[go: up one dir, main page]

JPH05204845A - データ処理装置及びその制御方法 - Google Patents

データ処理装置及びその制御方法

Info

Publication number
JPH05204845A
JPH05204845A JP4014811A JP1481192A JPH05204845A JP H05204845 A JPH05204845 A JP H05204845A JP 4014811 A JP4014811 A JP 4014811A JP 1481192 A JP1481192 A JP 1481192A JP H05204845 A JPH05204845 A JP H05204845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
transfer
data processing
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4014811A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujiyama
博之 藤山
Hideyuki Iino
秀之 飯野
Koichi Kuroiwa
功一 黒岩
Kenji Shirasawa
謙二 白沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4014811A priority Critical patent/JPH05204845A/ja
Publication of JPH05204845A publication Critical patent/JPH05204845A/ja
Priority to US08/705,562 priority patent/US5809552A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はデータ処理装置に関し、バースト転
送,インターリーブ転送方式を採用した場合であって
も、バスサイクル実行中の障害発生に伴うバスの正常動
作を確保して、システムの障害を極力回避し、データ処
理の高速化を図ることを目的とする。 【構成】 データ転送手段12に接続された記憶手段1
1や制御手段13を具備し、少なくとも、前記制御手段
13がデータDを処理するデータ処理手段13Aと、前記
データDやアドレスADDの転送制御をする転送制御手段
13Bから成り、前記データ処理手段13AはデータDに係
るバスサイクルの最終状態における内部障害の検出を
し、前記検出に基づいてデータDの転送継続/非継続を
決定する制御をすることを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図3〜6) (2)第2の実施例の説明(図7) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置及びそ
の制御方法に関するものであり、更に詳しく言えば、バ
ス権を獲得してメモリアクセスをするプロセッサと、そ
のメモリアクセス中に生じたエラーに対するバス制御方
法に関するものである。
【0003】近年、データ処理システムの機能の高性能
化の要求に伴い、複数の中央演算処理装置(以下CPU
という)を該システム内に設けたり、演算、描画処理等
を専用に実行する専用プロセッサが具備される傾向にあ
る。
【0004】これによれば、プロセス,アーキテクチャ
の進歩により、プロセッサのバス動作の最高速度に対し
てメモリの応答速度が間に合わない場合や、汎用データ
処理装置では高速メモリがコスト的に使用できない場合
がある。また、CPUや専用プロセッサがいずれもバス
マスタとなり得る。
【0005】このため、メモリ自身で高速化モードを利
用するバースト転送方式や、データ処理システムで工夫
するインターリーブ転送方式が採られる。しかし、バー
スト転送,インターリーブ転送方式を採る汎用データ処
理装置において、ハンドシェーク方法が採用されていな
い。このことで、バスマスタとなったプロセッサが内部
エラー等でバス動作が不能になった場合に、バス転送の
中断によって、当該システムにおいて障害を起こす恐れ
がある。
【0006】そこで、バースト転送,インターリーブ転
送方式を採用した場合であっても、バスサイクル実行中
の障害発生に伴うバスの正常動作を確保して、システム
の障害を極力回避し、データ処理の高速化を図ることが
できる装置及びその方法が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図8(a)〜(c)は、従来例に係るデ
ータ処理装置の説明図であり、図8(a)は、その構成
図を示している。
【0008】例えば、バス権を獲得してメモリアクセス
をするデータ処理装置は、図8(a)において、データ
バス3及びアドレスバス4に接続されたメモリ1,プロ
セッサ2から成る。
【0009】当該装置の機能は、バスマスタとなるプロ
セッサ2がメモリ1に対してメモリアクセスを行う場合
に、該プロセッサ2がアドレスバス4を介してアドレス
ADDを発行し、該当したメモリ1との間において、デー
タバス3を介してデータDの授受を行う。
【0010】例えば、図8(b)の動作タイムチャート
に示すようなアドレスADD=a0,a1,a2,a2に
対してデータD=d0,d1,d2,d3が該メモリ1
に書き込まれる。なお、通常2クロック動作(T1,T
2)のメモリでは、4つのデータD=d0,d1,d
2,d3をアクセスするのに8クロックを要する。
【0011】ところで、バスマスタとなったプロセッサ
2に内部エラー等が生じ、そのバス動作が不能になった
場合に、メモリ1や他のシステムへの影響を最小に抑え
るために、ハンドシェーク方法が採用される。
【0012】このハンドシェーク方法は、プロセッサ2
側でデータの有効期間を示すデータストローブ信号(以
下単にDS#信号という)を出力し、メモリ1側でデー
タ授受の完了を示すデータコンプリート信号(以下単に
DC#信号という)を出力し、その両DS#,DC#信
号の有効性を判断し、当該装置の誤動作を防止するもの
である。
【0013】例えば、プロセッサ2からメモリ1へのデ
ータライト制御状態を示す図8(c)の動作タイムチャ
ートにおいて、ハンドシェーク方法によりデータバス3
の転送制御をする場合、プロセッサ2がアドレスADDを
発行した後、そのデータDの発行と共にDS#信号をア
サート(有効=「L」(ロー)レベル)する。
【0014】次に、アドレスADDにより指定されたメモ
リ1は、DS#信号のアサートを受け付けると、その
データDの取り込み、DC#信号をアサートしてデー
タ取り込みの完了をプロセッサ2に通知する。その後、
プロセッサ2はDC#信号のアサートを検出して、D
S#信号をネゲート(無効)にし、そのバス動作を終
了する。
【0015】さらに、メモリ1はDS#信号のネゲート
を検出して、DC#信号をネゲートにし、そのバス
動作を終了する。なお、データバスの転送制御では、こ
のようなハンドシェークが守られることが原則であり、
これを違反するとデータ処理の誤動作の原因となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例の高
性能データ処理装置によれば、プロセス,アーキテクチ
ャの進歩により、プロセッサ2のバス動作の最高速度に
対してメモリ1の応答速度が間に合わない場合や、汎用
データ処理装置では高速メモリがコスト的に使用できな
い場合がある。
【0017】このため、メモリ1自身で高速化モードを
利用するバースト転送方式や、データ処理システムで工
夫するインターリーブ転送方式が採られる。しかし、バ
ースト転送,インターリーブ転送方式を採る汎用データ
処理装置において、DS#信号とDC#信号とのハンド
シェーク方法が採用されていない。このことで、バス転
送の中断によって、当該システムにおいてデータDの誤
書込みや誤った演算等の障害を起こすことがある。
【0018】例えば、メモリ1にDRAM(ダイナミッ
クアクセスRAM)を使用し、連続アクセス可能なニブ
ルモードを利用するバースト転送方式において、演算処
理機能をもつプロセッサ2により演算された演算結果デ
ータがニブルモードによりバースト転送され、それをメ
モリ1に書き込む場合であって、2個のデータD=d
0,d1を転送した時点で、演算結果にエラーが発生し
たと仮定すると、その3つ目からのデータD=d2,d
3の書込みが不可能となる。
【0019】これにより、プロセッサ2は動作を停止
し、CPU(中央演算処理装置)等にバス権を委譲し、
該CPUによりエラー処理が開始される。なお、一度ニ
ブルモードを開始したメモリ1はプロセッサ2やCPU
からのアクセスに無関係にデータDの取り込み、残りの
DC#信号をアサートしている。
【0020】従って、メモリ1に書かれるデータDはそ
の内容が保証されず、無駄なデータ処理時間を費やすこ
ととなったり、バスの正常動作を確保することが困難と
なるという問題がある。
【0021】また、単純にエラー処理をバースト転送の
終了まで見ない(行わない)ようにする方法も考えられ
るが、実際には、バーストモードを示す外部Burst#信
号がアサートされない限り、エラー処理を行わなければ
ならないという問題がある。
【0022】これは、例えば、1個目のデータDを受け
取るときに内部エラーが起きた場合に、外部Burst#信
号がアサートされていないため、そのデータ転送をクロ
ック周期T1,T2のステートで終了してしまい、クロ
ック周期T3〜T5ステートではエラー処理を実行して
しまうためである。
【0023】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、バースト転送,インターリーブ転
送方式を採用した場合であっても、バスサイクル実行中
の障害発生に伴うバスの正常動作を確保して、システム
の障害を極力回避し、データ処理の高速化を図ることが
可能となるデータ処理装置及びその制御方法の提供を目
的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1(a),(b)は、
本発明に係るデータ処理装置の原理図であり、図2
(a),(b)は、本発明に係るデータ処理装置の制御
方法の原理図をそれぞれ示している。
【0025】本発明のデータ処理装置は図1(a)に示
すように、データ転送手段12に接続された記憶手段1
1や制御手段13を具備し、少なくとも、前記制御手段
13が図1(b)に示すように、データDを処理するデ
ータ処理手段13Aと、前記データDやアドレスADDの転
送制御をする転送制御手段13Bから成り、前記データ処
理手段13AはデータDに係るバスサイクルの最終状態に
おける内部障害の検出をし、前記検出に基づいてデータ
Dの転送継続/非継続を決定する制御をすることを特徴
とする。
【0026】また、本発明のデータ処理装置の制御方法
は図2(a)に示すように、データDやアドレスADDの
転送制御をする方法であって、メモリアクセス動作を指
定するバーストモード信号BURST#やインターリーブモ
ード信号INTER#と、前記メモリアクセス動作における
内部データ処理状態とに基づいてデータDやアドレスA
DDの転送制御をすることを特徴とする。
【0027】なお、前記データ処理装置の制御方法にお
いて、前記データDやアドレスADDの転送制御は、図2
(b)に示すように、データDに係るバスサイクルの最
終状態における内部障害の検出をし、前記検出に基づい
てデータDの転送継続/非継続を決定することを特徴と
する。
【0028】また、前記データ処理装置の制御方法にお
いて、前記データDの転送継続/非継続は、バーストモ
ード信号BURST#又はインターリーブモード信号INTER
#と、前記バスサイクルの連続動作を指示する内部バス
要求信号IREQ#と、前記バスサイクルの動作停止を指示
する内部エラー検出信号IERR#と、前記データDの転送
完了を指示する第2の制御信号DC#とに基づいて決定
することを特徴とする。
【0029】さらに、前記データ処理装置の制御方法に
おいて、前記内部エラー検出信号IERR#は、内部障害発
生前に出力した最終のアドレスADDに対するデータDの
転送完了を指示する第2の制御信号DC#が有効なとき
のみを有効とすることを特徴とし、上記目的を達成す
る。
【0030】
【作 用】本発明のデータ処理装置によれば、図1
(a)に示すように、データ転送手段12に接続した記
憶手段11や制御手段13が具備され、バーストモード
信号BURST#やインターリーブモード信号INTER#に基
づいて制御手段13によりデータDやアドレスADDが転
送制御される。
【0031】例えば、図1(b)に示すように、制御手
段13のデータ処理手段13AによりデータDに係るアド
レスADDが発行されると、該データDやアドレスADDが
転送制御手段13Bにより転送制御される。この際に、転
送制御手段13Bではデータ処理手段13Aの内部状態に基
づいてデータDやアドレスADDが転送制御される。
【0032】このため、記憶手段11自身で高速化モー
ドを利用するバースト転送方式や、データ処理システム
で工夫するインターリーブ転送方式が採られた場合であ
っても、図1(a)に示すようにデータ転送手段12と
は別に記憶手段11と制御手段13との間に接続された
制御線LにデータDの有効期間を指示する第1の制御信
号DS#やデータDの転送完了を指示する第2の制御信
号DC#が転送され、第1,第2の制御信号DS#,D
C#信号の有効性を確認してデータDの転送制御をする
ハンドシェーク方法を採用することが可能となる。
【0033】これにより、バースト転送,インターリー
ブ転送方式を採用した場合であっても、バスサイクル実
行中の障害発生に伴うバスの正常動作が確保され、シス
テムの障害が極力回避され、データ処理の高速化を図る
ことが可能となる。
【0034】さらに、本発明のデータ処理装置の制御方
法によれば、図2(a)に示すように、バーストモード
信号BURST#やインターリーブモード信号INTER#と、
メモリアクセス動作中における内部データ処理状態とに
基づいてデータDやアドレスADDが転送制御される。
【0035】例えば、バースト転送方式において、演算
処理機能をもつ制御手段13により演算された演算結果
データをニブルモードによりバースト転送し、それを記
憶手段11に書き込む場合であって、2個のデータD=
d0,d1を転送した時点で、演算結果にエラーが発生
(内部障害発生)したと仮定すると、従来例に対してそ
の3つ目からのデータD=d2,d3の書込みも継続し
て続行される。
【0036】すなわち、図2(b)に示すように、デー
タDに係るバスサイクルの最終状態における内部障害が
検出され、該検出に基づいてデータDの転送継続/非継
続が決定される。この際に、内部障害発生前に出力した
アドレスADDに対する第2の制御信号DC#が有効なと
きのみの内部エラー検出信号IERR#が有効とされ、バー
ストモード信号BURST#,内部バス要求信号IREQ#,内
部エラー検出信号IERR#及び第2の制御信号DC#の論
理処理に基づいてデータDの転送継続/非継続が決定さ
れる。
【0037】このため、バースト転送モードのデータ転
送中に内部に障害が発生した場合であっても、その障害
が転送制御手段13Bに記録され、記憶手段11に対して
必要なハンドシェークが終了するまで、バスサイクルが
継続され、それが終了してからバス動作を停止させるこ
とが可能となる。
【0038】これにより、従来例のようにデータ転送途
中において、当該制御手段13の動作の停止が強いられ
ることなく、現在転送中のデータDの書込み処理を完了
させることが可能となる。このことで、バス転送の中断
がバスサイクルの最終状態となるため、当該システムに
おいてデータDの誤書込みやそれを用いた誤った演算等
の障害を極力抑制することが可能となる。
【0039】なお、内部エラー処理は、他の制御手段等
にバス権が委譲され、該制御手段により当該データDの
書込み完了後にエラー処理が開始される。従って、従来
例のように他の制御手段等の動作中に、不法な第2の制
御信号DC#が返されることが無く、バスの正常動作を
確保することが可能となる。
【0040】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図3〜7は、本発明の各実施例に係る
データ処理装置及びその制御方法を説明する図をそれぞ
れ示している。
【0041】(1)第1の実施例の説明 図3(a),(b)は、本発明の第1の実施例に係るデ
ータ処理装置(バーストモード)の説明図であり、図4
は、そのステート発生部の主要部の内部構成図であり、
図5はその動作タイムチャートをそれぞれ示している。
【0042】例えば、バス権を獲得してメモリアクセス
をするバースト転送方式を導入したデータ処理装置は、
図3(a)において、データバス23及びアドレスバス
24に接続されたメモリ21,プロセッサ22から成
る。
【0043】すなわち、データバス23及びアドレスバ
ス24はデータ転送手段12の一実施例であり、データ
バス23は演算結果データやその他のデータDを転送す
るものである。アドレスバス24は、そのデータDに係
るアドレスADDを転送するものである。
【0044】メモリ21は記憶手段11の一実施例であ
り、演算結果データやその他のデータDを記憶し、それ
を書込み/読み出すものである。例えば、メモリ21に
はDRAMを使用する。
【0045】プロセッサ22は制御手段13の一実施例
であり、データ処理の他に、従来例と異なり、バースト
モード信号BURST#(以下単にBURST#信号という)に
基づいてデータDやアドレスADDの転送制御をすること
を特徴とする。なお、プロセッサ22の内部の構成につ
いては、図3(b)において詳述する。
【0046】また、メモリ21とプロセッサ22との間
にデータバス23及びアドレスバス24とは別に制御線
Lが接続され、該制御線LにデータDの有効期間を指示
する第1の制御信号DS#の一例となるデータストロー
ブ信号(以下単にDS#信号という)やデータDの転送
完了を指示する第2の制御信号DC#の一例となるデー
タコンプリート信号(以下単にDC#信号という)が転
送される。
【0047】図3(b)は、プロセッサ22の内部構成
例を示しており、図3(b)において、プロセッサ22
はCPU(中央演算処理装置)22A,内部制御部22B,
外部制御部22C及びステート発生部22Dから成る。
【0048】すなわち、CPU22Aはデータ処理手段13
Aの一実施例であり、データDの演算処理をしたり、ア
ドレスADDを発行するものである。なお、CPU22Aは
内部制御部22Bから複数の内部制御信号SI(以下単に
SI信号という)を受けて、内部エラー検出信号IERR#
(以下単にIERR#信号という),内部バス要求信号IREQ
#(以下単にIREQ#信号という)やスタート指示信号 S
TART#(以下単に START#信号という)をステート発生
部22Dに出力する。
【0049】また、SI信号はCPU22Aを制御する内
部制御信号である。IERR#信号はバスサイクルの動作停
止を指示する信号であり、CPU22Aの内部でエラーが
発生したことを示す信号である。IREQ#信号はバスサイ
クルの連続動作を指示する信号であり、CPU22Aがバ
スサイクルを要求する期間を示す信号である。 START#
信号は、バスサイクルのスタートを指示する信号であ
る。
【0050】内部制御部22B,外部制御部22C及びステ
ート発生部22Dは転送制御手段13Bの一実施例を構成す
るものであり、データDやアドレスADDの転送制御をす
るものである。例えば、内部制御部22Bはステート発生
部22Dから出力されるクロック周期T1〜T5のステー
トを表す複数の信号ST(以下単にST信号という)に
基づいてCPU22AにSI信号を出力する。
【0051】また、外部制御部22Cは同様に出力された
ST信号に基づいてメモリ21にDS#信号,バススタ
ート信号BS#(以下単にBS#信号という)及び外部
メモリにニブルモードによるバースト転送を許可するブ
ロック信号BL#(以下単にBL#信号という)を出力
するものである。例えば、DS#信号はCPU22Aから
転送されたデータDが有効であることを示す信号であ
り、図5の動作タイムチャートにおいて、クロック周期
T2〜T5においてアサート(有効)する信号である。
【0052】BS#信号はCPU22Aがバスサイクルを
開始することを示す信号であり、図5において、クロッ
ク周期T1においてアサート(有効)する信号である。
BL#信号はCPU22Aがバースト転送を行うことが可
能なことを示す信号であり、図5において、同様にクロ
ック周期T1においてアサート(有効)する信号であ
る。
【0053】また、第1の実施例ではステート発生部22
Dが外部から設定されるBURST#信号や、CPU22Aか
ら出力されるIERR#信号,IREQ#信号及び START#信号
と、メモリ21から出力されるDC#信号とに基づいて
内部制御部22B及び外部制御部22CにST信号を出力す
るものである。なお、ステート発生部22Dの主要部の内
部構成例を図4に示している。
【0054】図4は本発明の第1の実施例に係るステー
ト発生部22Dの主要部の内部構成図であり、同図は、B
URST#信号又はINTER#信号を検出するステートとなる
クロック周期T2のステート発生部を構成図を示してい
る。
【0055】図4において、ステート発生部22Dのクロ
ック周期T2に係るステート回路は、データラッチ部22
1 及び条件判断部222 から成る。データラッチ部221 は
二入力論理和回路OR及びラッチ回路Lach から成り、
クロック周期T1に係るステート回路から出力された状
態遷移信号「0」又は「1」と、基準クロックCLK及
び内部帰還信号SF#(以下単にSF#信号という)
に基づいて当該クロック周期T2に係るST信号を内部
制御部22B及び外部制御部22Cに出力するものである。
【0056】条件判断部222 は二入力論理回路A1,四
入力論理回路A2,A5,五入力論理回路A3,A4か
ら成る。二入力論理回路A1はラッチ回路Lach から出
力された当該クロック周期T2に係るST信号やメモリ
21から出力されたDC#信号とに基づいてSF#信号
を二入力論理和回路ORに帰還するものである。例え
ば、クロック周期T1に係るステート回路から出力され
た状態遷移信号「1」であって、DC#信号=「1」の
ときに、DC#信号がアサートされないため、SF#信
号が帰還する。
【0057】四入力論理回路A2は当該クロック周期T
2に係るST信号と、DC#信号の反転信号と、BURST
#信号の反転信号と、IREQ#信号の反転信号とに基づい
て次段クロック周期T3に係るステート回路に状態遷移
信号「0」又は「1」を出力するものである。
【0058】五入力論理回路A3は当該クロック周期T
2に係るST信号と、DC#信号の反転信号と、BURST
#信号の非反転信号と、IREQ#信号の反転信号と、IERR
#信号の非反転信号に基づいて前段クロック周期T1に
係るステート回路に、状態遷移信号「0」又は「1」
を出力するものである。
【0059】五入力論理回路A4は当該クロック周期T
2に係るST信号と、DC#信号の反転信号と、BURST
#信号の非反転信号と、IREQ#信号の反転信号と、IERR
#信号の反転信号とに基づいてクロック周期TIに係る
ステート回路(アイドリング状態)に、状態遷移信号
「0」又は「1」を出力するものである。
【0060】四入力論理回路A5は当該クロック周期T
2に係るST信号と、DC#信号の反転信号と、BURST
#信号の反転信号と、IREQ#信号の非反転信号と、IERR
#信号の非反転信号とに基づいてクロック周期TIに係
るステート回路に、状態遷移信号「0」又は「1」を
出力するものである。
【0061】このようにして、本発明の第1の実施例に
係るデータ処理装置によれば、図1(a)に示すよう
に、データバス23及びアドレスバス24に接続された
メモリ21,プロセッサ22が具備され、BURST#信号
に基づいて該プロセッサ22によりデータDやアドレス
ADDが転送制御される。
【0062】例えば、図3(b)に示すように、プロセ
ッサ22のCPU22AによりデータDに係るアドレスA
DD=a0が発行されると、該データDやアドレスADDが
内部制御部22B,外部制御部22C及びステート発生部22
Dにより転送制御される。この際に、ステート発生部22
DではCPU22Aの内部状態に基づいてデータD=d
0,d1,d2,d3やアドレスADDが転送制御され
る。
【0063】このため、メモリ21自身で高速化モード
を利用するバースト転送方式が採られた場合であって
も、図3(a)に示すようにデータバス23やアドレス
バス24とは別にメモリ21とプロセッサ22との間に
接続された制御線Lを介して、DS#信号やDC#信号
が転送される。この際に、クロック周期T2に係るステ
ート発生部の条件判断部222 の四入力論理回路(NAND
)により、BURST#信号をアサートした場合にも、IER
R#信号を見ないようにしている。
【0064】このことで、該DS#,DC#信号の有効
性を確認しながらデータDの転送制御をするハンドシェ
ーク方法を採用することが可能となる。これにより、バ
ースト転送方式を採用した場合であっても、バスサイク
ル実行中の障害発生に伴うバスの正常動作が確保され、
システムの障害が極力回避され、データ処理の高速化を
図ることが可能となる。
【0065】なお、メモリ21にDRAMを使用し、ニ
ブルモードを採用すると、1回のアドレスADDで連続す
る4つのデータDを読み出すことができ、通常2クロッ
ク動作のDRAMにおいて、4つのデータDをアクセス
するのに8クロックを要するのに対して、バースト転送
(連続転送)では5クロックで済む。
【0066】次に、本発明の第1の実施例に係るデータ
処理装置の制御方法について、当該装置の動作を補足し
ながら説明をする。図6は、本発明の第1の実施例に係
るデータ処理装置のステート遷移図を示している。例え
ば、外部のメモリ21がニブルモード対応で、BL#信
号の要求に対してバースト転送を許可するBURST#信号
に基づいてデータDやアドレスADDの転送制御をする場
合、図6において、まず、クロック周期TIで当該シス
テムがバスサイクル以外のアイドル状態となっている。
これは、例えば、その他のCPUにより当該装置がリセ
ットされた場合、そのリセット後の状態や、バスサイク
ル終了後の状態に該当する。
【0067】次に、CPU22Aからステート発生部22D
に START#信号=「0」が出力されると、第1クロック
周期T1に移行し、バス開始状態となる。その後、第2
クロック周期T2では、外部のメモリ21のDS#信号
をアサート(有効)し、データDの転送を行う。この際
に、第2クロック周期T2のステート回路からクロック
周期TI,T1,T3のステート回路のいずれかに状態
遷移信号「1」又は「0」を遷移する。なお、表1は図
4に示したステート発生部の条件,すなわち、BURST#
信号に係わり、DC#信号がアサートされた場合のIERR
#信号=「0」又は「1」やIREQ#信号=「0」又は
「1」の条件による状態遷移先を示している。また、D
C#信号がアサートされない場合(else)には、状
態遷移しない。
【0068】
【表1】
【0069】ここで、第2のクロック周期T2のステー
ト回路では、クロック周期T1に係るステート回路から
出力された状態遷移信号「0」又は「1」と、基準ク
ロックCLK及びSF#信号=DC#信号=「1」に基
づいて当該クロック周期T2に係るST信号が内部制御
部22B及び外部制御部22Cに出力される(図4参照)。
【0070】また、図2(b)のように、ニブルモード
を利用したバースト転送では、第1クロック周期T1で
アドレスa0を出力すると、プロセッサ側の状態に無関
係データDを4回メモリに取り込み、該プロセッサ22
に対してDC#信号を4回アサートする。また、プロセ
ッサ22はエラーが発生していても、4回目のDC#信
号を受け取り、第5クロック周期T5まで処理を続行す
る。
【0071】なお、表1において、従来例に比べて本発
明の実施例ではバーストモード条件が導入されたことに
より、メモリ21がバースト転送を行っている途中に内
部エラーが生じても、データDの転送を終了するまで
は、内部エラーが見えない。
【0072】次いで、第3クロック周期T3では、バー
スト転送の状態が継続され、データDがCPU22Aから
メモリ21に転送される。この際に、DC#信号=
「0」がアサートされた場合に、第4クロック周期T4
に状態遷移し、DC#信号=「0」がアサートされない
場合(DC#信号=「1」)には、第4クロック周期T
4に状態遷移しない。
【0073】さらに、第4クロック周期T4では、バー
スト転送の状態が継続され、データDが転送される。こ
の際に、DC#信号=「0」がアサートされた場合に、
第5クロック周期T5に状態遷移し、DC#信号=
「0」がアサートされない場合(DC#信号=「1」)
には、第5クロック周期T5に状態遷移しない。なお、
第3,第4クロック周期T3,T4では共に、内部エラ
ーに係るIERR#信号の判断を行わない。
【0074】その後、第5クロック周期T5では、バー
スト転送の最終状態に到達し、外部のメモリ21のDC
#信号をアサート(有効)し、データDの転送の継続/
非継続を決定する。この際に、データDの転送継続/非
継続はIERR#信号=「0」又はバスサイクルの連続動作
を指示するIREQ#信号=「1」とに基づいて決定する。
なお、表2に第5クロック周期T5における遷移条件を
示している。
【0075】
【表2】
【0076】例えば、表2において、IERR#信号=
「0」であって、IREQ#信号が不定の場合には、内部エ
ラーが発生したことから、バスサイクルを停止してクロ
ック周期TIに移行してアイドリング状態とする。
【0077】このようにして、本発明の第1の実施例に
係るデータ処理装置の制御方法によれば、図6のステー
ト遷移図に示すように、外部から設定されたBURST#信
号、メモリアクセス動作中における内部データ処理状態
とに基づいてデータDやアドレスADDが転送制御されて
いる。
【0078】例えば、バースト転送方式において、演算
処理機能をもつプロセッサ22により演算された演算結
果データをニブルモードによりバースト転送し、それを
メモリ21に書き込む場合であって、2個のデータD=
d0,d1を転送した第3クロック周期T3で、演算結
果にエラーが発生(内部障害発生)したと仮定すると、
従来例に対してその3つ目からのデータD=d2,d3
の書込みも継続される。
【0079】すなわち、第4クロック周期T4で先の第
3クロック周期T3で発生した内部エラーは、当該デー
タDに係るバスサイクルの最終状態における第5クロッ
ク周期T5において、その内部エラーが検出され、該検
出に基づいてデータDの転送継続/非継続が決定され
る。
【0080】この際に、内部障害発生前に出力したアド
レスADDに対するDC#信号が全て有効なときのみのIE
RR#信号が有効とされ、BURST#信号,IREQ#信号,IE
RR#信号及びDC#信号の論理処理に基づいてデータD
の転送継続/非継続が決定される。
【0081】これは、図2(b)のように、ニブルモー
ドを利用したバースト転送では、第1クロック周期T1
でアドレスa0を出力すると、プロセッサ側の状態に無
関係データDを4回メモリに取り込み、該プロセッサ2
2に対してDC#信号が4回アサートされる。また、プ
ロセッサ22ではエラーが発生していても、4回目のD
C#信号を受け取り、第5クロック周期T5まで処理が
続行されるためである。
【0082】このため、バースト転送モードのデータ転
送中に内部に障害が発生した場合であっても、その障害
はアサートのまま放置され、メモリ21に対して必要な
ハンドシェークが終了するまで、バスサイクルが継続さ
れ、それが終了してからバス動作を停止させることが可
能となる。
【0083】これにより、従来例のようにデータ転送途
中において、当該プロセッサ22の動作の停止が強いら
れることなく、現在転送中のデータDの書込み処理を完
了させることが可能となる。このことで、バス転送の中
断がバスサイクルの最終状態となるため、当該システム
においてデータDの誤書込みやそれを用いた誤った演算
等の障害を極力抑制することが可能となる。
【0084】なお、内部エラー処理は、他のCPU等に
バス権が委譲され、該CPUにより当該データDの書込
み完了後にエラー処理が開始される。従って、従来例の
ように他のCPU等の動作に対してメモリ側より不法な
DC#信号が送られる可能性が無くなり、バスの正常動
作を確保することが可能となる。
【0085】(2)第2の実施例の説明 図7(a),(b)は、本発明の第2の実施例に係るデ
ータ処理装置(インターリーブモード)の説明図であ
り、図7(a)はその構成図であり、図7(b)はその
動作タイムチャートをそれぞれ示している。
【0086】例えば、バス権を獲得してメモリアクセス
をする2バンクのインターリーブ転送方式を導入したデ
ータ処理装置は、図7(a)において、データバス23
及びアドレスバス24に接続されたプロセッサ25,第
1,第2ののメモリ26,27から成る。
【0087】すなわち、プロセッサ25は制御手段13
の他の一実施例であり、データ処理の他に、第1の実施
例と異なり、インターリーブモード信号INTER#(以下
単にINTER#信号という)に基づいてデータDやアドレ
スADDの転送制御をすることを特徴とする。なお、プロ
セッサ25の内部の基本的な構成については、第1の実
施例と同様である(図3(b)参照)。
【0088】また、第1のメモリ26は記憶手段11の
他の一実施例であり、例えば、偶数番地のアドレスADD
に係る演算結果データやその他のデータDを記憶し、そ
れを書込み/読み出すものである。例えば、メモリ26
にはDRAMを使用する。なお、第1の実施例のメモリ
21に比べて低速動作のものが使用できる。
【0089】第2のメモリ27は記憶手段11の他の一
実施例であり、例えば、奇数番地のアドレスADDに係る
演算結果データやその他のデータDを記憶し、それを書
込み/読み出すものである。例えば、メモリ27には第
1の実施例のメモリ21に比べて低速動作のものが使用
できる。
【0090】また、第1,第2のメモリ26,27とプ
ロセッサ25との間にデータバス23及びアドレスバス
24とは別に制御線Lが接続され、該制御線Lにデータ
Dの有効期間を指示するDS#信号やDC#信号が転送
される。
【0091】なお、第1の実施例と同じ記号,名称のも
のは機能が同じであるため、その説明を省略する。この
ようにして、本発明の第2の実施例に係るデータ処理装
置によれば、図7(a)に示すように、データバス23
及びアドレスバス24に接続された第1,第2のメモリ
26,27,プロセッサ25が具備され、INTER#信号
に基づいて該プロセッサ25によりデータDやアドレス
ADDが転送制御される。
【0092】例えば、図7(b)に示すように、プロセ
ッサ25のCPU22AによりデータDに係るアドレスA
DD=a0〜a11が発行されると、該データDやアドレス
ADDが内部制御部22B,外部制御部22C及びステート発
生部22Dにより転送制御される。この際に、ステート発
生部22DではCPU22Aの内部状態に基づいてデータD
やアドレスADDが転送制御される。
【0093】このため、データ処理システムで工夫する
インターリーブ転送方式が採られた場合であっても、図
7(a)に示すようにデータバス23やアドレスバス2
4とは別に第1,第2のメモリ26,27とプロセッサ
25との間に接続された制御線Lを介して、DS#信号
やDC#信号が転送され、該DS#,DC#信号の有効
性を確認しながらデータDの転送制御をするハンドシェ
ーク方法を採用することが可能となる。
【0094】なお、偶数番地と奇数番地との2つにバン
ク分けされた第1,第2のメモリ26,27に対してア
ドレスアドレスADD=a0を1個先出しすることによ
り、見かけ上、倍の速度で第1,第2のメモリ26,2
7をアクセスすることができる。例えば、メモリアクセ
スが2クロックの場合、11個のデータアクセスに通常
22クロック要するが、2バンクのインターリーブ転送
方式では15クロックで済む。
【0095】これにより、インターリーブ転送方式を採
用した場合であっても、バスサイクル実行中の障害発生
に伴うバスの正常動作が確保され、システムの障害が極
力回避され、データ処理の高速化を図ることが可能とな
る。また、本発明の第2の実施例では第1,第2のメモ
リから成るバンク2の場合について述べたが、更に、複
数(バンク4,6等)のメモリによる場合にも同様な効
果が得られる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置によればデータ転送手段に接続した記憶手段や制
御手段が具備され、バーストモード信号やインターリー
ブモード信号に基づいて制御手段によりデータやアドレ
スが転送制御される。
【0097】このため、記憶手段自身で高速化モードを
利用するバースト転送方式や、データ処理システムで工
夫するインターリーブ転送方式が採られた場合であって
も、データ転送手段とは別に設けられた制御線に転送さ
れる制御信号の有効性を確認してデータの転送制御をす
るハンドシェーク方法を採用することが可能となる。
【0098】このことで、バースト転送,インターリー
ブ転送方式を採用した場合であっても、バスサイクル実
行中の障害発生に伴うバスの正常動作が確保され、シス
テムの障害が極力回避され、データ処理の高速化を図る
ことが可能となる。
【0099】さらに、本発明のデータ処理装置の制御方
法によれば、バーストモード信号やインターリーブモー
ド信号と、メモリアクセス動作中における内部データ処
理状態とに基づいてデータやアドレスが転送制御され
る。
【0100】このため、バースト転送やインターリーブ
転送モード時のデータ転送中に内部に障害が発生した場
合であっても、記憶手段に対して必要なハンドシェーク
が終了するまで、バスサイクルが継続され、それが終了
してからバス動作を停止させることが可能となり、か
つ、転送モードがネゲートの状態には、通常のエラー処
理をすることができる。
【0101】このことで、従来例のようにデータ転送途
中において、当該制御手段の動作の停止が強いられるこ
となく、現在転送中のデータの書込み処理を完了させる
ことが可能となる。
【0102】これにより、演算、描画処理等を専用,か
つ、高速に実行する専用プロセッサを具備した高機能,
高性能のデータ処理システムの提供に寄与するところが
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置の原理図である。
【図2】本発明に係るデータ処理装置の制御方法の原理
図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るデータ処理装置
(バーストモード)の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るステート発生部の
主要部の内部構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るデータ処理装置の
動作タイムチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係るデータ処理装置の
ステート遷移図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るデータ処理装置
(インターリーブモード)の説明図である。
【図8】従来例に係るデータ処理装置の説明図である。
【符号の説明】
11…記憶手段、 12…データ転送手段、 13…制御手段、 L…制御線、 13A…データ処理手段、 13B…転送制御手段、 D…データ、 ADD…アドレス、 BURST#…バーストモード信号、 INTER#…インターリーブモード信号、 DS#…第1の制御信号、 DC#…第2の制御信号、 IERR#…内部エラー検出信号、 IREQ#…内部バス要求信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白沢 謙二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送手段(12)に接続された記
    憶手段(11)や制御手段(13)を具備し、少なくと
    も、前記制御手段(13)がデータ(D)を処理するデ
    ータ処理手段(13A)と、前記データ(D)やアドレス
    (ADD)の転送制御をする転送制御手段(13B)から成
    り、前記データ処理手段(13A)はデータ(D)に係る
    バスサイクルの最終状態における内部障害の検出をし、
    前記検出に基づいてデータ(D)の転送継続/非継続を
    決定する制御をすることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 データ(D)やアドレス(ADD)の転送
    制御をする方法であって、メモリアクセス動作を指定す
    るバーストモード信号(BURST#)やインターリーブモ
    ード信号(INTER#)と、前記メモリアクセス動作にお
    ける内部データ処理状態とに基づいてデータ(D)やア
    ドレス(ADD)の転送制御をすることを特徴とするデー
    タ処理装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ処理装置の制御方
    法において、前記データ(D)やアドレス(ADD)の転
    送制御は、データ(D)に係るバスサイクルの最終状態
    における内部障害の検出をし、前記検出に基づいてデー
    タ(D)の転送継続/非継続を決定することを特徴とす
    るデータ処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ処理装置の制御方
    法において、前記データ(D)の転送継続/非継続は、
    バーストモード信号(BURST#)又はインターリーブモ
    ード信号(INTER#)と、前記バスサイクルの連続動作
    を指示する内部バス要求信号(IREQ#)と、前記バスサ
    イクルの動作停止を指示する内部エラー検出信号(IERR
    #)と、前記データ(D)の転送完了を指示する第2の
    制御信号(DC#)とに基づいて決定することを特徴と
    するデータ処理装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ処理装置の制御方
    法において、前記内部エラー検出信号(IERR#)は、内
    部障害発生前に出力した最終のアドレス(ADD)に対す
    るデータ(D)の転送完了を指示する第2の制御信号
    (DC#)が有効なときのみを有効とすることを特徴と
    するデータ処理装置の制御方法。
JP4014811A 1992-01-29 1992-01-30 データ処理装置及びその制御方法 Pending JPH05204845A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4014811A JPH05204845A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 データ処理装置及びその制御方法
US08/705,562 US5809552A (en) 1992-01-29 1996-08-29 Data processing system, memory access device and method including selecting the number of pipeline stages based on pipeline conditions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4014811A JPH05204845A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 データ処理装置及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05204845A true JPH05204845A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11871428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4014811A Pending JPH05204845A (ja) 1992-01-29 1992-01-30 データ処理装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05204845A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527071A (ja) * 2004-03-03 2007-09-20 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド マルチバーストプロトコルデバイスコントローラ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240566A (ja) * 1985-08-17 1987-02-21 Fujitsu Ltd 共通バス制御方式
JPS6457353A (en) * 1987-08-27 1989-03-03 Fuji Xerox Co Ltd Memory controller

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240566A (ja) * 1985-08-17 1987-02-21 Fujitsu Ltd 共通バス制御方式
JPS6457353A (en) * 1987-08-27 1989-03-03 Fuji Xerox Co Ltd Memory controller

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527071A (ja) * 2004-03-03 2007-09-20 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド マルチバーストプロトコルデバイスコントローラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ITMI950388A1 (it) Sistema informatico che mantiene coerenza di cache per tutto il sistema durante transazioni di comunicazione differite
JPS6362010B2 (ja)
JP3027843B2 (ja) バススヌ−プ方法
EP0348240B1 (en) Microprocessor equipped with parity control unit on same chip
JP3092566B2 (ja) パイプライン方式のバスを用いたメモリ制御方式
JPH0271344A (ja) マイクロコンピユータ・システム
US5699553A (en) Memory accessing device for a pipeline information processing system
JPH05204845A (ja) データ処理装置及びその制御方法
JP2001034533A (ja) キャッシュコヒーレンシ制御装置、2次キャッシュメモリ、中央処理装置、マルチプロセッサシステム、プロセッサノード、キャッシュコヒーレンシ制御方法
JP3862777B2 (ja) 二重化データ一致化方法および二重化制御装置
JP2574821B2 (ja) ダイレクトメモリアクセス・コントローラ
JP3019323B2 (ja) イメージメモリのダイレクトアクセス方法
JP3517987B2 (ja) ダイレクト・メモリ・アクセスの二重設定防止回路
JPH04372030A (ja) プロセッサのメモリアクセス方式
JPS619747A (ja) バス制御装置
JP2656558B2 (ja) キャッシュメモリ制御回路
JP2005010995A (ja) マルチプロセッサシステム及びそのライトバックの障害処理方法
JP3219422B2 (ja) キャッシュメモリ制御方式
KR950009579B1 (ko) 프로토콜이 개선된 시스템 버스 및 그것의 요청기 제어방법
JP2000181738A (ja) 二重化システム及びメモリ制御方法
JPH05257805A (ja) キャッシュメモリ制御方式
JPS60123944A (ja) 情報処理装置におけるバツフアメモリ制御方式
JPS5830676B2 (ja) メモリノフクシヤホウシキ
JP2000222239A (ja) 2次キャッシュメモリ,2次キャッシュメモリの診断方法および情報処理装置
JPH058459B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990831