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JPH05169806A - 感熱記録紙 - Google Patents

感熱記録紙

Info

Publication number
JPH05169806A
JPH05169806A JP3341076A JP34107691A JPH05169806A JP H05169806 A JPH05169806 A JP H05169806A JP 3341076 A JP3341076 A JP 3341076A JP 34107691 A JP34107691 A JP 34107691A JP H05169806 A JPH05169806 A JP H05169806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
heat
weight
melting peak
peak temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3341076A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Ono
昭彦 大野
Takatoshi Nishizawa
孝利 西澤
Akira Iwai
昭 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yupo Corp filed Critical Yupo Corp
Priority to JP3341076A priority Critical patent/JPH05169806A/ja
Publication of JPH05169806A publication Critical patent/JPH05169806A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 無機微細粉末を8〜65重量%含有し、且つ
DSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上の結晶性プ
ロピレン系樹脂の一軸延伸フィルムからなる表面層
(A)と、無機微細粉末を30重量%以下含有し、且つ
DSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上の結晶性プ
ロピレン系樹脂の二軸延伸フィルムからなる基材層
(B)と、DSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上
の結晶性プロピレン系樹脂85〜20重量部と、DSC
曲線の融解ピーク温度が160℃以下の少なくとも一種
の熱可塑性樹脂15〜80重量部とからなる裏面層
(C)と、を備えた感熱記録用支持体を有する感熱記録
紙であって、前記表面層(A)上に、感熱記録層(D)
を設けた。 【効果】 感熱記録時に熱が加えられてもカールが小さ
く、実用上問題とならない感熱記録紙が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録紙に関するも
のであり、さらに詳しくは、感熱記録時に熱が加えられ
てもカールが小さく、実用上問題とならない感熱記録紙
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録法は、一般に入力信号に応じて
感熱記録ヘッド(以下、単にヘッドという)を加熱し、
これに接する記録画像受容シート上の呈色剤と発色剤を
溶融接触させて発色像を得る記録方法であり、電話回線
に乗せられる帯域の情報量に見合った記録速度をもち、
現像および定着工程を要しない一次発色系であり、しか
もヘッドの消耗も極めて少ないために、プリンター、フ
ァクシミリ等の情報機器に急速に応用されるようになっ
ている。ところが各種事務機器類の発達と用途の多様化
が急速に進展しており、それぞれの要求に対応し得るよ
うな感熱記録体の開発が要望されている。例えば、記録
機器の高速度化に対応できるものとしては、微小な印字
エネルギーでも高濃度で鮮明な像が得られる感熱記録体
が望まれ、この要望に応ずるには感熱記録層の検討だけ
でなく、支持体についても種々検討することが必要であ
ると認識されるようになり、従来の天然紙にかえて、合
成樹脂フィルムが使用されるケースも増えている。
【0003】最近における支持体としては、紙や無機微
細粉末を含有するプロピレン系樹脂の延伸フィルムより
なる合成紙(特公昭46-40794号)、あるいは透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルムまたは透明フィルムの表
面にシリカや炭酸カルシウム等の無機化合物をバインダ
ーとともに塗布して白色度および染着性を高めた塗工合
成紙等が用いられている。しかし、感熱記録紙のアフタ
ーユース(複写、鉛筆筆記性、保存性等)を考慮した場
合、支持体としては、強度、寸法安定性、印字ヘッドと
の密着性の面から、内部にマイクロボイドを多数有する
無機微細粉末を含有するポリオレフィン樹脂フィルムを
延伸して得られる合成紙であることが好ましいとされて
いる(特開昭59-148693号、特開昭61-279589号、特開昭
62-282970号、特開昭63-99984号、特開昭63-299976号、
特開平2-70479号等)。このようなポリオレフィン樹脂
フィルムを延伸して得られる合成紙は、不透明性および
ソフト感を出し、印字ヘッドとの密着性、給排紙性を良
好なものにするために、素材のポリオレフィン樹脂の融
点よりも低い温度でフィルムを延伸してフィルム内部に
マイクロボイドを形成させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印字の
際、感熱記録紙の表面温度は、短時間ではあるが190
〜200℃となるが、前記ポリオレフィン樹脂フィルム
の融点は167℃以下であり、ポリエチレンテレフタレ
ート(240〜255℃)やポリアミドと比較してもか
なり低いため、印字時の熱によって合成紙が収縮して、
印字された感熱記録紙が印刷された内側面に向かってカ
ールする欠点がある。一方、このようなカールを防止す
るために、延伸温度を基材樹脂の融点近傍にして積層す
ることもできるが、この場合には基材樹脂の不透明度や
ソフト感等が低下してしまうという欠点がある。本発明
は、上記のような従来の課題を解決し、転写記録時に熱
が加えられてもカールが小さく、実用上問題とならない
感熱記録紙を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、上記のような課題を解決することができた。すな
わち本発明は、無機微細粉末を8〜65重量%含有し、
且つDSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上の結晶
性プロピレン系樹脂の一軸延伸フィルムからなり、感熱
記録層が設けられるべき表面層(A)と、無機微細粉末
を30重量%以下含有し、且つDSC曲線の融解ピーク
温度が160℃以上の結晶性プロピレン系樹脂の二軸延
伸フィルムからなる基材層(B)と、DSC曲線の融解
ピーク温度が160℃以上の結晶性プロピレン系樹脂8
5〜20重量部と、DSC曲線の融解ピーク温度が16
0℃以下(但し、上記結晶性プロピレン樹脂と比較して
DSC曲線の融解ピーク温度差が4℃以上低い温度を示
すものである)の少なくとも一種の熱可塑性樹脂15〜
80重量部とからなる裏面層(C)と、を備えた感熱記
録用支持体を有する感熱記録紙であって、該表面層
(A)上に、感熱記録層を設けたことを特徴とする、感
熱記録紙を提供するものである。
【0006】以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の感熱記録紙の概略図を図1に示す。基材層Bの
上面に表面層A、下面に裏面層Cを備えて、本発明に用
いられる感熱記録用支持体が構成され、さらに表面層A
1の上面に感熱記録層Dが設けられている。以下に、各
層を詳細に説明する。
【0007】表面層(A) 表面層を形成するDSC曲線の融解ピーク温度が160
℃以上の結晶性プロピレン系樹脂は、この条件を満たせ
ばとくに限定するものではないが、例えばDSC法によ
る結晶化度が40%以上のプロピレン単独重合体、プロ
ピレン・ヘキセン共重合体、プロピレン・ペンテン−1
共重合体等のプロピレン系樹脂を挙げることができる。
ここでDSC曲線の融解ピーク温度とは、試料樹脂6〜
10mgのサンプルを10℃/分の昇温速度で、室温から
280℃まで昇温したときにDSC曲線に現れるピーク
の温度である。表面層に含まれる無機微細粉末は、いか
なる無機微細粉末であってもよいが、例えば炭酸カルシ
ウム、焼成クレー、ケイソウ土、タルク、酸化チタン、
硫酸バリウム、硫酸アルミニウム、シリカ等を挙げるこ
とができる。これらの無機微細粉末は、表面層に大きな
凸部を作らないものがよく、325メッシュ篩残が10
ppm以下のものが好ましい。粒径は、3μm以下のものが
よい。その含量は、JIS P8119で測定した表面
平滑度(ベック指数)が200〜3000秒程度となるよ
うにすることが好ましい。実際には、表面層の総量に対
して8〜65重量%、好ましくは8〜55重量%がよ
い。上記のような組成のフィルムを、結晶性プロピレン
系樹脂のDSC曲線の融解ピーク終了温度(DSCピー
クの高温側の裾)より低い温度で一軸延伸して表面層を
形成させる。なお、この一軸延伸フィルムは、それぞれ
単層または多層構造のいずれのものであってもよい。ま
た、表面層には、必要に応じてDSC曲線の融解ピーク
温度が160℃以下で、且つ結晶化度が30%以上の熱
可塑性樹脂、例えばエチレン−プロピレン共重合体、高
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエ
チレン等を10重量%以下含有することができる。表面
層の厚さは、3〜50μmが好適である。
【0008】基材層(B) 基材層を形成する、DSC曲線の融解ピーク温度が16
0℃以上の結晶性プロピレン系樹脂は、表面層を形成す
る樹脂と同一または同種のものを用いることができる。
この基材層は、上記表面層に含まれるものと同様な無機
微細粉末を0〜30重量%、好ましくは8〜25重量%
含有するものである。上記のような組成のものを二軸延
伸してフィルム状として基材層を形成させる。この二軸
延伸によって、無機微細粉末を含有しているときは、こ
の粉末を核にして、ミクロボイドが多数生じる。この基
材層は、必要に応じて、例えば延伸性を容易とするため
に、DSC曲線の温度ピークが160℃以下の熱可塑性
樹脂、例えば、例えばエチレン−プロピレン共重合体、
高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン等を0〜10重量%含有することができる。基
材層の厚さは、支持体全厚の20〜80%である。20
%未満であると、感熱記録紙の剛さ(腰)が低下し、実用
性に欠ける。逆に、厚さが80%を越えると表面層の厚
さが薄くなるために、サーマルヘッド等の加熱によって
基材層の温度が上昇して、感熱記録紙の収縮量が大きく
なり、カール防止効果が低下する。
【0009】裏面層(C) 裏面層は、DSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上
の結晶性プロピレン系樹脂85〜20重量部、好ましく
は60〜25重量部と、DSC曲線の融解ピーク温度が
160℃以下の熱可塑性樹脂であって、前記結晶性プロ
ピレン系樹脂のDSC曲線の融解ピーク温度より4℃以
上低いDSC曲線の融解ピーク温度を示すもの、すなわ
ちエチレン−プロピレン共重合体、高密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体から選ばれる
樹脂を15〜80重量部、好ましくは20〜70重量部
とからなるものである。裏面層には、印字時のロールと
のすべり性、印字後の裏面層への筆記性を付与するた
め、表面層あるいは基材層に使用されるものと同様な無
機微細粉末を、樹脂成分100重量部に対して、5〜1
10重量部、好ましくは8〜90重量部含有させるのが
よく、JIS P8119で測定した表面平滑度(ベッ
ク指数)が50〜2000秒程度となるようにすること
が好ましい。上記のような組成のものを、一軸延伸して
フィルム状として裏面層を形成させる。
【0010】上記のような表面層、基材層および裏面層
を用いて、本発明に用いる感熱記録用支持体を製造する
方法としては、一軸延伸したフィルム状の基材層の片面
に、一軸延伸する前の表面層を溶融積層し、反対面には
一軸延伸する前の裏面層を溶融積層し、この多層シート
を一旦冷却した後、再度加熱して、基材層の一軸延伸方
向と直交する方向に再度延伸し、次いで熱処理すること
によって得ることができる。本発明の感熱記録用支持体
全体の厚さは、通常50〜500μm、好ましくは55
〜120μmであり、またヤング率(JIS P813
2)は、9,000〜26,000kg/cm2であることが好
ましい。
【0011】次に、感熱記録用支持体の表面層(A)上
に形成させる感熱記録層について説明する。 (1)配合剤 上記のようにして得られた感熱記録用支持体上に、発色
剤および呈色剤を包含する感熱記録層が設けられて本発
明の感熱記録紙となる。感熱記録層に含有される発色剤
と呈色剤の組み合わせについては、両者が接触して呈色
反応を起こすような組み合わせならいずれも使用可能で
あり、例えば無色ないし淡白の塩基性染料と無機ないし
有機の酸性物質との組み合わせ、あるいはステアリン酸
第二鉄等の高級脂肪酸金属塩と没食子酸のようなフェノ
ール類との組み合わせ等が例示され、さらにジアゾニウ
ム化合物とカプラーおよび塩基性物質とを組み合わせた
ものが適用可能である。
【0012】発色剤 感熱記録層の発色剤として用いることができる無色ない
し淡色の塩基性染料としては、各種のものを利用するこ
とができる。例えば、3,3−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3−
ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド、3−
(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメ
チルインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−3−(2−メチルインドール−
3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルイ
ンドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)
−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エ
チルカルバゾール−3−イル)−6−ジメチルアミノフ
タリド、3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−
イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチ
ルアミノフェニル−3−(1−メチルピロール−3−イ
ル)−6−ジメチルアミノフタリド等のトリアリルメタ
ン系染料、4,4′−ビス−ジメチルアミノベンズヒド
リルベンジルエーテル、N−ハロフェニル−ロイコオー
ラミン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコーラ
ミン等のジフェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメ
チレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブ
ルー等のチアジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフ
トピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−
フェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフト−(6′−
メトキシベンゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ
−ジベンゾピラン等のスピロ系染料、ローダミン−βア
ニリノラクタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラ
クタム、ローダミン−(o−クロロアニリノ)ラクタム
等のラクタム系染料、3−ジメチルアミノ−7−メトキ
シフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフル
オラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオラン、3
−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチルフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−N−アセチル−N−メ
チルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−
メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ-7-ジメ
ンジルアミノフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-N−
メチル−N−ベンジルアミノフルオラン、3-ジエチル
アミノ-7-N−クロロエチル−N−メチルアミノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−N−ジエチルアミノフ
ルオラン、3-(N−エチル−p−トルイジノ)−6−
メチル-7-フェニルアミノフルオラン、3-(N−シク
ロペンチル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジ
ノ)−6−メチル−7−(p−トルイジノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−カル
ボメトキシフェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エ
チル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−シクロヘキ
シル−N−メチルアミノ)ー6ーメチルー7ーフェニル
アミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチ
ル−7−フェニルシミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオ
ラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロフェニル
アミノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7
−p−ブチルフェニルアミノフルオラン、3−N−メチ
ル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−テトラ
ヒドロフルフリノアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン等のフルオラン系染料等を挙げることができ
る。
【0013】呈色剤 前記塩基性染料と接触して呈色する無機ないし有機の酸
性物質としては、公知の各種のものを用いることができ
る。例えば無機酸性物質として活性白土、酸性白土、ア
タパルジャイト、ベントナイト、コロイダルシリカ、珪
酸アルミニウム等が例示され、有機酸性物質として4−
tert−ブチルフェノール、4−ヒドロキシジフェノ
キシド、α−ナフトール、β−ナフトール、4−ヒドロ
キシアセトフェノール、4−tert−オクチルカテコ
ール、2,2'−ジヒドロキシジフェノール、2,2'−メ
チレンビス(4−メチル−6−tert−イソブチルフ
ェノール)、4,4'−イソプロピリデンビス(2−te
rt−ブチルフェノール)、4,4'−sec−ブチリデ
ンジフェノール、4−フェニルフェノール、4,4'−イ
ソプロピリデンビス(2−tert−ブチルフェノー
ル)、4−フェニルフェノール、4,4'−イソプロピリ
デンジフェノール(ビスフェノールA)、2,2'−メチ
レンビス(4−クロロフェノール)、ハイドロキノン、
4,4'−シクロヘキシリデンジフェノール、4−ヒドロ
キシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチ
ル、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、ノボラック型
フェノール樹脂、フェノール重合体等のフェノール性化
合物、安息香酸、p−tert−ブチル安息香酸、トリ
クロル安息香酸、テレフタル酸、3−sec−ブチル−
4−ヒドロキシ安息香酸、3−シクロヘキシル−4−ヒ
ドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
安息香酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、
3−tert−ブチルサリチル酸、3−ベンジルサリチ
ル酸、3−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−ク
ロル−5−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3,5
−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−フェニル−5
−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ
−α−メチルベンジルサリチル酸等の芳香族カルボン
酸、および前記フェノール性化合物や芳香族カルボン酸
と例えば亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カルシウ
ム、チタン、マンガン、すず、ニッケル等の多価金属と
の塩等を例示することができる。
【0014】量比 なお、前記塩基性染料(発色剤)や呈色剤は、必要に応
じて2種以上を併用することもできる。また、塩基性染
料と呈色剤の使用比率は、用いられる塩基性染料や呈色
剤の種類に応じて適宜選択されるもので、とくに限定す
るものではないが、一般に塩基性染料1重量部に対して
呈色剤を1〜20重量部、好ましくは2〜10重量部程
度が使用される。
【0015】(2)塗液 これらの物質を含む塗液は、一般に水を分散媒体とし、
ボールミル、アトライター、サンドミル等の撹拌・粉砕
機により染料(発色剤)と呈色剤とを一様にまたは別々
に分散する等して調製することができる。塗液中には、
デンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼ
イン、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、アセトア
セチル基変性ポリビニルアルコール、ジイソブチレン・
無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・無水マレイン酸
共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレ
ン・ブタジエン共重合体エマルジョン、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、アミド樹脂、アミノ樹脂等のバインダーを全
固形分の2〜40重量%、好ましくは5〜25重量%程
度含有させておくのがよい。
【0016】その他の配合剤 さらに、塗液中には必要に応じて各種の助剤を添加する
ことができ、例えばジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル
アルコール硫酸エステル・ナトリウム塩、脂肪酸金属塩
等の分散剤、ベンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、その
他消泡剤、蛍光塗料、着色染料、導電性物質等を適宜添
加することができる。
【0017】また必要に応じてステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバ
ロウ、パラフィンワックス、エステルワックス等のワッ
クス類、ステアリン酸アミド、ステアリン酸メチレンビ
スアミド、オレイン酸アミド、パルミチン酸アミド、や
し脂肪酸アミド等の脂肪酸アミド類、2,2'−メチレ
ンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノー
ル)、1,3,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン等のヒンダ
ードフェノール類、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−ヒドロキシ−4
−ベンジルオキシベンゾフェノン等の紫外線吸収剤、
1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、1,2−
ジフェノキシエタン、1−フェノキシ−2−(4−メチ
ルフェノキシ)エタン、テレフタル酸ジメチルエステ
ル、テレフタル酸ジブチルエステル、テレフタル酸ジベ
ンジルエステル、p−ベンジル−ビフェニル、1,4−
ジメトキシナフタレン、1,4−ジエトキシナフタレ
ン、1−ヒドロキシナフトエ酸フェニルエステル等のエ
ステル類、さらには各種公知の熱可塑性物質やカオリ
ン、クレー、タルク、炭酸カルシウム、焼成クレー、酸
化チタン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性白土等の
無機顔料を添加することもできる。
【0018】(3)塗布 表面層(A)上に感熱記録層を形成させる方法について
は、とくに限定されるものではなく、例えばエアーナイ
フコーティング、ブレードコーティング等により塗液を
塗布・乾燥する方法等によって形成される。また塗液の
塗布量についてもとくに限定されるものではなく、通常
乾燥重量で2〜12g/m2、好ましくは3〜10g/m2
度の範囲で調製される。なお、感熱記録紙の感熱記録層
上には、感熱記録層を保護する等の目的でオーバーコー
ト層を設けることもでき、感熱記録紙の裏面に粘着剤処
理を施し、粘着ラベルに加工する等、感熱記録紙の製造
分野における各種の公知技術を必要に応じて行うことも
できる。
【0019】
【作用】感熱記録用支持体として、結晶性の高い、且つ
融点の高い結晶性樹脂を表面層および基材層にし、そし
てDSC曲線の融解ピーク温度が160℃以下の熱可塑
性樹脂を裏面層を備えたものを用い、この支持体上に感
熱記録層を形成させることにより、印刷時の熱によって
生じる表面層と裏面層迄の熱伝導の時間的要因による温
度分布の違い(表面層の温度>基材層の温度>裏面層の
温度)に沿って、各層の熱収縮バランスがとられ、感熱
記録紙全体としての、カールの度合が低くなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。実施例1 (1) メルトインデックス(MI)0.8g/10分のポリ
プロピレン(DSC曲線の融解ピーク温度=166℃)
75重量部に、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム25
重量部を配合し、270℃に設定した押出機にて溶融混
練後、ダイよりシート状に押し出し、冷却装置で冷却し
て無延伸シートを得た。このシートを150℃に加熱し
た後、縦方向に5倍延伸し、一軸延伸のみの基材層(B)
を調製した。 (2) MI4.0g/10分のポリプロピレン(DSC曲
線の融解ピーク温度=167℃)のポリプロピレン55
重量部に、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム45重量
部を配合し、220℃に設定した押出機で溶融混練後、
ダイよりシート状に押し出し、一軸延伸する前の表面層
(A)を調製し、これを(1)の一軸延伸のみの基材層の片
面に積層した。その反対面には、MI4.0g/10分の
ポリプロピレン(DSC曲線の融解ピーク温度=125
℃)35重量部およびMI10.0/10分の高密度ポ
リエチレン(DSC曲線の融解ピーク温度=125℃)
20.0重量部に、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム
45重量部を配合し、220℃に設定した別の押出機で
溶融混練後、ダイよりシート状に押し出し、一軸延伸す
る前の裏面層(C)を調製し、これを積層し、次いで60
℃まで冷却した後、162℃まで加熱し、テンターで横
方向に7.5倍まで延伸した後、167℃でアニーリン
グ処理し、60℃まで冷却し、耳部をスリットして3層
(A/B/C:厚さ10μm/45μm/25μm)構造の
感熱記録用支持体を得た。この支持体の不透明度は、9
0%であった。 (3) さらにこの得られた感熱記録用支持体の表面層
(A)上に、ポリエチレン系のアンカー材とブロッキング
防止のためのシリカを混合した水系コート液を塗布して
アンカーコート層を設け、下記のように調製した感熱記
録層用の塗液を乾燥後の塗布量が5g/m2となるように
塗布して乾燥させた後、スーパーカレンダー掛けして感
熱記録紙とした。支持体上に塗布して感熱記録層を得る
ための塗液は次のように調製した。 A液調製 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミ ノフルオラン 10部 ジベンジルテレフタレート 20部 メチルセルロース5%水溶液 20部 水 40部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになるま
で粉砕した。 B液調製 4,4'−イソプロピリデンジフェノール 30部 メチルセルロース5%水溶液 40部 水 20部 この組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになるま
で粉砕した。 塗液調製 A液90部、B液90部、酸化珪素顔料(商品名:ミズ
カシルP−527、平均粒子径:1.8μm、吸油量:1
80cc/100g、水沢化学社製)30部、10%ポリ
ビニルアルコール水溶液300部、水28部を混合、撹
拌し塗液とした。得られた感熱記録紙について、カール
高さ、不透明度および筆記性を測定した。測定方法を以
下に示す。なお、筆記性は、実用に耐え得るものであっ
た。 カール高さ:測定しようとする感熱記録紙を、ソニ
ーマルチスキャンビデオプリンターUP−930(商品
名)で黒ベタ・印字し、MD(マシンダイレクション)
方向およびTD(トラバースダイレクション)方向とも
に50mm角の正方形に裁断し、これを23℃の温度、湿
度50%の条件下で平坦面に24時間置いた際の浮き上
がり高さ(mm)を測定した。 不透明度:JIS P8138により測定した。 筆記性 東洋精機製筆記性試験機を用いて測定した。
【0021】実施例2〜10および比較例1〜3 実施例1における支持体の裏面層(C)の組成を、表1
に記載の組成にする他は、実施例1と同様の方法で感熱
記録紙を製造し、カール高さ、不透明度および筆記性を
測定した。その結果を表1に示す。なお、筆記性は、実
施例および比較例ともに実用に耐え得るものであった。
【0022】実施例 11 支持体の3層のA/B/Cの厚さが、17.5μm/45
μm/17.5μmとなるように、ダイのスリット幅を変
更する他は、実施例1と同様の方法で感熱記録紙を製造
し、上記のようにカール高さ、不透明度および筆記性を
測定した。その結果を表1に示す。なお、筆記性は、実
用に耐え得るものであった。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】実施例 12 (1) メルトインデックス(MI)0.8g/10分の
ポリプロピレン(DSC曲線の融解ピーク温度=166
℃)80重量部に、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム
20重量部を配合し、270℃に設定した押出機にて溶
融混練後、ダイよりシート状に押し出し、冷却装置で冷
却して無延伸シートを得た。このシートを150℃に加
熱した後、縦方向に5倍延伸し、一軸延伸のみの基材層
(B)を調製した。 (2) MI4.0g/10分のポリプロピレン(DSC
曲線の融解ピーク温度=167℃)85重量部に、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム15重量部を配合した表
面層(A)の外側層用の組成物、およびMI4.0/1
0分のポリプロピレン(DSC曲線の融解ピーク温度=
167℃)55重量部に、平均粒径1.5μmの炭酸カル
シウム45重量部を配合した表面層(A)の内側層用の
組成物を、それぞれ別々の押出機で溶融混練し、同時に
最終的な厚みとして外側層が3μm、内側層が12μmに
なるようにダイの開孔度を調整し、ダイよりそれぞれシ
ート状に押し出し、一軸延伸する前の2層からなる表面
層(A)を調製し、これを(1)の一軸延伸のみの基材
層の片面に積層した。その反対面にはMI4.0g/10
分のポリプロピレン(DSC曲線の融解ピーク温度=1
25℃)20.0重量部に、平均粒径1.5μmの炭酸カ
ルシウム45重量部を配合し、220℃に設定した別の
押出機で溶融混練後、ダイよりシート状に押し出し、一
軸延伸する前の裏面層(C)を調製し、これを積層し、
次いで60℃まで冷却した後、162℃まで加熱し、テ
ンターで横方向に7.5倍まで延伸し、167℃でアニ
ーリング処理し、60℃まで冷却し、耳部をスリットし
て3層(A/B/C:厚さ15μm/45μm/20μ
m)構造の感熱記録用支持体を得た。この支持体の不透
明度は90%であった。 (3) さらにこの得られた感熱記録用支持体を用い、
実施例1と同様にして感熱記録層を形成させて、感熱記
録紙を得た。実施例1と同様に、得られた感熱記録紙に
ついて測定したところ、カール高さおよび不透明度は、
それぞれ9mmおよび89%であった。なお筆記性は、実
用性に耐え得るものであった。
【0026】
【発明の効果】本発明によって、転写記録時に熱が加え
られてもカールが小さく、実用上問題とならない感熱記
録紙を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱記録紙の概略図である。
【符号の説明】
A 表面層 B 基材層 C 裏面層 D 感熱記録層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 E 8115−4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機微細粉末を8〜65重量%含有
    し、且つDSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上の
    結晶性プロピレン系樹脂の一軸延伸フィルムからなり、
    感熱記録層が設けられるべき表面層(A)と、 無機微細粉末を30重量%以下含有し、且つDSC曲線
    の融解ピーク温度が160℃以上の結晶性プロピレン系
    樹脂の二軸延伸フィルムからなる基材層(B)と、 DSC曲線の融解ピーク温度が160℃以上の結晶性プ
    ロピレン系樹脂85〜20重量部と、DSC曲線の融解
    ピーク温度が160℃以下(但し、上記結晶性プロピレ
    ン樹脂と比較してDSC曲線の融解ピーク温度差が4℃
    以上低い温度を示すものである)の少なくとも一種の熱
    可塑性樹脂15〜80重量部とからなる裏面層(C)
    と、を備えた感熱記録用支持体を有する感熱記録紙であ
    って、 該表面層(A)上に、感熱記録層を設けたことを特徴と
    する、感熱記録紙。
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WO2003078509A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Yupo Corporation Papier d'impression et papier pour etiquettes utilisant ce dernier
US7981503B2 (en) 2002-07-25 2011-07-19 Yupo Corporation Stretched resin film and label comprising the same

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