JPH05196280A - ダクト式空気調和機 - Google Patents
ダクト式空気調和機Info
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- JPH05196280A JPH05196280A JP4005309A JP530992A JPH05196280A JP H05196280 A JPH05196280 A JP H05196280A JP 4005309 A JP4005309 A JP 4005309A JP 530992 A JP530992 A JP 530992A JP H05196280 A JPH05196280 A JP H05196280A
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Abstract
調負荷により取入れ外気量の範囲を自由に設定でき、最
適な換気量を制御することを目的とする。 【構成】 このダクト式空気調和機は外気を複数の被空
調室の各部屋1へ誘引するため、ダクト式空気調和機の
吸い込み部6aと外壁間のダクト部6に設置された換気
用送風装置17である。この換気用送風装置17の送風
機18からの、実際の換気風量を測定する換気風量測定
手段19を有し、複数の被空調室1の各室内温度の変化
状態を測定する、熱負荷測定手段21である室温センサ
ーと上記熱負荷決定手段21より決定される設定風量決
定手段22と必要換気風量可変幅を切り替え可能な換気
風量希釈率可変幅切り換え手段23換気風量希釈率決定
手段24より決定される換気風量決定手段25と上記換
気風量をダンパ20aの開閉により調整する送風調整手
段20とを具備したものである。
Description
機に係り、特に、外気導入による換気が可能な外気量制
御を行うことにより、様々な住宅の気密性能に対して
も、最適な換気量を確保することが可能な空気調和機に
関するものである。
に公報に示された従来の取入れ外気量の制御装置に関す
る空調システムの全体構成図5はその制御ブロック図で
ある。図において1は部屋(被空調室)、2は主ダク
ト、3は吹出ダクト、4は風量調整ダンパー、5は戻り
空気用換気ダクト、6は外気取入れダクト、7は取入れ
外気検出器、8はダンパ開閉状態検出器、9は必要な取
入れ外気量算出式、10は必要な取入れ外気量決定手
段、11は取入れ外気量調節比例ダンパ開度決定手段、
12は同開度制御手段、13は取入れ外気量調節比例ダ
ンパ、13aは外気量調節比例ダンパ制御部、14は取
入れ外気量の制御装置、15は外気取入口、16は環気
量調節比例ダンパ、16aは環気量調節比例ダンパ制御
部である。
スフローチャートに基づいて説明する。まず、制御器1
4の電源投入によりスタートし、ステップS1で運転開
始に必要な項目や取入れ外気量調節比例ダンパ13の開
度の初期値の設定を行い、制御ループの中に入る。ステ
ップS2でダンパ開閉状態の検出器8からの信号により
風量制御ダンパ4の開閉状態を検知しステップS3で取
入れ外気量を検知する。次に、ステップS4では、ステ
ップS2で検知された各風量調節ダンパ4の開度と各風
量調整ダンパ4の全開の時の所要外気量から必要な取入
れ外気量を決定する。ステップS5では、ステップS3
で検知された必要な取入れ外気量との比較により取入れ
外気量調節比例ダンパ13の開度を決定する。即ち、決
定された必要な取入れ外気量が検知された取入れ外気量
より多い場合には、取入れ外気量調節比例ダンパ8の開
度を大きくし、逆の場合は取入れ外気量調節比例ダンパ
の開度を小さくする。また、取入れ外気量調節比例ダン
パ13とその制御部13aとを用いる変わりに、環気量
調節比例ダンパ16とその制御部16aとを用いてもよ
い。即ち、決定された必要な取入れ外気量が検知された
取入れ外気量よりも多い場合には、環気量調節比例ダン
パ16の開度を小さくして環気量を減らし、結果的に外
気量を多くする。逆の場合には、環気量調節比例ダンパ
16の開度を大きくして環気量を増やし、結果的に取入
れ外気量を少なくする。ステップS6では、ステップS
5で決定された開度となるように取入れ外気量調節比例
ダンパ16の開度の制御指示を行う。ステップS7で
は、ステップS2からステップS6の処理ループを所定
時間毎に行うための持ち処理である。
御装置は以上のように構成されているため、予め、取入
れ外気量が限定されており、様々な住宅の気密性能に対
して取入れ外気量の範囲を変化できない為に、空調負荷
としては大きくなる可能性もあり、また逆の場合も考え
られ、特に気密性能が良い住宅においては、取り込み外
気量が不足し、人体に悪影響を与える事も予測される、
などの問題点があった。
になされたもので、住宅の気密性能、在室人員、空調負
荷の要素を考慮して取入れ外気量の範囲を切り替えて設
定でき、種々の気密性能の住宅に対しても最適な換気量
を制御することを目的とする。
空気調和機は換気風量を確保する換気用送風機と、この
換気用送風機の換気風量を検出し、実際の換気風量を測
定する換気風量測定手段と、ダンパーとダンパとを駆動
させる駆動手段を設けた換気風量調整手段とから成る換
気用送風装置を外壁とダクト式空気調和機の吸込み部と
間に備え、複数の被空調室の室内温度を検出し、各被空
調室の熱負荷を測定する熱負荷測定手段と、この熱負荷
測定手段の出力により被空調室毎の設定風量を決定する
設定風量決定手段と、各被空調室に必要な換気風量の可
変幅を切換える換気風量希釈率可変幅切換手段と、この
換気風量希釈率可変幅切換手段の切換量により被空調室
に必要な換気風量希釈率を決定する換気風量希釈率決定
手段と、上記設定風量決定手段と換気風量希釈率決定手
段とからの設定風量と換気風量希釈率から実際の換気風
量を決定する換気風量決定手段とを備えたものである。
気密性能等に対して異なる換気風量希釈率可変幅を換気
風量希釈率可変幅切り替え手段の出力により切り替え換
気風量希釈率を決定し、複数の被空調室の各室内の熱負
荷変化状態より決定される各室内の設定風量決定手段の
出力により各室内の必要換気風量を全て満足できる希釈
率より、その運転時に必要な換気風量を換気風量決定手
段にて決定し、この換気風量が得られるように、換気用
送風機を駆動すると共に、換気風量測定手段により測定
される値を基に、送風調整手段のダンパを開閉し、換気
風量決定手段にて決定した換気風量が得られる様に調整
するものである。
する。図において17は外気を複数の被空調室の各部屋
1へ誘引するために、ダクト式空気調和機の吸い込み部
5と外壁間のダクト部11に設置された換気用送風装置
で、換気量を確保する換気用送風機18と、この換気用
送風機18の換気風量を検出し、実際の換気風量を測定
する換気風量測定手段19と、ダンパー20aとダンパ
ー20bを駆動させる駆動手段(図示されていない)か
らなる換気風量調整手段20とから構成されている。2
1は複数の被空調室1の室内温度を検出し、各被空調室
1の熱負荷を測定する熱負荷測定手段、22はこの熱負
荷測定手段の室温センサー21aからの測定出力により
被空調室1毎の設定風量を決定する設定風量決定手段、
23は換気風量希釈率可変幅切換手段で、各被空調室1
に必要な換気風量の可変幅を切換えるものである。24
はこの換気風量希釈率可変幅切換手段23の切換量によ
り被空調室1に必要な換気風量希釈率を決定する換気風
量希釈率決定手段、25はこれら設定風量決定手段22
と換気風量希釈率決定手段24とからの設定風量出力と
換気風量希釈率出力から実際の換気風量を決定する換気
風量決定手段で、上記換気用送風装置17の換気風量調
整手段20に出力し、ダンパー20aを開閉調整するも
のである。
ロック図を使用し説明する。この発明におけるダクト式
空気調和機は、住宅気密性能に対して変化させる換気風
量希釈率可変幅切り替え手段23により希釈率可変幅を
決定する。この希釈率可変幅は図3に示しているよう
に、住宅気密性能を表す自然換気回数の値により、その
本体空調機の送風量に対する外気導入量の変化幅を示し
たもので、この本体送風量に対する外気導入量の割合が
換気風量希釈率可変幅となる。この換気風量希釈率の可
変幅を基に以下の制御を行っていく。複数の被空調室の
各室内1の熱負荷変化状態より各室内の設定風量を設定
風量決定手段22により決定する。
きる最適な希釈率を各室内設定風量とその部屋に必要な
換気風量との相関関係より各室内の必要換気量を全て満
足できる最適な希釈率を決定し、その時に必要な複数の
被空調室に対する換気風量を換気風量決定手段25にて
決定する。この換気風量が得られるように、換気用送風
機18を駆動すると共に、換気風量測定手段19により
測定される値を基に、送風調整手段20のダンパ20a
の開閉度合を調整する。
風量を確保する換気用送風機と、この換気用送風機の換
気風量を検出し、実際の換気風量を測定する換気風量測
定手段と、ダンパーとダンパとを駆動させる駆動手段を
設けた換気風量調整手段とから成る換気用送風装置を外
壁とダクト式空気調和機の吸込み部と間に備え、複数の
被空調室の室内温度を検出し、各被空調室の熱負荷を測
定する熱負荷測定手段と、この熱負荷測定手段の出力に
より被空調室毎の設定風量を決定する設定風量決定手段
と、各被空調室に必要な換気風量の可変幅を切換える換
気風量希釈率可変幅切換手段と、この換気風量希釈率可
変幅切換手段の切換量により被空調室に必要な換気風量
希釈率を決定する換気風量希釈率決定手段と、上記設定
風量決定手段と換気風量希釈率決定手段とからの設定風
量と換気風量希釈率から実際の換気風量を決定する換気
風量決定手段を備えた構成としたので、種々の気密性能
の住宅に対して最適な換気風量を確保し、しかもダクト
式空気調和機の一部として使用するために各居室に対す
る必要換気風量も十分に確保することができる。更に、
換気ロスを最低減に押さえることができる為、省エネ性
も向上する効果がある。
を示す全体構成図である。
る。
示す特性図である。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 空気を送風機でダクトを介して複数の各
被空調室内に分配し送風する集中送風手段と、上記ダク
ト部に設置され上記各被空調室へダンパーの開閉により
冷風または温風量を調整する送風量調整手段と、この送
風量調整手段のダンパー開度を試運転の時、各一台毎に
開閉度合を変えると共に、他を全閉とするダンパー制御
手段と、上記送風機の送風量を検出し、実際の送風量を
測定する風量測定手段と、上記送風機によるダクト内の
送風空気圧力を検出し、実際のダクト内の圧力を測定す
る圧力測定手段と、これら圧力測定手段と風量測定手段
とダンパー制御手段との各出力により上記送風量調整手
段の通過風量とダンパ開閉度合とダクト内圧力との相関
関係を演算し送風抵抗を算出する風量演算手段とを具備
してなるダクト式空気調和機において、換気風量を確保
する換気用送風機と、この換気用送風機の換気風量を検
出し、実際の換気風量を測定する換気風量測定手段と、
ダンパーとダンパとを駆動させる駆動手段を設けた換気
風量調整手段とから成る換気用送風装置を外壁とダクト
式空気調和機の吸込み部と間に備え、複数の被空調室の
室内温度を検出し、各被空調室の熱負荷を測定する熱負
荷測定手段と、この熱負荷測定手段の出力により被空調
室毎の設定風量を決定する設定風量決定手段と、各被空
調室に必要な換気風量の可変幅を切換える換気風量希釈
率可変幅切換手段と、この換気風量希釈率可変幅切換手
段の切換量により被空調室に必要な換気風量希釈率を決
定する換気風量希釈率決定手段と、上記設定風量決定手
段と換気風量希釈率決定手段とからの設定風量と換気風
量希釈率から実際の換気風量を決定する換気風量決定手
段とを備えたことを特徴とするダクト式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4005309A JP2755003B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | ダクト式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4005309A JP2755003B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | ダクト式空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196280A true JPH05196280A (ja) | 1993-08-06 |
JP2755003B2 JP2755003B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11607677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4005309A Expired - Lifetime JP2755003B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | ダクト式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2755003B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145434A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-07 | Tokyo Gas Co Ltd | 暖冷房システムにおける自動試運転装置 |
JP2011137595A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
JP2012042991A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 文作成プログラム及び文作成装置 |
JPWO2020175103A1 (ja) * | 2019-02-27 | 2021-12-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空調システム、空調制御プログラムおよび空調制御プログラムを保存している記憶媒体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11079149B2 (en) | 2015-06-09 | 2021-08-03 | Carrier Corporation | System and method of diluting a leaked refrigerant in an HVAC/R system |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP4005309A patent/JP2755003B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH08145434A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-07 | Tokyo Gas Co Ltd | 暖冷房システムにおける自動試運転装置 |
JP2011137595A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
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---|---|
JP2755003B2 (ja) | 1998-05-20 |
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