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JPH05184909A - 紫外線吸収剤内包マイクロカプセル - Google Patents

紫外線吸収剤内包マイクロカプセル

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Publication number
JPH05184909A
JPH05184909A JP4006455A JP645592A JPH05184909A JP H05184909 A JPH05184909 A JP H05184909A JP 4006455 A JP4006455 A JP 4006455A JP 645592 A JP645592 A JP 645592A JP H05184909 A JPH05184909 A JP H05184909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyvinyl alcohol
microcapsule
modified polyvinyl
ultraviolet absorber
hydroxy
Prior art date
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Granted
Application number
JP4006455A
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English (en)
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JP2780554B2 (ja
Inventor
Ritsuo Mandou
律雄 萬道
Katsuhiko Ishida
勝彦 石田
Takehiro Minami
毅拡 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4006455A priority Critical patent/JP2780554B2/ja
Publication of JPH05184909A publication Critical patent/JPH05184909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2780554B2 publication Critical patent/JP2780554B2/ja
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  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐水性および紫外線吸収性に優れ,しかも紫外
線吸収剤塗被物に悪影響を与えないマイクロカプセルフ
ィラーを提供する。 【構成】紫外線吸収剤を内包したマイクロカプセルにお
いて、カプセル調製用の乳化剤として変性ポリビニルア
ルコールを使用したマイクロカプセル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線吸収性および耐
水性に優れたマイクロカプセルフィラーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、各種基材の耐光性を向上させるた
めに、紫外線遮蔽効果をもつ酸化亜鉛などの顔料や有機
系紫外線吸収剤を微粒子化して基材表面に塗布する方法
が提案されているが、逆に基材表面も隠蔽されてしまう
ため印刷物や表示板その他素材自体の色彩を損なえない
ものへの応用は困難であった。
【0003】特に、水を媒体とした紫外線吸収剤塗液は
各種基材への塗布が容易になされるが、一般に有機系の
紫外線吸収剤は水不溶性であるために、紫外線吸収剤は
微粉砕加工された水分散液の状態で用いられる。微粉砕
した紫外線吸収剤では紫外線吸収効率が悪いだけでな
く、例えば印刷物などの上に塗布した場合、印刷画像を
隠蔽する問題が起こり、満足なものが得られていないの
が現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き問
題を解決して、耐水性および紫外線吸収性に優れ、しか
も紫外線吸収剤塗被物に悪影響を与えないマイクロカプ
セルフィラーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、紫外線吸収剤
を内包したマイクロカプセルにおいて、カプセル調製用
の乳化剤として変性ポリビニルアルコールを使用したマ
イクロカプセルが、耐水性に優れ、効率良く紫外線を吸
収し、しかも紫外線吸収剤塗被物に悪影響を与えないこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
【0006】
【作用】本発明で用いられる紫外線吸収剤の具体例とし
ては、例えば次のようなものが挙げられる。フェニルサ
リシレート、p−tert−ブチルフェニルサリシレート、
p−オクチルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫
外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2′
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベン
ゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−tert−ブ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert
−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−
ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−te
rt−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2′
−ヒドロキシ−3′−(3″,4″,5″,6″−テト
ラヒドロフタルイミド−メチル)−5′−メチルフェニ
ル〕−ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
3′−ドデシル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−ウンデシル−
5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−トリデシル−5′−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−3′−テトラデシル−5′−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−4′−
(2″−エチルヘキシル)オキシフェニル〕ベンゾトリ
アゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−4′−(2″−エ
チルヘプチル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、
2−〔2′−ヒドロキシ−4′−(2″−エチルオクチ
ル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2′
−ヒドロキシ−4′−(2″−プロピルオクチル)オキ
シフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロ
キシ−4′−(2″−プロピルヘプチル)オキシフェニ
ル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−
4′−(2″−プロピルヘキシル)オキシフェニル〕ベ
ンゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−4′−
(1″−エチルヘキシル)オキシフェニル〕ベンゾトリ
アゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−4′−(1″−エ
チルヘプチル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、
2−〔2′−ヒドロキシ−4′−(1″−エチルオクチ
ル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2′
−ヒドロキシ−4′−(1″−プロピルオクチル)オキ
シフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロ
キシ−4′−(1″−プロピルヘプチル)オキシフェニ
ル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−
4′−(1″−プロピルヘキシル)オキシフェニル〕ベ
ンゾトリアゾール、メチル−3−〔3−tert−ブチル−
5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル−)−4−
ヒドロキシフェニル〕プロピオネートとポリエチレング
リコール(分子量約300)との縮合物等。勿論、これ
らに限られるものではなく、また必要に応じて二種以上
を併用することもできる。これらの紫外線吸収剤のうち
でも常温で液体のベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤
は、紫外線に対する吸収効率が高く、更に液体であるた
め容易に高濃度でカプセル化ができるので好ましく用い
られる。具体例としては、例えば2−(2′−ヒドロキ
シ−3′−ドデシル−5′−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−〔2′−ヒドロキシ−4′−(2″−
エチルヘキシル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾー
ル、メチル−3−〔3−tert−ブチル−5−(2H−ベ
ンゾトリアゾール−2−イル−)−4−ヒドロキシフェ
ニル〕プロピオネートとポリエチレングリコール(分子
量約300)との縮合物等が挙げられる。勿論これらに
限定されるものではなく、また二種以上を併用すること
もできる。 更に、これらの紫外線吸収剤の使用量につ
いては、好ましくは紫外線吸収剤、カプセル壁膜剤およ
び必要に応じて有機溶剤との総和に対して10〜65重
量%であり、より好ましくは20〜65重量%である。
紫外線吸収剤が10部未満の場合は顕著な効果を得るた
めには該マイクロカプセルを大量に用いなければなら
ず、又65部を超えて使用した場合は他の構成物(カプ
セル壁膜剤等)の含有量が下がり、その他の保存性に悪
影響を及ぼす恐れがある。
【0007】本発明の紫外線吸収剤を内包したマイクロ
カプセルは、各種公知の方法で調製することができる
が、上記の如き紫外線吸収剤および必要に応じて有機溶
剤との溶液からなる芯物質(油性液)を、乳化剤として
変性ポリビニルアルコールを溶解した水溶液中に乳化分
散し、その周りに高分子物質壁膜を形成する方法によっ
て調製される。
【0008】本発明で乳化剤として使用される変性ポリ
ビニルアルコールとしては、低温キュアーで耐水効果が
得られる、アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール
(アセトアセチル基変性部分鹸化ポリビニルアルコール
を含む)、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、珪素
変性ポリビニルアルコールが好ましく、特にアセトアセ
チル基変性ポリビニルアルコール(アセトアセチル基変
性部分鹸化ポリビニルアルコールを含む)はアルデビト
化合物との反応によって優れた耐水効果が得られるので
より好ましく用いられる。
【0009】更に、本発明の効果を阻害しない範囲にお
いて非変性ポリビニルアルコールや界面活性剤を併用す
ることもできる。なお、乳化剤としての変性ポリビニル
アルコールの使用量については特に限定するものではな
いが、マイクロカプセル芯物質および壁膜材に対して1
〜50重量%、より好ましくは3〜30重量%程度の範
囲となるように調節するのが望ましい。
【0010】マイクロカプセルの壁膜となる高分子物質
の具体例としては、例えばポリウレタン系樹脂、ポリウ
レア系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、アミノアルデヒド系樹脂、メ
ラミン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−メタクリレー
ト共重合体、スチレン−アクリレート共重合体、ゼラチ
ン、ポリビニールアルコール等が挙げられる。これらの
うちでも、ポリウレタン・ポリウレア樹脂からなる壁膜
を有するマイクロカプセルは耐熱性に優れ、しかも無機
顔料に比べ屈折率が低く、形状も球体であるために光の
乱反射に起因する基材の白化が少ないことにより特に好
ましい。
【0011】ポリウレタン・ポリウレア壁膜は、多価イ
ソシアネートと反応して壁膜を形成するポリオール等を
カプセル化すべき芯物質中に、混合し、変性ポリビニー
ルアルコールを溶解した水性媒体中に乳化分散し、液温
を上昇させて、油滴界面で高分子形成反応を起こすこと
によって製造される。多価イソシアネート化合物として
は、例えばm−フェニレンジイソシアネート、p−フェ
ニレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシア
ネート、2,4−トリレンジイソシアネート、ナフタレ
ン−1,4−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−
4,4′−ジイソシアネート、3,3′−ジメチルジフ
ェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、キシリレ
ン−1,4−ジイソシアネート、4,4′−ジフェニル
プロパンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、プロピレン−
1,2−ジイソシアネート、ブチレン−1,2−ジイソ
シアネート、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネ
ート、シクロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート等
のジイソシアネート類、4,4′,4″−トリフェニル
メタントリイソシアネート、トルエン−2,4,6−ト
リイソシアネート等のトリイソシアネート類、4,4′
−ジメチルジフェニルメタン−2,2′,5,5′−テ
トライソシアネート等のテトライソシアネート類、ヘキ
サメチレンジイソシアネートとトリメチロールプロパン
との付加物、2,4−トリレンジイソシアネートとトリ
メチロールプロパンとの付加物、キシリレンジイソシア
ネートとトリメチロールプロパンとの付加物、トリレジ
ンイソシアネートとヘキサントリオールとの付加物等の
イソシアネートプレポリマー等が挙げられる。
【0012】またポリオール化合物としては、エチレン
グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オ
クタンジオール、プロピレングリコール、2,3−ジヒ
ドロキシブタン、1,2−ジヒドロキシブタン、1,3
−ジヒドロキシブタン、2,2−ジメチル−1,3−プ
ロパノンジオール、2,4−ペンタンジオール、2,5
−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジヒド
ロキシシクロヘキサン、ジエチレングリコール、1,
2,6−トリヒドロキシヘキサン、フェニルエチレング
リコール、1,1,1−トリメチロールプロパン、ヘキ
サントリオール、ペンタエリスリトール、グリセリン等
の脂肪族ポリオール、1,4−ジ(2−ヒドロキシエト
キシ)ベンゼン、レゾルシノールジヒドロキシエチルエ
ーテル等の芳香族多価アルコールとアルキレンオキサイ
ドとの縮合生成物等が挙げられるが、p−キシリレング
リコール、m−キシリレングリコール、α,α′−ジヒ
ドロキシ−p−ジイソプロピルベンゼン、4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニルメタン、2−(p,p′−ジヒド
ロキシジフェニルメチル)ベンジルアルコール、4,
4′−イソプロピリデンジフェノール、4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ
ジフェニルスルフィド、4,4′−イソプロピリデンジ
フェノールのエチレンオキサイド付加物、4,4’−イ
ソプロピリデンジフェノールのプロピレンオキサイド付
加物等のポリオール化合物を使用することもでき、ま
た、その他反応促進剤として錫化合物、ポリアミド化合
物及びエポキシ化合物等を併用することもでき、またポ
リアミンを使用することもできるが、この場合は脂肪族
ポリアミンを用いることが光照射による黄変色を起こし
難いことから望ましい。
【0013】勿論、多価イソシアネート化合物及びポリ
オール化合物については上記のものに限定されるもので
はなく、また、二種以上を併用することもできる。また
本発明で使用される多価イソシアネートは光照射による
黄変色を起こし難いことより脂肪族多価イソシアネート
が好ましく、キシリレンジイソシアネートがより好まし
い。
【0014】本発明で使用されるポリウレタン・ポリウ
レア壁膜材としては、多価イソシアネート化合物又は多
価イソシアネート化合物とポリオールとの付加物は、そ
の分子内にイソシアネート基を三個以上有るものが好ま
しい。必要により芯物質として添加される有機溶剤とし
ては、特に限定されるものではなく、感圧紙分野におい
て用いられる種々の高沸点疎水性媒体すら適宜選択して
使用することができ、具体的には、例えばリン酸トリク
レジル、リン酸オクチルジフェニル等のリン酸エステ
ル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のフタル
酸エステル、オレイン酸ブチル等のカルボン酸エステ
ル、各種脂肪酸アミド、ジエチレングリコールジベンゾ
エート、1−メチル−1−フェニル−1−トリルメタ
ン、1−メチル−1−フェニル−1−キシリルメタン、
1−フェニル−1−トリルメタン等のアルキル化ベンゼ
ン、モノイソプロピルナフタレン、ジイソプロピルナフ
タレン等のアルキル化ナフタレン、ベンジルトルエン等
のアルキルベンゼン、イソプロピルビフェニル等のアル
キル化ビフェニル、o−フェニルフェノールグリシジル
エーテル等のキセノキシアルカン、トリメチロールプロ
パントリアクリレート等のアクリル酸エステル、多価ア
ルコールと不飽和カルボン酸のエステル、塩素化パラフ
ィン等が挙げられる。勿論、これらは二種以上を併用す
ることもできる。また、一般にカプセル壁膜材、紫外線
吸収剤および有機溶剤の混合物の粘度は低い程、乳化後
の粒径は小さくなり、粒径分布もシャープになるため、
必要に応じて、混合物の粘度を下げる目的で、低沸点溶
剤を添加することもできる。かかる低沸点剤の具体例と
しては、酢酸エチル、酢酸ブチル、塩化メチレン等が挙
げられる。
【0015】有機溶剤の使用量については、紫外線吸収
剤の種類や添加量、さらには有機溶剤の種類等に応じて
適宜調節すべきものであり特に限定すべきものではない
が、有機溶剤と紫外線吸収剤(カプセル芯物質)および
カプセル壁膜材の総和に対して有機溶剤の割合が、一般
に10〜60重量%、好ましくは20〜60重量%の程
度の範囲となるように調節するのが望ましい。
【0016】また、カプセル壁膜材の使用量についても
特に限定するものではないが、長期的保存によりマイク
ロカプセル中の有機溶剤が滲み出て基材等に悪影響を与
える恐れがあるため、通常のマイクロカプセルに比較し
て多量の壁膜材を使用することが好ましく、有機溶剤と
紫外線吸収剤(カプセル芯物質)およびカプセル壁膜材
の総和に対して、壁膜材の割合が20〜90重量%、好
ましくは30〜70重量%の範囲となるように選択する
のが望ましい。
【0017】また、カプセル中には油溶性蛍光染料、有
色染料、離型剤等を添加することもできる。本発明で使
用されるカプセルの平均粒子径は紫外線吸収効率、塗液
の塗工性を考慮すると0.1 〜3μm程度の範囲で調節す
るのが望ましく、得られたカプセル分散液は、一般に水
系または溶剤系塗料中に添加する方法で層中に含有され
る。また、塗料中のカプセルの含有量は全固形分の5〜
80重量%、より好ましくは20〜70重量%程度の範
囲で調節するのが望ましい。
【0018】本発明で用いられる、紫外線吸収剤を内包
したマイクロカプセルを含有する水系塗液に用いられる
水溶性または水分散性の高分子としては、例えばデンプ
ン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、アラビアガム、ポリビニルアルコール、カルボキシ
変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル基変性ポリ
ビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール、ジ
イソブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・
無水マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重
合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレン・
ブタジエン共重合体エマルジョン、尿素樹脂、メラミン
樹脂、アミド樹脂、ポリウレタンアイオノマー等が挙げ
られるが、中でもアセトアセチル基変成ポリビニルアル
コール及びカルボキシ変成ポリビニルアルコールは、強
固なフィルムを形成するため特に好ましく用いられる。
【0019】また、各種の顔料を併用することも可能で
あり、例えば炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニ
ウム、二酸化チタン、二酸化珪素、水酸化アルミニウ
ム、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、タルク、カオリン、クレ
ー、焼成カオリン、コロイダルシリカ等の無機顔料やス
チレンマイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレ
ンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生デンプ
ン粒子等の有機顔料等が挙げられる。その使用量は一般
に樹脂成分100重量部に対して5〜500重量部程度
の範囲で調節するのが望ましい。
【0020】更に、塗液中には必要に応じてステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレンワック
ス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステルワッ
クス等の滑剤、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等
の界面活性剤(分散剤、湿潤剤)、消泡剤、カリミョウ
バン、酢酸アルミニウム等の水溶性多価塩等の各種助剤
を適宜添加することもできる。また耐水性を一層向上さ
せるためにグリオキサール、ホウ酸、ジアルデヒドデン
プン、エポキシ系化合物等の硬化剤を添加することもで
きる。
【0021】なお、紫外線吸収剤を内包するマイクロカ
プセルを含有する塗液は、一般に水を分散媒体として調
製されるが溶剤系で用いる場合は濾過法、スプレードラ
イ法などの各種公知の方法でマイクロカプセルを乾燥し
て溶剤系塗料に添加される。かくして調製された塗液は
適当な塗布装置により基材上に塗布されるが、塗布量は
特に限定されるものではないが、一般には0.1 〜20g/
2 、好ましくは0.5 〜10g/m2 程度の範囲で調節さ
れるのが望ましい。
【0022】また、本発明で得られる塗液が塗布される
基材としては、例えば金属、プラスチックフィルム、
紙、布、不織布、ビニール、木材、漆器、陶磁器、ガラ
ス等であり、塗布方法も、水系塗料の場合は、スプレー
法、ディッピング法や、連続塗布できる基材の場合は、
例えばエアーナイフコーター、ブレードコーター、バー
コーター、ロールコーター、グラビアコーター、カーテ
ンコーター等適当な塗布方法によって塗布でき、溶剤系
塗料の場合も上記各種の方法が応用でき、また、各種印
刷手法により塗布することもできる。
【0023】また、基材によっては、本発明の紫外線吸
収剤を内包するマイクロカプセルを基材中に混入して使
用することもできる。
【0024】
〔実施例1〕
A液調製 加熱装置を備えた攪拌混合容器中に、アセトアセチル基
変性部分鹸化ポリビニルアルコール〔商品名:ゴーセフ
ァイマー210、日本合成化学社製〕の12%水溶液6
0部を加え、カプセル製造用水性媒体とした。
【0025】別に、酢酸エチル3部に、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′−ドデシル−5′−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール12部、キシリレンジイソシアネート
とトリメチロールプロパンの(3:1)付加物〔商品
名:タケネートD−110N、武田薬品工業社製、25
重量%酢酸エチル含有物〕18部を溶解して得た溶液を
カプセル芯物質として上記カプセル製造用水性媒体中に
TKホモミキサー〔特殊機化工業社製〕を用いて、冷却
しながら10,000rpm で5分間乳化分散した。
【0026】この乳化分散液に水50部を加えて、攪拌
しながら60℃で2時間反応させて平均粒径2μmの紫
外線吸収剤を内包したポリウレタン・ポリウレア壁膜の
マイクロカプセルを調製した。 〔実施例2〕 B液調製 A液調製において2−(2′−ヒドロキシ−3′−ドデ
シル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール12
部の代わりに2−〔2′−ヒドロキシ−4′−(2″−
エチルヘキシル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール
12部を用いた以外は実施例1と同様にしてB液を調製
した。 〔実施例3〕 C液調製 A液調製において酢酸エチル3部の代わりに1−メチル
−1−フェニル−1−キシリルメタン6部および2−
(2′−ヒドロキシ−3′−ドデシル−5′−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール12部の代わりに2−
(2′−ヒドロキシ−3′−ドデシル−5′−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール6部およびメチル−3−
〔3−tert−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール
−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオネー
トとポリエチレングリコール(分子量約300)との縮
合物6部を用いた以外は実施例1と同様にしてD液を調
製した。 〔実施例4〕 D液調製 A液調製においてアセトアセチル基変性部分鹸化ポリビ
ニルアルコール〔商品名:ゴーセファイマーZ−21
0、日本合成化学社製〕の12%水溶液60部の代わり
にアセトアセチル基変性完全鹸化ポリビニルアルコール
〔商品名:ゴーセファイマーZ−200、日本合成化学
社製〕の12%水溶液60部を使用した以外は実施例1
と同様にしてD液を調製した。 〔実施例5〕 E液調製 A液調製においてアセトアセチル基変性部分鹸化ポリビ
ニルアルコール〔商品名:ゴーセファイマーZ−21
0、日本合成化学社製〕の12%水溶液60部の代わり
にカルボキシ変性ポリビニルアルコール〔商品名:KL
−318、クラレ社製〕の10%水溶液60部を使用し
た以外は実施例1と同様にしてE液を調製した。 〔実施例6〕 F液調製 A液調製においてアセトアセチル基変性部分鹸化ポリビ
ニルアルコール〔商品名:ゴーセファイマーZ−21
0、日本合成化学社製〕の12%水溶液60部の代わり
に珪素変性ポリビニルアルコール〔商品名:R−113
0、クラレ社製〕の10%水溶液60部を使用した以外
は実施例1と同様にしてF液を調製した。 〔比較例1〕 G液調製 8%ポリビニルアルコール水溶液〔商品名:PVA−2
17、クラレ社製〕60部、カオリン〔UW−90、E
MC社製〕32部、水50部を混合攪拌してG液を調製
した。 〔比較例2〕 H液調製 2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾト
リアゾール2部、メチルセルロースの5%水溶液5部及
び水45部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が
2μmになるまで粉砕したのち、8%ポリビニルアルコ
ール水溶液〔商品名:PVA−217、クラレ社製〕6
0部およびカオリン〔UW−90、EMC社製〕30部
を加えて混合攪拌してH液を調製した。 〔比較例3〕 I液調製 8%ポリビニルアルコール水溶液〔商品名:PVA−2
17、クラレ社製〕60部、超微粒子酸化亜鉛(粒子径
0.005 〜0.015 μm)32部、水50部を混合攪拌して
I液を調製した。 〔比較例4〕 J液調製 A液調製においてアセトアセチル基変性部分鹸化ポリビ
ニルアルコール〔商品名:ゴーセファイマーZ−21
0、日本合成化学社製〕の12%水溶液60部の代わり
に部分鹸化非変性ポリビニルアルコール〔商品名:PV
A−217、クラレ社製〕の8%水溶液60部を使用し
た以外は実施例1と同様にしてJ液を調製した上記10
種類の調製液をそれぞれ220部、アセトアセチル基変
性完全鹸化ポリビニルアルコール〔商品名:ゴーセファ
イマーZ−200、日本合成化学社製〕の10%水溶液
150部、グリオキザールの40%水溶液0.3部から
なる組成物を混合攪拌して得られた塗液を予め黄色イン
キをオフセット印刷したコート紙上に乾燥後の重量が3
g/m2 となるように塗布乾燥して試験紙を得た。
【0027】かくして得られた10種類の試験紙および
塗液を塗布しない印刷紙〔比較例5〕の合わせて11種
類の試験紙について以下の評価を行い、その結果を〔表
1〕に記載した。 〔耐光性〕各試験紙を10日間直射日光に曝した後、印
刷部の光学濃度をマクベスRD−914ブルーフィルタ
ーで測定して各塗液の耐光性を評価した。 〔耐水性〕各試験紙を20℃の水に24時間浸漬し乾燥
後、印刷部の光学濃度をマクベスRD−914ブルーフ
ィルターで測定して各塗液の耐水性を評価した。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】〔表1〕の結果から明らかなように、本
発明の紫外線吸収剤内包マイクロカプセルはいずれも紫
外線吸収性(耐光性)、および耐水性に優れたマイクロ
カプセルであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75/00 NFX 8620−4J C09K 3/00 104 9049−4H // C08L 29/04 LGT 6904−4J LGU 6904−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紫外線吸収剤を内包したマイクロカプセル
    において、カプセル調製用の乳化剤として変性ポリビニ
    ルアルコールを使用したことを特徴とするマイクロカプ
    セル。
  2. 【請求項2】紫外線吸収剤が、常温で液体のベンゾトリ
    アゾール誘導体である請求項1記載のマイクロカプセ
    ル。
  3. 【請求項3】マイクロカプセル壁膜が、ポリウレタン・
    ポリウレア樹脂である請求項1記載のマイクロカプセ
    ル。
  4. 【請求項4】変性ポリビニルアルコールが、アセトアセ
    チル基変性ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリ
    ビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコールの少
    なくとも一種からなる請求項1項記載のマイクロカプセ
  5. 【請求項5】マイクロカプセルが、カプセル芯物質およ
    び壁膜材に対して20〜90重量%の壁膜材を用いて調
    製された請求項1記載のマイクロカプセル。
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