JPH05161667A - 義 指 - Google Patents
義 指Info
- Publication number
- JPH05161667A JPH05161667A JP3351999A JP35199991A JPH05161667A JP H05161667 A JPH05161667 A JP H05161667A JP 3351999 A JP3351999 A JP 3351999A JP 35199991 A JP35199991 A JP 35199991A JP H05161667 A JPH05161667 A JP H05161667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger
- imitation
- artificial
- fingers
- healthy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 claims abstract description 129
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 3
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 2
- 210000004932 little finger Anatomy 0.000 abstract description 8
- 210000001145 finger joint Anatomy 0.000 abstract description 2
- 210000000282 nail Anatomy 0.000 description 19
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 6
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 6
- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 210000004905 finger nail Anatomy 0.000 description 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 1
- 230000036072 healthy nails Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 210000004761 scalp Anatomy 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 230000035900 sweating Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/50—Prostheses not implantable in the body
- A61F2/54—Artificial arms or hands or parts thereof
- A61F2/58—Elbows; Wrists ; Other joints; Hands
- A61F2/583—Hands; Wrist joints
- A61F2/586—Fingers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/50—Prostheses not implantable in the body
- A61F2/68—Operating or control means
- A61F2002/6872—Operating or control means attached and mechanically operated by remaining muscle
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Transplantation (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 義指を他の健常な指の屈伸に追従させ、手や
指が動くときの不自然さをなくすとともに、義指に爪を
付けて擬装し、他人に気付かれ難くする。 【構成】 欠損した小指2の基端部に装着される模造指
5と、健常な環指3に嵌められる嵌着部7とを連結部6
を介して連結し、かつ、嵌着部7が環指3に嵌められた
とき、その環指3の指の関節より指先方向及び基端方向
となる位置にそれぞれ連結部6を設け、環指3の屈伸に
伴い義指4が屈伸可能に構成する。さらに、模造指5に
は先端内部に設けられた固定部材に、挿通孔に挿通され
た取付部を介して模造爪8を取付ける。
指が動くときの不自然さをなくすとともに、義指に爪を
付けて擬装し、他人に気付かれ難くする。 【構成】 欠損した小指2の基端部に装着される模造指
5と、健常な環指3に嵌められる嵌着部7とを連結部6
を介して連結し、かつ、嵌着部7が環指3に嵌められた
とき、その環指3の指の関節より指先方向及び基端方向
となる位置にそれぞれ連結部6を設け、環指3の屈伸に
伴い義指4が屈伸可能に構成する。さらに、模造指5に
は先端内部に設けられた固定部材に、挿通孔に挿通され
た取付部を介して模造爪8を取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、欠損した指の代用とす
るための義指に関する。
るための義指に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、欠損した指の代用としてその欠損
部に装着される義指は、随時屈伸させることができない
静的なものであった。また、その義指には爪が形成され
ていなかった。
部に装着される義指は、随時屈伸させることができない
静的なものであった。また、その義指には爪が形成され
ていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の義指は、他
の健常な指の動きにとり残されるため、不自然さが目立
っていた。さらに、義指の指先表面に模造爪を接着する
程度では剥がれやすいことから爪が形成されておらず、
一見して義指であることがわかってしまうという不都合
があった。しかも、義指の使用者にとっては、いかにそ
の義指を他人に気付かれないようにするかということが
大きな関心事であるところから、健常な指により近い形
態をもつ義指の提供が望まれていた。そこで本発明で
は、他の健常な指の屈伸に追従して屈伸可能に義指を構
成するとともに、義指の指先に模造爪を確実に固定し、
義指を健常な指に擬装することを解決すべき技術的課題
とするものである。
の健常な指の動きにとり残されるため、不自然さが目立
っていた。さらに、義指の指先表面に模造爪を接着する
程度では剥がれやすいことから爪が形成されておらず、
一見して義指であることがわかってしまうという不都合
があった。しかも、義指の使用者にとっては、いかにそ
の義指を他人に気付かれないようにするかということが
大きな関心事であるところから、健常な指により近い形
態をもつ義指の提供が望まれていた。そこで本発明で
は、他の健常な指の屈伸に追従して屈伸可能に義指を構
成するとともに、義指の指先に模造爪を確実に固定し、
義指を健常な指に擬装することを解決すべき技術的課題
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、義指を以下のように構成することであ
る。すなわち本発明は、母指を除く手の指が少なくとも
1本の健常な指を残して欠損しているとき、欠損した指
の代用とするための義指であって、前記欠損した指の基
端部に装着可能に形成した模造指と、前記健常な指に嵌
め込み可能に形成した嵌着部とを連結部で連結するとと
もに、その連結部を介して、前記模造指を前記健常な指
の屈伸に追従可能に構成したことを特徴としている。ま
た、欠損した指の代用とするための義指であって、前記
欠損した指の基端部に装着可能に形成した模造指の先端
内部に固定部材を設けるとともに、その模造指に挿通孔
を形成し、その挿通孔に挿通した取付部を介して模造爪
を前記固定部材に取り付けたことを特徴としている。
の技術的手段は、義指を以下のように構成することであ
る。すなわち本発明は、母指を除く手の指が少なくとも
1本の健常な指を残して欠損しているとき、欠損した指
の代用とするための義指であって、前記欠損した指の基
端部に装着可能に形成した模造指と、前記健常な指に嵌
め込み可能に形成した嵌着部とを連結部で連結するとと
もに、その連結部を介して、前記模造指を前記健常な指
の屈伸に追従可能に構成したことを特徴としている。ま
た、欠損した指の代用とするための義指であって、前記
欠損した指の基端部に装着可能に形成した模造指の先端
内部に固定部材を設けるとともに、その模造指に挿通孔
を形成し、その挿通孔に挿通した取付部を介して模造爪
を前記固定部材に取り付けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】上記のように構成した義指においては、嵌着部
が嵌め込まれた健常な指を動かせば、その動きが連結部
を介して、欠損した指の基端部に装着された模造指に伝
わるため、前記健常な指の屈伸に追従して模造指が屈伸
する。また、模造指の先端内部に固定部材が設けられて
いるので、挿通孔に挿通した取付部を介して模造爪を固
定部材に取り付けることで、模造指に模造爪を固定する
ことができる。
が嵌め込まれた健常な指を動かせば、その動きが連結部
を介して、欠損した指の基端部に装着された模造指に伝
わるため、前記健常な指の屈伸に追従して模造指が屈伸
する。また、模造指の先端内部に固定部材が設けられて
いるので、挿通孔に挿通した取付部を介して模造爪を固
定部材に取り付けることで、模造指に模造爪を固定する
ことができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の第一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図1は手に義指が装着されている状態を示
す斜視図であり、図2はそのAA断面図である。両図に
おいて、手1の小指2はその根本近くから切断されてい
て、環指3は健常な指である。義指4は小指2の代用と
してその基端部に装着される模造指5と、模造指5に連
結部6を介して連結される嵌着部7とから主に構成され
ている。前記模造指5は、シリコンゴム等の柔軟性のあ
る素材で略筒状に成形され、欠損した指、本実施例では
小指2に似せた形状とされている。模造指5の基端部に
は小指2の基端部に装着できる円筒状の開口部5aが形
成され、関節となるべき位置に合わせて、指の屈伸を容
易にするためのしわ5bが形成されている。また、模造
指5には肌色の着色が施され、その先端部には、詳しく
は後述する模造爪8が取付けられている。
て説明する。図1は手に義指が装着されている状態を示
す斜視図であり、図2はそのAA断面図である。両図に
おいて、手1の小指2はその根本近くから切断されてい
て、環指3は健常な指である。義指4は小指2の代用と
してその基端部に装着される模造指5と、模造指5に連
結部6を介して連結される嵌着部7とから主に構成され
ている。前記模造指5は、シリコンゴム等の柔軟性のあ
る素材で略筒状に成形され、欠損した指、本実施例では
小指2に似せた形状とされている。模造指5の基端部に
は小指2の基端部に装着できる円筒状の開口部5aが形
成され、関節となるべき位置に合わせて、指の屈伸を容
易にするためのしわ5bが形成されている。また、模造
指5には肌色の着色が施され、その先端部には、詳しく
は後述する模造爪8が取付けられている。
【0007】模造指5の側面には、小径円柱状の連結部
6が僅かに突き出して形成され、連結部6の先端が嵌着
部7と連結している。嵌着部7は、健常な指に嵌めるた
めの指サックで、環指3に嵌め込み可能に形成されてい
る。この嵌着部7はシリコンゴム等で薄肉の有底筒状に
成形され、前記模造指5と同様、肌色の着色がされると
ともに、先端部には模造爪9が取付けられている。な
お、発汗により健常な指が蒸れることがないようにする
ため、嵌着部7の側面には微小径の通気孔7aが複数形
成されている。
6が僅かに突き出して形成され、連結部6の先端が嵌着
部7と連結している。嵌着部7は、健常な指に嵌めるた
めの指サックで、環指3に嵌め込み可能に形成されてい
る。この嵌着部7はシリコンゴム等で薄肉の有底筒状に
成形され、前記模造指5と同様、肌色の着色がされると
ともに、先端部には模造爪9が取付けられている。な
お、発汗により健常な指が蒸れることがないようにする
ため、嵌着部7の側面には微小径の通気孔7aが複数形
成されている。
【0008】また、前記連結部6は、模造指5及び嵌着
部7と一体成形されていて、嵌着部7が環指3に嵌めら
れたとき、その指の基端部から指先方向に第1番目の指
関節3aを挟んで、指先側と基端側とにそれぞれ(合計
2箇所)形成されている。この連結部6は、嵌着部7が
装着される指の関節に合わせて、さらに多数設けること
にしてもよい。なお、上記した以外に、連結部6を別体
とし、模造指5に取付ける構成としてもよく、または、
連結部6を接着材のみで形成することもできる。あるい
は、連結部5を細幅板状に形成し、その長手方向の両側
面を模造指5と嵌着部7とに連結する構成としても良
い。
部7と一体成形されていて、嵌着部7が環指3に嵌めら
れたとき、その指の基端部から指先方向に第1番目の指
関節3aを挟んで、指先側と基端側とにそれぞれ(合計
2箇所)形成されている。この連結部6は、嵌着部7が
装着される指の関節に合わせて、さらに多数設けること
にしてもよい。なお、上記した以外に、連結部6を別体
とし、模造指5に取付ける構成としてもよく、または、
連結部6を接着材のみで形成することもできる。あるい
は、連結部5を細幅板状に形成し、その長手方向の両側
面を模造指5と嵌着部7とに連結する構成としても良
い。
【0009】次に、模造爪8,9の固定構造について説
明する。図3は模造指5の指先部を示す上面図であり、
図4は図3のBB断面図である。両図において、前記模
造指5の指先部には細幅の挿通孔5c,5dが形成さ
れ、両挿通孔5c,5dの下部に固定部材10が配置さ
れている。固定部材10はアクリル樹脂等で、側面形状
が略コ字形状に形成され、平板状の基盤部10aには、
本発明でいう取付部を構成する、略円弧状の前挿通部1
0bと略楕円状の後挿通部10cとが上向きに突き出し
て形成されている。さらに、後挿通部10cの先端部に
は略半円形の半月部10dが基盤部10aとほぼ平行状
態に形成されている。また、この半月部10dの上面は
白色に着色されている。固定部材10は上記のように形
成され、前挿通部10bと後挿通部10cとが模造指5
の上部に僅かに突出した状態で両挿通孔5c,5dに嵌
め込まれている。そして、この固定部材10には模造爪
8が取り付けられている。なお、模造爪9も上記と同様
構成により固定部材を介して嵌着部7に取付けられてい
る。
明する。図3は模造指5の指先部を示す上面図であり、
図4は図3のBB断面図である。両図において、前記模
造指5の指先部には細幅の挿通孔5c,5dが形成さ
れ、両挿通孔5c,5dの下部に固定部材10が配置さ
れている。固定部材10はアクリル樹脂等で、側面形状
が略コ字形状に形成され、平板状の基盤部10aには、
本発明でいう取付部を構成する、略円弧状の前挿通部1
0bと略楕円状の後挿通部10cとが上向きに突き出し
て形成されている。さらに、後挿通部10cの先端部に
は略半円形の半月部10dが基盤部10aとほぼ平行状
態に形成されている。また、この半月部10dの上面は
白色に着色されている。固定部材10は上記のように形
成され、前挿通部10bと後挿通部10cとが模造指5
の上部に僅かに突出した状態で両挿通孔5c,5dに嵌
め込まれている。そして、この固定部材10には模造爪
8が取り付けられている。なお、模造爪9も上記と同様
構成により固定部材を介して嵌着部7に取付けられてい
る。
【0010】前記模造爪8はアクリル樹脂等のプラスチ
ツクスで成形されるが、本実施例では、主に健常な爪の
装飾用として用いられているスカルプチャネイル(盛り
爪)として形成する。これは、アクリル樹脂製の粉と液
とを混合させ、軟質のアクリル樹脂としたうえ、前挿通
部10bと半月部10dの上に盛り上げ、所要形状の模
造爪8を形成する方法である。従って、アクリル樹脂同
士が強固に固着することから、模造爪8を固定部材10
に取り付けることができるとともに、任意の形状に爪8
を形成することが容易にできる。さらに、半透明のアク
リル樹脂の下部に白色の半月部10dが形成されている
ことから、色調も人体の指先そっくりに擬装することが
できる。また、特に女性においては、他の健常な指の爪
と統一した装飾を施すことにより、義指を目立たなくす
ることもできる。
ツクスで成形されるが、本実施例では、主に健常な爪の
装飾用として用いられているスカルプチャネイル(盛り
爪)として形成する。これは、アクリル樹脂製の粉と液
とを混合させ、軟質のアクリル樹脂としたうえ、前挿通
部10bと半月部10dの上に盛り上げ、所要形状の模
造爪8を形成する方法である。従って、アクリル樹脂同
士が強固に固着することから、模造爪8を固定部材10
に取り付けることができるとともに、任意の形状に爪8
を形成することが容易にできる。さらに、半透明のアク
リル樹脂の下部に白色の半月部10dが形成されている
ことから、色調も人体の指先そっくりに擬装することが
できる。また、特に女性においては、他の健常な指の爪
と統一した装飾を施すことにより、義指を目立たなくす
ることもできる。
【0011】次に、義指4の作用について説明する。義
指4を手1に装着するときには、模造指5の開口部5a
を欠損した小指2の基端部に嵌め、健常な環指3に嵌着
部7を嵌める。なお、開口部5aと嵌着部7の開口部と
は、嵌め込む指の形状に合わせて、それぞれの縁部を鋏
等で整形する。そして、嵌着部7を嵌め込んだ環指3を
動かすと、嵌着部7に連結する連結部6を介して模造指
5に環指3の動きが伝わることから、模造指5が環指3
の屈伸に追従して屈伸する。この状態は図5に示され
る。このとき、連結部6は、模造指5と嵌着部7とをほ
ぼ点接続状態で連結しているため、環指3の指関節の屈
伸の障害となることが少なく、義指4の動きを滑らかに
することができ、しかも、外観上目立たないものとなっ
ている。また、模造指5には固定部材10を用いて模造
爪8が固定されているから、その模造爪8が容易に剥が
れることがない。従って、義指4は、模造指5が屈伸可
能であり、模造爪8,9が形成されていることと相まっ
て、健常な指に擬装することができる。
指4を手1に装着するときには、模造指5の開口部5a
を欠損した小指2の基端部に嵌め、健常な環指3に嵌着
部7を嵌める。なお、開口部5aと嵌着部7の開口部と
は、嵌め込む指の形状に合わせて、それぞれの縁部を鋏
等で整形する。そして、嵌着部7を嵌め込んだ環指3を
動かすと、嵌着部7に連結する連結部6を介して模造指
5に環指3の動きが伝わることから、模造指5が環指3
の屈伸に追従して屈伸する。この状態は図5に示され
る。このとき、連結部6は、模造指5と嵌着部7とをほ
ぼ点接続状態で連結しているため、環指3の指関節の屈
伸の障害となることが少なく、義指4の動きを滑らかに
することができ、しかも、外観上目立たないものとなっ
ている。また、模造指5には固定部材10を用いて模造
爪8が固定されているから、その模造爪8が容易に剥が
れることがない。従って、義指4は、模造指5が屈伸可
能であり、模造爪8,9が形成されていることと相まっ
て、健常な指に擬装することができる。
【0012】次に本発明の第二実施例について説明す
る。図6は他の実施例に係る義指を示す斜視図である。
同図において、義指4aは、手の指が2本欠損している
場合に装着されるもので、模造指12,13が連結部1
4で連結され、かつ、模造指13には連結部6で嵌着部
11が連結されている。そして、嵌着部11が細幅、か
つ薄肉のリング状に形成されている他、模造指12,1
3は前記実施例と同様の構成である。従って、本実施例
では前記第一実施例と同様の作用効果を奏することがで
きるとともに、2本の模造指12,13を同時に屈伸さ
せることができる。しかも、この嵌着部11を指輪等で
隠すことが容易にでき、都合がよい。なお、義指の構成
は上記の両実施例に限られるものではなく、当業者の知
識に基づいて種々の変形を施すことができる。
る。図6は他の実施例に係る義指を示す斜視図である。
同図において、義指4aは、手の指が2本欠損している
場合に装着されるもので、模造指12,13が連結部1
4で連結され、かつ、模造指13には連結部6で嵌着部
11が連結されている。そして、嵌着部11が細幅、か
つ薄肉のリング状に形成されている他、模造指12,1
3は前記実施例と同様の構成である。従って、本実施例
では前記第一実施例と同様の作用効果を奏することがで
きるとともに、2本の模造指12,13を同時に屈伸さ
せることができる。しかも、この嵌着部11を指輪等で
隠すことが容易にでき、都合がよい。なお、義指の構成
は上記の両実施例に限られるものではなく、当業者の知
識に基づいて種々の変形を施すことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明では、義指を他の健
常な指の屈伸に追従可能に構成したことから、手や指が
動くときの不自然さをなくし、義指を目立たなくすると
いう効果がある。また、義指に模造爪を形成したことか
ら、義指の装着を他人に気付かれ難くするという効果が
ある。
常な指の屈伸に追従可能に構成したことから、手や指が
動くときの不自然さをなくし、義指を目立たなくすると
いう効果がある。また、義指に模造爪を形成したことか
ら、義指の装着を他人に気付かれ難くするという効果が
ある。
【図1】本発明の第一実施例に係る義指の装着状態を示
す外観斜視図である。
す外観斜視図である。
【図2】図1のAA断面図である。
【図3】本発明の第一実施例に係る義指の先端要部を示
す上面図である。
す上面図である。
【図4】図3のBB断面図である。
【図5】本発明の第一実施例に係る義指を折り曲げた状
態を示す外観斜視図である。
態を示す外観斜視図である。
【図6】本発明の第二実施例に係る義指を示す外観斜視
図である。
図である。
2 小指 3 環指 4,4a 義指 5,12,13 模造指 6,14 連結部 7,11 嵌着部 8,9 模造爪 10 固定部材 10b 前挿通部 10c 後挿通部
Claims (2)
- 【請求項1】 母指を除く手の指が少なくとも1本の健
常な指を残して欠損しているとき、欠損した指の代用と
するための義指であって、前記欠損した指の基端部に装
着可能に形成した模造指と、前記健常な指に嵌め込み可
能に形成した嵌着部とを連結部で連結するとともに、そ
の連結部を介して、前記模造指を前記健常な指の屈伸に
追従可能に構成したことを特徴とする義指。 - 【請求項2】 欠損した指の代用とするための義指であ
って、前記欠損した指の基端部に装着可能に形成した模
造指の先端内部に固定部材を設けるとともに、その模造
指に挿通孔を形成し、その挿通孔に挿通した取付部を介
して模造爪を前記固定部材に取り付けたことを特徴とす
る義指。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351999A JPH05161667A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 義 指 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351999A JPH05161667A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 義 指 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161667A true JPH05161667A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18421086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3351999A Pending JPH05161667A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 義 指 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05161667A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998020474A1 (en) * | 1996-11-01 | 1998-05-14 | John Grace | Nail treatment training device |
EP1656084A1 (en) * | 2003-08-21 | 2006-05-17 | Daniel Didrick | Articulated artificial finger assembly |
KR20200020406A (ko) * | 2018-08-17 | 2020-02-26 | 한양대학교 에리카산학협력단 | 손가락 의지 |
US11382772B2 (en) | 2019-06-14 | 2022-07-12 | Pro/Bionics S.A. De C.V. | Finger prosthesis with adjustable biological activation |
US11419738B2 (en) | 2015-05-15 | 2022-08-23 | Rcm Enterprise Llc | Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot |
KR102490463B1 (ko) * | 2022-02-11 | 2023-01-19 | 한국보훈복지의료공단 | 의지 제작 방법 및 이에 따라 제작되는 의지 |
US11596529B2 (en) * | 2015-02-03 | 2023-03-07 | Rcm Enterprise Llc | Biomechanical finger brace assembly |
US12070397B2 (en) | 2015-05-15 | 2024-08-27 | Rcm Enterprise Llc | Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot and multiple-finger ring |
US12150866B2 (en) | 2015-02-03 | 2024-11-26 | Rmc Enterprise Llc | Bio-mechanical prosthetic finger with y-shaped rocker |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3351999A patent/JPH05161667A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998020474A1 (en) * | 1996-11-01 | 1998-05-14 | John Grace | Nail treatment training device |
US6488506B2 (en) | 1996-11-01 | 2002-12-03 | John Grace | Training aid for application of false nails |
EP1656084A1 (en) * | 2003-08-21 | 2006-05-17 | Daniel Didrick | Articulated artificial finger assembly |
JP2007502650A (ja) * | 2003-08-21 | 2007-02-15 | ディドリック,ダニエル | 関節式の人工指アセンブリ |
EP1656084A4 (en) * | 2003-08-21 | 2009-09-09 | Daniel Didrick | ARTICULATED ARTIFICIAL FINGER SYSTEM |
US11596529B2 (en) * | 2015-02-03 | 2023-03-07 | Rcm Enterprise Llc | Biomechanical finger brace assembly |
US12023263B2 (en) | 2015-02-03 | 2024-07-02 | Rcm Enterprise Llc | Biomechanical finger brace assembly |
US12150866B2 (en) | 2015-02-03 | 2024-11-26 | Rmc Enterprise Llc | Bio-mechanical prosthetic finger with y-shaped rocker |
US11419738B2 (en) | 2015-05-15 | 2022-08-23 | Rcm Enterprise Llc | Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot |
US12016787B2 (en) | 2015-05-15 | 2024-06-25 | Rcm Enterprise Llc | Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot |
US12070397B2 (en) | 2015-05-15 | 2024-08-27 | Rcm Enterprise Llc | Bidirectional biomechanical prosthetic full finger configured for abduction and adduction with MCP pivot and multiple-finger ring |
KR20200020406A (ko) * | 2018-08-17 | 2020-02-26 | 한양대학교 에리카산학협력단 | 손가락 의지 |
US11382772B2 (en) | 2019-06-14 | 2022-07-12 | Pro/Bionics S.A. De C.V. | Finger prosthesis with adjustable biological activation |
KR102490463B1 (ko) * | 2022-02-11 | 2023-01-19 | 한국보훈복지의료공단 | 의지 제작 방법 및 이에 따라 제작되는 의지 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4396218B2 (ja) | 人工爪及びその製造方法 | |
US5743736A (en) | Saliva ejector comprising a number of stiff section members | |
JP5531104B2 (ja) | 身体障害者用化粧道具セット | |
US5976173A (en) | Noseform, cover and reset-structure and method | |
KR100301362B1 (ko) | 길이조절수단이부착된가발 | |
JP2000504609A (ja) | ブラシの柄 | |
US7100619B2 (en) | Attaching apparatus of artificial nail | |
WO2004032596A3 (en) | Ringed forceps | |
CA2205214A1 (en) | Improved hand covering having anatomically shaped finger tip | |
JPH05161667A (ja) | 義 指 | |
KR200165452Y1 (ko) | 인조 속눈썹 부착 용구 | |
MX2009000634A (es) | Muñeco con estructura interna flexible y posicionable??. | |
JP4681759B2 (ja) | 目元化粧用具 | |
US4843942A (en) | Guitar pick | |
AU2003260602A1 (en) | Self-adhesive flexible element and wig equipped with same | |
JP2003245121A (ja) | 下側にデザインを有する人工爪 | |
WO2002036050A1 (en) | Wristband with rolling and sliding element | |
US4979925A (en) | Living hinge box with removable and interchangeable top and bottom | |
JP3062596B2 (ja) | 義 手 | |
US6340507B2 (en) | Self-securing pompon | |
JP2003038869A (ja) | 指環と柄部が屈曲可能な鋏 | |
KR102525756B1 (ko) | 손가락 착용형 장신구 | |
JP3081918B1 (ja) | 義手用模擬筋腱 | |
USD552731S1 (en) | Portion of a yoked headgear | |
US20030190857A1 (en) | Poseable figure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070403 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070731 |