JPH05192648A - 汚染土壌の除染方法 - Google Patents
汚染土壌の除染方法Info
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- JPH05192648A JPH05192648A JP4215708A JP21570892A JPH05192648A JP H05192648 A JPH05192648 A JP H05192648A JP 4215708 A JP4215708 A JP 4215708A JP 21570892 A JP21570892 A JP 21570892A JP H05192648 A JPH05192648 A JP H05192648A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B09—DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
- B09C—RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
- B09C1/00—Reclamation of contaminated soil
- B09C1/06—Reclamation of contaminated soil thermally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B09—DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
- B09B—DISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B09B3/00—Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
- B09B3/40—Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving thermal treatment, e.g. evaporation
- B09B3/45—Steam treatment, e.g. supercritical water gasification or oxidation
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汚染土壌を堀り起こし、次いで熱処理に付し
て汚染土壌から汚染を除去する方法において、新たな有
害物質を生じることなく効果的且つ経済的に土壌汚染の
除去を達成することができる汚染土壌の除染方法を提供
する。 【構成】 掘り起こした汚染土壌を回転炉F101内で間接
熱交換により酸素を排除しつつ最高650 ℃に加熱する。
汚染有害物質は脱着媒質により土壌から分離される。土
壌から蒸発させた土壌水分を脱着媒質として用いること
ができる。発生した有害ガス流は凝縮して有害物質を分
離する。
て汚染土壌から汚染を除去する方法において、新たな有
害物質を生じることなく効果的且つ経済的に土壌汚染の
除去を達成することができる汚染土壌の除染方法を提供
する。 【構成】 掘り起こした汚染土壌を回転炉F101内で間接
熱交換により酸素を排除しつつ最高650 ℃に加熱する。
汚染有害物質は脱着媒質により土壌から分離される。土
壌から蒸発させた土壌水分を脱着媒質として用いること
ができる。発生した有害ガス流は凝縮して有害物質を分
離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚染土壌を堀り起こ
し、次いで熱処理に付して汚染土壌から汚染を除去する
方法に関するものである。
し、次いで熱処理に付して汚染土壌から汚染を除去する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有害物質で汚染された土壌、例えば石油
で汚染された土壌を浄化する方法は種々知られている。
例えば、有害物質は水又は溶媒などの洗浄剤を用いて土
壌から洗い落とされる。この場合、洗浄に用いた洗浄剤
を、引き続き沈降分離、浮上分離、抽出又は蒸留等の経
費のかかる操作で浄化しなければならない。洗浄剤を土
壌から分離する際にも大きな問題が生じる。通常は、汚
れた洗浄剤の相当量が常に土壌中に残留することにな
る。
で汚染された土壌を浄化する方法は種々知られている。
例えば、有害物質は水又は溶媒などの洗浄剤を用いて土
壌から洗い落とされる。この場合、洗浄に用いた洗浄剤
を、引き続き沈降分離、浮上分離、抽出又は蒸留等の経
費のかかる操作で浄化しなければならない。洗浄剤を土
壌から分離する際にも大きな問題が生じる。通常は、汚
れた洗浄剤の相当量が常に土壌中に残留することにな
る。
【0003】別の土壌浄化方法としては、燃焼排ガスで
土壌を強く加熱し、次に有害物質と燃焼排ガスとの混合
気を燃焼させる方法がある。しかしながら、この場合は
燃焼に際してダイオキシンが発生することがあり、従っ
て経費のかかる燃焼排ガス浄化処理が必要となる。
土壌を強く加熱し、次に有害物質と燃焼排ガスとの混合
気を燃焼させる方法がある。しかしながら、この場合は
燃焼に際してダイオキシンが発生することがあり、従っ
て経費のかかる燃焼排ガス浄化処理が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、新た
な有害物質を生じることなく効果的且つ経済的に土壌汚
染の除去を達成することができる冒頭に述べた種類の除
染方法を提供することである。
な有害物質を生じることなく効果的且つ経済的に土壌汚
染の除去を達成することができる冒頭に述べた種類の除
染方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、汚染土壌を間接熱交換により、酸素を排除しつつ
最高650 ℃に加熱し、土壌汚染物を脱着により汚染土壌
から分離することにより解決される。
れば、汚染土壌を間接熱交換により、酸素を排除しつつ
最高650 ℃に加熱し、土壌汚染物を脱着により汚染土壌
から分離することにより解決される。
【0006】
【作用】本発明の除染方法の基本理念は、650 ℃以下の
高温度で酸素を排除しつつ脱着媒質、特に放散ガスによ
り土壌有害物質を土壌から除去することある。脱着媒質
として好ましくは土壌加熱によって土壌水分が蒸発する
際に自然に発生する過熱蒸気を利用することができる。
この蒸気量は高温の土壌に直接水を供給することにより
増加することができる。別の可能性として外部脱着媒
質、例えばイナートガスを土壌中に通すこともできる。
高温度で酸素を排除しつつ脱着媒質、特に放散ガスによ
り土壌有害物質を土壌から除去することある。脱着媒質
として好ましくは土壌加熱によって土壌水分が蒸発する
際に自然に発生する過熱蒸気を利用することができる。
この蒸気量は高温の土壌に直接水を供給することにより
増加することができる。別の可能性として外部脱着媒
質、例えばイナートガスを土壌中に通すこともできる。
【0007】本発明の根底には、放散ガスを使った有害
物質の放散による浄化効率が放散ガスの処理量に限定的
に依存するだけであるとの認識がある。この気体流は有
害物質の分圧低下を引き起こすだけである。浄化効率は
殆ど温度によって決まり、温度を高めて土壌中での滞留
時間を例えば1時間まで延長すると、滞留時間が短い場
合に比べ所要の脱着温度が低下することになる。3つの
パラメータ、つまり放散ガス量、温度及び滞留時間を最
適に調整すると、有害物質はその通常の沸点よりはるか
に低い温度でも土壌粒子から脱着することができる。3
つのパラメータの最適調整は有害物質の種類、土壌構
造、炭素含量、土壌のあらゆる有機成分、廃棄汚染の古
さに左右される。
物質の放散による浄化効率が放散ガスの処理量に限定的
に依存するだけであるとの認識がある。この気体流は有
害物質の分圧低下を引き起こすだけである。浄化効率は
殆ど温度によって決まり、温度を高めて土壌中での滞留
時間を例えば1時間まで延長すると、滞留時間が短い場
合に比べ所要の脱着温度が低下することになる。3つの
パラメータ、つまり放散ガス量、温度及び滞留時間を最
適に調整すると、有害物質はその通常の沸点よりはるか
に低い温度でも土壌粒子から脱着することができる。3
つのパラメータの最適調整は有害物質の種類、土壌構
造、炭素含量、土壌のあらゆる有機成分、廃棄汚染の古
さに左右される。
【0008】但し、有毒物質や分解ガスの発生を防止す
るために、温度を最高650 ℃に限定し、また雰囲気から
酸素を排除することが不可欠であることが新たに確認さ
れている。他方、有害物質の十分な脱着を達成するため
には650 ℃の最高温度で間に合う。その都度、最適な、
但し決して650 ℃を超えない温度は個々のケースで土壌
の特殊事情に依存して突き止めなければばならない。殆
どの適用事例では処理温度は約350 ℃〜約550 ℃であ
り、特定の事例ではこの温度より低い例えば200℃でも
浄化の目的が達成された。
るために、温度を最高650 ℃に限定し、また雰囲気から
酸素を排除することが不可欠であることが新たに確認さ
れている。他方、有害物質の十分な脱着を達成するため
には650 ℃の最高温度で間に合う。その都度、最適な、
但し決して650 ℃を超えない温度は個々のケースで土壌
の特殊事情に依存して突き止めなければばならない。殆
どの適用事例では処理温度は約350 ℃〜約550 ℃であ
り、特定の事例ではこの温度より低い例えば200℃でも
浄化の目的が達成された。
【0009】酸素の排除と合わせ、処理温度が比較的低
いことから、通常の熱処理時の場合のような土壌含有成
分の化学的分解は起きない。このことにより特にダイオ
キシンやフランのような土壌有害成分の一層毒性の強い
二次生成物の発生が防止される。土壌の間接加熱も、二
次生成物を処理する問題を避けるのに寄与する。例えば
燃焼排ガスにより直接加熱を行う場合には、脱着土壌有
害成分を含む有害気体流に大量の気体が混加され、経費
のかかる排ガス浄化が必要であろう。しかも、過熱気体
を装入して土壌を直接加熱する場合には大量の微細粉塵
が排出され、やはり経費のかかる排ガス浄化が必要とな
るであろう。
いことから、通常の熱処理時の場合のような土壌含有成
分の化学的分解は起きない。このことにより特にダイオ
キシンやフランのような土壌有害成分の一層毒性の強い
二次生成物の発生が防止される。土壌の間接加熱も、二
次生成物を処理する問題を避けるのに寄与する。例えば
燃焼排ガスにより直接加熱を行う場合には、脱着土壌有
害成分を含む有害気体流に大量の気体が混加され、経費
のかかる排ガス浄化が必要であろう。しかも、過熱気体
を装入して土壌を直接加熱する場合には大量の微細粉塵
が排出され、やはり経費のかかる排ガス浄化が必要とな
るであろう。
【0010】土壌は好ましくは大気圧を超える圧力下で
処理される。絶対圧力2バールの値を超えないことが望
ましい。圧力を高めると一方で浄化効率が更に高まり、
他方でこのことにより本方法を装置に転換する際に幾つ
かの利点が得られる。つまり土壌の処理は望ましくは回
転炉内で行われ、有害物質の脱着時に発生する有害物質
含有気体流は回転炉から抽出され、引き続き後続の幾つ
かの設備部分において浄化される。これらの設備部分
は、特に気相中の固形物及び有害物質からの沈殿固形物
が存在する場合に温度を高めると問題を生じるような送
風機又は圧縮機でもある。例えば破損が起き、その結果
として浄化部で圧力損失を生じることがある。従って、
浄化部における圧力損失を既に回転炉内で昇圧によって
補償するような処置も提案される。
処理される。絶対圧力2バールの値を超えないことが望
ましい。圧力を高めると一方で浄化効率が更に高まり、
他方でこのことにより本方法を装置に転換する際に幾つ
かの利点が得られる。つまり土壌の処理は望ましくは回
転炉内で行われ、有害物質の脱着時に発生する有害物質
含有気体流は回転炉から抽出され、引き続き後続の幾つ
かの設備部分において浄化される。これらの設備部分
は、特に気相中の固形物及び有害物質からの沈殿固形物
が存在する場合に温度を高めると問題を生じるような送
風機又は圧縮機でもある。例えば破損が起き、その結果
として浄化部で圧力損失を生じることがある。従って、
浄化部における圧力損失を既に回転炉内で昇圧によって
補償するような処置も提案される。
【0011】更に、回転炉内の内圧上昇により空中酸素
の流入が確実に防止される。酸素の排除によりダイオキ
シン発生の可能性が著しく低減する。しかも回転炉の既
設の装入・排出部材及び密封装置は、イナートガス洗浄
によって設備の高温部分への酸素流入が阻止されるよう
に形成することができる。更に、脱着媒質による土壌処
理を約0.5 〜1時間の間継続することが推奨される。土
壌有害物質の脱着を回転炉内で行う場合、回転炉の脱着
範囲内での土壌滞留時間がそれに応じて調整される。
の流入が確実に防止される。酸素の排除によりダイオキ
シン発生の可能性が著しく低減する。しかも回転炉の既
設の装入・排出部材及び密封装置は、イナートガス洗浄
によって設備の高温部分への酸素流入が阻止されるよう
に形成することができる。更に、脱着媒質による土壌処
理を約0.5 〜1時間の間継続することが推奨される。土
壌有害物質の脱着を回転炉内で行う場合、回転炉の脱着
範囲内での土壌滞留時間がそれに応じて調整される。
【0012】本発明の特に好ましい1実施態様では、土
壌は単一の段階によって好ましくは回転炉内で処理され
る。この段階中に土壌の乾燥と有害物質の脱着が行われ
る。このため回転炉は、少なくとも土壌が回転炉に装入
される前部が外部から650 ℃以下の炉壁温度に加熱され
る。これにより土壌中の水分が蒸発する。発生する高温
の水蒸気は土壌有害物質を吸収する脱着媒質として働
く。その際に発生する有害物質含有気体流は回転炉から
抽出して別の浄化部に供給される。脱着した土壌は回転
炉から排出する前に回転炉内で好ましくは液相水の導入
により、蒸発によって又は気体浄化部からの低圧蒸気に
よって冷却することができる。
壌は単一の段階によって好ましくは回転炉内で処理され
る。この段階中に土壌の乾燥と有害物質の脱着が行われ
る。このため回転炉は、少なくとも土壌が回転炉に装入
される前部が外部から650 ℃以下の炉壁温度に加熱され
る。これにより土壌中の水分が蒸発する。発生する高温
の水蒸気は土壌有害物質を吸収する脱着媒質として働
く。その際に発生する有害物質含有気体流は回転炉から
抽出して別の浄化部に供給される。脱着した土壌は回転
炉から排出する前に回転炉内で好ましくは液相水の導入
により、蒸発によって又は気体浄化部からの低圧蒸気に
よって冷却することができる。
【0013】本発明の別の変形態様によれば、前記土壌
処理は少なくとも2段階で行われ、そのうちの第1段階
では土壌が加熱乾燥され、第2段階では脱着媒質が土壌
中に通される。後続の第3段階で土壌を再び冷却しても
よい。
処理は少なくとも2段階で行われ、そのうちの第1段階
では土壌が加熱乾燥され、第2段階では脱着媒質が土壌
中に通される。後続の第3段階で土壌を再び冷却しても
よい。
【0014】このため、好ましくは3基の回転炉が前後
に並べて配置され、土壌乾燥、有害物質の脱着及び土壌
冷却用に各1基の回転炉を用いる。温度を高めて既に浄
化した土壌中に、その冷却時に有害物質が侵入すると浄
化成果が危うくなることがある。これを防止するためイ
ナートガス、好ましくは水蒸気を被冷却土壌に対して向
流となるように送り込み、脱着段階からの有害物質含有
気体流に混加する。
に並べて配置され、土壌乾燥、有害物質の脱着及び土壌
冷却用に各1基の回転炉を用いる。温度を高めて既に浄
化した土壌中に、その冷却時に有害物質が侵入すると浄
化成果が危うくなることがある。これを防止するためイ
ナートガス、好ましくは水蒸気を被冷却土壌に対して向
流となるように送り込み、脱着段階からの有害物質含有
気体流に混加する。
【0015】本発明方法の格別好ましい構成において
は、回転炉に供給又は回転炉から排出されるプロセス熱
が間接的に利用される。第1回転炉は外部から650 ℃以
下の炉壁温度に加熱される。その際、炉内で土壌水分が
蒸発し、過熱水蒸気として抽出される。この過熱水蒸気
は有利には脱着媒質として第2回転炉内で利用される。
この水蒸気量が十分でない場合、外部から付加的に高温
の洗浄ガスか有害物質放散用の水を第2回転炉に導入し
てもよい。土壌の特に親水性挙動に基づいて吸着有害有
機物質が水の分子によって排除され、このことで、その
他の放散ガスに比べ浄化が促進される。
は、回転炉に供給又は回転炉から排出されるプロセス熱
が間接的に利用される。第1回転炉は外部から650 ℃以
下の炉壁温度に加熱される。その際、炉内で土壌水分が
蒸発し、過熱水蒸気として抽出される。この過熱水蒸気
は有利には脱着媒質として第2回転炉内で利用される。
この水蒸気量が十分でない場合、外部から付加的に高温
の洗浄ガスか有害物質放散用の水を第2回転炉に導入し
てもよい。土壌の特に親水性挙動に基づいて吸着有害有
機物質が水の分子によって排除され、このことで、その
他の放散ガスに比べ浄化が促進される。
【0016】例えば不活性条件を厳密に守ることが肝要
であるような特定の適用事例では脱着媒質としてイナー
トガスを使用するのが望ましいこともある。これには例
えば炭酸ガスや窒素ガスが考えられる。
であるような特定の適用事例では脱着媒質としてイナー
トガスを使用するのが望ましいこともある。これには例
えば炭酸ガスや窒素ガスが考えられる。
【0017】第1段階による土壌の乾燥が前段に設けて
あるので、それに続く第2段階での脱着が格別効果的と
なる。すなわち、水分が既に第1段階で土壌から十分に
分離されるので、第2段階では土壌中に残存する有害物
質を一層容易に脱着することができる。
あるので、それに続く第2段階での脱着が格別効果的と
なる。すなわち、水分が既に第1段階で土壌から十分に
分離されるので、第2段階では土壌中に残存する有害物
質を一層容易に脱着することができる。
【0018】固形物の沈澱が予想されることから、土壌
汚染物を含んだ脱着媒質は適切に洗浄設備内で例えば10
0 ℃で冷却される。洗浄設備の後段で相分離が行われる
が、その際、5つの相が予想される(つまり:サイクロ
ンや濾過器では捕捉されない土壌固形物相;脱着有害物
質の冷却によって生じる固液相;土壌から分離して脱着
媒質として利用する水から生じた液相;そしてそれと均
衡した蒸気相)。
汚染物を含んだ脱着媒質は適切に洗浄設備内で例えば10
0 ℃で冷却される。洗浄設備の後段で相分離が行われる
が、その際、5つの相が予想される(つまり:サイクロ
ンや濾過器では捕捉されない土壌固形物相;脱着有害物
質の冷却によって生じる固液相;土壌から分離して脱着
媒質として利用する水から生じた液相;そしてそれと均
衡した蒸気相)。
【0019】希望する相分離を達成するためには水性相
のpH値を適宜調整する必要がある。個々の相は通常の技
術によって引き続き相互に分離され、それぞれ適切な継
続処理に適宜供される。
のpH値を適宜調整する必要がある。個々の相は通常の技
術によって引き続き相互に分離され、それぞれ適切な継
続処理に適宜供される。
【0020】相分離後に発生する気相は、更に例えば空
冷設備又は水冷設備によって冷却される。その際、冷却
器伝熱面の損傷を防止するためには固形物の継続的な沈
澱を阻止する必要がある。これは沈殿する固形物を溶媒
に溶かし込むことにより達成することができる。前記沈
殿固形物は有機溶剤中に溶解する有機固形物である。こ
の目的に沿って、好適な溶媒が気体流に噴入される。
冷設備又は水冷設備によって冷却される。その際、冷却
器伝熱面の損傷を防止するためには固形物の継続的な沈
澱を阻止する必要がある。これは沈殿する固形物を溶媒
に溶かし込むことにより達成することができる。前記沈
殿固形物は有機溶剤中に溶解する有機固形物である。こ
の目的に沿って、好適な溶媒が気体流に噴入される。
【0021】相分離後に発生する水は浄化しなければな
らない。第1浄化段階としては、好ましくは0.3 〜6mm
の多様な粒子を有する通常の土壌によって濾過材を構成
した濾過設備を提案することができる。この粗浄化段階
を経た有害物質含有吸着性土壌は再浄化のため回転炉に
戻すことができる。好ましくは、回転炉から抽出し分級
した除染土壌が濾過材として利用される。
らない。第1浄化段階としては、好ましくは0.3 〜6mm
の多様な粒子を有する通常の土壌によって濾過材を構成
した濾過設備を提案することができる。この粗浄化段階
を経た有害物質含有吸着性土壌は再浄化のため回転炉に
戻すことができる。好ましくは、回転炉から抽出し分級
した除染土壌が濾過材として利用される。
【0022】
【実施例】以下、図に概略示した一実施例を基に本発明
を詳しく説明する。図1〜3には本発明を実施するため
の設備の流れ図が示してある。ここで、個々の図は同じ
設備の直接隣接した異なる設備部分に関係している。
を詳しく説明する。図1〜3には本発明を実施するため
の設備の流れ図が示してある。ここで、個々の図は同じ
設備の直接隣接した異なる設備部分に関係している。
【0023】本実施例では、鉱油炭化水素、ポリ芳香族
炭化水素、ポリ塩化ビフェニル、塩素化炭化水素(CKW)
、FCKW、ベンゾール・トルオール・キシロール芳香族
化合物などの有害物質混合物で汚染された土壌を除染す
る。このため汚染土壌が掘り起こされ熱処理に供され
る。
炭化水素、ポリ塩化ビフェニル、塩素化炭化水素(CKW)
、FCKW、ベンゾール・トルオール・キシロール芳香族
化合物などの有害物質混合物で汚染された土壌を除染す
る。このため汚染土壌が掘り起こされ熱処理に供され
る。
【0024】図1に示すように、掘り起こされた土壌は
土壌篩S101を介してベルトコンベアY101に装入され、ホ
ッパーD101内に搬送される。そこでN2洗浄により残存酸
素分を土壌の気孔から除去することができる。そこから
土壌はスターフィーダY102を介してスクリューコンベヤ
Y103に達する。スターフィーダY102は、洗浄媒質、特に
導管L101を介して図3に示した設備部分から抽出される
低圧蒸気、又はN2で満たされて密封される。使用済みの
低圧蒸気は導管L102を介して図2に示した設備部分に送
られる。
土壌篩S101を介してベルトコンベアY101に装入され、ホ
ッパーD101内に搬送される。そこでN2洗浄により残存酸
素分を土壌の気孔から除去することができる。そこから
土壌はスターフィーダY102を介してスクリューコンベヤ
Y103に達する。スターフィーダY102は、洗浄媒質、特に
導管L101を介して図3に示した設備部分から抽出される
低圧蒸気、又はN2で満たされて密封される。使用済みの
低圧蒸気は導管L102を介して図2に示した設備部分に送
られる。
【0025】汚染土壌はスクリューコンベヤY103により
回転炉F101内に搬送される。回転炉F101は、プロパンガ
スボンベD103からガス供給を受けるプロパンガスバーナ
B101によて外部から約350 ℃〜約650 ℃の炉壁温度に加
熱される。これにより回転炉F101内にある土壌の水分が
蒸発する。この蒸気が脱着媒質として働き、有害気体流
を形成しつつ土壌から有害物質を吸収する。プロパンガ
スバーナB101により発生した燃焼排ガスは導管L103を介
して炉壁から抽出され、熱交換器E101に通される。こう
して燃焼排ガス流により燃焼用空気の予熱が可能とな
る。燃焼用空気は送風機C101により吸引され、導管L104
を介してプロパンガスバーナB101に供給される。
回転炉F101内に搬送される。回転炉F101は、プロパンガ
スボンベD103からガス供給を受けるプロパンガスバーナ
B101によて外部から約350 ℃〜約650 ℃の炉壁温度に加
熱される。これにより回転炉F101内にある土壌の水分が
蒸発する。この蒸気が脱着媒質として働き、有害気体流
を形成しつつ土壌から有害物質を吸収する。プロパンガ
スバーナB101により発生した燃焼排ガスは導管L103を介
して炉壁から抽出され、熱交換器E101に通される。こう
して燃焼排ガス流により燃焼用空気の予熱が可能とな
る。燃焼用空気は送風機C101により吸引され、導管L104
を介してプロパンガスバーナB101に供給される。
【0026】回転炉F101の密封された内部は、図3に示
した設備部分の導管L101から導管L105を介して低圧蒸気
を供給することにより、絶対圧力約1.1 バールに高めた
圧力に保持される。回転炉F101内の内圧を高めてあるの
で、周囲大気中からの酸素の流入が防止される。回転炉
から発生する凝縮液は導管L106を介して抽出され、凝縮
液容器D104に送られる。この容器内に生じる蒸気と凝縮
液は別々に導管L107とL108を介して図3に示す設備部分
に供給される。
した設備部分の導管L101から導管L105を介して低圧蒸気
を供給することにより、絶対圧力約1.1 バールに高めた
圧力に保持される。回転炉F101内の内圧を高めてあるの
で、周囲大気中からの酸素の流入が防止される。回転炉
から発生する凝縮液は導管L106を介して抽出され、凝縮
液容器D104に送られる。この容器内に生じる蒸気と凝縮
液は別々に導管L107とL108を介して図3に示す設備部分
に供給される。
【0027】回転炉で熱処理された土壌は乾燥土壌排出
密閉容器D102内に達し、その内部で有害ガス流が土壌か
ら分離されて導管L109を介してサイクロン分離器S102に
送られる。サイクロン分離器S102内では、有害ガス流に
随伴してきた固形物が分離され、この固形物は導管L110
を介して再び密閉容器D102に戻される。
密閉容器D102内に達し、その内部で有害ガス流が土壌か
ら分離されて導管L109を介してサイクロン分離器S102に
送られる。サイクロン分離器S102内では、有害ガス流に
随伴してきた固形物が分離され、この固形物は導管L110
を介して再び密閉容器D102に戻される。
【0028】除染済の乾燥土壌は密閉容器D102から排出
され、冷却後、例えば再び掘削箇所に散布するためにベ
ルトコンベヤY104によりトラックに積込み可能である。
され、冷却後、例えば再び掘削箇所に散布するためにベ
ルトコンベヤY104によりトラックに積込み可能である。
【0029】密閉容器D102内からの有害ガス流は導管L1
11を介して浄化のために図2に示す設備部分に送られ
る。
11を介して浄化のために図2に示す設備部分に送られ
る。
【0030】図2に示した設備部分では、有害ガス流を
凝縮し、有害物質を分離する処理が行なわれる。有害ガ
ス流は導管L111を介して急速冷却器E201内に達し、そこ
で有害ガス流が水による洗浄で約100 ℃に急速に冷却さ
れる。この洗浄後に、分離容器D201内で相分離が行われ
る。分離された個々の相は、別々に導管L201、L202、L2
03、L204を介して取り出され、それぞれ適切に浄化され
る。即ち、導管L204を介して比較的重い有機相と固形物
が排出される。この有害物質流には、導管L202を介して
取り出された比較的軽い有機相が供給される。分離容器
内で発生した液相は導管L203を介して取り出される。ま
た分離容器内の凝縮不可能な気体も含む気相は導管L201
を介して取り出される。導管L204中には有害物質排出用
のポンプP203が設けてある。導管L202とL204からの有害
物質は、ともに収集容器D205に集められる。
凝縮し、有害物質を分離する処理が行なわれる。有害ガ
ス流は導管L111を介して急速冷却器E201内に達し、そこ
で有害ガス流が水による洗浄で約100 ℃に急速に冷却さ
れる。この洗浄後に、分離容器D201内で相分離が行われ
る。分離された個々の相は、別々に導管L201、L202、L2
03、L204を介して取り出され、それぞれ適切に浄化され
る。即ち、導管L204を介して比較的重い有機相と固形物
が排出される。この有害物質流には、導管L202を介して
取り出された比較的軽い有機相が供給される。分離容器
内で発生した液相は導管L203を介して取り出される。ま
た分離容器内の凝縮不可能な気体も含む気相は導管L201
を介して取り出される。導管L204中には有害物質排出用
のポンプP203が設けてある。導管L202とL204からの有害
物質は、ともに収集容器D205に集められる。
【0031】分離容器から取り出された気相は更に冷却
するために導管L201を介して空冷設備E202に送られる。
空冷設備E202内での冷却を可能とするにはその前に固形
物の沈澱を阻止しておかなければならないので、溶媒容
器D204からポンプP202及び導管L205を介して有機溶媒を
導管L201内の気体流に噴入している。これにより有機固
形物が溶媒中に溶け込むことになり、従って空冷設備E2
02内での伝熱面の破損も防止される。更に、導管L102を
介して図1に示した設備部分から低圧蒸気が空冷設備へ
の気体流中に導入される。また、導管L203で取り出され
た液相も空冷設備E202を介して送られる。
するために導管L201を介して空冷設備E202に送られる。
空冷設備E202内での冷却を可能とするにはその前に固形
物の沈澱を阻止しておかなければならないので、溶媒容
器D204からポンプP202及び導管L205を介して有機溶媒を
導管L201内の気体流に噴入している。これにより有機固
形物が溶媒中に溶け込むことになり、従って空冷設備E2
02内での伝熱面の破損も防止される。更に、導管L102を
介して図1に示した設備部分から低圧蒸気が空冷設備へ
の気体流中に導入される。また、導管L203で取り出され
た液相も空冷設備E202を介して送られる。
【0032】空冷設備で冷却された有害物質流は導管L2
06を介して分離容器D202に供給される。この過程は圧力
を補償して大気圧下で行われる。全ての有害物質と水蒸
気は周囲温度によって凝縮される。この設備では、制御
を目的として凝縮不可能なイナートガス(例えばN2)が
導管L213を介して断続的に供給されるようになってい
る。後段に設けた活性炭濾過器A201は、設備の故障時に
許容し得ない排出に対処する安全濾過器として役立つ。
06を介して分離容器D202に供給される。この過程は圧力
を補償して大気圧下で行われる。全ての有害物質と水蒸
気は周囲温度によって凝縮される。この設備では、制御
を目的として凝縮不可能なイナートガス(例えばN2)が
導管L213を介して断続的に供給されるようになってい
る。後段に設けた活性炭濾過器A201は、設備の故障時に
許容し得ない排出に対処する安全濾過器として役立つ。
【0033】分離容器D202で発生する液相は導管L208及
び循環ポンプP201を介して混合容器D203に供給される。
混合容器内に集まった液状有害物質相は導管L209を介し
てポンプP204により吸入することにより液状有害物質収
集容器D206に集められる。
び循環ポンプP201を介して混合容器D203に供給される。
混合容器内に集まった液状有害物質相は導管L209を介し
てポンプP204により吸入することにより液状有害物質収
集容器D206に集められる。
【0034】混合容器内の液相の一部は洗浄水として利
用するために導管L210から導管L211を介して急速冷却器
E201に戻される。残りは導管L210から導管L212を介して
図3に示した設備部分に運ばれる。
用するために導管L210から導管L211を介して急速冷却器
E201に戻される。残りは導管L210から導管L212を介して
図3に示した設備部分に運ばれる。
【0035】図3は廃液(水)の浄化と蒸気発生とに関
係している。導管L212内の液流は土壌濾過器S301及び活
性炭濾過器A301を介して送られる。土壌濾過器S301には
回転炉F101からの除染土壌が濾過材として装填されてい
る。この濾過材が有害物質で汚れた場合には再生のため
に回転炉F101内に戻される。濾過器をでて浄化された廃
水は廃水容器D303内に導入される。廃水はそこから廃水
ポンプP203により吸入され、導管L301を介して排出され
る。
係している。導管L212内の液流は土壌濾過器S301及び活
性炭濾過器A301を介して送られる。土壌濾過器S301には
回転炉F101からの除染土壌が濾過材として装填されてい
る。この濾過材が有害物質で汚れた場合には再生のため
に回転炉F101内に戻される。濾過器をでて浄化された廃
水は廃水容器D303内に導入される。廃水はそこから廃水
ポンプP203により吸入され、導管L301を介して排出され
る。
【0036】図1に示した設備部分から導管L108を介し
て抽出された凝縮液および導管L107を介して排出された
低圧蒸気は低圧蒸気凝縮器E301に供給され、この凝縮器
は例えば導管L301から取り出すことのできる冷却水で冷
却される。凝縮液は導管L302及び凝縮液ポンプP301を介
して蒸気発生器B301に供給される。容器D302は蒸気発生
用に浄化され廃水の受器である。この受器はアキューム
レータとして機能し、浄化され廃水の損失分又は過剰発
生分を補償するものである。気液分離器D301内では上記
発生器の発生蒸気が循環給水から分離される。抽出され
た蒸気は更に蒸気発生器B301内の過熱伝熱面に供給され
る。最終的に上記発生器から発生した低圧蒸気は導管L1
01を介して図1に示した設備部分に送り戻される。
て抽出された凝縮液および導管L107を介して排出された
低圧蒸気は低圧蒸気凝縮器E301に供給され、この凝縮器
は例えば導管L301から取り出すことのできる冷却水で冷
却される。凝縮液は導管L302及び凝縮液ポンプP301を介
して蒸気発生器B301に供給される。容器D302は蒸気発生
用に浄化され廃水の受器である。この受器はアキューム
レータとして機能し、浄化され廃水の損失分又は過剰発
生分を補償するものである。気液分離器D301内では上記
発生器の発生蒸気が循環給水から分離される。抽出され
た蒸気は更に蒸気発生器B301内の過熱伝熱面に供給され
る。最終的に上記発生器から発生した低圧蒸気は導管L1
01を介して図1に示した設備部分に送り戻される。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明では燃焼法
に比べて土壌温度が比較的低いのでダイオキシンの発生
を危虞する必要がない。この比較的低い処理温度にも拘
らず、本発明によれば例えば約1時間程度の比較的短い
時間の処理で極めて良好な浄化の成果を達成することが
できる。特に、通常は分離がきわめて困難なPCB(ポ
リ塩化ビフェニール)、PAK(多環式芳香族炭化水
素)等の有害物質が本発明により検出限界以下に低減可
能である。これらの物質は例えば通常の水洗では事実上
除去することができないものである。
に比べて土壌温度が比較的低いのでダイオキシンの発生
を危虞する必要がない。この比較的低い処理温度にも拘
らず、本発明によれば例えば約1時間程度の比較的短い
時間の処理で極めて良好な浄化の成果を達成することが
できる。特に、通常は分離がきわめて困難なPCB(ポ
リ塩化ビフェニール)、PAK(多環式芳香族炭化水
素)等の有害物質が本発明により検出限界以下に低減可
能である。これらの物質は例えば通常の水洗では事実上
除去することができないものである。
【0038】また熱処理法とは対照的に、本発明では排
気に対する浄化にさほど経費を必要としない。即ち、脱
着媒質の凝縮及びそれに伴う体積減少があるため、燃焼
法に比べて浄化しなければならない搬送媒質、即ち洗浄
ガス又は燃焼排ガスなどの量が本質的に少ない。更に、
土壌の間接加熱を行なうことから、土壌中に高温ガスを
取り入れる結果としての有害ガス流の増加を避けること
ができ、このことによりやはり排気の浄化が容易とな
る。
気に対する浄化にさほど経費を必要としない。即ち、脱
着媒質の凝縮及びそれに伴う体積減少があるため、燃焼
法に比べて浄化しなければならない搬送媒質、即ち洗浄
ガス又は燃焼排ガスなどの量が本質的に少ない。更に、
土壌の間接加熱を行なうことから、土壌中に高温ガスを
取り入れる結果としての有害ガス流の増加を避けること
ができ、このことによりやはり排気の浄化が容易とな
る。
【0039】また本発明によれば、困難な固液分離や大
量の洗浄水の浄化等の従来の洗浄法の諸問題点も生じな
い。更に、浄化された土壌はほぼ完全に(即ち99%以
上)再利用に供され、これにより例えば土壌洗浄法の場
合に生じるような投棄のための費用を回避することがで
きる。
量の洗浄水の浄化等の従来の洗浄法の諸問題点も生じな
い。更に、浄化された土壌はほぼ完全に(即ち99%以
上)再利用に供され、これにより例えば土壌洗浄法の場
合に生じるような投棄のための費用を回避することがで
きる。
【0040】本発明による除染方法においては、処理対
象の土壌は環境を汚染しない補助剤と接触するだけであ
り、従って有害物質又は土壌の化学変化を危虞する必要
がない点に本発明の別の利点を見ることができる。更
に、有害物質は処理後に大量の残土を生じることなく濃
縮されており、従って一層容易に適切に処理することが
可能である。更にまた、土壌中に例えば汚染された洗浄
剤が残留することも避けることができる。
象の土壌は環境を汚染しない補助剤と接触するだけであ
り、従って有害物質又は土壌の化学変化を危虞する必要
がない点に本発明の別の利点を見ることができる。更
に、有害物質は処理後に大量の残土を生じることなく濃
縮されており、従って一層容易に適切に処理することが
可能である。更にまた、土壌中に例えば汚染された洗浄
剤が残留することも避けることができる。
【0041】本発明による除染方法は、炭化水素で汚染
された土壌、例えば石油で汚染された土壌を浄化するの
に特に適している。PCB やPAK を含有した土壌が本発明
による除染方法で効果的に浄化できる。更に本発明の除
染方法は水銀や化学廃棄物等の各種有害物質を含有する
汚染された工場敷地の土壌を浄化するのにも好適に利用
することができる。
された土壌、例えば石油で汚染された土壌を浄化するの
に特に適している。PCB やPAK を含有した土壌が本発明
による除染方法で効果的に浄化できる。更に本発明の除
染方法は水銀や化学廃棄物等の各種有害物質を含有する
汚染された工場敷地の土壌を浄化するのにも好適に利用
することができる。
【図1】本発明の一実施例に従って土壌乾燥と土壌浄化
を行う設備部分を示す部分系統図である。
を行う設備部分を示す部分系統図である。
【図2】同じく前記実施例に従って脱着媒質の蒸発凝縮
を行って気相から有害物質を分離する設備部分を示す部
分系統図である。
を行って気相から有害物質を分離する設備部分を示す部
分系統図である。
【図3】同じく前記実施例に従って洗浄廃水の浄化と蒸
気発生を行う設備部分を示す部分系統図である。
気発生を行う設備部分を示す部分系統図である。
F101:回転炉 Y101:装入ベルトコンベア D102:乾燥土壌排出密閉容器 D104:凝縮液容器 E101:熱交換器 S102:サイクロン分離器 E201:急速冷却器 D201:分離容器 P203:有蓋物質ポンプ D205:有蓋物質収集容器 E202:空冷設備 D204:溶媒容器 P202:溶媒ポンプ D202:分離容器 P201:循環ポンプ D203:混合容器 D206:液状有蓋物質収集容器 A201:活性炭濾過器 S301:土壌濾過器 A301:活性炭濾過器 D303:廃水容器 P302:廃水ポンプ E301:低圧蒸気凝縮器 D302:廃水受器(アキュームレータ) D301:気液分離器 B301:蒸気発生器
Claims (13)
- 【請求項1】 汚染土壌を堀り起こし、次いで熱処理に
付して汚染土壌から汚染を除去する方法において、酸素
を排除しつつ汚染土壌を間接熱交換によって最高650 ℃
に加熱し、土壌中の汚染物を脱着により土壌から分離す
ることを特徴とする汚染土壌の除染方法。 - 【請求項2】 大気圧を超える圧力下で汚染土壌を処理
することを特徴とする請求項1に記載の汚染土壌の除染
方法。 - 【請求項3】 脱着剤を約0.5 〜1時間に亙って汚染土
壌中に通すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項4】 汚染土壌を単一段階で処理し、この単一
段階中にて土壌水分を加熱により蒸発させて汚染土壌を
乾燥させると共に発生した蒸気から前記汚染物を脱着す
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項5】 汚染土壌を少なくとも2つの段階で処理
し、第1段階では汚染土壌を加熱乾燥させ、第2段階で
は脱着剤を土壌中に通すことを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項に記載の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項6】 第1段階で土壌水分の蒸発時に発生する
蒸気を脱着剤として利用することを特徴とする請求項5
に記載の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項7】 脱着剤としてイナートガスを用いること
を特徴とする請求項5又は6に記載の汚染土壌の除染方
法。 - 【請求項8】 付加的に水又は水蒸気を脱着範囲に噴射
注入することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項
に記載の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項9】 土壌汚染物で汚れた脱着剤を洗浄により
冷却し、次にさまざまな相に分離し、個々の相を別々に
継続処理することを特徴とする請求項1〜8のいずれか
1項に記載の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項10】 前記相分離後に発生する気相を引き続
き冷却し、沈澱する固形物を溶媒中に溶解させることを
特徴とする請求項9に記載の汚染土壌の除染方法。 - 【請求項11】 相分離後に発生する液相を濾過するこ
とを特徴とする請求項9又は10に記載の汚染土壌の除
染方法。 - 【請求項12】 除染した土壌を濾過材として利用する
ことを特徴とする請求項11に記載の汚染土壌の除染方
法。 - 【請求項13】 汚れた濾過材を汚染土壌と一緒に熱処
理することを特徴とする請求項11又は12に記載の汚
染土壌の除染方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4124277A DE4124277A1 (de) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | Verfahren zur dekontamination von verunreinigten boeden |
DE4124277.7 | 1991-07-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192648A true JPH05192648A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=6436749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4215708A Pending JPH05192648A (ja) | 1991-07-22 | 1992-07-22 | 汚染土壌の除染方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5405579A (ja) |
EP (1) | EP0524463B1 (ja) |
JP (1) | JPH05192648A (ja) |
AT (1) | ATE150343T1 (ja) |
DE (2) | DE4124277A1 (ja) |
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JP2009273996A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Aoki Asunaro Kensetsu Kk | Pcb、ダイオキシン類などの難分解物質による汚染物の無害化方法 |
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WO2014030282A1 (ja) | 2012-08-22 | 2014-02-27 | 株式会社モリタ防災テック | 土壌等の除染方法および土壌等の除染システム |
EP3035341A1 (en) | 2014-12-16 | 2016-06-22 | Hideo Yoshida | Method for decontaminating soil and system for decontaminating soil |
KR20200022153A (ko) | 2018-08-22 | 2020-03-03 | (주)삼현 | 방사성 세슘 오염토양 제염방법 및 제염시스템 |
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