JPH0516655A - 車両用空調装置の蒸発器凍結防止装置 - Google Patents
車両用空調装置の蒸発器凍結防止装置Info
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- JPH0516655A JPH0516655A JP20136691A JP20136691A JPH0516655A JP H0516655 A JPH0516655 A JP H0516655A JP 20136691 A JP20136691 A JP 20136691A JP 20136691 A JP20136691 A JP 20136691A JP H0516655 A JPH0516655 A JP H0516655A
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- 238000007710 freezing Methods 0.000 title abstract description 9
- 230000008014 freezing Effects 0.000 title abstract description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御信号ラインの異常に起因する蒸発器の凍
結を防ぐ。 【構成】 目標吸入圧を設定する電磁アクチュエータ7
aを有する可変容量型圧縮機7と、蒸発器5の後側温度
Teを検出する蒸発器温度センサ21と、コントロール
ユニット20からの容量制御信号を電磁アクチュエータ
7aに送る制御信号ライン22とを備え、蒸発器5後側
温度Teが基準温度以上のときに圧縮機7の運転を維持
し、蒸発器5後側温度Teが基準温度以下のときに圧縮
機7の運転を停止させる。蒸発器温度センサ21により
制御信号ライン22に異常が検出されたとき、前述した
圧縮機7の運転・停止を決定する前記基準温度を所定幅
だけ引き上げる。
結を防ぐ。 【構成】 目標吸入圧を設定する電磁アクチュエータ7
aを有する可変容量型圧縮機7と、蒸発器5の後側温度
Teを検出する蒸発器温度センサ21と、コントロール
ユニット20からの容量制御信号を電磁アクチュエータ
7aに送る制御信号ライン22とを備え、蒸発器5後側
温度Teが基準温度以上のときに圧縮機7の運転を維持
し、蒸発器5後側温度Teが基準温度以下のときに圧縮
機7の運転を停止させる。蒸発器温度センサ21により
制御信号ライン22に異常が検出されたとき、前述した
圧縮機7の運転・停止を決定する前記基準温度を所定幅
だけ引き上げる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置の蒸
発器凍結防止装置に関する。
発器凍結防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調制御装置として、目標
吸入圧を設定する電磁アクチュエータを有する可変容量
型圧縮機と、熱負荷に応じて決定された容量制御信号を
電磁アクチュエータに供給するコントロールユニット
と、このコントロールユニットからの容量制御信号を電
磁アクチュエータに送る制御信号ラインとを備え、容量
制御信号としての電流値が大きいと目標吸入圧が高くな
って吐出容量が小さくなるように制御され、容量制御信
号としての電流値が小さいと目標吸入圧が低くなって吐
出容量が大きくなるように制御されるものがある(特開
平1−164621号公報、特開平1−153324号
公報)。
吸入圧を設定する電磁アクチュエータを有する可変容量
型圧縮機と、熱負荷に応じて決定された容量制御信号を
電磁アクチュエータに供給するコントロールユニット
と、このコントロールユニットからの容量制御信号を電
磁アクチュエータに送る制御信号ラインとを備え、容量
制御信号としての電流値が大きいと目標吸入圧が高くな
って吐出容量が小さくなるように制御され、容量制御信
号としての電流値が小さいと目標吸入圧が低くなって吐
出容量が大きくなるように制御されるものがある(特開
平1−164621号公報、特開平1−153324号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】制御信号ラインに断線
等の異常が生じると、容量制御信号としての電流値が下
がるが、可変容量型圧縮機のいわゆる内部制御機能が働
き、目標吸入圧になるように制御される。
等の異常が生じると、容量制御信号としての電流値が下
がるが、可変容量型圧縮機のいわゆる内部制御機能が働
き、目標吸入圧になるように制御される。
【0004】ところが、外部制御型の可変容量型圧縮機
における内部制御機能が発揮される基準圧力は外部制御
の場合に較べて低く設定されているので、制御信号ライ
ンの異常が蒸発器の凍結を招くという問題がある。
における内部制御機能が発揮される基準圧力は外部制御
の場合に較べて低く設定されているので、制御信号ライ
ンの異常が蒸発器の凍結を招くという問題がある。
【0005】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は制御信号ラインの異常に起因して
蒸発器が凍結するのを防ぐことができる車両用空調装置
の蒸発器凍結防止装置を提供することである。
たもので、その課題は制御信号ラインの異常に起因して
蒸発器が凍結するのを防ぐことができる車両用空調装置
の蒸発器凍結防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明は、図1に示すように、目標吸入圧を設定す
る吸入圧設定手段を有する可変容量型圧縮機と、熱負荷
に応じて決定された容量制御信号を前記吸入圧設定手段
に供給する吸入圧設定制御手段と、蒸発器の後側温度を
検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の後側温度
が基準温度以上のときに前記可変容量型圧縮機の運転を
維持し、前記基準温度以下のときに前記可変容量型圧縮
機の運転を停止する圧縮機作動制御手段と、前記吸入圧
設定制御手段からの前記容量制御信号を前記吸入圧設定
手段に送る制御信号ラインと、この制御信号ラインの異
常を検出する制御信号ライン異常検出手段と、この制御
信号ライン異常検出手段により前記制御信号ラインの異
常が検出されたとき、前記基準温度を所定幅引き上げる
基準温度補正手段とを備えている。
めこの発明は、図1に示すように、目標吸入圧を設定す
る吸入圧設定手段を有する可変容量型圧縮機と、熱負荷
に応じて決定された容量制御信号を前記吸入圧設定手段
に供給する吸入圧設定制御手段と、蒸発器の後側温度を
検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器の後側温度
が基準温度以上のときに前記可変容量型圧縮機の運転を
維持し、前記基準温度以下のときに前記可変容量型圧縮
機の運転を停止する圧縮機作動制御手段と、前記吸入圧
設定制御手段からの前記容量制御信号を前記吸入圧設定
手段に送る制御信号ラインと、この制御信号ラインの異
常を検出する制御信号ライン異常検出手段と、この制御
信号ライン異常検出手段により前記制御信号ラインの異
常が検出されたとき、前記基準温度を所定幅引き上げる
基準温度補正手段とを備えている。
【0007】
【作用】制御信号ラインに異常が生じて吸入圧設定手段
による容量の調節ができなくなったとき、可変容量型圧
縮機の運転・停止を決定する基準温度を所定幅だけ引き
上げる。
による容量の調節ができなくなったとき、可変容量型圧
縮機の運転・停止を決定する基準温度を所定幅だけ引き
上げる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基いて説
明する。
明する。
【0009】図1はこの発明の一実施例に係る蒸発器凍
結防止装置を備えた車両用空調装置の全体構成図であ
る。
結防止装置を備えた車両用空調装置の全体構成図であ
る。
【0010】通風ダクト2内の上流側には、通風ダクト
2内に空気を導入するブロア3と、導入空気を外気導入
モード又は内気循環モードに択一的に切り換えるインテ
ークドア4が設けられている。ブロア3の下流側には蒸
発器5とヒータコア6とが設けられている。蒸発器5は
可変容量型圧縮機7、凝縮器8、受液器9及び膨張弁1
0と共に冷凍サイクルを構成している。
2内に空気を導入するブロア3と、導入空気を外気導入
モード又は内気循環モードに択一的に切り換えるインテ
ークドア4が設けられている。ブロア3の下流側には蒸
発器5とヒータコア6とが設けられている。蒸発器5は
可変容量型圧縮機7、凝縮器8、受液器9及び膨張弁1
0と共に冷凍サイクルを構成している。
【0011】前記可変容量型圧縮機7は、吸入圧が所定
値となるように自動的に内部制御を行なうと共に、目標
吸入圧が外部からの容量制御信号により制御されて吐出
容量を可変にし得るものである。圧縮機7の駆動軸は、
電磁クラッチ11を介してエンジン12に接続されてお
り、電磁クラッチ11がオンの時にエンジン12の回転
が駆動軸に伝達され、圧縮機7が駆動される。また、圧
縮機7には電磁アクチュエータ(吸入圧設定手段)7a
が設けられており、電磁アクチュエータ7aの電磁コイ
ル1(図3)に制御信号ライン22を介して供給される
制御電流(容量制御信号)が大きくなるほど目標吸入圧
が上がって吐出容量が連続的に減少し、蒸発器5の後側
温度が上がり、逆に制御電流が小さくなるほど目標吸入
圧が下がって吐出容量が連続的に増大し、蒸発器5の後
側温度が下がる。電磁アクチュエータ7aに供給される
制御電流値は後述するコントロールユニット20により
制御される。
値となるように自動的に内部制御を行なうと共に、目標
吸入圧が外部からの容量制御信号により制御されて吐出
容量を可変にし得るものである。圧縮機7の駆動軸は、
電磁クラッチ11を介してエンジン12に接続されてお
り、電磁クラッチ11がオンの時にエンジン12の回転
が駆動軸に伝達され、圧縮機7が駆動される。また、圧
縮機7には電磁アクチュエータ(吸入圧設定手段)7a
が設けられており、電磁アクチュエータ7aの電磁コイ
ル1(図3)に制御信号ライン22を介して供給される
制御電流(容量制御信号)が大きくなるほど目標吸入圧
が上がって吐出容量が連続的に減少し、蒸発器5の後側
温度が上がり、逆に制御電流が小さくなるほど目標吸入
圧が下がって吐出容量が連続的に増大し、蒸発器5の後
側温度が下がる。電磁アクチュエータ7aに供給される
制御電流値は後述するコントロールユニット20により
制御される。
【0012】前記ヒータコア6はエンジン12の冷却水
が循環する温水サイクル中に挿入され、ヒータコア6を
通る空気を加熱する。
が循環する温水サイクル中に挿入され、ヒータコア6を
通る空気を加熱する。
【0013】前記蒸発器5とヒータコア6との途中には
エアミックスドア13が設けられ、エアミックスドア1
3の開度に応じてヒータコア6を通過する温風とヒータ
コア6をバイパスする冷風との混合割合が調節される。
エアミックスドア13が設けられ、エアミックスドア1
3の開度に応じてヒータコア6を通過する温風とヒータ
コア6をバイパスする冷風との混合割合が調節される。
【0014】前記通風ダクト2のヒータコア6より下流
側端部は、顔部吹出口14、足元吹出口15及びデフロ
スト吹出口16に分岐して車室17内の所定位置に夫々
開口し、分岐部に吹出モードを切り換えるモード切換ド
ア18,19が設けられている。
側端部は、顔部吹出口14、足元吹出口15及びデフロ
スト吹出口16に分岐して車室17内の所定位置に夫々
開口し、分岐部に吹出モードを切り換えるモード切換ド
ア18,19が設けられている。
【0015】マイクロコンピュータのコントロールユニ
ット20の各入力端子には、蒸発器5の後側温度Teを
検出する蒸発器温度センサ(蒸発器温度検出手段)21
等の各種センサや図示しない各種スイッチが接続されて
いる。また、コントロールユニット20の出力端子に
は、電磁アクチュエータ7a、マグネットクラッチ11
等に接続されている。
ット20の各入力端子には、蒸発器5の後側温度Teを
検出する蒸発器温度センサ(蒸発器温度検出手段)21
等の各種センサや図示しない各種スイッチが接続されて
いる。また、コントロールユニット20の出力端子に
は、電磁アクチュエータ7a、マグネットクラッチ11
等に接続されている。
【0016】次に、上述の車両用空調装置の作動を説明
する。
する。
【0017】図4は、圧縮機作動制御のサブルーチンプ
ログラムフローチャートである。
ログラムフローチャートである。
【0018】まず、ステップ401で各種センサからの
信号がコントロールユニット20に入力され、ステップ
402で各種スイッチからの信号がコントロールユニッ
ト20に入力される。
信号がコントロールユニット20に入力され、ステップ
402で各種スイッチからの信号がコントロールユニッ
ト20に入力される。
【0019】次に、ステップ403に進み、各種センサ
及び各種スイッチからの各信号に基いて蒸発器5から車
室17内への吹出空気の目標吹出温度Xmを演算する。
その後、ステップ404で、圧縮機7がオンモードか否
かを判断する。この答が肯定(Yes)、すなわちオン
モードのとき、ステップ405に進み、容量制御信号が
正常か否かを判断する。容量制御信号が正常か否かは図
3に示す容量制御信号判定回路によって判定され、容量
制御信号はコントロールユニット20内の制御信号ライ
ン異常検出回路(図示せず)で、検出された容量制御信
号と基準値とを比較して異常か否かが判断される。この
答が肯定(Yes)、すなわち制御信号ライン22に異
常が認められないとき、ステップ406に進み、第1の
データマップ(図5)に基いて、検出した蒸発器5後側
温度Teが圧縮機運転停止基準温度(基準温度)の0.5
℃より高いか否かを判断する。この答が肯定(Ye
s)、すなわちTeが0.5℃より高いとき、ステップ4
07に進み、圧縮機7の運転を維持し、本プログラムを
終了する。前記ステップ406の答が否定(No)、す
なわちTeが0.5℃以下のとき、ステップ408に進
み、圧縮機7の運転を停止する。これにより制御信号ラ
イン22の正常時における蒸発器5の凍結を防ぐことが
できる。
及び各種スイッチからの各信号に基いて蒸発器5から車
室17内への吹出空気の目標吹出温度Xmを演算する。
その後、ステップ404で、圧縮機7がオンモードか否
かを判断する。この答が肯定(Yes)、すなわちオン
モードのとき、ステップ405に進み、容量制御信号が
正常か否かを判断する。容量制御信号が正常か否かは図
3に示す容量制御信号判定回路によって判定され、容量
制御信号はコントロールユニット20内の制御信号ライ
ン異常検出回路(図示せず)で、検出された容量制御信
号と基準値とを比較して異常か否かが判断される。この
答が肯定(Yes)、すなわち制御信号ライン22に異
常が認められないとき、ステップ406に進み、第1の
データマップ(図5)に基いて、検出した蒸発器5後側
温度Teが圧縮機運転停止基準温度(基準温度)の0.5
℃より高いか否かを判断する。この答が肯定(Ye
s)、すなわちTeが0.5℃より高いとき、ステップ4
07に進み、圧縮機7の運転を維持し、本プログラムを
終了する。前記ステップ406の答が否定(No)、す
なわちTeが0.5℃以下のとき、ステップ408に進
み、圧縮機7の運転を停止する。これにより制御信号ラ
イン22の正常時における蒸発器5の凍結を防ぐことが
できる。
【0020】図5の第1のデータマップに基く制御で
は、圧縮機運転停止時、Teが圧縮機運転開始基準温度
の3℃に達すると圧縮機7の運転が開始され、圧縮機運
転時、Teが圧縮機運転停止基準温度の0.5℃に下がる
と圧縮機7の運転を停止する。
は、圧縮機運転停止時、Teが圧縮機運転開始基準温度
の3℃に達すると圧縮機7の運転が開始され、圧縮機運
転時、Teが圧縮機運転停止基準温度の0.5℃に下がる
と圧縮機7の運転を停止する。
【0021】前記ステップ405の答が否定(No)、
すなわち制御信号ライン22に異常が認められたとき、
ステップ409に進み、図6の第2のデータマップに基
いて、検出した蒸発器5後側温度Teが圧縮機運転停止
基準温度の3℃より高いか否かを判断する。図6の第2
のデータマップでは、第1のデータマップに較べ、圧縮
機運転開始基準温度が3℃から5℃に、圧縮機運転停止
基準温度が0.5℃から3.0℃にそれぞれ引き上げられてい
る。したがって、ステップ409の答が肯定(Ye
s)、すなわちTeが3℃以上のとき、Teが3℃にな
るまでは圧縮機7の運転を維持する。前記ステップ40
9の答が否定(No)、すなわちTeが圧縮機運転停止
基準温度の3℃に下がったとき、ステップ408に進み
圧縮機7の運転を停止する。このように制御信号ライン
22に異常が生じたときは、所定幅だけ引き上げられた
基準温度に基いて圧縮機7の運転・停止が決定されるの
で、蒸発器5の凍結を防ぐことができる。
すなわち制御信号ライン22に異常が認められたとき、
ステップ409に進み、図6の第2のデータマップに基
いて、検出した蒸発器5後側温度Teが圧縮機運転停止
基準温度の3℃より高いか否かを判断する。図6の第2
のデータマップでは、第1のデータマップに較べ、圧縮
機運転開始基準温度が3℃から5℃に、圧縮機運転停止
基準温度が0.5℃から3.0℃にそれぞれ引き上げられてい
る。したがって、ステップ409の答が肯定(Ye
s)、すなわちTeが3℃以上のとき、Teが3℃にな
るまでは圧縮機7の運転を維持する。前記ステップ40
9の答が否定(No)、すなわちTeが圧縮機運転停止
基準温度の3℃に下がったとき、ステップ408に進み
圧縮機7の運転を停止する。このように制御信号ライン
22に異常が生じたときは、所定幅だけ引き上げられた
基準温度に基いて圧縮機7の運転・停止が決定されるの
で、蒸発器5の凍結を防ぐことができる。
【0022】前記ステップ404の答が否定(No)、
すなわち圧縮機7がオンモードでないとき、ステップ4
08に進み、圧縮機7の運転を停止し、本プログラムを
終了する。
すなわち圧縮機7がオンモードでないとき、ステップ4
08に進み、圧縮機7の運転を停止し、本プログラムを
終了する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の車両用空
調装置の蒸発器凍結防止装置によれば、制御信号ライン
に断線等の異常が生じて吸入圧設定手段による容量の調
節ができなくなったとき、可変容量型圧縮機の運転・停
止を決定する基準温度を所定幅だけ引き上げるようにし
たので、蒸発器の凍結を防ぐことができる。
調装置の蒸発器凍結防止装置によれば、制御信号ライン
に断線等の異常が生じて吸入圧設定手段による容量の調
節ができなくなったとき、可変容量型圧縮機の運転・停
止を決定する基準温度を所定幅だけ引き上げるようにし
たので、蒸発器の凍結を防ぐことができる。
【図1】図1はこの発明のクレーム対応図である。
【図2】図2はこの発明の一実施例に係る蒸発器凍結防
止装置を備えた車両用空調装置の全体構成図である。
止装置を備えた車両用空調装置の全体構成図である。
【図3】図3は容量制御信号異常判定回路を示す図であ
る。
る。
【図4】図4は圧縮機作動制御のサブルーチンプログラ
ムフローチャートである。
ムフローチャートである。
【図5】図5は第1のデータマップを示す図である。
【図6】図6は第2のデータマップを示す図である。
5 蒸発器 7 可変容量型圧縮機 7a 電磁アクチュエータ(吸入圧設定手段) 20 コントロールユニット 21 蒸発器温度検出センサ(蒸発器温度検出手段) 22 制御信号ライン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 目標吸入圧を設定する吸入圧設定手段を
有する可変容量型圧縮機と、熱負荷に応じて決定された
容量制御信号を前記吸入圧設定手段に供給する吸入圧設
定制御手段と、蒸発器の後側温度を検出する蒸発器温度
検出手段と、 前記蒸発器の後側温度が基準温度以上のときに前記可変
容量型圧縮機の運転を維持し、前記基準温度以下のとき
に前記可変容量型圧縮機の運転を停止する圧縮機作動制
御手段と、前記吸入圧設定制御手段からの前記容量制御
信号を前記吸入圧設定手段に送る制御信号ラインと、こ
の制御信号ラインの異常を検出する制御信号ライン異常
検出手段と、この制御信号ライン異常検出手段により前
記制御信号ラインの異常が検出されたとき、前記基準温
度を所定幅引き上げる基準温度補正手段とを備えている
車両用空調装置の蒸発器凍結防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3201366A JP3046858B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 車両用空調装置の蒸発器凍結防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3201366A JP3046858B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 車両用空調装置の蒸発器凍結防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516655A true JPH0516655A (ja) | 1993-01-26 |
JP3046858B2 JP3046858B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=16439868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3201366A Expired - Lifetime JP3046858B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 車両用空調装置の蒸発器凍結防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046858B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101040841B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2011-06-14 | 주식회사 두원공조 | 차량용 공기조화기의 압축기 구동 제어장치 및 그 방법 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3201366A patent/JP3046858B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101040841B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2011-06-14 | 주식회사 두원공조 | 차량용 공기조화기의 압축기 구동 제어장치 및 그 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3046858B2 (ja) | 2000-05-29 |
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