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JPH05158152A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

Info

Publication number
JPH05158152A
JPH05158152A JP3339842A JP33984291A JPH05158152A JP H05158152 A JPH05158152 A JP H05158152A JP 3339842 A JP3339842 A JP 3339842A JP 33984291 A JP33984291 A JP 33984291A JP H05158152 A JPH05158152 A JP H05158152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
liquid
filter
container
transparent container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3339842A
Other languages
English (en)
Inventor
Sayoko Amano
佐代子 天野
Takeshi Sekiguchi
威 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3339842A priority Critical patent/JPH05158152A/ja
Publication of JPH05158152A publication Critical patent/JPH05158152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源手段からの光束の熱を吸収する熱吸収フ
ィルターの高温化を防止し被照射体を良好に照明するこ
とができる照明装置を得ること。 【構成】 光源手段2からの光束を熱吸収フィルター4
と集光レンズ5を介して被照射体12に導光し、照明す
る際、該熱吸収フィルターを液体3を入れた透明容器1
1内に液浸し、該熱吸収フィルターが吸収した熱を該液
体に放出するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置に関し、例えば
被照射体として液晶に表示された画像を高輝度光源から
の光束で照明し、スクリーン面上に投影する場合等に好
適な照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりプロジェクター等における照明
装置では被投影物体(被照射体)を光源からの光束で照
明する際には光源からの光束を熱吸収フィルターを介し
て熱線をカットした光束で照明するようにしている。
【0003】例えば、液晶に表示された画像を投影する
液晶プロジェクターでは光源として強出力のハロゲンラ
ンプ等を用いることが多い。このため、光源から放射さ
れた熱(熱線)により液晶パネルが昇温し機能が変化し
たり、全反射ミラーやダイクロイックミラー、そして投
影系等の光学性質が変化してくる場合があった。
【0004】この為、例えば光源とダイクロイックミラ
ーとの間に所定の厚さの熱吸収フィルターを配置して熱
線を吸収し、それ以降の光学要素の高温化を防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に熱吸収フィルタ
ーを用いれば光源から放出された光束のうちから熱を吸
収することができるので、その以降の光学要素に入射す
る熱を少なくすることができる。
【0006】しかしながら、熱吸収フィルターが熱を多
く吸収すると熱吸収フィルター自身の温度が高くなりす
ぎ、熱吸収フィルターが割れたり、光学特性が変化して
きて熱吸収フィルターとしての機能が低下してくるとい
う問題点があった。
【0007】本発明は被照明体を照明する為に強出力の
光源を用いたとき、熱吸収フィルターが多くの熱を吸収
しても熱吸収フィルターの温度が高くならないように
し、熱吸収フィルター以降の光学要素の昇温を効果的に
防止することができる照明装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は光源
手段からの光束を熱吸収フィルターと集光レンズを介し
て被照射体に導光し照明する際、該熱吸収フィルターを
液体を入れた透明容器内に液浸し、該熱吸収フィルター
が吸収した熱を該液体に放出するようにしたことを特徴
としている。
【0009】特に本発明では前記透明容器内の液体を循
環させたことや、前記透明容器の光入射面と光射出面は
平行平面であること等を特徴としている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の照明装置をカラー液晶に表示
された像を投影するカラー液晶プロジェクションに適用
したときの実施例1の要部概略図である。
【0011】同図において、2は光源手段であり、例え
ばハロゲンランプ等の白色光源より成っている。2は凹
面鏡であり、その曲率中心に配置した白色光源2から放
射された光束を反射させて元の光路に戻し、後述する集
光レンズ5側に導光している。4は熱吸収フィルターで
あり、液体3を入れた透明容器11内に液浸している。
【0012】熱吸収フィルター4は平行平面板より成
り、照明系の光軸L1に対して略垂直に維持されてい
る。そして熱吸収フィルター4は白色光源2から放射さ
れた光束のうち熱線(赤外線)を吸収し、昇温したとき
はその熱を液体3に放出している。
【0013】透明容器11の入射面11aと射出面11
bは互いに平行平面となっている。透明容器11の上部
には放熱部(フィン)19が設けられており、表面積を
増加させて液体3の熱を外部に放出している。
【0014】18はファンであり、透明容器11の上部
の放熱部19を冷却している。透明容器11はこのよう
な構成により昇温した液体3を対流させて熱を外部に放
出し高温となった熱吸収フィルター4を効果的に冷却し
ている。
【0015】5は集光レンズであり、熱吸収フィルター
4と透明容器11の液体3を通過した光束を略平行光束
として射出している。
【0016】12a,12b,12cは各々赤用、緑
用、青用の液晶表示素子である。13a,13bは各々
反射ミラー、14は赤反射ダイクロイックミラーで、赤
用の液晶表示素子12aを反射ミラー13aを介して照
明している。15は緑反射ダイクロイックミラーで緑用
の液晶表示素子12bを照明している。
【0017】青用の液晶表示素子12cは赤反射ダイク
ロイックミラー14と緑反射ダイクロイックミラー15
を通過した青色光で照明される。16は青反射ダイクロ
イックミラーである。17は投影レンズである。
【0018】本実施例では白色光源2からの白色光を透
明容器11内の液体3と熱吸収フィルター4を介して熱
を除去した白色光として集光レンズ5で集光している。
そして集光レンズ5からの白色光をダイクロイックミラ
ー(14,15,16)で赤、緑、青の色光に色分解
し、これら赤、緑、青の各色光により各々赤、緑、青用
の液晶表示素子(12a,12b,12c)を照明し、
これらの各色光に基づく液晶表示素子(12a,12
b,12c)の像を投影レンズ17によりスクリーン面
(不図示)上に重ねて投影し、カラー画像を得ている。
【0019】本実施例ではこのような構成により、高輝
度の白色光源2を用いたときでも熱吸収フィルター4で
熱を吸収したときの熱吸収フィルターの高温化を防止し
つつ、熱を効果的に吸収している。
【0020】これにより熱吸収フィルター4以降の集光
レンズ5やダイクロイックミラー(14,15,1
6)、そして液晶表示素子(12a,12b,12c)
等の光学要素の高温化を防止しつつ、光学性能を良好に
維持している。
【0021】図2は本発明の照明装置の透明容器11付
近の要部概略図である。
【0022】本実施例では透明容器11の上部にパイプ
状の流水部22を設けている。そして透明容器11の一
部に設けたポンプ21で液体3を強制的に流水部22に
通して循環させている。これにより流水部22の表面か
ら熱を放出し、透明容器11内の液体3を効果的に冷却
している。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く各要素を構成
することにより被照明体を照明する為に強出力の光源を
用いたとき、熱吸収フィルターが多くの熱を吸収しても
熱吸収フィルターの温度が高くならないようにし、熱吸
収フィルター以降の光学要素の昇温を効果的に防止する
ことができる照明装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置をカラー液晶プロジェクター
に適用したときの実施例1の要部概略図
【図2】本発明の照明装置に用いる透明容器の他の実施
例の要部概略図
【符号の説明】
1 凹面鏡 2 光源手段 3 液体 4 熱吸収フィルター 5 集光レンズ 11 透明容器 12a,12b,12c 液晶表示素子 13a,13b 反射ミラー 14 赤反射ダイクロイックミラー 15 緑反射ダイクロイックミラー 16 青反射ダイクロイックミラー 17 投影レンズ 18 ファン 19 フィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束を熱吸収フィルター
    と集光レンズを介して被照射体に導光し照明する際、該
    熱吸収フィルターを液体を入れた透明容器内に液浸し、
    該熱吸収フィルターが吸収した熱を該液体に放出するよ
    うにしたことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記透明容器内の液体を循環させたこと
    を特徴とする請求項1の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記透明容器の光入射面と光射出面は平
    行平面であることを特徴とする請求項1の照明装置。
JP3339842A 1991-11-27 1991-11-27 照明装置 Pending JPH05158152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339842A JPH05158152A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339842A JPH05158152A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05158152A true JPH05158152A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18331335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3339842A Pending JPH05158152A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05158152A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5772300A (en) * 1995-10-18 1998-06-30 Sony Corporation Liquid crystal panel and liquid crystal projector
US5803566A (en) * 1996-04-17 1998-09-08 Hitachi, Ltd. Projection type liquid crystal display device
JP2008217041A (ja) * 2008-06-02 2008-09-18 Necディスプレイソリューションズ株式会社 投射型表示装置および液晶ユニットの冷却方法
US7556383B2 (en) 2005-03-17 2009-07-07 Nec Viewtechnology, Ltd. Projection display apparatus using liquid cooling and air cooling

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