JPH05172619A - 通知音声の音量制御回路 - Google Patents
通知音声の音量制御回路Info
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- JPH05172619A JPH05172619A JP3336980A JP33698091A JPH05172619A JP H05172619 A JPH05172619 A JP H05172619A JP 3336980 A JP3336980 A JP 3336980A JP 33698091 A JP33698091 A JP 33698091A JP H05172619 A JPH05172619 A JP H05172619A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ビープ音やアラーム音などの通知
音やアナウンス音声などの通知音声の音量制御回路に関
し、環境の変化に応じて、通知音声の音量を自動的に変
化させることを目的とする。 【構成】 指定された増幅率で通知音声信号を増幅する
増幅手段111を備え、この増幅手段111の出力を音
声出力手段101に入力する構成の通知音声の音量制御
回路において、音声出力手段101の周囲の所定の範囲
の音声を集音するマイクロホン112と、マイクロホン
112の出力に基づいて、音声出力手段101の周囲の
騒音の大きさを示す騒音レベルを求める騒音レベル測定
手段113と、騒音レベルの入力に応じて、対応する増
幅率を増幅手段111に指定する増幅率指定手段114
とを備える。
音やアナウンス音声などの通知音声の音量制御回路に関
し、環境の変化に応じて、通知音声の音量を自動的に変
化させることを目的とする。 【構成】 指定された増幅率で通知音声信号を増幅する
増幅手段111を備え、この増幅手段111の出力を音
声出力手段101に入力する構成の通知音声の音量制御
回路において、音声出力手段101の周囲の所定の範囲
の音声を集音するマイクロホン112と、マイクロホン
112の出力に基づいて、音声出力手段101の周囲の
騒音の大きさを示す騒音レベルを求める騒音レベル測定
手段113と、騒音レベルの入力に応じて、対応する増
幅率を増幅手段111に指定する増幅率指定手段114
とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用者に注意を促すた
めのビープ音やアラーム音などの通知音や情報を提供す
るアナウンス音声などの音量の制御を行う通知音声の音
量制御回路に関するものである。
めのビープ音やアラーム音などの通知音や情報を提供す
るアナウンス音声などの音量の制御を行う通知音声の音
量制御回路に関するものである。
【0002】近年、オフィスや工場だけでなく家庭にお
いても、ファクシミリ装置やパーソナルコンピュータな
ど様々な機器が設置されており、利用者の操作の確認や
処理の終了および異常などの通知のために、それぞれの
機器から様々な通知音が発生されている。また、駅の構
内や電車の車内や地下道などのような雑踏の中で、不特
定多数の利用者に情報を伝達して便宜を図るために、様
々な情報がアナウンスされている。
いても、ファクシミリ装置やパーソナルコンピュータな
ど様々な機器が設置されており、利用者の操作の確認や
処理の終了および異常などの通知のために、それぞれの
機器から様々な通知音が発生されている。また、駅の構
内や電車の車内や地下道などのような雑踏の中で、不特
定多数の利用者に情報を伝達して便宜を図るために、様
々な情報がアナウンスされている。
【0003】このように、現代の生活の様々な場面で音
声による通知が利用されており、通知音声を発生する装
置やシステムに対しては、より効果的かつ快適に情報を
利用者に伝達するために、きめ細かなヒューマンインタ
フェース技術が必要とされている。
声による通知が利用されており、通知音声を発生する装
置やシステムに対しては、より効果的かつ快適に情報を
利用者に伝達するために、きめ細かなヒューマンインタ
フェース技術が必要とされている。
【0004】
【従来の技術】利用者に効果的に情報を伝達する方法と
しては、通知音の種類によって、それぞれ異なる音量を
設定する方法がある。
しては、通知音の種類によって、それぞれ異なる音量を
設定する方法がある。
【0005】この場合は、利用者に伝達する緊急性など
を考慮して、各通知音の音量を設定しておけばよい。例
えば、ファクシミリ装置において、利用者が送信先の電
話番号を入力する際には、利用者が装置の近くにいると
考えられるので、利用者による入力操作を確認するため
には、小さい音量の通知音を発生すれば充分である。一
方、受信中に記録紙がなくなった場合のように、利用者
に対して所定の操作を要求したり、異常が発生したこと
を示すアラーム音は、利用者が近くにいるか否かにかか
わらず、確実に利用者に伝達する必要があるので、大き
な音量が必要である。
を考慮して、各通知音の音量を設定しておけばよい。例
えば、ファクシミリ装置において、利用者が送信先の電
話番号を入力する際には、利用者が装置の近くにいると
考えられるので、利用者による入力操作を確認するため
には、小さい音量の通知音を発生すれば充分である。一
方、受信中に記録紙がなくなった場合のように、利用者
に対して所定の操作を要求したり、異常が発生したこと
を示すアラーム音は、利用者が近くにいるか否かにかか
わらず、確実に利用者に伝達する必要があるので、大き
な音量が必要である。
【0006】更に、通知音の音量を段階的に切り換える
切換スイッチやボリュームなどを備えて、設置場所の平
均的な騒音レベルや利用者の聴覚感度などに応じて音量
を調節することにより、周囲の環境や利用者の個性など
への対応を図っていた。
切換スイッチやボリュームなどを備えて、設置場所の平
均的な騒音レベルや利用者の聴覚感度などに応じて音量
を調節することにより、周囲の環境や利用者の個性など
への対応を図っていた。
【0007】また、環境の時間的な変化に注目して、時
刻によって通知音の音量を変化させたり、通知音の発生
を停止したりする方法もあり、ファクシミリ装置などに
おいて、夜間に着信した際の着信音を制御する方法とし
て用いられている。これにより、就寝中は着信音などに
煩わされることなく快適に過ごしたいという利用者の要
求に応えている。
刻によって通知音の音量を変化させたり、通知音の発生
を停止したりする方法もあり、ファクシミリ装置などに
おいて、夜間に着信した際の着信音を制御する方法とし
て用いられている。これにより、就寝中は着信音などに
煩わされることなく快適に過ごしたいという利用者の要
求に応えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オフィスに
おいても工場においても、各機器が設置された場所の騒
音レベルは一定ではなく、周囲の環境の変化に応じて、
日時や時刻によって変化するのが普通である。しかしな
がら、上述した従来の通知音の調整方式においては、利
用者が音量の設定を変えない限り、周囲の環境の変化に
かかわらず通知音の音量は固定されている。このため、
例えば、工場において、様々な製造装置が稼働状態のと
きの騒音レベルを基準として通知音の音量を設定すれ
ば、昼休みなどに必要以上に大きな音量で通知音が鳴り
響いて、利用者に過度のストレスを与えてしまう。逆
に、製造装置が稼働していない状態の騒音レベルを基準
として通知音の音量を設定すれば、今度は、必要なとき
に利用者に装置の異常などを通知できない場合が発生し
てしまう。
おいても工場においても、各機器が設置された場所の騒
音レベルは一定ではなく、周囲の環境の変化に応じて、
日時や時刻によって変化するのが普通である。しかしな
がら、上述した従来の通知音の調整方式においては、利
用者が音量の設定を変えない限り、周囲の環境の変化に
かかわらず通知音の音量は固定されている。このため、
例えば、工場において、様々な製造装置が稼働状態のと
きの騒音レベルを基準として通知音の音量を設定すれ
ば、昼休みなどに必要以上に大きな音量で通知音が鳴り
響いて、利用者に過度のストレスを与えてしまう。逆
に、製造装置が稼働していない状態の騒音レベルを基準
として通知音の音量を設定すれば、今度は、必要なとき
に利用者に装置の異常などを通知できない場合が発生し
てしまう。
【0009】このような場合に、利用者が周囲の環境を
判断していちいち通知音の音量を設定しなおすのでは煩
雑である。また、昼休みと就業時間のように、環境が毎
日同じ時刻に変化するのであれば、時刻によって通知音
の音量を変化させる技術を用いて対応可能であるが、こ
の方法では、不定期に騒音レベルが変化する場合には対
応することができない。
判断していちいち通知音の音量を設定しなおすのでは煩
雑である。また、昼休みと就業時間のように、環境が毎
日同じ時刻に変化するのであれば、時刻によって通知音
の音量を変化させる技術を用いて対応可能であるが、こ
の方法では、不定期に騒音レベルが変化する場合には対
応することができない。
【0010】本発明は、環境の変化に応じて、通知音声
の音量を自動的に変化させる通知音声の音量制御回路を
提供することを目的とする。
の音量を自動的に変化させる通知音声の音量制御回路を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1および
請求項2の通知音声の音量制御回路の構成を示す図であ
る。
請求項2の通知音声の音量制御回路の構成を示す図であ
る。
【0012】請求項1の発明は、指定された増幅率で通
知音声信号を増幅する増幅手段111を備え、この増幅
手段111の出力を音声出力手段101に入力する構成
の通知音声の音量制御回路において、音声出力手段10
1の周囲の所定の範囲の音声を集音するマイクロホン1
12と、マイクロホン112の出力に基づいて、音声出
力手段101の周囲の騒音の大きさを示す騒音レベルを
求める騒音レベル測定手段113と、騒音レベルの入力
に応じて、対応する増幅率を増幅手段111に指定する
増幅率指定手段114とを備えたことを特徴とする。
知音声信号を増幅する増幅手段111を備え、この増幅
手段111の出力を音声出力手段101に入力する構成
の通知音声の音量制御回路において、音声出力手段10
1の周囲の所定の範囲の音声を集音するマイクロホン1
12と、マイクロホン112の出力に基づいて、音声出
力手段101の周囲の騒音の大きさを示す騒音レベルを
求める騒音レベル測定手段113と、騒音レベルの入力
に応じて、対応する増幅率を増幅手段111に指定する
増幅率指定手段114とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の通知音声の
音量制御回路において、騒音レベル測定手段113が、
マイクロホン112の出力のピーク値を検出するピーク
検出手段121と、通知音声信号の入力に応じて、ピー
ク検出手段121によって検出されたピーク値を保持
し、騒音レベルとして増幅率指定手段114に送出する
ピーク保持手段122とを備えたことを特徴とする。
音量制御回路において、騒音レベル測定手段113が、
マイクロホン112の出力のピーク値を検出するピーク
検出手段121と、通知音声信号の入力に応じて、ピー
ク検出手段121によって検出されたピーク値を保持
し、騒音レベルとして増幅率指定手段114に送出する
ピーク保持手段122とを備えたことを特徴とする。
【0014】図2は、請求項3の通知音声の音量制御回
路の構成を示す図である。請求項3の発明は、請求項1
の通知音声の音量制御回路において、騒音レベル測定手
段113が、マイクロホン112の出力から音声出力手
段101が出力する音声の周波数成分を取り除くフィル
タ131と、フィルタ131の出力のピーク値を検出す
るピーク検出手段132とを備えたことを特徴とする。
路の構成を示す図である。請求項3の発明は、請求項1
の通知音声の音量制御回路において、騒音レベル測定手
段113が、マイクロホン112の出力から音声出力手
段101が出力する音声の周波数成分を取り除くフィル
タ131と、フィルタ131の出力のピーク値を検出す
るピーク検出手段132とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明は、マイクロホン112が集音
した音声の大小により、騒音レベル測定手段113が音
声出力手段101の周囲の騒音の大きさを評価し、増幅
率指定手段114が、騒音レベルに対応した増幅率を増
幅手段111に指定することにより、音声出力手段10
1の周囲の騒音の大きさに応じて、通知音声信号の増幅
率を変化させることができる。これにより、周囲の環境
の変化に応じて、音声出力手段101が発生する通知音
声の音量を変化させることができる。
した音声の大小により、騒音レベル測定手段113が音
声出力手段101の周囲の騒音の大きさを評価し、増幅
率指定手段114が、騒音レベルに対応した増幅率を増
幅手段111に指定することにより、音声出力手段10
1の周囲の騒音の大きさに応じて、通知音声信号の増幅
率を変化させることができる。これにより、周囲の環境
の変化に応じて、音声出力手段101が発生する通知音
声の音量を変化させることができる。
【0016】請求項2の発明は、ピーク検出手段121
とピーク保持手段122とにより、通知音声信号が入力
された時点の周囲の騒音の大きさを評価し、この騒音の
大きさに対応する増幅率を増幅手段111に指定するの
で、通知音声を出力する時点における周囲の環境を考慮
して、通知音声の音量を制御することができる。 ま
た、請求項3の発明は、フィルタ131により、音声出
力手段101による出力音声の周波数成分が取り除かれ
るので、音声出力手段101が通知音声を出力している
間も、ピーク検出手段132によって周囲の騒音レベル
を測定可能であり、この間の騒音レベルの変化を通知音
声の音量に反映することができる。
とピーク保持手段122とにより、通知音声信号が入力
された時点の周囲の騒音の大きさを評価し、この騒音の
大きさに対応する増幅率を増幅手段111に指定するの
で、通知音声を出力する時点における周囲の環境を考慮
して、通知音声の音量を制御することができる。 ま
た、請求項3の発明は、フィルタ131により、音声出
力手段101による出力音声の周波数成分が取り除かれ
るので、音声出力手段101が通知音声を出力している
間も、ピーク検出手段132によって周囲の騒音レベル
を測定可能であり、この間の騒音レベルの変化を通知音
声の音量に反映することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図3は、請求項2の音量制御回路を
適用したファクシミリ装置の実施例構成を示す。
て詳細に説明する。図3は、請求項2の音量制御回路を
適用したファクシミリ装置の実施例構成を示す。
【0018】図3において、ファクシミリ装置は、読取
部201とイメージメモリ202と圧縮/復元部203
とモデム204と網制御部(NCU)205と記録部2
06とマイクロプロセッサ(MPU)207とをバスを
介して相互に接続した構成となっており、網制御部20
5を介して回線に接続されている。
部201とイメージメモリ202と圧縮/復元部203
とモデム204と網制御部(NCU)205と記録部2
06とマイクロプロセッサ(MPU)207とをバスを
介して相互に接続した構成となっており、網制御部20
5を介して回線に接続されている。
【0019】このマイクロプロセッサ207は、上述し
た各部を制御して通常の送受信動作を行うとともに、各
部からの要求に応じて、音声信号生成回路208に対し
て着信音やアラーム音などの通知音の発生のための通知
音声信号の生成を指示する構成となっている。
た各部を制御して通常の送受信動作を行うとともに、各
部からの要求に応じて、音声信号生成回路208に対し
て着信音やアラーム音などの通知音の発生のための通知
音声信号の生成を指示する構成となっている。
【0020】この音声信号生成回路208は、マイクロ
プロセッサ207からの指示で指定された通知音に対応
する周波数(あるいは複数の周波数の組合せ)の音声信
号を生成し、通知音声信号として出力する構成となって
いる。また、この通知音声信号は、音量制御回路210
を介して、音声出力手段101に相当するスピーカ22
1に入力されている。
プロセッサ207からの指示で指定された通知音に対応
する周波数(あるいは複数の周波数の組合せ)の音声信
号を生成し、通知音声信号として出力する構成となって
いる。また、この通知音声信号は、音量制御回路210
を介して、音声出力手段101に相当するスピーカ22
1に入力されている。
【0021】図3において、マイクロホン112は、ス
ピーカ221に近接して配置されており、スピーカ22
1の周囲の音声を集音する構成となっている。また、こ
のマイクロホン112の出力信号は、増幅器211を介
して、音量制御回路210のピークホールド回路212
に入力されている。
ピーカ221に近接して配置されており、スピーカ22
1の周囲の音声を集音する構成となっている。また、こ
のマイクロホン112の出力信号は、増幅器211を介
して、音量制御回路210のピークホールド回路212
に入力されている。
【0022】このピークホールド回路212は、ダイオ
ード213と2つのスイッチ214a,214bと2つ
の抵抗215a,215bとコンデンサ216とから形
成されている。このダイオード213には、上述したマ
イクロホン112の出力が入力されており、このダイオ
ード213の出力端子は、スイッチ214aを介して抵
抗215aの一端に接続されている。また、抵抗215
aの他端には、コンデンサ216と抵抗215bおよび
スイッチ214bとが並列に接続されてそれぞれ接地さ
れている。
ード213と2つのスイッチ214a,214bと2つ
の抵抗215a,215bとコンデンサ216とから形
成されている。このダイオード213には、上述したマ
イクロホン112の出力が入力されており、このダイオ
ード213の出力端子は、スイッチ214aを介して抵
抗215aの一端に接続されている。また、抵抗215
aの他端には、コンデンサ216と抵抗215bおよび
スイッチ214bとが並列に接続されてそれぞれ接地さ
れている。
【0023】すなわち、このピークホールド回路212
は、スイッチ214a,214bの両方を閉じた状態で
はピーク検出手段121として動作し、スイッチ214
a,214bを開放状態とすることにより、コンデンサ
216の電荷を保持し、スイッチ214a,214bを
開放する直前のマイクロホン112の出力のピーク値に
相当する電位差を保存して、ピーク保持手段122とし
て動作し、この電位差を騒音レベルとして出力する構成
となっている。
は、スイッチ214a,214bの両方を閉じた状態で
はピーク検出手段121として動作し、スイッチ214
a,214bを開放状態とすることにより、コンデンサ
216の電荷を保持し、スイッチ214a,214bを
開放する直前のマイクロホン112の出力のピーク値に
相当する電位差を保存して、ピーク保持手段122とし
て動作し、この電位差を騒音レベルとして出力する構成
となっている。
【0024】上述したスイッチ214a,214bは、
それぞれに備えられた制御端子Sへの制御信号に応じて
開閉する構成となっており、マイクロプロセッサ207
が、音声信号生成回路208に対して通知音声信号の生
成を指示するときに、スイッチ214a,214bに開
放状態を指示する制御信号を入力する構成となってい
る。
それぞれに備えられた制御端子Sへの制御信号に応じて
開閉する構成となっており、マイクロプロセッサ207
が、音声信号生成回路208に対して通知音声信号の生
成を指示するときに、スイッチ214a,214bに開
放状態を指示する制御信号を入力する構成となってい
る。
【0025】ここで、マイクロホン112の出力のピー
ク値は、ファクシミリ装置の周囲の騒音の振幅の大きさ
を示しているから、マイクロホン112の出力のピーク
値の大きさにより、周囲の騒音レベルが示される。した
がって、上述したように、スイッチ214a,214b
を操作することにより、ピークホールド回路212によ
り、騒音レベル測定手段113の機能が果たされ、通知
音を発生する直前におけるスピーカ221の周囲の騒音
レベルが得られる。また、この騒音レベルは、増幅率指
定手段114に送出される。
ク値は、ファクシミリ装置の周囲の騒音の振幅の大きさ
を示しているから、マイクロホン112の出力のピーク
値の大きさにより、周囲の騒音レベルが示される。した
がって、上述したように、スイッチ214a,214b
を操作することにより、ピークホールド回路212によ
り、騒音レベル測定手段113の機能が果たされ、通知
音を発生する直前におけるスピーカ221の周囲の騒音
レベルが得られる。また、この騒音レベルは、増幅率指
定手段114に送出される。
【0026】図3において、増幅率指定手段114は、
比較部217が、騒音レベルと少なくとも1つの閾値と
を比較し、増幅率決定部218が、増幅率の初期値と上
述した比較結果に対応する調整値とを加算して騒音レベ
ルに適応する増幅率を求め、増幅手段111に相当する
増幅器219に送出する構成となっている。
比較部217が、騒音レベルと少なくとも1つの閾値と
を比較し、増幅率決定部218が、増幅率の初期値と上
述した比較結果に対応する調整値とを加算して騒音レベ
ルに適応する増幅率を求め、増幅手段111に相当する
増幅器219に送出する構成となっている。
【0027】ここで、増幅率の初期値としては、利用者
が切換スイッチやボリュームなどを介して設定した値を
用いればよい。また、通知音の種類によって、異なる音
量が設定されている場合は、増幅率決定部218内部
に、通知音ごとの初期値を保持しておき、マイクロプロ
セッサ207によって指定された通知音の種類に対応す
る初期値を用いて、増幅率を決定する構成とすればよ
い。
が切換スイッチやボリュームなどを介して設定した値を
用いればよい。また、通知音の種類によって、異なる音
量が設定されている場合は、増幅率決定部218内部
に、通知音ごとの初期値を保持しておき、マイクロプロ
セッサ207によって指定された通知音の種類に対応す
る初期値を用いて、増幅率を決定する構成とすればよ
い。
【0028】これにより、上述した増幅器219によっ
て、騒音レベルに適応した増幅率で増幅された通知音声
信号が、スピーカ221に送出され、このスピーカ22
1により、上述した増幅率に対応する音量の通知音声が
出力される。
て、騒音レベルに適応した増幅率で増幅された通知音声
信号が、スピーカ221に送出され、このスピーカ22
1により、上述した増幅率に対応する音量の通知音声が
出力される。
【0029】このようにして、通知音を発生する開始す
る時点におけるファクシミリ装置の周囲の騒音レベルに
応じて、増幅器219が通知音声信号を増幅する際の増
幅率を変更することにより、周囲の環境の変化に応じ
て、スピーカ221によって発生される通知音の音量を
自動的に変化させることが可能となる。
る時点におけるファクシミリ装置の周囲の騒音レベルに
応じて、増幅器219が通知音声信号を増幅する際の増
幅率を変更することにより、周囲の環境の変化に応じ
て、スピーカ221によって発生される通知音の音量を
自動的に変化させることが可能となる。
【0030】但し、この場合は、ピークホールド回路2
12により、通知音の発生を開始する時点の騒音レベル
の値が保持されるので、増幅器219による通知音声信
号の増幅率は通知音の発生中は一定に保たれ、スピーカ
221により、一定の音量の通知音が発生される。
12により、通知音の発生を開始する時点の騒音レベル
の値が保持されるので、増幅器219による通知音声信
号の増幅率は通知音の発生中は一定に保たれ、スピーカ
221により、一定の音量の通知音が発生される。
【0031】また、上述したように、増幅率の初期値に
騒音レベルに対応する増幅率の調整値を上乗せして、最
終的な増幅率を求める構成としたことにより、通知音の
音量を増幅率の初期値の分だけ騒音レベルよりも大きく
することができる。したがって、周囲の騒音で通知音が
かき消されることはなく、しかも極端に大きな音の発生
によって利用者にストレスを与えることを防ぐことがで
きる。
騒音レベルに対応する増幅率の調整値を上乗せして、最
終的な増幅率を求める構成としたことにより、通知音の
音量を増幅率の初期値の分だけ騒音レベルよりも大きく
することができる。したがって、周囲の騒音で通知音が
かき消されることはなく、しかも極端に大きな音の発生
によって利用者にストレスを与えることを防ぐことがで
きる。
【0032】これにより、日時や時刻により、ファクシ
ミリ装置の周囲の騒音レベルが不規則に変化した場合に
おいても、常に、適切な音量の通知音を発生することが
できるので、着信やアラームの発生などを利用者に確実
にかつ快適に通知することができる。
ミリ装置の周囲の騒音レベルが不規則に変化した場合に
おいても、常に、適切な音量の通知音を発生することが
できるので、着信やアラームの発生などを利用者に確実
にかつ快適に通知することができる。
【0033】また、増幅器211とピークホールド回路
212との間に、人間の聴覚感度に適応したフィルタを
挿入し、ピークホールド回路212が、このフィルタの
出力のピーク値を保持する構成とすれば、人間の聴覚感
度の周波数特性を考慮して、騒音レベルを評価すること
ができるので、通知音の音量をより適切な音量に制御す
ることができる。
212との間に、人間の聴覚感度に適応したフィルタを
挿入し、ピークホールド回路212が、このフィルタの
出力のピーク値を保持する構成とすれば、人間の聴覚感
度の周波数特性を考慮して、騒音レベルを評価すること
ができるので、通知音の音量をより適切な音量に制御す
ることができる。
【0034】また、図4に示すように、増幅器211の
出力側に、クランプ回路224とリミッタ226とを並
列に接続しておけば、増幅器211の出力の直流成分は
クランプ設定部225の設定電位に安定化され、また、
交流成分の振幅はリミット設定部227の設定に応じて
制限されてから、ピークホールド回路212に送出され
る。したがって、音量制御回路をより安定に動作させる
ことができる。
出力側に、クランプ回路224とリミッタ226とを並
列に接続しておけば、増幅器211の出力の直流成分は
クランプ設定部225の設定電位に安定化され、また、
交流成分の振幅はリミット設定部227の設定に応じて
制限されてから、ピークホールド回路212に送出され
る。したがって、音量制御回路をより安定に動作させる
ことができる。
【0035】なお、請求項2の音量制御回路は、上述し
たファクシミリ装置の例と同様にして、音声出力手段1
01として備えられたスピーカやブザに、音量制御回路
210を介して通知音声信号を入力する構成とすれば、
様々なOA機器および家庭電化製品などの通知音の音量
制御に適用することができる。
たファクシミリ装置の例と同様にして、音声出力手段1
01として備えられたスピーカやブザに、音量制御回路
210を介して通知音声信号を入力する構成とすれば、
様々なOA機器および家庭電化製品などの通知音の音量
制御に適用することができる。
【0036】また、駅やデパートなどのアナウンスシス
テムに組み込まれたスピーカのそれぞれに、音量制御回
路210を付加し、中央の制御装置からの通知音声信号
をこの音量制御回路210を介してスピーカに入力する
構成とすれば、スピーカの設置場所による騒音レベルの
違いに応じて、適切な音量で利用者に情報を提供するこ
とができる。つまり、スピーカ側で、設置場所がラッシ
ュ時の駅のホームのように混雑した場所であるか、逆
に、人の少ない閑散とした場所であるかといった環境を
考慮して音量を調節することができるので、中央の制御
装置側ではそれぞれの場所の音量を意識する必要はな
く、確実かつ快適に利用者に情報を提供することができ
る。
テムに組み込まれたスピーカのそれぞれに、音量制御回
路210を付加し、中央の制御装置からの通知音声信号
をこの音量制御回路210を介してスピーカに入力する
構成とすれば、スピーカの設置場所による騒音レベルの
違いに応じて、適切な音量で利用者に情報を提供するこ
とができる。つまり、スピーカ側で、設置場所がラッシ
ュ時の駅のホームのように混雑した場所であるか、逆
に、人の少ない閑散とした場所であるかといった環境を
考慮して音量を調節することができるので、中央の制御
装置側ではそれぞれの場所の音量を意識する必要はな
く、確実かつ快適に利用者に情報を提供することができ
る。
【0037】ここで、請求項2の音量制御回路は、通知
音を発生する前後で周囲の環境が激変しないことを前提
とし、通知音の発生前後の騒音レベルはほぼ一定と考え
て、通知音を発生する直前の騒音レベルに応じて通知音
の音量を変化させる構成であるので、環境の変化が比較
的ゆるやかである場合に適している。
音を発生する前後で周囲の環境が激変しないことを前提
とし、通知音の発生前後の騒音レベルはほぼ一定と考え
て、通知音を発生する直前の騒音レベルに応じて通知音
の音量を変化させる構成であるので、環境の変化が比較
的ゆるやかである場合に適している。
【0038】次に、通知音を発生する前後で周囲の環境
が激変した場合にも柔軟に対応する方法について説明す
る。図5は、請求項3の音量制御回路の実施例構成を示
す。
が激変した場合にも柔軟に対応する方法について説明す
る。図5は、請求項3の音量制御回路の実施例構成を示
す。
【0039】以下、図3に示した各部と共通する部分に
ついては、図3と同じ符号を付して説明する。図5にお
いて、マイクロホン112の出力は、増幅器211を介
してフィルタ131に入力されている。
ついては、図3と同じ符号を付して説明する。図5にお
いて、マイクロホン112の出力は、増幅器211を介
してフィルタ131に入力されている。
【0040】このフィルタ131において、複数のノッ
チフィルタ2311 〜231n と全ての周波数成分を透
過するバイパス経路2321 〜232n との対をそれぞ
れの両側に設けた2つのスイッチを介して直列に接続さ
れている。また、セレクタ233は、通知音声の種類の
入力に応じて各スイッチに指示を入力し、該当する対に
対応する2つのスイッチを端子a側に接続し、他の対に
対応するスイッチを端子b側に接続する構成となってい
る。
チフィルタ2311 〜231n と全ての周波数成分を透
過するバイパス経路2321 〜232n との対をそれぞ
れの両側に設けた2つのスイッチを介して直列に接続さ
れている。また、セレクタ233は、通知音声の種類の
入力に応じて各スイッチに指示を入力し、該当する対に
対応する2つのスイッチを端子a側に接続し、他の対に
対応するスイッチを端子b側に接続する構成となってい
る。
【0041】すなわち、セレクタ233がスイッチを制
御することにより、通知音声の種類に対応する周波数を
除去するノッチフィルタ231を含む対では、入力信号
がノッチフィルタ231を介して後段の対に伝送され、
他の対ではバイパス経路232を介してそのまま後段の
対に伝送され、該当する周波数成分のみを取り除く構成
となっている。
御することにより、通知音声の種類に対応する周波数を
除去するノッチフィルタ231を含む対では、入力信号
がノッチフィルタ231を介して後段の対に伝送され、
他の対ではバイパス経路232を介してそのまま後段の
対に伝送され、該当する周波数成分のみを取り除く構成
となっている。
【0042】これにより、スピーカ221によって通知
音が発生されている間は、マイクロホン112の出力信
号からこの通知音の周波数成分を除いたものをピーク検
出手段132に送出することができる。
音が発生されている間は、マイクロホン112の出力信
号からこの通知音の周波数成分を除いたものをピーク検
出手段132に送出することができる。
【0043】このピーク検出手段132は、図3に示し
たピークホールド回路212から2つのスイッチ214
a,214bを取り除いた構成となっており、ダイオー
ド213と抵抗215aとを直接に接続し、また、抵抗
215bを直接に接地した構成となっている。したがっ
て、抵抗215aの抵抗値R1 とコンデンサ216の容
量Cとで決まる時定数でコンデンサ216を充電すると
ともに、抵抗215bの抵抗値R2 と容量Cとで決まる
時定数でコンデンサ216に蓄積された電荷を放電する
ことにより、コンデンサ216の両端の電位差として、
ダイオード213の出力のピーク値に対応する電位を得
ることができる。
たピークホールド回路212から2つのスイッチ214
a,214bを取り除いた構成となっており、ダイオー
ド213と抵抗215aとを直接に接続し、また、抵抗
215bを直接に接地した構成となっている。したがっ
て、抵抗215aの抵抗値R1 とコンデンサ216の容
量Cとで決まる時定数でコンデンサ216を充電すると
ともに、抵抗215bの抵抗値R2 と容量Cとで決まる
時定数でコンデンサ216に蓄積された電荷を放電する
ことにより、コンデンサ216の両端の電位差として、
ダイオード213の出力のピーク値に対応する電位を得
ることができる。
【0044】この場合は、スピーカ221によって通知
音が発生されている間も、ピーク検出手段132の出力
は変化し、これに応じて、増幅率指定手段114が増幅
器216に設定する増幅率は変更される。
音が発生されている間も、ピーク検出手段132の出力
は変化し、これに応じて、増幅率指定手段114が増幅
器216に設定する増幅率は変更される。
【0045】すなわち、通知音の発生中も、周囲の騒音
レベルをモニタし、周囲の環境の変化に応じて、通知音
の音量を変化させることが可能となり、環境の急激な変
化にも対応して、着信やアラームの発生を確実かつ快適
に利用者に通知することができる。
レベルをモニタし、周囲の環境の変化に応じて、通知音
の音量を変化させることが可能となり、環境の急激な変
化にも対応して、着信やアラームの発生を確実かつ快適
に利用者に通知することができる。
【0046】また、上述したように、通知音の種類に対
応したノッチフィルタ231を用いたことにより、通知
音の発生中においても、通知音の周波数に近い騒音の大
きさを考慮して、高い精度で騒音レベルを測定すること
が可能である。
応したノッチフィルタ231を用いたことにより、通知
音の発生中においても、通知音の周波数に近い騒音の大
きさを考慮して、高い精度で騒音レベルを測定すること
が可能である。
【0047】なお、図5に示したノッチフィルタ231
1 〜231n に代えて、各通知音に含まれる周波数成分
の全てを取り除くフィルタを備え、セレクタ233が、
このフィルタとバイパス経路232との一方を選択する
構成としてもよい。また、上述したフィルタの代わり
に、各通知音に含まれる周波数成分の分布範囲を取り除
くフィルタを用いて、フィルタ131を構成してもよ
い。
1 〜231n に代えて、各通知音に含まれる周波数成分
の全てを取り除くフィルタを備え、セレクタ233が、
このフィルタとバイパス経路232との一方を選択する
構成としてもよい。また、上述したフィルタの代わり
に、各通知音に含まれる周波数成分の分布範囲を取り除
くフィルタを用いて、フィルタ131を構成してもよ
い。
【0048】請求項3の音量制御回路は、通知音の周波
数を取り除くフィルタを備える必要があるので、通知音
の周波数が固定されているOA機器や家庭電化製品の通
知音の音量制御に適している。但し、人間の音声の周波
数成分が分布している範囲を取り除くフィルタを備えて
フィルタ131を構成すれば、駅構内のアナウンスなど
の音量の制御にも適用することができる。
数を取り除くフィルタを備える必要があるので、通知音
の周波数が固定されているOA機器や家庭電化製品の通
知音の音量制御に適している。但し、人間の音声の周波
数成分が分布している範囲を取り除くフィルタを備えて
フィルタ131を構成すれば、駅構内のアナウンスなど
の音量の制御にも適用することができる。
【0049】また、フィルタ131の構成としては、ノ
ッチフィルタおよびバイパス経路の対を直列に接続した
ものに限らず、特定成分のみを除去すればよい場合は、
複数のノッチフィルタを並列に接続し、これらのいずれ
かを介して入力信号を後段のピーク検出手段132に送
出する構成としてもよい。
ッチフィルタおよびバイパス経路の対を直列に接続した
ものに限らず、特定成分のみを除去すればよい場合は、
複数のノッチフィルタを並列に接続し、これらのいずれ
かを介して入力信号を後段のピーク検出手段132に送
出する構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、音声出力
手段の周囲の音声を集音するマイクロホンの出力に基づ
いて、周囲の騒音レベルを評価し、この評価結果に応じ
て通知音声信号の増幅率を変更することにより、周囲の
環境の変化を考慮して、通知音声の音量を変化させるこ
とを可能とし、常に、周囲の環境に適した音量とするこ
とができるので、より効果的かつ快適に情報を利用者に
伝達することができる。
手段の周囲の音声を集音するマイクロホンの出力に基づ
いて、周囲の騒音レベルを評価し、この評価結果に応じ
て通知音声信号の増幅率を変更することにより、周囲の
環境の変化を考慮して、通知音声の音量を変化させるこ
とを可能とし、常に、周囲の環境に適した音量とするこ
とができるので、より効果的かつ快適に情報を利用者に
伝達することができる。
【0051】また、請求項2の発明は、通知音声信号の
入力時点における周囲の騒音レベルに対応する増幅率を
指定することにより、通知音声の出力開始時点の周囲の
環境を通知音声の音量に反映することができる。
入力時点における周囲の騒音レベルに対応する増幅率を
指定することにより、通知音声の出力開始時点の周囲の
環境を通知音声の音量に反映することができる。
【0052】また、請求項3の発明は、フィルタを用い
て、音声出力手段による出力音声の周波数成分を除去す
ることにより、通知音声の出力中も、環境の変化をモニ
タして、通知音声の音量に反映させることができる。
て、音声出力手段による出力音声の周波数成分を除去す
ることにより、通知音声の出力中も、環境の変化をモニ
タして、通知音声の音量に反映させることができる。
【図1】請求項1および請求項2の通知音声の音量制御
回路の構成を示す図である。
回路の構成を示す図である。
【図2】請求項3の通知音声の音量制御回路の構成を示
す図である。
す図である。
【図3】請求項2の通知音声の音量制御回路を適用した
ファクシミリ装置の実施例構成図である。
ファクシミリ装置の実施例構成図である。
【図4】請求項2の通知音声の音量制御回路の別実施例
構成図である。
構成図である。
【図5】請求項3の通知音声の音量制御回路の実施例構
成図である。
成図である。
101 音声出力手段 111 増幅手段 112 マイクロホン 113 騒音レベル測定手段 114 増幅率指定手段 121,132 ピーク検出手段 122 ピーク保持手段 131 フィルタ 201 読取部 202 イメージメモリ 203 圧縮/復元部 204 モデム 205 網制御部(NCU) 206 記録部 207 マイクロプロセッサ(MPU) 208 音声信号生成回路 210 音量制御回路 211,219 増幅器 212 ピークホールド回路 213 ダイオード 214 スイッチ 215 抵抗 216 コンデンサ 217 比較部 218 増幅率決定部 221 スピーカ 224 クランプ回路 225 クランプ設定部 226 リミッタ 227 リミット設定部 231 ノッチフィルタ 232 バイパス経路 233 セレクタ
Claims (3)
- 【請求項1】 指定された増幅率で通知音声信号を増幅
する増幅手段(111)を備え、この増幅手段(11
1)の出力を音声出力手段(101)に入力する構成の
通知音声の音量制御回路において、 前記音声出力手段(101)の周囲の所定の範囲の音声
を集音するマイクロホン(112)と、 前記マイクロホン(112)の出力に基づいて、前記音
声出力手段(101)の周囲の騒音の大きさを示す騒音
レベルを求める騒音レベル測定手段(113)と、 前記騒音レベルの入力に応じて、対応する増幅率を前記
増幅手段(111)に指定する増幅率指定手段(11
4)とを備えたことを特徴とする通知音声の音量制御回
路。 - 【請求項2】 請求項1の通知音声の音量制御回路にお
いて、 騒音レベル測定手段(113)が、 マイクロホン(112)の出力のピーク値を検出するピ
ーク検出手段(121)と、 通知音声信号の入力に応じて、前記ピーク検出手段(1
21)によって検出されたピーク値を保持し、騒音レベ
ルとして増幅率指定手段(114)に送出するピーク保
持手段(122)とを備えたことを特徴とする通知音声
の音量制御回路。 - 【請求項3】 請求項1の通知音声の音量制御回路にお
いて、 騒音レベル測定手段(113)が、 マイクロホン(112)の出力から音声出力手段(10
1)が出力する音声の周波数成分を取り除くフィルタ
(131)と、 前記フィルタ(131)の出力のピーク値を検出するピ
ーク検出手段(132)とを備えたことを特徴とする通
知音声の音量制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336980A JPH05172619A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 通知音声の音量制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336980A JPH05172619A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 通知音声の音量制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05172619A true JPH05172619A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18304372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336980A Withdrawn JPH05172619A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 通知音声の音量制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05172619A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007194736A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Sii Data Service Kk | 音発生装置および音発生方法ならびにそのプログラム |
JP2008085520A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Kyushu Univ | 放送装置 |
KR101007704B1 (ko) * | 2008-10-23 | 2011-01-13 | 삼성중공업 주식회사 | 음향 출력 제어 장치 및 그 방법 |
JP2014064602A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2018019515A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 三菱自動車工業株式会社 | インバータ制御装置 |
EP3477634A4 (en) * | 2016-06-23 | 2019-07-31 | Sony Corporation | INFORMATION PROCESSING DEVICE AND INFORMATION PROCESSING METHOD |
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JP2022122809A (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-23 | 株式会社エクサウィザーズ | 業務支援方法、システム及びプログラム |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP3336980A patent/JPH05172619A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |