JPH05201612A - ワイヤ選択および供給装置 - Google Patents
ワイヤ選択および供給装置Info
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- JPH05201612A JPH05201612A JP3054103A JP5410391A JPH05201612A JP H05201612 A JPH05201612 A JP H05201612A JP 3054103 A JP3054103 A JP 3054103A JP 5410391 A JP5410391 A JP 5410391A JP H05201612 A JPH05201612 A JP H05201612A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/28—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高速動作可能で、簡単且つ小型構造のワイヤ選
択および供給装置を提供する。 【構成】それぞれ異なる角度位置に離隔形成された複数
のワイヤホルダ(132)を含むタレット(80)が、
回転駆動手段(72,74,86,96)によって所望
のワイヤホルダ(132)が選択されるように回転さ
れ、その後、ワイヤホルダ(132)は前進させられ、
選択されたワイヤ端を処理のため作業ステーションに進
め、その位置で、ワイヤ送り手段(102,106)に
よりワイヤを所望量だけ縦方向すなわち長手方向に供給
する。
択および供給装置を提供する。 【構成】それぞれ異なる角度位置に離隔形成された複数
のワイヤホルダ(132)を含むタレット(80)が、
回転駆動手段(72,74,86,96)によって所望
のワイヤホルダ(132)が選択されるように回転さ
れ、その後、ワイヤホルダ(132)は前進させられ、
選択されたワイヤ端を処理のため作業ステーションに進
め、その位置で、ワイヤ送り手段(102,106)に
よりワイヤを所望量だけ縦方向すなわち長手方向に供給
する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ処理ステーショ
ンに供給するため、選択されたワイヤを所定位置に回転
させるタレットを有するワイヤ選択および供給装置に関
し、特に自動リード製造またはケーブル製造装置と関連
して機能するのに適するワイヤ選択および供給装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】周知のハーネス製造装置が、1986年12月
16日に発行された米国特許第4,628,600号明細書に開示
されている。この装置は、例えばワイヤのリールのよう
な、いわゆる“エンドレスソース”から取り出された単
一ワイヤをセグメントに切断するために切断ステーショ
ンに供給する。各セグメントの一端上にはターミナルが
受容されている。上記一端は、通常の方法で、所定位置
にクリンプされ、他端はコネクタハウジングのキャビテ
ィ内に挿入される。所望数の個別ワイヤセグメントが用
意され、コネクタハウジング内に挿入されると、完成ア
センブリが後退させられ、当該工程が所望回数だけ繰り
返される。この型の装置は、単一ワイヤのみの供給が可
能であるが、複数の利用可能ワイヤから特定タイプのワ
イヤを選択したり、選択したワイヤを供給することはで
きない。1989年11月14日に発行された米国特許第4,879,
934号明細書には、かかる選択的ワイヤ供給装置が開示
されている。この供給装置は、6つの異なるワイヤに適
応し、それらのうちのどれでも選択可能で、2ベルト供
給機構によって供給される。供給されたワイヤは、処理
のため、単一ワイヤ通路を通してハーネス製造装置に運
ばれる。所望長のワイヤセグメントが切断されると、ワ
イヤのソース側上に残っているスタブは、単一ワイヤ通
路中に引き込められ、他のワイヤの1つが引き続いて選
択され、供給される。1988年10月4日に発行された米国
特許第4,774,761号明細書は、旋回弧状ワイヤガイドセ
グメントを有するワイヤ選択および供給装置を開示して
いる。各セグメントは、一連の穴を有し、これら穴は、
ピボットから所定径で形成され、そこを通して1本のワ
イヤをセグメントの各穴に受容するように配列されてい
る。1つのセグメントの各穴は、他のセグメント内の対
応する穴に位置合わせされ、各ワイヤが各セグメント内
の適当な穴を貫通する。ベルト供給装置は、2つのセグ
メント間に配設され、セグメントが旋回されたときに各
ワイヤがベルト供給装置と供給係合される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これらワイヤ選択と供
給装置の両者に関連する1つの問題は、ワイヤ端の成端
準備のためには、ワイヤは堅固にクランプされ、絶縁を
取り除くため軸方向に抜き取られるなければならないこ
とであり、このために複雑な剥ぎ取り切断機構を必要と
する。更に、米国特許第4,774,761号の装置は、ワイヤ
端を最終のワイヤガイドセグメントからワイヤ剥ぎ取り
切断機構に転送し、引き続く成端のためのプレスに転送
する機構が必要である。 【0004】そこで、本発明の目的は、高速動作可能
で、簡単且つ小型構造のワイヤ選択および供給装置を提
供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるワイヤ選択および供給装置は、それぞ
れ異なる角度位置に離隔形成され、それぞれがワイヤを
保持案内する複数のワイヤホルダを有する回転可能なタ
レットと、該タレットを回転させ、選択されたワイヤを
供給装置に移動する回転駆動手段と、前記選択ワイヤを
所定量だけ縦軸に沿って移動させるワイヤ送り手段と、
を備えて構成される。 【0006】 【作用】本発明は、ワイヤセレクタ中に貫通する各ワイ
ヤ用のワイヤホルダを提供することにより、これらの問
題を解決している。セレクタは、選択されたワイヤホル
ダを前進させ、ワイヤ端を作業ステーションに進め、ホ
ルダを抜き取ることによりワイヤ端を抜き取ることがで
きるようになっている。本発明は、複数の異なるワイヤ
から選択された1つのワイヤ端を処理する少なくとも1
つの処理ステーションを有する自動ケーブル製造または
リード製造装置のワイヤ選択および供給装置である。こ
の装置は、装置に取り付けられたフレームと、タレット
軸回りでフレームに対する回転用タレットを含んでい
る。それぞれがタレットと関連し、その軸回りに所定角
度で間隔をおかれて複数のワイヤホルダが設けられる。
各ホルダは、所定位置内に複数のワイヤの1つを保持
し、ワイヤの一部についてワイヤの縦方向軸がタレット
軸と略平行となるように配設される。また選択されたワ
イヤをもつ1つのワイヤホルダが所定の供給位置に至る
まで、タレットを回転させる手段が与えられ、1つのワ
イヤホルダのみを処理ステーションに向かう方向と反対
方向に移動させる手段が設けられる。更に、選択された
ワイヤ部分を係合し、そのワイヤをその縦方向軸に沿っ
て処理ステーションに向かう方向に所望量移動させる手
段が設けられている。 【0007】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1には、本発明によるケーブ
ル製造に要求される電気ケーブル装置10の主要機能素
子が示されている。装置10は、ワイヤ選択および供給
ユニット14を支持するベッド12と、ターミナルをワ
イヤ端に供給するためのユニット14の一側上に一方が
ある2つのプレス16,18と、ワイヤ切断、剥ぎ取り
ステーション20とを有する。また、1つ以上のダウン
ストリームプレス22と、ワイヤ端と関連するターミナ
ルをコネクタハウジング中に挿入するオプションのブロ
ックローダステーション24と、切断されたワイヤセグ
メントを切断ステーション20からプレス22とブロッ
クローダステーション24に転送させるコンベアシステ
ム26を有する。装置10は、周知の方法で、コンピュ
ータ等によってプログラム制御されている。ワイヤ選択
および供給ユニット14を除いて、前掲米国特許に例示
されているように、他のプレス、ステーションおよびコ
ンベアは周知であり、ここでは詳述しない。 【0008】上述のように、本発明の要旨は、自動ケー
ブル製造装置10と組み合わされているワイヤ選択およ
び供給ユニット14である。図2は、タレットアセンブ
リ30とタレットベース32を示すワイヤ選択および供
給ユニット14の側断面図である。図示の如く、タレッ
トベース32は、ねじファスナ手段40によりハブ38
のフランジ36に取り付けられたベース支持板34を含
む。ハブ38は、ベアリング手段44により外側ハブ4
2内で回転するようになっている。外側ハブ42は、装
置10のベッド12に堅固に取り付けられた取付フラン
ジ46を含んでいる。ベアリング44は、図1に示す如
く、ワイヤ選択および供給ユニット14をワイヤ端をプ
レス16または16のいずれかに選択的に与えるように
旋回可能にする。ベース支持板34は、図2と2Aに示
す如く、そこに堅固に固定された一対の上方向端ブラケ
ット50を有する。各端ブラケット50には、固定ねじ
手段56により穴52内に堅固に保持された一対のロッ
ド54を受容する一対の穴52が設けられている。ロッ
ド54は、その全長が一定径であり、以下に説明する目
的のために互いに平行に配設されている。 【0009】タレットアセンブリ30は、ベアリング手
段62によりタレットハウジング60内で回転可能であ
る。タレットハウジング60の各端は、図2と図2Aに
示すように、ベース支持板34に向かって下方向に突出
している2つの脚64を有する。各脚64には、ロッド
54の1つを受容する穴66が形成されている。穴66
は、それぞれのロッド54とスリップ嵌合するような寸
法であり、タレットハウジング60は、図2に最も良く
示すように、ロッド54上で前後に約95mmの距離だけス
ライド自由である。必要に応じて、穴66は、よりスム
ーズな動作のためロッド54または穴66と係合するリ
ニアベアリングを含むことができるし、ロッド54は、
市販の適切なリニアスライド機構で置き替えることもで
きる。 【0010】スプライン軸70は、2つのロッド間に平
行に、且つ、タレットアセンブリ30を回転させるよう
に配設されている。スプライン軸70は、一対の斜角ギ
ア(傘歯車)手段73と74を用い、駆動軸72によっ
て駆動される。後者のギア74は、軸72で締め付けら
れる。駆動軸72は、自動化装置10で制御されるステ
ップモータ(図示せず)により駆動される。斜角ギア7
3は、スプライン軸70のスプラインと嵌合、係合して
いるボアを有し、ベース支持板34に堅固に取り付けら
れているブロック71内で回転するようにされている。
一対のスナップリング69は、ブロック71の各−側上
に配設され、斜角ギヤ73のハブの外径内の適切な溝と
かみ合い、ギアの軸移動を制限するように機能する。ス
プライン軸70の他端、図2に示す右端には、最右脚6
4内で回転される折り返し端75を有する。折り返し端
75は、タイミングベルトプーリ76が配設されている
肩77内で終わる。スナップリング79は、折り返し端
75の端部内に形成された溝内に配設され、タイミング
ベルトプーリ76と右脚64が肩77とスナップリング
79間に挟み込まれ、タレットハウジング60に対し
て、スプライン軸70の軸方向移動を制限する。この配
設によって、タレットハウジング60がロッド54に沿
って移動するとき、スプライン軸70は斜角ギア73の
嵌合ボアを通してその軸に沿って対応する量だけ移動す
る。クリアランス穴81が、ブラケット51内に設けら
れ、タレットハウジング60の前後移動に伴いスプライ
ン軸70がクリアランス穴81から突き出る。また、残
部は軸70と回転的に結合されている。 【0011】タレットアセンブリ30は、図2に示すよ
うに、ベアリング62の内径部と係合する径部82と8
4をもつタレット本体80を有する。もう1つのタイミ
ングベルトプーリ86は、プーリ76と整合され、最右
ベアリング62側に沿って径部84上に配設されてい
る。ナット87は、タレット本体80の最右端上を通
り、プーリ86を肩88に押し付けることによって、ベ
アリング62の内側レースとプーリ86を本体80に固
定する。同様に、ナット90は、タレット本体80の他
端に通され、最左ベアリング62の内側レースを肩92
に押し付け、その内側レースを本体に固定させる。ベア
リング62の外側レースは、タレットハウジング60内
のボア中にスリップされ、アセンブリは、保持リング9
4によりそこに保持される。タイミングベルト96は、
プーリ76、86と駆動係合されており、タレット本体
80を、ステップモータ(図示せず)、軸70、72お
よび斜角ギア手段74によって軸100の回りに選択的
に回転させる。この選択的回転動作は、以下に述べる点
を除いて、ロッド54に沿ったタレットハウジング60
の位置または移動とは独立的である。 【0012】ワイヤ選択および供給ユニット14は、任
意手段によりベース支持板34の端ブラケット50に取
り付けられている、例えば、エアシリンダのようなリニ
アアクチュエータ102を含んでいる。エアシリンダ1
02のピストンロッド106は、貫通穴とロックナット
108の手段によりタレットハウジング60に取り付け
られ、タレットアセンブリを自動装置10の制御の下、
ロッド53に沿って前後に移動させるように配設されて
いる。 【0013】タレットアセンブリ30は、図3、図4お
よび図5に、図2Aと図3Aと関連して見られる断面の
形で示されている。プレスやワイヤ切断剥離装置等の一
般作業ステーション120も、タレットアセンブリ30
の自動装置10との相互動作について図示されている。
タレットアセンブリ30は、図3Aに最も良く示すよう
に複数の(本例では6つの)径方向配列されたスロット
124をもつ本体80を含んでいる。ここで、12個以
上のかかるスロットをもつタレットが適当である。タレ
ット本体80は、略円筒形状であり、主要径部126
と、図3と図3Aに示すように、本体80の右端に配設
された第1のステップダウン径部84と、左端に配設さ
れた第2のステップダウン径部82とを有する。アンダ
ーカット128が、スロット124の各側上の平坦表面
130内で終わる主要径部126の表面に形成され、図
2Aに示すような、略6角形断面を形成する。各スロッ
ト124は、その中で軸100に平行方向に自由にスラ
イドできるような寸法のワイヤホルダ132を有する。
図3Aに最も良く示すように、ワイヤホルダ132は、
そこから外方向に突出する後方停止タブ138をもつ右
端部134と左端136を有する。開口140は、2つ
の端134と136間で、ホルダ132内に配設されて
いる。ワイヤホルダ132の縦軸に平行方向にワイヤを
保持案内するワイヤガイド142は、端部136内に形
成された穴を通して突出する管の長さ部を構成する。ワ
イヤガイド142の内部ボア144は、例えば略1.25mm
〜2.5mmの寸法のワイヤを受容する寸法である。本例で
は、ボア144の径と等しい径をもつ穴であるガイド開
口146は、ボア144と位置合わせされて端部134
を介して配設されており、図3、図4および図5に示す
ように、ワイヤ145の長さ部を受容し、ワイヤをタレ
ット軸に略平行な開口146内に位置付ける。ワイヤホ
ルダ132は、また開口146と反対方向に突出する前
方停止タブ148を有する。 【0014】各ワイヤホルダ132は、図6と図7に最
も良く示すように、ワイヤホルダの端部内に形成された
カットアウト143内に配設されているワイヤクランプ
141を含んでいる。クランプ141は、ピン手段14
7によりワイヤホルダ132に旋回的に取り付けられて
いるシャンク145と、シャンクのいずれかの側上に延
びる一対のタブ149を有する。タブ149の1つは、
カットアウト143内に配設され、クランプ141を、
図6に示すように、反時計回りに旋回させるばね151
と係合している。これによって、他のタブ155の表面
153がワイヤ145とクランプ係合される。カットア
ウト159をもつヨーク157は、ワイヤホルダ13
2′が図7に示すように延びているとき、タブ155を
囲んで係合するように配列されている。ヨーク157
は、更に、装置10の制御の下、矢印161の如く、移
動するように配列されており、ワイヤ供給機構200が
ワイヤ145′と供給係合されると、ヨーク157は、
タブ155を少しだけ上に動かし、ワイヤ供給のため、
解放する。同様に、ヨーク157は、絶縁剥離の間、少
しだけ下方向に移動可能で、ワイヤに対してより大きな
クランプ圧力を与える。 【0015】本体80の各スロット124は、一対のピ
ンと、前方停止ピン150と、ばね接合ピン152を有
する。図3と図3Aからわかるように、ワイヤホルダ1
32とコイル圧縮ばね154がスロット124内に組み
立てられたとき、ばね154は、ばね接合ピン152と
前方停止タブ148の後壁156の間で若干圧縮され、
反対壁158を前方停止ピン150に押し付ける。ピン
150と152は、スロット124の底の穴から突き出
て、穴に嵌合しているスリップ手段によって、またはピ
ンの下端を穴の中に通すことによって、取り外し可能に
組み立てられる。ワイヤホルダ132とばね154は、
図2Aに最も良く示すように、板160の保持手段によ
って、それぞれのスロット124内に保持される。かか
る一対の保持板160は、本体80内に形成された穴1
64中に貫通されたねじファスナ162によって、各ス
ロット124のいずれかの側上の表面130に取り付け
られている。保持板160は、開口146の領域内スロ
ット124の各側部と重ね合っており、ワイヤホルダ1
32をスロット124内に捕え、なお、スロット内での
ホルダの縦方向移動を可能としている。 【0016】フランジ172と内部ボア174をもつ円
筒形状停止カラー170は、図2Aと図3に最も良く示
すように、本体80の主要径部126の回りに配設され
ている。停止カラー170のボアは、本体80がボア内
で軸100に沿う方向にスライド可能となる寸法であ
る。更に、ボアは、以下に説明する目的で、停止カラー
170の長さ部に対するカットアウト175を有する。
一対の角ブラケット174は、ねじファスナ176によ
って、ベース支持板34の、図2Aと図3に示すよう
に、本体80の各側上のフランジ172と係合する位置
に堅固に設けられる。一対の案内ピン178は、各側上
のフランジに付属され、図3に示す如く、左方向にフラ
ンジ175の各側から突出している。一対の案内ブラケ
ット180は、ピン178がそこから突出可能とするク
リアランス穴をもち、ブラケット180の1つはタレッ
トハウジング60の各側に堅固に取り付けられている。
圧縮ばね182は、各ピン178の回りに配列され、ば
ねを案内ピンブラケット180とフランジ172間で圧
縮させ、フランジ172を角ブラケット174に押し付
けている。スナップリングリテーナ179は、図3、図
4および図5に示す如く、ピン178の端部に取り付け
られ、停止カラー170をしっかりと保持している。
【0017】図6と図7は、自動化装置10の制御の
下、ワイヤ145′と係合し、その縦軸に沿って所望量
だけワイヤ145′を供給するように配列されているワ
イヤ供給機構200を示す。供給機構200は、2つの
タイミングベルト206、208と動作的に係合する2
対のタイミングベルトローラ202と204を有する。
4つのローラ20、204は、軸210と212の回転
用である。軸210または212の少なくとも1つは、
それぞれローラ202、204と駆動的に結合され、装
置10によって制御されているステップモータ(図示せ
ず)によって駆動される。他のローラ202、204
は、このプロセスが生じている間中、アイドルローラと
されている。軸210と212は、図6の矢印214で
示されるようにワイヤ145′から離れる方向と反対方
向に、充分な距離だけ移動するように配列され、ローラ
202、204およびベルト206、208がタレット
アセンブリ30をクリアし、その回転を可能とせしめ
る。更に、軸210と212は、ワイヤ145′に向か
ってワイヤ145′とワイヤ供給係合状態で、図6と図
7に示す位置まで移動するように配列されている。 【0018】図7に最も良く示すように、ワイヤ供給機
構200は、ワイヤ145′を延長ワイヤホルダ13
2′の開口146内に係合させるように配列されてい
る。軸210と212を移動させる機構は、ここでは、
図示されていないが、そのための公知の適切な機構が採
用可能である。更に、他の適切なワイヤ供給機構は、例
えば上述のローラやベルト配列の代わりに、ワイヤ係合
駆動輪を用いることができる。 【0019】ワイヤ選択および供給ユニット14の動作
について図1〜図7を参照して説明する。図3に示すよ
うに、タレットアセンブリ30は、左に充分引き込ま
れ、ピストンロッド106は円筒102内で可能な限り
遠く引き抜かれている。ばね154は、ワイヤホルダ1
32の前方停止タブ148を前方停止ピン150に押し
付け、後方停止タブ138と停止カラー170間に少し
のクリアランス220を残している。この点で、自動化
装置10は、処理のため、所望のワイヤを選択できる。
このワイヤ選択は、所望のワイヤを含むワイヤホルダ1
32が、図2Aに示すような9時位置にくるまで、駆動
軸72、斜角ギア74、スプライン軸70、プーリー7
6、86およびタイミングベルト96の手段を用いてタ
レット本体80を回転させることにより行われる。ここ
で、ワイヤ選択および供給のための9時位置は全く任意
であり、ワイヤ供給機構200の適切な係合を可能とす
る回転タレットについて任意の時刻位置で良い。タレッ
トが所望ワイヤ選択のため回転しているとき、完全タレ
ットアセンブリ30は、装置10により、そのベース3
2上で、例えば、プレス16、18の1つ、またはワイ
ヤ切断、剥離ステーション20のような所望の作業ステ
ーション120に隣接するようにタレット位置を設定す
る。円筒102が圧縮されると、ピストンロッド106
は、図4に示すように、タレットアセンブリ30を右側
に動かす。ここで、タレットハウジング60は、2本の
ロッド54に沿ってスライドする。尚、本体80が右側
に動くとき、ワイヤホルダ132′は作業ステーション
120に向かって進み、一方、他のワイヤホルダ132
は、そこに実質的な静止状態になっている。これは、ワ
イヤホルダ132の後方停止タブ138は、角ブラケッ
ト174と接触係合している停止カラー170と接して
いるけれども、ばね154′が前方停止タブ148′を
ピン150′に押し続けているので、ワイヤホルダ13
2′のタブ138′はカットアウト175中に自由に移
動するからである。タレット本体80を回転させること
により、処理のための静止ワイヤホルダ132のばね1
54は、タレット本体80の右方向への移動と同量だけ
圧縮される。更に、ばね182は、タレットハウジング
60に設けられ、図4に示すように右側に動かして、ブ
ラケット180と同様の量だけ圧縮する。 【0020】ワイヤホルダ132′が充分に延びるま
で、タレットハウジング60の右方向移動が継続し、ワ
イヤ145′の端部を、処理のため、図5に示すよう
に、作業ステーション120に送る。作業ステーション
120でのワイヤ処理ステップが完了すると、円筒10
2内の圧力は逆になり、ピストンロッド106がタレッ
トハウジング60を端ブラケット51に向かうのとは反
対方向に移動させる。この移動は、非延長ワイヤホルダ
132のばね154をタレットハウジング60の移動量
に等しい量だけ拡張させ、一方、延長ワイヤホルダ13
2′が、本体80に引き続いて左方向に移動する。かか
る移動は、タレットアセンブリ30が図3に示す位置に
至るまで継続する。この点で、後方停止タブ138′
は、開口175から充分に引き抜かれ、停止カラー17
0のクリアとなる。自動化装置10は、ベアリング62
内でタレット本体80を回転せて、次の処理のため、も
う1つのワイヤを選択する。この回転は、駆動軸72、
斜角ギア74、スプライン軸70、プーリー76と86
およびタイミングベルト96の手段により所望ワイヤを
含むワイヤホルダ132が、図2Aに示すように、9時
位置に至るまで行われる。これによって、選択されたワ
イヤホルダ132′の後方停止タブ138′を開口17
5に位置合わせし、円筒102がタレットハウジング6
0を進めるため圧縮されたとき、ワイヤホルダ132′
がワイヤ145′を所望作業ステーション120に進め
させ得る。 【0021】ワイヤ145′の第1の端部の処理後、ワ
イヤ選択および供給ユニット14は、自動化装置10に
よるベアリング44の手段を用いてタレットアセンブリ
30位置まで回転され、図1に最も良く示すように、ワ
イヤ145′がワイヤ受容機構230と位置合わせされ
る。図5に示すように、ワイヤホルダ132′は、もし
既に延長されていなければ延長され、ワイヤ供給機構2
00は、ワイヤ145′と供給係合状態にされ、ワイヤ
がワイヤ受容機構230を通して所望量だけ供給され
る。そして、切断剥離ステーション20は、装置10に
よって駆動され、供給されたワイヤ145′からワイヤ
セグメントを分離し、剥ぎ取る。コンベア26は、ワイ
ヤ受容機構230を移送し、その関連するワイヤセグメ
ント230を装置10の他の作業ステーションの下流に
移送する。 【0022】図8と図9には、タレットアセンブリの第
2の実施例が符号250として示されている。図中、両
実施例中の同一部は同じ符号が付してある。図示のよう
に、タレットアセンブリ30の停止カラー176、角ブ
ラケット174、ピン178、案内ブラケット180お
よびばね182は、タレットアセンブリ250から省か
れている。更に、タレットハウジング60は、ロッド5
4とスライド係合されているのではなく、ベース支持板
34に堅固に取り付けられている。各ワイヤホルダ25
2は、ピン150と開口254の後壁との間に配設され
た圧縮ばね256を含む前方開口25を有する。ばね2
56は、こうして、図8と図9に示すように、ワイヤホ
ルダ252を左側に、制限ストップ258と接触係合状
態となるように押し付ける。制限ストップ258は、ね
じファスナ262によって本体80の端部260に取り
付けられた円形または六角形状の板であり、作業ステー
ション120から離れる方向にスロット124内でワイ
ヤホルダ252の縦方向移動を制限するように働く。 【0023】例えば、エアシリンダのようなリニアアク
チュエータ26は、何らかの適当な手段で、ベース支持
板34またはタレットハウジング60に固定されてい
る。エアシリンダ264は、軸100に平行な方向に延
び、貫通端部とロックナットのような適当な手段でヨー
ク268に取り付けられたピストンロッドを有する。ヨ
ーク268は、後方停止タブ138の厚さよりも若干大
きい幅をもつU型チャンネル270を有する。シリンダ
264とヨーク268は、図8に示すように、ピストン
ロッド266が完全に引き込められたとき、チャンネル
270がワイヤホルダ252に関連する停止タブ138
と位置合わせされる。このとき、ワイヤホルダ252
は、図2Aのワイヤホルダ132′の位置と同様に9時
位置にある。エアシリンダ264は、9時位置にあるワ
イヤホルダ252′にワイヤ145′の端部を、図9に
示す如く、作業ステーション120内に延長させるよう
にピストンロッド266と関連するヨーク268を延ば
すか、ピストンロッドを図8に示す位置に引き込めるた
めに圧縮可能である。シリンダ264の圧縮は自動化装
置10によって行われる。 【0024】タレットアセンブリ30を用いて、本体8
0が、装置10の制御の下、所望ワイヤを有するワイヤ
ホルダ252′が9時位置に至るまで回転される。そし
て、ワイヤホルダ252′は、シリンダ264によって
延ばされる。この点で、ワイヤ145′の端部は、作業
ステーション120内で処理可能であり、ワイヤ145
は、タレットアセンブリ30について説明したと同様な
方法で、ワイヤ供給機構200をワイヤ145′と供給
係合させることによって、所望量だけ供給される。 【0025】当業者にとって明らかなように、ワイヤ選
択および供給ユニット14にはいくつかの異なる構造変
形例がある。かかる変形は、本例における矩形ではなく
円形または他の断面をもつワイヤホルダ132、152
であり、また2つの移動タイミングベルト206、20
8の代わりに、ワイヤを回転駆動輪と係合させることに
よりワイヤ145′の移動を行う。更に、本発明は、1
2以上の選択可能をワイヤホルダをもつタレットアセン
ブリに有効に利用可能である。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タレットアセンブリの回転部分は小型、コンパクト化さ
れ、従来のワイヤ選択および供給ユニットと比較して回
転慣性を減少せしめることができるので、高速動作およ
び低サイクルタイムを実現できる。また、低重量、コン
パクト構造であるので、装置10によってワイヤ14
5′を3以上の異なる作業ステーションに簡単に且つ迅
速に取り扱うことができる。更に、タレットは、ユニッ
トを他の作業ステーションに移動させると同時に、所望
のワイヤを選択するために回転でき、サイクルタイムに
より減少が可能となる。本発明の他の重要な利点は、選
択されたワイヤの端部を作業ステーションに進め、作業
ステーションがワイヤ切断剥離ユニットであるときに
は、剥離工具からワイヤを引き抜く移動可能ワイヤホル
ダを有するのでワイヤの端部から絶縁を剥ぎ取ることが
できる。
ンに供給するため、選択されたワイヤを所定位置に回転
させるタレットを有するワイヤ選択および供給装置に関
し、特に自動リード製造またはケーブル製造装置と関連
して機能するのに適するワイヤ選択および供給装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】周知のハーネス製造装置が、1986年12月
16日に発行された米国特許第4,628,600号明細書に開示
されている。この装置は、例えばワイヤのリールのよう
な、いわゆる“エンドレスソース”から取り出された単
一ワイヤをセグメントに切断するために切断ステーショ
ンに供給する。各セグメントの一端上にはターミナルが
受容されている。上記一端は、通常の方法で、所定位置
にクリンプされ、他端はコネクタハウジングのキャビテ
ィ内に挿入される。所望数の個別ワイヤセグメントが用
意され、コネクタハウジング内に挿入されると、完成ア
センブリが後退させられ、当該工程が所望回数だけ繰り
返される。この型の装置は、単一ワイヤのみの供給が可
能であるが、複数の利用可能ワイヤから特定タイプのワ
イヤを選択したり、選択したワイヤを供給することはで
きない。1989年11月14日に発行された米国特許第4,879,
934号明細書には、かかる選択的ワイヤ供給装置が開示
されている。この供給装置は、6つの異なるワイヤに適
応し、それらのうちのどれでも選択可能で、2ベルト供
給機構によって供給される。供給されたワイヤは、処理
のため、単一ワイヤ通路を通してハーネス製造装置に運
ばれる。所望長のワイヤセグメントが切断されると、ワ
イヤのソース側上に残っているスタブは、単一ワイヤ通
路中に引き込められ、他のワイヤの1つが引き続いて選
択され、供給される。1988年10月4日に発行された米国
特許第4,774,761号明細書は、旋回弧状ワイヤガイドセ
グメントを有するワイヤ選択および供給装置を開示して
いる。各セグメントは、一連の穴を有し、これら穴は、
ピボットから所定径で形成され、そこを通して1本のワ
イヤをセグメントの各穴に受容するように配列されてい
る。1つのセグメントの各穴は、他のセグメント内の対
応する穴に位置合わせされ、各ワイヤが各セグメント内
の適当な穴を貫通する。ベルト供給装置は、2つのセグ
メント間に配設され、セグメントが旋回されたときに各
ワイヤがベルト供給装置と供給係合される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これらワイヤ選択と供
給装置の両者に関連する1つの問題は、ワイヤ端の成端
準備のためには、ワイヤは堅固にクランプされ、絶縁を
取り除くため軸方向に抜き取られるなければならないこ
とであり、このために複雑な剥ぎ取り切断機構を必要と
する。更に、米国特許第4,774,761号の装置は、ワイヤ
端を最終のワイヤガイドセグメントからワイヤ剥ぎ取り
切断機構に転送し、引き続く成端のためのプレスに転送
する機構が必要である。 【0004】そこで、本発明の目的は、高速動作可能
で、簡単且つ小型構造のワイヤ選択および供給装置を提
供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるワイヤ選択および供給装置は、それぞ
れ異なる角度位置に離隔形成され、それぞれがワイヤを
保持案内する複数のワイヤホルダを有する回転可能なタ
レットと、該タレットを回転させ、選択されたワイヤを
供給装置に移動する回転駆動手段と、前記選択ワイヤを
所定量だけ縦軸に沿って移動させるワイヤ送り手段と、
を備えて構成される。 【0006】 【作用】本発明は、ワイヤセレクタ中に貫通する各ワイ
ヤ用のワイヤホルダを提供することにより、これらの問
題を解決している。セレクタは、選択されたワイヤホル
ダを前進させ、ワイヤ端を作業ステーションに進め、ホ
ルダを抜き取ることによりワイヤ端を抜き取ることがで
きるようになっている。本発明は、複数の異なるワイヤ
から選択された1つのワイヤ端を処理する少なくとも1
つの処理ステーションを有する自動ケーブル製造または
リード製造装置のワイヤ選択および供給装置である。こ
の装置は、装置に取り付けられたフレームと、タレット
軸回りでフレームに対する回転用タレットを含んでい
る。それぞれがタレットと関連し、その軸回りに所定角
度で間隔をおかれて複数のワイヤホルダが設けられる。
各ホルダは、所定位置内に複数のワイヤの1つを保持
し、ワイヤの一部についてワイヤの縦方向軸がタレット
軸と略平行となるように配設される。また選択されたワ
イヤをもつ1つのワイヤホルダが所定の供給位置に至る
まで、タレットを回転させる手段が与えられ、1つのワ
イヤホルダのみを処理ステーションに向かう方向と反対
方向に移動させる手段が設けられる。更に、選択された
ワイヤ部分を係合し、そのワイヤをその縦方向軸に沿っ
て処理ステーションに向かう方向に所望量移動させる手
段が設けられている。 【0007】 【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1には、本発明によるケーブ
ル製造に要求される電気ケーブル装置10の主要機能素
子が示されている。装置10は、ワイヤ選択および供給
ユニット14を支持するベッド12と、ターミナルをワ
イヤ端に供給するためのユニット14の一側上に一方が
ある2つのプレス16,18と、ワイヤ切断、剥ぎ取り
ステーション20とを有する。また、1つ以上のダウン
ストリームプレス22と、ワイヤ端と関連するターミナ
ルをコネクタハウジング中に挿入するオプションのブロ
ックローダステーション24と、切断されたワイヤセグ
メントを切断ステーション20からプレス22とブロッ
クローダステーション24に転送させるコンベアシステ
ム26を有する。装置10は、周知の方法で、コンピュ
ータ等によってプログラム制御されている。ワイヤ選択
および供給ユニット14を除いて、前掲米国特許に例示
されているように、他のプレス、ステーションおよびコ
ンベアは周知であり、ここでは詳述しない。 【0008】上述のように、本発明の要旨は、自動ケー
ブル製造装置10と組み合わされているワイヤ選択およ
び供給ユニット14である。図2は、タレットアセンブ
リ30とタレットベース32を示すワイヤ選択および供
給ユニット14の側断面図である。図示の如く、タレッ
トベース32は、ねじファスナ手段40によりハブ38
のフランジ36に取り付けられたベース支持板34を含
む。ハブ38は、ベアリング手段44により外側ハブ4
2内で回転するようになっている。外側ハブ42は、装
置10のベッド12に堅固に取り付けられた取付フラン
ジ46を含んでいる。ベアリング44は、図1に示す如
く、ワイヤ選択および供給ユニット14をワイヤ端をプ
レス16または16のいずれかに選択的に与えるように
旋回可能にする。ベース支持板34は、図2と2Aに示
す如く、そこに堅固に固定された一対の上方向端ブラケ
ット50を有する。各端ブラケット50には、固定ねじ
手段56により穴52内に堅固に保持された一対のロッ
ド54を受容する一対の穴52が設けられている。ロッ
ド54は、その全長が一定径であり、以下に説明する目
的のために互いに平行に配設されている。 【0009】タレットアセンブリ30は、ベアリング手
段62によりタレットハウジング60内で回転可能であ
る。タレットハウジング60の各端は、図2と図2Aに
示すように、ベース支持板34に向かって下方向に突出
している2つの脚64を有する。各脚64には、ロッド
54の1つを受容する穴66が形成されている。穴66
は、それぞれのロッド54とスリップ嵌合するような寸
法であり、タレットハウジング60は、図2に最も良く
示すように、ロッド54上で前後に約95mmの距離だけス
ライド自由である。必要に応じて、穴66は、よりスム
ーズな動作のためロッド54または穴66と係合するリ
ニアベアリングを含むことができるし、ロッド54は、
市販の適切なリニアスライド機構で置き替えることもで
きる。 【0010】スプライン軸70は、2つのロッド間に平
行に、且つ、タレットアセンブリ30を回転させるよう
に配設されている。スプライン軸70は、一対の斜角ギ
ア(傘歯車)手段73と74を用い、駆動軸72によっ
て駆動される。後者のギア74は、軸72で締め付けら
れる。駆動軸72は、自動化装置10で制御されるステ
ップモータ(図示せず)により駆動される。斜角ギア7
3は、スプライン軸70のスプラインと嵌合、係合して
いるボアを有し、ベース支持板34に堅固に取り付けら
れているブロック71内で回転するようにされている。
一対のスナップリング69は、ブロック71の各−側上
に配設され、斜角ギヤ73のハブの外径内の適切な溝と
かみ合い、ギアの軸移動を制限するように機能する。ス
プライン軸70の他端、図2に示す右端には、最右脚6
4内で回転される折り返し端75を有する。折り返し端
75は、タイミングベルトプーリ76が配設されている
肩77内で終わる。スナップリング79は、折り返し端
75の端部内に形成された溝内に配設され、タイミング
ベルトプーリ76と右脚64が肩77とスナップリング
79間に挟み込まれ、タレットハウジング60に対し
て、スプライン軸70の軸方向移動を制限する。この配
設によって、タレットハウジング60がロッド54に沿
って移動するとき、スプライン軸70は斜角ギア73の
嵌合ボアを通してその軸に沿って対応する量だけ移動す
る。クリアランス穴81が、ブラケット51内に設けら
れ、タレットハウジング60の前後移動に伴いスプライ
ン軸70がクリアランス穴81から突き出る。また、残
部は軸70と回転的に結合されている。 【0011】タレットアセンブリ30は、図2に示すよ
うに、ベアリング62の内径部と係合する径部82と8
4をもつタレット本体80を有する。もう1つのタイミ
ングベルトプーリ86は、プーリ76と整合され、最右
ベアリング62側に沿って径部84上に配設されてい
る。ナット87は、タレット本体80の最右端上を通
り、プーリ86を肩88に押し付けることによって、ベ
アリング62の内側レースとプーリ86を本体80に固
定する。同様に、ナット90は、タレット本体80の他
端に通され、最左ベアリング62の内側レースを肩92
に押し付け、その内側レースを本体に固定させる。ベア
リング62の外側レースは、タレットハウジング60内
のボア中にスリップされ、アセンブリは、保持リング9
4によりそこに保持される。タイミングベルト96は、
プーリ76、86と駆動係合されており、タレット本体
80を、ステップモータ(図示せず)、軸70、72お
よび斜角ギア手段74によって軸100の回りに選択的
に回転させる。この選択的回転動作は、以下に述べる点
を除いて、ロッド54に沿ったタレットハウジング60
の位置または移動とは独立的である。 【0012】ワイヤ選択および供給ユニット14は、任
意手段によりベース支持板34の端ブラケット50に取
り付けられている、例えば、エアシリンダのようなリニ
アアクチュエータ102を含んでいる。エアシリンダ1
02のピストンロッド106は、貫通穴とロックナット
108の手段によりタレットハウジング60に取り付け
られ、タレットアセンブリを自動装置10の制御の下、
ロッド53に沿って前後に移動させるように配設されて
いる。 【0013】タレットアセンブリ30は、図3、図4お
よび図5に、図2Aと図3Aと関連して見られる断面の
形で示されている。プレスやワイヤ切断剥離装置等の一
般作業ステーション120も、タレットアセンブリ30
の自動装置10との相互動作について図示されている。
タレットアセンブリ30は、図3Aに最も良く示すよう
に複数の(本例では6つの)径方向配列されたスロット
124をもつ本体80を含んでいる。ここで、12個以
上のかかるスロットをもつタレットが適当である。タレ
ット本体80は、略円筒形状であり、主要径部126
と、図3と図3Aに示すように、本体80の右端に配設
された第1のステップダウン径部84と、左端に配設さ
れた第2のステップダウン径部82とを有する。アンダ
ーカット128が、スロット124の各側上の平坦表面
130内で終わる主要径部126の表面に形成され、図
2Aに示すような、略6角形断面を形成する。各スロッ
ト124は、その中で軸100に平行方向に自由にスラ
イドできるような寸法のワイヤホルダ132を有する。
図3Aに最も良く示すように、ワイヤホルダ132は、
そこから外方向に突出する後方停止タブ138をもつ右
端部134と左端136を有する。開口140は、2つ
の端134と136間で、ホルダ132内に配設されて
いる。ワイヤホルダ132の縦軸に平行方向にワイヤを
保持案内するワイヤガイド142は、端部136内に形
成された穴を通して突出する管の長さ部を構成する。ワ
イヤガイド142の内部ボア144は、例えば略1.25mm
〜2.5mmの寸法のワイヤを受容する寸法である。本例で
は、ボア144の径と等しい径をもつ穴であるガイド開
口146は、ボア144と位置合わせされて端部134
を介して配設されており、図3、図4および図5に示す
ように、ワイヤ145の長さ部を受容し、ワイヤをタレ
ット軸に略平行な開口146内に位置付ける。ワイヤホ
ルダ132は、また開口146と反対方向に突出する前
方停止タブ148を有する。 【0014】各ワイヤホルダ132は、図6と図7に最
も良く示すように、ワイヤホルダの端部内に形成された
カットアウト143内に配設されているワイヤクランプ
141を含んでいる。クランプ141は、ピン手段14
7によりワイヤホルダ132に旋回的に取り付けられて
いるシャンク145と、シャンクのいずれかの側上に延
びる一対のタブ149を有する。タブ149の1つは、
カットアウト143内に配設され、クランプ141を、
図6に示すように、反時計回りに旋回させるばね151
と係合している。これによって、他のタブ155の表面
153がワイヤ145とクランプ係合される。カットア
ウト159をもつヨーク157は、ワイヤホルダ13
2′が図7に示すように延びているとき、タブ155を
囲んで係合するように配列されている。ヨーク157
は、更に、装置10の制御の下、矢印161の如く、移
動するように配列されており、ワイヤ供給機構200が
ワイヤ145′と供給係合されると、ヨーク157は、
タブ155を少しだけ上に動かし、ワイヤ供給のため、
解放する。同様に、ヨーク157は、絶縁剥離の間、少
しだけ下方向に移動可能で、ワイヤに対してより大きな
クランプ圧力を与える。 【0015】本体80の各スロット124は、一対のピ
ンと、前方停止ピン150と、ばね接合ピン152を有
する。図3と図3Aからわかるように、ワイヤホルダ1
32とコイル圧縮ばね154がスロット124内に組み
立てられたとき、ばね154は、ばね接合ピン152と
前方停止タブ148の後壁156の間で若干圧縮され、
反対壁158を前方停止ピン150に押し付ける。ピン
150と152は、スロット124の底の穴から突き出
て、穴に嵌合しているスリップ手段によって、またはピ
ンの下端を穴の中に通すことによって、取り外し可能に
組み立てられる。ワイヤホルダ132とばね154は、
図2Aに最も良く示すように、板160の保持手段によ
って、それぞれのスロット124内に保持される。かか
る一対の保持板160は、本体80内に形成された穴1
64中に貫通されたねじファスナ162によって、各ス
ロット124のいずれかの側上の表面130に取り付け
られている。保持板160は、開口146の領域内スロ
ット124の各側部と重ね合っており、ワイヤホルダ1
32をスロット124内に捕え、なお、スロット内での
ホルダの縦方向移動を可能としている。 【0016】フランジ172と内部ボア174をもつ円
筒形状停止カラー170は、図2Aと図3に最も良く示
すように、本体80の主要径部126の回りに配設され
ている。停止カラー170のボアは、本体80がボア内
で軸100に沿う方向にスライド可能となる寸法であ
る。更に、ボアは、以下に説明する目的で、停止カラー
170の長さ部に対するカットアウト175を有する。
一対の角ブラケット174は、ねじファスナ176によ
って、ベース支持板34の、図2Aと図3に示すよう
に、本体80の各側上のフランジ172と係合する位置
に堅固に設けられる。一対の案内ピン178は、各側上
のフランジに付属され、図3に示す如く、左方向にフラ
ンジ175の各側から突出している。一対の案内ブラケ
ット180は、ピン178がそこから突出可能とするク
リアランス穴をもち、ブラケット180の1つはタレッ
トハウジング60の各側に堅固に取り付けられている。
圧縮ばね182は、各ピン178の回りに配列され、ば
ねを案内ピンブラケット180とフランジ172間で圧
縮させ、フランジ172を角ブラケット174に押し付
けている。スナップリングリテーナ179は、図3、図
4および図5に示す如く、ピン178の端部に取り付け
られ、停止カラー170をしっかりと保持している。
【0017】図6と図7は、自動化装置10の制御の
下、ワイヤ145′と係合し、その縦軸に沿って所望量
だけワイヤ145′を供給するように配列されているワ
イヤ供給機構200を示す。供給機構200は、2つの
タイミングベルト206、208と動作的に係合する2
対のタイミングベルトローラ202と204を有する。
4つのローラ20、204は、軸210と212の回転
用である。軸210または212の少なくとも1つは、
それぞれローラ202、204と駆動的に結合され、装
置10によって制御されているステップモータ(図示せ
ず)によって駆動される。他のローラ202、204
は、このプロセスが生じている間中、アイドルローラと
されている。軸210と212は、図6の矢印214で
示されるようにワイヤ145′から離れる方向と反対方
向に、充分な距離だけ移動するように配列され、ローラ
202、204およびベルト206、208がタレット
アセンブリ30をクリアし、その回転を可能とせしめ
る。更に、軸210と212は、ワイヤ145′に向か
ってワイヤ145′とワイヤ供給係合状態で、図6と図
7に示す位置まで移動するように配列されている。 【0018】図7に最も良く示すように、ワイヤ供給機
構200は、ワイヤ145′を延長ワイヤホルダ13
2′の開口146内に係合させるように配列されてい
る。軸210と212を移動させる機構は、ここでは、
図示されていないが、そのための公知の適切な機構が採
用可能である。更に、他の適切なワイヤ供給機構は、例
えば上述のローラやベルト配列の代わりに、ワイヤ係合
駆動輪を用いることができる。 【0019】ワイヤ選択および供給ユニット14の動作
について図1〜図7を参照して説明する。図3に示すよ
うに、タレットアセンブリ30は、左に充分引き込ま
れ、ピストンロッド106は円筒102内で可能な限り
遠く引き抜かれている。ばね154は、ワイヤホルダ1
32の前方停止タブ148を前方停止ピン150に押し
付け、後方停止タブ138と停止カラー170間に少し
のクリアランス220を残している。この点で、自動化
装置10は、処理のため、所望のワイヤを選択できる。
このワイヤ選択は、所望のワイヤを含むワイヤホルダ1
32が、図2Aに示すような9時位置にくるまで、駆動
軸72、斜角ギア74、スプライン軸70、プーリー7
6、86およびタイミングベルト96の手段を用いてタ
レット本体80を回転させることにより行われる。ここ
で、ワイヤ選択および供給のための9時位置は全く任意
であり、ワイヤ供給機構200の適切な係合を可能とす
る回転タレットについて任意の時刻位置で良い。タレッ
トが所望ワイヤ選択のため回転しているとき、完全タレ
ットアセンブリ30は、装置10により、そのベース3
2上で、例えば、プレス16、18の1つ、またはワイ
ヤ切断、剥離ステーション20のような所望の作業ステ
ーション120に隣接するようにタレット位置を設定す
る。円筒102が圧縮されると、ピストンロッド106
は、図4に示すように、タレットアセンブリ30を右側
に動かす。ここで、タレットハウジング60は、2本の
ロッド54に沿ってスライドする。尚、本体80が右側
に動くとき、ワイヤホルダ132′は作業ステーション
120に向かって進み、一方、他のワイヤホルダ132
は、そこに実質的な静止状態になっている。これは、ワ
イヤホルダ132の後方停止タブ138は、角ブラケッ
ト174と接触係合している停止カラー170と接して
いるけれども、ばね154′が前方停止タブ148′を
ピン150′に押し続けているので、ワイヤホルダ13
2′のタブ138′はカットアウト175中に自由に移
動するからである。タレット本体80を回転させること
により、処理のための静止ワイヤホルダ132のばね1
54は、タレット本体80の右方向への移動と同量だけ
圧縮される。更に、ばね182は、タレットハウジング
60に設けられ、図4に示すように右側に動かして、ブ
ラケット180と同様の量だけ圧縮する。 【0020】ワイヤホルダ132′が充分に延びるま
で、タレットハウジング60の右方向移動が継続し、ワ
イヤ145′の端部を、処理のため、図5に示すよう
に、作業ステーション120に送る。作業ステーション
120でのワイヤ処理ステップが完了すると、円筒10
2内の圧力は逆になり、ピストンロッド106がタレッ
トハウジング60を端ブラケット51に向かうのとは反
対方向に移動させる。この移動は、非延長ワイヤホルダ
132のばね154をタレットハウジング60の移動量
に等しい量だけ拡張させ、一方、延長ワイヤホルダ13
2′が、本体80に引き続いて左方向に移動する。かか
る移動は、タレットアセンブリ30が図3に示す位置に
至るまで継続する。この点で、後方停止タブ138′
は、開口175から充分に引き抜かれ、停止カラー17
0のクリアとなる。自動化装置10は、ベアリング62
内でタレット本体80を回転せて、次の処理のため、も
う1つのワイヤを選択する。この回転は、駆動軸72、
斜角ギア74、スプライン軸70、プーリー76と86
およびタイミングベルト96の手段により所望ワイヤを
含むワイヤホルダ132が、図2Aに示すように、9時
位置に至るまで行われる。これによって、選択されたワ
イヤホルダ132′の後方停止タブ138′を開口17
5に位置合わせし、円筒102がタレットハウジング6
0を進めるため圧縮されたとき、ワイヤホルダ132′
がワイヤ145′を所望作業ステーション120に進め
させ得る。 【0021】ワイヤ145′の第1の端部の処理後、ワ
イヤ選択および供給ユニット14は、自動化装置10に
よるベアリング44の手段を用いてタレットアセンブリ
30位置まで回転され、図1に最も良く示すように、ワ
イヤ145′がワイヤ受容機構230と位置合わせされ
る。図5に示すように、ワイヤホルダ132′は、もし
既に延長されていなければ延長され、ワイヤ供給機構2
00は、ワイヤ145′と供給係合状態にされ、ワイヤ
がワイヤ受容機構230を通して所望量だけ供給され
る。そして、切断剥離ステーション20は、装置10に
よって駆動され、供給されたワイヤ145′からワイヤ
セグメントを分離し、剥ぎ取る。コンベア26は、ワイ
ヤ受容機構230を移送し、その関連するワイヤセグメ
ント230を装置10の他の作業ステーションの下流に
移送する。 【0022】図8と図9には、タレットアセンブリの第
2の実施例が符号250として示されている。図中、両
実施例中の同一部は同じ符号が付してある。図示のよう
に、タレットアセンブリ30の停止カラー176、角ブ
ラケット174、ピン178、案内ブラケット180お
よびばね182は、タレットアセンブリ250から省か
れている。更に、タレットハウジング60は、ロッド5
4とスライド係合されているのではなく、ベース支持板
34に堅固に取り付けられている。各ワイヤホルダ25
2は、ピン150と開口254の後壁との間に配設され
た圧縮ばね256を含む前方開口25を有する。ばね2
56は、こうして、図8と図9に示すように、ワイヤホ
ルダ252を左側に、制限ストップ258と接触係合状
態となるように押し付ける。制限ストップ258は、ね
じファスナ262によって本体80の端部260に取り
付けられた円形または六角形状の板であり、作業ステー
ション120から離れる方向にスロット124内でワイ
ヤホルダ252の縦方向移動を制限するように働く。 【0023】例えば、エアシリンダのようなリニアアク
チュエータ26は、何らかの適当な手段で、ベース支持
板34またはタレットハウジング60に固定されてい
る。エアシリンダ264は、軸100に平行な方向に延
び、貫通端部とロックナットのような適当な手段でヨー
ク268に取り付けられたピストンロッドを有する。ヨ
ーク268は、後方停止タブ138の厚さよりも若干大
きい幅をもつU型チャンネル270を有する。シリンダ
264とヨーク268は、図8に示すように、ピストン
ロッド266が完全に引き込められたとき、チャンネル
270がワイヤホルダ252に関連する停止タブ138
と位置合わせされる。このとき、ワイヤホルダ252
は、図2Aのワイヤホルダ132′の位置と同様に9時
位置にある。エアシリンダ264は、9時位置にあるワ
イヤホルダ252′にワイヤ145′の端部を、図9に
示す如く、作業ステーション120内に延長させるよう
にピストンロッド266と関連するヨーク268を延ば
すか、ピストンロッドを図8に示す位置に引き込めるた
めに圧縮可能である。シリンダ264の圧縮は自動化装
置10によって行われる。 【0024】タレットアセンブリ30を用いて、本体8
0が、装置10の制御の下、所望ワイヤを有するワイヤ
ホルダ252′が9時位置に至るまで回転される。そし
て、ワイヤホルダ252′は、シリンダ264によって
延ばされる。この点で、ワイヤ145′の端部は、作業
ステーション120内で処理可能であり、ワイヤ145
は、タレットアセンブリ30について説明したと同様な
方法で、ワイヤ供給機構200をワイヤ145′と供給
係合させることによって、所望量だけ供給される。 【0025】当業者にとって明らかなように、ワイヤ選
択および供給ユニット14にはいくつかの異なる構造変
形例がある。かかる変形は、本例における矩形ではなく
円形または他の断面をもつワイヤホルダ132、152
であり、また2つの移動タイミングベルト206、20
8の代わりに、ワイヤを回転駆動輪と係合させることに
よりワイヤ145′の移動を行う。更に、本発明は、1
2以上の選択可能をワイヤホルダをもつタレットアセン
ブリに有効に利用可能である。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タレットアセンブリの回転部分は小型、コンパクト化さ
れ、従来のワイヤ選択および供給ユニットと比較して回
転慣性を減少せしめることができるので、高速動作およ
び低サイクルタイムを実現できる。また、低重量、コン
パクト構造であるので、装置10によってワイヤ14
5′を3以上の異なる作業ステーションに簡単に且つ迅
速に取り扱うことができる。更に、タレットは、ユニッ
トを他の作業ステーションに移動させると同時に、所望
のワイヤを選択するために回転でき、サイクルタイムに
より減少が可能となる。本発明の他の重要な利点は、選
択されたワイヤの端部を作業ステーションに進め、作業
ステーションがワイヤ切断剥離ユニットであるときに
は、剥離工具からワイヤを引き抜く移動可能ワイヤホル
ダを有するのでワイヤの端部から絶縁を剥ぎ取ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の電気ケーブル製造装置
の主要機能部品を示す図である。 【図2】図1の線2ー2に沿うワイヤ選択および供給装
置の部分断面図である。 【図2A】図2の装置の端面図である。 【図3】すべてのワイヤホルダが充分引き込まれた状態
の図2のワイヤ選択および供給装置の一部断面図であ
る。 【図3A】図3に示すタレット本体とワイヤホルダの斜
視図である。 【図4と図5】1つのワイヤホルダが部分的に進めら
れ、充分に進められた状態の図3についてと同様な図で
ある。 【図6】ワイヤ供給機構を示すタレットの断面図であ
る。 【図7】ワイヤ供給機構の側面図である。 【図8と図9】本発明の他の実施例を示す図3と図5の
同様な図である。 【符号の説明】 10 自動化ケーブル製造装置 14 ワイヤ選択および供給装置 72,74,86,96 回転駆動手段 80 タレット 102,106 ワイヤ送り手段 120 作業ステーション 132 ワイヤホルダ 145,145′ ワイヤ
の主要機能部品を示す図である。 【図2】図1の線2ー2に沿うワイヤ選択および供給装
置の部分断面図である。 【図2A】図2の装置の端面図である。 【図3】すべてのワイヤホルダが充分引き込まれた状態
の図2のワイヤ選択および供給装置の一部断面図であ
る。 【図3A】図3に示すタレット本体とワイヤホルダの斜
視図である。 【図4と図5】1つのワイヤホルダが部分的に進めら
れ、充分に進められた状態の図3についてと同様な図で
ある。 【図6】ワイヤ供給機構を示すタレットの断面図であ
る。 【図7】ワイヤ供給機構の側面図である。 【図8と図9】本発明の他の実施例を示す図3と図5の
同様な図である。 【符号の説明】 10 自動化ケーブル製造装置 14 ワイヤ選択および供給装置 72,74,86,96 回転駆動手段 80 タレット 102,106 ワイヤ送り手段 120 作業ステーション 132 ワイヤホルダ 145,145′ ワイヤ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ケネス・フォスター・フォーク
アメリカ合衆国 ペンシルバニア州
17112 ハリスバーグ フレスノ ドライ
ブ 320
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 それぞれ異なる角度位置に離隔形成され、それぞれがワ
イヤを保持案内する複数のワイヤホルダを有する回転可
能なタレットと、 該タレットを回転させ、選択されたワイヤを供給装置に
移動する回転駆動手段と、 前記選択ワイヤを所定量だけ縦軸に沿って移動させるワ
イヤ送り手段と、を備えて成ることを特徴とするワイヤ
選択および供給装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/484,709 | 1990-02-26 | ||
US07/484,709 US4997173A (en) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | Rotary wire selection and feed apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201612A true JPH05201612A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=23925269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3054103A Pending JPH05201612A (ja) | 1990-02-26 | 1991-02-26 | ワイヤ選択および供給装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4997173A (ja) |
JP (1) | JPH05201612A (ja) |
DE (1) | DE4105631A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7045911B2 (en) * | 2003-12-16 | 2006-05-16 | F.G. Wilson | Electric power generation arrangement with rotary cabling guide |
DE102006032361B3 (de) | 2006-07-13 | 2008-02-14 | Schäfer Werkzeug- und Sondermaschinenbau GmbH | Vorrichtung zur wahlweisen Zuführung von Kabeln zu einem von zwei antreibbaren Reibrollen begrenzten Spalt |
DE102009031076B3 (de) | 2009-03-18 | 2010-08-19 | Schäfer Werkzeug- und Sondermaschinenbau GmbH | Vorrichtung zur wahlweisen Zuführung von Kabeln zu einem von zwei Rotationskörpern begrenzten Spalt |
JP5423255B2 (ja) * | 2009-09-01 | 2014-02-19 | 住友電装株式会社 | 電線交換機能付き電線調尺装置 |
JP5794103B2 (ja) * | 2011-10-27 | 2015-10-14 | 住友電装株式会社 | 電線交換機構付き電線調尺装置 |
EP2787380A1 (en) * | 2013-04-03 | 2014-10-08 | Tyco Electronics Nederland B.V. | Cable sorter automat and method for automatically sorting cables |
MX388123B (es) | 2016-01-26 | 2025-03-19 | Komax Holding Ag | Dispositivo procesador de cables. |
JP6387061B2 (ja) * | 2016-09-20 | 2018-09-05 | 本田技研工業株式会社 | 剥離装置 |
DE102021107699A1 (de) * | 2020-08-06 | 2022-02-10 | Zoller & Fröhlich GmbH | Ablängautomat |
Family Cites Families (10)
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US3693250A (en) * | 1970-07-20 | 1972-09-26 | William J Brorein | Method of making metallic sheathed cables with foam cellular polyolefin insulation and method of making |
US4247980A (en) * | 1979-05-14 | 1981-02-03 | Amp Incorporated | Wire feed and contact insertion apparatus |
US4622733A (en) * | 1984-01-25 | 1986-11-18 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Branch wire connecting apparatus |
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DE8603277U1 (de) * | 1986-02-07 | 1987-11-26 | Grote & Hartmann Gmbh & Co Kg, 5600 Wuppertal | Vorrichtung zum Wechseln von elektrischen Leitungen beim Bestücken mit elektrischen Verbindern |
JPH0810027B2 (ja) * | 1986-04-10 | 1996-01-31 | 本田技研工業株式会社 | 車両用変速機における流体トルクコンバータ用クラッチの制御方法 |
DE3703011A1 (de) * | 1987-02-02 | 1988-08-18 | Fraunhofer Ges Forschung | Werkzeug zum verlegen und ablaengen von kabeln mit hilfe einer handhabungseinrichtung |
US4879934A (en) * | 1987-10-08 | 1989-11-14 | Amp Incorporated | Selective wire feed for a plurality of wires |
-
1990
- 1990-02-26 US US07/484,709 patent/US4997173A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-22 DE DE4105631A patent/DE4105631A1/de not_active Ceased
- 1991-02-26 JP JP3054103A patent/JPH05201612A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4105631A1 (de) | 1991-08-29 |
US4997173A (en) | 1991-03-05 |
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