JPH05209484A - 建具と窓 - Google Patents
建具と窓Info
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- JPH05209484A JPH05209484A JP1588292A JP1588292A JPH05209484A JP H05209484 A JPH05209484 A JP H05209484A JP 1588292 A JP1588292 A JP 1588292A JP 1588292 A JP1588292 A JP 1588292A JP H05209484 A JPH05209484 A JP H05209484A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 33
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 19
- 230000005494 condensation Effects 0.000 abstract description 10
- 238000009833 condensation Methods 0.000 abstract description 10
- 238000010186 staining Methods 0.000 abstract 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 13
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 面材の室内側表面に生じた結露によって化粧
額縁や壁のクロスが汚されることのない建具を提供す
る。 【構成】 建具枠に、二層ガラス2と、その二層ガラス
2を建具枠に固定する押縁3が嵌め込まれている建具に
おいて、前記建具枠の下框1の室外側側面には、水抜き
穴14が形成され、前記押縁3の下縁の上面には、長手
方向に連続する凹部32が形成されていると共にこの凹
部32の底に排水穴33が形成され、前記水抜き穴14
と排水穴33が、前記下框1と押縁3の間の隙間18に
連通されている。
額縁や壁のクロスが汚されることのない建具を提供す
る。 【構成】 建具枠に、二層ガラス2と、その二層ガラス
2を建具枠に固定する押縁3が嵌め込まれている建具に
おいて、前記建具枠の下框1の室外側側面には、水抜き
穴14が形成され、前記押縁3の下縁の上面には、長手
方向に連続する凹部32が形成されていると共にこの凹
部32の底に排水穴33が形成され、前記水抜き穴14
と排水穴33が、前記下框1と押縁3の間の隙間18に
連通されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の開口部に設けら
れる建具ならびに窓に関する。
れる建具ならびに窓に関する。
【0002】
【従来の技術】建具には、建具枠に、ガラスやプラスチ
ック板などの面材と、その面材を建具枠に固定する押縁
が嵌め込まれていると共に、その面材と押縁との間にビ
ードが介在して設けられているものがある。従来、この
ような建具の押縁は、面材を建具枠に固定させる機能し
か備えていなかった。
ック板などの面材と、その面材を建具枠に固定する押縁
が嵌め込まれていると共に、その面材と押縁との間にビ
ードが介在して設けられているものがある。従来、この
ような建具の押縁は、面材を建具枠に固定させる機能し
か備えていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来の建
具にあっては、面材の室内側表面に結露を生じて流下し
た水は、さらに押縁の表面を伝って流下するため、化粧
額縁や壁のクロスを濡らして汚すという問題があった。
具にあっては、面材の室内側表面に結露を生じて流下し
た水は、さらに押縁の表面を伝って流下するため、化粧
額縁や壁のクロスを濡らして汚すという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に着目し、面
材の室内側表面に生じた結露によって化粧額縁や壁のク
ロスが汚されることのない建具ならびに窓を提供するこ
とを目的としている。
材の室内側表面に生じた結露によって化粧額縁や壁のク
ロスが汚されることのない建具ならびに窓を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで上記目的を達成す
るために、本発明請求項1記載の建具は、建具枠に、面
材と、その面材を建具枠に固定する押縁が嵌め込まれて
いる建具において、前記建具枠の下框の室外側側面に
は、水抜き穴が形成され、前記押縁の下縁の上面には、
長手方向に連続する凹部が形成されていると共にこの凹
部の底に排水穴が形成され、前記水抜き穴と排水穴が、
前記下框と押縁の間の隙間に連通されている。
るために、本発明請求項1記載の建具は、建具枠に、面
材と、その面材を建具枠に固定する押縁が嵌め込まれて
いる建具において、前記建具枠の下框の室外側側面に
は、水抜き穴が形成され、前記押縁の下縁の上面には、
長手方向に連続する凹部が形成されていると共にこの凹
部の底に排水穴が形成され、前記水抜き穴と排水穴が、
前記下框と押縁の間の隙間に連通されている。
【0006】また、本発明請求項2記載の窓は、窓枠に
建具が嵌め込まれ、前記建具が、建具枠に、面材と、そ
の面材を建具枠に固定する押縁が嵌め込まれて構成され
ている窓において、前記建具枠の下框の下面には、建具
枠の下框と窓枠の下枠との間の隙間に開口する水抜き穴
が形成され、前記押縁の下縁の上面には、長手方向に連
続する凹部が形成されていると共にこの凹部の底に排水
穴が形成され、前記窓枠の下枠の室外側側面には、水抜
き穴が形成され、前記下框の水抜き穴と押縁の排水穴が
前記下框と押縁の間の隙間に連通されており、前記下枠
の水抜き穴が前記下枠と下框の間の隙間に連通されてい
る。
建具が嵌め込まれ、前記建具が、建具枠に、面材と、そ
の面材を建具枠に固定する押縁が嵌め込まれて構成され
ている窓において、前記建具枠の下框の下面には、建具
枠の下框と窓枠の下枠との間の隙間に開口する水抜き穴
が形成され、前記押縁の下縁の上面には、長手方向に連
続する凹部が形成されていると共にこの凹部の底に排水
穴が形成され、前記窓枠の下枠の室外側側面には、水抜
き穴が形成され、前記下框の水抜き穴と押縁の排水穴が
前記下框と押縁の間の隙間に連通されており、前記下枠
の水抜き穴が前記下枠と下框の間の隙間に連通されてい
る。
【0007】
【作用】本発明請求項1記載の建具では、面材の室内側
表面に結露を生じて流下した水は、押縁の下縁に形成さ
れた凹部に流れ落ちた後、この凹部の底に形成された排
水穴から下框と押縁の間の隙間に流れ込む。そして、建
具枠の下框の内部に浸入した後、下框に形成された水抜
き穴から室外に排水される。
表面に結露を生じて流下した水は、押縁の下縁に形成さ
れた凹部に流れ落ちた後、この凹部の底に形成された排
水穴から下框と押縁の間の隙間に流れ込む。そして、建
具枠の下框の内部に浸入した後、下框に形成された水抜
き穴から室外に排水される。
【0008】本発明請求項2記載の窓は、面材の室内側
表面に結露を生じて流下した水は、押縁の下縁に形成さ
れた凹部に流れ落ちた後、この凹部の底に形成された排
水穴から下框と押縁の間の隙間に流れ込む。そして、建
具枠の下框の内部に浸入した後、下框に形成された水抜
き穴から下框と下枠との間の隙間に排水される。この隙
間に排水された水は、更に下枠の内部に挿入した後、下
枠に形成された水抜き穴から外部に排水される。
表面に結露を生じて流下した水は、押縁の下縁に形成さ
れた凹部に流れ落ちた後、この凹部の底に形成された排
水穴から下框と押縁の間の隙間に流れ込む。そして、建
具枠の下框の内部に浸入した後、下框に形成された水抜
き穴から下框と下枠との間の隙間に排水される。この隙
間に排水された水は、更に下枠の内部に挿入した後、下
枠に形成された水抜き穴から外部に排水される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1及び図2に
基づき詳述する。図1は第1実施例の建具の下部断面
図、図2は該建具の要部拡大図で、図中1は建具枠の下
框、2は二層ガラス、3は押縁、4は室外側ビード、5
は室内側ビードである。
基づき詳述する。図1は第1実施例の建具の下部断面
図、図2は該建具の要部拡大図で、図中1は建具枠の下
框、2は二層ガラス、3は押縁、4は室外側ビード、5
は室内側ビードである。
【0010】前記下框1は、上面に立ち上がり壁11と
突条12が平行に形成されており、前記立ち上がり壁1
1の室内側側面には室外側ビード4が嵌合により取り付
けられたアリ溝13が形成されている。なお、前記室外
側ビード4は、建具枠の全周にわたって設けられてい
る。また、前記下框1の室外側側面には、水抜き穴14
が形成されており、この水抜き穴14は、下框1の上面
とリブに形成された連通穴15,16を介して下框1と
二層ガラス2の間の隙間17に連通されていると共に、
連通穴18を介して下框1と押縁3の間の隙間18に連
通されている。なお、前記水抜き穴14にはカバー19
が設けられている。つまり、二層ガラス2の表面に付着
した雨水が室外側ビード4によって止められず、下框1
と二層ガラス2の間の隙間17に浸入したとしても、浸
入した雨水を水抜き穴14から室外へ排水することがで
きるようになっている。なお、前記水抜き穴14及び連
通穴15,16は、1箇所に限らず、所定の間隔置きに
複数設けてもよい。
突条12が平行に形成されており、前記立ち上がり壁1
1の室内側側面には室外側ビード4が嵌合により取り付
けられたアリ溝13が形成されている。なお、前記室外
側ビード4は、建具枠の全周にわたって設けられてい
る。また、前記下框1の室外側側面には、水抜き穴14
が形成されており、この水抜き穴14は、下框1の上面
とリブに形成された連通穴15,16を介して下框1と
二層ガラス2の間の隙間17に連通されていると共に、
連通穴18を介して下框1と押縁3の間の隙間18に連
通されている。なお、前記水抜き穴14にはカバー19
が設けられている。つまり、二層ガラス2の表面に付着
した雨水が室外側ビード4によって止められず、下框1
と二層ガラス2の間の隙間17に浸入したとしても、浸
入した雨水を水抜き穴14から室外へ排水することがで
きるようになっている。なお、前記水抜き穴14及び連
通穴15,16は、1箇所に限らず、所定の間隔置きに
複数設けてもよい。
【0011】前記二層ガラス2は、建具枠に嵌め込まれ
ており、セッティングブロック6を介して前記下框1の
突条12の上に設置されている。なお、セッティングブ
ロック6は、下框1の長手方向に所定の間隔を置いて設
けられている。
ており、セッティングブロック6を介して前記下框1の
突条12の上に設置されている。なお、セッティングブ
ロック6は、下框1の長手方向に所定の間隔を置いて設
けられている。
【0012】押縁3は、二層ガラス2を建具枠に固定す
るためのもので、室内側側面には室内側ビード5が取り
付けられている。そして、この押縁3は、この室内側ビ
ード5を前記二層ガラス2の縁部とセッティングブロッ
ク6と下框1の突条12に押し当てて建具枠に嵌め込ま
れている。なお、前記室内側ビード5は、軟質塩化ビニ
ル樹脂等の軟質樹脂を材料にして形成されており、建具
枠の全周にわたって設けられている。また、この押縁3
の下縁の上面には長手方向に連続するV字形の凹部32
が形成されており、この凹部32の底には、排水穴33
が形成されている。そして、この排水穴33は、押縁3
の底に形成された連通穴34を介して下框1と押縁3の
間の隙間18に連通されている。更に、押縁3の下縁の
上面には室内側縁部に突条35が形成されている。な
お、前記排水穴33及び連通穴34は、1箇所に限ら
ず、所定の間隔置きに複数設けてもよい。また、突条3
5は、押縁3の長手方向全長に設けるのが好ましい。
るためのもので、室内側側面には室内側ビード5が取り
付けられている。そして、この押縁3は、この室内側ビ
ード5を前記二層ガラス2の縁部とセッティングブロッ
ク6と下框1の突条12に押し当てて建具枠に嵌め込ま
れている。なお、前記室内側ビード5は、軟質塩化ビニ
ル樹脂等の軟質樹脂を材料にして形成されており、建具
枠の全周にわたって設けられている。また、この押縁3
の下縁の上面には長手方向に連続するV字形の凹部32
が形成されており、この凹部32の底には、排水穴33
が形成されている。そして、この排水穴33は、押縁3
の底に形成された連通穴34を介して下框1と押縁3の
間の隙間18に連通されている。更に、押縁3の下縁の
上面には室内側縁部に突条35が形成されている。な
お、前記排水穴33及び連通穴34は、1箇所に限ら
ず、所定の間隔置きに複数設けてもよい。また、突条3
5は、押縁3の長手方向全長に設けるのが好ましい。
【0013】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0014】本実施例の建具では、二層ガラス2の室内
側表面に結露を生じて流下した水はまず、押縁3の下縁
に形成された凹部32に流れ落ちる。この時、押縁3の
下縁に突条35が形成されているので、二層ガラス2の
室内側表面を流下した水が押縁3の室内側側面に沿って
流れ落ちないようになっている。そして、この凹部32
に流れ落ちた水は、凹部32の底に形成された排水穴3
3から押縁3の内部に浸入した後、連通穴34を通って
下框1と押縁3の間の隙間18に流れ込み、更に連通穴
15,16を通って建具枠の下框1の内部に浸入した
後、下框1に形成された水抜き穴14から室外に排水さ
れる。従って、結露によって押縁3の下縁の上面に水が
溜ったり、化粧額縁や壁のクロスが濡れて汚されること
はない。
側表面に結露を生じて流下した水はまず、押縁3の下縁
に形成された凹部32に流れ落ちる。この時、押縁3の
下縁に突条35が形成されているので、二層ガラス2の
室内側表面を流下した水が押縁3の室内側側面に沿って
流れ落ちないようになっている。そして、この凹部32
に流れ落ちた水は、凹部32の底に形成された排水穴3
3から押縁3の内部に浸入した後、連通穴34を通って
下框1と押縁3の間の隙間18に流れ込み、更に連通穴
15,16を通って建具枠の下框1の内部に浸入した
後、下框1に形成された水抜き穴14から室外に排水さ
れる。従って、結露によって押縁3の下縁の上面に水が
溜ったり、化粧額縁や壁のクロスが濡れて汚されること
はない。
【0015】次に、図3に基づき第2実施例の窓を説明
する。図3は第2実施例の窓の下部断面図で、図中7は
建具枠の下框、8は窓枠の下枠である。なお、第1実施
例と同一の構成には図面に第1実施例と同一の符号を付
して説明を省略する。
する。図3は第2実施例の窓の下部断面図で、図中7は
建具枠の下框、8は窓枠の下枠である。なお、第1実施
例と同一の構成には図面に第1実施例と同一の符号を付
して説明を省略する。
【0016】前記下框7は、上面に立ち上がり壁71と
突条72が平行に形成されており、前記立ち上がり壁7
1の室内側側面には室外側ビード4が嵌合により取り付
けられたアリ溝73が形成されている。また、前記下框
7の下面には、室外に開口した水抜き穴74と、下框7
と下枠8との間の隙間81に開口した水抜き孔75とが
形成されている。そして、前記水抜き穴74は、下框1
の上面とリブに形成された連通穴76,77を介して下
框1と二層ガラス2の間の隙間17に連通されており、
前記水抜き孔75は、下框1の上面とリブに形成された
連通穴78,79を介して下框1と押縁3の間の隙間1
8に連通されている。つまり、二層ガラス2の表面に付
着した雨水が室外側ビード4によって止められず、下框
7と二層ガラス2の間の隙間17に浸入したとしても、
浸入した雨水を水抜き穴74から室外へ排水することが
できるようになっている。なお、前記水抜き穴74及び
連通穴78,79は、1箇所に限らず、所定の間隔置き
に複数設けてもよい。
突条72が平行に形成されており、前記立ち上がり壁7
1の室内側側面には室外側ビード4が嵌合により取り付
けられたアリ溝73が形成されている。また、前記下框
7の下面には、室外に開口した水抜き穴74と、下框7
と下枠8との間の隙間81に開口した水抜き孔75とが
形成されている。そして、前記水抜き穴74は、下框1
の上面とリブに形成された連通穴76,77を介して下
框1と二層ガラス2の間の隙間17に連通されており、
前記水抜き孔75は、下框1の上面とリブに形成された
連通穴78,79を介して下框1と押縁3の間の隙間1
8に連通されている。つまり、二層ガラス2の表面に付
着した雨水が室外側ビード4によって止められず、下框
7と二層ガラス2の間の隙間17に浸入したとしても、
浸入した雨水を水抜き穴74から室外へ排水することが
できるようになっている。なお、前記水抜き穴74及び
連通穴78,79は、1箇所に限らず、所定の間隔置き
に複数設けてもよい。
【0017】前記下枠8は、室外側側面に水抜き穴82
が形成されており、この水抜き穴82は、下枠8の上面
に形成された連通穴83を介して下枠8と下框7の間の
隙間81に連通されていると共に、連通穴18を介して
下框1と押縁3の間の隙間18に連通されている。な
お、前記水抜き穴83には室外側からカバー84が設け
られている。
が形成されており、この水抜き穴82は、下枠8の上面
に形成された連通穴83を介して下枠8と下框7の間の
隙間81に連通されていると共に、連通穴18を介して
下框1と押縁3の間の隙間18に連通されている。な
お、前記水抜き穴83には室外側からカバー84が設け
られている。
【0018】次に、第2実施例の作用を説明する。
【0019】本実施例の窓では、二層ガラス2の室内側
表面に結露を生じて流下した水はまず、押縁3の下縁に
形成された凹部32に流れ落ちる。この時、押縁3の下
縁に突条35が形成されているので、二層ガラス2の室
内側表面を流下した水が押縁3の室内側側面に沿って流
れ落ちないようになっている。そして、この凹部32に
流れ落ちた水は、凹部32の底に形成された排水穴33
から押縁3の内部に浸入した後、連通穴34を通って下
框7と押縁3の間の隙間18に流れ込み、更に連通穴7
8,79を通って下框7の内部に浸入した後、下框7に
形成された水抜き穴75から下框7と下枠8との間の隙
間81に排水される。この隙間81に排水された水は、
更に下枠8の上面を流れた後、下枠8の上面に形成され
た連通穴83から下枠8の内部に挿入し、下枠8に形成
された水抜き穴82から外部に排水される。従って、結
露によって押縁3の下縁の上面に水が溜ったり、化粧額
縁や壁のクロスが濡れて汚されることはない。
表面に結露を生じて流下した水はまず、押縁3の下縁に
形成された凹部32に流れ落ちる。この時、押縁3の下
縁に突条35が形成されているので、二層ガラス2の室
内側表面を流下した水が押縁3の室内側側面に沿って流
れ落ちないようになっている。そして、この凹部32に
流れ落ちた水は、凹部32の底に形成された排水穴33
から押縁3の内部に浸入した後、連通穴34を通って下
框7と押縁3の間の隙間18に流れ込み、更に連通穴7
8,79を通って下框7の内部に浸入した後、下框7に
形成された水抜き穴75から下框7と下枠8との間の隙
間81に排水される。この隙間81に排水された水は、
更に下枠8の上面を流れた後、下枠8の上面に形成され
た連通穴83から下枠8の内部に挿入し、下枠8に形成
された水抜き穴82から外部に排水される。従って、結
露によって押縁3の下縁の上面に水が溜ったり、化粧額
縁や壁のクロスが濡れて汚されることはない。
【0020】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本考案に含まれる。例えば、面材はガラ
スに限らず、プラスチック板などを使用してもよい。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本考案に含まれる。例えば、面材はガラ
スに限らず、プラスチック板などを使用してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明請求項1記
載の建具ならびに、請求項2記載の窓にあっては、面材
の室内側表面に結露を生じて流下した水は室外に排水さ
れるので、結露によって化粧額縁や壁のクロスが汚され
ることはないという効果が得られる。
載の建具ならびに、請求項2記載の窓にあっては、面材
の室内側表面に結露を生じて流下した水は室外に排水さ
れるので、結露によって化粧額縁や壁のクロスが汚され
ることはないという効果が得られる。
【図1】第1実施例の建具の下部断面図である。
【図2】第2実施例の窓の下部断面図である。
1 建具枠 2 二層ガラス(面材) 3 押縁 5 室内側ビード(ビード)
Claims (2)
- 【請求項1】 建具枠に、面材と、その面材を建具枠に
固定する押縁が嵌め込まれている建具において、前記建
具枠の下框の室外側側面には、水抜き穴が形成され、前
記押縁の下縁の上面には、長手方向に連続する凹部が形
成されていると共にこの凹部の底に排水穴が形成され、
前記水抜き穴と排水穴が、前記下框と押縁の間の隙間に
連通されていることを特徴とする建具。 - 【請求項2】 窓枠に建具が嵌め込まれ、前記建具が、
建具枠に、面材と、その面材を建具枠に固定する押縁が
嵌め込まれて構成されている窓において、前記建具枠の
下框の下面には、建具枠の下框と窓枠の下枠との間の隙
間に開口する水抜き穴が形成され、前記押縁の下縁の上
面には、長手方向に連続する凹部が形成されていると共
にこの凹部の底に排水穴が形成され、前記窓枠の下枠の
室外側側面には、水抜き穴が形成され、前記下框の水抜
き穴と押縁の排水穴が前記下框と押縁の間の隙間に連通
されており、前記下枠の水抜き穴が前記下枠と下框の間
の隙間に連通されていることを特徴とする窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1588292A JPH05209484A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 建具と窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1588292A JPH05209484A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 建具と窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209484A true JPH05209484A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11901164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1588292A Pending JPH05209484A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 建具と窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05209484A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076275A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Sankyotateyama Inc | サッシ |
KR101330746B1 (ko) * | 2011-12-15 | 2013-11-18 | 주식회사 윈체 | 결로수 배수구조를 이루는 유리고정테 |
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1992
- 1992-01-31 JP JP1588292A patent/JPH05209484A/ja active Pending
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