JPH0516624B2 - - Google Patents
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- JPH0516624B2 JPH0516624B2 JP21724985A JP21724985A JPH0516624B2 JP H0516624 B2 JPH0516624 B2 JP H0516624B2 JP 21724985 A JP21724985 A JP 21724985A JP 21724985 A JP21724985 A JP 21724985A JP H0516624 B2 JPH0516624 B2 JP H0516624B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、デイジタル画像処理において、濃淡
画像の中から任意の領域を抽出する一般化ハフ
(Hough)変換回路に関する。
画像の中から任意の領域を抽出する一般化ハフ
(Hough)変換回路に関する。
(従来の技術)
形は既知で、シルエツトとして画像に表現でき
ているが、解析的な形(パラメータ)で表現でき
ていない対象(これを参照対象と呼ぶ)を、濃淡
画像(イメージ空間と呼ぶ)からその対象を検出
し、その位置(向き、大きさも可変にして扱うこ
とができるが、ここでは向き、大きさは固定して
いるものとする)を知るのが、一般化ハフ変換で
ある。
ているが、解析的な形(パラメータ)で表現でき
ていない対象(これを参照対象と呼ぶ)を、濃淡
画像(イメージ空間と呼ぶ)からその対象を検出
し、その位置(向き、大きさも可変にして扱うこ
とができるが、ここでは向き、大きさは固定して
いるものとする)を知るのが、一般化ハフ変換で
ある。
従来、このようなハフ変換は、コンピユータを
用い、ソフトウエアによつて処理されており、そ
の手順の原理について第10図乃至第13図を用
いて以下に説明する。
用い、ソフトウエアによつて処理されており、そ
の手順の原理について第10図乃至第13図を用
いて以下に説明する。
先ず、第10図の参照対象IM内に参照点(xc,
yc)を設定する。次に、参照対象IMの境界の各
点(x,y)に関して、次のことを行う。
yc)を設定する。次に、参照対象IMの境界の各
点(x,y)に関して、次のことを行う。
参照対象の境界の法線方向の角度φi′を求め、
定められたレベで量子化したφiを得る。
定められたレベで量子化したφiを得る。
点(x,y)と参照点(xc,yc)とのx軸方
向、y軸方向の距離Δx△=xc−x、Δy△=yc−y
を求める。
向、y軸方向の距離Δx△=xc−x、Δy△=yc−y
を求める。
第11図に示すRテーブル中のφに対応する
欄に、(Δx,Δy)を書き加える。
欄に、(Δx,Δy)を書き加える。
以上によりRテーブルを作成する。
続いて、イメージ空間からパラメータ空間への
変換を行う(ここで、イメージ空間内で、参照対
象は、背景より明るいか又は暗いことが分つてい
るものとする)。
変換を行う(ここで、イメージ空間内で、参照対
象は、背景より明るいか又は暗いことが分つてい
るものとする)。
即ち、第12図に示すイメージ空間の各点
(x,y)について次のことを行う。
(x,y)について次のことを行う。
点(x,y)の濃度の変化(gradient)の方
向φi′を求め、定められたレベルで量子化した
φiを得る。
向φi′を求め、定められたレベルで量子化した
φiを得る。
Rテーブル中のφiの欄にある全ての(Δx1,
Δy1)…(Δxn,Δyn)に対して、次のことを
行う。
Δy1)…(Δxn,Δyn)に対して、次のことを
行う。
−1 xc△=x+Δxj(j=1〜n)
yc△=y+Δyjを計算する。
−2 パラメータ空間の(xc,yc)上の値を+
1とする。
1とする。
尚、パラメータ空間の各点の初期値は“0”で
ある。
ある。
続いて、第13図に示すパラメータ空間を探索
し、極大点(x1 c,y1 c)…(xm c,ym c)を求める。
これらがイメージ空間上の参照点の位置になる。
し、極大点(x1 c,y1 c)…(xm c,ym c)を求める。
これらがイメージ空間上の参照点の位置になる。
(発明が解決しようとする問題点)
このような手順に従つて処理されるハフ変換
は、ノイズに強いという特徴があるが、処理時間
が長く、実用的でないという問題点がある。
は、ノイズに強いという特徴があるが、処理時間
が長く、実用的でないという問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、一般化ハフ変換を高速で行え
る回路をハードウエアによつて実現することにあ
る。
ので、その目的は、一般化ハフ変換を高速で行え
る回路をハードウエアによつて実現することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
前記した問題点を解決する本発明は、Rテーブ
ル作成時に参照対象勾配画像ブロツクとなり、イ
メージ空間からパラメータ空間への変換時にイメ
ージ空間勾配画像ブロツクとなるものであつて、
勾配の大きさを表わす2値画像を格納する領域と
勾配の方向を表わす濃淡画像を格納する領域とか
らなる勾配画像メモリと、この勾配画像メモリに
アドレス信号を与えるアドレスカウンタと、前記
勾配方向濃淡画像領域からのデータがアドレス信
号として与えられるリフアレンスカウンタ列と、
このリフアレンスカウンタ列からのデータを入力
するダウンカウンタと、このダウンカウンタから
の信号及び前記勾配方向濃淡画像領域からのデー
タがそれぞれアドレス信号として与えられるΔx
用Rテーブル及びΔy用Rテーブルと、Rテーブ
ル作成時において、前記アドレスカウンタからの
信号x,yと参照点の座標信号xc,ycを入力し、
x−xc,y−ycをそれぞれ演算し、この演算結果
を前記Δx用Rテーブル、Δy用Rテーブルに書き
込むと共に、イメージ空間からパラメータ空間へ
の変換時において、前記アドレスカウンタからの
信号x,yと前記Δx用Rテーブル、Δy用Rテー
ブルから読み出した信号Δx,Δyを入力し、x+
Δx,y+Δyを演算する演算器と、この演算器か
らの演算結果x+Δx,y+Δyがアドレス信号と
して与えられるパラメータカウンタ列と、前記勾
配大きさ2値画像領域からの信号を入力し、前記
各回路に制御信号を与える制御回路とを備えたこ
とを特徴とするものである。
ル作成時に参照対象勾配画像ブロツクとなり、イ
メージ空間からパラメータ空間への変換時にイメ
ージ空間勾配画像ブロツクとなるものであつて、
勾配の大きさを表わす2値画像を格納する領域と
勾配の方向を表わす濃淡画像を格納する領域とか
らなる勾配画像メモリと、この勾配画像メモリに
アドレス信号を与えるアドレスカウンタと、前記
勾配方向濃淡画像領域からのデータがアドレス信
号として与えられるリフアレンスカウンタ列と、
このリフアレンスカウンタ列からのデータを入力
するダウンカウンタと、このダウンカウンタから
の信号及び前記勾配方向濃淡画像領域からのデー
タがそれぞれアドレス信号として与えられるΔx
用Rテーブル及びΔy用Rテーブルと、Rテーブ
ル作成時において、前記アドレスカウンタからの
信号x,yと参照点の座標信号xc,ycを入力し、
x−xc,y−ycをそれぞれ演算し、この演算結果
を前記Δx用Rテーブル、Δy用Rテーブルに書き
込むと共に、イメージ空間からパラメータ空間へ
の変換時において、前記アドレスカウンタからの
信号x,yと前記Δx用Rテーブル、Δy用Rテー
ブルから読み出した信号Δx,Δyを入力し、x+
Δx,y+Δyを演算する演算器と、この演算器か
らの演算結果x+Δx,y+Δyがアドレス信号と
して与えられるパラメータカウンタ列と、前記勾
配大きさ2値画像領域からの信号を入力し、前記
各回路に制御信号を与える制御回路とを備えたこ
とを特徴とするものである。
(実施例)
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本発明の一実施例の構成ブロツク図
である。図において、1は全体回路を統括、制御
するタイミング及び制御回路(以下これを単に制
御回路と略称する)、2はこの制御回路1からカ
ウントアツプ信号及びクリア信号が与えられるア
ドレスカウンタ、3はアドレスカウンタ2からの
アドレス信号が印加される勾配画像メモリで、R
テーブル作成時には参照対象勾配画像ブロツクと
なり、又、イメージ空間からパラメータ空間への
変換時には、イメージ空間勾配画像ブロツクとな
る。この勾配画像メモリ3は、勾配の大きさを表
わす2値画像を格納する領域31と、勾配の方向
を表わす濃淡画像を格納する領域32とからな
る。
である。図において、1は全体回路を統括、制御
するタイミング及び制御回路(以下これを単に制
御回路と略称する)、2はこの制御回路1からカ
ウントアツプ信号及びクリア信号が与えられるア
ドレスカウンタ、3はアドレスカウンタ2からの
アドレス信号が印加される勾配画像メモリで、R
テーブル作成時には参照対象勾配画像ブロツクと
なり、又、イメージ空間からパラメータ空間への
変換時には、イメージ空間勾配画像ブロツクとな
る。この勾配画像メモリ3は、勾配の大きさを表
わす2値画像を格納する領域31と、勾配の方向
を表わす濃淡画像を格納する領域32とからな
る。
ここで、勾配画像の定義をすれば以下の通りで
ある。
ある。
第2図に示すように濃淡画像A(原画像)の勾
配画像は、勾配の大きさγを表わす画像と、勾配
の方向φを表わす画像からなる。即ち、点(x,
y)の濃度をA(x,y)とすると、点(x,y)
における勾配gradA(x,y)は、(∂A(x,
y)/∂x,∂A(x,y)/∂y)になる。この勾
配の大きさγを2値化したものが、勾配の大きさ
を表わす2値画像であり、勾配の方向φを濃淡値
で表わしたものが、勾配の方向を表わす濃淡画像
である。第3図は、以上の関係を図で説明したも
のである。第1図に戻り、4は勾配画像メモリ3
の勾配方向濃淡画像領域32からの勾配の方向を
表わすデータφがアドレス信号として与えられる
フアレンスカウンタ列で、制御回路1からカウン
トアツプ信号が印加される。5はリフアレンスカ
ウンタ列4からのデータが与えられるダウンカウ
ンタ、6はΔy用Rテーブル、7はΔx用Rテーブ
ルで、何れもメモリが用いられており、勾配方向
濃淡画像領域32からの信号φがアドレス信号と
して与えられると共に、ダウンカウンタ5からの
データがアドレス信号として与えられる。
配画像は、勾配の大きさγを表わす画像と、勾配
の方向φを表わす画像からなる。即ち、点(x,
y)の濃度をA(x,y)とすると、点(x,y)
における勾配gradA(x,y)は、(∂A(x,
y)/∂x,∂A(x,y)/∂y)になる。この勾
配の大きさγを2値化したものが、勾配の大きさ
を表わす2値画像であり、勾配の方向φを濃淡値
で表わしたものが、勾配の方向を表わす濃淡画像
である。第3図は、以上の関係を図で説明したも
のである。第1図に戻り、4は勾配画像メモリ3
の勾配方向濃淡画像領域32からの勾配の方向を
表わすデータφがアドレス信号として与えられる
フアレンスカウンタ列で、制御回路1からカウン
トアツプ信号が印加される。5はリフアレンスカ
ウンタ列4からのデータが与えられるダウンカウ
ンタ、6はΔy用Rテーブル、7はΔx用Rテーブ
ルで、何れもメモリが用いられており、勾配方向
濃淡画像領域32からの信号φがアドレス信号と
して与えられると共に、ダウンカウンタ5からの
データがアドレス信号として与えられる。
8はアドレスカウンタ2からの信号と、バスス
イツチ9で切換えられて印加される信号との減算
又は加算を行う演算器、10は演算器8からの信
号がアドレス信号として与えられるパラメータカ
ウンタ列である。尚、このパラメータカウンタ
は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を用
いてもよい。
イツチ9で切換えられて印加される信号との減算
又は加算を行う演算器、10は演算器8からの信
号がアドレス信号として与えられるパラメータカ
ウンタ列である。尚、このパラメータカウンタ
は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)を用
いてもよい。
このように構成した回路の動作を、Rテーブル
作成時と、イメージ空間からパラメータ空間への
変換時とに分けて説明すれば、以下の通りであ
る。
作成時と、イメージ空間からパラメータ空間への
変換時とに分けて説明すれば、以下の通りであ
る。
(Rテーブル作成時)
この時の信号の流れと、制御信号を第4図に示
す。この回路において、初期設定は、次のように
して行われる。
す。この回路において、初期設定は、次のように
して行われる。
参照対象画像の勾配画像を求め、そのデータ
を勾配画像メモリ(勾配画像ブロツク)3にセ
ツトする。
を勾配画像メモリ(勾配画像ブロツク)3にセ
ツトする。
リフアレンスカウンタ列4に全て“0”をセ
ツトする。
ツトする。
アドレスカウンタ2は、勾配画像メモリ3の
最初のアドレスを指す。
最初のアドレスを指す。
以上の初期設定後に、次のような処理動作を行
う。
う。
制御回路1は、勾配大きさ2値画像データが
“1”になるまで、アドレスカウンタ2をイン
クリメントする。
“1”になるまで、アドレスカウンタ2をイン
クリメントする。
この時の勾配方向濃淡画像領域32からのデ
ータφで指される、リフアレンスカウンタ列4
のデータを、ダウンカウンタ5に格納する。
ータφで指される、リフアレンスカウンタ列4
のデータを、ダウンカウンタ5に格納する。
データφで指されているリフアレンスカウン
タ列4の内容に+1する。
タ列4の内容に+1する。
演算器8で、ここに入力されているアドレス
カウンタ2からの信号x,y、バススイツチ9
からの参照点の座標信号xc,ycに対して、x−
xc,y−ycをそれぞれ計算する。
カウンタ2からの信号x,y、バススイツチ9
からの参照点の座標信号xc,ycに対して、x−
xc,y−ycをそれぞれ計算する。
データφ及びダウンカウンタ5の内容で指さ
れるΔx用Rテーブル7とΔy用Rテーブル6の
所定番所に、バススイツチ9を介して印加され
る計算結果x−xcとy−ycとをそれぞれ書き込
む。
れるΔx用Rテーブル7とΔy用Rテーブル6の
所定番所に、バススイツチ9を介して印加され
る計算結果x−xcとy−ycとをそれぞれ書き込
む。
第5図はΔy用Rテーブル6、Δx用Rテーブ
ル7へのデータの書き込みの様子を示す概念図
である。
ル7へのデータの書き込みの様子を示す概念図
である。
アドレスカウンタ2の内容に+1し、処理動
作のへ戻る。
作のへ戻る。
アドレスカウンタ2が勾配画像メモリ3の全
域を走査し終えると動作は終了し、Rテーブル
6,7へ全てのデータが書き込まれる。(イメ
ージ空間からパラメータ空間への変換時)この
時の信号の流れと、制御信号を第6図に示す。
この回路において、初期設定は、次のようにし
て行われる。
域を走査し終えると動作は終了し、Rテーブル
6,7へ全てのデータが書き込まれる。(イメ
ージ空間からパラメータ空間への変換時)この
時の信号の流れと、制御信号を第6図に示す。
この回路において、初期設定は、次のようにし
て行われる。
イメージ空間画像の勾配画像を求め、そのデ
ータを勾配画像メモリ3にセツトする。
ータを勾配画像メモリ3にセツトする。
パラメータカウンタ列10に全て“0”をセ
ツトする。
ツトする。
アドレスカウンタ2は、勾配画像の最初のア
ドレスを指す。
ドレスを指す。
以上の初期制定後に、次のような処理動作を行
う。
う。
制御回路1は、勾配大きさ2値画像データが
“1”になるまで、アドレスカウンタ2をイン
クリメントする。
“1”になるまで、アドレスカウンタ2をイン
クリメントする。
勾配方向濃淡画像領域32の、アドレスカウ
ンタ2の指す点の値φを取り出す。
ンタ2の指す点の値φを取り出す。
リフアレンスカウンタ列4のφに相当するカ
ウンタの内容を、ダウンカウンタ5に格納す
る。
ウンタの内容を、ダウンカウンタ5に格納す
る。
ダウンカウンタ5の値が“0”になるまで、
以下の−1〜−4の処理を行う。
以下の−1〜−4の処理を行う。
−1 Δx用Rテーブル7とΔy用Rテーブル
6のφとダウンカウンタ5とで指される番所
のデータΔx,Δyを読み出す。
6のφとダウンカウンタ5とで指される番所
のデータΔx,Δyを読み出す。
第7図はRテーブル6,7からのこのデー
タの読み出しの様子を示す概念図である。
タの読み出しの様子を示す概念図である。
−2 演算器8において、ここに入力されて
いるアドレスカウンタ2からの信号x,y、
バススイツチ9からのRテーブル6,7から
の読み出しデータΔx,Δyに対して、x+
Δx,y+Δyをそれぞれ計算する。
いるアドレスカウンタ2からの信号x,y、
バススイツチ9からのRテーブル6,7から
の読み出しデータΔx,Δyに対して、x+
Δx,y+Δyをそれぞれ計算する。
−3 パラメータカウンタ列10のx+Δx,
y+Δyで指されるカウンタの倍を+1する。
y+Δyで指されるカウンタの倍を+1する。
−4 ダウンカウンタ5を−1する。
アドレスカウンタ2を+1し、処理動作の
へ戻る。
へ戻る。
アドレスカウンタ2が勾配画像メモリ3の全
域を走査し終えると、動作は終了する。
域を走査し終えると、動作は終了する。
第8図は、本発明の他の実施例の要部の構成ブ
ロツク図である。この実施例においては、参照対
象の位置だけでなく、大きさS、方向θも未知の
場合も、ハフ変換できるようにしたもので、演算
器8と、バススイツチ9との間に第2の演算器1
1を設けると共に、Nsバツフア12、Sカウン
タ13、スケール関数テーブル14及びNθバツ
フア15、θカウンタ16、sin、cos関数テーブ
ル17をそれぞれ設けている。Sカウンタ13、
θカウンタ16の出力はそれぞれパラメータカウ
ンタ列10に与えられ、又、スケール関数テーブ
ル14、sin、cos関数テーブル17の出力は、そ
れぞれ第2の演算器11に与えられている。
ロツク図である。この実施例においては、参照対
象の位置だけでなく、大きさS、方向θも未知の
場合も、ハフ変換できるようにしたもので、演算
器8と、バススイツチ9との間に第2の演算器1
1を設けると共に、Nsバツフア12、Sカウン
タ13、スケール関数テーブル14及びNθバツ
フア15、θカウンタ16、sin、cos関数テーブ
ル17をそれぞれ設けている。Sカウンタ13、
θカウンタ16の出力はそれぞれパラメータカウ
ンタ列10に与えられ、又、スケール関数テーブ
ル14、sin、cos関数テーブル17の出力は、そ
れぞれ第2の演算器11に与えられている。
第9図は、この第2の演算器11の詳細な構成
ブロツク図である。この回路において、MULは
何れも掛算器であり、ADDは加算器、SUBは減
算器で、加算器ADDからは大きさSと方向θを
考慮した信号Δx′が出力され、又、減算器SUBか
らは、大きさSと方向θを考慮した信号Δy′が出
力される。
ブロツク図である。この回路において、MULは
何れも掛算器であり、ADDは加算器、SUBは減
算器で、加算器ADDからは大きさSと方向θを
考慮した信号Δx′が出力され、又、減算器SUBか
らは、大きさSと方向θを考慮した信号Δy′が出
力される。
このように構成した回路の動作を、第1図回路
の動作と重複する部分を除いて説明すれば、以下
の通りである。
の動作と重複する部分を除いて説明すれば、以下
の通りである。
Rテーブル作成時の動作は第1図と同様であ
る。(イメージ空間から、パラメータ空間への変
換時) (追加する初期設定) 考える参照対象の拡大・縮小の係数を、スケ
ール関数テーブル14に設定すると共に、その
係数の個数をNsバツフア12に設定する。
る。(イメージ空間から、パラメータ空間への変
換時) (追加する初期設定) 考える参照対象の拡大・縮小の係数を、スケ
ール関数テーブル14に設定すると共に、その
係数の個数をNsバツフア12に設定する。
考える参照対象の回転角θに対するsinθ、
cosθの値を、sin、cos関数テーブル17に設定
すると共に、そのθの個数をNθバツフア15
に設定する。
cosθの値を、sin、cos関数テーブル17に設定
すると共に、そのθの個数をNθバツフア15
に設定する。
(動作の変更点)
前記項のダウンカウンタ5の値が“0”にな
るまでの動作部分について、次のように変更す
る。
るまでの動作部分について、次のように変更す
る。
ダウンカウンタ5の値が“0”になるまで、
以下の−1〜−4の処理を行う。
以下の−1〜−4の処理を行う。
−1 Δx,Δy用のRテーブル7,6中のφ
と、ダウンカウンタ5とで指される番所のデ
ータΔx,Δyを読み出す。
と、ダウンカウンタ5とで指される番所のデ
ータΔx,Δyを読み出す。
−2 Nsバツフア12の値をSカウンタ1
3に格納する。Sカウンタ13の値が“0”
になるまで(イ)〜(ハ)の処理を行う。
3に格納する。Sカウンタ13の値が“0”
になるまで(イ)〜(ハ)の処理を行う。
(イ) スケール関数テーブル14のSカウンタ13
が指す値を、第2の演算器11の入力にセツト
する。
が指す値を、第2の演算器11の入力にセツト
する。
(ロ) Nθバツフア15の値をθカウンタ16に格
納する。θカウンタの値が“0”になるまで、
(ロ−1)〜(ロ−4)の処理を行う。
納する。θカウンタの値が“0”になるまで、
(ロ−1)〜(ロ−4)の処理を行う。
(ロ‐1) sin、cos関数テーブル17のθカウンタ
16が指す値(sinθ、cosθ)を第2の演算器
2の入力に設定する。
16が指す値(sinθ、cosθ)を第2の演算器
2の入力に設定する。
(ロ‐2) 第2の演算器、第1の演算器で所定の
演算を行い、xc,ycを求める。
演算を行い、xc,ycを求める。
(ロ‐3) パラメータカウンタ列10のxc,yc,
S,θに対応するカウンタの各値を+1とす
る。
S,θに対応するカウンタの各値を+1とす
る。
(ロ‐4) θカウンタ16の値を−1する。
(ハ) Sカウンタ13の値を−1する。
−3 ダウンカウンタ5を−1する。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、一般化
ハフ変換をハードウエア化された回路によつて主
として行うようにしたもので、一般化ハフ変換を
高速で行うことができる。
ハフ変換をハードウエア化された回路によつて主
として行うようにしたもので、一般化ハフ変換を
高速で行うことができる。
第1図は本発明回路の一例を示す構成ブロツク
図、第2図及び第3図は勾配画像の定義を説明す
るための図、第4図はRテーブル作成時における
信号の流れを示す図、第5図はこの時の各Rテー
ブルへのデータの書き込みの様子を示す概念図、
第6図はイメージ空間からパラメータ空間への変
換時における信号の流れを示す図、第7図はこの
時の各Rテーブルからのデータの読み出しの様子
を示す概念図、第8図は本発明回路の他の実施例
の要部構成ブロツク図、第9図は第8図における
第2の演算器の構成ブロツク図、第10図乃至第
13図は一般化ハフ変換の原理説明図である。 1……制御回路、2……アドレスカウンタ、3
……勾配画像メモリ、31……勾配大きさ2値画
像領域、32……勾配方向濃淡画像領域、4……
リフアレンスカウンタ列、5……ダウンカウン
タ、6……Δy用Rテーブル、7……Δx用Rテー
ブル、8……演算器、9……バススイツチ、10
……パラメータカウンタ列。
図、第2図及び第3図は勾配画像の定義を説明す
るための図、第4図はRテーブル作成時における
信号の流れを示す図、第5図はこの時の各Rテー
ブルへのデータの書き込みの様子を示す概念図、
第6図はイメージ空間からパラメータ空間への変
換時における信号の流れを示す図、第7図はこの
時の各Rテーブルからのデータの読み出しの様子
を示す概念図、第8図は本発明回路の他の実施例
の要部構成ブロツク図、第9図は第8図における
第2の演算器の構成ブロツク図、第10図乃至第
13図は一般化ハフ変換の原理説明図である。 1……制御回路、2……アドレスカウンタ、3
……勾配画像メモリ、31……勾配大きさ2値画
像領域、32……勾配方向濃淡画像領域、4……
リフアレンスカウンタ列、5……ダウンカウン
タ、6……Δy用Rテーブル、7……Δx用Rテー
ブル、8……演算器、9……バススイツチ、10
……パラメータカウンタ列。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 参照対象の境界の各点に対し参照点からの位
置(Δx,Δy)とその参照対象の境界の各点の境
界に対する法線の角度が格納された参照テーブル
を作成する時に参照対象勾配画像ブロツクとな
り、イメージ空間からパラメータ空間への変換時
にイメージ空間勾配画像ブロツクとなるものであ
つて、 勾配の大きさを表わす2値画像を格納する領域
と勾配の方向を表わす濃淡画像を格納する領域と
からなる勾配画像メモリと、この勾配画像メモリ
にアドレス信号を与えるアドレスカウンタと、 前記勾配方向濃淡画像領域からのデータがアド
レス信号として与えられるリフアレンスカウンタ
列と、このリフアレンスカウンタ列からのデータ
を入力するダウンカウンタと、 このダウンカウンタからの信号及び前記勾配方
向濃淡画像領域からのデータがそれぞれアドレス
信号として与えられるΔx用参照テーブル及びΔy
用参照テーブルと、 参照テーブル作成時において、前記アドレスカ
ウンタからの信号x,yと参照点の座標信号xc,
ycを入力し、x−xc,y−ycをそれぞれ演算し、
この演算結果を前記Δx参照テーブル、Δy用参照
テーブルに書き込むと共に、イメージ空間からパ
ラメータ空間への変換時において、前記アドレス
カウンタからの信号x,yと前記Δx用参照テー
ブル、Δy用Rテーブルから読み出した信号Δx,
Δyを入力し、x+Δx,y+Δyを演算する演算
器と、 この演算器からの演算結果x+Δx,y+Δyが
アドレス信号として与えられるパラメータカウン
タ列と、前記勾配の大きさを表わす2値画像領域
からの信号を入力し、前記各回路に制御信号を与
える制御回路 とを備えた一般化ハフ変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21724985A JPS6277689A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 一般化ハフ変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21724985A JPS6277689A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 一般化ハフ変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277689A JPS6277689A (ja) | 1987-04-09 |
JPH0516624B2 true JPH0516624B2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=16701185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21724985A Granted JPS6277689A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 一般化ハフ変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6277689A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105188459A (zh) * | 2014-02-26 | 2015-12-23 | Ykk株式会社 | 拉链组装装置 |
KR20180099414A (ko) * | 2017-02-28 | 2018-09-05 | 박미순 | 이종 재질로 된 연결구 구조 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21724985A patent/JPS6277689A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105188459A (zh) * | 2014-02-26 | 2015-12-23 | Ykk株式会社 | 拉链组装装置 |
KR20180099414A (ko) * | 2017-02-28 | 2018-09-05 | 박미순 | 이종 재질로 된 연결구 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6277689A (ja) | 1987-04-09 |
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