JPH05186966A - 電磁波シールド布地 - Google Patents
電磁波シールド布地Info
- Publication number
- JPH05186966A JPH05186966A JP8944791A JP8944791A JPH05186966A JP H05186966 A JPH05186966 A JP H05186966A JP 8944791 A JP8944791 A JP 8944791A JP 8944791 A JP8944791 A JP 8944791A JP H05186966 A JPH05186966 A JP H05186966A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic wave
- fabric
- fiber
- cloth
- metal
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- Pending
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- Chemically Coating (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁波防護衣の生地としての電磁波シールド
布地を提供することである。 【構成】 １ｋＨｚ〜１ＴＨｚの波長帯で電磁波を遮蔽
する薄布自体、薄布と薄布とを接着する接着剤、薄布に
塗布する塗料の何れかまたは２以上で積層生地を構成し
た。 【効果】 １ｋＨｚ〜１ＴＨｚの波長帯で電磁波を遮蔽
する作業用防護衣用の電磁波シールド布地が得られた。
布地を提供することである。 【構成】 １ｋＨｚ〜１ＴＨｚの波長帯で電磁波を遮蔽
する薄布自体、薄布と薄布とを接着する接着剤、薄布に
塗布する塗料の何れかまたは２以上で積層生地を構成し
た。 【効果】 １ｋＨｚ〜１ＴＨｚの波長帯で電磁波を遮蔽
する作業用防護衣用の電磁波シールド布地が得られた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電磁波シールド布地に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、事務所や工場でいわゆるＯＡ化や
ＦＡ化が進み、種々の電子機器が広く使用されるように
なった。これらの電子機器の中には微弱ながら電磁波を
放射するものがあり、１０ｋＨｚ〜３００ＧＨｚの長波
長の電磁波には人体へ悪影響を及ぼすものがある。「電
波防護指針」（電気通信技術審議界答申、諮問３８号
「電波利用における人体防護指針」、平成２年６月）に
人体に照射される電磁界の強度を軽減するための防護方
が示されているように、一般に人体への影響を配慮して
電子機器が製作され使用されているから人体への照射量
は大きいものではない。
ＦＡ化が進み、種々の電子機器が広く使用されるように
なった。これらの電子機器の中には微弱ながら電磁波を
放射するものがあり、１０ｋＨｚ〜３００ＧＨｚの長波
長の電磁波には人体へ悪影響を及ぼすものがある。「電
波防護指針」（電気通信技術審議界答申、諮問３８号
「電波利用における人体防護指針」、平成２年６月）に
人体に照射される電磁界の強度を軽減するための防護方
が示されているように、一般に人体への影響を配慮して
電子機器が製作され使用されているから人体への照射量
は大きいものではない。
【０００３】しかし、毎日長時間連続して電磁波を放射
する電子機器の近くで作業を続ける場合には、更に人体
への照射量を減少させることが望ましい。このために作
業性が良く、かつ廉価な電磁波に対する作業用防護衣が
要望されるようになっている。
する電子機器の近くで作業を続ける場合には、更に人体
への照射量を減少させることが望ましい。このために作
業性が良く、かつ廉価な電磁波に対する作業用防護衣が
要望されるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決するために、作業用防護衣の生地としての電磁波シー
ルド布地を提供することを目的とする。
決するために、作業用防護衣の生地としての電磁波シー
ルド布地を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明において、金属被
覆繊維を含む繊維よりなる薄布を、それ自体のみ又は積
層して電磁波シールド布地を構成した。又軟磁性合金粉
末を含有する接着剤により薄布を接着し積層して電磁波
シールド布地を構成した。又軟磁性合金粉末を含有する
塗料を塗布して電磁波シールド布地を構成した。更に、
金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布、軟磁性合金粉末
を含有する接着剤及び軟磁性合金粉末を含有する塗料を
２又は３併用して電磁波シールド布地を構成した。
覆繊維を含む繊維よりなる薄布を、それ自体のみ又は積
層して電磁波シールド布地を構成した。又軟磁性合金粉
末を含有する接着剤により薄布を接着し積層して電磁波
シールド布地を構成した。又軟磁性合金粉末を含有する
塗料を塗布して電磁波シールド布地を構成した。更に、
金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布、軟磁性合金粉末
を含有する接着剤及び軟磁性合金粉末を含有する塗料を
２又は３併用して電磁波シールド布地を構成した。
【０００６】
【作用】薄布自体、薄布と薄布とを接着する接着剤、薄
布に塗布する塗料の何れかまたは２以上が１ｋＨｚ〜１
ＴＨｚの波長帯で電磁波を遮蔽する。
布に塗布する塗料の何れかまたは２以上が１ｋＨｚ〜１
ＴＨｚの波長帯で電磁波を遮蔽する。
【０００７】
実施例 １．アクリル繊維（１．５ｄ×３８ｍｍ）を精
練剤に浸漬、水洗後、塩化第１スズ１０ｇ／Ｌ、塩酸２
０ｍＬ／Ｌを含有する水溶液に浸漬、水洗し、無電解銀
メッキに対する触媒性を付与した後、下記組成のメッキ
液を所定量用いて銀を繊維に被覆した。被覆量はアクリ
ル繊維に対し銀１０重量パーセントである。なおメッキ
液中の銀イオンは全て還元析出されるから繊維に対する
銀の割合は正確に規定可能である。メッキ液の組成は次
の通りである。 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム ２００ｇ／２Ｌ 水酸化ナトリウム ５０ｇ／２Ｌ ホルマリン １００ｍＬ／２Ｌ これに次の組成のアンモニア性硝酸銀溶液を２５°Ｃに
おいて滴下すると銀がアクリル繊維表面に無電解で析出
する。 硝酸銀 ３１．６ｇ／Ｌ アンモニア水 １００ｍＬｇ／２Ｌ
練剤に浸漬、水洗後、塩化第１スズ１０ｇ／Ｌ、塩酸２
０ｍＬ／Ｌを含有する水溶液に浸漬、水洗し、無電解銀
メッキに対する触媒性を付与した後、下記組成のメッキ
液を所定量用いて銀を繊維に被覆した。被覆量はアクリ
ル繊維に対し銀１０重量パーセントである。なおメッキ
液中の銀イオンは全て還元析出されるから繊維に対する
銀の割合は正確に規定可能である。メッキ液の組成は次
の通りである。 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム ２００ｇ／２Ｌ 水酸化ナトリウム ５０ｇ／２Ｌ ホルマリン １００ｍＬ／２Ｌ これに次の組成のアンモニア性硝酸銀溶液を２５°Ｃに
おいて滴下すると銀がアクリル繊維表面に無電解で析出
する。 硝酸銀 ３１．６ｇ／Ｌ アンモニア水 １００ｍＬｇ／２Ｌ
【０００８】銀を被覆した繊維を乾燥後この繊維のみで
８０ｇ／ｍ2 の不織布とし、この不織布を軟質塩化ビニ
ールシートに塩化ビニール系接着剤により接着し積層布
地を得た。この積層布地により電磁波シールド防護衣を
仕立てたところ、作業性のよい被服であった。
８０ｇ／ｍ2 の不織布とし、この不織布を軟質塩化ビニ
ールシートに塩化ビニール系接着剤により接着し積層布
地を得た。この積層布地により電磁波シールド防護衣を
仕立てたところ、作業性のよい被服であった。
【０００９】又この積層布地につき１ｋＨｚ〜１ＴＨｚ
の波長帯で電磁波シールド効果を測定し、ｄＢ値で７４
ｄＢが得られ、大きい電磁波シールド効果が明らかにな
った。測定はアドバンテスト法により行った。即ちシー
ルドボックスの中で送信用プローブアンテナと受信用プ
ローブアンテナとの間にサンプルを設置し、送信した電
磁波と受信した電磁波の強度比より減衰率（ｄＢ）を求
めた。測定の周波数は１ｋＨｚ〜１ＴＨｚの間を連続し
て変化させて測定した。そして、本実施例及び以下の各
実施例において記載する値は１ｋＨｚ、１ＭＨｚ、１Ｇ
Ｈｚ及び１ＴＨｚの４点の減衰率（ｄＢ）の平均値であ
る。
の波長帯で電磁波シールド効果を測定し、ｄＢ値で７４
ｄＢが得られ、大きい電磁波シールド効果が明らかにな
った。測定はアドバンテスト法により行った。即ちシー
ルドボックスの中で送信用プローブアンテナと受信用プ
ローブアンテナとの間にサンプルを設置し、送信した電
磁波と受信した電磁波の強度比より減衰率（ｄＢ）を求
めた。測定の周波数は１ｋＨｚ〜１ＴＨｚの間を連続し
て変化させて測定した。そして、本実施例及び以下の各
実施例において記載する値は１ｋＨｚ、１ＭＨｚ、１Ｇ
Ｈｚ及び１ＴＨｚの４点の減衰率（ｄＢ）の平均値であ
る。
【００１０】又初期状態で測定した他、温度湿度試験後
及び洗濯試験後測定した。温度湿度試験は８０°Ｃ相対
湿度９５パーセント中１００時間放置する方法によった
が、７５ｄＢで殆ど変化はなかった。洗濯試験は市販の
全自動洗濯機で標準洗浄後乾燥器で乾燥する工程を１０
回繰り返す方法によっが、ｄＢ値で１０パーセントを超
える減少はなかった。
及び洗濯試験後測定した。温度湿度試験は８０°Ｃ相対
湿度９５パーセント中１００時間放置する方法によった
が、７５ｄＢで殆ど変化はなかった。洗濯試験は市販の
全自動洗濯機で標準洗浄後乾燥器で乾燥する工程を１０
回繰り返す方法によっが、ｄＢ値で１０パーセントを超
える減少はなかった。
【００１１】実施例 ２．実施例１と同様又は類似の点
は説明を省略する。実施例１と同様にして得た銀を被覆
したアクリル繊維（１．５ｄ×３８ｍｍ）を８０ｇ／ｍ
2 とポリエステル繊維を５０ｇ／ｍ2 の割合で不織布と
した。この不織布の両面にビニール系塗料で保護被膜を
形成した。又この布地につき電磁波シールド効果を測定
し、初期状態でｄＢ値で５８ｄＢが得られ、温度湿度試
験後５６ｄＢで殆ど変化はなく、洗濯試験後ｄＢ値で１
０パーセントを超える減少はなかった。
は説明を省略する。実施例１と同様にして得た銀を被覆
したアクリル繊維（１．５ｄ×３８ｍｍ）を８０ｇ／ｍ
2 とポリエステル繊維を５０ｇ／ｍ2 の割合で不織布と
した。この不織布の両面にビニール系塗料で保護被膜を
形成した。又この布地につき電磁波シールド効果を測定
し、初期状態でｄＢ値で５８ｄＢが得られ、温度湿度試
験後５６ｄＢで殆ど変化はなく、洗濯試験後ｄＢ値で１
０パーセントを超える減少はなかった。
【００１２】実施例 ３．実施例１と同様の方法により
得た銀を被覆したアラミド繊維（２ｄ×５１ｍｍ）を３
０ｇ／ｍ2 とアラミド繊維を２０ｇ／ｍ2 の割合で不織
布とした。この不織布をレーヨン布に酢酸ビニール系接
着剤により接着し積層布地を得た。又この積層布地につ
き電磁波シールド効果を測定し、初期状態でｄＢ値で８
３ｄＢが得られ、温度湿度試験後８３ｄＢで変化はな
く、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを超える減少は
なかった。
得た銀を被覆したアラミド繊維（２ｄ×５１ｍｍ）を３
０ｇ／ｍ2 とアラミド繊維を２０ｇ／ｍ2 の割合で不織
布とした。この不織布をレーヨン布に酢酸ビニール系接
着剤により接着し積層布地を得た。又この積層布地につ
き電磁波シールド効果を測定し、初期状態でｄＢ値で８
３ｄＢが得られ、温度湿度試験後８３ｄＢで変化はな
く、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを超える減少は
なかった。
【００１３】実施例 ４．実施例１と同様の方法により
得た銀を被覆したアラミド繊維（２ｄ×５１ｍｍ）を１
０ｇ／ｍ2 とレーヨン繊維を４０ｇ／ｍ2 の割合で不織
布とした。この不織布を軟質塩化ビニールシートに塩化
ビニール系接着剤により接着し積層布地を得た。又この
積層布地につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態
でｄＢ値で５１ｄＢが得られ、温度湿度試験後５３ｄＢ
で変化は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセント
を超える減少はなかった。
得た銀を被覆したアラミド繊維（２ｄ×５１ｍｍ）を１
０ｇ／ｍ2 とレーヨン繊維を４０ｇ／ｍ2 の割合で不織
布とした。この不織布を軟質塩化ビニールシートに塩化
ビニール系接着剤により接着し積層布地を得た。又この
積層布地につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態
でｄＢ値で５１ｄＢが得られ、温度湿度試験後５３ｄＢ
で変化は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセント
を超える減少はなかった。
【００１４】実施例 ５．軟磁性合金粉Ｆｅ−Ａｌ−Ｓ
ｉを塩化ビニール系接着剤に樹脂量に対して５００％混
和して軟質塩化ビニールシートに塗布し他の軟質塩化ビ
ニールシートに貼合わせて積層布地を得た。軟磁性合金
の接着剤や塗料への混和量は樹脂量に対する合金量の比
Ｐｘ＝合金量（ｋｇ）／樹脂量（ｋｇ） で与えられ
る。この値が過大であると接着性が低下するが、Ｐｘ＝
１０までの範囲では接着性の低下はない。又この積層布
地につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態でｄＢ
値で６７ｄＢが得られ、温度湿度試験後６５ｄＢで変化
は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを超え
る減少はなかった。
ｉを塩化ビニール系接着剤に樹脂量に対して５００％混
和して軟質塩化ビニールシートに塗布し他の軟質塩化ビ
ニールシートに貼合わせて積層布地を得た。軟磁性合金
の接着剤や塗料への混和量は樹脂量に対する合金量の比
Ｐｘ＝合金量（ｋｇ）／樹脂量（ｋｇ） で与えられ
る。この値が過大であると接着性が低下するが、Ｐｘ＝
１０までの範囲では接着性の低下はない。又この積層布
地につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態でｄＢ
値で６７ｄＢが得られ、温度湿度試験後６５ｄＢで変化
は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを超え
る減少はなかった。
【００１５】実施例 ６．軟磁性合金粉パーマロイ２２
％Ｆｅ−７８％Ｎｉを塩化ビニール系接着剤に樹脂量に
対して２００％混和して軟質塩化ビニールシートに塗布
しレーヨン布にに貼合わせて積層布地を得た。又この積
層布地につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態で
ｄＢ値で５９ｄＢが得られ、温度湿度試験後５９ｄＢで
変化は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを
超える減少はなかった。
％Ｆｅ−７８％Ｎｉを塩化ビニール系接着剤に樹脂量に
対して２００％混和して軟質塩化ビニールシートに塗布
しレーヨン布にに貼合わせて積層布地を得た。又この積
層布地につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態で
ｄＢ値で５９ｄＢが得られ、温度湿度試験後５９ｄＢで
変化は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを
超える減少はなかった。
【００１６】実施例 ７． 実施例１と同様にして得た
銀を被覆した繊維のみで不織布とした。この不織布を実
施例５と同様にして形成したアモルファスな軟磁性合金
粉Ｆｅ−Ａｌ−Ｓｉを混和した塩化ビニール系接着剤に
より軟質塩化ビニールシートに貼合わせて積層布地を得
た。又この積層布地につき電磁波シールド効果を測定
し、初期状態でｄＢ値で８６ｄＢが得られ、温度湿度試
験後８５ｄＢで変化は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１
０パーセントを超える減少はなかった。
銀を被覆した繊維のみで不織布とした。この不織布を実
施例５と同様にして形成したアモルファスな軟磁性合金
粉Ｆｅ−Ａｌ−Ｓｉを混和した塩化ビニール系接着剤に
より軟質塩化ビニールシートに貼合わせて積層布地を得
た。又この積層布地につき電磁波シールド効果を測定
し、初期状態でｄＢ値で８６ｄＢが得られ、温度湿度試
験後８５ｄＢで変化は殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１
０パーセントを超える減少はなかった。
【００１７】実施例 ８．軟磁性合金粉パーマロイ２２
％Ｆｅ−７８％Ｎｉを混和して酢酸ビニール系塗料と、
レーヨン布の両面に塗布した。又この保護レーヨン布地
につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態でｄＢ値
で６３ｄＢが得られ、温度湿度試験後６４ｄＢで変化は
殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを超える
減少はなかった。
％Ｆｅ−７８％Ｎｉを混和して酢酸ビニール系塗料と、
レーヨン布の両面に塗布した。又この保護レーヨン布地
につき電磁波シールド効果を測定し、初期状態でｄＢ値
で６３ｄＢが得られ、温度湿度試験後６４ｄＢで変化は
殆どなく、洗濯試験後ｄＢ値で１０パーセントを超える
減少はなかった。
【００１８】実施例１〜７及び比較例１〜３における不
織布の繊維構成及び接着剤に混和する軟磁性合金粉の種
類による電磁波シールド効果を初期状態、温度湿度試験
後及び洗濯試験後測定した結果は下記一覧の通りであ
る。
織布の繊維構成及び接着剤に混和する軟磁性合金粉の種
類による電磁波シールド効果を初期状態、温度湿度試験
後及び洗濯試験後測定した結果は下記一覧の通りであ
る。
【００１９】 電磁波シールド効果 温度 軟磁性 初期 湿度 洗濯 銀被覆繊維 その他繊維 合金粉 状態 試験 試験 実施例１ 銀10％被覆 −− −− 74dB 75dB 〇 アクリル繊維 80g/m2 実施例２ 銀10％被覆 ポリエステル −− 74dB 75dB 〇 アクリル繊維 50g/m2 50g/m2 実施例３ 銀30％被覆 アラミド −− 58dB 56dB 〇 アラミド繊維 30g/m2 20g/m2 実施例４ 銀30％被覆 レーヨン −− 83dB 83dB 〇 アラミド繊維 10g/m2 40g/m2 実施例５ −− −− Fe-Al-Si 67dB 65dB 〇 実施例６ −− −− Fe-Ni 59dB 59dB 〇 実施例７ 銀10％被覆 −− Fe-Si-B 86dB 85dB 〇 アクリル繊維 80g/m2 実施例８ −− −− Fe-Ni 63dB 64dB 〇 比較例１ アルミニウム箔電磁波シールド材 67dB 36dB − 比較例２ 電磁波シールド材銅箔 97dB 41dB − 比較例３ 電磁波シールド材鉄箔 79dB 32dB − 洗濯試験の結果はｄＢ値が初期状態に比して１０パーセ
ント以下の場合は〇印、１０パーセント以上の場合は−
印で表してある。
ント以下の場合は〇印、１０パーセント以上の場合は−
印で表してある。
【００２０】
【発明の効果】本発明により１ｋＨｚ〜１ＴＨｚの波長
帯で電磁波を遮蔽する作業用防護衣用の電磁波シールド
布地が得られた。
帯で電磁波を遮蔽する作業用防護衣用の電磁波シールド
布地が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｄ０６Ｍ 17/00 7199−3Ｂ 23/08 Ｈ０１Ｂ 1/22 Ｂ 7244−5Ｇ 7199−3Ｂ Ｄ０６Ｍ 21/00 Ｚ
Claims (9)
- 【請求項１】 金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布で
あることを特徴とする電磁波シールド布地。 - 【請求項２】 金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布で
あり、該薄布の表面が有機質の被膜により保護されたも
のであることを特徴とする電磁波シールド布地。 - 【請求項３】 薄布を積層してなり、該薄布の少なくも
１枚が金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布であること
を特徴とする電磁波シールド布地。 - 【請求項４】 該金属被覆繊維が無電解メッキによる銀
に被覆された繊維であることを特徴とする請求項１、
２、３の電磁波シールド布地。 - 【請求項５】 薄布を積層してなり、該薄布が接着剤に
より接着され、該接着剤の少なくも１が軟磁性合金粉末
を含有するものであることを特徴とする電磁波シールド
布地。 - 【請求項６】 該軟磁性合金粉がＦｅ−Ｓｉ−Ｂ、Ｆｅ
−Ａｌ−Ｓｉ、Ｆｅ−Ｎｉの中から選ばれた１又は複数
のアモルファス合金の粉であることを特徴とする請求項
５の電磁波シールド布地。 - 【請求項７】 薄布を積層してなり、該薄布の少なくも
１枚が金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布であり、且
つ該薄布が接着剤により接着され、該接着剤の少なくも
１が軟磁性合金粉末を含有するものであることを特徴と
する電磁波シールド布地。 - 【請求項８】 該金属被覆繊維を含む繊維よりなる薄布
が不織布であることを特徴とする請求項１、２、３、
４、７の電磁波シールド布地。 - 【請求項９】 薄布に軟磁性合金粉末を含有する塗料を
塗布してなることを特徴とする電磁波シールド布地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8944791A JPH05186966A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 電磁波シールド布地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8944791A JPH05186966A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 電磁波シールド布地 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05186966A true JPH05186966A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=13970939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8944791A Pending JPH05186966A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 電磁波シールド布地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05186966A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997036038A1 (fr) * | 1996-03-22 | 1997-10-02 | Kanebo Limited | Article plaque de type cadre comprenant un tissu maille utilisant des filaments composites gaine-ame et cylindre pour cadre rotatif |
| JPH10237709A (ja) * | 1997-02-22 | 1998-09-08 | Minoru Hosoda | 電磁波シールド機能を有する胴着および帽子 |
| KR100404010B1 (ko) * | 2001-03-06 | 2003-11-05 | 실버레이 주식회사 | 직물지의 구조 |
| US8007123B2 (en) | 2001-12-19 | 2011-08-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Blacklight with power supply clips and liquid crystal display device including such backlight |
| JP2014017984A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 電力変換装置及び電力変換装置を搭載したショベル |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP8944791A patent/JPH05186966A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997036038A1 (fr) * | 1996-03-22 | 1997-10-02 | Kanebo Limited | Article plaque de type cadre comprenant un tissu maille utilisant des filaments composites gaine-ame et cylindre pour cadre rotatif |
| US6244173B1 (en) | 1996-03-22 | 2001-06-12 | Kanebo Ltd. | Screen-formed plated article comprising mesh cloth using core-sheath composite filament, and cylinder for rotary screen |
| CN1090698C (zh) * | 1996-03-22 | 2002-09-11 | 钟纺株式会社 | 用芯鞘复合长丝的网状布做成网状电镀品及圆网用滚筒 |
| JPH10237709A (ja) * | 1997-02-22 | 1998-09-08 | Minoru Hosoda | 電磁波シールド機能を有する胴着および帽子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981020 |