JPH0516657A - 車輌用キヤビンの空調装置 - Google Patents
車輌用キヤビンの空調装置Info
- Publication number
- JPH0516657A JPH0516657A JP17278491A JP17278491A JPH0516657A JP H0516657 A JPH0516657 A JP H0516657A JP 17278491 A JP17278491 A JP 17278491A JP 17278491 A JP17278491 A JP 17278491A JP H0516657 A JPH0516657 A JP H0516657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- vehicle cabin
- air
- cold blast
- operator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビン内のオペレータにエアコンの冷風を
側方から胸元中心に排出でき得るようにして頭や顔に集
中的に当たらないようにする。 【構成】 天井部2 にエアコンユニット3 を備えると共
に、前後方向中間部に、中空状とされた左右一対の中間
支柱6 を備え、且つ後部に運転席7 を備えた車輌用キャ
ビンにおいて、前記エアコンユニット3 の冷風排出ダク
ト13を中間支柱6 の上部に接続し、該中間支柱6の室内
側に冷風吹出口19を設ける。
側方から胸元中心に排出でき得るようにして頭や顔に集
中的に当たらないようにする。 【構成】 天井部2 にエアコンユニット3 を備えると共
に、前後方向中間部に、中空状とされた左右一対の中間
支柱6 を備え、且つ後部に運転席7 を備えた車輌用キャ
ビンにおいて、前記エアコンユニット3 の冷風排出ダク
ト13を中間支柱6 の上部に接続し、該中間支柱6の室内
側に冷風吹出口19を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌用キャビンの空調装
置に関するもので、特に、農業用トラクタ、ホイールロ
ーダ等の建設、産業車輌に用いて好適なものである。
置に関するもので、特に、農業用トラクタ、ホイールロ
ーダ等の建設、産業車輌に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタのキャビンにおいては、通常、
エアコンユニットを天井部に設けると共に、冷風の吹出
口を運転室の天井部に設ける構造を採用している。
エアコンユニットを天井部に設けると共に、冷風の吹出
口を運転室の天井部に設ける構造を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来構造
にあっては、冷房時、冷風がオペレータの頭や顔に集中
して当たり、不快であり、長時間の作業では、疲れやい
らいらが生じる事がある。そこで本発明は、冷風がオペ
レータの頭や顔に集中して当たることなく、胸元を中心
として上半身全体に当たり得るようにした空調装置を提
供することを目的とする。
にあっては、冷房時、冷風がオペレータの頭や顔に集中
して当たり、不快であり、長時間の作業では、疲れやい
らいらが生じる事がある。そこで本発明は、冷風がオペ
レータの頭や顔に集中して当たることなく、胸元を中心
として上半身全体に当たり得るようにした空調装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、天井部2 にエアコンユ
ニット3 を備えると共に、前後方向中間部に、中空状と
された左右一対の中間支柱6 を備え、且つ後部に運転席
7 を備えた車輌用キャビンにおいて、前記エアコンユニ
ット3 の冷風排出ダクト13を中間支柱6 の上部に接続
し、該中間支柱6 の室内側に冷風吹出口19を設けた点に
ある。
するために講じた技術的手段は、天井部2 にエアコンユ
ニット3 を備えると共に、前後方向中間部に、中空状と
された左右一対の中間支柱6 を備え、且つ後部に運転席
7 を備えた車輌用キャビンにおいて、前記エアコンユニ
ット3 の冷風排出ダクト13を中間支柱6 の上部に接続
し、該中間支柱6 の室内側に冷風吹出口19を設けた点に
ある。
【0005】
【作用】エアコンユニット3 から排出される冷風は、冷
風排出ダクト13を介して左右一対の中間支柱6 内に、上
部から流入し、中間支柱6内を通って該中間支柱6 の室
内側に設けた冷風吹出口19から室内に排出される。した
がって、冷風を後部の運転席7 にいるオペレータの左右
両側方から胸元を中心に排出させることができ快適であ
る。
風排出ダクト13を介して左右一対の中間支柱6 内に、上
部から流入し、中間支柱6内を通って該中間支柱6 の室
内側に設けた冷風吹出口19から室内に排出される。した
がって、冷風を後部の運転席7 にいるオペレータの左右
両側方から胸元を中心に排出させることができ快適であ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1 はトラクタの車体の後部上に搭
載される一体形キャビンで、その天井部2 にはエアコン
ユニット3 が配設され、左右一対の前支柱4 と左右一対
の後支柱5 との中間には中間支柱6 が配設され、後部に
は運転席7 が配設され、前支柱4 と中間支柱6 との間に
は乗降ドア8 が配設され、中間支柱6 と後支柱5 との間
には側部窓ガラス9が配設されている。
する。図1において、1 はトラクタの車体の後部上に搭
載される一体形キャビンで、その天井部2 にはエアコン
ユニット3 が配設され、左右一対の前支柱4 と左右一対
の後支柱5 との中間には中間支柱6 が配設され、後部に
は運転席7 が配設され、前支柱4 と中間支柱6 との間に
は乗降ドア8 が配設され、中間支柱6 と後支柱5 との間
には側部窓ガラス9が配設されている。
【0007】前記エアコンユニット3 は、図2に示すよ
うに、天井部(2) の左右両側に一対設けられていて、オ
ペレータの頭上空間が広く採られており、後部に室内空
気吸入口10( 或いは室内空気吸入口4 と切替ダンパによ
って切替自在な外気吸入口)から内気( 或いは外気) を
導入するためのファン11を備え、中間部に冷暖房機構の
熱交換器12と冷風排出ダクト13とを備え、前部に温風排
出ダクト14とコントローラ15とを備えて構成されてい
る。冷暖房機構は冷媒の流れの方向を逆にして熱交換器
12を蒸発器或いは凝縮器として作用させて冷暖房切替自
在としたヒートポンプ式のものが採用されているが、熱
交換器をエバポレータとし、別にヒータを設けたもので
もよい。温風排出ダクト13の前下部には前支柱4 間のフ
ロントガラスに略沿うように指向された温風吹出口16が
形成されている。
うに、天井部(2) の左右両側に一対設けられていて、オ
ペレータの頭上空間が広く採られており、後部に室内空
気吸入口10( 或いは室内空気吸入口4 と切替ダンパによ
って切替自在な外気吸入口)から内気( 或いは外気) を
導入するためのファン11を備え、中間部に冷暖房機構の
熱交換器12と冷風排出ダクト13とを備え、前部に温風排
出ダクト14とコントローラ15とを備えて構成されてい
る。冷暖房機構は冷媒の流れの方向を逆にして熱交換器
12を蒸発器或いは凝縮器として作用させて冷暖房切替自
在としたヒートポンプ式のものが採用されているが、熱
交換器をエバポレータとし、別にヒータを設けたもので
もよい。温風排出ダクト13の前下部には前支柱4 間のフ
ロントガラスに略沿うように指向された温風吹出口16が
形成されている。
【0008】前記中間支柱6 は、図3に示すように開口
部が室内側に向くコ字形の本体17と、該本体17の開口部
を閉塞するカバー体18とから中空状に構成して成り、該
中間支柱6 の上端部に前記冷風排出ダクト13が接続され
ており、中間支柱6 の下端部は閉塞状とされている。ま
た、カバー体18には上下方向に長い吹出グリルによって
構成される冷風吹出口19が上下一対設けられていて、エ
アコンユニット3 からの冷風が中間支柱6 を介して冷風
吹出口19から排出されるようになっている。この冷風吹
出口19は前後( 及び1又は上下)に風向変更自在とされ
ると共に、シャッタを有して開口量調節自在とされてい
る。
部が室内側に向くコ字形の本体17と、該本体17の開口部
を閉塞するカバー体18とから中空状に構成して成り、該
中間支柱6 の上端部に前記冷風排出ダクト13が接続され
ており、中間支柱6 の下端部は閉塞状とされている。ま
た、カバー体18には上下方向に長い吹出グリルによって
構成される冷風吹出口19が上下一対設けられていて、エ
アコンユニット3 からの冷風が中間支柱6 を介して冷風
吹出口19から排出されるようになっている。この冷風吹
出口19は前後( 及び1又は上下)に風向変更自在とされ
ると共に、シャッタを有して開口量調節自在とされてい
る。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、エアコンユニット3 か
ら排出される冷風は、冷風排出ダクト13を介して左右一
対の中間支柱6 内に上部から流入され、該中間支柱6 内
を通って、中間支柱6 の室内側に設けた冷風吹出口19か
ら室内に排出されるので、冷風を後部の運転席7 にいる
オペレータの左右両側方から胸元を中心に排出させるこ
とができ、冷風が頭又は顔に集中しなく、快適である。
また、キャビン1 の左右一対の中間支柱6 を利用してい
るのでコストアップにもならない。
ら排出される冷風は、冷風排出ダクト13を介して左右一
対の中間支柱6 内に上部から流入され、該中間支柱6 内
を通って、中間支柱6 の室内側に設けた冷風吹出口19か
ら室内に排出されるので、冷風を後部の運転席7 にいる
オペレータの左右両側方から胸元を中心に排出させるこ
とができ、冷風が頭又は顔に集中しなく、快適である。
また、キャビン1 の左右一対の中間支柱6 を利用してい
るのでコストアップにもならない。
【図1】キャビンの概略縦断面図である。
【図2】キャビン天井部の概略正面断面図である。
【図3】図1のA−A線矢視断面図である。
2 天井部 3 エアコンユニット 6 中間支柱 7 運転席 13 冷風排出ダクト 19 冷風吹出口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 天井部(2) にエアコンユニット(3) を備
えると共に、前後方向中間部に、中空状とされた左右一
対の中間支柱(6) を備え、且つ後部に運転席(7) を備え
た車輌用キャビンにおいて、 前記エアコンユニット(3) の冷風排出ダクト(13)を中間
支柱(6) の上部に接続し、該中間支柱(6) の室内側に冷
風吹出口(19)を設けたことを特徴とする車輌用キャビン
の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17278491A JPH0516657A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 車輌用キヤビンの空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17278491A JPH0516657A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 車輌用キヤビンの空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516657A true JPH0516657A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15948290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17278491A Pending JPH0516657A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 車輌用キヤビンの空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516657A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5741236A (en) * | 1995-06-16 | 1998-04-21 | Arte Corporation | Prefill syringe |
JP2004314937A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-11-11 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両 |
JP2009040420A (ja) * | 2008-11-11 | 2009-02-26 | Kubota Corp | トラクタのキャビン |
JP2009143477A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Kubota Corp | 走行車両用キャビン装置 |
KR102646520B1 (ko) * | 2023-06-26 | 2024-03-12 | 주식회사 대진정공 | 폐기물수집운반차량의 작업자 탑승룸 공조장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219616B2 (ja) * | 1983-10-06 | 1990-05-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17278491A patent/JPH0516657A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219616B2 (ja) * | 1983-10-06 | 1990-05-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5741236A (en) * | 1995-06-16 | 1998-04-21 | Arte Corporation | Prefill syringe |
JP2004314937A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-11-11 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両 |
JP2009143477A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Kubota Corp | 走行車両用キャビン装置 |
JP2009040420A (ja) * | 2008-11-11 | 2009-02-26 | Kubota Corp | トラクタのキャビン |
KR102646520B1 (ko) * | 2023-06-26 | 2024-03-12 | 주식회사 대진정공 | 폐기물수집운반차량의 작업자 탑승룸 공조장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1031451B1 (en) | Battery cooling duct for a vehicle | |
US7290829B2 (en) | Working vehicle with a cab | |
US7399221B2 (en) | Cabin for work vehicle | |
JPH03231023A (ja) | キャビン内空調システム、その空調装置および座席 | |
KR20240085905A (ko) | 차량 시트 공조장치 | |
JPH0516657A (ja) | 車輌用キヤビンの空調装置 | |
US11465465B2 (en) | Air ventilation device of vehicle and method for controlling the same | |
JPS60209319A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2008007055A (ja) | キャビンの空調装置 | |
JP2008007055A5 (ja) | ||
JP2003341351A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2530809Y2 (ja) | 建設車両用空気調和装置 | |
JPH0930241A (ja) | 自動車の空調システム | |
JP4246162B2 (ja) | キャビンのダクト構造 | |
JP3726370B2 (ja) | バス車両用換気システム | |
JP3301178B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
JPS5930732Y2 (ja) | 空気調和装置付き車両 | |
JP2970239B2 (ja) | 農用トラクタのエアコンディショナ装置 | |
JPH05278452A (ja) | 座席用空調装置 | |
CN111319690A (zh) | 驾驶室及农业机械 | |
KR0139242B1 (ko) | 소형승합차용 리어공조장치 | |
JPH02141325A (ja) | 乗用農機のキャビンにおけるエアコン配管装置 | |
KR0139241B1 (ko) | 소형승합차용 리어공조장치 | |
JPH0761226A (ja) | 車両の空調装置 | |
KR0139300B1 (ko) | 소형 승합차용 리어 공조장치 |