[go: up one dir, main page]

JPH05169724A - 光書き込みプリンタ装置 - Google Patents

光書き込みプリンタ装置

Info

Publication number
JPH05169724A
JPH05169724A JP34468991A JP34468991A JPH05169724A JP H05169724 A JPH05169724 A JP H05169724A JP 34468991 A JP34468991 A JP 34468991A JP 34468991 A JP34468991 A JP 34468991A JP H05169724 A JPH05169724 A JP H05169724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
data
time
amount
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34468991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mori
隆 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP34468991A priority Critical patent/JPH05169724A/ja
Publication of JPH05169724A publication Critical patent/JPH05169724A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、LED等の発光素子をアレー状に
配設した所謂印字ヘッドを備えた光書き込みプリンタ装
置に係り、特に工場出荷時の光量補正作業を容易に行
い、ノイズ等の影響を受けることなく発光素子の正確な
光量補正を行うことを可能とした光書き込みプリンタ装
置を提供することを目的とする。 【構成】 LED素子8の発光光量の初期バラツキを検
出すると共に、治具に登録されている一定時間毎の補正
データを上記初期検出データを参考に演算し、該演算デ
ータ(補正データ)を予めLEDヘッドユニット1内の
EEPROM4に記憶させておくことにより、このLE
Dヘッドユニット1をプリンタ装置本体に取り付け使用
する際、CPU11の制御により使用時間毎に発光素子
8の発光光量の低下を補正する補正データをEEPRO
M4から読み出し、常に適正な発光光量を維持できるも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、LED等の発光素子をア
レー状に配設した所謂印字ヘッドを備えた光書き込みプ
リンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のLED(発光ダイオード)
等の発光素子を配設した印字ヘッドを備え、印字データ
に従って各発光素子を点灯制御し感光体に光書込みを行
う光書き込みプリンタ装置が知られている。例えば、こ
の様な装置としてLEDプリンタはその代表例である。
このような光書き込みプリンタは、感光体に光書き込み
を行うことにより感光体に静電潛像を形成し、この潜像
を現像後用紙に転写して熱定着することにより画像形成
を行う装置であるが、感光体に形成される静電潛像の電
荷の大小は作成される画像の品質を決定する上で極めて
重要な要素である。この静電潛像を形成する電荷の大小
は発光素子の発光光量により決定される。しかし発光素
子の発光光量は一定せず、特に工場出荷時、各機械毎の
LED素子の発光量にバラツキがあり、また長期間の使
用による発光光量の低下は大きな問題である。
【0003】この為従来、工場出荷時の各機械毎の発光
光量のバラツキを補正すると共に、経時変化による発光
光量の低下を以下のように補正している。 (イ)工場出荷時、光量センサを備えた光量調整装置を
所謂治具として使用し、発光素子が配設され組み立てら
れた印字ヘッドをこの光量調整装置に載せ、実際に発光
素子を発光させ、この発光を光量センサで検出しつつ印
字ヘッドに設けられた可変抵抗を制御して機械毎のLE
D素子の発光光量のバラツキを補正している。またこの
場合発光光量の経時変化は、光書き込みプリンタ装置に
治具と同じ光量センサを設け、所定の周期で発光素子の
光量変化を検出し、所謂フィードバック制御により光量
の低下分に対応する電流を増加させて発光素子の光量低
下を補正している。 (ロ)一方、他の装置として工場出荷時には上記と同
様、光量調整装置を使用し発光素子の初期発光バラツキ
を補正するが、装置使用による発光光量の経時変化はタ
イマを使用して発光素子の点灯時間を計測し、その計測
時間を制御部に判別させ、計測時間に対応した発光素子
の光量補正を行う装置も知られている。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上述した従来の装
置においては以下のような問題を有している。
【0005】上述の(イ)の装置では、工場出荷時に光
量調整装置により個々の機械毎に発光光量の調整を行
い、その調整を印字ヘッドに設けられた可変抵抗器を調
整することで行うので調整に時間を要し装置の生産性が
悪い。また、経時変化による光量の低下補正をフィード
バック制御により行う為、制御回路が複雑であり装置の
コストアップを招く。さらに、プリンタ装置内に設けら
れる光量センサの出力はアナログ信号であり、制御回路
はアナログ信号を処理する回路を含む為、周囲の環境変
化等に対して不安定でありノイズの影響を受け易い。
【0006】一方、上述の(ロ)の装置では工場出荷時
に上述の(イ)の装置と同じ問題があると共に、タイマ
によって経時劣化を推定することは回路が簡単に構成で
きコスト的には有利であるが、光源の経時変化は後述す
る様に直線的に変化しない為単にタイマー計測時間に対
応して一定光量の補正を行っても正確な光量補正はでき
ない。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、工場出荷時の光量補正作業を容易に行い、ノ
イズ等の影響を受けることなく発光素子の経時変化に対
する正確な光量補正を行うことを可能とした光書き込み
プリンタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の要点】本発明は上記目的を達成する為に、発光
素子アレイより成る印字ヘッドにより印字処理を行う光
書き込みプリンタ装置において、前記発光素子アレイの
点灯時間に応じて更新されるタイマーデータを記憶する
タイマーデータ記憶手段と、該タイマーデータ記憶手段
に記憶されるタイマーデータに対応して前記発光素子ア
レイの通電電流を補正する複数の補正値を記憶する補正
値記憶手段と、該補正値記憶手段に記憶される複数の補
正値から前記タイマー記憶手段に記憶されるタイマーデ
ータに対応する補正値を補正値記憶手段から選択する選
択手段と、該選択手段により選択された補正値に対応す
る通電電流を前記発光素子アレイに供給する電流供給手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【実 施 例】以下、本発明の一実施例について図面を
参照しながら説明する。尚、具体的な実施例を説明する
前に、先ず本発明の有する技術的思想について説明す
る。
【0010】図2の(a) に,印字ヘッド内の発光素子を
発光させることにより、発光素子の発光光量の経時変化
に基づく光量減衰特性Aを示す。尚、同図の(a) は(但
し後述する同図の(b)も同じである)、横軸が経過時
間t、縦軸が発光光量Pを示している。先ず、同図の
(a) に示すように、時間t0 において発光素子が定格光
量P0 の光を発光するとすれば、一定間隔の時間t1
2 、t3 ・・・の経過により発光素子の発光光量は、
1 、P2 、P3 と二次曲線を描いて急速に減少する
が、時間t3 からtN までの期間にわたっては直線的に
極めて僅かな光量減少となる。また、次の時間tN+1
ら以後は、二次曲線を描いて急激に光量が減少し、最後
は補正不可の状態となる。したがって、発光素子から発
する光の光量は単に直線的に減少するものではない。
【0011】また、同図の(b) は印字ヘッド毎の初期発
光光量にバラツキがある場合、経過時間tに対する各々
の光量減少特性を示すものである。例えば、同図の
(b)に示す発光素子(印字ヘッド)B、C及びDの光
量初期値が、各々PB 、PC 及びPD であるとすれば、
その光量減少特性は曲線B’、C’、及びD’となる。
すなわち、初期光量PB 、PC 及びPD で示される初期
バラツキを前提として、上述の同図の(a)と同じ傾斜
特性であり、初期時(t0 〜t3 )における急速な減
衰、中期時(t3 〜tN )における長期安定な僅かの減
衰、及び後期時(tN 以降)における急激な減衰特性は
変わらない。
【0012】即ち、同図の(a) に示す特性図から定格光
量の印字ヘッドの経過時間ti (i=0、1・・・N 、
N+1 ・・・)に対する光量Pi を知れば、経過時間ごと
の光量減衰量を高い精度で予め算出することができ、従
って工場出荷時発光素子の光量減衰量を算出し、このデ
ータを予め設定しておくことにより、印字ヘッドをプリ
ンタ装置に装着した後、プリンタ装置の使用による経時
変化も高い精度で補正できることになる。
【0013】以上の考え方を基にした一実施例の回路図
を図1に示す。同図は、印字ヘッドとしてのLEDヘッ
ドユニットがプリンタ装置本体に装着された状態でのシ
ステム回路構成を示すものである。同図において、LE
Dヘッドユニット1は、不揮発性メモリとしてのEEP
ROM4の他、このEEPROM4から出力される補正
値データを保持するラッチ5、このラッチ5が出力する
上記補正値データ(ディジタルデータ)をアナログ電気
信号に変換するD/A変換器6、このD/A変換器6が
出力するアナログ電気信号に対応する供給電流を出力す
る電流供給手段としてのLEDドライバ7、その供給電
流が加わる発光素子アレイとしての多数のLED素子
8、及び印字データに基づき発光するLED素子を選択
しドライブするMOSFET(電界効果型トランジス
タ) 9で構成されている。
【0014】一方、プリンタ装置本体の制御部3は、ワ
ンチップCPU(マイクロプロセッサ)10からなり、
ワンチップCPU10には、選択手段としてのCPU
(中央演算処理部)11が設けられ、他にプログラムや
定数を記憶するROM(Read Only Memory)12、演算途
中のデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)
13、及びタイマ14を内蔵し、データの入出力を制御
するI/Oポート15を備えている。I/Oポート15
は、インタフェース16を介して上述のLEDヘッドユ
ニット1のEEPROM4及びラッチ5と接続されてお
り、また印字データを送出するためのインタフェース1
7を介してLEDヘッドユニット1と接続されている。
【0015】図3の(a),(b),(c) は、上記EEPROM
4のデータ構成を示す。同図(a) は工場検査時におい
て、後述する専用治具により光量検査を受けた際の初期
補正値「0034」、演算により算出された経過時刻t
1 の補正値「0035」、同じくその次の経過時刻t2
の補正値「0036」と、順次経過時刻ti に対応する
補正値データがアドレス「00」、「02」、「04」
・・・に書き込まれている状態を示す。最後のアドレス
「3E」は、タイマ4の計数データが書き込まれる領域
であり、工場出荷時には初期化されたデータ「000
0」が書き込まれる。同図(b),(c) も、工場出荷時に対
応する時間ti 経過時の補正データが書き込まれるエリ
アである。
【0016】以上の構成の光書き込みプリンタ装置にお
いて、その処理動作を説明する。先ず、図4の(a) は工
場検査時のLEDヘッドユニットと専用治具の接続構成
を示す。工場検査時においては専用治具2を使用し、L
EDヘッドユニット1の光量検査を行い、定格の電源電
圧に対して定格光量が得られるようLEDヘッドユニッ
ト1の発光光量の初期バラツキを補正する。専用治具2
は製造される個々のLEDヘッドユニット1に対して初
期補正値を演算し、さらに一定時間経過後ごとの光量減
衰量を演算し、その光量減衰量に対応する補正値を算出
し、この補正値をLEDヘッドユニット1内蔵のEEP
ROM(electrically erasable programmable ROM) 4
に書き込むための治具である。
【0017】この時の処理を示すフローチャートが図5
である。先ず、同図のステップS1でLEDヘッドユニ
ット1の光量を測定する。この処理は専用治具2に配設
されたCCD等の受光素子によりLEDヘッドユニット
1内の発光素子8の発光光量を測定するものである。
【0018】次に、ステップS2に進み、その測定した
光量データと定格光量データとを比較し、差がなければ
補正データとして「0」を書き込み、差があればその差
に対応する補正データを初期補正値としてEEPROM
4のアドレス「00」に書き込む(図3(a) 参照)。
【0019】続いて、ステップS3で前述の所定の時間
1 経過後の光量減衰量を演算し、算出した光量減衰量
と上記初期補正値とに基づいて時間t1 における補正デ
ータを算出する。例えば、この補正データの算出は前述
の図2の特性A又はB′〜D′に基づいて計算する。す
なわち、専用治具2には図2の(a) に示す時間t1 〜t
N+1 に対応する光量補正データが記憶されており、上述
の初期時の検出光量と時間t1 の補正データとからEE
PROM4のアドレス「02」に書き込むべき補正デー
タを演算する。
【0020】次に、ステップS4進んで上記算出した補
正データをEEPROM4のアドレス「02」に書き込
む。その後、ステップS5で、次のアドレスが最終アド
レス「3E」ではないことを確認し(ステップS5がN
(ノー))、上記ステップS3に戻り、上述のステップ
S3〜S5を繰り返す。この繰り返し処理は時間t2
N 2 まで行うものである。この時各時間に対応する補
正データの演算は上述と同様に行う。この様にしてEE
PROM4の全ての記憶領域に補正データが書き込まれ
る。そして、最後にアドレスが「3E」であることを判
別すれば、そのアドレス「3E」に「0000」を書き
込んで初期設定し、処理を終了する。
【0021】これにより、経過時間ti ごとの補正デー
タが算出され、この補正データがアドレス順に書き込ま
れ、図3の(a) に示したEEPROM4のアドレス「0
0」、「01」・・・に補正データが設定される。尚、
EEPROM4に書き込まれたこれらの補正データ及び
タイマの初期設定データ「0000」は専用治具2で正
確に記憶されているかチェックされる。
【0022】この様にして専用治具2による光量検査、
設定終了後、LEDヘッドユニット1はプリンタ装置本
体に組み込まれ、工場から出荷される。その後ユーザに
使用されるわけであるが、LEDヘッドユニット1とプ
リンタ装置の本体制御部3との接続状態を簡単に示せば
図4の(b) の状態であり、具体的には前述の図1に示す
回路構成である。
【0023】ユーザによりプリンタ装置が使用開始され
た後のLEDヘッドユニット1の経時変化に対する処理
は、図6のフローチャートに示す。同図に従ってこの処
理を説明すると、先ずステップST1で不図示の電源ス
イッチをオンしプリンタ装置に通電する。この処理によ
りプリンタ装置が駆動を開始し、ステップST2により
CPU11がEEPROM4からタイマデータを読み出
す。すなわち、EEPROM4のアドレス「3E」には
プリンタ装置の使用時間に従って順次更新されるタイマ
データが書き込まれており、CPU11は先ず読み出し
たタイマデータtが初期設定された「0000」である
か否か判別する。この判別でタイマデータtが「000
0」であれば、すなわちプリンタ装置を始めて使用する
時は(ステップST3がY(イエス))であり、この場
合にはステップST4に進んで、EEPROM4からア
ドレス「00」の補正データ、例えば「0034」を読
み出しこの補正データをラッチ5にラッチする(図3
(a) 参照)。これによりプリンタ装置が始めて使用され
る場合、又は新しいLEDヘッドユニット1に交換され
た場合、LEDヘッドユニット1の特性に対応する初期
定格光量の光量データがラッチ5に設定される。
【0024】一方、ステップST3でタイマデータtが
「0000」でないと判断した時(ステップST3がN
(ノー))、ステップST5によりタイマデータtが
「100」より大きいか判断する。尚、このタイマデー
タtの「100」は任意の時間であり、図2の時間t1
に対応する時間である。ここで、タイマデータtが「1
00」より小さい時、すなわちタイマデータtが「00
00」から「0099」時はステップST5はN(ノ
ー)であり、以後のステップST5、7、・・・におい
てもNであるので、ラッチ5には上述のステップST3
で設定された補正データのラッチ状態が保持される。一
方、タイマデータtが「0100」より大きい時、例え
ば「0100」や「0101」になった時、又はそれよ
り大きい「0220」等の時(ステップST5がY)、
ステップST6により補正データ「0035」をラッチ
5にラッチする(図3(b) 参照)。
【0025】次に、ステップST7に進み、タイマデー
タtが「0100」より大きい場合で、しかも「20
0」より大きいか否か判断する。尚、このタイマデータ
tの「200」は図2の時間t2 に対応する時間であ
る。ここで、タイマデータtが「200」より大きい
時、例えば「0200」や「0220」等の時はステッ
プST8により補正データ「0036」をラッチする
(図3(c) 参照)。したがって、タイマデータtが「0
100」から「0199」までの時はステップST6で
設定された補正データがラッチされたままである。
【0026】以下同様にして、CPU11はタイマデー
タtを確認し、タイマデータtが100カウントする毎
に新たな補正データをEEPROM4から読み出しラッ
チ5にラッチする。したがって、ラッチ5にはタイマデ
ータtの計数値に対応した補正データがラッチされる。
【0027】その後、印字指示があり印字処理が実行さ
れると(ステップST9がY、ステップST10)、不
図示のホスト機器から出力される印字データに従ってM
OSFET9がオン/オフし、LED素子8を点灯制御
する。この時発光するLED素子8の発光光量はラッチ
5にラッチされている上述の補正データに対応する光量
である。すなわち、ラッチ5にラッチされていた補正デ
ータは印字処理が開始されると、CPU11の制御によ
りD/A変換器6でアナログデータに変換された後点灯
すべきLED素子8へ出力され、従ってLED素子8は
バッファ7を介して供給される補正データに基づく電流
量に基づく光量の発光を行う。例えば、プリンタ装置の
使用開始当時はタイマデータtも小さく、EEPROM
4の例えば「00」〜「10」のアドレスに記憶された
補正データに基づく発光光量である。しかも、この発光
光量はプリンタ装置の使用経時時間に対応した補正デー
タに基づく光量である。また使用期間が長くなり、LE
D素子8の発光光量も低下してくると、前述の図2の
(a) 、(b) に示す特性に対応した補正データがラッチ5
にラッチされることになる。したがって、適正な電流を
LED素子8へ流し、LED素子8の光量低下に正確に
対応した電流を供給し、LED素子8の発光光量を正確
に一定に保持する。
【0028】尚、印字中、所定時間で繰り返される図6
の処理が実行されるとステップST11で上記読み出し
たタイマデータtを+1し、さらにステップST12に
よりこのタイマデータtをEEPROM4のアドレス
「3E」に書き込みタイマーデータの更新処理を行な
う。
【0029】このように、本実施例によれば、経時変化
に基づいて減衰するLEDヘッドユニット1の光量が当
該LEDヘッドユニット1の特性に基づいて一定時間毎
に更新され、逐次一定の定格光量に補正しながら印字処
理を実行することができる。
【0030】なお、上記実施例においては、LEDヘッ
ドユニット1が点灯している印字処理タイミング中一定
周期毎にタイマデータを書き変えることにより点灯経過
時間を正確に検出するようにしているが、本体制御側に
EEPROMを設けてプリンタの印字同期信号(VSY
NC)或いはプリンタの印字枚数等を記録し、これによ
り近似的に経過時間を検出するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、生
産時において発光素子アレイの初期発光量のバラツキの
程度を検査し、光量減衰特性から経過時間毎の補正デー
タを算出して個別に設定し、使用時にこの補正データを
読み出して経過時間に対応する光量補正を行うことがで
きる。したがって、制御部と光源との間で行われる定格
出力のための手数のかかる調整と設定の工程が無用とな
り生産性が向上する。
【0032】また、減衰特性に対応する補正データを用
いて光量補正を行うので精度の高い補正を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】専用治具による光量検査終了後のLEDヘッド
ユニットとプリンタ装置本体制御部との接続回路構成を
示す図である。
【図2】LEDヘッドユニットの経時変化に基づく光量
減衰量を表す特性図である。
【図3】EEPROMのデータ構成を示す図である。
【図4】工場における検査時のLEDヘッドユニットと
専用治具の接続構成、及び専用治具による光量検査終了
後のLEDヘッドユニットとプリンタ本体制御部との接
続構成を示す図である。
【図5】工場検査時における実施例の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】本体制御部における実施例の処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 LEDヘッドユニット 2 専用治具 3 本体制御部 4 EEPROM 5 ラッチ 6 D/A変換器 7 LEDドライバ 8 LED素子 9 MOSFET 10 ワンチップCPU(マイクロプロセッサ) 11 CPU(中央演算処理装置) 12 ROM(Read Only Memory) 13 RAM(Random Access Memory) 14 タイマ 15 I/Oポート 16、17 インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/04 116 9122−2H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子アレイより成る印字ヘッドによ
    り印字処理を行う光書き込みプリンタ装置において、 前記発光素子アレイの点灯時間に応じて更新されるタイ
    マーデータを記憶するタイマーデータ記憶手段と、 該タイマーデータ記憶手段に記憶されるタイマーデータ
    に対応して前記発光素子アレイの通電電流を補正する複
    数の補正値を記憶する補正値記憶手段と、 該補正値記憶手段に記憶される複数の補正値から前記タ
    イマー記憶手段に記憶されるタイマーデータに対応する
    補正値を補正値記憶手段から選択する選択手段と、 該選択手段により選択された補正値に対応する通電電流
    を前記発光素子アレイに供給する電流供給手段と、 を備えたことを特徴とする光書き込みプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマーデータ記憶手段、及び補正
    値記憶手段はデータの書き込み/読み出しが可能な不揮
    発性メモリであることを特徴とする請求項1記載の光書
    き込みプリンタ装置。
JP34468991A 1991-12-26 1991-12-26 光書き込みプリンタ装置 Pending JPH05169724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34468991A JPH05169724A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 光書き込みプリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34468991A JPH05169724A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 光書き込みプリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05169724A true JPH05169724A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18371221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34468991A Pending JPH05169724A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 光書き込みプリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05169724A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100214626A1 (en) * 2009-02-25 2010-08-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Exposure device, image forming apparatus, exposure control method and computer-readable medium
JP2018058260A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 コニカミノルタ株式会社 光書き込み装置及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100214626A1 (en) * 2009-02-25 2010-08-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Exposure device, image forming apparatus, exposure control method and computer-readable medium
JP2010194840A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Fuji Xerox Co Ltd 露光装置、画像形成装置、露光制御プログラム
US8368734B2 (en) 2009-02-25 2013-02-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Exposure device, image forming apparatus, exposure control method and computer-readable medium
JP2018058260A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 コニカミノルタ株式会社 光書き込み装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5586055A (en) Non-uniformity correction of an LED printhead
US5382782A (en) Circuit for adjusting sensitivity of optical character reader and method thereof
JP2001216643A (ja) 光ディスクに対する最適記録パワー決定方法
US5818501A (en) Apparatus and method for grey level printing with improved correction of exposure parameters
US5739841A (en) Apparatus and method for grey level printing with uniformity correction
JPH09123518A (ja) I−vスロープ特性を用いたledプリント棒のエージング補償
JPH05169724A (ja) 光書き込みプリンタ装置
US5561285A (en) Image forming apparatus and light quantity control device having a light emission mode control means
JP2003182143A (ja) 画像形成装置
JPH03201492A (ja) レーザ発振器の光量制御装置
JPS60254873A (ja) 発光素子を用いた画像記録装置
JPH08223417A (ja) 画像読み取り装置
US6498616B1 (en) Print head having non-volatile memory and means for transmitting correction and inherent data
JP2002036628A (ja) 画像形成装置
JP2001232852A (ja) 画像形成装置および光量調整方法ならびに光量補正方法
JP6467461B2 (ja) 画像形成装置および露光装置
JPH09314897A (ja) 固体発光素子アレイプリンタおよび光量補正方法
JPH11240201A (ja) ノンインパクトプリンタ
JP2021019322A (ja) 画像センサ
JP6160429B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置
JPH0131340B2 (ja)
JP2000334999A (ja) 光プリントヘッド
JP2002225347A (ja) Led素子の光量補正制御装置
JP3044887B2 (ja) レーザ発光装置とレーザ光走査装置
JPS6160781B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010327