め形成された
頭部と壁厚部43の中間で、シャンク部の外側表面に形
成される。かくして、周囲溝46は、予め形成された頭
部34からリベットが装着されようとする工作物の最小
厚さに対応する距離だけ間隔を置き、壁厚部43から、
工作物にしっかりと係合するために適した大きな直径の
ブラインドヘッドを形成するのに充分な長さを有する、
シャンク部の崩壊可能な部分50までの間隔を置かれて
いる。
【0022】折り畳み用溝46は、幹体12と本体14
の組立の前または後のどちらかで形成され、この溝の部
分でシャンク部32の僅かな弱体化をつくるのに適した
方法で形成される。かくして、軸方向の圧縮によるシャ
ンク部の膨らみに際し、シャンク部の材料がこの溝46
の部分で優先的に曲げられ、シャンク部のこの溝46と
壁厚部43の間の部分50だけに膨張を制限しようとす
るものである。
の組立の前または後のどちらかで形成され、この溝の部
分でシャンク部32の僅かな弱体化をつくるのに適した
方法で形成される。かくして、軸方向の圧縮によるシャ
ンク部の膨らみに際し、シャンク部の材料がこの溝46
の部分で優先的に曲げられ、シャンク部のこの溝46と
壁厚部43の間の部分50だけに膨張を制限しようとす
るものである。
【0023】このようにして、この実施例においては、
溝46は、組立の前に転造によって形成される。しか
し、代替的に、例えば、研削加工や本体の圧縮加工によ
って形成することもできる。
溝46は、組立の前に転造によって形成される。しか
し、代替的に、例えば、研削加工や本体の圧縮加工によ
って形成することもできる。
【0024】“停止用溝48”とも呼ばれる溝48は、
シャンク部の壁厚部43の外側表面に、転造または圧縮
のいずれかの加工によつて形成され、崩壊可能部分50
に最も近い壁厚部の端に近接しているが、少しだけ離れ
て、壁厚部の外径の僅かな段付き減少を提供するもので
ある。
シャンク部の壁厚部43の外側表面に、転造または圧縮
のいずれかの加工によつて形成され、崩壊可能部分50
に最も近い壁厚部の端に近接しているが、少しだけ離れ
て、壁厚部の外径の僅かな段付き減少を提供するもので
ある。
【0025】溝48の幅は重要でなく、例えば、壁厚部
の実質的な全長にわたることもできる。しかしながら、
本体の壁厚部43を過度に弱くしてはいけないという点
で、溝の深さはいくらか重要である。なぜなら、壁厚部
は崩壊可能部分50に膨張を生じさせるのに充分な軸方
向の圧縮力による歪みに抵抗できなければならないから
である。
の実質的な全長にわたることもできる。しかしながら、
本体の壁厚部43を過度に弱くしてはいけないという点
で、溝の深さはいくらか重要である。なぜなら、壁厚部
は崩壊可能部分50に膨張を生じさせるのに充分な軸方
向の圧縮力による歪みに抵抗できなければならないから
である。
【0026】この実施例において、溝48の深さは壁厚
部43の厚さのほぼ1/4である。停止用溝48は、溝
46から離れた崩壊可能部分50の端を限定するのに役
立ち、かくして、崩壊可能部分50に近接する壁厚部4
3の部分が球状の一部を構成することなく、したがって
幹体12の軸部16から外れて径方向に膨張するような
傾向が殆どかまたは全くないことを確実にするものであ
る。このことは重要である。なぜなら、幹体のヘッド1
8の中空部36に沿った予め形成された頭部の方向への
移動の限定は、最終的に、膨張する崩壊可能部分50に
近接する部分の壁厚部43の材料に左右されることにな
るからである。
部43の厚さのほぼ1/4である。停止用溝48は、溝
46から離れた崩壊可能部分50の端を限定するのに役
立ち、かくして、崩壊可能部分50に近接する壁厚部4
3の部分が球状の一部を構成することなく、したがって
幹体12の軸部16から外れて径方向に膨張するような
傾向が殆どかまたは全くないことを確実にするものであ
る。このことは重要である。なぜなら、幹体のヘッド1
8の中空部36に沿った予め形成された頭部の方向への
移動の限定は、最終的に、膨張する崩壊可能部分50に
近接する部分の壁厚部43の材料に左右されることにな
るからである。
【0027】溝46と48との間の間隔は、崩壊と折り
畳みの場合に、溝間のシャンク部32の部分がシャンク
部の直径より大きい適当な直径のブラインドヘッドを形
成するのを確実にするために、シャンク部32の外側直
径とほぼ等しくするのが好ましい。
畳みの場合に、溝間のシャンク部32の部分がシャンク
部の直径より大きい適当な直径のブラインドヘッドを形
成するのを確実にするために、シャンク部32の外側直
径とほぼ等しくするのが好ましい。
【0028】この発明のリベットの作用は、リベットの
設計としては、最小の厚さの工作物に対するリベットの
装着として、具体例を参照して説明される。図1におい
て、工作物は、符号60によって示され、リベットの本
体のシャンク部32より僅かに大きい直径の合わされた
穴を有する2枚のシート(工作物60)からなってい
る。
設計としては、最小の厚さの工作物に対するリベットの
装着として、具体例を参照して説明される。図1におい
て、工作物は、符号60によって示され、リベットの本
体のシャンク部32より僅かに大きい直径の合わされた
穴を有する2枚のシート(工作物60)からなってい
る。
【0029】リベットのシャンク部32は穴に挿入さ
れ、予め形成された頭部34は工作物の一方の面(“近
い面”として知られている。)に当接する。そして、本
体のシャンク部32は、工作物を通って延び、工作物の
反対面(以下、“ブラインドフェース62”という。)
を越えて突出する。
れ、予め形成された頭部34は工作物の一方の面(“近
い面”として知られている。)に当接する。そして、本
体のシャンク部32は、工作物を通って延び、工作物の
反対面(以下、“ブラインドフェース62”という。)
を越えて突出する。
【0030】上述のように、工作物60の厚さはリベッ
ト10に対して最小であり、工作物のブラインドフェー
ス62は、リベットの予め形成された頭部34により近
い折り畳み用溝46の側部と実質的に整列している。か
くして、崩壊可能部分50の全部の長さは工作物を越え
て突出している。
ト10に対して最小であり、工作物のブラインドフェー
ス62は、リベットの予め形成された頭部34により近
い折り畳み用溝46の側部と実質的に整列している。か
くして、崩壊可能部分50の全部の長さは工作物を越え
て突出している。
【0031】従来の幹体切断リベットセット用工具(図
示しない)が使用され、突出する幹体テール部22を把
持し引張り、他方、予め形成された頭部34に当接する
ことによって、リベット本体14の移動を抑止するもの
である。このことは、工具の当接と環状当接面28で接
している幹体のヘッド18との間における、本体の軸方
向への圧縮による本体の漸進的な変形を生じさせる。
示しない)が使用され、突出する幹体テール部22を把
持し引張り、他方、予め形成された頭部34に当接する
ことによって、リベット本体14の移動を抑止するもの
である。このことは、工具の当接と環状当接面28で接
している幹体のヘッド18との間における、本体の軸方
向への圧縮による本体の漸進的な変形を生じさせる。
【0032】この変形の第1段階は図2に示され、そこ
では、予め形成された頭部34と幹体のヘッド18との
間のシャンク部32の部分の軸方向の長さが短くなるの
が見られ、工作物内の本体のシャンク部32の部分が、
工作物の穴を充たすようにその直径を増大させ、周囲溝
46,48間の崩壊可能部分50が膨らみ始め、大きな
直径部分は既に工作物の穴の直径より大きな樽形になっ
ている。
では、予め形成された頭部34と幹体のヘッド18との
間のシャンク部32の部分の軸方向の長さが短くなるの
が見られ、工作物内の本体のシャンク部32の部分が、
工作物の穴を充たすようにその直径を増大させ、周囲溝
46,48間の崩壊可能部分50が膨らみ始め、大きな
直径部分は既に工作物の穴の直径より大きな樽形になっ
ている。
【0033】工具による力の連続的な適用は、崩壊可能
部分50に膨らむことを続けさせ、図3に示されるよう
に、崩壊可能部分が二重に折り畳まれ、その軸方向で反
対側の端同士が出会うまで、その直径が増大させられ
る。
部分50に膨らむことを続けさせ、図3に示されるよう
に、崩壊可能部分が二重に折り畳まれ、その軸方向で反
対側の端同士が出会うまで、その直径が増大させられ
る。
【0034】この段階において、崩壊可能部分50はブ
ラインドヘッドとして見なされることができ、それはそ
れ以上のさらなる変形に抵抗する傾向がある。工具によ
って前もって適用されたより大きな力の継続的な適用に
より、幹体のヘッド18は中空部の縮径部40に入り始
め、かくして、本体の壁厚部43が、予め形成された頭
部の方向に移動しながら径方向に拡張し始める。幹体の
ヘッドによる壁厚部43の内面のいくらかの変形は、こ
の段階で径方向の拡張を伴い、このようになる場合に
は、このことは中空部36に沿う幹体のヘッド18のそ
れ以上の移動に最終的に抵抗する材料の構築の形成に貢
献することとなるだろう。
ラインドヘッドとして見なされることができ、それはそ
れ以上のさらなる変形に抵抗する傾向がある。工具によ
って前もって適用されたより大きな力の継続的な適用に
より、幹体のヘッド18は中空部の縮径部40に入り始
め、かくして、本体の壁厚部43が、予め形成された頭
部の方向に移動しながら径方向に拡張し始める。幹体の
ヘッドによる壁厚部43の内面のいくらかの変形は、こ
の段階で径方向の拡張を伴い、このようになる場合に
は、このことは中空部36に沿う幹体のヘッド18のそ
れ以上の移動に最終的に抵抗する材料の構築の形成に貢
献することとなるだろう。
【0035】しかしながら、恐らくは、幹体のヘッド1
8が壁厚部43を拡張しながら縮径部40を通り、新し
く折り畳まれた崩壊可能部分に近接する壁厚の端部に接
近する場合には、新しく拡張された壁厚部に近接する折
り畳まれた崩壊可能部分の周縁の径方向内側に本体材料
の環状リブ70を残すこととなり、これは幹体のヘッド
による拡張に対して非常に抵抗するものである。
8が壁厚部43を拡張しながら縮径部40を通り、新し
く折り畳まれた崩壊可能部分に近接する壁厚の端部に接
近する場合には、新しく拡張された壁厚部に近接する折
り畳まれた崩壊可能部分の周縁の径方向内側に本体材料
の環状リブ70を残すこととなり、これは幹体のヘッド
による拡張に対して非常に抵抗するものである。
【0036】工具によって適用される全部の力は、した
がって幹体のヘッド18ににより環状のリブ70に伝え
られ、このことは、壁厚部43の拡張と組合わさって、
さらに、折り畳まれた崩壊可能部分50すなわちブライ
ンドヘッドを変形させ、工作物のブラインドフェース6
2により近い折り畳まれた崩壊可能部分の周縁は予め形
成された頭部の方向に移動しようとし、その結果、ブラ
インド面62を密接して押圧するようになり、ブライン
ド面に対して平らになるようになる。かくして、ブライ
ンドヘッドの形成は完成し、実質的な面積にわたってブ
ラインドフェース62に係合するブラインドヘッドによ
って、予め形成された頭部34と協働して、工作物60
を構成するシートに対して大きな締付力を適用し、これ
によって、各シートはしっかりと一緒に締め付けられ、
そのリベットにより保持される。この段階は図4に示さ
れている。
がって幹体のヘッド18ににより環状のリブ70に伝え
られ、このことは、壁厚部43の拡張と組合わさって、
さらに、折り畳まれた崩壊可能部分50すなわちブライ
ンドヘッドを変形させ、工作物のブラインドフェース6
2により近い折り畳まれた崩壊可能部分の周縁は予め形
成された頭部の方向に移動しようとし、その結果、ブラ
インド面62を密接して押圧するようになり、ブライン
ド面に対して平らになるようになる。かくして、ブライ
ンドヘッドの形成は完成し、実質的な面積にわたってブ
ラインドフェース62に係合するブラインドヘッドによ
って、予め形成された頭部34と協働して、工作物60
を構成するシートに対して大きな締付力を適用し、これ
によって、各シートはしっかりと一緒に締め付けられ、
そのリベットにより保持される。この段階は図4に示さ
れている。
【0037】工具によるより大きな力の継続的な適用に
よって、幹体はその弱体部20において破断し、幹体の
テール部22の撤去と廃棄とを許容し、かくして、図5
に示されるように、完全に装着されたリベットの本体内
に幹体のヘッド18および幹体の軸部16の短片が残さ
れる。
よって、幹体はその弱体部20において破断し、幹体の
テール部22の撤去と廃棄とを許容し、かくして、図5
に示されるように、完全に装着されたリベットの本体内
に幹体のヘッド18および幹体の軸部16の短片が残さ
れる。
【0038】勿論、リベットは、明らかに3つの主要な
段階でリベットのセットが進められるという実質的に上
述の方法において、セットの際にそのように作用するよ
うに設計されることが理解されるだろう。
段階でリベットのセットが進められるという実質的に上
述の方法において、セットの際にそのように作用するよ
うに設計されることが理解されるだろう。
【0039】これらの3つの段階は、第1に、工作物6
0の穴を充填することを伴う、崩壊可能部分50の膨ら
みと折り畳み段階であり、第2に、壁厚部分43の径方
向への膨張と、折り畳まれた崩壊可能な部分50の変形
と、そして中空部に沿う幹体のヘッドのそれ以上の移動
を防止する停止部として最終的に作用する環状リブ70
の形成とを伴う、中空部の縮径部への幹体のヘッドの進
入段階であり、第3および最終的に、弱体部の破断であ
る。
0の穴を充填することを伴う、崩壊可能部分50の膨ら
みと折り畳み段階であり、第2に、壁厚部分43の径方
向への膨張と、折り畳まれた崩壊可能な部分50の変形
と、そして中空部に沿う幹体のヘッドのそれ以上の移動
を防止する停止部として最終的に作用する環状リブ70
の形成とを伴う、中空部の縮径部への幹体のヘッドの進
入段階であり、第3および最終的に、弱体部の破断であ
る。
【0040】かくして、第1に、弱体部20はリベット
をセットするのに必要な全ての力を伝えることができな
ければならず、しかも、環状リブ70に対抗された時に
屈服できなければならず、したがって、幹体のヘッド1
8が環状リブ70を形づくることによって完全に中空部
を通って引張られることはできないことを理解されるだ
ろう。
をセットするのに必要な全ての力を伝えることができな
ければならず、しかも、環状リブ70に対抗された時に
屈服できなければならず、したがって、幹体のヘッド1
8が環状リブ70を形づくることによって完全に中空部
を通って引張られることはできないことを理解されるだ
ろう。
【0041】第2に、壁厚部43によって提供される環
状肩部44の強度と、この環状肩部と一方の幹体のヘッ
ド18の当接面28との相互接触の面積が、ある段階で
は、中空部の縮径部40への幹体のヘッドの進入を許容
することなく、崩壊可能部分50を変形や、二重折り畳
みするのに必要な力に抵抗しなければならないものであ
り、一方、一度崩壊可能部分50が二重に折り畳まれる
と、環状肩部44が屈服し、幹体のヘッド18が中空部
の縮径部40に進入し、壁厚部43を膨張させ、幹体の
ヘッドに先行する材料の環状リブ70の形成を生じさせ
なければならないものであることが理解されるであろ
う。
状肩部44の強度と、この環状肩部と一方の幹体のヘッ
ド18の当接面28との相互接触の面積が、ある段階で
は、中空部の縮径部40への幹体のヘッドの進入を許容
することなく、崩壊可能部分50を変形や、二重折り畳
みするのに必要な力に抵抗しなければならないものであ
り、一方、一度崩壊可能部分50が二重に折り畳まれる
と、環状肩部44が屈服し、幹体のヘッド18が中空部
の縮径部40に進入し、壁厚部43を膨張させ、幹体の
ヘッドに先行する材料の環状リブ70の形成を生じさせ
なければならないものであることが理解されるであろ
う。
【0042】勿論、環状リブ70が径方向外側への膨張
に対して折り畳まれた崩壊可能部分50の周縁によって
発生する限定周方向力によって支持され、工作物自体が
幹体のヘッド18による環状リブ70の剪断に対するい
くらかの支持を提供することも理解されるだろう。かく
して、環状リブ70は、幹体のそれ以上の移動に抵抗す
るように支持された場合には、充分な強度を有さなけれ
ばならず、したがって、弱体部20は環状リブ70より
先に屈服するだろう。
に対して折り畳まれた崩壊可能部分50の周縁によって
発生する限定周方向力によって支持され、工作物自体が
幹体のヘッド18による環状リブ70の剪断に対するい
くらかの支持を提供することも理解されるだろう。かく
して、環状リブ70は、幹体のそれ以上の移動に抵抗す
るように支持された場合には、充分な強度を有さなけれ
ばならず、したがって、弱体部20は環状リブ70より
先に屈服するだろう。
【0043】これらは熟練を要する判断であり、実験は
この分野の専門家によって行われるべきである。どのよ
うな要求に遭遇し、どのように多くの変更例が含まれる
かについてより正確な情報を提供しようとは思っていな
い。
この分野の専門家によって行われるべきである。どのよ
うな要求に遭遇し、どのように多くの変更例が含まれる
かについてより正確な情報を提供しようとは思っていな
い。
【0044】しかしながら、特定の例によって、リベッ
ト10の特定の実施例の重要な寸法が参考とされるだろ
う。なお、数字はおおよその値である。
ト10の特定の実施例の重要な寸法が参考とされるだろ
う。なお、数字はおおよその値である。
【0045】この実施例では、リベットは、2mm以上
3.6mmより大きくない厚さの工作物に使用するため
に設計されており、このリベットの装着される合わせ穴
は、5.2mmの直径を有している。
3.6mmより大きくない厚さの工作物に使用するため
に設計されており、このリベットの装着される合わせ穴
は、5.2mmの直径を有している。
【0046】かくして、本体のシャンク部は4.8mm
の直径と、幹体のヘッドを包む座ぐり部の変形前に、1
1.13mmの長さを有している。中空部の主要部は
3.33mmの内側直径で、その縮径部は2.74mm
の直径を有している。座ぐり部の内側直径は4.14m
mであり、幹体のヘッドの直径は3.98mmである。
かくして、幹体のヘッドの当接面28と環状肩部44の
間の当接面積は6.54mm2である。
の直径と、幹体のヘッドを包む座ぐり部の変形前に、1
1.13mmの長さを有している。中空部の主要部は
3.33mmの内側直径で、その縮径部は2.74mm
の直径を有している。座ぐり部の内側直径は4.14m
mであり、幹体のヘッドの直径は3.98mmである。
かくして、幹体のヘッドの当接面28と環状肩部44の
間の当接面積は6.54mm2である。
【0047】幹体の軸部16の直径は2.75mmであ
り、かくして、中空部の縮径部40の部分では締まりば
めが提供される。
り、かくして、中空部の縮径部40の部分では締まりば
めが提供される。
【0048】中空部の主要部の周りの壁薄部の長さは、
7.31mmであり、壁厚部40の長さは1.45mm
である。かくして、環状肩部44は予め形成された頭部
34からの距離が8.77mmである。
7.31mmであり、壁厚部40の長さは1.45mm
である。かくして、環状肩部44は予め形成された頭部
34からの距離が8.77mmである。
【0049】周囲溝46,48間の崩壊可能部分の長さ
は4.775mmであり、崩壊可能部分の壁の厚さは
0.735mmであり、なお、壁厚部40の壁の厚さは
1.03mmである。
は4.775mmであり、崩壊可能部分の壁の厚さは
0.735mmであり、なお、壁厚部40の壁の厚さは
1.03mmである。
【0050】本体14は炭素含有量0.1%で、硬度H
V1090焼き戻された鋼で作られている。また、幹体の
弱体部20は切断強度6117ニュートンを有するよう
に設計されている。なお、この発明は上述の具体例の詳
細によって制限されるものでない。
V1090焼き戻された鋼で作られている。また、幹体の
弱体部20は切断強度6117ニュートンを有するよう
に設計されている。なお、この発明は上述の具体例の詳
細によって制限されるものでない。
【図1】図1は、リベットが配置され、装着されようと
準備されている穴を明けられた工作物と、この発明の自
己栓式リベットを示す拡大断面図である。
準備されている穴を明けられた工作物と、この発明の自
己栓式リベットを示す拡大断面図である。
【図2】図2は、工作物にリベットを装着する連続段階
の第1段階を示す、図1と同様な拡大断面図である。
の第1段階を示す、図1と同様な拡大断面図である。
【図3】図3は、リベット装着の連続段階の第2段階を
示す、図1と同様な拡大断面図である。
示す、図1と同様な拡大断面図である。
【図4】図4は、リベット装着の連続段階のさらに進ん
だ第2段階を示す、図1と同様な拡大断面図である。
だ第2段階を示す、図1と同様な拡大断面図である。
【図5】図5は、リベット装着の連続段階の第3段階を
示す、図1と同様な拡大断面図である。
示す、図1と同様な拡大断面図である。
10 リベット 12 幹体 14 本体 16 (幹体の)軸部 18 幹体のヘッド 20 弱体部 22 テール部 24 プラグ部 26 部分球面 28 当接面 30 大径部 32 (本体の)シャンク部 34 予め形成された頭部 36 中空部 38 主要部 40 縮径部 42 座ぐり部 43 壁厚部 44 環状肩部 46 折り畳み用溝 48 停止用溝 50 崩壊可能部分 60 工作物 62 ブラインド面 70 環状リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローレンス・アンソニー・ブラウン イギリス国、ハートフォードシャー、ウェ ルウィン・ガーデン・シティ、ウッドホー ル・ハウス 6
Claims (3)
- 【請求項1】 筒状本体と長い幹体とからなるブライン
ド・リベットであって、筒状本体が、長いシャンク部
と、このシャンク部の一端において予め形成された頭部
と、そして、この頭部とシャンク部とを通って軸方向に
延びる中空部とを有し、幹体が、その一端に近接する弱
体部と、その一端で拡大された幹体のヘッドとを有する
長い軸部とからなり、前記弱体部が幹体をテール部と前
記幹体のヘッドを含むプラグ部とに区分けしているブラ
インド・リベットにおいて; 前記幹体の軸部が、その長さにわたって実質的に一定の
直径を有し、前記拡大された幹体のヘッドが筒状本体の
シャンク部の外側直径より小さい直径を有し;前記本体
のシャンク部が、前記予め形成された頭部に近接する壁
薄部と、その頭部から間隔を置いた壁厚部と、そして、
この壁厚部からシャンク部のテール部に延びる座ぐり部
とを有し; 本体の中空部が、その両端の間の中間に、幹体の軸部が
押し嵌めされている縮径部を有し、中空部の主要部が中
空部の頭部端から縮径部に延びて、この主要部に幹体の
軸部が間隙をもって嵌合し、シャンク部の座ぐり部が縮
径部から本体のテール部まで延び、本体のシャンク部に
は、中空部の縮径部と座ぐり部との接続部には環状当接
面が設けられ;幹体のヘッドが、その当接面に当接する
ように座ぐり部に配置され; 本体のシャンク部の外面がほぼ筒状であって、前記座ぐ
り部が実質的に幹体のヘッドを取り囲むように変形さ
れ、また、本体のシャンク部の外面には、予め形成され
た頭部と壁厚部との間の中間に狭い折り畳み用溝が設け
られ、壁薄部に最も近い壁厚部の端の位置に近接して停
止用溝が設けられ、これらの折り畳み用溝と停止用溝と
は間隔を置かれ、これらの溝間にシャンク部の崩壊可能
部分が画成され、この崩壊可能部分において、シャンク
が、予め形成された頭部とその当接面との間の軸方向の
圧力によって、ブラインドヘッドを形成するように優先
的に崩壊し、これによって、工作物にリベットをセット
するために、本体に対して幹体を引張る際に、崩壊可能
部分が膨らみそして折り畳まれ、そして、幹体のヘッド
は縮径部に入り、そのために、壁厚部が径方向に拡張し
て環状リブを形成し、折り畳まれた崩壊可能部分を変形
し、その部分が予め形成された頭部に向かって移動し、
弱体部が破断されることを特徴とするブラインド・リベ
ット。 - 【請求項2】 前記幹体のヘッドの当接面が平らである
ことを特徴とする請求項1記載のブラインド・リベッ
ト。 - 【請求項3】 前記停止用溝がその断面において部分円
形であることを特徴とする請求項1または2のいずれか
1項に記載のブラインド・リベット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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