JPH05200873A - オーナメント付き成形品の製造方法 - Google Patents
オーナメント付き成形品の製造方法Info
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- JPH05200873A JPH05200873A JP3425792A JP3425792A JPH05200873A JP H05200873 A JPH05200873 A JP H05200873A JP 3425792 A JP3425792 A JP 3425792A JP 3425792 A JP3425792 A JP 3425792A JP H05200873 A JPH05200873 A JP H05200873A
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- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/14—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor using multilayered preforms or sheets
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂表皮材の一部にオーナメントが貼着
された成形品を少ない工程数で製造し、手間と時間とコ
ストを削減する。 【構成】 裏面にホットメルトフィルム接着剤32を備
えたオーナメント30を、第一通気性成形型1のオーナ
メント成形部位4と第二成形型12とで加圧成形すると
ともにオーナメント成形部位4に吸引保持する。表面に
接着剤を塗布した基材34を第三成形型18にセットす
る。加熱した合成樹脂表皮材37を、第一通気性成形型
1と第三成形型18とで加圧成形するとともに第一通気
性成形型1で真空成形し、これと同時に、基材34の表
面に合成樹脂表皮材37を加圧して前記接着剤により貼
着するとともに、合成樹脂表皮材37の表面の一部にオ
ーナメント30を加圧して前記ホットメルトフィルム接
着剤32により貼着する。
された成形品を少ない工程数で製造し、手間と時間とコ
ストを削減する。 【構成】 裏面にホットメルトフィルム接着剤32を備
えたオーナメント30を、第一通気性成形型1のオーナ
メント成形部位4と第二成形型12とで加圧成形すると
ともにオーナメント成形部位4に吸引保持する。表面に
接着剤を塗布した基材34を第三成形型18にセットす
る。加熱した合成樹脂表皮材37を、第一通気性成形型
1と第三成形型18とで加圧成形するとともに第一通気
性成形型1で真空成形し、これと同時に、基材34の表
面に合成樹脂表皮材37を加圧して前記接着剤により貼
着するとともに、合成樹脂表皮材37の表面の一部にオ
ーナメント30を加圧して前記ホットメルトフィルム接
着剤32により貼着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用ドアト
リムのように、表面の一部にオーナメントが貼着された
成形品の製造方法に関するものである。
リムのように、表面の一部にオーナメントが貼着された
成形品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアトリムの多くは、基材の表
面に加飾のためのシボ模様付き合成樹脂表皮材を貼着し
てなるが、これをさらに加飾する技術の一つとして、合
成樹脂表皮材の中央部に織物又は編物からなるオーナメ
ントを貼着することが行われている。従来、このような
ドアトリムの製造は、特開平2−111526号に示さ
れているように、予め基材に合成樹脂表皮材を成形・貼
着しておき、この合成樹脂表皮材の表面に後加工にてオ
ーナメントを成形・貼着するという方法で行われてい
た。
面に加飾のためのシボ模様付き合成樹脂表皮材を貼着し
てなるが、これをさらに加飾する技術の一つとして、合
成樹脂表皮材の中央部に織物又は編物からなるオーナメ
ントを貼着することが行われている。従来、このような
ドアトリムの製造は、特開平2−111526号に示さ
れているように、予め基材に合成樹脂表皮材を成形・貼
着しておき、この合成樹脂表皮材の表面に後加工にてオ
ーナメントを成形・貼着するという方法で行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このドアト
リムの製造方法では、合成樹脂表皮材の成形・貼着工程
とオーナメントの貼着工程とが分けられていたため、工
程数が多く、従って多大な手間と時間とコストがかかる
という問題があった。
リムの製造方法では、合成樹脂表皮材の成形・貼着工程
とオーナメントの貼着工程とが分けられていたため、工
程数が多く、従って多大な手間と時間とコストがかかる
という問題があった。
【0004】本発明の目的は、合成樹脂表皮材の一部に
オーナメントが貼着された成形品を少ない工程数で製造
することができ、従って手間と時間とコストを削減する
ことができる新規なオーナメント付き成形品の製造方法
を提供することにある。
オーナメントが貼着された成形品を少ない工程数で製造
することができ、従って手間と時間とコストを削減する
ことができる新規なオーナメント付き成形品の製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のオーナメント付き成形品の製造方法は、裏
面にホットメルト接着剤を備えたオーナメントを、第一
通気性成形型のオーナメント成形部位と第二成形型とで
加圧成形するとともにオーナメント成形部位に吸引保持
し、これと同時にオーナメントの周縁余剰部をトリミン
グする工程と、表面に接着剤を塗布した基材を第三成形
型にセットする工程と、加熱した合成樹脂表皮材を、前
記オーナメントを吸引保持した第一通気性成形型と前記
基材をセットした第三成形型とで加圧成形するとともに
第一通気性成形型で真空成形し、これと同時に、基材の
表面に合成樹脂表皮材を加圧して前記接着剤により貼着
するとともに、合成樹脂表皮材の表面の一部にオーナメ
ントを加圧して前記ホットメルト接着剤により貼着する
工程とを含む構成とした。
に、本発明のオーナメント付き成形品の製造方法は、裏
面にホットメルト接着剤を備えたオーナメントを、第一
通気性成形型のオーナメント成形部位と第二成形型とで
加圧成形するとともにオーナメント成形部位に吸引保持
し、これと同時にオーナメントの周縁余剰部をトリミン
グする工程と、表面に接着剤を塗布した基材を第三成形
型にセットする工程と、加熱した合成樹脂表皮材を、前
記オーナメントを吸引保持した第一通気性成形型と前記
基材をセットした第三成形型とで加圧成形するとともに
第一通気性成形型で真空成形し、これと同時に、基材の
表面に合成樹脂表皮材を加圧して前記接着剤により貼着
するとともに、合成樹脂表皮材の表面の一部にオーナメ
ントを加圧して前記ホットメルト接着剤により貼着する
工程とを含む構成とした。
【0006】ここで、「オーナメント」の材質として
は、織物、編物、天然皮革、合成皮革等を例示できる。
「ホットメルト接着剤」は、オーナメントを非通気性又
は低通気性にするように設けられていることが好まし
く、例えばホットメルトフィルム接着剤を使用できる。
「合成樹脂表皮材」の材質は一般的な熱可塑性樹脂であ
り、一層構造でもよく、発泡合成樹脂シート等を含む複
数層構造でもよい。「基材」の材質としては、木質ボー
ド、合成樹脂、ゴム等を例示することができる。
は、織物、編物、天然皮革、合成皮革等を例示できる。
「ホットメルト接着剤」は、オーナメントを非通気性又
は低通気性にするように設けられていることが好まし
く、例えばホットメルトフィルム接着剤を使用できる。
「合成樹脂表皮材」の材質は一般的な熱可塑性樹脂であ
り、一層構造でもよく、発泡合成樹脂シート等を含む複
数層構造でもよい。「基材」の材質としては、木質ボー
ド、合成樹脂、ゴム等を例示することができる。
【0007】
【作用】本発明のオーナメント付き成形品の製造方法に
よれば、合成樹脂表皮材の成形及び基材に対する貼着
と、オーナメントの合成樹脂表皮材に対する貼着とを、
一工程で同時に行うことができるので、工程数が少なく
なる。
よれば、合成樹脂表皮材の成形及び基材に対する貼着
と、オーナメントの合成樹脂表皮材に対する貼着とを、
一工程で同時に行うことができるので、工程数が少なく
なる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を自動車用ドアトリムの製造方
法に具体化した実施例について、図面を参照して説明す
る。まず、本実施例で使用する装置について説明してお
くと、図1、図2等に示すように、第一通気性成形型1
には通気性電鋳殻2が使用されている。この通気性電鋳
殻2は、例えば特公平2−14434号公報に示された
方法により製造され、裏面側ほど拡径した多数の通気孔
3が電鋳と同時に形成されている。また、成形面にはシ
ボ模様が形成され、成形面の中央部にある凸状のオーナ
メント成形部位4の回りには凸条5が形成されている。
法に具体化した実施例について、図面を参照して説明す
る。まず、本実施例で使用する装置について説明してお
くと、図1、図2等に示すように、第一通気性成形型1
には通気性電鋳殻2が使用されている。この通気性電鋳
殻2は、例えば特公平2−14434号公報に示された
方法により製造され、裏面側ほど拡径した多数の通気孔
3が電鋳と同時に形成されている。また、成形面にはシ
ボ模様が形成され、成形面の中央部にある凸状のオーナ
メント成形部位4の回りには凸条5が形成されている。
【0009】通気性電鋳殻2の背面周縁部には支持枠6
が取付けられ、その上端が基盤7で塞がれることによ
り、通気性電鋳殻2の背面に減圧室が形成されている。
この減圧室は、仕切板9によりオーナメント成形部位4
の背面の第一減圧室8aと残部の第二減圧室8bの二つ
に分割され、各々の減圧室8a,8bにはバルブ24等
を介して真空ポンプ等の減圧装置22が接続されてい
る。通気性電鋳殻2の背面は、多数の金属球10(例え
ば鋼球)がエポキシ樹脂で球間の通気性を失わないよう
に固められた充填物(作図の便宜上、一部省略して図示
している)によってバックアップされている。また、通
気性電鋳殻2の背面の要所には冷却水の流れる冷却管1
1が配設されている。
が取付けられ、その上端が基盤7で塞がれることによ
り、通気性電鋳殻2の背面に減圧室が形成されている。
この減圧室は、仕切板9によりオーナメント成形部位4
の背面の第一減圧室8aと残部の第二減圧室8bの二つ
に分割され、各々の減圧室8a,8bにはバルブ24等
を介して真空ポンプ等の減圧装置22が接続されてい
る。通気性電鋳殻2の背面は、多数の金属球10(例え
ば鋼球)がエポキシ樹脂で球間の通気性を失わないよう
に固められた充填物(作図の便宜上、一部省略して図示
している)によってバックアップされている。また、通
気性電鋳殻2の背面の要所には冷却水の流れる冷却管1
1が配設されている。
【0010】図1、図2等に示すように、オーナメント
成形用の第二成形型12は、第一通気性成形型1のオー
ナメント成形部位4に対応した形状の成形面をもつエポ
キシ樹脂製の型本体13を備え、該型本体13は基盤1
4に対して案内部材15とばね16とにより上下動可能
に支持されている。型本体13の周囲には基盤14に固
定された加熱用ヒータ付き切断刃17が配設されてい
る。図4、図5等に示すように、基材セット用の第三成
形型18は、第一通気性成形型1に対応した形状の成形
面をもつエポキシ樹脂製の型本体19を備え、第一通気
性成形型1の凸条5に対応した部位には凹溝20が形成
されている。型本体19の背面は基盤21により支持さ
れている。
成形用の第二成形型12は、第一通気性成形型1のオー
ナメント成形部位4に対応した形状の成形面をもつエポ
キシ樹脂製の型本体13を備え、該型本体13は基盤1
4に対して案内部材15とばね16とにより上下動可能
に支持されている。型本体13の周囲には基盤14に固
定された加熱用ヒータ付き切断刃17が配設されてい
る。図4、図5等に示すように、基材セット用の第三成
形型18は、第一通気性成形型1に対応した形状の成形
面をもつエポキシ樹脂製の型本体19を備え、第一通気
性成形型1の凸条5に対応した部位には凹溝20が形成
されている。型本体19の背面は基盤21により支持さ
れている。
【0011】さて、上記装置を使用して行ったドアトリ
ムの製造方法について、工程順に説明する。 (1)オーナメントの成形工程 図1に示すように、第一通気性成形型1のオーナメント
成形部位4と第二成形型12との間に、周縁部をチャッ
クしたオーナメント30をセットする。このオーナメン
ト30は、厚さ約1mmの織物31と、その裏面に貼着
された厚さ約0.05mmで非通気性のホットメルトフ
ィルム接着剤32とからなり、織物31を第一通気性成
形型1に、ホットメルトフィルム接着剤32を第二成形
型12に各々向けてセットする。続いて、図2に示すよ
うに両成形型1,12を合せて、次の〜を同時に行
う。
ムの製造方法について、工程順に説明する。 (1)オーナメントの成形工程 図1に示すように、第一通気性成形型1のオーナメント
成形部位4と第二成形型12との間に、周縁部をチャッ
クしたオーナメント30をセットする。このオーナメン
ト30は、厚さ約1mmの織物31と、その裏面に貼着
された厚さ約0.05mmで非通気性のホットメルトフ
ィルム接着剤32とからなり、織物31を第一通気性成
形型1に、ホットメルトフィルム接着剤32を第二成形
型12に各々向けてセットする。続いて、図2に示すよ
うに両成形型1,12を合せて、次の〜を同時に行
う。
【0012】 オーナメント30を立体形状に加圧成
形する。 減圧装置22により第一通気性成形型1の第一減圧
室8aを減圧し、オーナメント成形部位4にオーナメン
ト30を吸引保持する。このとき、オーナメント30は
ホットメルトフィルム接着剤32により非通気性になっ
ているので、確実に吸引される。 凸条5に当たる加熱用ヒータ付き切断刃17によ
り、オーナメント30の周縁余剰部33をトリミングす
る。
形する。 減圧装置22により第一通気性成形型1の第一減圧
室8aを減圧し、オーナメント成形部位4にオーナメン
ト30を吸引保持する。このとき、オーナメント30は
ホットメルトフィルム接着剤32により非通気性になっ
ているので、確実に吸引される。 凸条5に当たる加熱用ヒータ付き切断刃17によ
り、オーナメント30の周縁余剰部33をトリミングす
る。
【0013】(2)基材のセット工程 図4に示すように、第三成形型18の上面に基材34を
セットする。この基材34は厚さ約2mmの通気性を備
えた木質ボードにより形成され、表面の中央部にある凹
状のオーナメント貼着部位35の回りには凹溝36が形
成されている。基材34の表面には接着剤(図示略)を
塗布しておく。
セットする。この基材34は厚さ約2mmの通気性を備
えた木質ボードにより形成され、表面の中央部にある凹
状のオーナメント貼着部位35の回りには凹溝36が形
成されている。基材34の表面には接着剤(図示略)を
塗布しておく。
【0014】(3)合成樹脂表皮材の成形・貼着及びオ
ーナメントの貼着工程 周縁部をチャックした合成樹脂表皮材37を、図3に示
すようにヒータ23により加熱した後、直ちに図4に示
すように、第一通気性成形型1と第三成形型18との間
にセットする。この合成樹脂表皮材37は、厚さ約0.
3mmの熱可塑性合成樹脂シート38と、その裏面に貼
着された厚さ約3mmの発泡合成樹脂シート39とから
なり、熱可塑性合成樹脂シート38を第一通気性成形型
1に、発泡合成樹脂シート39を第三成形型18に各々
向けてセットする。続いて、図5及び図6に示すように
両成形型1,18を合せて、次の〜を同時に行う。
ーナメントの貼着工程 周縁部をチャックした合成樹脂表皮材37を、図3に示
すようにヒータ23により加熱した後、直ちに図4に示
すように、第一通気性成形型1と第三成形型18との間
にセットする。この合成樹脂表皮材37は、厚さ約0.
3mmの熱可塑性合成樹脂シート38と、その裏面に貼
着された厚さ約3mmの発泡合成樹脂シート39とから
なり、熱可塑性合成樹脂シート38を第一通気性成形型
1に、発泡合成樹脂シート39を第三成形型18に各々
向けてセットする。続いて、図5及び図6に示すように
両成形型1,18を合せて、次の〜を同時に行う。
【0015】 合成樹脂表皮材37を立体形状に加圧
成形する。 減圧装置22により第一通気性成形型1の第二減圧
室8bを減圧し、第一通気性成形型1に合成樹脂表皮材
37を凹引き真空成形して、シボ模様を転写賦形する。 基材34の表面に合成樹脂表皮材37を加圧し、該
表面の接着剤により貼着する。 合成樹脂表皮材37の表面にオーナメント30を加
圧し、該合成樹脂表皮材37の熱で溶融したホットメル
トフィルム接着剤32により貼着する。 第一通気性成形型1の凸条5と基材34の凹溝36
との嵌合により、オーナメント30の周縁部を凹溝36
の内側壁に回り込ませる。従って、オーナメント30を
位置決め精度良く綺麗に貼着できる。
成形する。 減圧装置22により第一通気性成形型1の第二減圧
室8bを減圧し、第一通気性成形型1に合成樹脂表皮材
37を凹引き真空成形して、シボ模様を転写賦形する。 基材34の表面に合成樹脂表皮材37を加圧し、該
表面の接着剤により貼着する。 合成樹脂表皮材37の表面にオーナメント30を加
圧し、該合成樹脂表皮材37の熱で溶融したホットメル
トフィルム接着剤32により貼着する。 第一通気性成形型1の凸条5と基材34の凹溝36
との嵌合により、オーナメント30の周縁部を凹溝36
の内側壁に回り込ませる。従って、オーナメント30を
位置決め精度良く綺麗に貼着できる。
【0016】(4)離型工程 第一通気性成形型1と第三成形型18を開けば、図7に
示すようなドアトリム40が得られる。なお、合成樹脂
表皮材37の周縁余剰部は、前工程の型合わせ時又は離
型後にトリミングする。
示すようなドアトリム40が得られる。なお、合成樹脂
表皮材37の周縁余剰部は、前工程の型合わせ時又は離
型後にトリミングする。
【0017】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)第一通気性成形型として、例えば通気孔をレーザ
加工した電鋳型、通気性セラミック型等を使用すること
もできる。 (2)本発明は、ドアトリム以外の自動車用内装品、家
具、電化製品のケース、その他の各種成形品に具体化す
ることもできる。
れるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。 (1)第一通気性成形型として、例えば通気孔をレーザ
加工した電鋳型、通気性セラミック型等を使用すること
もできる。 (2)本発明は、ドアトリム以外の自動車用内装品、家
具、電化製品のケース、その他の各種成形品に具体化す
ることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明のオーナメント付き成形品の製造
方法は、上記の通り構成されているので、合成樹脂表皮
材の一部にオーナメントが貼着された成形品を少ない工
程数で製造することができ、従って手間と時間とコスト
を削減することができるという優れた効果を奏する。
方法は、上記の通り構成されているので、合成樹脂表皮
材の一部にオーナメントが貼着された成形品を少ない工
程数で製造することができ、従って手間と時間とコスト
を削減することができるという優れた効果を奏する。
【図1】実施例のオーナメントの成形工程における型合
せ前の断面図である。
せ前の断面図である。
【図2】同工程における型合せ時の断面図である。
【図3】合成樹脂表皮材の加熱時の断面図である。
【図4】合成樹脂表皮材の成形・貼着及びオーナメント
の貼着工程における型合せ前の断面図である。
の貼着工程における型合せ前の断面図である。
【図5】同工程における型合せ時の断面図である。
【図6】図5における要部の拡大断面図である。
【図7】製造されたドアトリムの断面図である。
1 第一通気性成形型 4 オーナメン
ト成形部位 12 第二成形型 18 第三成形
型 30 オーナメント 31 織物 32 ホットメルトフィルム接着剤 33 周縁余剰
部 34 基材 37 合成樹脂
表皮材 38 熱可塑性合成樹脂シート 39 発泡合成
樹脂シート 40 ドアトリム
ト成形部位 12 第二成形型 18 第三成形
型 30 オーナメント 31 織物 32 ホットメルトフィルム接着剤 33 周縁余剰
部 34 基材 37 合成樹脂
表皮材 38 熱可塑性合成樹脂シート 39 発泡合成
樹脂シート 40 ドアトリム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F 31:58 4F
Claims (1)
- 【請求項1】 裏面にホットメルト接着剤を備えたオー
ナメントを、第一通気性成形型のオーナメント成形部位
と第二成形型とで加圧成形するとともにオーナメント成
形部位に吸引保持し、これと同時にオーナメントの周縁
余剰部をトリミングする工程と、 表面に接着剤を塗布した基材を第三成形型にセットする
工程と、 加熱した合成樹脂表皮材を、前記オーナメントを吸引保
持した第一通気性成形型と前記基材をセットした第三成
形型とで加圧成形するとともに第一通気性成形型で真空
成形し、これと同時に、基材の表面に合成樹脂表皮材を
加圧して前記接着剤により貼着するとともに、合成樹脂
表皮材の表面の一部にオーナメントを加圧して前記ホッ
トメルト接着剤により貼着する工程とを含むオーナメン
ト付き成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3425792A JPH05200873A (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | オーナメント付き成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3425792A JPH05200873A (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | オーナメント付き成形品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05200873A true JPH05200873A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12409124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3425792A Pending JPH05200873A (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | オーナメント付き成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05200873A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253857A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Konan Tokushu Sangyo Kk | オーナメント付熱可塑性樹脂シートの成形方法及び成形用型 |
JP2012240308A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Toyota Motor Corp | 車両用内装材の製造方法 |
EP2780149B1 (fr) * | 2011-11-14 | 2020-05-13 | Atelier Pras | Procédé de fabrication d'une pièce rigide revêtue au moins partiellement par un revêtement en cuir naturel |
-
1992
- 1992-01-25 JP JP3425792A patent/JPH05200873A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253857A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Konan Tokushu Sangyo Kk | オーナメント付熱可塑性樹脂シートの成形方法及び成形用型 |
JP2012240308A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Toyota Motor Corp | 車両用内装材の製造方法 |
EP2780149B1 (fr) * | 2011-11-14 | 2020-05-13 | Atelier Pras | Procédé de fabrication d'une pièce rigide revêtue au moins partiellement par un revêtement en cuir naturel |
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