JPH05195247A - アルミニウムを保護するためのクロムを含まない方法および組成物 - Google Patents
アルミニウムを保護するためのクロムを含まない方法および組成物Info
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- JPH05195247A JPH05195247A JP4258161A JP25816192A JPH05195247A JP H05195247 A JPH05195247 A JP H05195247A JP 4258161 A JP4258161 A JP 4258161A JP 25816192 A JP25816192 A JP 25816192A JP H05195247 A JPH05195247 A JP H05195247A
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アルミニウム及びその合金の表面を保護するた
めの方法及び組成物を与えること。 【構成】表面から汚れを取り除き;50から100℃で
水に表面を晒し、表面に多孔性のベーマイトコーティン
グを形成し;及び70から100℃の温度でセリウム塩
及び金属硝酸塩を含む水溶液にベーマイトコーティング
した表面を晒すことを具備したアルミニウム及びアルミ
ニウム合金の表面に保護コーティングを与える改善され
た方法。セリウムの酸化物及び水酸化物をベーマイトの
細孔内に形成し、耐蝕性及び改善した塗料密着性を与え
る保護コーティングを提供する。
めの方法及び組成物を与えること。 【構成】表面から汚れを取り除き;50から100℃で
水に表面を晒し、表面に多孔性のベーマイトコーティン
グを形成し;及び70から100℃の温度でセリウム塩
及び金属硝酸塩を含む水溶液にベーマイトコーティング
した表面を晒すことを具備したアルミニウム及びアルミ
ニウム合金の表面に保護コーティングを与える改善され
た方法。セリウムの酸化物及び水酸化物をベーマイトの
細孔内に形成し、耐蝕性及び改善した塗料密着性を与え
る保護コーティングを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腐食に対して保護をす
るため、または塗料の密着性を改善するためのコーティ
ングを有するアルミニウムおよびその合金の表面を提供
するための方法および組成物に関する。特に、本発明
は、アルミニウムおよびアルミニウム合金の改善された
コーティングを提供するために、セリウム塩を使用する
組成物および方法に関する。
るため、または塗料の密着性を改善するためのコーティ
ングを有するアルミニウムおよびその合金の表面を提供
するための方法および組成物に関する。特に、本発明
は、アルミニウムおよびアルミニウム合金の改善された
コーティングを提供するために、セリウム塩を使用する
組成物および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムおよびアルミニウム合金
は、耐蝕性が要求されるか、または良好な塗料の密着性
が要求される航空機のような構造物にしばしば使用され
る。アルミニウムは、多くの腐食の影響からアルミニウ
ムを保護する自然の酸化物膜を有する。しかし、この自
然の酸化物は、塩水のような高度に腐食性な環境に抵抗
するのには十分でなく、またこれは塗料の良好な基礎に
もならない。より耐蝕性で、且つ塗料の基礎として適当
な改良されたフィルムは、一般に陽極酸化か、またはク
ロメート化成(chromate conversion) のどちらかによっ
てアルミニウムの表面に形成される。陽極酸化をする工
程の間に、酸化アルミニウムがアルミニウム表面に形成
され、着色またはペンキを塗ることができる非常に耐蝕
性な表面を与える。しかし、陽極酸化は、高い電気抵
抗、より高いコスト、より長い処理時間、およびその部
分に直接に電気的接触をする必要があることの不利な点
を有する。この後者の必要性は加工処理をかなり複雑化
する。
は、耐蝕性が要求されるか、または良好な塗料の密着性
が要求される航空機のような構造物にしばしば使用され
る。アルミニウムは、多くの腐食の影響からアルミニウ
ムを保護する自然の酸化物膜を有する。しかし、この自
然の酸化物は、塩水のような高度に腐食性な環境に抵抗
するのには十分でなく、またこれは塗料の良好な基礎に
もならない。より耐蝕性で、且つ塗料の基礎として適当
な改良されたフィルムは、一般に陽極酸化か、またはク
ロメート化成(chromate conversion) のどちらかによっ
てアルミニウムの表面に形成される。陽極酸化をする工
程の間に、酸化アルミニウムがアルミニウム表面に形成
され、着色またはペンキを塗ることができる非常に耐蝕
性な表面を与える。しかし、陽極酸化は、高い電気抵
抗、より高いコスト、より長い処理時間、およびその部
分に直接に電気的接触をする必要があることの不利な点
を有する。この後者の必要性は加工処理をかなり複雑化
する。
【0003】クロメート化成コーティングは、クロム酸
にアルミニウム部分を浸すことによって形成され、酸化
アルミニウムと混合された酸化クロムを含有するコーテ
ィングを与える。クロメート化成コーティングは、耐蝕
性であり、塗装に対して適当な基礎を与え、迅速に適用
でき、かき傷を付けられたときに自己修復し、そして非
常に安価である。更に、クロメートコーティングは、程
よく伝導性があり、電磁石干渉ガスケットの表面をシー
ルドするのに使用され得る。クロメート化成コーティン
グで与えられる伝導特性は、陽極酸化コーティングの特
性ではなく、また最高の保護コーティングでもない。不
幸にも、これらの安価で、確実で、且つ有用なコーティ
ングを製造するために使用される6価のクロムには、重
大な健康阻害、並びに重要な処理の問題がある。クロメ
ート化したアルミニウム部分を取り扱うことだけで、皮
膚炎や皮膚癌が伴われる。粘膜への重い損傷および“ク
ロム瘡(chrome sores)”と呼ばれる皮膚障害は、メッキ
工場で常に存在するクロムミストにさらされることで起
こる。このような人への健康阻害は、アルミニウムを保
護するためにクロムを使用することにおいて、主要な問
題となる。従って、クロメート化の方法を完全に置き換
えることが望まれる。
にアルミニウム部分を浸すことによって形成され、酸化
アルミニウムと混合された酸化クロムを含有するコーテ
ィングを与える。クロメート化成コーティングは、耐蝕
性であり、塗装に対して適当な基礎を与え、迅速に適用
でき、かき傷を付けられたときに自己修復し、そして非
常に安価である。更に、クロメートコーティングは、程
よく伝導性があり、電磁石干渉ガスケットの表面をシー
ルドするのに使用され得る。クロメート化成コーティン
グで与えられる伝導特性は、陽極酸化コーティングの特
性ではなく、また最高の保護コーティングでもない。不
幸にも、これらの安価で、確実で、且つ有用なコーティ
ングを製造するために使用される6価のクロムには、重
大な健康阻害、並びに重要な処理の問題がある。クロメ
ート化したアルミニウム部分を取り扱うことだけで、皮
膚炎や皮膚癌が伴われる。粘膜への重い損傷および“ク
ロム瘡(chrome sores)”と呼ばれる皮膚障害は、メッキ
工場で常に存在するクロムミストにさらされることで起
こる。このような人への健康阻害は、アルミニウムを保
護するためにクロムを使用することにおいて、主要な問
題となる。従って、クロメート化の方法を完全に置き換
えることが望まれる。
【0004】クロムの使用を取り除いた最近開発された
方法には、“耐蝕性アルミニウムコーティング”として
米国特許第4,711,667 に開示されているように、オキシ
水酸化アルミニウムのフィルムでアルミニウム表面をコ
ーティングすることが包含される。この方法は、クロメ
ート化成コーティングほど伝導性ではないが、しかし絶
縁体でもないコーティングを与える。加えて、その耐蝕
性は、クロメート化成によってもたらされるものよりも
良くない。この公知の方法の詳細は、この中の例1に示
されている。
方法には、“耐蝕性アルミニウムコーティング”として
米国特許第4,711,667 に開示されているように、オキシ
水酸化アルミニウムのフィルムでアルミニウム表面をコ
ーティングすることが包含される。この方法は、クロメ
ート化成コーティングほど伝導性ではないが、しかし絶
縁体でもないコーティングを与える。加えて、その耐蝕
性は、クロメート化成によってもたらされるものよりも
良くない。この公知の方法の詳細は、この中の例1に示
されている。
【0005】他の公知の方法では、例えば、“アルミニ
ウムの腐食保護のためのセリウム化成コーティング”,
Materials Forum, Vol.9, No.3 162-173頁(1986)の刊行
物において、Hintonによって述べられているように、 ア
ルミニウムは、塩化セリウムCeCl3 と処理され、そ
の表面上に酸化セリウム/水酸化セリウムの混合したフ
ィルムを形成する。この方法では、酸化セリウム/水酸
化セリウムのコーティングが、アルミニウム表面に沈殿
し、相対的に高い程度の耐蝕性を与えている。不幸なこ
とに、この方法は、ゆっくりであり、200時間を必要
とする。この方法の速度は、塗布がクーポンを陰極に分
極することによって2から3分で起こるように改善する
ことができる。しかし、これは、コーティングの耐久力
を低くし、またこの方法は、電極の使用が必要であるの
で不便である。従って、アルミニウムおよびアルミニウ
ム合金に、迅速で且つ電極の使用を含まない保護コーテ
ィングを与えるための、クロムを含まない方法を提供す
ることが望まれている。
ウムの腐食保護のためのセリウム化成コーティング”,
Materials Forum, Vol.9, No.3 162-173頁(1986)の刊行
物において、Hintonによって述べられているように、 ア
ルミニウムは、塩化セリウムCeCl3 と処理され、そ
の表面上に酸化セリウム/水酸化セリウムの混合したフ
ィルムを形成する。この方法では、酸化セリウム/水酸
化セリウムのコーティングが、アルミニウム表面に沈殿
し、相対的に高い程度の耐蝕性を与えている。不幸なこ
とに、この方法は、ゆっくりであり、200時間を必要
とする。この方法の速度は、塗布がクーポンを陰極に分
極することによって2から3分で起こるように改善する
ことができる。しかし、これは、コーティングの耐久力
を低くし、またこの方法は、電極の使用が必要であるの
で不便である。従って、アルミニウムおよびアルミニウ
ム合金に、迅速で且つ電極の使用を含まない保護コーテ
ィングを与えるための、クロムを含まない方法を提供す
ることが望まれている。
【0006】
【発明の概要】本発明は、クロムを含まない保護コーテ
ィングでアルミニウムまたはアルミニウム合金の表面を
保護し、該処理表面に耐蝕性または塗料の密着性を付与
する方法に向けられている。本方法は、セリウム塩を含
有する組成物を使用し、アルミニウムと水性処理溶液と
の間の接触を定電流的に分極する電極の使用を含まな
い。
ィングでアルミニウムまたはアルミニウム合金の表面を
保護し、該処理表面に耐蝕性または塗料の密着性を付与
する方法に向けられている。本方法は、セリウム塩を含
有する組成物を使用し、アルミニウムと水性処理溶液と
の間の接触を定電流的に分極する電極の使用を含まな
い。
【0007】本発明に従って、本方法は、初めにアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金の表面から汚れを取り除
くことを具備する。次ぎに、きれいにされた表面を、約
50から100℃で、脱イオン化した水にさらし、アル
ミニウム表面に多孔性のベーマイトコーティングを形成
する。次ぎに、ベーマイトコーティングを有する表面を
セリウムの塩および金属硝酸塩を含有する水溶液に、7
0から100℃でベーマイトコーティングの細孔の内部
にセリウムの酸化物および水酸化物を形成するのに十分
な時間さらす。生成したコーティングは、腐食を抑え、
良い塗料の密着性を有する。硅酸塩の封孔剤層を任意に
追加し得る。本発明は、更に、保護被膜を与えるアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金表面を処理するための上
記の水溶液を包含する。
ニウムまたはアルミニウム合金の表面から汚れを取り除
くことを具備する。次ぎに、きれいにされた表面を、約
50から100℃で、脱イオン化した水にさらし、アル
ミニウム表面に多孔性のベーマイトコーティングを形成
する。次ぎに、ベーマイトコーティングを有する表面を
セリウムの塩および金属硝酸塩を含有する水溶液に、7
0から100℃でベーマイトコーティングの細孔の内部
にセリウムの酸化物および水酸化物を形成するのに十分
な時間さらす。生成したコーティングは、腐食を抑え、
良い塗料の密着性を有する。硅酸塩の封孔剤層を任意に
追加し得る。本発明は、更に、保護被膜を与えるアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金表面を処理するための上
記の水溶液を包含する。
【0008】本発明の、上で説明した特徴および多くの
他の特徴、並びに本発明の付随した利点が、以下の本発
明の詳細な説明を参照することによってよりよく理解さ
れるだろう。
他の特徴、並びに本発明の付随した利点が、以下の本発
明の詳細な説明を参照することによってよりよく理解さ
れるだろう。
【0009】
【好ましい態様の説明】本発明の方法に従って、まず、
処理されるアルミニウム表面をクリーニングし、表面上
のどのような汚れもとり除く。この最初のクリーニング
段階は、例えばアルカリ性のクリーニング組成物で表面
を、本発明のコーティング法を妨害する全てのグリース
阻害剤または他の汚れを実質的に取り除くのに十分な時
間接触させることを包含し得る。このようなグリース阻
害剤は、アルミニウムの表面に存在する。加えて、処理
された表面は、この明細書中で説明されるコーティング
法に不利な影響を与え得る全ての酸化物阻害剤を実質的
に取り除くために、脱酸剤で処理することによって浄化
され得る。これらの脱酸剤はまた、銅のような不溶性の
合金成分からのどのような汚れも取り除く。この酸化物
阻害剤はアルミニウムの表面に存在する。アルミニウム
またはアルミニウム合金の表面から汚れを取り除く他の
公知の方法も、本発明に従って使用し得る。
処理されるアルミニウム表面をクリーニングし、表面上
のどのような汚れもとり除く。この最初のクリーニング
段階は、例えばアルカリ性のクリーニング組成物で表面
を、本発明のコーティング法を妨害する全てのグリース
阻害剤または他の汚れを実質的に取り除くのに十分な時
間接触させることを包含し得る。このようなグリース阻
害剤は、アルミニウムの表面に存在する。加えて、処理
された表面は、この明細書中で説明されるコーティング
法に不利な影響を与え得る全ての酸化物阻害剤を実質的
に取り除くために、脱酸剤で処理することによって浄化
され得る。これらの脱酸剤はまた、銅のような不溶性の
合金成分からのどのような汚れも取り除く。この酸化物
阻害剤はアルミニウムの表面に存在する。アルミニウム
またはアルミニウム合金の表面から汚れを取り除く他の
公知の方法も、本発明に従って使用し得る。
【0010】処理された表面が、汚れを含まないように
きれいにされた後、きれいにされた表面は、50から1
00℃で脱イオン化された水にさらされ、アルミニウム
を酸化し、多孔性のベーマイトコーティングを形成す
る。この酸化段階は、任意に、室温と同じぐらい低い温
度で行なわれる。
きれいにされた後、きれいにされた表面は、50から1
00℃で脱イオン化された水にさらされ、アルミニウム
を酸化し、多孔性のベーマイトコーティングを形成す
る。この酸化段階は、任意に、室温と同じぐらい低い温
度で行なわれる。
【0011】次ぎに、ベーマイト被膜を有する表面は、
セリウム塩および金属硝酸塩を含む水溶液に、約70か
ら100℃の範囲内の温度でさらされる。金属硝酸塩
は、アルミニウムの酸化を更に進める。本発明の方法を
特別な操作理論に制限するためではないが、セリウム塩
が反応してセリウム酸化物および水酸化セリウムを形成
する多孔性のベーマイト構造に、セリウム塩が浸透する
と信じられている。これらのセリウム酸化物および水酸
化物は、ベーマイト中の細孔を塞ぎ、これによって、改
善された保護コーティングを与えると信じられている。
セリウム塩および金属硝酸塩を含む水溶液に、約70か
ら100℃の範囲内の温度でさらされる。金属硝酸塩
は、アルミニウムの酸化を更に進める。本発明の方法を
特別な操作理論に制限するためではないが、セリウム塩
が反応してセリウム酸化物および水酸化セリウムを形成
する多孔性のベーマイト構造に、セリウム塩が浸透する
と信じられている。これらのセリウム酸化物および水酸
化物は、ベーマイト中の細孔を塞ぎ、これによって、改
善された保護コーティングを与えると信じられている。
【0012】本発明で使用されるセリウム塩は、塩化セ
リウム、硝酸セリウムおよび硫酸セリウムより成る群か
ら選択され、好ましくは塩化セリウムである。水溶液組
成物のセリウム塩の濃度は、約0.01重量%から約1
重量%であり、好ましくは約0.1%である。
リウム、硝酸セリウムおよび硫酸セリウムより成る群か
ら選択され、好ましくは塩化セリウムである。水溶液組
成物のセリウム塩の濃度は、約0.01重量%から約1
重量%であり、好ましくは約0.1%である。
【0013】本方法で使用される金属硝酸塩は、制限さ
れないが、硝酸リチウム、硝酸アルミニウム、硝酸アン
モニウム、硝酸ナトリウムまたはこれらの混合物を包含
し、硝酸リチウムおよび硝酸アルミニウムが好ましい。
硝酸塩の全量は約0.2重量%から10重量%が好まし
い。好ましい態様において、水溶液は、硝酸アルミニウ
ムと硝酸リチウムの両方を含有する。この好ましい溶液
の硝酸リチウムの濃度は、約0.1重量%から約5重量
%であり、好ましくは、約1重量%である。好ましい溶
液の硝酸アルミニウムの濃度は、約0.1重量%であ
り、好ましくは約1重量%である。本発明の水溶液のp
Hは、約3.5から約4の範囲に保持され、好ましくは
約4に保持される。
れないが、硝酸リチウム、硝酸アルミニウム、硝酸アン
モニウム、硝酸ナトリウムまたはこれらの混合物を包含
し、硝酸リチウムおよび硝酸アルミニウムが好ましい。
硝酸塩の全量は約0.2重量%から10重量%が好まし
い。好ましい態様において、水溶液は、硝酸アルミニウ
ムと硝酸リチウムの両方を含有する。この好ましい溶液
の硝酸リチウムの濃度は、約0.1重量%から約5重量
%であり、好ましくは、約1重量%である。好ましい溶
液の硝酸アルミニウムの濃度は、約0.1重量%であ
り、好ましくは約1重量%である。本発明の水溶液のp
Hは、約3.5から約4の範囲に保持され、好ましくは
約4に保持される。
【0014】ベーマイトコーティングを有する表面が、
セリウム塩および金属硝酸塩の水溶液にさらされる温度
は、約70から100℃の範囲内にあり、好ましくは約
97−100℃である。温度は、反応の速度において、
対応した減少を伴うように好ましい範囲以下に下げ得
る。約97−100℃の処理温度で、この工程段階は約
5分で完了する。より低い温度では、この工程段階を完
了するのにより長い時間が必要である。
セリウム塩および金属硝酸塩の水溶液にさらされる温度
は、約70から100℃の範囲内にあり、好ましくは約
97−100℃である。温度は、反応の速度において、
対応した減少を伴うように好ましい範囲以下に下げ得
る。約97−100℃の処理温度で、この工程段階は約
5分で完了する。より低い温度では、この工程段階を完
了するのにより長い時間が必要である。
【0015】本方法は、任意に、例1に示したように、
90℃から95℃の温度で約1から1.5分間、10重
量%の硅酸カリウムのような硅酸化合物の溶液に処理さ
れた表面をさらし、最終的な硅酸塩の封孔剤層を与える
更なる段階を包含し得る。
90℃から95℃の温度で約1から1.5分間、10重
量%の硅酸カリウムのような硅酸化合物の溶液に処理さ
れた表面をさらし、最終的な硅酸塩の封孔剤層を与える
更なる段階を包含し得る。
【0016】本発明は更に、本方法で使用したセリウム
塩および金属硝酸塩を含有した、前述の水溶性組成物を
包含する。
塩および金属硝酸塩を含有した、前述の水溶性組成物を
包含する。
【0017】本発明に従って形成されたコーティング
は、処理された表面を保護し、例1で述べるような耐蝕
性を与え、例2で述べるような改善された塗料の密着性
を与える。
は、処理された表面を保護し、例1で述べるような耐蝕
性を与え、例2で述べるような改善された塗料の密着性
を与える。
【0018】
【実施例】本発明の実施例は以下のようである。
【0019】例1 本発明に従った方法は、以前にこの中の“関連技術の説
明”で議論した米国特許第4,711,667 に開示され、ここ
で後に“Sanchem 法”として参照される公知の方法の改
良を与える。この例では、本発明に従って処理されたサ
ンプルの耐蝕性を、Sanchem 法に従って処理されたサン
プルの耐蝕性と比較した。
明”で議論した米国特許第4,711,667 に開示され、ここ
で後に“Sanchem 法”として参照される公知の方法の改
良を与える。この例では、本発明に従って処理されたサ
ンプルの耐蝕性を、Sanchem 法に従って処理されたサン
プルの耐蝕性と比較した。
【0020】Sanchem 法は、3インチと10インチ
(7.6cmと25.4cm)の寸法を有する2024
−T3型のアルミニウム合金クーポンを、以下のステッ
プで処理することによって実行された。
(7.6cmと25.4cm)の寸法を有する2024
−T3型のアルミニウム合金クーポンを、以下のステッ
プで処理することによって実行された。
【0021】ステップ1. 71℃で3分間、ケミダ
イズ(Chemidize)740(SanchemInc から得られる)
のようなアルカリ性クリーナーでクーポンを洗浄する。 ステップ2. 1分間脱イオン化した(D.I.)水
で洗浄する。
イズ(Chemidize)740(SanchemInc から得られる)
のようなアルカリ性クリーナーでクーポンを洗浄する。 ステップ2. 1分間脱イオン化した(D.I.)水
で洗浄する。
【0022】ステップ3. 30℃−35℃で20分
間、10%硝酸と3%臭化ナトリウムの混合物で酸洗い
した。 ステップ4. 1分間、D.I.水で洗浄した。 ステップ5. 97℃−100℃で5分間、D.I.
水中に置いた。 ステップ6. 97℃−100℃で数分間、1%硝酸
リチウムと1%硝酸アルミニウムの溶液中に置いた。 ステップ7. D.I.水で洗浄した。 ステップ8. 57℃−60℃で5分間、0.25%
KMnO4 溶液中に置いた。 ステップ9. D.I.水で洗浄した。 ステップ10. 90℃−95℃で1−1.5分間、1
0%硅酸カリウム溶液中に置いた。 ステップ11. D.I.水で洗浄した。 ステップ12. 吹き付け乾燥した。
間、10%硝酸と3%臭化ナトリウムの混合物で酸洗い
した。 ステップ4. 1分間、D.I.水で洗浄した。 ステップ5. 97℃−100℃で5分間、D.I.
水中に置いた。 ステップ6. 97℃−100℃で数分間、1%硝酸
リチウムと1%硝酸アルミニウムの溶液中に置いた。 ステップ7. D.I.水で洗浄した。 ステップ8. 57℃−60℃で5分間、0.25%
KMnO4 溶液中に置いた。 ステップ9. D.I.水で洗浄した。 ステップ10. 90℃−95℃で1−1.5分間、1
0%硅酸カリウム溶液中に置いた。 ステップ11. D.I.水で洗浄した。 ステップ12. 吹き付け乾燥した。
【0023】本発明の好ましい態様に従って、アルミニ
ウム合金クーポン(2024−T3型)を、上記のステ
ップ1から5までに示されたように前処理した。次ぎ
に、きれいにされたクーポンを、本発明の組成物にさら
し、乾燥した。従って、本方法は、過マンガン酸カリウ
ムでの処理、および硅酸カリウムでの追加の密閉ステッ
プを必要とする、Sanchem 法のステップ8から11まで
を削除した。
ウム合金クーポン(2024−T3型)を、上記のステ
ップ1から5までに示されたように前処理した。次ぎ
に、きれいにされたクーポンを、本発明の組成物にさら
し、乾燥した。従って、本方法は、過マンガン酸カリウ
ムでの処理、および硅酸カリウムでの追加の密閉ステッ
プを必要とする、Sanchem 法のステップ8から11まで
を削除した。
【0024】本発明に従って使用された独特の処理ステ
ップは以下のようなものである。
ップは以下のようなものである。
【0025】ステップ1. 71℃で3分間、アルカ
リ性クリーナー(ケミダイズ740)でクーポンをクリ
ーニングする。 ステップ2. 1分間、脱イオン化した水で洗浄す
る。 ステップ3. 30℃−35℃で20分間、10%硝
酸と3%臭化ナトリウムの混合物で酸洗いした。 ステップ4. 1分間、脱イオン化した水で洗浄し
た。 ステップ5. 97℃から100℃で5分間、脱イオ
ン化した水中に置いた。 ステップ6. 97℃から100℃、pH4で、5分
間、1%塩化セリウム、1%硝酸リチウムおよび1%硝
酸アルミニウムの溶液中に置いた。 ステップ7. 吹き付け乾燥した。
リ性クリーナー(ケミダイズ740)でクーポンをクリ
ーニングする。 ステップ2. 1分間、脱イオン化した水で洗浄す
る。 ステップ3. 30℃−35℃で20分間、10%硝
酸と3%臭化ナトリウムの混合物で酸洗いした。 ステップ4. 1分間、脱イオン化した水で洗浄し
た。 ステップ5. 97℃から100℃で5分間、脱イオ
ン化した水中に置いた。 ステップ6. 97℃から100℃、pH4で、5分
間、1%塩化セリウム、1%硝酸リチウムおよび1%硝
酸アルミニウムの溶液中に置いた。 ステップ7. 吹き付け乾燥した。
【0026】上述のそれぞれの工程で処理されたアルミ
ニウム合金クーポンを、米国材料試験協会B117(塩
噴霧(エーロゾル)試験の標準法)に従って、95℃で
3日間、塩噴霧試験にかけた。本工程に従って処理され
たクーポンの耐蝕性は、Sanchem 法に従って処理された
クーポンの耐蝕性と同じ良さであった。耐蝕性の品質
は、MIL−C−5541(アルミニウムおよびアルミ
ニウム合金の化学的化成コーティング)の測定基準を用
いて決定した。従って、本工程は、過マンガン酸カリウ
ムおよび封孔剤での処理のステップを削除し、これによ
って処理の時間とコストが減少するが、良い耐蝕性を与
える。
ニウム合金クーポンを、米国材料試験協会B117(塩
噴霧(エーロゾル)試験の標準法)に従って、95℃で
3日間、塩噴霧試験にかけた。本工程に従って処理され
たクーポンの耐蝕性は、Sanchem 法に従って処理された
クーポンの耐蝕性と同じ良さであった。耐蝕性の品質
は、MIL−C−5541(アルミニウムおよびアルミ
ニウム合金の化学的化成コーティング)の測定基準を用
いて決定した。従って、本工程は、過マンガン酸カリウ
ムおよび封孔剤での処理のステップを削除し、これによ
って処理の時間とコストが減少するが、良い耐蝕性を与
える。
【0027】加えて、Sanchem 法および本方法の種々の
変更が行なわれ、これらの変更を表1にまとめた。本発
明の好ましい態様で使用した処理M1 は上で説明した。
処理M2 は、Sanchem 法のステップ10および11のみ
を削除した以外はM1 と同様であった。Sanchem 法の同
様の変形は、表1のS1 およびS2 と同一である。S1
において、Sanchem 法のステップ8−11を削除した。
S2 において、Sanchem 法のステップ10および11を
削除した。
変更が行なわれ、これらの変更を表1にまとめた。本発
明の好ましい態様で使用した処理M1 は上で説明した。
処理M2 は、Sanchem 法のステップ10および11のみ
を削除した以外はM1 と同様であった。Sanchem 法の同
様の変形は、表1のS1 およびS2 と同一である。S1
において、Sanchem 法のステップ8−11を削除した。
S2 において、Sanchem 法のステップ10および11を
削除した。
【0028】
【表1】 本発明の方法の変形M1 およびM2 によって与えられる
耐蝕性を、Sanchem 法の変形S1 およびS2 と比較し
た。この比較は、処理されたアルミニウム合金クーポン
(2024−T3型)を、95度で81/2 日間塩噴霧室
で処理することによって行なわれた。2つの試験を行っ
た。最初の比較処理において、M1 を処理S1 と比較し
た。最初の試験で、本発明の方法M1 は、S1 処理より
も良い耐蝕性を示した。第二の試験で、本発明の方法M
1 は、S2 処理とほぼ同レベルの耐蝕性を示した。これ
らの結果は、本発明の方法、即ちM1 が、より少ないス
テップを有する相対的に変更されたSanchem 法と同じ
か、またはより良い耐蝕性を与え得ることを示してい
る。
耐蝕性を、Sanchem 法の変形S1 およびS2 と比較し
た。この比較は、処理されたアルミニウム合金クーポン
(2024−T3型)を、95度で81/2 日間塩噴霧室
で処理することによって行なわれた。2つの試験を行っ
た。最初の比較処理において、M1 を処理S1 と比較し
た。最初の試験で、本発明の方法M1 は、S1 処理より
も良い耐蝕性を示した。第二の試験で、本発明の方法M
1 は、S2 処理とほぼ同レベルの耐蝕性を示した。これ
らの結果は、本発明の方法、即ちM1 が、より少ないス
テップを有する相対的に変更されたSanchem 法と同じ
か、またはより良い耐蝕性を与え得ることを示してい
る。
【0029】加えて、本発明の方法、即ち処理M1 を、
Sanchem 法のステップ10および11のみを削除した処
理M2 と比較した。その結果は、Sanchem 法の追加のス
テップ8および9が、本発明に従って導入された塩化セ
リウム塩によって与えられる耐蝕性を妨害することを示
した。従って、本発明に従って行なわれたように、Sanc
hem 法のステップ8および9を削除することが好まし
い。
Sanchem 法のステップ10および11のみを削除した処
理M2 と比較した。その結果は、Sanchem 法の追加のス
テップ8および9が、本発明に従って導入された塩化セ
リウム塩によって与えられる耐蝕性を妨害することを示
した。従って、本発明に従って行なわれたように、Sanc
hem 法のステップ8および9を削除することが好まし
い。
【0030】最後に、本発明の処理M1 の工程を、封孔
剤を与えるためにSanchem 法のステップ10および11
を含むように変更した。加えて、本発明の上記ステップ
3の酸洗いは、24℃(即ち室温)で40分間行なわれ
た。試験クーポンは2つのアルミニウムクーポン202
4−T3であった。処理されたサンプルを、以前に参照
したASTM B117に従って168時間腐食試験に
付した。MIL−C−5541の測定基準を適用するこ
とによって示されるように、両方のサンプルで良い耐蝕
性が得られた。加えて、2つの試験サンプルに対する試
験結果は、お互いに非常に似ていた。
剤を与えるためにSanchem 法のステップ10および11
を含むように変更した。加えて、本発明の上記ステップ
3の酸洗いは、24℃(即ち室温)で40分間行なわれ
た。試験クーポンは2つのアルミニウムクーポン202
4−T3であった。処理されたサンプルを、以前に参照
したASTM B117に従って168時間腐食試験に
付した。MIL−C−5541の測定基準を適用するこ
とによって示されるように、両方のサンプルで良い耐蝕
性が得られた。加えて、2つの試験サンプルに対する試
験結果は、お互いに非常に似ていた。
【0031】比較する目的で、上で使用したのと同じバ
ッチからの2つの試験サンプルを先に説明したようなSa
nchem 法に従って処理し、本発明に従って処理されたサ
ンプルと同様の耐蝕試験に付した。これらの試験の1つ
は、本発明に従って処理されたサンプルと同じぐらいの
良い耐蝕性を有し、他の試験サンプルは、本発明によっ
て処理されたサンプルよりもかなり悪かった。
ッチからの2つの試験サンプルを先に説明したようなSa
nchem 法に従って処理し、本発明に従って処理されたサ
ンプルと同様の耐蝕試験に付した。これらの試験の1つ
は、本発明に従って処理されたサンプルと同じぐらいの
良い耐蝕性を有し、他の試験サンプルは、本発明によっ
て処理されたサンプルよりもかなり悪かった。
【0032】例2 この例は、本発明の方法が、良い塗料の密着性を与える
コーティングを持つアルミニウムまたはアルミニウム合
金の表面を提供することを示すデータを与える。
コーティングを持つアルミニウムまたはアルミニウム合
金の表面を提供することを示すデータを与える。
【0033】アルミニウム合金クーポン2024−T3
型からなる試験サンプルを、例1のステップ1から7で
以前に示されたように本発明に従って処理した。次に、
塗料を、処理された試験サンプルに塗布した。試験サン
プルは、ASTM B117に従って塩噴霧試験の前後
で、MIL−C−5541に詳述されている連邦基準1
41(塗料、ワニス、ラッカー、および関連材料、検
査、サンプリング、および試験の方法)法6301で明
記された塗料の密着試験に回された。加えて、これらの
試験サンプルは、塩噴霧試験の後、180度の曲げ試験
に回した。
型からなる試験サンプルを、例1のステップ1から7で
以前に示されたように本発明に従って処理した。次に、
塗料を、処理された試験サンプルに塗布した。試験サン
プルは、ASTM B117に従って塩噴霧試験の前後
で、MIL−C−5541に詳述されている連邦基準1
41(塗料、ワニス、ラッカー、および関連材料、検
査、サンプリング、および試験の方法)法6301で明
記された塗料の密着試験に回された。加えて、これらの
試験サンプルは、塩噴霧試験の後、180度の曲げ試験
に回した。
【0034】上述したような本発明の種々の変更および
変形は、本発明の範囲から外れずに行ない得ることが理
解される。ここで説明した独特の態様は、ただ単に例と
して与えられており、本発明は、添付した特許請求の範
囲の表現によってのみ制限される。
変形は、本発明の範囲から外れずに行ない得ることが理
解される。ここで説明した独特の態様は、ただ単に例と
して与えられており、本発明は、添付した特許請求の範
囲の表現によってのみ制限される。
Claims (10)
- 【請求項1】 保護コーティングを有するアルミニウム
またはアルミニウム合金の表面を提供するための方法で
あって、 (a)前記アルミニウムまたはアルミニウム合金の前記
表面から汚れを取り除き、きれいな表面を与えること、 (b)前記のきれいにされた表面を、50から100℃
の範囲内の温度で脱イオン化した水にさらし、前記表面
に多孔性のベーマイトコーティングを形成すること、 (c)前記ベーマイトコーティングを有する前記表面を
セリウム塩および金属硝酸塩を含有する水溶液に、70
から100℃の範囲内の温度で、前記多孔性のベーマイ
トコーティングの細孔内に前記セリウムの酸化物および
水酸化物を形成するのに十分な時間さらし、これによっ
て前記保護コーティングを与えること、とを具備した方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記セ
リウム塩が、塩化セリウム、硝酸セリウム、および硫酸
セリウムより成る群から選択される方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、前記セ
リウム塩が、塩化セリウムを含有し、前記セリウム塩の
濃度が、約0.01重量%から約1重量%である方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、前記セ
リウム塩の濃度が約0.1重量%である方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、前記金
属硝酸塩が、硝酸リチウム、硝酸アルミニウム、硝酸ア
ンモニウム、硝酸ナトリウム、およびこれらの混合物よ
り成る群から選択される方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の方法であって、前記水
溶液が、約0.1重量%から約5重量%までの硝酸リチ
ウム、および約0.1重量%から約5重量%までの硝酸
アルミニウムを含有する方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、前記不
純物の前記除去が、前記表面をアルカリ性クリーニング
組成物または脱酸剤にさらすことを包含する方法。 - 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって、前記水
溶液のpHが約3.5から約4の範囲にある方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の方法であって、ステッ
プ(c)の後に、更に、前記保護コーティングを有する
前記表面を金属硅酸塩溶液に約90から95℃の温度
で、最後の封孔剤層を形成させるのに十分な時間さらす
ことを具備した方法。 - 【請求項10】 請求項1の方法に従って、保護コーテ
ィングを有するアルミニウムまたはアルミニウム合金の
表面を与えるための組成物であって、前記組成物が、約
0.01重量%から約1重量%のセリウム塩、および約
0.2重量%から約10重量%の金属硝酸塩を含有する
水溶液を包含する組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/766,319 US5192374A (en) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | Chromium-free method and composition to protect aluminum |
US766319 | 1991-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05195247A true JPH05195247A (ja) | 1993-08-03 |
JP2716328B2 JP2716328B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=25076084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4258161A Expired - Lifetime JP2716328B2 (ja) | 1991-09-27 | 1992-09-28 | アルミニウムを保護するためのクロムを含まない方法および組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5192374A (ja) |
EP (1) | EP0534120B1 (ja) |
JP (1) | JP2716328B2 (ja) |
KR (1) | KR950001218B1 (ja) |
AT (1) | ATE119949T1 (ja) |
CA (1) | CA2075118C (ja) |
DE (1) | DE69201707T2 (ja) |
MX (1) | MX9205471A (ja) |
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