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JPH05194328A - 熱染料昇華転写により使用するための染料像受容材料 - Google Patents

熱染料昇華転写により使用するための染料像受容材料

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Publication number
JPH05194328A
JPH05194328A JP4262792A JP26279292A JPH05194328A JP H05194328 A JPH05194328 A JP H05194328A JP 4262792 A JP4262792 A JP 4262792A JP 26279292 A JP26279292 A JP 26279292A JP H05194328 A JPH05194328 A JP H05194328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
dye
dye image
image receiving
aryl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4262792A
Other languages
English (en)
Inventor
Geert Henri Defieuw
ジェール・アンリ・デヒュー
Herman Jozef Uytterhoeven
エルマン・ジョゼフ・イッテルオーヴェン
Rolf Wehrmann
ロルフ・ヴェールマン
Wolfgang Ebert
ヴォルフガング・エーバルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JPH05194328A publication Critical patent/JPH05194328A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5227Macromolecular coatings characterised by organic non-macromolecular additives, e.g. UV-absorbers, plasticisers, surfactants

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 上に可塑剤を含有する染料像受容層を有する支持体を含
む熱染料昇華転写により使用するための染料像受容材料
であり、可塑剤が二つの(ヘテロ)アリール部分の間に
四つ以下の反復単位を有するジ(ヘテロ)アリールカー
ボネートであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は熱染料昇華転写により使用するた
めの染料像受容材料、特に前記染料像受容材料で使用す
るための可塑剤に関する。
【0002】熱染料拡散転写とも称される熱染料昇華転
写は、熱転写性を有する昇華性染料を含有する染料層を
設けた染料供与体材料を、染料像受容材料と接触状態に
もたらし、多数の並列した熱発生抵抗器を設けた熱印刷
ヘッドで、パターン情報信号に従って、選択的に加熱
し、これによって染料供与体材料の選択的に加熱された
部域から染料を染料像受容材料に転写し、その上にパタ
ーンを形成する記録法であり、その形及び濃度は染料供
与体材料に付与した熱のパターン及び強度に従う。
【0003】熱染料昇華転写により使用する染料像受容
材料は通常、中へ染料がより容易に拡散できる染料像受
容層で被覆された支持体例えば紙又は透明フイルムを含
む。接着剤層が支持体及び受容層の間に設けられていて
もよい。前記受容層の上に、転写が行われた後、供与体
材料から受容材料の剥離性を改良するため別の剥離層を
設けることができる。
【0004】染料像受容層を構成する樹脂として、種々
の熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート、ポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルクロライ
ド、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)、ポリカ
プロラクトン、又はそれらの混合物及び種々の架橋した
熱硬化又は放射線硬化樹脂が知られている。
【0005】転写された像の染料濃度を増大するため染
料像受容層中に可塑剤を混入することが知られている。
そのために各種の可塑剤が発表されている、例えばUS
4871715、特開昭61−268483号、特開昭
61−274990号、特開昭62−132676号及
び特開平2−194995号を参照され度い。しばしば
使用される可塑剤はUS4871715に記載されてい
る如きフタレートエステルである。しかしながら染料像
受容層中で前記可塑剤を使用すると、得られる転写染料
像の鮮鋭度の低下をもたらす。
【0006】本発明の目的は前述した欠点を有しない染
料像受容材料に使用するための可塑剤を提供することに
ある。
【0007】本発明は、可塑剤を含有する染料像受容層
を上に有する支持体を含む熱染料昇華転写により使用す
るための染料像受容材料を提供し、可塑剤が二つの(ヘ
テロ)アリール部分の間に四つ以下の反復単位を有する
ジ(ヘテロ)アリールカーボネートであることを特徴と
する。
【0008】(ヘテロ)アリールによってアリール又は
ヘテロアリールを意味する。
【0009】染料像受容層中で本発明による可塑剤を用
いると、表面光沢の損失がなく、かつ鮮鋭度の損失がな
く(又は従来の可塑剤を用いるよりも損失が少ない)増
大した染料転写濃度を生ぜしめる。更に被覆は乾燥後少
ない表面亀裂を示す。
【0010】本発明による可塑剤は、(ヘテロ)アリー
ル基をフエニル基、ナフチル基、チオフエン基及びピリ
ジン基からなる群から選択するジ(ヘテロ)アリールカ
ーボネートである。二つの(ヘテロ)アリール基は同じ
であってもよく或いは異なってもよい。更に(ヘテロ)
アリール基は置換されていてもよく、又は置換されてい
なくてもよい。(ヘテロ)アリール基上の置換基には、
アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル基、エ
ステル基、アミド基、アミン基、エーテル基、カーボネ
ート基(これらの基は置換されていてもよい)、ハロゲ
ン原子、ヒドロキシ基、ニトリル基を含む。
【0011】本発明の好ましい実施態様によれば、ジ
(ヘテロ)アリールカーボネートは下記式に相当する。
【0012】
【化2】
【0013】式中R1 〜R10の各々は同じであっても異
なってもよく、水素、アルキル基、シクロアルキル基、
アラルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アシル基、エステル基、アミド基、アミン基、
エーテル基、カーボネート基(これらの基は置換されて
いてもよい)、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトリル
基を表わし、Zは−O−R11−O−CO−を表わし、R
11はアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、ア
リール基(これらの基は置換されていてもよい、例えば
ハロゲン原子で)を表わし、nは0〜4の整数を表わ
す。
【0014】好ましくはnは0である。好ましくはR1
〜R10基は、水素、アルキル基(例えばメチル基、t−
ブチル基、1−エチルヘキシル基及びペンタデシル
基)、シクロアルキル基(例えばシクロヘキシル基)、
アリール基及びアラルキル基(例えば2−フエニル−2
−プロピル基)である。置換アリール基の場合におい
て、好ましくはR1 〜R5 の一つのみ(好ましくはR
3 )及びR6 〜R10の一つのみ(好ましくはR8 )が水
素を表わさず、かつ好ましくはこれらの置換基の両者が
同じである。
【0015】置換基R1 〜R10が長い脂肪族鎖を表わす
とき、印刷中供与体材料と受容材料の間の減少した粘着
を見ることができる。
【0016】本発明による好ましい可塑剤を以下に示
す。
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】本発明によるジ(ヘテロ)アリールカーボ
ネート可塑剤は、意図する目的にとって有効である任意
の量で染料像受容層中に存在させることができる。一般
に良好な結果は、本発明による可塑剤が染料像受容層結
合剤を基準にして1〜50重量%の量で存在するとき得
られた。
【0028】本発明のジ(ヘテロ)アリールカーボネー
ト可塑剤は、当業者に知られている他の可塑剤、例えば
US4871715、特開昭61−268483号、特
開昭61−274990号、特開昭62−132676
号及び特開平2−194995号に記載された可塑剤;
フエノール誘導体〔例えばp−デシルフエノール、p−
メトキシフエノール、p−(2−フエニルエトキシ)フ
エノール〕;ハイドロキノン誘導体(例えばハイドロキ
ノンジクロロメチルエステル)と組合せることができ
る。
【0029】染料像受容層は結合剤として任意の従来の
受容層結合剤例えばポリカーボネート〔例えば2,2−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパンから誘導され
たポリカーボネート、又は1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
から誘導されたポリカーボネート〕、ポリウレタン、ポ
リエステル、ポリビニルクロライド、ポリ(スチレン−
コ−アクリロニトリル)又はそれらの混合物を含有でき
る。又硬化した結合剤組成物も使用できる、例えばポリ
イソシアネートでポリ(ビニルクロライド−コ−ビニル
アセテート−コ−ビニルアルコール)を架橋することに
よって得られる生成物を使用できる。
【0030】本発明の染料像受容層に使用される結合剤
の全量は25〜95重量%、好ましくは50〜80重量
%である。
【0031】本発明の染料像受容層は供与体材料に対す
る剥離性の改良のため剥離剤を含有できる。剥離剤とし
て、ポリエチレンワックス、アミドワックス及びテフロ
ン(Teflon)粉末の如き固体ワックス;弗素基及びホス
フエートエステル基界面活性剤;及びパラフイン基、シ
リコーン基及び弗素基オイルを使用できる。シリコーン
オイル、好ましくは反応性シリコーンオイル及びシリコ
ーン含有共重合体例えばポリシロキサン−ポリエーテル
共重合体及びブロック共重合体が好ましい(例えばGold
schmidt によって供給されるTEGOGLIDE 及びUnion Car
bideによって供給されるSILWET)。
【0032】転写された像の鮮鋭性を改良するため受容
層の白度を改良し、又受容面への書き込み性を与え、そ
して転写された像の再転写を防止する目的のため、受容
層に白色顔料を加えることができる。白色顔料として、
酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、クレー、炭酸カルシ
ウム、微粉末シリカ等を使用できる、そしてこれらは前
述した如き2種以上の混合物として使用できる。
【0033】更に転写された像の耐光性を増強するた
め、紫外線吸収剤、光安定剤及び酸化防止剤の如き添加
剤の2種以上を必要ならば加えることができる。これら
の紫外線吸収剤及び光安定剤の量は、受容層を構成する
樹脂100重量部について、それぞれ0.05〜10重
量部及び0.5〜3重量部であるのが好ましい。
【0034】上層は、転写を行った後供与体材料からの
剥離を改良するため受容層の上に設けることができる。
前記上層は一般に前述した種類の剥離剤、例えばポリシ
ロキサン−ポリエーテル共重合体を含有する。
【0035】受容体シートのための支持体として、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリオレフイン、ポリビニル
クロライド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエ
ーテルスルホン、ポリイミド、セルロースエステル又は
ポリビニルアルコール−コ−アセタールの如き各種プラ
スチックの透明フイルム又はシートを使用することがで
きる。青色着色ポリエチレンテレフタレートフイルムも
使用できる。支持体は反射性支持体例えば紙、例えば最
上級品質紙、アート紙、セルロース繊維紙;バライタ被
覆紙;ポリオレフイン被覆紙例えば両側ポリエチレン被
覆紙;合成紙例えばポリオレフイン系、ポリスチレン系
又は白ポリエステル系即ち白色顔料化ポリエステル紙で
あることもできる。
【0036】また前述したものを所望に応じて組合せて
積層品としても使用できる。代表的な積層体の例にはセ
ルロース繊維紙と合成紙の積層体及びセルロース繊維紙
とプラスチックフイルム又はシートの積層体を含む。積
層体の別の例として、セルロース繊維紙の代りの合成紙
とプラスチックフイルムを使用できる。更にセルロース
繊維紙、プラスチックフイルム及び合成紙の組合せも使
用できる。
【0037】染料像受容材料のための支持体として普通
の紙(plain paper)を使用する場合、平滑な面を有す
る染料受容層を得るため、及び紙の繊維組織を滑らかに
するため、支持体と受容層の間に充填被覆を設けるのが
好ましい、又は相対的に厚い染料受容層を使用する(1
0〜20g/m2 の範囲の被覆率で)。好ましい充填被
覆はヨーロッパ特許出願90202760及び9020
2759に記載されている。ポリエチレン被覆紙と比較
して普通の紙の利点は、普通の紙が安価であること、及
び転写された像の鮮鋭度が改良されること(ポリエチレ
ン被覆においては染料の横方向拡散が生起する)にあ
る。
【0038】支持体シートは染料受容層を支持する作用
をする、そして支持体シートは加熱転写記録の時加熱さ
れる染料受容シートを取り扱うのに充分な機会的強度を
有することが望ましい。染料受容層単独で必要な機会的
強度を有するならば、支持体シートは省略できる。
【0039】本発明の染料受容層は、染料受容層が支持
体シート上に設けられるとき好ましくは0.5〜50μ
m、更に好ましくは2.5〜10μmの全面的厚さを有
し、それが自己支持性であるとき、即ち支持体シートを
省略するときには、3〜120μmであるのが好まし
い。
【0040】像受容層は単一層であることができる、又
は二つ以上の層を支持体上に設けることができる。
【0041】又受容層は支持体の両面上に形成してもよ
い。透明支持体の場合、EP452566に記載されて
いる如く両受容層上に表裏(recto −verso )印刷する
ことで転写像の濃度の増大をもたらす。
【0042】上層を設けた場合、かかる上層の厚さは
0.01〜5μm、特に0.05〜2μmであるのが好
ましい。
【0043】本発明の像受容材料は、支持体及び像受容
層の間に一つ以上の中間層を有することもできる。それ
らが形成される材料によって、中間層はクッション層、
多孔質層又は染料拡散防止層として機能を果たすことが
できる、或いはこれらの機能の二つ以上を満たすことが
できる、そしてそれらは特定用途によって接着剤の目的
を果たすこともできる。
【0044】中間層を構成する材料には、例えばウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂、エチレン樹脂、ブタジエンゴ
ム、又はエポキシ樹脂を含むことができる。中間層の厚
さは1〜20μmであるのが好ましい。
【0045】染料拡散防止層は染料を支持体中に拡散す
ることから防止する層である(特に支持体がポリエチレ
ン被覆紙であるとき)。これらの層を形成するため使用
する結合剤は水溶性又は有機溶媒可溶性であることがで
きる、しかし水溶性結合剤の使用が好ましく、特にゼラ
チンが最も好ましい。染料拡散防止層に好適な他の結合
剤の例には、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール、ポリ(ビニルクロライド−コ−
ビニルアセテート)及びポリエステルがある。
【0046】多孔質層は、付与された熱が効率的に使用
されることを確実にするため、熱転写のときに付与した
熱を像受容層から支持体に拡散することを防止する層で
ある。
【0047】例えば、シリカ、クレー、タルク、ケイソ
ウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライト、酸化亜鉛、
リトポン、酸化チタン又はアルミナからなる微粉末を、
本発明の熱転写像受容材料を構成する像受容層、クッシ
ョン層、多孔質層、拡散防止層及び接着剤層中に含有さ
せることができる。
【0048】又本発明の像受容材料はその前面又は裏面
に帯電防止処理を適用できる。かかる帯電防止処理は、
例えば前面になる像受容層中に、又は像受容面に付与す
る帯電防止層中に帯電防止剤を混入することによって行
うことができる。同様の処理を裏面に行うこともでき
る。かかる処理によって、像受容シート間の相互の滑り
をなめらかに行うことができる、又像受容シート上に粉
塵の付着するのを防止する効果もある。
【0049】更に像受容シートは、シート支持体の裏面
上に設けた滑性層を有することができる。滑性層のため
の材料には、メタクリレート樹脂例えばメチルメタクリ
レート等、又は対応するアクリレート樹脂、ビニル樹脂
例えばビニルクロライド−ビニルアセテート共重合体を
含むことができる。
【0050】受容材料は、受容材料が転写中所望の位置
で正しく設定できるように一つの面上に、好ましくは裏
面上に検出マークを有することができる、これによって
像は常に正しい所望位置で形成できる。
【0051】本発明の受容材料と組合せて熱染料昇華転
写により使用するための染料供与体材料は、通常印刷染
料を含有する染料層で一側が被覆された非常に薄い支持
体、例えばポリエステル支持体を含む。通常支持体及び
染料層の間に接着剤層又は下塗層を設ける。通常反対側
は、熱印刷ヘッドが摩耗に悩まされることなく通ること
ができる滑性化された面を与える滑性層で被覆する。接
着剤層を支持体及び滑性層の間に設けてもよい。
【0052】染料層は単色染料層であることができる、
或いはそれは例えばシアン、マゼンタ、黄及び所望によ
り黒色相の如き異なる着色染料の逐次反復部域を含有で
きる。3原色以上の染料を含有する染料供与体材料を使
用するとき、各色について染料転写法工程を逐次行うこ
とによって得ることができる。
【0053】かかる熱染料昇華転写供与体材料の染料層
は、好適な溶媒又は溶媒混合物に染料、重合体結合剤媒
体及び他の任意成分を加え、各成分を溶解又は分散して
被覆組成物を形成し、これを初めに接着剤層又は下塗層
を付与してあってもよい支持体に付与し、乾燥して形成
するのが好ましい。
【0054】かくして形成された染料層は約0.2〜
5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μmの厚さを有
し、染料対結合剤の比は重量で、9:1〜1:3、好ま
しくは3:1〜1:2である。
【0055】重合体結合剤としては次のものを使用でき
る:セルロース誘導体例えばエチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース、ニトロセルロース、
セルロースアセテートホルメート、セルロースアセテー
ト水素フタレート、セルロースアセテート、セルロース
アセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチ
レート、セルロースアセテートペンタノエート、セルロ
ースアセテートベンゾエート、セルローストリアセテー
ト;ビニル系樹脂及び誘導体、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルアセテート、ポリビニルブチラール、
コポリビニルブチラール−ビニルアセタール−ビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセトア
セタール、ポリアクリルアミド;アクリレート及びアク
リレート誘導体から誘導される重合体及び共重合体、例
えばポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート及びス
チレン−アクリレート共重合体;ポリエステル樹脂;ポ
リカーボネート;コポリスチレン−アクリロニトリル;
ポリスルホン;ポリフエニレンオキサイド;オルガノシ
リコーン例えばポリシロキサン;エポキシ樹脂及び天然
樹脂例えばアラビヤゴムを使用できる。好ましくは染料
層のための結合剤としてセルロースアセテートブチレー
ト又はポリ(スチレン−アクリロニトリル−(コ−ブタ
ジエン))を使用する。
【0056】熱の作用により受容体シートの染料像受容
層に容易に転写しうるならば任意の染料をかかる染料層
中で使用できる。
【0057】熱染料昇華転写に使用するための染料の代
表的かつ特別な例は、EP453020、EP2099
90、EP209991、EP216483、EP21
8397、EP227095、EP227096、EP
229374、EP235939、EP247737、
EP257577、EP257580、EP25885
6、EP279330、EP279467、EP285
665、EP400706、US4743582、US
4753922、US4753923、US47570
46、US4769360、US4771035、特開
昭59−78894号、特開昭59−78895号、特
開昭59−78896号、特開昭59−227490
号、特開昭59−227948号、特開昭60−275
94号、特開昭60−30391号、特開昭60−22
9787号、特開昭60−229789号、特開昭60
−229790号、特開昭60−229791号、特開
昭60−229792号、特開昭60−229793
号、特開昭60−229795号、特開昭61−415
96号、特開昭61−268493号、特開昭61−2
68494号、特開昭61−268495号及び特開昭
61−284489号に記載されている。
【0058】被覆層は又他の添加剤、例えば硬化剤、保
恒剤、有機もしくは無機微粒子、分散剤、帯電防止剤、
脱泡剤、粘度制御剤等も含有できる、これらの及び他の
成分はEP133011、EP133012、EP11
1004及びEP279467に更に完全に記載されて
いる。
【0059】染料供与体材料の支持体としては、それが
20ミリ秒までの時間で、400℃以下の温度に耐える
ことができかつ寸法安定性であり、更にかかる短時間、
代表的には1〜10ミリ秒内で受容体シートへの転写を
行うため一側上に付与した熱を他側上の染料に伝達する
のに充分な薄さであるならば、任意の材料を使用でき
る。かかる材料にはポリエチレンテレフタレートの如き
ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリカ
ーボネート、セルロースエステル、弗素化重合体、ポリ
エーテル、ポリアセタール、ポリオレフイン、ポリイミ
ド、グラシン紙及びコンデンサー紙を含む。好ましいの
はポリエチレンテレフタレート支持体である。一般に支
持体は2〜30μmの厚さを有する。支持体は又所望に
よって接着
【0060】染料供与体材料の染料層は支持体上に被覆
できる、又はグラビヤ法の如き印刷法でその上に印刷で
きる。
【0061】支持体の方へ向かって染料の悪い方向での
転写を防止することにより染料転写濃度を改良するた
め、支持体と染料層の間で染料供与体材料中で、親水性
重合体を含む染料バリヤー層を使用することもできる。
染料バリヤー層は意図する目的に有用である任意の親水
性材料を含有できる。一般に良好な結果は、ゼラチン、
ポリアクリルアミド、ポリイソプロピルアクリルアミ
ド、ブチルメタクリレートグラフト化ゼラチン、エチル
メタクリレートグラフト化ゼラチン、エチルアクリレー
トグラフト化ゼラチン、セルロースモノアセテート、メ
チルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
イミン、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコールとポリ
ビニルアセテートの混合物、ポリビニルアルコールとポ
リアクリル酸の混合物又はセルロースモノアセテートと
ポリアクリル酸の混合物を用いて得られた。或る種の親
水性重合体例えばEP227091に記載されたもの
は、支持体及び染料に対する適切な接着性も有する。従
って供与体材料において単一層の形で使用するこれらの
特定親水性重合体は二重機能を果たす、よってここでは
染料バリヤー/下塗り層と称する。
【0062】好ましくは染料供与体材料の裏側は、染料
供与体材料への印刷ヘッドの粘着を防止するため、滑性
層で被覆できる。かかる滑性層は重合体結合剤を用い又
は用いずに、界面活性剤、液体滑剤、固体滑剤又はそれ
らの混合物を含有できる。界面活性剤は、カルボキシレ
ート、スルホネート、ホスフエート、脂肪族アミン塩、
脂肪族四級アンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、
フルオロアルキルC2 〜C20脂肪族酸の如き当業者に知
られた任意の界面活性剤であることができる。液体滑剤
の例にはシリコーン油、合成油、飽和炭化水素及びグリ
コールを含む。固体滑剤の例にはステアリルアルコール
の如き各種アルコール、脂肪酸及び脂肪酸エステルを含
む。好適な滑性層は例えばEP138483、EP22
7090、US4567113、US4572860、
US4717711に記載されている。好ましくは滑性
層は結合剤としてスチレン−アクリロニトリル共重合体
又はスチレン−アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
又はそれらの混合物又はセルロースエルテルを含有し、
滑剤としてポリシロキサン−ポリエーテル共重合体又は
ポリテトラフルオロエチレン又はそれらの混合物を結合
剤(混合物)の0.1〜10重量%の量で含有する。
【0063】染料供与体材料の染料層は、転写後染料受
容材料からの染料供与体材料の分離を助ける剥離剤も含
有できる。剥離剤は又別の層中に又は染料層の少なくと
も一部に適用することもできる。剥離剤として固体ワッ
クス、弗素もしくはホスフエート含有界面活性剤及びシ
リコーン油を使用する。好適な剥離剤は例えばEP13
3012、特開昭60−19138、EP227092
に記載されている。
【0064】本発明による染料受容材料は、染料転写像
を形成するために使用する。かかる方法は、受容体シー
トの染料受容層と面体面関係で供与体材料の染料層を置
くこと、そして、供与体材料の裏から像に従って加熱す
ることを含む。染料の転写は400℃の温度で約数ミリ
秒加熱することによって達成される。
【0065】この方法を単一色についてのみ行うとき、
単色染料転写像が得られる。多色像は3原色以上の染料
を含有する供与体材料を用い、各色について前述した方
法工程を逐次行うことによって得ることができる。前記
供与対材料及び受容体シートのサンドイッチを、熱を熱
印刷ヘッドによって付与するとき、三つの場合について
形成する。第一の染料が転写された後、各材料を剥離す
る。次に第二の染料供与体材料(又は異なる染料部域を
有する供与体材料の別の部域)を染料受容材料と整合さ
せておき、この方法を繰返す。第三の色及び所望により
更に別の色は同じ方法で得られる。
【0066】1色より多くの色に対してこの方法を実施
するとき完全な整合を達成するため、及び供与体材料の
印刷部分で何の色が存在するかを検出するため、検出マ
ークを普通供与体材料の一面に設ける。一般に光源及び
光りセンサーで検出できる光学的に検出しうるマークを
使用し、検出は検出マークを透過するか又は前記マーク
から反射される光を測定することによって行うことがで
きる。光吸収性又は光反射性被覆の形であるマークは、
例えばグラビヤ印刷により供与体材料上の予め決められ
た位置に形成する。検出マークはカーボンブラックの如
き赤外線吸収性化合物を含有できる。又検出マークは像
形成のため使用される像染料の一つを含むことができ
る、この検出は可視範囲である。
【0067】熱ヘッドに加えて、レーザー光、赤外線フ
ラッシュ又は加熱ペンを、熱エネルギーを供給するため
の熱源として使用できる。本発明の染料供与体材料から
受容体シートへ染料を転写するため使用できる熱印刷ヘ
ッドは市場で入手できる。レーザー光を使用する場合、
染料供与体材料の染料層又は別の層は、レーザーによっ
て放出される光を吸収し、それを熱に変える化合物、例
えばカーボンブラックを含有しなければならない。
【0068】或いは、染料供与体材料の支持体は、例え
ば薄いアルミニウム箔で被覆した炭素充填ポリカーボネ
ートの多層構造からなる電気抵抗リボンであることがで
きる。電流を印刷ヘッド電極を電気的に目標とすること
により抵抗リボン中に注入し、対応する電極の下のリボ
ンの高度に局在化した加熱を生ぜしめる。この場合、熱
が抵抗リボン中で直接発生すること、及び従って熱くな
るのがリボンであることの事実が、熱ヘッドの各種の素
子が熱くなり、ヘッドを次の印刷位置へ動かすことがで
きる前に冷却しなけらばならない熱ヘッド法と比較し
て、抵抗リボン/電極ヘッド法を用いると印刷速度に固
有の利点をもたらす。
【0069】下記実施例は本発明を更に詳細に示すが、
これに限定するものではない。
【0070】実施例 1
【0071】通常の下塗層を付与した厚さ175μmの
ポリエチレンテレフタレートフイルムを、下掲の表1に
示した量(g/m2 )で、ポリ(ビニルクロライド−コ
−ビニルアセテート−コ−ビニルアルコール)(90/
4/6重量%)(Union Carbideより商標VINYLITE VA
GDで市販されている)、ヒドロキシ変性ポリジメチルシ
ロキサン(Goldschmidt より市販されているTEGOMER H
SI 2111)及び可塑剤(その種類及び量は下掲の
表1に示す)を含有する受容層を形成するためのメチル
エトチルケトン中の組成物で被覆した。被覆後層を15
分間120℃で乾燥した。
【0072】染料供与体材料は次の如く作った。
【0073】溶媒としてのメチルエチルケトン中に、5
重量%の染料A、3重量%の染料B、2.5重量%の染
料C、6重量%の結合剤としてのポリ(スチレン−コ−
アクリロニトリル)及び2.5重量%の熱溶媒としての
デカンジオールを含有する溶液を作った。この溶液か
ら、厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフイルム
上に、湿潤厚さ10μmを有する層を被覆した。形成さ
れた層を溶媒を蒸発させて乾燥した。
【0074】
【化13】
【0075】
【化14】
【0076】
【化15】
【0077】ポリエチレンテレフタレートフイルムの裏
側に、13重量%のポリ(スチレン−コ−アクリロニト
リル)結合剤及び滑剤としての1重量%のポリシロキサ
ン−ポリエーテル共重合体を含有する溶液から被覆した
滑性層を設けた。
【0078】得られた染料受容材料を、三菱ビデオプリ
ンタータイプCP100で染料供与体材料と組合せて印
刷した。
【0079】受容体シートを染料供与体材料から分離
し、透過率で転写された像の染料濃度を、ラッテンフイ
ルター92,93及び94を備えたマクベスTD102
濃度計により赤、緑及び青帯域で測定した。
【0080】60℃及び90%相対湿度で7日間貯蔵し
て得られた染料像の鮮鋭度を目視評価した。
【0081】結果を下記表1に示す。
【0082】 表 1 可塑剤 濃 度 Vinylite Desmodur Tegomer 種類 鮮鋭度 5 0.75 0.2 ナ シ 1.52 1.65 1.63 非常に良 4.75 0.75 0.2 0.25 I 1.70 1.85 1.87 非常に良 4.5 0.75 0.2 0.5 I 1.67 1.77 1.83 非常に良 4 0.75 0.2 1 I 1.63 1.73 1.76 非常に良 4.75 0.75 0.2 0.25 II 1.50 1.63 1.59 非常に良 4.5 0.75 0.2 0.5 II 1.62 1.75 1.76 非常に良 4 0.75 0.2 1 II 1.65 1.83 1.83 非常に良 4.75 0.75 0.2 0.25 III 1.61 1.71 1.73 非常に良 4.5 0.75 0.2 0.5 III 1.64 1.77 1.79 非常に良 4 0.75 0.2 1 III 1.68 1.83 1.87 良 4.75 0.75 0.2 0.25 IV 1.55 1.65 1.65 非常に良 4.5 0.75 0.2 0.5 IV 1.55 1.71 1.67 非常に良 4.75 0.75 0.2 0.25 VI 1.55 1.69 1.67 非常に良 4.5 0.75 0.2 0.5 VI 1.55 1.71 1.70 非常に良
【0083】実施例 2
【0084】受容材料を次の如く作った。
【0085】ポリカーボネート結合剤及び可塑剤〔その
種類及び量(g/m2 で)を下表に2に示す)を含有す
る受容層を形成するためメチルエチルケトン中の15%
溶液を、両側にポリエチレン被覆を設けかつその一側上
(受容層側)に補助ゼラチン被覆を設けた紙上に被覆し
た(湿潤厚さ20μm)。被覆後層を70℃で30分間
乾燥した。受容層の上に、エタノール中に0.5%のTe
goglide 410剥離剤(Goldschmidt により市販されて
いる)を含有する溶液から層を被覆した(湿潤層の厚さ
24μm)、そして70℃で乾燥した。
【0086】得られた染料受容材料を、三菱ビデオプリ
ンタータイプCP 100Eで三菱により市販されてい
る供与体材料タイプCK−100 Sと組合せて印刷し
た。
【0087】受容体シートを染料供与体材料から分離
し、転写された像の染料濃度をマクベスTD102濃度
計により青色帯域で反射で測定した。
【0088】結果を下表2に示す。
【0089】 表 2 ポリカーボネート 可 塑 剤 種 類 種 類 濃 度 3 BPA ナ シ 0.40 2 BPA 1 III 1.63 2 BPA 1 VI 1.47 2 BPA 1 VII 0.61 3 HIP ナ シ 0.15 2 HIP 1 III 1.06 (*) 2 HIP 1 VI 0.90 2 HIP 1 VII 1.10
【0090】BPA=2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)プロパンから誘導されたポリカーボネート。 HIP=1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンから誘導された
ポリカーボネート。 (*)=上層を設けなかった。 剤層又は下塗り層で被覆できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルマン・ジョゼフ・イッテルオーヴェン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ロルフ・ヴェールマン ドイツ連邦共和国デー 5090 レヴェルク ーセン 1 バイエル・アクチエンゲゼル シャフト内 (72)発明者 ヴォルフガング・エーバルト ドイツ連邦共和国デー 5090 レヴェルク ーセン 1 バイエル・アクチエンゲゼル シャフト内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可塑剤を含有する染料像受容層を上に有
    する支持体を含む熱染料昇華転写により使用するための
    染料像受容材料において、可塑剤が、二つの(ヘテロ)
    アリール部分の間に四つ以下の反復単位を有するジ(ヘ
    テロ)アリールカーボネートであることを特徴とする染
    料像受容材料。
  2. 【請求項2】 (ヘテロ)アリール基をフエニル基、ナ
    フチル基、チオフエン基及びピリジン基からなる群から
    選択することを特徴とする請求項1の染料像受容材料。
  3. 【請求項3】 (ヘテロ)アリール基が同じであること
    を特徴とする請求項1又は2の染料像受容材料。
  4. 【請求項4】 (ヘテロ)アリール基が、アルキル基、
    シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基、アルコ
    キシ基、アリールオキシ基、アシル基、エステル基、ア
    ミド基、アミン基、エーテル基、カーボネート基(これ
    らの基は置換されていてもよい)、ハロゲン原子、ヒド
    ロキシ基、ニトリル基からなる群から選択した基の一つ
    以上で置換されていることを特徴とする請求項1、2又
    は3の染料像受容材料。
  5. 【請求項5】 ジ(ヘテロ)アリールカーボネートが下
    記式 【化1】 〔式中R1 〜R10は同じであっても異なってもよく、水
    素、アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、ア
    リール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシル
    基、エステル基、アミド基、アミン基、エーテル基、カ
    ーボネート基(これらの基は置換されていてもよい)、
    ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトリル基からなる群か
    ら選択し、Zは−O−R11−O−CO−を表わし、R11
    はアルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、アリ
    ール基(これらの基は置換されていてもよい)からなる
    群から選択し、nは0〜4の整数を表わす〕に相当する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項の染料像受
    容材料。
  6. 【請求項6】nが0であることを特徴とする請求項5の
    染料像受容材料。
  7. 【請求項7】R3 及びR8 の両者がアルキル基又はシク
    ロアルキル基又はアリール基又はアラルキル基を表わ
    し、R1 ,R2 ,R4 〜R7 ,R9 及びR10が水素を表
    わすことを特徴とする請求項5又は6の染料像受容材
    料。
  8. 【請求項8】受容層中のジ(ヘテロ)アリールカーボネ
    ート可塑剤の量が、染料像受容層結合剤の1〜50重量
    %であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項の
    染料像受容材料。
  9. 【請求項9】結合剤を、ポリカーボネート、ビニルクロ
    ライド共重合体及びポリイシソアネートでポリ(ビニル
    クロライド−コ−ビニルアセテート−ビニルアルコー
    ル)を架橋することによって得られた硬化組成物からな
    る群から選択することを特徴とする請求項1〜8の何れ
    か1項の染料像受容材料。
JP4262792A 1991-09-10 1992-09-04 熱染料昇華転写により使用するための染料像受容材料 Pending JPH05194328A (ja)

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NL91202307.4 1991-09-10
EP91202307A EP0531579B1 (en) 1991-09-10 1991-09-10 Dye-image receiving element for use according to thermal dye sublimation transfer

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