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JPH05160587A - 高周波回路装置 - Google Patents

高周波回路装置

Info

Publication number
JPH05160587A
JPH05160587A JP3319140A JP31914091A JPH05160587A JP H05160587 A JPH05160587 A JP H05160587A JP 3319140 A JP3319140 A JP 3319140A JP 31914091 A JP31914091 A JP 31914091A JP H05160587 A JPH05160587 A JP H05160587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
semiconductor device
ground
conductor block
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3319140A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Ito
巧 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3319140A priority Critical patent/JPH05160587A/ja
Publication of JPH05160587A publication Critical patent/JPH05160587A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発熱量の大きい半導体デバイスと発熱量が小
さい半導体デバイスとを1つの筐体に収納し、発熱量の
大きいデバイスで発生した熱が他のデバイスに影響を与
えないようにする。 【構成】 半導体デバイス26と、それよりも発熱量の
小さい半導体デバイス24と、裏面に接地導体10を有
し表面にストリップ線路導体12を有しストリップ線路
基板14とを具備する高周波回路装置において、接地導
体10の側から半導体デバイス26の接地電極とストリ
ップ線路基板の接地導体として電気的に接続されるよう
に固定される導体ブロック42と、接地導体10の側か
ら半導体デバイス24の接地電極と接地導体10とに電
気的に接続されるように固定される導体ブロック50と
導体ブロック50との間では熱的に絶縁され、導体ブロ
ック42との熱的結合面の反対側の面に表面積の大きい
放熱面を有する放熱器30とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波高出力増幅
器等の消費電力が大きく発熱量の大きい半導体デバイス
と発熱量が比較的小さい半導体デバイスとを1つの筐体
に収納した高周波回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は代表的なマイクロ波高出力
増幅器を表す平面図であり、図4(b)はその断面図で
ある。図中、FETにバイアス電圧を供給するための回
路および入出力インピーダンスの整合のためのスタブ等
は簡単化のために省略されている。
【0003】裏面に接地導体10が施され、表面にマイ
クロストリップ線路で形成された回路パターン12が施
されたマイクロストリップ線路基板14が金属筐体15
上にネジ止メされており、マイクロストリップ線路基板
14上には入力コネクタ16の側から順に小電力GaA
sFET18,20、MICサーキュレータ22、中電
力GaAsFET24、大電力GaAsFET26が実
装され、出力コネクタ28が接続される。金属筐体15
の裏面には放熱のための放熱フィン30が取り付けられ
る。金属筐体15は基板14および各デバイスの保持の
他にマイクロ波回路のアース面の連続性を保つ役割も担
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様に従来のマイク
ロ波高出力増幅器は、基板14上に実装されるすべての
デバイスが金属筐体15で熱的に結合された構造である
ので、図4(b)に示されるように、大電力GaAsF
ET26のような発熱量の大きいデバイスで発生した熱
が他の発熱の少ないデバイスに伝達され、特性の劣化を
招きやすいという問題があった。また、金属筐体15の
形状が複雑であるため、加工工程が複雑となり、コスト
が高いという問題もあった。
【0005】したがって本発明の第1の目的は、発熱量
の大きいデバイスで発生した熱が他のデバイスの特性に
影響を与えないような高周波回路装置を提供することに
する。本発明の第2の目的は、各構成部品の加工および
組立てが容易な高周波回路装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成する本
発明の高周波回路装置は、少なくとも1つの第1の半導
体デバイスと、該第1の半導体デバイスよりも動作中の
発熱量の小さい少なくとも1つの第2の半導体デバイス
と、裏面に接地導体を有し表面にストリップ線路導体を
有して該第1および第2の半導体デバイスとともに高周
波回路を形成するストリップ線路基板とを具備する高周
波回路装置において、前記ストリップ線路基板の接地導
体の側から、該第1の半導体デバイスの接地電極と該ス
トリップ線路基板の接地導体とに電気的に接続されるよ
うに固定される第1の導体ブロックと、前記ストリップ
線路基板の接地導体の側から、該第2の半導体デバイス
の接地電極と該ストリップ線路基板の接地導体とに電気
的に接続されるように固定される第2の導体ブロック
と、該第1の導体ブロックとの間で熱的に結合され、該
第2の導体ブロックとの間では熱的に絶縁され、該第1
の導体ブロックとの熱的結合面の反対側の面に表面積の
大きい放熱面を有する放熱器とを具備することを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】第1の導体ブロックと第2の導体ブロックはそ
れぞれ第1の半導体デバイスと第2の半導体デバイスに
対してアース面の連続性を保つために設けられている
が、放熱器は第1の導体ブロックのみに熱的に結合さ
れ、第2の導体ブロックとの間は熱的に絶縁されるの
で、第1の半導体デバイスで発生した熱が第2の半導体
デバイスの特性に影響を及ぼすことはない。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係るマイクロ
波高出力増幅器を表わす図であり、(a)欄は平面図、
(b)欄はその断面図である。図4と同一の構成要素に
ついては同一の参照番号を付してその説明を省略する。
図1において、誘電体基板14は、金属板を加工してつ
くられた金属枠40に固定される。大電力GaAsFE
T26の実装位置において、基板14の裏側からコの字
型金属ブロック42が接地導体10に当接され、基板1
4の表側からネジ44でネジ止メされ、それに接触する
ように大電力GaAsFET26が実装される。したが
って、大電力GaAsFET26のアース面の連続性は
コの字型金属ブロック42によって保たれる。
【0009】中電力GaAsFET24およびMICサ
ーキュレータ22の実装位置においては、それぞれ、コ
の字型金属ブロック50,46が接地導体10に当接さ
れ、表側からネジ52,48でネジ止メされ、それらに
接触するように中電力GaAsFET24およびMIC
サーキュレータ22が実装される。したがって、中電力
GaAsFET24とMICサーキュレータ22におけ
るアース面の連続性は、それぞれ、コの字型金属ブロッ
ク50と46によって保たれる。
【0010】金属枠40の裏側には、放熱のため放熱フ
ィン30がネジ止メされるが、このとき、コの字型金属
ブロック42は放熱フィン30の上面に接触しうる厚み
を持っているが、コの字型金属ブロック46,50はそ
れよりも薄いので放熱フィン30の上面から離れてい
る。したがって、動作中において、大電力GaAsFE
T26の熱は放熱フィン30から放熱されるが、コの字
型ブロック46,50は放熱フィン30に接触していな
いので、大電力GaAsFET26からの熱がMICサ
ーキュレータ22および中電力GaAsFET24へ伝
達されることはない。小電力GaAsFET18,20
も放熱フィン30に接触していないので、同様に大電力
GaAsFET26からの熱が伝達されない。
【0011】図2は本発明の第2の実施例を表わす図で
ある。図には大電力GaAsFET26の近傍のみが示
されている。他の部分は図1と同様である。本実施例に
おいては、コの字型金属ブロック42の裏側には広さが
それよりも多少広いだけの放熱フィンが取り付けられ、
大電力GaAsFET26だけの放熱を行なう。図3は
本発明の第3の実施側を表わす図であり、図2のコの字
型金属ブロック42および放熱フィン60をフィン付ブ
ロック62に一体化したものである。
【0012】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
発熱量の大きいデバイスとそれよりも発熱量の小さいデ
バイスとを含んで構成される高周波回路装置であって、
発熱量の大きいデバイスで発生した熱が他のデバイスへ
影響を与えることがなく、かつ、加工・組立が容易な高
周波回路装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を表わす図である。
【図2】本発明の第2の実施例を表わす図である。
【図3】本発明の第3の実施例を表わす図である。
【図4】従来のマイクロ波高出力増幅器を表わす図であ
る。
【符号の説明】
10…接地導体 12…回路パターン 14…マイクロストリップ線路基板 16…入力コネクタ 18,20…小電力GaAsFET 22…MICサーキュレータ 24…中電力GaAsFET 26…大電力GaAsFET 28…出力コネクタ 30…放熱フィン 40…金属枠 42,46,50…コの字型金属ブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの第1の半導体デバイス
    と、該第1の半導体デバイスよりも動作中の発熱量の小
    さい少なくとも1つの第2の半導体デバイスと、裏面に
    接地導体を有し表面にストリップ線路導体を有して該第
    1および第2の半導体デバイスとともに高周波回路を形
    成するストリップ線路基板とを具備する高周波回路装置
    において、 前記ストリップ線路基板の接地導体の側から、該第1の
    半導体デバイスの接地電極と該ストリップ線路基板の接
    地導体とに電気的に接続されるように固定される第1の
    導体ブロックと、 前記ストリップ線路基板の接地導体の側から、該第2の
    半導体デバイスの接地電極と該ストリップ線路基板の接
    地導体とに電気的に接続されるように固定される第2の
    導体ブロックと、 該第1の導体ブロックとの間で熱的に結合され、該第2
    の導体ブロックとの間では熱的に絶縁され、該第1の導
    体ブロックとの熱的結合面の反対側の面に表面積の大き
    い放熱面を有する放熱器とを具備することを特徴とする
    高周波回路装置。
  2. 【請求項2】 前記ストリップ線路基板の裏面と前記放
    熱器の熱的結合面とはほぼ平行になるように配置され、
    前記第1の導体ブロックが該放熱器の熱的結合面に接触
    するように配置されたとき前記第2の導体ブロックが該
    熱的結合面と熱的に絶縁されるように、該第2の導体ブ
    ロックは該第1の導体ブロックよりも薄い厚みを有する
    請求項1記載の高周波回路装置。
  3. 【請求項3】 前記放熱器の熱的結合面は前記第1の導
    体ブロックの下方を占め、前記第2の導体ブロックの下
    方を占めない広さを有する請求項1記載の高周波回路装
    置。
JP3319140A 1991-12-03 1991-12-03 高周波回路装置 Withdrawn JPH05160587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3319140A JPH05160587A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 高周波回路装置

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JP3319140A JPH05160587A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 高周波回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05160587A true JPH05160587A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18106896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3319140A Withdrawn JPH05160587A (ja) 1991-12-03 1991-12-03 高周波回路装置

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JP (1) JPH05160587A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6097600A (en) * 1998-01-23 2000-08-01 Alps Electric Co., Ltd. Electric device
KR100454544B1 (ko) * 2002-05-24 2004-11-03 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 고주파 회로 및 그 제조 방법

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6097600A (en) * 1998-01-23 2000-08-01 Alps Electric Co., Ltd. Electric device
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311