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JPH0518690Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518690Y2
JPH0518690Y2 JP1987193806U JP19380687U JPH0518690Y2 JP H0518690 Y2 JPH0518690 Y2 JP H0518690Y2 JP 1987193806 U JP1987193806 U JP 1987193806U JP 19380687 U JP19380687 U JP 19380687U JP H0518690 Y2 JPH0518690 Y2 JP H0518690Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
electrode
mixer
mixer container
concrete material
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987193806U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0197253U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987193806U priority Critical patent/JPH0518690Y2/ja
Publication of JPH0197253U publication Critical patent/JPH0197253U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518690Y2 publication Critical patent/JPH0518690Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は容器回転式コンクリートミキサーの
水分調節用電極装置に関するものである。
〈従来の技術〉 セメントと骨材とを練り混ぜるコンクリートミ
キサーには、容器固定式のほか、容器回転式があ
る。容器回転式の場合のコンクリート材料の水分
調節であるが、容器固定式ならば静止しているミ
キサー容器に電気抵抗測定用の電極を取付けて配
線することが容易であるが、容器回転式では回転
するミキサー容器に電極を取付けても、電極から
信号を取出すことが難しい。そこで通常はサンプ
リングにより骨材含水率を予め計測することで1
バツチ当りの投入水量を決め、以後はこの投入水
量を計量し給水するとか、攪拌翼用モーターの電
流値によつて管理するとかいつた手段が講じられ
てきた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記したサンプリングにより計測した骨材水分
率を基準として水分調節する場合は、バツチ毎の
骨材含水率のばらつきが比較的大きいため、安定
した水・セメント比が得られないという問題点が
あり、また、攪拌翼用モーターの電流値で水分調
節する場合は、攪拌に要するモーターの電流値は
変動常ならず、したがつて雑な制御しかできず、
何れも充分満足できるものではなかつた。この考
案はこのような従来の問題点を解決しようとする
ものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、一定方向に回転するミキサー容器
と、該ミキサー容器の回転中心と容器内壁面との
間で逆方向に回転する攪拌翼と、逸せ板と筒状筐
体とからなる電極取付部材とを有し、その逸せ板
の一端は、攪拌翼により攪拌されたコンクリート
材料がミキサー容器に沿う回転流となるミキサー
容器箇所内壁面に近接させ、逸せ板の表面は上記
回転流と対面するようにミキサー容器の上方に設
けた架台に固定し、電極はその表面が逸せ板の表
面とほぼ面一となるように前記電極取付部材に取
付け、電極と電気的に接続したリード線は前記筒
状筐体内を通して外部に導出することによつて、
上記した問題点ほ解消したものである。
〈実施例〉 第1図に示した容器回転式のコンクリートミキ
サーにおいて、ミキサー容器1は適宜手段によつ
て回転可能で、その底板中央に形成した排出孔2
は、常時は開閉蓋(図示するを省略)によつて閉
じられている。コンクリート材料はミキサー容器
1の上端開放箇所から投入され、符号Lで示した
高さまで入れられたのち、所定量の水の添加と共
に攪拌翼3の回転によつて混練する。攪拌翼3
は、第2図に示したように、ミキサー容器1に対
して、ミキサー容器1内側の偏心位置に配設さ
れ、ミキサー容器1の回転方向(矢印イ)とは逆
方向(矢印ロ)に回転させる。4は攪拌翼駆動モ
ーター、5はそのベルト伝導手段である。混練し
終つたコンクリート材料は、排出孔2の開閉蓋を
開き、且つ二点鎖線で示した位置にあつた排出ガ
イド6を実線の位置まで降下することにより、残
さず排出孔2から排出される。7は排出ガイド6
の昇降装置、8はその昇降装置7が取付く架台で
あつて、ミキサー容器1の上方に設けられてい
る。
ところで、この架台8には電極取付部材10が
固定され、電極取付部材10には電極9が取付い
ている。電極9は符号Lの線よりも下方にあるこ
とから、コンクリート材料中に埋没されるように
なつていることが第1図からわかる。また、第2
図からは、平面図的に見たときの電極9の取付位
置がわかる。すなわち、第2図にはミキサー容器
1内における混練中のコンクリート材料の流線も
あわせ示されているが、ミキサー容器1と攪拌翼
3とは既述の如く互いに逆方向に回転するから、
ミキサー容器1内のほぼ中間箇所を流れるコンク
リート材料の流れは変動が繰り返され、一定して
いないから、このような箇所に電極9を配置して
も出力変動が大きく、好適な電極取付箇所とはい
えない。これに対して、ミキサー容器1の内壁面
に沿う周辺箇所を流れるコンクリート材料の流れ
は遠心力の影響もあつて!?かに安定している。し
かも電極取付部材10として逸せ板10aと筒状
筐体10bとで構成し、その逸せ板10aの一端
はミキサー容器1の内壁面に近接させ且つ逸せ板
10aの表面は回転するミキサー容器1内にある
コンクリート材料の流れと対面するように架台8
に固定すれば、逸せ板10aの表面には常に新し
い混合状態のコンクリート材料が通過し、その流
束の密度は密なるものとなること第2図に示すと
おりで、電極9の取付位置として申し分ない。
電極9は、第3図のように、中心の金属製極部
分9aと、その外側のセラミツク製絶縁体部分9
bと、一番外側の金属製保護外皮部分9cとから
成るから、逸せ板10aと筒状筐体10bに電極
取付孔11を穿設し、筒状筐体10bの内側に突
出させた保護外皮部分9cを座金12、ナツト1
3で固定し、また極部分9aにリード線14を固
定し、リード線14は筒状筐体10b内を通して
外部へ引き出す。もう一方の極は逸せ板10aと
筒状筐体10bの取付ボルトナツト15を利用す
ることで、もう一つのリード線16を取付け、前
記と同様に外部へ引き出す。電極9が取付けられ
た状態において、電極9の表面と逸せ板10aの
表面はほぼ面一となす。これは前記した好ましい
流れの状態を阻害させないためである。
つぎに、前記した電極9による水分調節の実際
について第4図で説明する。ミキサー容器1が空
の状態では、二つの極は電気的に縁が絶たれてい
るが、ミキサー容器1内にコンクリート材料が投
入され、そのコンクリート材料中に電極9が埋没
した状態となると、水分を含んでいるコンクリー
ト材料を通じて、二つの極は導通状態となる。も
つとも未だ水の供給が行なわれていない初期段階
での両極間の電気抵抗値は高い。第4図中、抵抗
の記号はコンクリート材料の電気抵抗を意味させ
ている。電極9により検知したコンクリート材料
の電気抵抗は抵抗/電圧変換器17で電圧信号に
変換され、その電圧信号は調節計18に送られ、
調節計18からの指令で水供給ラインの電磁弁1
9を開き、ミキサー容器1内に水を供給する。こ
のようにして水が供給され、練り混ぜが進行する
に従つてコンクリート材料の電気抵抗値は低くな
つていくが、電磁弁19の開弁状態は継続され
る。しかし、目標とする水・セメント比のときの
電気抵抗値まで低くなると、調節計18の働きで
電磁弁19は閉じ、水の供給は停止する。
調節計18における設定値を具体的に定めるに
は、最初の1バツチは手動操作で少しずつ水を添
加して行つて、適正な水分量となつたところでや
め、そのときの調節計18の入力を計器上で読
み、その読んだ値を調節計18の設定値とすれば
よい。ちなみに、具体的に数値でもつて示すと、
ミキサー容器1の直径900mm、深さ600mm、容器回
転数34RPM、攪拌翼回転数109RPM、骨材110
Kg、セメント35Kg、水11Kg(水・セメント比
0.31)のときの電気抵抗値は190Ωである。
〈考案の効果〉 この考案は、 一定方向に回転するミキサー容器1に対し、
攪拌翼3はミキサー容器1の回転中心と容器内
壁面との間で逆方向に回転するから、コンクリ
ート材料の混合は良好であつて、水分斑のない
十分均一なものとすることができる。
逸せ板10aの一端は、攪拌翼3により攪拌
されたコンクリート材料がミキサー容器1に沿
つた回転流となるミキサー容器箇所内壁面に近
接させたから、逸せ板10aがある箇所ではコ
ンクリート材料の流れの密度が高まり、流速が
早まり、流れの状態が安定することになつて、
安定した水分検出の場が形成されることにな
る。
逸せ板10aの表面をコンクリート材料が高
速で擦るため、逸せ板10a表面と面一に取付
けた電極9表面にコンクリート材料を付着する
ことがなく、付着除去のための清掃を不要とす
る。
このほか、容器回転式であつても、回転するミ
キサー容器1の上方に設けた架台8に電極取付部
材10を固定したから電極9との配線は容易とな
り、電気抵抗による水分調節が可能となる。ま
た、電極9はミキサー容器1内面に一端を近接せ
る逸せ板10aと面一となるように取付けたか
ら、循環流動するコンクリート材料とは安定した
接触状態が保持され、測定値の変動を見ないよう
にでき、これによつて一定した水・セメント比の
コンクリート材料として練り混ぜが可能である。
更に逸せ板10aと一体化される筒状筐体10b
は上記の安定した接触状態を何等阻害せず、リー
ド線14,16の水密的通路の役を果たす。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になる容器回転式コンクリー
トミキサーの水分調節用電極装置の一例を示す断
面図、第2図はその平面図、第3図は電極取付箇
所の拡大断面図、第4図は関連機器との関係を示
す説明図である。 1……ミキサー容器、8……架台、9……電
極、10……電極取付部材、10a……逸せ板、
10b……筒状筐体、14,16……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定方向に回転するミキサー容器と、該ミキサ
    ー容器の回転中心と容器内壁面との間で逆方向に
    回転する攪拌翼と、逸せ板と筒状筐体とからなる
    電極取付部材とを有し、その逸せ板の一端は、攪
    拌翼により攪拌されたコンクリート材料がミキサ
    ー容器に沿う回転流となるミキサー容器箇所内壁
    面に近接させ、逸せ板の表面は上記回転流と対面
    するようにミキサー容器の上方に設けた架台に固
    定し、電極はその表面が逸せ板の表面とほぼ面一
    となるように前記電極取付部材に取付け、電極と
    電気的に接続したリード線は前記筒状筐体内を通
    して外部に導出してなる容器回転式コンクリート
    ミキサーの水分調節用電極装置。
JP1987193806U 1987-12-21 1987-12-21 Expired - Lifetime JPH0518690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987193806U JPH0518690Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987193806U JPH0518690Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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Publication Number Publication Date
JPH0197253U JPH0197253U (ja) 1989-06-28
JPH0518690Y2 true JPH0518690Y2 (ja) 1993-05-18

Family

ID=31484580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987193806U Expired - Lifetime JPH0518690Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

Country Status (1)

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JP (1) JPH0518690Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349370A (en) * 1976-10-18 1978-05-04 Chichibu Cement Kk Vibration system kneading device
JPS5470896A (en) * 1977-03-19 1979-06-07 Eirich Hubert Method and device for measuring water content of fluidizable material

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349370A (en) * 1976-10-18 1978-05-04 Chichibu Cement Kk Vibration system kneading device
JPS5470896A (en) * 1977-03-19 1979-06-07 Eirich Hubert Method and device for measuring water content of fluidizable material

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0197253U (ja) 1989-06-28

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